JP2015045712A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】定着ベルトを効率的に加熱し、定着ベルトの走行軌道を安定させる。【解決手段】本発明は、所定の回転方向に回転する定着ベルト22と、定着ベルト22の外側に配置され、定着ベルト22に圧接して定着ニップ34を形成する加圧部材23と、定着ベルト22の内側に配置され、定着ベルト22を加圧部材23側に向かって押圧するニップ形成部材25と、ニップ形成部材25を支持する支持部材24と、定着ベルト22の内側に配置され、輻射熱を放射する熱源26と、定着ベルト22の内周面と接触し、熱源26から放射される輻射熱を吸収する熱伝達部材27と、熱源26から支持部材24に向かって放射された輻射熱を熱伝達部材27に向かって反射する反射部42と、反射部42と一体化され、定着ベルト22の内周面と接触して定着ベルト22の緩みを規制する規制部43と、を有する反射部材28と、を備えていることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、記録媒体にトナー像を定着させる定着装置と、この定着装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、複写機やプリンター等の電子写真方式の画像形成装置は、用紙等の記録媒体にトナー像を定着させる定着装置を備えている。この定着装置には、種々の方式が用いられている。最も一般的な方式としては、内部に熱源を備えたヒートローラーを加圧部材に圧接させて定着ニップを形成する所謂「ヒートローラー方式」が挙げられる。ヒートローラー方式の定着装置では、ヒートローラーと加圧部材の間に形成される定着ニップにおいてトナー像と記録媒体を加熱及び加圧することで、記録媒体にトナー像を定着させる。
一方で、近年、省エネルギーに関する規格や法規に画像形成装置を対応させるために、ウォームアップタイムの短縮や稼動時の電力の削減が定着装置に求められている。この点、上記のヒートローラー方式では、定着ニップを形成できるだけの強度がヒートローラーに必要となり、ヒートローラーの厚みを大きくしなければならず、結果として熱容量が大きくなってしまう。
そこで、ヒートローラーよりも厚みが薄くて熱容量の小さい定着ベルトを用いて定着ニップを形成する所謂「ベルト方式」の定着装置が開発されている。例えば、特許文献1には、定着ベルトと、定着ベルトに圧接して定着ニップを形成する加圧部材(特許文献1の「加圧ローラ40」参照)と、定着ベルトを加圧部材側に向かって押圧するニップ形成部材(特許文献1の「ニップ部形成部材32」参照)と、ニップ形成部材を支持する支持部材(特許文献1の「支持体33」参照)と、定着ベルトの内側に配置される熱源(特許文献1の「ハロゲンヒータ34a、34b」参照)と、定着ベルトの内周面と接触する熱伝達部材(特許文献1の「パイプ状金属体31」参照)と、を備えた定着装置が開示されている。
特開2011−186133号公報
特許文献1に記載の従来技術では、熱源と支持部材が対向しているため、熱源から放射された輻射熱の一部が支持部材に吸収され、支持部材から定着装置の外部に逃げてしまう。そのため、熱源によって熱伝達部材を集中的に加熱することができず、熱伝達部材から定着ベルトへの熱伝達効率が低下してしまい、定着ベルトを効率的に加熱することが困難になる。また、特許文献1に記載の従来技術では、定着ベルトの一部を熱伝達部材のみによって内側から支持しているため、定着ベルトの走行軌道が不安定になりやすい。
そこで、本発明は上記事情を考慮し、定着ベルトを効率的に加熱し、定着ベルトの走行軌道を安定させることを目的とする。
本発明の定着装置は、所定の回転方向に回転する定着ベルトと、前記定着ベルトの外側に配置され、前記定着ベルトに圧接して定着ニップを形成する加圧部材と、前記定着ベルトの内側に配置され、前記定着ベルトを前記加圧部材側に向かって押圧するニップ形成部材と、前記ニップ形成部材を支持する支持部材と、前記定着ベルトの内側に配置され、輻射熱を放射する熱源と、前記定着ベルトの内周面と接触し、前記熱源から放射される輻射熱を吸収する熱伝達部材と、前記熱源から前記支持部材に向かって放射された輻射熱を前記熱伝達部材に向かって反射する反射部と、前記反射部と一体化され、前記定着ベルトの内周面と接触して前記定着ベルトの緩みを規制する規制部と、を有する反射部材と、を備えていることを特徴とする。
