JP6394266B2 - 用紙処理装置及び画像形成システム - Google Patents
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このような用紙処理装置として、例えば、特許文献1には、略三角形状のメイン鞍と称される支持部にて中折りされた用紙の折り目部の劣角の部分を下から支え、その状態でステイプラーにより折り目上に綴じ針を打ち込むことで、折り目部の位置と打針位置とのずれを少なくする構成が提案されている。
かかる装置においては、メイン鞍と隣接してバッファ鞍と称される第2の支持部が設けられ、メイン鞍からバッファ鞍に用紙を搬送することで用紙の姿勢を維持しつつ位置調整を行い、用紙の折り目部の所望の位置に打針することが可能となっている。
通常、このような用紙処理装置においては、メイン鞍及びバッファ鞍に用紙が支持された状態において用紙の折り目が水平方向を向き、ステイプラーは略鉛直面内で移動して用紙に綴じ針を打ち込む。すなわち、ステイプラーは用紙の折り目と垂直な方向から綴じ針を打ち込む。
例えば、図9に示すように、メイン鞍よりバッファ鞍の頂点位置が高いと、メイン鞍およびバッファ鞍に支持された状態の用紙の折り目が水平方向に対して傾斜してしまう。この場合、ステイプラーが折り目部と垂直でない方向から綴じ針を打ち込むこととなり、綴じ針が用紙を貫通する際の貫通抵抗が大きくなり、ステイプラーへの負荷が大きくなってしまう。また、用紙が厚紙である場合や、普通紙でも枚数が多い場合には、さらに貫通抵抗が大きくなり、用紙に綴じ針を打ち込む際に綴じ針が座屈してしまう場合があった。
本発明の一の態様によれば、
用紙処理装置は、
折り目部が形成された山形の状態の用紙の前記折り目部を下方から支持する第1支持部と、
用紙の搬送方向に沿って、前記第1支持部に隣接して設けられ、前記第1支持部から搬送された用紙を前記第1支持部と共に下方から支持する第2支持部と、
前記第1支持部から前記第2支持部に向けて用紙を徐々に搬送しつつ、前記第1支持部に支持された用紙の前記折り目部を挟持して当該折り目部上の複数個所を順次打針する用紙処理を行う用紙処理部と、
前記用紙処理部により用紙処理する際に、用紙条件によって前記第2支持部を下方に退避させ、打針時に前記第1支持部を下方に退避させる高さ調整部と、
を備えることを特徴とする。
画像形成システムにおいて、
用紙に対して画像を形成する画像形成装置と、
前記画像形成装置に接続され、前記画像形成装置により画像が形成された後に折り目部が形成された山形の状態の用紙の前記折り目部を下方から支持し、当該折り目部を挟持して用紙処理する上記用紙処理装置と、
を備えたことを特徴とする。
以下、図面を参照しつつ、本発明の第1実施形態における画像形成システム1について説明する。
画像形成システム1は、画像形成装置100と、中間搬送装置200と、用紙処理装置300と、平綴じ処理装置400と、を有している。
なお、以下の説明において、鉛直方向をZ方向とし、図1に示す画像形成装置100、中間搬送装置200、用紙処理装置300、及び平綴じ処理装置400が互いに接続される方向に沿う方向をX方向とし、X方向及びZ方向に直交する方向をY方向とする。
また、X方向について前側及び後側を付して説明し、Y方向について右側及び左側を付して説明し、Z方向について上側及び下側を付して説明する。ここで、前側は、画像形成システム1における搬送方向の上流側であり、後側は、その下流側である。また、右側は、用紙処理装置300の中折り・中綴じ処理における用紙搬送方向の上流側であり、左側は、その下流側である。
具体的には、画像形成装置100は、例えば、記録媒体として備蓄された用紙を用紙トレイから引き出して搬送する搬送部、ビットマップデータに応じたトナー像を転写ローラー等の一次転写部材に現像する現像部、一次転写部材に現像されたトナー像を転写ドラム150等の二次転写部材に転写する一次転写部、二次転写部材に転写されたトナー像を搬送部により搬送される用紙に転写する二次転写部、転写されたトナー像を用紙に定着させる定着部、及び定着部による定着処理後の用紙を排出する排出部等を備え、用紙に画像を形成する。
