JP2015047797A - 用紙処理装置及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】中綴じ部及び角背成形部を有した用紙処理装置又は画像形成システムにおいて、綴じ針の汚れにより中綴じ冊子を汚すことを防止する。
【解決手段】用紙処理装置300に、中綴じ部320の打針部322において綴じ針12a,12bから汚れを除去する清掃手段(清掃部材322a,322b、図18)や、角背成形の成形部材(成形ローラー363a)が中綴じ冊子の背に押圧される前に前記背に打針された綴じ針から汚れを除去する清掃手段(第1押さえ部333、清掃部材333e2、図17)、角背成形処理により前記背に打針された綴じ針から成形部材363aの押圧面363a1に移った汚れを、当該汚れが付着した当該押圧面上の部位が再び前記背に押圧される前に除去する清掃手段(成形ローラー363a、清掃部材363b2、図9)が設けられる。
【選択図】図9

Description

本発明は、用紙処理装置及び画像形成システムに関する。
従来、中綴じ冊子の折り目部(背部)を角型形状(コの字型)に整形する角背成形部(スクエアホールド部)を備えた用紙処理装置が知られる。角背成形処理には、背を平坦化する処理が含まれる。
例えば特許文献1に記載されるように、背を成形ローラーの周面(押圧面)で押圧しながら走らせることで背を平坦化する。このように背を平坦化するために、背を成形ローラーで押圧しながら走らせる押圧ローラー走査式が採られることがあった。
特開2007−136867号公報
ところで、中綴じ冊子の背を平坦化するために、背の長さ(冊子縦寸法)より長い平面状の押圧面を有した成形部材を用意し、当該成形部材の押圧面で背の全面を同時に押圧して成形する全面同時押圧式も採り得る。
全面同時押圧式に対して押圧ローラー走査式によれば、冊子の背の局所を押圧するので押圧荷重が比較的小さくて済むとともに小さなローラーを移動させればよいから、装置の小型化、低コスト化等の点で有利である。
しかし、押圧ローラー走査式を採用し、中綴じ冊子の背を成形ローラーで押圧しながら走らせる場合、中綴じの綴じ針が背に露出しているから、この綴じ針に成形ローラーが接触することになる。このとき綴じ針が汚れていると、その汚れを綴じ針から成形ローラーを介して中綴じ冊子の背に転写するようにして付着させてしまい、中綴じ冊子の仕上がり品質が低下するという問題がある。
全面同時押圧式によれば、一つの中綴じ冊子に対する処理で綴じ針の汚れをその中綴じ冊子の背に移してしまうおそれは低い。しかしながら、全面同時押圧式によっても、押圧により綴じ針の汚れが周囲に広がるおそれや、綴じ針の汚れが成形部材の押圧面に付着保持され、その後に処理にされる冊子を汚すおそれがあり、後者にあっては綴じ針の位置が変わるとそのおそれが高まる。
本発明は以上の従来技術における問題に鑑みてなされたものであって、中綴じ部及び角背成形部を有した用紙処理装置又は画像形成システムにおいて、綴じ針の汚れにより中綴じ冊子を汚すことを防止することを課題とする。
以上の課題を解決するための請求項1記載の発明は、用紙を重ね合わせ、打針部から綴じ針を打針して中綴じ冊子とする中綴じ処理を行う中綴じ部と、
前記中綴じ冊子の背を成形部材により押圧して角背成形処理を行う角背成形部とを備え、
前記綴じ針の汚れを除去して当該汚れが前記中綴じ冊子に付着することを防止する清掃手段が設けられた用紙処理装置である。
請求項2記載の発明は、前記清掃手段は、前記打針部において前記綴じ針から汚れを除去するものである請求項1に記載の用紙処理装置である。
請求項3記載の発明は、前記清掃手段は、前記成形部材が前記背に押圧される前に前記背に打針された前記綴じ針から汚れを除去するものである請求項1に記載の用紙処理装置である。
請求項4記載の発明は、前記清掃手段は、前記角背成形処理により前記背に打針された前記綴じ針から前記成形部材の押圧面に移った汚れを、当該汚れが付着した当該押圧面上の部位が再び前記背に押圧される前に除去するものである請求項1に記載の用紙処理装置である。
請求項5記載の発明は、前記清掃手段は、前記汚れを拭い取る清掃部材を備えてなる請求項1から請求項4のうちいずれか一に記載の用紙処理装置である。
請求項6記載の発明は、用紙に対して画像を形成する画像形成装置と、
前記画像形成装置に接続され、前記画像形成装置により画像が形成された用紙に対し、前記中綴じ処理及び前記角背成形処理を実行する請求項1から請求項5のうちいずれか一に記載に用紙処理装置と、
を備えたことを特徴とする画像形成システムである。
本発明によれば、中綴じ部及び角背成形部を有した用紙処理装置又は画像形成システムにおいて、中綴じ冊子の背に打針された綴じ針の汚れにより中綴じ冊子を汚すことを防止することができる。
