JP2015040173A - 皮膚外用剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】紫外線などによりダメージを受けた皮膚(頭皮も含む)及び毛髪に対して、すぐれたダメージ回復効果を有し、かつ、皮膚(頭皮も含む)に対する生体安全性にすぐれた有効成分を含有する皮膚外用剤、育毛剤及び髪質改善剤を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は、低分子化されたヒアルロン酸又はその塩を有効成分として含有する抗酸化剤、皮膚外用剤、育毛剤及び髪質改善剤であって、当該有効成分が有する過酸化脂質抑制作用などの抗酸化用により、美白効果及びニキビ改善効果、又は、育毛効果及び髪質改善効果を有するものである。
【選択図】なし

Description

本発明は、低分子のヒアルロン酸を有効成分として含有する抗酸化剤、美白用及びニキビ改善用の皮膚外用剤、並びに低分子のヒアルロン酸を有効成分として含む育毛剤、髪質改善剤に関する。
皮膚の老化は、加齢に伴う細胞増殖・分化の不活化、ホルモン分泌の低下、細胞外マトリックス成分の量的低下などの内的要因だけでなく、太陽光(紫外線)や排気ガス等により誘発される活性酸素による細胞・組織の損傷、又は炎症などの外的要因が複雑に絡み合って生ずる現象である。
特に、皮膚に対する紫外線の影響は大きく、紫外線を浴びた皮膚はその表皮で大量の活性酸素が発生し、これが表皮の細胞膜を酸化する。この酸化が進むと皮脂も過酸化されて過酸化脂質に変換される。この皮脂の過酸化は皮膚表面に留まらず、ラジカル連鎖反応により真皮組織の細胞膜まで酸化するに至る。このような酸化は、皮膚細胞に直接傷害を及ぼすばかりでなく、細胞外マトリックス成分のコラーゲンを変性又は架橋させてシワの形成や皮膚の弾力性の低下をもたらし、また、メラニン色素の異常沈着を誘発してシミ、ソバカス、肝斑等を生じさせ、さらには、炎症やニキビの発生の原因となる。また、紫外線暴露により生ずる活性酸素は皮膚だけではなく、毛髪中の脂質も酸化し、これにより、毛髪の乾燥、パサツキ、切れ毛、ツヤの喪失、滑らかさの低下を起こす。さらに、頭皮の毛包細胞内で過酸化脂質等による酸化ダメージが発生すると、その細胞がアポトーシスを起こして脱毛につながる。
このため、紫外線等による皮膚(頭皮も含む)や毛髪のダメージを防ぎ、皮膚や毛髪を健全、かつ、若々しい状態に保持するため、従来、種々の活性成分の使用が提案され、それら活性成分を配合した皮膚外用剤や毛髪用化粧料が上市されている。例えば、活性成分として、ビタミンC、ビタミンE、ブチルヒドロキシトルエン、スーパーオキシドジスムターゼ(Superoxide dismutase;以下SODと略記)、グリチルリチン酸等が汎用されている。しかし、それら従来の活性成分は、安全性の面で皮膚外用剤や毛髪用化粧料中への配合量に一定の制限があったり、配合量を制限すると有効性が必ずしも十分でなくなったりするなどの問題があった。
上記課題を解決するために、鋭意研究を行った結果、本発明者らは、低分子のヒアルロン酸がすぐれた抗酸化作用を有し、これにより、シミ、ソバカス等の色素沈着の予防、改善、ニキビ改善、髪質改善、育毛効果を有することを新たに見出した。従来、低分子ヒアルロン酸を配合した化粧料が提案されているが(特許文献1〜7)、低分子化されたヒアルロン酸の有効性としては、保湿や、関節炎などの炎症治療のみであり、他の有効性については知られていなかった。
特開昭62-292710号公報 特公平05-077681号公報 特開昭64-013008号公報 特表2002-533376号公報 特開2006-271351号公報 特開2007-291133号公報 特開2008-179710号公報
すなわち、本発明は低分子ヒアルロン酸又はその塩を有効成分とする抗酸化剤である。