また、画像形成装置100は、画像が形成されて排出される用紙を中間搬送装置200に受け渡す。即ち、画像形成システム1は、画像形成装置100から排出される用紙が中間搬送装置200に受け渡されるよう接続されている。
具体的には、中間搬送装置200は、例えば、画像形成装置100から搬送された用紙を下降させるように搬送して用紙の紙面をZ方向にほぼ沿わせた状態で一旦停止させて待機させる待機部(スタッカー)、待機中の用紙の位置を整合する整合部、整合された用紙に筋付けを行う筋付け部(クリーサー)、及び筋付けが施された用紙を搬送しながら当該用紙の余白部分を断裁する余白断裁部(スリッター)等を備える。
即ち、中間搬送装置200は、画像形成装置100から受け渡された用紙を待機部において一旦停止させた状態で整合部により整合を行い、次いで筋付け部により筋付け処理を行った後、筋付けが施された用紙を搬送しながら当該用紙の余白部分を余白断裁部により断裁する。その後、中間搬送装置200は、余白断裁部により余白部分の断裁された用紙を用紙処理装置300に受け渡す。
なお、中間搬送装置200は、画像形成装置100から受け渡された用紙に対して、中間搬送装置200による各種の処理の一部又は全部を施さずに用紙処理装置300に受け渡すこともできる。
具体的には、用紙処理装置300は、例えば、中間搬送装置200から受け渡された用紙をY方向に沿って中折りする中折り部310、中折り部310により中折りされた用紙を重ね合わせ、打針して中綴じ冊子とする中綴じ部320、中綴じ部320により中綴じされた中綴じ冊子を受け取って、水平面内を折り目部と直交する方向(X方向)に搬送する用紙搬送部360、用紙搬送部360により搬送された中綴じ冊子の折り目部近傍を挟持して保持するクランプ部370、クランプ部370により保持された中綴じ冊子の小口の断裁処理を行う小口断裁部380、及び中綴じ冊子を外部に排出する排出部390等が備えられている。
なお、かかる用紙処理装置300は、中間搬送装置200から受け渡された用紙に対して、用紙処理装置300による各種の処理の一部又は全部を施さずに平綴じ処理装置400に受け渡すこともできる。また、上記構成の他にも、例えば、中綴じ冊子の背表紙を角背成形する角背成形部等を備えた構成としても良い。
画像形成装置100から受け渡された用紙は、当該用紙のX方向の中央部が折りナイフに対向することとなる位置まで搬送される。すると、折りナイフは、一対の中折りローラーの間に進入し、用紙をニップ部に押し込む動作を行う。これにより、用紙は、折りナイフとの当接位置においてY方向に沿った折り目部が形成された状態に中折りされる。即ち、用紙は、折り目部が上側でその両端の小口が下側となる所謂山折り形状(山形の状態の用紙)となる。
こうして中折りされた用紙は、図示しない搬送部により折り目部に沿った方向(Y方向)に搬送され、中綴じ部320に到達する。
鞍掛け部331には、形成しようとする冊子の最内側の頁にあたる用紙を最下面として、1冊の冊子を形成する用紙が中折り処理が完了する都度排出され、新たな用紙が順次載置されていく。
鞍掛け部331の左端側上部には、当該鞍掛け部331の内部に設けられた受針部350の上部を露出させる切り欠き部331aが形成されている。
なお、先端側整合部332のY方向の位置は、鞍掛け部331上に集積される用紙のサイズや、当該用紙に対して綴じ針を打ち込む綴じ位置に応じて適宜設定される。
この打ち込み部341は、2つの押さえ部342,342が下降した後に下降し、用紙の頂部稜線上(折り目部上)に綴じ針を打ち出す。
具体的に、支持部352,352は、例えば、Y−Z平面に沿うよう配設された板状部材などであって、当該支持部352,352を上方に突出させる方向に付勢するバネ部材(弾性部材)352aにより支持されており、押さえ部342,342が下降した際に、押さえ部342,342からの押圧により下方に退避するようになっている。このように、バネ部材352aは、中綴じ処理の際に、支持部352,352の高さを調整する高さ調整部として機能している。
例えば、用紙の折り目部上の複数個所(例えば2箇所)に打針する場合、まず、用紙は、搬送方向下流側の綴じ位置と打ち込み部341とが対向する位置に位置決めされ、打針される。その後、用紙は、後端側整合部333により下流側に押されて、鞍掛け部331上を搬送方向下流側に搬送され、搬送方向上流側の綴じ位置と打ち込み部341とが対向する位置に位置決めされ、打針される。
