JP2015040428A - ランナー固定構造、固定ユニットおよび固定補助具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ランナー固定具は、建物の躯体部にランナーを固定するために、ランナー(34)の一対の側壁(341,342)の端部をそれぞれ外側から把持するように、端縁部が内側に折り返された一対の把持部(710,730)を含む。固定補助具(9)は、ランナー固定具からのランナーの離脱を防止するために、ランナー固定具の配置位置においてランナー(34)上に配置され、ランナー固定具の一対の把持部(710,730)に抱え込まれる一対の係合部(910,920)を含む。
【選択図】図11
Description
本実施の形態では、特願2013−148788号出願において提案されたランナー固定具を利用して、乾式壁に用いられる上側および下側のランナーを、建物の躯体部(たとえば梁)に固定する。このランナー固定具は、取付け場所ごとに、2つのランナーを躯体部に固定する構造を有している。
本実施の形態に係る乾式壁は、共同住宅、長屋および寄宿舎等の住戸が連続する建築物における界壁(戸境壁)、あるいは、防音室等の高遮音性が求められる間仕切り壁が想定される。このような乾式壁は、隣り合う空間(部屋)を仕切るために配置される。本実施の形態において、隣り合う空間を仕切る仮想的な面を「仕切り面」といい、横断面において隣り合う空間を仕切る仮想的な線を「仕切り線」という。また、本実施の形態において、仕切り面と直交する、乾式壁の厚み方向を「表裏方向」という。
ランナー固定具の構造については、上側のランナー31,32を天井側の梁11に固定する場合を例にして説明する。図5には、本発明の実施の形態1に係るランナー固定具13を用いて、上側のランナー31,32を梁11に固定する場合のランナー固定構造が示されている。図6〜図8は、それぞれ、本発明の実施の形態1に係るランナー固定具13を示す斜視図、断面図および上面図である。図7には、図6に示すVII−VII線に沿って表裏方向に切断した場合のランナー固定具13の断面が示されている。
図11は、本実施の形態に係るランナー固定構造を部分的に示す模式図である。図12〜図14は、それぞれ、固定補助具9を示す正面図、側面図および底面図である。図15は、本実施の形態に係るランナー固定構造を示す斜視図である。
図16および図17は、それぞれ、本発明の実施の形態1の変形例に係る固定補助具9Aを示す斜視図および正面図である。
本実施の形態における固定補助具も略U字状断面を有しているが、取付け状態における固定補助具の向きが、上記実施の形態1とは異なる。以下に、本実施の形態に係るランナー固定構造について、実施の形態1と異なる部分のみ詳細に説明する。
本実施の形態においても、固定補助具は略U字状断面を有しているが、取付け状態における固定補助具の向きが、上記実施の形態1とは異なる。以下に、本実施の形態に係るランナー固定構造について、実施の形態1と異なる部分のみ詳細に説明する。
上記各実施の形態では、固定補助具は、ランナー並走タイプのランナー固定具に取り付けられた。これに対し、本実施の形態では、固定補助具は、ランナー並走タイプではないランナー固定具に取り付けられる。このランナー固定具は、たとえば、上記特許第4241322号公報(特許文献1)に示される形状を有している。以下に、本実施の形態に係るランナー固定構造について、実施の形態1との相違点のみ詳細に説明する。
Claims (13)
- 乾式壁に用いられるランナーを建物の躯体部に固定するための固定構造であって、
隣り合う第1空間および第2空間を仕切る仕切り面に沿って間隔を置いて配置され、縦方向に延びる複数のスタッドと、
前記仕切り面に沿って延び、前記複数のスタッドの軸方向端部を抱え込むように配置され、一対の側壁および底壁を含むランナーと、
建物の躯体部に前記ランナーを固定するために、前記ランナーの一対の側壁の端部をそれぞれ外側から把持するように、縁部が内側に折り返された一対の把持部を含むランナー固定具と、
前記ランナー固定具の配置位置において前記ランナー上に配置され、前記ランナー固定具の一対の把持部に抱え込まれる一対の係合部を含み、前記ランナー固定具からの前記ランナーの離脱を防止するための固定補助具とを備える、ランナー固定構造。 - 前記固定補助具は、U字状断面を有しており、前記ランナーの底壁に沿って位置する底壁部と、前記ランナーの一対の側壁の内面に沿って位置する一対の側壁部とを含み、
