JP2015040383A - 防水装置の設置方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】構造物1の開口部2を開閉する開閉体7,8を閉状態に維持する手順と、開口部を閉塞するように開閉体に対して防水シート21を設置するシート設置手順と、を含む。上記の維持する手順において、開閉体の開閉用の電源をオフすることで開閉体を閉状態に維持するようにしてもよい。電源の再投入の禁止を表示する手順が実行されてもよい。
【選択図】図5
Description
図1から図6を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、防水装置の設置方法に関する。図1は、本発明の実施形態に係る構造物を示す図、図2は、実施形態に係る自動ドアのブロック図、図3は、実施形態に係る防水装置を示す図、図4は、実施形態に係る保持部材の説明図、図5は、実施形態に係るシート設置手順の説明図、図6は、保持部材によって保持される防水シートを示す図である。
まず、シート設置手順について説明する。シート設置手順は、開口部2を閉塞するように開閉体7,8に対して防水シート21を設置する手順である。シート設置手順において、ユーザーは、図5に示すように、防水シート21の両端を保持部材25によって保持させる。保持部材25は、柱部材3の前面、すなわち、屋外側を向く面に対して固定されている。保持部材25は、柱部材3の下端から、上方へ向けて所定の範囲に設けられている。
ユーザーは、防水シート21を設置する場合、まず、防水シート21の一端を保持部材25に保持させる。図6に示すように、防水シート21の端部には、それぞれビード27が配置されている。ビード27は、直線状の棒状部材である。ビード27は、防水シート21における幅方向の両端に1本ずつ固定されている。ビード27は、防水シート21の縁を直線状に保持しておくことができる剛性を有している。防水シート21の縁において、ビード27が設けられる範囲は、一端が防水シート21の上端であり、他端が防水シート21の下端よりも所定距離だけ上側の位置である。つまり、防水シート21において、ビード27の下端よりも下側の部分は、容易に屈曲することができる。
ユーザーは、幅方向の一方側の保持部材25によって防水シート21の一端を保持させると、幅方向の他端側の保持部材25によって防水シート21の他端を保持させる。これにより、図5に示すように、防水シート21は、その両端が構造物1によって保持されて、開口部2の下端側の領域を閉塞する。
本実施形態に係る防水シート21には、複数の吸盤28が取り付けられている。吸盤28は、防水シート21の上側の辺に沿って等間隔で配置されている。ユーザーは、吸盤28を開閉体7,8に吸着させることにより、防水シート21の上側の辺を開閉体7,8に固定する。防水シート21の上側の辺が開閉体7,8に固定されることにより、防水シート21の垂れ下がり等が抑制される。また、防水シート21を開閉体7,8に密着させておくことが容易となり、防水シート21が開閉体7,8から浮き上がることが抑制される。
載置手順は、押圧部材22を防水シート21における床面4を覆う部分の上に載置する手順である。載置手順は、シート設置手順よりも後に実行される。載置された押圧部材22が防水シート21を床面4に向けて押圧することで、防水シート21が床面4から浮き上がることや、防水シート21がずれてしまうことが抑制される。
維持する手順では、ユーザーは、第一開閉体7および第二開閉体8を閉状態に維持する作業を実行する。具体的には、ユーザーは、自動ドア6の電源をオフにすることで開閉体7,8を閉状態に維持する。ユーザーは、電源部12のスイッチ(電源スイッチ)をオフにすることにより、少なくとも駆動部9に対する電力の供給を停止する。電源スイッチのオフは、第一開閉体7および第二開閉体8が閉じた状態で実行されることが好ましいが、これに限定されるものではない。例えば、ユーザーは、電源スイッチをオフにしてから手動により第一開閉体7および第二開閉体8を閉じて、閉状態にしてもよい。第一開閉体7および第二開閉体8の閉状態では、開閉体7,8が全閉状態であることが望ましい。
表示手順は、電源の再投入の禁止を表示する手順である。表示手順は、例えば、維持する手順の実行後に行われることが好ましいが、維持する手順の前に実行されても、その他のタイミングで実行されてもよい。ユーザーは、表示手順において、表示板23を適当な箇所に設置して、「防水装置1−1を取り外すときまで自動ドア6の電源を再投入してはならない」旨を表示する。表示板23を設置する箇所は、例えば、電源部12や電源部12の近傍の見やすい位置とすることが好ましい。表示板23は、電源部12の電源スイッチを隠すように配置されてもよい。例えば、表示板23を取り除かない限り電源部12の電源投入ができないようにしておけば、誤って電源が再投入されることを抑制する効果が高い。
実施形態の第1変形例について説明する。上記実施形態では、維持する手順において、開閉体7,8の開閉用の電源がオフされることで開閉体7,8が閉状態に維持された。これに代えて、あるいはこれに加えて、維持する手順において、感知センサ10を無効にすることで開閉体7,8を閉状態に維持するようにしてもよい。図7は、実施形態の第1変形例に係るカバー部材を示す図である。