即ち、用紙の折り目部上の複数個所に打針する場合、用紙は、鞍掛け部331上を搬送方向下流側に徐々に搬送されつつ、所定の綴じ位置に綴じ針が打ち込まれていく。
また、用紙搬送部360は、全ての綴じ位置に綴じ針の打ち込みが終わって鞍掛け部331から完全に押し出された用紙(中綴じ冊子)を、折り目部の内側から支持した状態で、X方向の後方から前方に向かって搬送してクランプ部370に受け渡す。
バッファ鞍Uは、Y−Z平面に沿った板状の部材であり、中綴じ部320から搬送されてきた中綴じ冊子を鞍掛けし、その折り目部を下から支えるようにして支持する。
バッファ鞍Uの右側部には、鞍掛け部331上を搬送されてきた中綴じ冊子を支持する第2支持部361が備えられている。第2支持部361は、支持部352,352に用紙の搬送方向に沿って隣接して設けられている。
第2支持部361は、Y−Z平面に沿うよう配設された板状部材であり、X方向の幅が支持部352,352と同程度に設定されている。
第2支持部361は、当該第2支持部361を上方に突出させる方向に付勢する、高さ方向に伸縮可能なバネ部材(弾性部材)361aにより支持されており、中綴じ冊子を支持した際に、中綴じ冊子の重みにより下方に退避可能となっている。即ち、バネ部材361aは、中綴じ処理の際に、第2支持部361の高さを調整する高さ調整部として機能している。
第2支持部361を支持するバネ部材361aは、支持部352を支持するバネ部材352aと同一のバネ力、即ちバネ定数が同一のものを用いても良いが、中綴じ処理時に用紙の姿勢を略水平に維持可能な観点から、支持部352のバネ部材352aよりも弱いバネ力、即ちバネ定数が低いものを用いることが好ましい。
クランプ部370は、小口断裁部380の上方に設けられており、Z方向に沿って設けられたガイドレール(図示省略)に沿って下降することで、中綴じ冊子の小口端部側を小口断裁部380に進入させることができる。
具体的には、平綴じ処理装置400は、例えば、用紙処理装置300から受け渡された複数の用紙にステープル処理を施すステープル処理部、ステープル処理が施された複数の用紙のうち背表紙と平行な端部を揃えるために当該端部の一部を切り落とす小口断裁を行うページ端断裁部、及び連結された各装置による処理後の用紙を排出する排出部等を備える。
なお、平綴じ処理装置400は、用紙処理装置300から受け渡された用紙に対して、平綴じ処理装置400による各種の処理の一部又は全部を施さずに排出することもできる。
図4は、画像形成システム1の動作制御に係る主要構成を示すブロック図である。
中央制御部502、画像形成制御部503、中間搬送制御部504、用紙処理制御部505、及び平綴じ処理制御部506は、それぞれ、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を有し、処理内容に応じたソフトウェア・プログラムや各種のデータを読み出して実行処理する。
そして、中央制御部502は、画像形成制御部503、中間搬送制御部504、用紙処理制御部505、及び平綴じ処理制御部506の各制御部に対して設定内容に応じた処理を施すための命令を出力する。各制御部は、命令に応じてそれぞれの制御対象である装置の動作を制御する。
例えば、中央制御部502は、用紙処理制御部505に対して中綴じ処理等を施すための命令を出力する。用紙処理制御部505は、かかる命令に応じて中綴じ部320等を制御し、各処理を行う。
ここでは、用紙の二箇所に打針する場合を例示する。
なお、この後、打ち込み部341及び2つの押さえ部342,342は、当初の位置に戻って待機する。
このとき、第2支持部361のバネ部材361aが支持部352のバネ部材352aよりもバネ力が弱いため、用紙が所定枚数以上である場合、第2支持部361が用紙の重みにより下方に退避し、用紙は下流側が下方となるよう傾いた姿勢となる。
このとき、用紙が所定枚数以上あって、用紙が傾いた姿勢であった場合(図5(c)参照)、2つの押さえ部342,342が下降した際に、支持部352,352も下方に退避するため、用紙の姿勢が略水平となる。