上記のように、熱源から支持部材に向かって放射された輻射熱を反射部によって熱伝達部材に向かって反射することで、熱源から放射された輻射熱が支持部材に吸収されるのを抑制し、熱伝達部材を集中的に加熱することが可能となる。そのため、熱伝達部材から定着ベルトへの熱伝達効率を向上させ、定着ベルトを効率的に加熱することが可能となる。
また、定着ベルトの内周面と接触する規制部が反射部と一体化されているため、熱源から放射された輻射熱の一部が反射部に吸収されたとしても、反射部に吸収された輻射熱を、規制部を介して定着ベルトに伝達することができる。そのため、定着装置の外部に熱が逃げるのを防止することができ、熱損失の増大に伴う定着ベルトの加熱効率の低下や定着装置の外部の温度上昇を抑制することができる。
更に、規制部によって定着ベルトの緩みを規制することで、定着ベルトの走行軌道を安定させることが可能となる。
前記熱伝達部材は、前記回転方向における前記定着ニップの上流側の端部が、前記回転方向における前記定着ニップの下流側の端部よりも前記定着ニップに近接するように配置され、前記反射部は、前記回転方向における前記定着ニップの下流側から上流側に向かって前記定着ニップに近接するように傾斜していても良い。
このような構成を採用することで、熱伝達部材に定着ベルトを密着させやすくなり、熱伝達部材から定着ベルトへの熱伝達効率を更に向上させることが可能となる。
前記規制部は、前記回転方向における前記定着ニップの下流側に配置されていても良い。
このような構成を採用することで、定着ベルトの回転方向における定着ニップの下流側(定着ベルトが緩みやすい側)において、定着ベルトの緩みを確実に防止することが可能となる。そのため、定着ベルトの走行軌道を一層安定させることが可能となる。
前記回転方向における前記定着ニップの下流側に向かって前記規制部を牽引する牽引部材を更に備えていても良い。
このような構成を採用することで、定着ベルトの回転方向における定着ニップの下流側(定着ベルトが緩みやすい側)において、定着ベルトの緩みを一層確実に防止することが可能となる。そのため、定着ベルトの走行軌道をより一層安定させることが可能となる。
前記熱伝達部材には、前記熱源を収容する収容空間が形成され、前記収容空間には、前記定着ニップ側に向かって開口部が形成され、前記反射部は、前記開口部を覆うように設けられていても良い。
このような構成を採用することで、熱伝達部材と反射部によって囲まれる密閉性の高い収容空間の内部に熱源を配置することが可能となる。これに伴って、熱源によって熱伝達部材を一層集中的に加熱することが可能となり、熱伝達部材から定着ベルトへの熱伝達効率を更に向上させ、定着ベルトをより効率的に加熱することが可能となる。
本発明の画像形成装置は、上記したいずれかの定着装置を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、定着ベルトを効率的に加熱し、定着ベルトの走行軌道を安定させることが可能となる。
本発明の一実施形態に係るプリンターの概略を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係るプリンターにおいて、定着装置を示す断面図である。
まず、図1を用いて、プリンター1(画像形成装置)の全体の構成について説明する。
プリンター1は、箱型形状のプリンター本体2を備えており、プリンター本体2の下部には、用紙(記録媒体)を収納する給紙カセット3が収容され、プリンター本体2の上面には排紙トレイ4が設けられている。プリンター本体2の上面には、排紙トレイ4の側方に上カバー5が開閉可能に取り付けられ、上カバー5の下方にはトナーコンテナ6が収納されている。
プリンター本体2の上部には、レーザー・スキャニング・ユニット(LSU)で構成される露光器7が排紙トレイ4の下方に配置され、露光器7の下方には、画像形成部8が設けられている。画像形成部8には、像担持体である感光体ドラム10が回転可能に設けられており、感光体ドラム10の周囲には、帯電器11と、現像器12と、転写ローラー13と、クリーニング装置14とが、感光体ドラム10の回転方向(図1の矢印X参照)に沿って配置されている。
プリンター本体2の内部には、用紙の搬送経路15が設けられている。搬送経路15の上流端には給紙部16が設けられ、搬送経路15の中流部には、感光体ドラム10と転写ローラー13によって構成される転写部17が設けられ、搬送経路15の下流部には定着装置18が設けられ、搬送経路15の下流端には排紙部19が設けられている。搬送経路15の下方には、両面印刷用の反転経路20が形成されている。
次に、このような構成を備えたプリンター1の画像形成動作について説明する。