画像形成システムの全体構成を示す概略模式図である。 用紙処理装置の中綴じ処理部及び搬送部の構成の一例を示す斜視図である。 搬送部の構成の一例を示す図である。 搬送部のバッファ鞍の構成を説明するための図である。 用紙処理装置のクランプ部、小口断裁部、角背成形部の構成の一例を示す図である。 角背成形部の構成の一例を示す図である。 角背成形部の構成の一例を示す図である。 角背成形部の構成の一例を示す図である。 角背成形に係る成形ローラーを含んだ押圧走査ユニットの構成の一例を示す図である。 角背成形処理された中綴じ冊子の一例を示す斜視図である。 画像形成システムの動作制御に係る主要構成を示すブロック図である。 搬送部による中綴じ冊子の搬送動作を示すフロチャートである。 搬送部の動作について説明するための図である。 搬送部の動作について説明するための図である。 搬送部の動作について説明するための図である。 搬送部の動作について説明するための図である。 図15のB部拡大図である。 打針部の構成の一例を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態である画像形成システム1について説明する。
図1は、画像形成システム1の全体構成を示す概略模式図である。
図1に示すように、画像形成システム1は、画像形成装置100と、中間搬送装置200と、用紙処理装置300と、平綴じ処理装置400と、を有している。
なお、以下の説明において、鉛直方向をZ方向とし、図1に示す画像形成装置100、中間搬送装置200、用紙処理装置300、及び平綴じ処理装置400が互いに接続される方向に沿う方向をX方向とし、X方向及びZ方向に直交する方向をY方向とする。
また、X方向について前側及び後側を付して説明し、Y方向について右側及び左側を付して説明する。ここで、前側は、画像形成システム1における搬送方向の上流側であり、後側は、その下流側である。また、右側は、用紙処理装置300の中折り・中綴じ処理における搬送方向の上流側であり、左側は、その下流側である。
画像形成装置100は、用紙に画像を形成する。
具体的には、画像形成装置100は、例えば、記録媒体として備蓄された用紙を用紙トレイから引き出して搬送する搬送部、ビットマップデータに応じたトナー像を転写ローラー等の一次転写部材に現像する現像部、一次転写部材に現像されたトナー像を転写ドラム150等の二次転写部材に転写する一次転写部、二次転写部材に転写されたトナー像を搬送部により搬送される用紙に転写する二次転写部、転写されたトナー像を用紙に定着させる定着部、及び定着部による定着処理後の用紙を排出する排出部等を備え、用紙に画像を形成する。
また、画像形成装置100は、画像が形成されて排出される用紙を中間搬送装置200に受け渡す。即ち、画像形成システム1は、画像形成装置100から排出される用紙が中間搬送装置200に受け渡されるよう接続されている。
中間搬送装置200は、用紙を一時的に待機させると共に、用紙に対して筋付け及び断裁を施すことの可能な装置である。
具体的には、中間搬送装置200は、例えば、画像形成装置100から搬送された用紙を下降させるように搬送して用紙の紙面をZ方向にほぼ沿わせた状態で一旦停止させて待機させる待機部(スタッカー)、待機中の用紙の位置を整合する整合部、整合された用紙に筋付けを行う筋付け部(クリーサー)、及び筋付けが施された用紙を搬送しながら当該用紙の余白部分を断裁する断裁部(スリッター)等を備える。
即ち、中間搬送装置200は、画像形成装置100から受け渡された用紙を待機部において一旦停止させた状態で整合部により整合を行い、次いで筋付け部により筋付け処理を行った後、筋付けが施された用紙を搬送しながら当該用紙の余白部分を断裁部により断裁する。その後、中間搬送装置200は、断裁部により余白部分の断裁された用紙を用紙処理装置300に受け渡す。
なお、中間搬送装置200は、画像形成装置100から受け渡された用紙に対して、中間搬送装置200による各種の処理の一部又は全部を施さずに用紙処理装置300に受け渡すこともできる。
用紙処理装置300は、用紙を中折り(二つ折り)にする中折り処理、中折りされた用紙を所定枚数重ね合わせて綴じることにより中綴じ冊子を作成する中綴じ処理、中綴じ冊子の小口断裁を行う断裁処理、中綴じ冊子の背表紙を角背成形する角背成形処理等を行う装置である。
具体的には、用紙処理装置300は、例えば、中間搬送装置200から受け渡された用紙をY方向に沿って中折りする中折り部310、中折り部310により中折りされた用紙を重ね合わせ、打針して中綴じ冊子とする中綴じ部320、中綴じ部320により中綴じされた中綴じ冊子を受け取って、水平面内を折り目部と直交する方向(X方向)に搬送する用紙搬送機構330、用紙搬送機構330により搬送された中綴じ冊子の折り目部近傍を挟持して保持するクランプ部340、クランプ部340により保持された中綴じ冊子の小口の断裁処理を行う断裁部350、中綴じ冊子の背表紙の角背成形処理を行う角背成形部360、及び中綴じ冊子を外部に排出する排出部370等が備えられている。
