JP2015040664A - 暖房機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者が燃焼運転中の暖房機器を移動等させることがないよう、その注意喚起等が可能な暖房機器を提供する。【解決手段】燃料を燃焼させる燃焼手段2と、燃焼手段2が内部に設けられた本体1と、燃焼により発生した温風が本体1から外部に吹出す吹出口19と、本体1に設けられた取手部3とを備え、取手部3への手の挿入を検出する手検出手段18と、燃焼手段2が燃焼している燃焼状態且つ手検出手段18が取手部3への手の挿入を検出する検出状態で、燃焼手段2の燃焼量を低減する燃焼低減処理又は燃焼手段2の燃焼を停止する燃焼停止処理を実施する燃焼制御手段4とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、燃料を燃焼させる燃焼手段と、前記燃焼手段が内部に設けられた本体と、前記燃焼により発生する温風が前記本体から外部に吹出す吹出口と、前記本体に設けられた取手部とを備えた暖房機器に関する。
従来の暖房機器として、例えば、下記の特許文献1には、燃料を燃焼させる燃焼手段としてのバーナと、燃焼手段が内部に設けられた本体と、燃焼により発生する温風が本体から外部に吹出す吹出口とを備えた暖房機器としてのファンヒータが開示されている。通常、このようなファンヒータには、使用者がファンヒータを移動させる時に使用する取手部が本体の側面等に設けられている。
また、特許文献1に開示のファンヒータには、周知の感震器等を含んで構成される振動検出手段が設けられている。そして、この振動検出手段が、ファンヒータの傾きや振動を検出すると、バーナへの燃料供給を遮断して、バーナの燃焼を停止するように構成されており、例えば、地震の発生時等において火災等が発生することを防止することができる。
この特許文献1には、周知の感震器の構造について詳細には開示されていないが、ファンヒータに備えられる周知の感震器として、例えば、図7(a)、図7(b)に示す構造を有する感震器がある。この感震器50は、ケース51、プレート52及び金属球53で構成され、ケース51とプレート52とは夫々端子51a、52aを介して検出部等(図示せず)に電気的に接続されている。また、ファンヒータの本体に接続部54等を介して固定されている。
そして、ファンヒータが水平に設置されている状態では、正常時として図7(a)に示すように、金属球53はケース51内の底面の窪み51bに収まっているが、ファンヒータが所定の角度(例えば20度)よりも大きく傾くと、転倒時として図7(b)に示すように、金属球53が窪み51bから転がり出る設計となっている。同様に、ファンヒータが所定の振動状態よりも大きく振動する状態となる場合でも、金属球53が窪み51bから転がり出る。このように、金属球53が窪み51bから転がり出ると、金属球53がケース51とプレート52とに接触する状態となり、金属球53を介してケース51とプレート52とが電気的に導通状態となるので、ケース側の端子51a及びプレート側の端子52aと接続している検出部等が、その導通状態を検知することでファンヒータが振動または転倒していると判定して燃焼を停止する。これにより、ファンヒータに振動や転倒等が発生した時に燃焼を停止して、高温の温風によって火災等が発生することを防止している。
特開2005−291595号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されるファンヒータでは、使用者がファンヒータを燃焼運転中に別の設置場所に移動させる場合、又は、温風の吹出し方向を変更するために水平回転させる場合、ファンヒータに設けられた取手部を保持することで、水平状態を保つ状態で静かにファンヒータを持ち上げて移動等させることができるので、上述の感震器において異常が検出される所定の角度よりも大きな傾き、又は、所定の振動状態よりも大きな振動が発生せず、高温の温風が吹出口から吹出す通常の暖房運転状態が継続される。