プリンター1に電源が投入されると、各種パラメーターが初期化され、定着装置18の温度設定等の初期設定が実行される。そして、プリンター1に接続されたコンピューター等から画像データが入力され、印刷開始の指示がなされると、以下のようにして画像形成動作が実行される。
まず、帯電器11によって感光体ドラム10の表面が帯電された後、露光器7からのレーザー光(図1の二点鎖線P参照)により感光体ドラム10に対して画像データに対応した露光が行われ、感光体ドラム10の表面に静電潜像が形成される。次に、この静電潜像を、現像器12がトナーによりトナー像に現像する。
一方、給紙部16によって給紙カセット3から取り出された用紙は、上記した画像形成動作とタイミングを合わせて転写部17へと搬送され、転写部17において感光体ドラム10上のトナー像が用紙に転写される。トナー像を転写された用紙は、搬送経路15を下流側へと搬送されて定着装置18に進入し、この定着装置18において用紙にトナー像が定着される。トナー像が定着された用紙は、排紙部19から排紙トレイ4に排出される。なお、感光体ドラム10上に残留したトナーは、クリーニング装置14によって回収される。
次に、図2を用いて、定着装置18について説明する。以下、説明の便宜上、図2における紙面手前側を定着装置18の前側(正面側)とする。
図2に示されるように、定着装置18は、箱型形状の定着フレーム21と、定着フレーム21の上部に収容される定着ベルト22と、定着フレーム21の下部に収容され、定着ベルト22の下側(外側)に配置される加圧ローラー23(加圧部材)と、定着ベルト22の内側の下部に配置される支持部材24と、定着ベルト22の内側且つ支持部材24の下側に配置されるニップ形成部材25と、定着ベルト22の内側の上部に配置されるヒーター26(熱源)と、定着ベルト22の内側且つヒーター26の上側及び左右両側に配置される熱伝達部材27と、定着ベルト22の内側且つヒーター26の下側に配置される反射部材28と、定着ベルト22の左側(外側)に配置されるコイルバネ29(牽引部材)と、を備えている。
定着フレーム21の右端部には、導入用開口部31が形成されている。定着フレーム21の左端部には、導出用開口部32が形成されている。そして、導入用開口部31を介して定着フレーム21に導入された用紙Sが、導出用開口部32を介して定着フレーム21から導出されるようになっている。
定着ベルト22は、所定の回転方向(図2の矢印A参照)に回転可能に設けられている。定着ベルト22は、無端状のベルトであり、前後方向に長い略円筒状を成している。定着ベルト22は、例えば、基材層と、この基材層に周設される弾性層と、この弾性層を被覆する離型層と、によって構成されている。定着ベルト22の基材層は、例えばSUSやニッケルや銅等の金属によって形成されている。定着ベルト22の弾性層は、例えばシリコンゴムによって形成されている。定着ベルト22の離型層は、例えばPFA等のフッ素系樹脂によって形成されている。
加圧ローラー23は、前後方向に長い略円筒状を成している。加圧ローラー23は、例えば、円筒状の芯材と、この芯材に周設される弾性層と、この弾性層を被覆する離型層と、によって構成されている。加圧ローラー23の芯材は、例えばステンレスやアルミニウム等の金属によって形成されている。加圧ローラー23の弾性層は、例えばシリコンゴムやシリコンスポンジによって形成されている。加圧ローラー23の離型層は、例えばPFA等のフッ素系樹脂によって形成されている。
加圧ローラー23は、定着フレーム21に回転可能に支持されている。加圧ローラー23は、モーター等によって構成される駆動源33に接続されている。加圧ローラー23は、定着ベルト22に圧接しており、定着ベルト22との間に定着ニップ34を形成している。以下、「定着ニップ34の上流側」「定着ニップ34の下流側」という表現を使用する場合には、定着ベルト22の回転方向(図2の矢印A参照)における定着ニップ34の上流側と下流側を指すものとする。
支持部材24は、前後方向に長い形状を成している。支持部材24は、断面縦長矩形状を成している。支持部材24は、例えば板金によって構成されている。支持部材24の前後両端部は、定着フレーム21に取り付けられている。
ニップ形成部材25は、前後方向に長い形状を成している。ニップ形成部材25は、押圧部35と、押圧部35の下方に設けられる摺接部36と、を備えている。