また、本発明は低分子ヒアルロン酸又はその塩を有効成分とする美白用皮膚外用剤である。
また、本発明は低分子ヒアルロン酸又はその塩を有効成分とするニキビ改善用皮膚外用剤である。
また、本発明は低分子ヒアルロン酸又はその塩を有効成分とする育毛剤である。
また、本発明は低分子ヒアルロン酸又はその塩を有効成分とする髪質改善剤である。
本発明において、低分子ヒアルロン酸は、2糖〜8糖のヒアルロン酸であることが好ましい。
なお、本発明において化粧料なる文言は、所謂化粧料のほかに医薬部外品をも含む広義で用いる。
本発明によれば、有効成分である低分子ヒアルロン酸が、格段にすぐれた抗酸化作用(DPPHラジカル消去作用及び過酸化脂質抑制作用)を有し、それらの相乗作用により、シミ、ソバカス、くすみ及び肝斑等の改善にすぐれた美白用皮膚外用剤を提供することができる。また、それらの相乗作用により、さらに、ニキビ予防及び改善用の皮膚外用剤を提供することができる。また、本発明によれば、低分子ヒアルロン酸を有効成分とする髪質改善剤及び育毛剤を提供することができる。
以下に本発明について詳細に説明する。
本発明の低分子ヒアルロン酸は、市販品を用いても良いが、ヒアルロン酸又はその塩を分解する方法によっても得られる。分解方法としては、例えば、酵素分解法、微生物による分解法、アルカリ分解法、加熱処理法、又は超音波処理法等が挙げられる。
上述した分解方法によって低分子のヒアルロン酸を得る場合に、原料として用いるヒアルロン酸又はその塩類は、特に限定されるものではないが、市販品或いはヒアルロン酸又はその塩類を得ることができる天然物由来の素材から調製したものが使用できる。本発明に使用する低分子ヒアルロン酸の分子量は、特に限定されるものではなく、平均重量分子量約4000以下であればいずれの分子量を有するヒアルロン酸も使用可能であるが、得られる抗酸化効果の観点からは、10糖以下のヒアルロン酸が好ましく、特に、2糖〜8糖のヒアルロン酸が好ましい。低分子ヒアルロン酸は、遊離型若しくは塩型でもよいが、安定に使用することができる塩型が特に好ましい。又、本発明に於いては、微生物による分解法等を用いて得られる非還元末端糖のD-グルクロン酸の4位と5位に二重結合を有する不飽和型の低分子ヒアルロン酸を使用することもできる。
低分子ヒアルロン酸の塩類としては、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩、セシウム塩、マグネシウム塩、カルシウム塩などの無機金属塩類、リジン塩、アルギニン塩、ヒスチジン塩等の塩基性アミノ酸塩、アンモニウム塩、テトラブチルアンモニウム塩、トリエタノールアミン塩、ジイソプロパノールアミン塩等の有機塩類がヒアルロン酸の好適な塩として挙げられ、特に汎用的であるアルカリ金属塩が好ましく、ナトリウム塩がより好ましい。
ヒアルロン酸又はその塩を分解する酵素としては、例えば、ヒアルロニダーゼ(牛睾丸由来)、ヒアルロナンリアーゼ(Streptomyces由来)、ヒアルロニダーゼSD、コンドロイチナーゼAC、コンドロイチナーゼACII、コンドロイチナーゼACIII 、コンドロイチナーゼABCなどをヒアルロン酸に作用させてヒアルロン酸オリゴ糖を生成する方法(新生化学実験講座「糖質II−プロテオグリカンとグリコサミノグリカン−」p244-248、1991年発行、東京化学同人 参照)などが挙げられる。
また、ヒアルロン酸又はその塩を微生物により発酵させて低分子のヒアルロン酸を得る場合について説明する。微生物としては、ヒアルロン酸分解酵素を有する、Clostridium(クロストリデイウム)、Micrococcus(ミクロコッカス)、Streptococcus(ストレプトコッカス)、Propionibacterium(プロピオン酸菌)、Peptococcus(ペプトコッカス)、Strptomyces(ストレプトミセス)などに属する微生物が挙げられる。