なお、かかる用紙処理装置300は、中間搬送装置200から受け渡された用紙に対して、用紙処理装置300による各種の処理の一部又は全部を施さずに平綴じ処理装置400に受け渡すこともできる。
図2は、中綴じ部320及び用紙搬送機構330の構成の一例を示す斜視図である。また、図3は、用紙搬送機構330のバッファ鞍332の構成を説明するための図である。
また、図4は、用紙搬送機構330の構成の一例を示す斜視図である。なお、図4では、後述する第1押さえ部333が用紙押さえた状態を破線で示している。
また、図5は、用紙処理装置のクランプ部340、断裁部350、角背成形部360の構成の一例を示す図である。
図2に示すように、中綴じ部320は、中折り部310により中折りされた後、その折り目部に沿った方向(Y方向)に搬送されてきた用紙を重ね合わせて集積する鞍掛け部321、鞍掛け部321の上方に設けられた打針部322、及び鞍掛け部321の内部に設けられた受針部323等を備えている。
鞍掛け部321上に所定枚数の用紙が集積されると、その用紙束の折り目部上に打針部322及び受針部323の協働により綴じ針が打ち込まれ、中綴じ冊子が形成される。形成された中綴じ冊子は、鞍掛け部321の右端部(搬送方向上流側の端部)に備えられた整合部324により下流側の用紙搬送機構330に押し出される。
用紙搬送機構330は、中綴じ部320から押し出された中綴じ冊子を折り目部の内側から支持した状態で、X方向の後方から前方に向かって搬送してクランプ部340に受け渡す。
用紙搬送機構330は、支持板Sと、支持板S上をX方向に往復移動する移動鞍ユニットUとを備えている。
支持板Sは、移動鞍ユニットUを支持する板体である。
支持板Sの上面には、移動鞍ユニットUがスライド移動可能に載置されている。
また、支持板S上面の左右両側端部には、X方向に延在した一対の溝カムS1,S1が立設されている。
溝カムS1には、カム溝Mが形成されている。カム溝Mは、溝カムS1の後部から前部にいくにつれて溝カムS1の上部から下部に至る緩やかな曲線形状を呈し、かかるカム溝Mに沿ってカムフォロアー334b2(後述)が移動するようになっている。
移動鞍ユニットUは、支持板S上をX方向に往復移動可能な扁平直方体状の台座部(搬送部)331を備えている。台座部331は、第1駆動部331a(図11参照)の駆動によりX方向にスライド移動する。
かかる台座部331は、バッファ鞍(支持部)332、第1押さえ部333、及び第2押さえ部334を支持している。
バッファ鞍332は、Y−Z平面に沿った板状の部材であり、台座部331の前端部に備えられている。バッファ鞍332は、中綴じ部320から押し出された中綴じ冊子を、その折り目部(綴じ部分)を下から支えるようにして支持する。
図3に示すように、バッファ鞍332の上部には、センサー等の検出部332aが備えられている。かかる検出部332aは、用紙処理制御部505(後述)の制御により、バッファ鞍332に用紙が支持され、第1押さえ部333がその用紙を押さえた後、用紙の検出を行うようになっている。
また、バッファ鞍332の上部には、クランプ部340に中綴じ冊子を受け渡す際に、クランプ部340と当接して退避する退避部332bが備えられている。なお、図3では、退避部332bが退避した状態を二点鎖線で示している。
図4に示すように、第1押さえ部333は、例えば、Z方向に立設された立設部333a、及び立設部333aの上端部から前方に延出した可動部333bを備え、台座部331上面のY方向中央部において、X方向にスライド移動可能となっている。
立設部333aは、第2駆動部333c(図11参照)の駆動により、台座部331上面上をスライド移動する。
可動部333bは、基端部が立設部333aの上端部に回動可能に連結され、先端部は、下方に向かって湾曲し且つ二股に分岐した形状であり、回動した際に、バッファ鞍332に設けられた検出部332aと重ならない位置に当接する形状となっている。
可動部333bは、第3駆動部333d(図11参照)の駆動により、図4の矢印A方向に回動する。
このような第1押さえ部333は、バッファ鞍332に中綴じ冊子が保持されると、台座部331上を立設部333aが前方にスライドし、可動部333bが下方に回動することで、その先端部により中綴じ冊子の折り目部を上方から押さえることができる。
なお、図4では、第1押さえ部333が中綴じ冊子を押さえた状態を二点鎖線で示している。