ニップ形成部材25の押圧部35は、例えば、LCP(Liquid Crystal Polymer:液晶ポリマー)等の耐熱性樹脂やアラミド繊維等の耐熱性繊維によって構成されている。押圧部35の上面は、支持部材24の下面に固定されている。これにより、ニップ形成部材25が支持部材24に支持されている。押圧部35の下面は、摺接部36を介して定着ベルト22を下側(加圧ローラー23側)に向かって押圧している。
ニップ形成部材25の摺接部36は、例えば、フッ素系樹脂やポリイミド系樹脂等の低摩擦材によって構成されている。ニップ形成部材25の摺接部36は、押圧部35と定着ベルト22の間に介装されており、定着ベルト22の内周面に接触している。そして、定着ベルト22が回転すると、定着ベルト22が摺接部36に対して摺動するように構成されている。つまり、本実施形態の定着装置18は、所謂「摺動ベルト方式」である。
ヒーター26は、前後方向に長い形状を成している。ヒーター26は、例えば、ハロゲンランプによって構成されている。ヒーター26は、通電によって発熱し、輻射熱を放射するように構成されている。
熱伝達部材27は、前後方向に長い形状を成している。熱伝達部材27は、右側(定着ニップ34の上流側)に傾いた姿勢で配置されている。熱伝達部材27は、例えばアルミニウム等の導電性を有する金属によって構成されている。熱伝達部材27は、定着フレーム21に直接固定されるか、又は、支持部材24を介して定着フレーム21に固定されている。
熱伝達部材27の内周面(ヒーター26と対向する面)には、熱吸収の良い耐熱黒塗装が施されている。これにより、ヒーター26から放射される輻射熱を熱伝達部材27が効率よく吸収できるようになっている。熱伝達部材27の内周面に施される耐熱黒塗装としては、例えば、オキツモ(商品名)やセルモブラック(商品名)等を使用することができる。
熱伝達部材27は、上側(定着ニップ34から離間する側)に向かって円弧状に湾曲する湾曲部37と、湾曲部37の左右両端部から内径側に向かって屈曲される屈曲部38R、38Lと、を備えている。
熱伝達部材27の湾曲部37は、ヒーター26の半円周以上(本実施形態では、ヒーター26の半円周よりも少し広い範囲)を覆うように設けられている。湾曲部37の外周面は、定着ベルト22の内周面に接触している。湾曲部37の内側には収容空間40が形成されており、この収容空間40にヒーター26が収容されている。収容空間40には、下側(定着ニップ34側)に向かって開口部41が形成されている。
熱伝達部材27の屈曲部38R、38Lは、収容空間40の開口部41の両側に配置されている。右側の屈曲部38Rは、熱伝達部材27の右側(定着ニップ34の上流側)の端部に配置され、左側の屈曲部38Lは、熱伝達部材27の左側(定着ニップ34の下流側)の端部に配置されている。右側の屈曲部38Rは、左側の屈曲部38Lよりも定着ニップ34に近接している。
反射部材28は、前後方向に長い形状を成している。反射部材28は、右側(定着ニップ34の上流側)に傾いた姿勢で配置されている。反射部材28は、光沢を向上させる表面処理が施された材料(例えば、光輝アルミニウム)によって構成されている。反射部材28は、定着フレーム21に直接固定されるか、又は、支持部材24を介して定着フレーム21に固定されている。
反射部材28は、反射部42と、反射部42の左端部から右下側(定着ニップ34側)に向かって屈曲される規制部43と、規制部43の下端部から右上側に向かって折曲される折曲部44と、を備えている。
反射部42は、左側(定着ニップ34の下流側)から右側(定着ニップ34の上流側)に向かって定着ニップ34に近接するように傾斜している。反射部42は、熱伝達部材27の収容空間40の開口部41を覆うように設けられている。反射部42の左右両端部は、熱伝達部材27の各屈曲部38R、38Lと僅かな隙間を介して対向している。反射部42は、上側(定着ニップ34から離間する側)に向かって僅かに湾曲している。反射部42の上面(ヒーター26と対向する面)には、反射面45が形成されている。
規制部43は、定着ニップ34の下流側に配置されている。規制部43は、反射部42と一体化されている。規制部43は、定着ベルト22の内周面と接触して定着ベルト22の緩みを規制している。規制部43の前後両端部には、左側に向かって突出する取付片46が設けられている。
コイルバネ29は、定着フレーム21の左端部と反射部材28の規制部43に設けられた取付片46の間に介装されている。コイルバネ29は、左側(定着ニップ34の下流側)に向かって規制部43を牽引している。これにより、規制部43が定着ベルト22の左側部(定着ニップ34の下流側の部分)を左側に押圧しており、定着ベルト22の左側部に一定の張力(テンション)が付与されている。