よって、このように通常の暖房運転状態においてファンヒータの移動が行なわれることは好ましくなく、従来、ファンヒータの取扱説明書等において運転中のファンヒータの移動を行なわないようにとの内容を記載することで注意喚起が行われていたが、その注意喚起は十分なものとは言えなかった。
本発明は、かかる点に着目してなされたものであり、その目的は、使用者が燃焼運転中の暖房機器を移動等させることがないよう、その注意喚起等が可能な暖房機器を提供することにある。
この目的を達成するための本発明に係る暖房機器は、
燃料を燃焼させる燃焼手段と、
前記燃焼手段が内部に設けられた本体と、
前記燃焼により発生した温風が前記本体から外部に吹出す吹出口と、
前記本体に設けられた取手部とを備えた暖房機器であって、その第1特徴構成は、
前記取手部への手の挿入を検出する手検出手段と、
前記燃焼手段が燃焼している燃焼状態、且つ、前記手検出手段が前記取手部への手の挿入を検出する検出状態で、前記燃焼手段の燃焼量を低減する燃焼低減処理、又は、前記燃焼手段の燃焼を停止する燃焼停止処理を実施する燃焼制御手段とを備えた点にある。
本発明に係る暖房機器の第1特徴構成によれば、燃焼運転中に、使用者の手が暖房機器の本体に設けられた取手部に挿入されたことが検出されると、燃焼手段の燃焼量を低減、又は、燃焼手段の燃焼を停止することができる。これにより、吹出口から吹出す温風の温度を低下させること、又は、吹出口からの温風の吹出しを停止させることができるので、使用者が燃焼運転中の暖房機器を移動させようとした場合等に、吹出口からの温風の吹出し状態を変化させることで使用者に注意喚起を行うとともに、少なくとも使用者が高温の温風に接する可能性を軽減することができる。
本発明に係る暖房機器の第2特徴構成は、上記暖房機器の第1特徴構成に加えて、
前記燃焼制御手段が、前記燃焼手段が燃焼している燃焼状態且つ前記手検出手段が前記取手部への手の挿入を検出する検出状態で、前記燃焼低減処理を実施し、前記手検出手段において前記検出状態が維持されて所定の停止設定時間が経過すると、前記燃焼停止処理を実施する点にある。
上記暖房機器の第2特徴構成によれば、手検出手段が検出状態となってから所定の停止設定時間を経過するまでの、検出状態となってからの経過時間が比較的短い時は、例えば、温風の吹出口の方向を変更するために暖房機器を水平回転するだけのため、或いは、暖房機器の設置位置を微調整するだけのために、使用者の手が取手部に挿入されている可能性があるので、燃焼量を低減した状態としつつ燃焼手段の燃焼を継続する。結果、このような軽微な姿勢変更に良好に対応できる。
一方、手検出手段が検出状態となってから所定の停止設定時間を経過して、検出状態となってからの経過時間が比較的長くなった時は、例えば、暖房機器を別の部屋等の設置場所まで移動させるために、使用者の手が取手部に挿入されている可能性があるので、燃焼手段の燃焼を停止して、本願の目的を達成することができる。
本発明に係る暖房機器の第3特徴構成は、上記暖房機器の第1乃至第2特徴構成の何れかに加えて、
前記燃焼制御手段が、前記燃焼手段が燃焼している燃焼状態且つ前記手検出手段が前記取手部への手の挿入を検出する検出状態で、前記燃焼低減処理を実施し、所定の回復設定時間の経過前に前記手検出手段が前記検出状態から前記取手部への手の挿入を検出しない非検出状態となると、前記燃焼手段の燃焼状態を、前記燃焼低減処理を実施する前の燃焼状態に回復する燃焼回復処理を実施する点にある。
上記暖房機器の第3特徴構成によれば、手検出手段が検出状態となると、燃焼手段の燃焼量を低減した状態とするので、所定の回復設定時間を経過するまでにおいては、燃焼状態を維持する。
一方、所定の回復設定時間を経過するまでに、手検出手段が非検出状態となった時は、使用者による暖房機器の移動等が完了したと判断し、燃焼手段の燃焼量を燃焼低減処理を実施する前の燃焼状態に回復して、十分な燃焼量として理想的な暖房状態を回復することができる。