第2押さえ部334は、例えば、台座部331の後端部において、Y方向に沿って第1押さえ部333を挟む位置に立設される一対のアーム部334a,334a、及び一対のアーム部334a,334aの下端部に設けられた連結部334b,334bを備え、台座部331の前方への移動に伴って一対のアーム部334a,334aが徐々に倒れるように動作するようになっている。
アーム部334aは、第1押さえ部333の立設部333aと略同程度の高さまで起立した起立部と、起立部の上端部から前方に延出した延出部とを備えている。延出部は、中央部から先端部にかけて僅かに上方を向くよう傾斜し、その先端部には、曲面からなる当接部334a1が設けられている。なお、起立部と延出部とは一体となっており、常時同一角度を保っている。
連結部334bは、起立部の下端部に連結された軸部334b1、溝カムS1のカム溝Mに嵌め込まれたカムフォロアー334b2、及びこれらを連結する連結片334b3等を備えている。
これら軸部334b1、カムフォロアー334b2、及び連結片334b3は、常時同一角度を保つよう固定されており、カムフォロアー334b2がカム溝Mに沿って移動すると、これに伴って連結片334b3及び軸部334b1が回転するため、アーム部334aの倒れ角度が変化するようになっている。
このような第2押さえ部334は、台座部331の前方への移動に伴ってアーム部334aが徐々に前方に倒れることで、その先端部の当接部334a1により中綴じ冊子の搬送方向の後ろ側の面を押さえることができる。
図5に示すように、クランプ部340は、断裁部350の上方に設けられている。クランプ部340は、二つの挟持部材341、342を備え、上記のようにして用紙搬送機構330により後方から前方に搬送された中綴じ冊子を挟持する。
ここで、二つの挟持部材341、342のうち前方に位置する挟持部材342側には、第3押さえ部材として、複数(ここでは6本)のガイドワイヤー343がY方向に沿って並列に設けられている。各ガイドワイヤー343は、Z方向に沿って延設され、ほぼ均等な距離毎に平行に設けられる。
ガイドワイヤー343は、用紙搬送機構330により中綴じ冊子が後方から前方に搬送される際に、中綴じ冊子の搬送方向の前側の面に当接する位置に設けられている(図10、11参照)。
従って、用紙搬送機構330により搬送される中綴じ冊子は、前方に進むに従って第2押さえ部334及びガイドワイヤー343により挟まれるため畳まれることとなる。
クランプ部340と断裁部350の間に中綴じ冊子が位置した状態で、クランプ部340が下降することにより、二つの挟持部材341、342は、バッファ鞍332に支持された中綴じ冊子の折り目部近傍を間に挟んで挟持可能な位置に位置決めされる。
そして、クランプ部340が下降してバッファ鞍332の上部に当接し、バッファ鞍332の上部の退避部332bが退避すると、クランプ部340の図示しないリフター板が中綴じ冊子を下方から引っ掛けるように支持して吊り上げ、その状態において、二つの挟持部材341、342が接近するよう移動することにより、中綴じ冊子が挟持される。ここで、バッファ鞍332に退避部332bが設けられていることで、リフター板の動きが邪魔されないようになっている。
二つの挟持部材341、342による中綴じ冊子の挟持後、台座部331(バッファ鞍332)は後方に退避する。
その後、クランプ部340は、Z方向に沿って設けられたガイドレールLに沿って下降することで、中綴じ冊子の小口端部側を断裁部350に進入させることができる。
断裁部350は、断裁挟持部351,352を備え、かかる断裁挟持部351,352の間の隙間に中綴じ冊子の小口を所定位置まで進入させる。そして、断裁刃353が動作して、中綴じ冊子の小口端部が断裁される。これにより、小口端部が不揃いな中綴じ冊子の小口部が切り揃えられる。
角背成形部360は、クランプ部340に搭載されている。
角背成形部360は、保持板361,362、及び成形ローラーにより構成され、保持板361,362により中綴じ冊子を挟持した後、中綴じ冊子の背を成形ローラーにより押圧して角背成形処理を行う。これにより、折り目部に角背が形成される。
中綴じ冊子の背を押圧する成形ローラーは、図5に示す押圧走査ユニット363に備えられている。その詳細が図6から図9に示される。押圧走査ユニット363はY方向に往復移動する。
図6から図9に示すように、押圧走査ユニット363に、回転軸方向をX方向とした成形ローラー363aが備えられている。成形ローラー363aは、X方向の前端及び後端にフランジを備え、そのフランジ間の外周面363a1が中綴じ冊子の背を押圧する押圧面363a1である。保持板361,362による中綴じ冊子の挟持位置の上方に押圧面363a1が配置されており、保持板361,362により中綴じ冊子を挟持した後、図7に示す待機位置から図8に示すように押圧走査ユニット363がY方向に移動することによって、中綴じ冊子の背を成形ローラー363aの押圧面363a1が押圧して角背成形処理を行う。