上記のように構成された定着装置18において、用紙Sにトナー像を定着させる際には、駆動源33によって加圧ローラー23を回転させる(図2の矢印B参照)。このように加圧ローラー23が回転すると、加圧ローラー23に圧接する定着ベルト22が加圧ローラー23とは逆方向に従動回転する(図2の矢印A参照)。
このように加圧ローラー23及び定着ベルト22が回転すると、定着ニップ34の上流側の領域R1では定着ベルト22が定着ニップ34側に引っ張られるため、定着ベルト22が張りやすくなる(定着ベルト22の張力が大きくなる)。一方で、定着ニップ34の下流側の領域R2では、定着ベルト22が定着ニップ34から開放されるため、定着ベルト22が緩みやすくなる(定着ベルト22の張力が小さくなる)。つまり、定着ニップ34の上流側が定着ベルト22の張りやすい側となり、定着ニップ34の下流側が定着ベルト22の緩みやすい側となる。
また、用紙Sにトナー像を定着させる際には、ヒーター26を稼働(点灯)させる。このようにヒーター26が稼働すると、ヒーター26から輻射熱が放射される。ヒーター26から熱伝達部材27に向かって放射された輻射熱は、図2に矢印Dで示されるように、熱伝達部材27の内面に直接到達し、熱伝達部材27によって吸収される。また、ヒーター26から支持部材24に向かって放射された輻射熱は、図2に矢印Eで示されるように、反射部材28の反射部42の反射面45によって熱伝達部材27に向かって反射され、熱伝達部材27の内面に到達し、熱伝達部材27によって吸収される。
以上のような作用により、熱伝達部材27が加熱されると共に、熱伝達部材27から伝達される熱によって定着ベルト22が加熱される。この状態で、図2に矢印Fで示されるように、用紙Sが定着ニップ34へと搬送されると、用紙Sとトナー像Tが加熱及び加圧されて、用紙Sにトナー像Tが定着される。
ところで、反射部材28の反射部42の反射面45は、光沢を向上させる表面処理が施されているものの、ヒーター26から放射される輻射熱を100%反射できる訳ではなく、ヒーター26から放射される輻射熱の一部は反射部材28の反射部42に吸収される。また、上記のようにヒーター26を稼働させると、反射部材28の雰囲気温度が上昇する。これらの理由により、時間と共に反射部材28の温度が上昇すると、反射部材28が連結される部材を介して定着装置18の外部に熱が逃げてしまう恐れがある。このように定着装置18の外部に熱が逃げると、熱損失の増大に伴う定着ベルト22の加熱効率の低下や定着装置18の外部の温度上昇などが懸念される。
しかしながら、本実施形態の反射部材28では、定着ベルト22の内周面と接触する規制部43が反射部42と一体化されているため、ヒーター26から放射された輻射熱の一部が反射部42に吸収されたとしても、反射部42に吸収された輻射熱を、規制部43を介して定着ベルト22に伝達することができる。そのため、定着装置18の外部に熱が逃げるのを防止することができ、熱損失の増大に伴う定着ベルト22の加熱効率の低下や定着装置18の外部の温度上昇を抑制することができる。
また、上記のように、ヒーター26から支持部材24に向かって放射された輻射熱を反射部42の反射面45によって熱伝達部材27に向かって反射することができる。そのため、ヒーター26から放射された輻射熱が支持部材24に吸収されるのを抑制し、熱伝達部材27を集中的に加熱することが可能となる。従って、熱伝達部材27から定着ベルト22への熱伝達効率を向上させ、定着ベルト22を効率的に加熱することが可能となる。
更に、規制部43によって定着ベルト22の緩みを規制することで、定着ベルト22の走行軌道を安定させることが可能となる。
また、熱伝達部材27は、右側の屈曲部38R(定着ニップ34の上流側の端部)が左側の屈曲部38L(定着ニップ34の下流側の端部)よりも定着ニップ34に近接するように配置され、反射部42は、左側(定着ニップ34の下流側)から右側(定着ニップ34の上流側)に向かって定着ニップ34に近接するように傾斜している。このような構成を採用することで、熱伝達部材27に定着ベルト22を密着させやすくなり、熱伝達部材27から定着ベルト22への熱伝達効率を更に向上させることが可能となる。
また、規制部43が定着ニップ34の下流側に配置されているため、定着ニップ34の下流側(定着ベルト22が緩みやすい側)において、定着ベルト22の緩みを確実に防止することが可能となる。そのため、定着ベルト22の走行軌道を一層安定させることが可能となる。