本発明に係る暖房機器の第4特徴構成は、上記暖房機器の第1特徴構成に加えて、
前記本体に、単一又は一対の前記取手部が設けられ、当該取手部の夫々に前記手検出手段が設けられ、
当該取手部の夫々に設けられた全ての前記手検出手段の前記検出状態において、前記燃焼制御手段が、前記燃焼停止処理を実施する点にある。
上記暖房機器の第4特徴構成によれば、本体に、単一又は一対の前記取手部が設けられている場合に、全ての手検出手段が検出状態となると、燃焼手段の燃焼を迅速に停止する。これにより、使用者が取手部を操作する場合に、燃焼手段の燃焼を確実に停止でき、使用者は安心して暖房機器を移動等、操作できる。
本発明に係る暖房機器の第5特徴構成は、上記暖房機器の第1乃至第3特徴構成の何れかに加えて、
前記本体に、単一又は一対の前記取手部が設けられ、当該取手部の夫々に前記手検出手段が設けられ、
当該取手部の夫々に設けられた全ての前記手検出手段の前記検出状態において、前記燃焼制御手段が、前記燃焼低減処理を実施する点にある。
上記暖房機器の第5特徴構成によれば、本体に、単一又は一対の取手部が設けられている場合に、全ての手検出手段が検出状態となると、燃焼手段の燃焼を低減する。これにより、燃焼手段の燃焼量を低減した状態として、使用者は安心して暖房機器を移動等、操作できる。
本発明に係る暖房機器の第6特徴構成は、上記暖房機器の第1乃至第5特徴構成の何れかに加えて、
前記本体に、一対の前記取手部が設けられ、当該取手部の夫々に前記手検出手段が設けられ、
いずれか一方の前記手検出手段の前記検出状態において、前記燃焼制御手段が、前記燃焼低減処理を実施する点にある。
上記暖房機器の第6特徴構成によれば、一対の取手部に夫々設けられた手検出手段の内、いずれか一方の手検出手段が検出状態となると、燃焼低減処理を実施するので、使用者が一対の取手部のいずれか一方にだけ手を挿入して暖房機器を回転されようとする場合にも、燃焼手段の燃焼量が低減されることになるので、全ての手検出手段が検出状態となると燃焼低減処理を実施する場合に比べて、使用者は、より安心して暖房機器を回転等、操作できる。
本発明に係る暖房機器の第7特徴構成は、上記暖房機器の第1乃至第5特徴構成の何れかに加えて、
前記取手部が前記本体の背面に1つ設けられている点にある。
上記暖房機器の第7特徴構成によれば、取手部を一つとすることで、手検出手段についても一つのみ設けることとなるので、安価な構成で、本願の目的を達成することができる暖房機器を得ることができる。
本発明に係る暖房機器の第8特徴構成は、上記暖房機器の第1乃至第6特徴構成の何れかに加えて、
前記一対の取手部が、前記取手部を前記本体の左側面及び右側面に夫々1つずつ配置する状態で設けられている点にある。
上記暖房機器の第8特徴構成によれば、使用者は左右両側の取手部を使用して暖房機器を取り扱える。さらに、左側面及び右側面の両方の取手部に設けられた手検出手段が検出状態となっている場合は、例えば、暖房機器が使用者によって持ち上げられて移動等がされていると判断して、適切な処理を行なうことが可能となる。一方、左側面及び右側面のいずれか一方の取手部に設けられた手検出手段が検出状態となっている場合は、例えば、暖房機器が使用者によって持ち上げられずに、その設置場所において水平回転等されているだけと判断して、燃焼量の低減に処理を止めることも可能となる。
本発明に係る暖房機器の第9特徴構成は、上記暖房機器の第1乃至第8特徴構成の何れかに加えて、
前記取手部に、当該取手部の開口部を開閉可能な開閉扉が設けられ、当該開閉扉が前記取手部に手が挿入されていない状態では前記開口部を閉じる閉状態とされるとともに、前記取手部に手が挿入されるに伴って前記開口部を開く開状態とされ、前記開状態において前記手検出手段が前記検出状態となる点にある。