これにより、用紙に対して綴じ針を打ち込む方向と用紙の厚さ方向とが平行となるため、用紙の貫通抵抗を小さくすることができ、用紙処理部(中綴じ部320)の負荷を大きくすることなく用紙処理(中綴じ処理)を行うことができる。
また、用紙が厚紙である場合や、用紙の枚数が多い場合であっても綴じ針の座屈の発生を防止することができることとなる。
なお、この後、打ち込み部341及び2つの押さえ部342,342は、当初の位置に戻って待機する。
このとき、用紙が所定枚数に満たない少数枚である場合、第2支持部361が大きく下方に退避することはなく、用紙は略水平な姿勢に保たれるように、第2支持部361のバネ部材361aと支持部352のバネ部材352aとのバネ力を設定することがより望ましい。
このとき、用紙は略水平な姿勢に保たれるため、少数枚で軽い用紙であっても折り目部と鞍掛け部331の稜線とが大幅にずれることなく所定位置まで搬送することができ、正確な位置に用紙処理(中綴じ処理)を行うことができる。
逆に、第2支持部361のバネ部材361aと支持部352のバネ部材352aとのバネ力が、図6(c)の時点において第2支持部361が下方に退避するようなバネ力の構成であると、用紙の姿勢が傾くことで折り目部と鞍掛け部331の稜線とがずれてしまい、用紙上の正確な位置に用紙処理(中綴じ処理)を行うことができない場合がある。
このとき、用紙が水平な姿勢であると(図6(c)参照)、図6(d)に示すように、中綴じ処理時に用紙の上流側のみ押さえ部342,342により潰された状態となるが、用紙が少数枚であると貫通抵抗が低いため、綴じ針の座屈が発生することがない。
このため、2つの支持部352,352上を搬送される用紙に対して中綴じ処理時において用紙に上方から押圧が掛かっても、用紙の姿勢が変化することで座屈の発生が防止される。よって、中綴じ部320の負荷を大きくすることなく中綴じ処理を行うことができる。
このため、2つの支持部352,352上を搬送される用紙に対して中綴じ処理時において用紙に上方から押圧が掛かっても、用紙の姿勢は略水平であって用紙の折り目と垂直な方向から綴じ針が打ち込めるため、座屈の発生が防止される。よって、中綴じ部320の負荷を大きくすることなく中綴じ処理を行うことができる。
このため、簡単な構成でありながら、用紙の重さに応じて自動的に適切な高さ調整を行うことができる。
このため、特に、中綴じ処理を行う場合に、中綴じ部320の負荷を大きくすることなく処理を行うことができる。
次に、本発明の第2実施形態について、第1実施形態と異なる点を中心に説明する。
なお、第1実施形態と同一の構成については、同一の符号を付してその説明は省略する。
第2支持部駆動部361bは、例えばソレノイド等が用いられ、用紙処理制御部505に制御され、第2支持部361を上下動させる。
即ち、本実施形態においては、第2支持部駆動部361b及び用紙処理制御部505が、高さ調整部として機能している。
用紙処理制御部505は、中綴じ処理する用紙の種類(薄紙、普通紙、厚紙など)、坪量、枚数、サイズ等を含む用紙条件に応じて、第2支持部駆動部361bを駆動して、第2支持部361を上下動させる。
このような条件設定テーブルTは、用紙処理制御部505内の記憶部に予め記憶されている。
図8では、用紙が薄紙(坪量が81gsm以下の用紙)、普通紙(坪量が82〜91gsmの用紙)、厚紙(坪量が92gsm以上の用紙)について、用紙の枚数と、サイズに応じて、第2支持部駆動部361bを駆動する(第2支持部361を下降させる)場合は「○」、第2支持部駆動部361bを駆動しない(第2支持部361を下降させない)場合は「×」として、第2支持部駆動部361bの動作を設定している。
即ち、図8の例では、用紙処理制御部505は、用紙条件が規定条件を満たした場合(「○」に設定された場合)、第2支持部駆動部361bを駆動させるようになっている。
従って、例えば、A4サイズの薄紙30枚に中綴じ処理する場合には、条件設定テーブルTにおいて「×」であるため、第2支持部駆動部361bは駆動されない。また、例えば、A4サイズの薄紙40枚に中綴じ処理する場合には、条件設定テーブルTにおいて「○」であるため、第2支持部駆動部361bは駆動される。