図9に示すように、押圧走査ユニット363には、成形ローラー363aの押圧面363a1から汚れを除去する清掃手段が構成されている。
この清掃手段は、板バネ363b1と、清掃部材363b2とを備えて構成されている。板バネ363b1は、一端部が押圧走査ユニット363の筐体に固定され、他端部に清掃部材363b2が固定されている。板バネ363b1の弾性力により清掃部材363b2が押圧面363a1に圧接された状態とされている。板バネ363b1及び清掃部材363b2は、成形ローラー363aに対してY方向に隣接し、成形ローラー363aを挟むように一対設けられている。
上述した角背成形処理により中綴じ冊子の背に打針された綴じ針に汚れが付着している場合、次のように、この綴じ針の汚れを除去して当該汚れが中綴じ冊子に付着することを防止する。なお、図10に角背成形処理された中綴じ冊子10を示す。図10において11は背、12は閉じ針である。
すなわち、中綴じ冊子の背を成形ローラー363aの押圧面363a1が押圧する時、成形ローラー363aは、中綴じ冊子の背の上を綴じ針が露出した部分を含めて転動して移動するので、綴じ針の汚れが押圧面363a1に移る。さらに成形ローラー363aが回転することによって押圧面363a1に移った汚れを、清掃部材363b2に接する位置に至らしめ、清掃部材363b2によって拭き取って除去する。汚れが付着した押圧面363a1上の部位が図9において下端部に位置する時、再び背に押圧されるが、その前に清掃部材363b2に接する位置に至らしめ、清掃部材363b2に汚れを拭き取らせる。このようにして、この綴じ針の汚れを除去して当該汚れが中綴じ冊子に付着することを防止する。
本実施形態の角背成形処理においては、押圧走査ユニット363の往復に伴い成形ローラー363aの右回転でも左回転でも押圧成形を行うので、押圧面363a1に移った汚れをすぐに拭き取れるように、図9に示すように左右一対の清掃部材363b2,363b2が設置されている。
綴じ針の汚れの程度や質が様々に変化し得るが、板バネ363b1の弾性力により、清掃部材363b2が押圧面363a1に圧接される圧接力を十分に高くすることができ、汚れを確実に拭い取ることができる。
ここで、「綴じ針の汚れを除去して当該汚れが中綴じ冊子に付着することを防止する」とは、綴じ針の汚れを除去すること、及び、綴じ針から除去した汚れを中綴じ冊子(綴じ針と用紙が含まれる)に再付着させることなく確保することを意味する。
したがって、成形ローラー363aだけでは、「綴じ針の汚れを除去して当該汚れが前記中綴じ冊子に付着することを防止する清掃手段」に相当しない。
なお、以上の説明では、清掃部材を成形ローラー363aの押圧走査ユニット363に設けたが、清掃部材を他の部位に設けてもよい。例えば、押圧走査ユニット363の待機位置に出入りする時に、清掃部材が押圧面363a1に圧接されて清掃されるように、清掃部材を押圧走査ユニット363の待機領域に固定して設置しておくことで実施することが可能である。清掃部材による押圧面363a1の清掃のために待機領域をY方向に長くしてよい。
但し、スペース効率のためには、本実施形態のように清掃部材を角背成形処理に係る成形ローラーの押圧走査ユニットに設けることが好ましい。また、角背成形処理において押圧走査ユニット363が中綴じ冊子の背を押圧しながらY方向に移動する1回の押圧ストロークで押圧面363a1が一周を超えて中綴じ冊子に接触する場合には、成形ローラー363aから中綴じ冊子に汚れが再付着するおそれがあるため、本実施形態のように清掃部材を角背成形処理に係る成形ローラーの押圧走査ユニットに設けることが好ましい。
排出部370は、断裁部350及び/又は角背成形部360により処理された冊子を排出する。
一方、図1に示す平綴じ処理装置400は、複数の用紙の平綴じ処理等を行う。
具体的には、平綴じ処理装置400は、例えば、用紙処理装置300から受け渡された複数の用紙にステープル処理を施すステープル処理部、ステープル処理が施された複数の用紙のうち背表紙と平行な端部を揃えるために当該端部の一部を切り落とす小口断裁を行うページ端断裁部、及び連結された各装置による処理後の用紙を排出する排出部等を備える。
なお、平綴じ処理装置400は、用紙処理装置300から受け渡された用紙に対して、平綴じ処理装置400による各種の処理の一部又は全部を施さずに排出することもできる。
次に、画像形成システム1の動作制御について説明する。
図11は、画像形成システム1の動作制御に係る主要構成を示すブロック図である。