上記暖房機器の第9特徴構成によれば、開口部を開閉可能な開閉扉が、取手部への手の挿入に伴って開口部を開く開状態となるので、取手部のいずれの場所に手を侵入させる場合でも、開閉扉が取手部の開口部を開く開状態となる。よって、簡単な構造で、取手部への手の挿入により確実に手検出手段を検出状態とすることができる。
本発明に係る暖房機器の概略構成図である。 本発明に係る暖房機器の概略側面図である。 本発明に係る操作部の概略構成図である。 本発明に係る制御手段と他の構成との関係を示すブロック図である。 本発明に係る手検出手段の非検出状態(a)及び検出状態(b)を示す図である。 本発明の制御手段によるバーナの燃焼制御を示すフロー図である。 従来の暖房機器の振動検出手段の正常時(a)及び転倒時(b)を示す図である。
まず、本発明に係る燃焼機器としてのファンヒータの概略構成を、図1〜図4に基づいて説明するとともに、ファンヒータの本体1に設けられた取手部3の構成を図5に基づいて詳細に説明する。その後、取手部3を保持して本体1を移動させる場合の燃焼状態の制御を図6に基づいて説明する。
図1及び図2に示すように、本発明に係るファンヒータは、燃料としての燃料ガスGを燃焼用空気Aと共に燃焼させるバーナ2(燃焼手段の一例)と、バーナ2が内部に設けられた本体1と、バーナ2の燃焼により発生する温風Bが本体1から外部に吹出す吹出口19と、本体1に設けられた取手部3とを備えている。この取手部3には、取手部3への使用者の手の挿入を検出する手検出手段18が設けられている。また、本体1の内部には転倒検出装置17が設けられている。
具体的には、本体1の背面に燃焼用空気A及び外気を取り入れる吸引口9が設けられていると共に、前面に燃焼用空気Aと燃料ガスGとが燃焼した燃焼排ガス及び外気を吸引混合して温風Bとして、吹出す吹出口19が設けられている。その目的から、燃焼用空気A及び外気の吸引、及び、温風Bの吹出口19からの吹出しを行う対流用ファン15と、その対流用ファン15を回転させるファンモータ16を備えている。吸引口9の外側には、異物を捕捉するためのエアフィルタ20が設置されている。
また、取手部3については、本体1の左側面の上部及び右側面の上部に夫々1つずつ配設される状態で一対の取手部3が設けられている。この取手部3は、例えば、ファンヒータを移動させるときに、使用者が手を取手部3に挿入して本体1を保持することを可能にするものである。この取手部3の夫々に取手部3への使用者の手の挿入を検出する手検出手段18が設けられている。
上記バーナ2には、燃料ガスGを導く燃料ガス流路7が連通接続されている。当該燃料ガス流路7には、燃料ガスGの流通を止める、又は許容する電磁弁8と、燃料ガスGの流量を調整可能な比例弁10と、燃料ガスGをバーナ2に向けて噴射する噴射ノズル11とが、上流側から下流側にかけて順に設けられている。
また、バーナ2は、その燃焼室12に導かれた燃料ガスGと燃焼用空気Aとの混合気に点火する点火プラグ13と、形成された火炎の立ち消えを検知する検知する火炎検知センサ14とを備えている。
本体1の背面には、室内温度を測定する室内温度センサ22が設けられている。後述する制御手段4は、当該室内温度センサ22の測定結果に基づいて、バーナ2及び対流用ファン15の運転状態を、比例弁10及びファンモータ16により制御する。
本体1の天面には、ファンヒータの運転状態の操作制御を受け付ける操作部25が設けられている。図3に示すように、当該操作部25には、使用者等により操作される操作スイッチとして、左側から順に、所定の時間経過した後に運転停止の設定可能なおやすみタイマースイッチ26、所定の時間経過した後に運転開始の設定可能なおはようタイマースイッチ27、省エネ運転が設定することができる省エネスイッチ30、目標温度及び目標運転時間等を設定する温度設定/時間設定スイッチ31、運転状態と運転停止状態を切り替える運転スイッチ32等が設けられている。