なお、図8のように、用紙条件が規定条件を満たした場合に第2支持部駆動部361bを駆動させる構成以外にも、用紙条件に応じて第2支持部駆動部361bの駆動量を段階的に変化させる等の設定とすることもできる。
このため、第1実施形態と同一の効果を得られるのは勿論のこと、任意の制御を行うことが可能となる。
このため、用紙条件に応じ、第2支持部駆動部361bを適切に駆動させることができる。
このため、規定条件に応じて第2支持部駆動部361bの駆動を切り替えることができる。
100 画像形成装置
300 用紙処理装置
310 中折り部
320 中綴じ部(用紙処理部)
330 集積部
331 鞍掛け部
332 先端側整合部
333 後端側整合部
340 打針部
341 打ち込み部
342 押さえ部
350 受針部
351 針受け部
352 支持部(第1支持部)
352a バネ部材(弾性部材、高さ調整部)
360 用紙搬送部
U バッファ鞍
361 第2支持部
361a バネ部材(弾性部材、高さ調整部)
361b 第2支持部駆動部(駆動部、高さ調整部)
502 中央制御部
503 画像形成制御部
505 用紙処理制御部(制御部、高さ調整部)
Claims (8)
- 折り目部が形成された山形の状態の用紙の前記折り目部を下方から支持する第1支持部と、
用紙の搬送方向に沿って、前記第1支持部に隣接して設けられ、前記第1支持部から搬送された用紙を前記第1支持部と共に下方から支持する第2支持部と、
前記第1支持部から前記第2支持部に向けて用紙を徐々に搬送しつつ、前記第1支持部に支持された用紙の前記折り目部を挟持して当該折り目部上の複数個所を順次打針する用紙処理を行う用紙処理部と、
前記用紙処理部により用紙処理する際に、用紙条件によって前記第2支持部を下方に退避させ、打針時に前記第1支持部を下方に退避させる高さ調整部と、
を備えることを特徴とする用紙処理装置。 - 前記高さ調整部は、前記用紙処理部により用紙処理する際、前記第2支持部を下方に退避させた場合、打針時に前記第1支持部および前記第2支持部の高さを揃えるように、前記第1支持部および前記第2支持部の高さを調整し、
前記用紙処理部は、用紙の折り目と垂直な方向から用紙の前記折り目部を挟持して用紙処理することを特徴とする請求項1に記載の用紙処理装置。 - 前記高さ調整部は、前記第2支持部を支持して高さ方向に伸縮可能な弾性部材を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の用紙処理装置。
- 前記高さ調整部は、
前記第2支持部を上下動させる駆動部と、
前記駆動部の駆動を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記用紙処理部により用紙処理する際、前記駆動部を駆動させ、前記第2支持部の高さを調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の用紙処理装置。 - 前記制御部は、前記用紙処理部により用紙処理する際、用紙の坪量、枚数、サイズを含む用紙条件に応じて前記駆動部を駆動させることを特徴とする請求項4に記載の用紙処理装置。
- 前記高さ調整部は、前記第1支持部を支持して高さ方向に伸縮可能な弾性部材を備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の用紙処理装置。
- 前記用紙処理部は、中折りされた用紙を重ね合わせ、打針して中綴じ冊子とする中綴じ部であることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の用紙処理装置。
- 用紙に対して画像を形成する画像形成装置と、
前記画像形成装置に接続され、前記画像形成装置により画像が形成された後に折り目部が形成された山形の状態の用紙の前記折り目部を下方から支持し、当該折り目部を挟持して用紙処理する請求項1〜7の何れか一項に記載の用紙処理装置と、
を備えたことを特徴とする画像形成システム。
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JP2017052631A (ja) | 用紙処理装置及び画像形成システム |
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