JP2015049489A5 - - Google Patents

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この正電圧出力状態において、タイミングt11で負の制御信号CNTN(波形A3)がコントローラ300から電圧供給部13に供給される。ここで負の制御信号CNTNのパラメータは、周波数13kHz,デューティ比90%,振幅3.3Vである。このとき、負のトランスT11の一次側電圧Vi_n(波形A4)は0Vから所定の時定数を伴って22Vに立ち上がる。一次側電圧Vi_nの立ち上り時定数は、電解コンデンサC12への充電時間などによって決まる。負バイアス回路201を急速に立ち上げるため、負のトランスT11の一次側電圧Vi_nとして、ターゲット値である第2の値(18V)が最初には使用されない。その代わり、より絶対値の高い出力電圧が得られる第1の値(22V)となるように、演算部301はPWM生成部304に対して負の制御信号CNTNを設定する。第の値(18V)は、最終的な目標電圧(−1kV)に対応しており、第1の値(22V)は、最終的な目標電圧よりも絶対値の大きな電圧(−2kV)に対応している。このように、一次側電圧Vi_nを第2の値よりも大きな第1の値に設定することで、VOUTを高速に変化させることが可能となる。ただし、この場合、アンダーシュートが発生しやすくなるため、途中で、第1の値(22V)から第2の値(18V)に切り替えられる。
タイミングt12で、トランスT11の一次側の電解コンデンサC12が十分に充電され、一次側電圧Vi_nが22Vで安定する。タイミングt11からタイミングt12までの時間は、電解コンデンサC12が十分に充電される充電時間以上となるように予め決定されており、記憶部302に記憶されている。演算部301はカウンタ303を用いて各タイミングを管理する。タイミングt12で、コントローラ300は、正バイアス回路202を停止させると同時に、負バイアス回路201に出力を開始させる。まず、正の制御信号CNTPと正のクロック信号CLKPが停止する。それと同時に、負のクロック信号CLKNがコントローラ300から周波数50kHz,デューティ比25%,振幅3.3Vで供給される(波形A5)。負のクロック信号CLKNは、この時点では”H”となっているチョッピング信号CHP(波形A6)とAND回路IC14が合成されて生成される。そのため、合成クロック信号NCLKには負のクロック信号CLKNがそのまま生成され出力される(波形A7)。合成クロック信号NCLKの入力によって、負のトランスT11が動作し、出力端子電圧VOUTは+4kVから降下し始める。出力端子電圧VOUTの降下の時定数は、負の整流部12がもつ時定数や、正の整流部22に含まれる平滑用の高圧コンデンサC24に残った残留電荷や負荷8の容量成分に残った残留電荷などに依存する。これに同期して、検知電圧Vsnsも降下する(波形A8)。なお、この時点で検知電圧Vsnsと、負の基準電圧VN_REF(ここでは0.7Vとする)の関係は、Vsns > VN_REFのままである。
さらに、実施例1では、負荷8に対して供給される電圧が正バイアスから負バイアスへ遷移する期間において、クロック信号が間引かれる。たとえば、検知電圧Vsnsが基準電圧VN_REFに達すると、合成部16がクロック信号の間引きを開始する。つまり、合成部16がクロック信号CLKNをチョッピングしてクロック信号が間引かれる。間引かれたクロック信号に応じてFET Q13がトランスT11をスイッチングすることによって負バイアスが目標電圧(0V,−1kV)に維持される。これにより、安定した出力電圧の制御が実現される。なお、合成部16は、クロック信号の間引き量を可変制御してもよい。たとえば、間引き量が徐々に削減されてもよい。なお、間引き量はコントローラ300の演算部301によって合成部16に指示されてもよい。
タイミングt24で、カウンタ303のカウント値が10msecになる(図11中の矢印で示した期間)。演算部301は、カウント値が10msecになったことを認識すると、負のクロック信号CLKNの間引きを開始する。たとえば、負のクロック信号CLKNのデューティ比を25%から0%に変更される。これにより、出力端子電圧VOUTは目標値である−1kV付近で一旦降下が止まるが、まだ安定した出力状態ではない。そのため、タイミングt24以降で、演算部301は、クロック生成部305を制御し、負のクロック信号CLKNのデューティ比を0%から25%に徐々に回復していく。この負のクロック信号CLKNのデューティ比の回復シーケンスについても、正バイアスの出力電圧値に応じて予め複数の回復シーケンスが記憶部302に記憶されていてもよい。演算部301は、環境状態または正バイアスの出力電圧値にとって最も適している回復シーケンスを記憶部302から読み出して実行してもよい。これにより精度の負バイアスの制御が可能になろう。
画像形成装置において二次転写を良好に実行するためには、十分な転写電流をシートに流すことが重要である。転写電流は、画像形成装置が設置される環境(雰囲気)や、中間転写ベルトの抵抗値、二次転写ローラの抵抗値、シートの種類等に応じて変化するため、それに応じて二次転写電圧の値を変化させる必要がある。そのため、出力設定電圧Vc_pの値は、コントローラ300から供給される制御信号CNTPによって変更可能となっている。この出力設定電圧Vc_pの値を変化させることで、出力端子7の出力端子電圧VOUTを、たとえば、0Vから+4kVまでの範囲で制御することができる。出力設定電圧Vc_pの値を変更する方法としては、たとえば、コントローラ300から出力された信号を整流平滑して出力設定電圧Vc_pとして用いる方法がある。あるいは、コントローラ300から出力されたデジタルデータ信号を、DAコンバータを介してアナログ値へ変換して出力設定電圧Vc_pとする方法が採用されてもよい。図2は前者の回路を示している。
W13は、出力端子電圧VOUTを+1kVから−1kVに切り替えて出力する場合(電位差レベル“中”に相当する)の出力端子電圧VOUTの変化を示す波形である。なお、W13では、Table2を用いて補正された一次側電圧Vi_nである11.67V(=6.67V+5V)が使用されている。W13が示すように、所望の切り換え完了タイミングまでにオーバーシュートすることなく出力端子電圧VOUTが目標電圧値である−1kVに制御されている。なお、負バイアスから正バイアスに切り換える場合にも、同様の方法でオーバーシュートを抑えつつ、所望の切り換え完了タイミングに間に合うように、切り替えを高速化できる。
本発明は、たとえば、第1極性の直流電圧を出力する第1電源部と前記第1極性とは異なる第2極性の直流電圧を出力する第2電源部とを有し、前記第1電源部からの前記第1極性の直流電圧または前記第2電源部からの前記第2極性の直流電圧を選択的に負荷に供給する電圧発生装置であって、
前記負荷に供給する電圧を前記第2極性の直流電圧から前記第1極性の直流電圧に切り替える際に、前記第1電源部のトランスの一次側に供給される電圧である一次側電圧を前記第1極性の直流電圧の目標値に応じて決定する電圧決定手段と、
少なくとも前記第2極性の直流電圧と前記第1極性の直流電圧との電位差に応じて前記一次側電圧の補正値を決定する補正値決定手段と、を有し、
前記第1電源部は、前記補正により補正された前記一次側電圧を前記トランスの一次側に印加して前記第1極性の直流電圧を生成することを特徴とする。