一方、ファンヒータの運転状態を示す表示部として、おやすみタイマー、おはようタイマー及び省エネ運転が設定されていることを示す各設定表示ランプ28、温度と時間とエラー状態等を表示する表示パネル29、各運転状態を示す運転表示ランプ33、エアフィルタ20に塵埃が溜まった場合に点灯するエアフィルタお掃除ランプ35等が設けられている。尚、上記各種スイッチを操作した場合の制御手段4の制御、各表示部への点灯・点滅等は、通常のファンヒータと略同一であるので、以下では、当該同一部分については、詳細な説明を割愛し、特徴的な制御についてのみ説明する。
制御手段4(燃焼制御手段の一例)は、図1及び図4に示す様に、上記操作部25の各操作スイッチ及び各表示部と電気的に接続されており、各操作スイッチからの操作に基づいて、各表示部に操作内容を表示する。例えば、制御手段4は、火炎検知センサ14と接続されており、バーナ2の燃焼室12に設けられた火炎検知センサ14の検知結果に基づいて、バーナ2の火炎の立ち消えを検知する。そして、立ち消えを検出した場合には、表示パネル29にバーナ2に立ち消えが生じていることを示すエラー番号等を表示する。
また、制御手段4は、電磁弁8及び比例弁10と接続されており、運転スイッチ32を押圧操作することで、ファンヒータを運転停止状態から運転状態へ切り替える運転開始処理が行われる。この運転開始処理では、電磁弁8を開状態とし、比例弁10を所定の開度に設定して、燃料ガスGを噴射ノズル11からバーナ2の燃焼室12へ噴射させる。それと同時に、ファンモータ16を駆動させて対流用ファン15を働かせ、燃焼室12へ燃焼用空気Aを導く。そして、点火プラグ13により燃料ガスGと燃焼用空気Aとの混合気に点火して燃焼させる。また、再度運転スイッチ32を押圧操作することで、ファンヒータを運転状態から運転停止状態へ切り替える運転停止処理が行われる。この運転停止処理では、電磁弁8及び比例弁10を閉状態とし、燃料ガスGの噴射ノズル11からバーナ2の燃焼室12への噴射を停止する。また、燃料ガスGの噴射の停止後においても、ファンモータ16を所定の時間において駆動させて対流用ファン15を働かせ、バーナ2を冷却する。このようなファンヒータの運転制御は、従来のものと変わるところはない。
さらに、制御手段4は、転倒検出装置17及び手検出手段18からの信号を受信可能に構成され、このような通常使用時におけるファンヒータの運転開始及び運転停止をするための制御に加え、転倒検出装置17及び手検出手段18からの信号に応じてバーナ2の燃焼量を低減する制御や、バーナ2の燃焼を停止する制御を行う。
本体1の内部に設けられた転倒検出装置17は、本体1に加えられる振動を検知するものであり、例えば、ケース内に球が設けられた構成とされ、金属球の動きに応じてオンオフするスイッチからなる周知の感震器とされる。例えば、本体1を誤って転倒させてしまった場合や、地震等の発生により本体1が振動した場合に、転倒検出装置17に設けられた感震器のスイッチがオンとなり、制御手段4において本体1が転倒状態にあると判定され、バーナ2の燃焼を停止する。
取手部3は、図1、図2及び図5に示すように、本体1の左右側面の上部の夫々に設けられている。そして、夫々の取手部3には、取手部3の開口部24を開閉可能に構成され、取手部3への手の挿入に伴って揺動する揺動扉21(開閉扉の一例)と手検出手段18とが設けられている。つまり、右側面に設けられた取手部3には、右側手検出手段18aが設けられ、左側面に設けられた取手部3には、左側手検出手段18bが設けられている。そして、揺動扉21が、取手部3に手が挿入されていない状態では開口部24を閉じる閉状態とされるとともに、取手部3に手が挿入されるに伴って開口部24を開く開状態とされ、この開状態においてこれらの手検出手段18a、18bが取手部3への手の挿入を検出する検出状態となるように構成されている。