それら微生物の培養に用いられる培地は、微生物が資化することができる炭素源、窒素源、無機塩類等を含有し、微生物の培養を効率的に行える培地であれば、天然培地、合成培地のいずれでも用いることができる。
培地中の炭素源の具体例としては、例えば、グルコース、マンノース、フルクトース、マンニトール、イノシトール、スターチ等の炭水化物を挙げることができる。窒素源の具体例としては、アンモニア、塩化アンモニウム、硫酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、酢酸アンモニウム、乳酸アンモニウム等の各種無機アンモニウム塩や有機アンモニウム塩、ペプトン、肉エキス、酵母エキス、大豆粉、綿実かす等を挙げることができる。
無機塩類の具体例としては、リン酸第一カリウム、リン酸第二カリウム、リン酸マグネシウム、硫酸マグネシウム、塩化ナトリウム、硫酸第一鉄、硫酸マンガン、硫酸銅、硫酸亜鉛、炭酸カルシウム等を挙げることができる。また、必要に応じて、チアミン、ビオチン等のビタミン類、グルタミン酸、アスパラギン酸等のアミノ酸、アデニン、グアニン等の核酸関連物質を添加してもよい。
微生物によるヒアルロン酸又はその塩類の発酵処理方法は、微生物の培養菌体そのままを用いて、ヒアルロン酸又はその塩類が含有している水溶液に接触させる。具体的には、培養菌体を滅菌水で10〜10個/mL程度に懸濁し、その懸濁液をヒアルロン酸又はその塩類を含有した水溶液の重量に対し、1.0w/v%接種する。
微生物の培養方法としては、振盪培養、通気攪拌培養、平板静置培養等のいずれの方法を用いても良い。培養温度は使用する微生物の最適生育温度とすることが好ましく、一般的には、20〜45℃の温度範囲で行うことが好ましい。培養時間は、20〜45℃で培養する場合、一般的には18時間〜7日間程度とすることが好ましい。また、培養中のpHとしては、pH4.0〜9.0とすることができるが、中性付近に保持することが好ましい。pH調整は、無機酸あるいは有機酸、アルカリ溶液、炭酸カルシウム、アンモニア等を用いて行うことができる。
処理生成物であるヒアルロン酸又はその塩類の発酵物の滅菌方法としては、加熱滅菌、高圧蒸気滅菌、ろ過滅菌、紫外線殺菌等が好ましく、加熱殺菌で行うことがより好ましい。
本発明の低分子ヒアルロン酸を配合してなる皮膚外用剤(化粧品、医薬部外品も含む)としては、例えば乳液、クリーム、ローション、エキス、パック、洗顔料などの基礎化粧料、口紅、ファンデーション、リキッドファンデーション、メイクアッププレスパウダーなどのメイクアップ化粧料、洗顔料、ボディシャンプー、石けんなどの清浄用化粧料、さらには浴剤、育毛剤、毛髪用化粧料(シャンプー、コンディショナー)などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。
本発明の低分子ヒアルロン酸の配合量は、例えば、化粧料又は医薬部外品であれば、固形分として、基礎化粧料の場合は、一般に0.001〜10重量%、好ましくは0.01〜1重量%の範囲、メイクアップ化粧料の場合は、一般に0.001〜5重量%、好ましくは0.01〜0.5重量%の範囲、清浄用化粧料の場合は、一般に0.01〜0.5重量%、また、浴剤の場合は、一般に0.001〜10重量%、好ましくは0.01〜1重量%の範囲である。例えば、育毛・養毛剤であれば、一般的には0.00001〜3.0重量%(固形分重量%、以下同じ)であり、好ましくは、0.001〜1.0重量%である。また、シャンプー等の洗髪用化粧料であれば、一般的には0.0001〜3.0重量%(固形分重量%、以下同じ)であり、好ましくは、0.0001〜1.0重量%である。また、リンスやコンディショナーであれば、一般的には0.00001〜3.0重量%(固形分重量%、以下同じ)であり、好ましくは、0.0001〜1.0重量%である。