Claims (2)

  1. 第1極性の直流電圧を出力する第1電源部と前記第1極性とは異なる第2極性の直流電圧を出力する第2電源部とを有し、前記第1電源部からの前記第1極性の直流電圧または前記第2電源部からの前記第2極性の直流電圧を選択的に負荷に供給する電圧発生装置であって、
    前記負荷に供給する電圧を前記第2極性の直流電圧から前記第1極性の直流電圧に切り替える際に、前記第1電源部のトランスの一次側に供給される電圧である一次側電圧を前記第1極性の直流電圧の目標値に応じて決定する電圧決定手段と、
    少なくとも前記第2極性の直流電圧と前記第1極性の直流電圧との電位差に応じて前記一次側電圧の補正値を決定する補正値決定手段と、を有し、
    前記第1電源部は、前記補正により補正された前記一次側電圧を前記トランスの一次側に印加して前記第1極性の直流電圧を生成することを特徴とする電圧発生装置。
  2. トナー像を像担持体からシートに転写する転写手段と、
    前記転写手段に転写電圧またはクリーニング電圧を印加する印加手段と
    を有し、
    前記印加手段として、請求項1ないし9のいずれか1項に記載の電圧発生装置が用いられ、前記印加手段は前記第1極性の直流電圧を前記クリーニング電圧として前記転写手段に印加し、前記第2極性の直流電圧を前記転写電圧として前記転写手段に印加することを特徴とする画像形成装置。
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