画像形成システム1は、画像形成システム1の動作に係るユーザーの入力操作を受け付け、画像形成システム1の動作に係る表示出力を行う操作表示部501、画像形成システム1全体の動作制御を行う中央制御部502、画像形成装置100の動作制御を行う画像形成制御部503、中間搬送装置200の動作制御を行う中間搬送制御部504、用紙処理装置300の動作制御を行う用紙処理制御部(制御部)505、及び平綴じ処理装置400の動作制御を行う平綴じ処理制御部506を有する。
操作表示部501は、例えば、タッチパネル方式の操作表示装置や各種の入力のためのスイッチ、キー等を有し、ユーザーの入力内容に応じた信号を中央制御部502に送信する。
中央制御部502、画像形成制御部503、中間搬送制御部504、用紙処理制御部505、及び平綴じ処理制御部506はそれぞれ、CPU、RAM、ROM等を有し、処理内容に応じたソフトウェア・プログラムや各種のデータを読み出して実行処理する。
中央制御部502は、操作表示部501を介して入力されたユーザーの入力内容に応じて、画像形成システム1に係る各種の条件の設定を行う。
この設定条件には、例えば、用紙のサイズや画像形成時の色数(例えば、カラー・グレースケール・モノクロ等)、中折りされる用紙枚数、中折り処理におけるニップ圧、中綴じ処理される一部の用紙の枚数、中綴じ処理を行う用紙の種類、サイズ、坪量、中綴じ処理において用紙の折り目部に対して打ち込む綴じ針の数、中綴じ処理において綴じ針を打ち込む位置(綴じ位置)、余白部分となる端部の断裁の実施/非実施、断裁される端部の幅等が含まれる。
そして、中央制御部502は、画像形成制御部503、中間搬送制御部504、用紙処理制御部505、及び平綴じ処理制御部506の各制御部に対して設定内容に応じた処理を施すための命令を出力する。各制御部は、命令に応じてそれぞれの制御対象である装置の動作を制御する。
例えば、中央制御部502は、用紙処理制御部505に対して中折り処理、中綴じ処理、小口断裁処理、角背成形処理等を施すための命令を出力する。
用紙処理制御部505は、これに応じて、中折り部310、中綴じ部320、クランプ部340、断裁部350、及び角背成形部360を制御し、各処理を行う。
このとき、用紙処理制御部505は、用紙搬送機構330を制御し、中綴じ部320からクランプ部340への中綴じ冊子の受け渡しを行う。
ここで、本実施形態における用紙搬送機構330の中綴じ冊子の搬送動作について説明する。
かかる動作は、中央制御部502の出力した命令による用紙処理制御部505の制御によって実行されるものである。
図12は、用紙搬送機構330の中綴じ冊子の搬送動作を示すフロチャートである。図13〜図16は、移動鞍ユニットUの経時変化を示すための模式図である。なお、図13では、溝カムS1の図示を省略している。
先ず、バッファ鞍332が中綴じ冊子を支持した状態となる(図13)と、ステップS11において、用紙処理制御部505は、第1押さえ部333により中綴じ冊子を上方から押さえる(図14)。
具体的には、用紙処理制御部505は、第2駆動部333cを駆動させ、第1押さえ部333の立設部333aを前方にスライド移動させた後、第3駆動部333dを駆動させ、第1押さえ部333の可動部333bを下方に回動させて、中綴じ冊子を上方から押さえる。
次いで、ステップS12において、用紙処理制御部505は、バッファ鞍332上に中綴じ冊子があるか否かを検出する。
具体的には、用紙処理制御部505は、検出部332aを制御して、第1押さえ部333により中綴じ冊子が押さえられた後の所定タイミングで、用紙を検出する。
バッファ鞍332に支持された中綴じ冊子が開いた状態であったり、浮いた状態であったりした場合に検出できない場合があるところ、かかる制御を行うことで、中綴じ冊子が上方から押さえられた状態で検出がなされるので、誤検出が防止されることとなる。
このとき、可動部333bの先端部が二股になっているため、検出部332aと可動部333bが干渉することがなく、誤検出が防止される。
そして、バッファ鞍332上に中綴じ冊子がないと判断した場合には(ステップS12:NO)、用紙処理制御部505は、本処理を終了する。
一方、バッファ鞍332上に中綴じ冊子があると判断した場合には(ステップS12:YES)、続くステップS13において、用紙処理制御部505は、台座部331を前方にスライド移動させる。
具体的に、用紙処理制御部505は、第1駆動部331aを駆動させ、台座部331を前方にスライド移動させる。
台座部331が移動すると、これに伴って、第2押さえ部334のアーム部334aは、徐々に前方に倒れ、アーム部334aの当接部334a1が、中綴じ冊子の搬送方向の後ろ側の面を押さえることとなる。
また、所定距離以上、台座部331が前方に進むと、中綴じ冊子の搬送方向の前側の面がガイドワイヤー343に当接し、中綴じ冊子の搬送方向の前側の面を押さえることとなる。