実施形態の第2変形例について説明する。維持する手順において、ユーザーによる開閉体7,8を開く操作入力を無効にすることで開閉体7,8を閉状態に維持するようにしてもよい。例えば、自動ドア6が、開扉ボタンを備えている場合、ユーザーによる開扉ボタンに対する操作入力を無効にすることで、開閉体7,8を閉状態に維持することができる。操作入力を無効にする方法としては、開扉ボタン等の操作部材自体の動作を停止させること、操作部材に対する操作入力を検出してもその操作入力を無効とすることが含まれる。開閉体7,8を開く操作入力を無効にする手順は、その他の維持する手順と合わせて実行されてもよい。
実施形態の第3変形例について説明する。維持する手順において、開閉体7,8の移動を機械的にロックすることで開閉体7,8を閉状態に維持するようにしてもよい。例えば、自動ドア6が、開閉体7,8の開閉方向の移動を規制する鍵等の機械的なロック機構を備えるものである場合、当該ロック機構を作動させることにより、開閉体7,8を閉状態に維持することが可能である。また、駆動部9の動作を機械的にロックするロック機構がある場合、当該ロック機構を作動させることにより、開閉体7,8を閉状態に維持することもできる。なお、開閉体7,8の移動を機械的にロックする手順は、電源をオフにする手順、感知センサ10を無効にする手順、開閉体7,8を開く操作入力を無効にする手順の少なくとも1つと合わせて実行されてもよい。
実施形態の第4変形例について説明する。「自動的に開閉する」開閉体ではない所謂手動による開閉体(特に、全閉鎖時において人の力のみによる開放移動の開閉体)についても意識的または無意識的に開放されると困るので、全閉鎖状態を維持する必要がある。所謂手動による開閉体7,8に対する維持する手順は、開閉体7,8を全閉鎖状態にして、開閉体7,8を駆体等に対して鍵により施錠したり、釘等の固定具で固定したりする手順を含むことが好ましい。また、表示手順は、「鍵を開錠したり固定具を外したりしてはならない」旨を表示することが好ましい。
(確認手順)
上記実施形態および各変形例の防水装置の設置方法において、更に、自動ドア6において自動的に開閉体7,8を開く機能が無効化されているか否かを確認する手順が含まれてもよい。すなわち、電源部12の電源スイッチをオフした場合には、その後に、開閉体7,8の感知領域に入っても開閉体7,8が開かないことを確認することが好ましい。また、感知センサ10を無効にした場合、その後に、感知センサ10の感知領域にユーザーが入っても開閉体7,8が開かないことを確認することが好ましい。また、開閉体7,8を開く操作入力を無効にした場合、その後に、開扉ボタンを押してみるなどして、開閉体7,8が開かないことを確認することが好ましい。また、開閉体7,8の移動を機械的にロックした場合、その後に感知センサ10の感知領域にユーザーが入っても開閉体7,8が開かないことを確認することが好ましい。
上記実施形態および各変形例において、電源再投入等の禁止を表示するものは、表示板23には限定されない。例えば、シール、ラベル、その他の適当な方法によって電源再投入等の禁止を表示することができる。
上記実施形態および各変形例の適用対象は、上記実施形態で例示した構成には限定されない。例えば、自動ドア6は、片開きタイプのものであってもよい。また、自動ドア6の開閉の態様は、上記実施形態で例示したものには限定されない。例えば、開閉体7,8は、スライド式のものには限定されず、開き戸や折れ戸等であってもよい。開閉体7,8が屋内側へ向けて開くものである場合、水圧に抗して開閉体7,8を閉状態に維持できるように、維持する手順において開閉体7,8の屋内側への移動を機械的にロックすることが好ましい。
1 構造物
2 開口部
6 自動ドア
7 第一開閉体
8 第二開閉体
10 感知センサ
21 防水シート
23 表示板
25 保持部材
Claims (9)
- 構造物の開口部を開閉する開閉体を閉状態に維持する手順と、
前記開口部を閉塞するように前記開閉体に対して防水シートを設置するシート設置手順と、
を含むことを特徴とする防水装置の設置方法。 - 前記維持する手順において、前記開閉体の開閉用の電源をオフにすることで前記開閉体を閉状態に維持する
請求項1に記載の防水装置の設置方法。 - 前記維持する手順において、
物体を感知するセンサを無効にすることで前記開閉体を閉状態に維持する
請求項1に記載の防水装置の設置方法。 - 前記維持する手順において、
ユーザーによる前記開閉体を開く操作入力を無効にすることで前記開閉体を閉状態に維持する
請求項1に記載の防水装置の設置方法。 - 前記維持する手順において、
前記開閉体の移動を機械的にロックすることで前記開閉体を閉状態に維持する
請求項1から4のいずれか1項に記載の防水装置の設置方法。 - 更に、前記電源の再投入の禁止を表示する手順を含む
請求項2に記載の防水装置の設置方法。 - 更に、前記センサを有効にすることの禁止を表示する手順を含む
請求項3に記載の防水装置の設置方法。 - 更に、前記操作入力を有効にすることの禁止を表示する手順を含む
請求項4に記載の防水装置の設置方法。 - 更に、前記ロックを解除することの禁止を表示する手順を含む
請求項5に記載の防水装置の設置方法。
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Cited By (4)
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