図5(a)及び図5(b)に基づいて、右側面に設けられた取手部3へ使用者の手Hが挿入された時に、手検出手段18aが検出状態となる一連の動作を説明する。図5(a)に示すように、揺動扉21に形成された取付部21aが、本体1の右側面の取手部3の開口部24の上部に揺動可能に取り付けられている。また、取手部3の空洞部5の内部の上部にはプッシュスイッチ部23を有する右側手検出手段18aが備えられている。この図5(a)に示す状態は、右側手検出手段18aが取手部3への手の挿入を検出しない非検出状態を示している。
そして、図5(b)に示すように、取手部3への使用者の手Hの挿入に伴って、揺動扉21が使用者の手によって押されて、揺動扉21の取付部21aを中心にして取手部3の空洞部5内を揺動するとともに開口部24を開く開状態となる。これにより、揺動扉21が右側手検出手段18aのプッシュスイッチ部23に当接して押圧する。このようにプッシュスイッチ部23が押圧されることで、右側手検出手段18aが取手部3への手の挿入を検出する検出状態となる。
つまり、使用者がファンヒータを移動等させる際に、本体1の取手部3へ手Hを挿入することで、図5(b)に示すように、本体1の右側面の取手部3においては、右側手検出手段18aのプッシュスイッチ部23が押圧されて検出状態となる。その際、検出信号が制御手段4に入力され、制御手段4によって本体1の右側面の取手部3に手が挿入されたことが検知される。
なお、図5(a)及び(b)において、プッシュスイッチ部23は、取手部3の空洞部5の内部の上部において、揺動扉21に形成された取付部21aから離間する位置に設けられているが、プッシュスイッチ部23を、揺動扉21に形成された取付部21aに近接する位置に設けてよい。この場合、取手部3への使用者の手Hの挿入に伴う揺動扉21の揺動により、プッシュスイッチ部23が押圧されるタイミングが早くなるので、右側手検出手段18aによる検出状態の検出タイミングを早めることができる。
また、取手部3に手Hが挿入されていないときは、図5(a)に示すように、揺動扉21は取手部3の開口部24を閉じる閉状態となるように構成されている。これにより、ファンヒータの移動時以外には、開口部24を揺動扉21で塞いで、外観上取手部3の存在感をなくすことにより商品のデザイン性を向上することができる
本発明のファンヒータは、上述の如く構成され、取手部3に手を挿入した場合に、特徴的な制御を行うものである。以下、図6に示すフローチャートに基づいて、取手部3に手を挿入した場合の、バーナ2の燃焼制御について説明する。
制御手段4は、ファンヒータの電源コードが電源コンセントに挿入され、ファンヒータに電力が供給されるに伴って図6に示す制御動作を開始する。
そして、制御手段4は、本体1の運転スイッチ32が押圧操作されて運転開始処理が行われ、バーナ2が燃焼状態となっていることを検出すると(#101)、本体1の左右側面の取手部3の夫々に設けられた手検出手段18のいずれか一方又は両方が検出状態となっているかを検出する(#102)。そして、いずれか一方の又は両方の手検出手段18が検出状態となっている場合は、制御手段4が燃焼低減処理を実施する(#103)。この燃焼低減処理とは、制御手段4が比例弁10の開度を調整して、バーナ2の燃焼量を最少燃焼量まで低減させる処理である。
そして、燃焼低減処理が実施されると(#103)、制御手段4に備えられた図示しないタイマーにより、燃焼低減処理が実施されてからの経過時間である低減処理後時間t(図6において計測時間tと示す)の計測を開始する(#104)。
次に、低減処理後時間tが、予め設定された所定の設定時間t1(所定の回復設定時間及び所定の停止設定時間に相当)以下であるかを判断する(#105)。この設定時間t1は例えば5秒に設定されている。ここで、低減処理後時間tが、所定の設定時間t1以下である場合、両方の手検出手段18が非検出状態となっているかを判断する(#106)。