従って、搬送される中綴じ冊子は、前方に進むに従って第2押さえ部334及びガイドワイヤー343により挟まれ、折り目部の位置を中心に対称な形状を保ったまま、畳まれることとなる(図15)。
次いで、ステップS14において、用紙処理制御部505は、第1押さえ部333を中綴じ冊子から退避させる。
具体的に、用紙処理制御部505は、第3駆動部333dを駆動させ、第1押さえ部333の可動部333bを上方に回動させて、中綴じ冊子から退避させる。
従って、後続過程でクランプ部340が下降しても、第1押さえ部333と干渉することがない。
次いで、ステップS15において、用紙処理制御部505は、クランプ部340により中綴じ冊子を挟持する。
具体的に、用紙処理制御部505は、二つの挟持部材341、342により中綴じ冊子を挟持する(図16)。
このとき、中綴じ冊子は、第2押さえ部334及びガイドワイヤー343により挟まれているため、その対称な形状が崩れない状態にてクランプ部340に受け渡すことができる。
次いで、ステップS16において、用紙処理制御部505は、台座部331を後方に移動させ、元の状態に戻して、本処理を終了する。
以上のように、本実施形態によれば、中央部に折り目部が形成された山形の状態の用紙を下方から支持するバッファ鞍332と、バッファ鞍332に支持された用紙を、折り目部を含む水平面内で当該折り目部と直交する方向に搬送する台座部331と、台座部331による用紙搬送動作を制御する用紙処理制御部505と、を備えた用紙処理装置300において、バッファ鞍332に支持された用紙の折り目部を上方から押さえる第1押さえ部333と、台座部331による用紙搬送時に、進行方向の後側の面から用紙を押さえる第2押さえ部334とを備える。
このため、第1押さえ部333により中綴じ冊子の折り目部を上から押さえるので、搬送速度を落とさなくとも搬送時にバッファ鞍332から用紙が落下するのを防止することができる。
また、中綴じ冊子の折り目部を上からを押さえていたとしても、搬送時には慣性により用紙が浮いてずれる可能性があるところ、第2押さえ部334により進行方向の後ろ側から用紙を押さえるため、そうした用紙ずれを防止することができる。
よって、生産性を落とすことなく、且つ、中綴じ冊子の載置部からの落下や折り目ずれを起こすことなく鉛直姿勢で冊子を搬送することができる。
また、本実施形態によれば、台座部331による用紙搬送時に、進行方向の前側の面から用紙を押さえるガイドワイヤー343を備える。
このため、用紙搬送時に、当該用紙を折り目部を挟んで対称な形状に保つことができる。
また、本実施形態によれば、用紙処理制御部505は、台座部331による用紙搬送の完了位置において、第1押さえ部333を用紙の折り目部から退避させ、第2押さえ部334及びガイドワイヤー343により、用紙を折り目部に対して対称な形状に保持させる。
このため、第1押さえ部333を用紙の折り目部から退避させた後も用紙が折り目部を挟んで対称な形状を維持しているため、用紙のずれのない状態で後続の工程を開始することができる。
また、本実施形態によれば、台座部331により搬送された用紙の小口部を断裁する断裁部350を備える。
このため、用紙ずれのない状態で搬送されてきた用紙に対して、その小口部を断裁することとなるので、小口断裁処理を精度良く実行することができる。
また、本実施形態によれば、台座部331により搬送された用紙の折り目部を平らになるように潰して角型形状に整形する角背成形部360を備える。
このため、用紙ずれのない状態で搬送されてきた用紙に対して、その折り目部を成形することとなるので、角背成形処理を精度良く実行することができる。
また、本実施形態によれば、台座部331により搬送された用紙の折り目部近傍を挟持してバッファ鞍332から持ち上げるクランプ部340を備え、バッファ鞍332には、クランプ部340が用紙を持ち上げる際に、クランプ部340と当接して退避する退避部332bが備えられている。
このため、台座部331からクランプ部340への用紙の受け渡しを円滑に実行することができる。
また、本実施形態によれば、バッファ鞍332は検出部332aを備え、第1押さえ部333は、バッファ鞍332に支持された用紙を、検出部332aと重ならない位置において押さえることの可能な形状であり、用紙処理制御部505は、第1押さえ部333が用紙を押さえた後、検出部332aに用紙の検出を開始させる。
このため、誤検出を防止することができる。
ここで、以上説明した用紙搬送機構330に清掃手段を構成する形態につき説明する。
図15に示すように、第1押さえ部333は中綴じ冊子の背を押さえる。そこで、図17に示すように、第1押さえ部333の可動部333bの先端部333e1に清掃部材333e2を一体的に固定しておく。先端部333e1及び清掃部材333e2をY方向に長く形成し、中綴じ部320によって打針される綴じ針の位置によらず、綴じ針に清掃部材333e2が接触するように設ける。上述した検出部332aによる検出のために、検出部332a上の第1押さえ部333の可動部333bが重なってはいけない領域は、綴じ針が打針されない領域に配置する。