また、本発明の皮膚外用剤(化粧料、医薬部外品を含む)には、上記の必須成分の他に、通常の化粧料に用いられる配合成分、例えば油性成分、界面活性剤、保湿剤、増粘剤、防腐・殺菌剤、粉体成分、紫外線吸収剤、色素、香料、抗酸化剤、pH調整剤等を配合しても良い。さらに、本発明の育毛剤、髪質改善剤には、他の活性成分(毛母細胞賦活剤、抗男性ホルモン剤、血行促進剤、皮脂分泌抑制剤、抗炎症剤、毛髪保護剤、毛周期の成長維持剤等)を組み合わせ配合するようにしてもよく、これによって、相乗的な育毛効果や脱毛防止効果、髪質改善効果等を期待することもできる。
ここで、油性成分としては、例えばオリーブ油、ホホバ油、ヒマシ油、大豆油、米油、米胚芽油、ヤシ油、パーム油、カカオ油、メドウフォーム油、シアーバター、ティーツリー油、アボガド油、マカデミアナッツ油、植物由来スクワランなどの植物由来の油脂類;ミンク油、タートル油などの動物由来の油脂類;ミツロウ、カルナウバロウ、ライスワックス、ラノリンなどのロウ類;流動パラフィン、ワセリン、パラフィンワックス、スクワランなどの炭化水素類;ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、イソステアリン酸、cis−11−エイコセン酸などの脂肪酸類;ラウリルアルコール、セタノール、ステアリルアルコールなどの高級アルコール類;ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピル、オレイン酸ブチル、2−エチルヘキシルグリセライド、高級脂肪酸オクチルドデシル(ステアリン酸オクチルドデシルなど)などの合成エステル類及び合成トリグリセライド類などが挙げられる。
界面活性剤としては,例えばポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステルなどの非イオン界面活性剤;脂肪酸塩、アルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン脂肪アミン硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル燐酸塩、α−スルホン化脂肪酸アルキルエステル塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル燐酸塩などのアニオン界面活性剤;第四級アンモニウム塩、第一級〜第三級脂肪アミン塩、トリアルキルベンジルアンモニウム塩、アルキルピリジニウム塩、2−アルキル−1−アルキル−1−ヒドロキシエチルイミダゾリニウム塩、N,N−ジアルキルモルフォルニウム塩、ポリエチレンポリアミン脂肪酸アミド塩などのカチオン界面活性剤;N,N−ジメチル−N−アルキル−N−カルボキシメチルアンモニオベタイン、N,N,N−トリアルキル−N−アルキレンアンモニオカルボキシベタイン、N−アシルアミドプロピル−N′,N′−ジメチル−N′−β−ヒドロキシプロピルアンモニオスルホベタインなどの両性界面活性剤などを使用することができる。
また、乳化剤乃至乳化助剤として、サポニン又はその誘導体、カゼイン又はその塩(ナトリウム等)、糖と蛋白質の複合体、ショ糖又はそのエステル、ラクトース、大豆由来の水溶性多糖、大豆由来蛋白質と多糖の複合体、ラノリン又はその誘導体、コレステロール、ステビア誘導体(ステビア酵素処理物等)、ケイ酸塩(アルミニウム、マグネシウム等)、炭酸塩(カルシウム、ナトリウム等)、乳酸菌発酵米、乳酸菌発酵発芽米、乳酸菌発酵穀類(麦類、豆類、雑穀など)、ビャッキュウ抽出物、ジョアゼイロ(Zizyphus joazeiro)抽出物などを配合することもできる。