一方、低減処理後時間tが、所定の設定時間t1を経過している場合、バーナ2の燃焼を停止する燃焼停止処理を実施する(#108)。この燃焼停止処理は、電磁弁8及び比例弁10を閉状態としてバーナ2の燃焼を停止し、本体1の冷却のためファンモータ16を低速回転で一定時間運転させるとともに、燃焼停止したことを使用者に知らせるために振動又は転倒による燃焼停止に対応するエラー番号を表示パネル29に表示し警告ブザーで報知するという処理である。
次に、両方の手検出手段18が非検出状態となっているかの判断において(#106)、両方の手検出手段18が非検出状態となっていない場合、再度、低減処理後時間tが予め設定された所定の設定時間t1以下であるかが判断される(#105)。
一方、両方の手検出手段18が非検出状態となっている場合、バーナ2の燃焼状態を、燃焼低減処理を実施する前の燃焼状態に回復する燃焼回復処理を実施する(#107)。この燃焼回復処理とは、制御手段4が比例弁10の開度を調整して、バーナ2の燃焼量を燃焼低減処理が実施される前の燃料量に回復させる処理とされる。この燃焼回復処理が行われると、再度、いずれか一方の又は両方の手検出手段18が検出状態となっているかが検出される(#102)。
なお、この燃焼停止処理(#108)による停止状態から使用者が本体1の左右両方の取手部3から手を外すと、左右両方の手検出手段18が非検出状態となるが、この場合でも、制御手段4によるエラー番号の表示パネル29への表示及び警告ブザーによる報知が継続され、左右両方の手検出手段18が非検出状態となることで自動的にバーナ2の燃焼を再開するように構成されていない。
この燃焼停止処理(#108)による停止状態において、バーナ2の燃焼を再開するためには、使用者により運転スイッチ32を一度押圧することで、制御手段4によりエラー番号の表示パネル29への表示及び警告ブザーによる報知をキャンセルするエラーキャンセル処理を実施して、その後、使用者が再度運転スイッチ32を押圧して運転開始処理を実施する必要がある。つまり、制御手段4は、燃焼停止処理による停止状態となった後、エラーキャンセル処理を実施した(#109)後にリターンする構成とされている。
ちなみに、制御手段4は、上述のバーナ燃焼制御を、設定周期毎に実行するように構成されている。
〔別実施形態〕
(A)上記実施形態では、所定の回復設定時間と所定の停止設定時間とを共通の設定時間t1としたが、これに限らず、所定の回復設定時間と所定の停止設定時間とを長さの異なる別々の時間として設けてもよい。また、設定時間t1を5秒としたが、これ以外の任意の時間に設定することができる。
(B)上記実施形態では、所定の回復設定時間及び所定の停止設定時間が設定時間t1として設定されたが、これに限らず、所定の回復設定時間又は所定の停止設定時間を設けずに、左右両方の手検出手段18が非検出状態となると、燃焼回復処理が実施されるように構成されていてもよい。この場合、燃焼停止処理が実施されないように構成することができる。
(C)上記実施形態では、バーナ2が燃焼している燃焼状態で、手検出手段18が検出状態となると燃焼低減処理を実施し、所定の回復設定時間の経過前に手検出手段18が非検出状態となると、燃焼回復処理を実施したが、これに限らず、燃焼回復処理を実施しなくてもよい。
(D)上記実施形態では、本体1の左右側面に設けられた何れか一方、又は、両方の取手部3が検出状態となったときに、燃焼低減処理を実施したが、これに限らず、何れか一方、又は、両方の取手部3が検出状態となったときに、燃焼停止処理を実施してもよい。また、何れか一方の取手部3が検出状態となったときに、燃焼低減処理を実施し、両方の取手部3が検出状態となったときに、燃焼停止処理を実施してもよい。
(E)上記実施形態では、本体1の左右側面に一対の取手部3を設けたが、これに限らず、本体1に単一の取手部3を設けてもよい。この場合、単一の取手部3は、本体1の背面の中央上部に設けてもよい。また、単一の取手部3に設けられた手検出手段18が検出状態となったときに、燃焼低減処理を実施してもよく、燃焼停止処理を実施してもよい。