前記側壁部の上端部が、前記係合部を構成する、請求項1に記載のランナー固定構造。 - 前記固定補助具の底壁部の裏面には、前記ランナーの底壁に当接するバネ部材が設けられており、
前記バネ部材は、前記固定補助具を前記ランナーから遠ざける方向に付勢して、前記ランナー固定具の一対の把持部と前記固定補助具の一対の係合部との係合状態を維持する、請求項2に記載のランナー固定構造。 - 前記固定補助具は、前記一対の側壁部と前記底壁部の両縁との間に設けられた傾斜壁をさらに含む、請求項2に記載のランナー固定構造。
- 前記固定補助具の各側壁部は、その上端縁が、頂部と、前記頂部から下方へ向かって傾斜する傾斜部とを含む形状を有している、請求項4に記載のランナー固定構造。
- 前記固定補助具は、U字状断面を有しており、前記ランナーの一対の側壁と直交するように配置される底壁部と、前記ランナーの一対の側壁の内面に沿って位置する一対の側壁部とを含み、
前記側壁部の側縁部が、前記係合部を構成する、請求項1に記載のランナー固定構造。 - 前記固定補助具の両側壁部には、前記ランナーの側壁に弾性的に接する板バネ部が設けられている、請求項6に記載のランナー固定構造。
- 前記固定補助具は、U字状断面を有しており、前記ランナーの一対の側壁と直交するように配置される底壁部と、前記ランナーの底壁上に位置する一方の側壁部と、前記一方の側壁部に対して略平行に配置される他方の側壁部とを含み、
前記他方の側壁部には、前記ランナー固定具の把持部内に嵌合されるように立ち上がる翼状部が設けられ、
前記翼状部が、前記係合部を構成する、請求項1に記載のランナー固定構造。 - 前記翼状部には、突出した頂部が設けられ、
前記ランナー固定具の把持部は、前記頂部を受入れて、前記固定補助具の位置決めを行う係合孔を有する、請求項8に記載のランナー固定構造。 - 前記ランナー固定具は、
前記躯体部と前記ランナーとの間に配置される板状部と、
前記板状部に設けられ、前記ランナーを前記板状部から遠ざける方向に付勢する固定バネ部材とをさらに含む、請求項1に記載のランナー固定構造。 - 前記躯体部は、前記建物の梁であり、
前記ランナー固定具は、前記梁のフランジに係止される係止部材をさらに含む、請求項1に記載のランナー固定構造。 - 乾式壁に用いられるランナーを建物の躯体部に固定するためのランナー固定ユニットであって、
前記ランナーの一対の側壁の端部をそれぞれ外側から把持するように、縁部が内側に折り返された一対の把持部を含むランナー固定具と、
前記ランナー固定具の配置位置において前記ランナー上に配置され、前記ランナー固定具の一対の把持部に抱え込まれる一対の係合部を含み、前記ランナー固定具からの前記ランナーの離脱を防止するための固定補助具とを備える、ランナー固定ユニット。 - ランナー固定具とともに、乾式壁に用いられるランナーを建物の躯体部に固定するために用いられる固定補助具であって、
前記ランナー固定具は、前記ランナーの一対の側壁の端部をそれぞれ外側から把持するように、縁部が内側に折り返された一対の把持部を含んでおり、
前記固定補助具は、前記ランナー固定具からの前記ランナーの離脱を防止するために、前記ランナー固定具の配置位置において前記ランナー上に配置され、前記ランナー固定具の一対の把持部に抱え込まれる一対の係合部を含む、ランナー固定補助具。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017051538A (ja) * | 2015-09-11 | 2017-03-16 | 三菱電機株式会社 | 炊飯器 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009203687A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Nippon Kenko Kk | ランナー取付具 |
JP2012026095A (ja) * | 2010-07-20 | 2012-02-09 | Daiwa House Industry Co Ltd | ランナー固定金物 |
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2013
- 2013-08-22 JP JP2013172389A patent/JP6133728B2/ja active Active
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