かかる用紙搬送機構330に構成される清掃手段は、上述したステップS11からステップS14実行前までの間において、第1押さえ部333が中綴じ冊子の背を押さえる動作に伴って清掃部材333e2を中綴じ冊子の背に打針されている綴じ針に圧接し、綴じ針に汚れがあればこれを拭い取って除去する。したがって、この清掃手段は、成形部材(成形ローラー363a)が中綴じ冊子の背に押圧される前に、中綴じ冊子の背に打針された綴じ針から汚れを除去する。
なお、角背成形部360の成形部材が中綴じ冊子の背に押圧される前に、中綴じ冊子の背に打針された綴じ針から汚れを除去するものであれば、用紙搬送機構330から独立した構成により実施してもよいことは勿論である。しかし、本実施形態によれば、用紙搬送機構330の第1押さえ部333を利用することで効率的に実施できる。
次に、以上説明した中綴じ部320の打針部322に清掃手段を構成する形態につき説明する。本清掃手段は、打針部322において綴じ針から汚れを除去するものである。
図18に示すように、打針部322に清掃部材322a又は/及び清掃部材322bが設置される。
打針部322の打針するための既存の機能により送り方向Dに沿って綴じ針12aを打針位置へ送る時に、綴じ針12aを清掃部材322aに摺動させて清掃部材322aにより綴じ針12aを拭う。これにより、綴じ針12aに汚れがあればその汚れを清掃部材322aに拭い取って除去し、中綴じ冊子に付着することを防止する。
また、打針部322の打針するための既存の機能により綴じ針12bを打針方向Eへ打ち出す時に、綴じ針12bを清掃部材322bに摺動させて清掃部材322bにより綴じ針12bを拭う。これにより、綴じ針12bに汚れがあればその汚れを清掃部材322bに拭い取って除去し、中綴じ冊子に付着することを防止する。
以上の清掃手段を備えた実施形態によれば、中綴じ部320及び角背成形部360を有した用紙処理装置300又は画像形成システム1において、中綴じ冊子の背に打針された綴じ針の汚れにより中綴じ冊子を汚すことを防止することができる。
上記清掃部材363b2,333e2,322a,322bとしては、汚れの除去性、
保持性等に優れた布地等の部材を適用することが好ましい。これに限定されないが一例としてモケットを挙げることができる。
以上の角背成形部360に構成される清掃手段、用紙搬送機構330に構成される清掃手段、及び打針部322に構成される清掃手段は、いずれか1つ、いずれか2つ又はすべてを実施することができる。
1 画像形成システム
300 用紙処理装置
320 中綴じ部
322 打針部
322a 清掃部材
322b 清掃部材
330 用紙搬送機構
333 第1押さえ部
333e2 清掃部材
334 第2押さえ部
360 角背成形部
363a 成形ローラー
363a1 押圧面(外周面)
363b1 板バネ
363b2 清掃部材
370 排出部
400 平綴じ処理装置
505 用紙処理制御部
502 中央制御部
505 用紙処理制御部

Claims (6)

  1. 用紙を重ね合わせ、打針部から綴じ針を打針して中綴じ冊子とする中綴じ処理を行う中綴じ部と、
    前記中綴じ冊子の背を成形部材により押圧して角背成形処理を行う角背成形部とを備え、
    前記綴じ針の汚れを除去して当該汚れが前記中綴じ冊子に付着することを防止する清掃手段が設けられた用紙処理装置。
  2. 前記清掃手段は、前記打針部において前記綴じ針から汚れを除去するものである請求項1に記載の用紙処理装置。
  3. 前記清掃手段は、前記成形部材が前記背に押圧される前に前記背に打針された前記綴じ針から汚れを除去するものである請求項1に記載の用紙処理装置。
  4. 前記清掃手段は、前記角背成形処理により前記背に打針された前記綴じ針から前記成形部材の押圧面に移った汚れを、当該汚れが付着した当該押圧面上の部位が再び前記背に押圧される前に除去するものである請求項1に記載の用紙処理装置。
  5. 前記清掃手段は、前記汚れを拭い取る清掃部材を備えてなる請求項1から請求項4のうちいずれか一に記載の用紙処理装置。
  6. 用紙に対して画像を形成する画像形成装置と、
    前記画像形成装置に接続され、前記画像形成装置により画像が形成された用紙に対し、前記中綴じ処理及び前記角背成形処理を実行する請求項1から請求項5のうちいずれか一に記載に用紙処理装置と、
    を備えたことを特徴とする画像形成システム。
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