(F)上記実施形態では、手検出手段18がプッシュスイッチ部23を有する構成とされ、取手部3への使用者の手Hの挿入に伴って、揺動扉21がプッシュスイッチ部23を押圧することで、手検出手段18を検出状態とするように構成されたが、これに限らず、手検出手段18が、取手部3への使用者の手Hの挿入に伴う揺動扉21の揺動を検出可能な非接触式のセンサを有する構成とされ、揺動扉21の揺動を非接触で検知すると、手検出手段18が検出状態となるように構成してもよい。
以上説明したように、使用者が燃焼運転中の暖房機器を移動等させることがないよう、その注意喚起等が可能な暖房機器を提供することができる。
1 本体
2 バーナ(燃焼手段)
3 取手部
4 制御手段(燃焼制御手段)
18 手検出手段
19 吹出口
21 揺動扉(開閉扉)
24 開口部
B 温風
H 手
t1 設定時間(停止設定時間、回復設定時間)

Claims (9)

  1. 燃料を燃焼させる燃焼手段と、
    前記燃焼手段が内部に設けられた本体と、
    前記燃焼により発生する温風が前記本体から外部に吹出す吹出口と、
    前記本体に設けられた取手部とを備えた暖房機器であって、
    前記取手部への手の挿入を検出する手検出手段と、
    前記燃焼手段が燃焼している燃焼状態、且つ、前記手検出手段が前記取手部への手の挿入を検出する検出状態で、前記燃焼手段の燃焼量を低減する燃焼低減処理、又は、前記燃焼手段の燃焼を停止する燃焼停止処理を実施する燃焼制御手段とを備えた暖房機器。
  2. 前記燃焼制御手段が、前記燃焼手段が燃焼している燃焼状態且つ前記手検出手段が前記取手部への手の挿入を検出する検出状態で、前記燃焼低減処理を実施し、前記手検出手段において前記検出状態が維持されて所定の停止設定時間が経過すると、前記燃焼停止処理を実施する請求項1に記載の暖房機器。
  3. 前記燃焼制御手段が、前記燃焼手段が燃焼している燃焼状態且つ前記手検出手段が前記取手部への手の挿入を検出する検出状態で、前記燃焼低減処理を実施し、所定の回復設定時間の経過前に前記手検出手段が前記検出状態から前記取手部への手の挿入を検出しない非検出状態となると、前記燃焼手段の燃焼状態を、前記燃焼低減処理を実施する前の燃焼状態に回復する燃焼回復処理を実施する請求項1又は2に記載の暖房機器。
  4. 前記本体に、単一又は一対の前記取手部が設けられ、当該取手部の夫々に前記手検出手段が設けられ、
    当該取手部の夫々に設けられた全ての前記手検出手段の前記検出状態において、前記燃焼制御手段が、前記燃焼停止処理を実施する請求項1に記載の暖房機器。
  5. 前記本体に、単一又は一対の前記取手部が設けられ、当該取手部の夫々に前記手検出手段が設けられ、
    当該取手部の夫々に設けられた全ての前記手検出手段の前記検出状態において、前記燃焼制御手段が、前記燃焼低減処理を実施する請求項1から3の何れか1項に記載の暖房機器。
  6. 前記本体に、一対の前記取手部が設けられ、当該取手部の夫々に前記手検出手段が設けられ、
    いずれか一方の前記手検出手段の前記検出状態において、前記燃焼制御手段が、前記燃焼低減処理を実施する請求項1から5の何れか1項に記載の暖房機器。
  7. 前記取手部が前記本体の背面に1つ設けられている請求項1から5の何れか1項に記載の暖房機器。
  8. 前記一対の取手部が、前記取手部を前記本体の左側面及び右側面に夫々1つずつ配置する状態で設けられている請求項1から6の何れか1項に記載の暖房機器。
  9. 前記取手部に、当該取手部の開口部を開閉可能な開閉扉が設けられ、当該開閉扉が前記取手部に手が挿入されていない状態では前記開口部を閉じる閉状態とされるとともに、前記取手部に手が挿入されるに伴って前記開口部を開く開状態とされ、前記開状態において前記手検出手段が前記検出状態となる請求項1から8の何れか1項に記載の暖房機器。
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