更に、左側(定着ニップ34の下流側)に向かって規制部43を牽引するコイルバネ29が設けられているため、定着ニップ34の下流側(定着ベルト22が緩みやすい側)において、定着ベルト22の緩みを一層確実に防止することが可能となる。そのため、定着ベルト22の走行軌道をより一層安定させることが可能となる。
また、熱伝達部材27には、ヒーター26を収容する収容空間40が形成され、収容空間40には、下側(定着ニップ34側)に向かって開口部41が形成され、反射部42は、開口部41を覆うように設けられている。このような構成を採用することで、熱伝達部材27と反射部42によって囲まれる密閉性の高い収容空間40の内部にヒーター26を配置することが可能となる。これに伴って、ヒーター26によって熱伝達部材27を一層集中的に加熱することが可能となり、熱伝達部材27から定着ベルト22への熱伝達効率を更に向上させ、定着ベルト22をより効率的に加熱することが可能となる。
本実施形態では、コイルバネ29を牽引部材として用いる場合について説明したが、他の異なる実施形態では、ソレノイド等を牽引部材として用いても良い。
本実施形態では、ハロゲンランプをヒーター26(熱源)として用いる場合について説明したが、他の異なる実施形態では、セラミックヒーター等をヒーター26(熱源)として用いても良い。
本実施形態では、定着ベルト22の基材層を金属によって構成したが、他の異なる実施形態では、定着ベルト22の基材層を樹脂によって構成しても良い。
本実施形態では、プリンター1に本発明の構成を適用する場合について説明したが、他の異なる実施形態では、複写機、ファクシミリ、複合機等の他の画像形成装置に本発明の構成を適用することも可能である。
1 プリンター(画像形成装置)
18 定着装置
22 定着ベルト
23 加圧ローラー(加圧部材)
24 支持部材
25 ニップ形成部材
26 ヒーター(熱源)
27 熱伝達部材
28 反射部材
29 コイルバネ(牽引部材)
34 定着ニップ
40 収容空間
41 開口部
42 反射部
43 規制部

Claims (6)

  1. 所定の回転方向に回転する定着ベルトと、
    前記定着ベルトの外側に配置され、前記定着ベルトに圧接して定着ニップを形成する加圧部材と、
    前記定着ベルトの内側に配置され、前記定着ベルトを前記加圧部材側に向かって押圧するニップ形成部材と、
    前記ニップ形成部材を支持する支持部材と、
    前記定着ベルトの内側に配置され、輻射熱を放射する熱源と、
    前記定着ベルトの内周面と接触し、前記熱源から放射される輻射熱を吸収する熱伝達部材と、
    前記熱源から前記支持部材に向かって放射された輻射熱を前記熱伝達部材に向かって反射する反射部と、前記反射部と一体化され、前記定着ベルトの内周面と接触して前記定着ベルトの緩みを規制する規制部と、を有する反射部材と、を備えていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記熱伝達部材は、前記回転方向における前記定着ニップの上流側の端部が、前記回転方向における前記定着ニップの下流側の端部よりも前記定着ニップに近接するように配置され、
    前記反射部は、前記回転方向における前記定着ニップの下流側から上流側に向かって前記定着ニップに近接するように傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記規制部は、前記回転方向における前記定着ニップの下流側に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記回転方向における前記定着ニップの下流側に向かって前記規制部を牽引する牽引部材を更に備えていることを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記熱伝達部材には、前記熱源を収容する収容空間が形成され、前記収容空間には、前記定着ニップ側に向かって開口部が形成され、
    前記反射部は、前記開口部を覆うように設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の定着装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の定着装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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