保湿剤としては、例えばグリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ポリエチレングリコール、ソルビトール、キシリトール、ピロリドンカルボン酸ナトリウムなどがあり、さらにトレハロースなどの糖類、乳酸菌発酵米、ヒアルロン酸及びその誘導体(例えば分子量数千から数百万のヒアルロン酸又はその塩類、アセチル化ヒアルロン酸、ヒアルロン酸プロピレングリコール、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウムなど)、ムコ多糖類(例えばコンドロイチン及びその誘導体、ヘパリン及びその誘導体など)、エラスチン及びその誘導体、コラーゲン及びその誘導体、加水分解シルク蛋白質、NMF関連物質、乳酸、尿素、高級脂肪酸オクチルドデシル、フィトステロール、大豆リン脂質、イソステアリン酸コレステリル、海藻抽出物、魚介類由来コラーゲン及びその誘導体、各種アミノ酸及びそれらの誘導体(例えばトリメチルグリシンなど)、ヘチマ抽出物、ビャッキュウ抽出物、豆乳発酵液、納豆エキス、米由来抽出物及びその発酵物などが挙げられる。
増粘剤としては、例えばアルギン酸、寒天、カラギーナン、フコイダンなどの褐藻、緑藻或いは紅藻由来成分、ビャッキュウ抽出物、ペクチン、ローカストビーンガム、アロエ多糖体などの多糖類、キサンタンガム、トラガントガム、グアーガムなどのガム類、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロースなどのセルロース誘導体、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸共重合体などの合成高分子類、ポリグルタミン酸及びその誘導体、グルコシルトレハロースと加水分解水添澱粉を主体とする糖化合物などが挙げられる。
防腐・殺菌剤としては、例えば尿素;パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチルなどのパラオキシ安息香酸エステル類、フェノキシエタノール、ジクロロフェン、ヘキサクロロフェン、塩酸クロルヘキシジン、塩化ベンザルコニウム、サリチル酸、エタノール、ウンデシレン酸、フェノール類、ジャマール(イミダゾデイニールウレア)、1,2−ペンタンジオール、1,3−ブチレングリコール、各種精油類、樹皮乾留物、プロポリスエキス、メチルイソチアゾリノンなどがある。
粉体成分としては、例えばセリサイト、酸化チタン、タルク、カオリン、ベントナイト、酸化亜鉛、炭酸マグネシウム、酸化マグネシウム、酸化ジルコニウム、硫酸バリウム、無水ケイ酸、雲母、6−又は12−ナイロンパウダー、ポリエチレンパウダー、シルクパウダー、セルロース系パウダー、穀類(米、麦、トウモロコシ、キビなど)のパウダー、豆類(大豆、小豆など)のパウダーなどがある。
紫外線吸収剤としては、例えばパラアミノ安息香酸エチル、パラジメチルアミノ安息香酸エチルヘキシル、サリチル酸アミル及びその誘導体、パラメトキシ桂皮酸2−エチルヘキシル、桂皮酸オクチル、オキシベンゾン、2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸塩、4−ターシャリーブチル−4−メトキシベンゾイルメタン、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル、アロエ抽出物などがある。
抗酸化剤としては、例えばブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、没食子酸プロピル、ビタミンE及びその誘導体、ユビデカキノン(ユビキノン)、ルチン、ルチングルコシド、白芥子抽出物、イネ抽出物、ムラサキシキブ抽出物、シラカバ抽出物、ハマメリス抽出物、ウーロン茶抽出物、黒豆加水分解抽出液、シャクヤク抽出物、ビャッキュウ抽出物、ハゴロモグサ抽出液、ダマスクバラ抽出物などがある。
pH調整剤としては、例えばクエン酸又はその塩類、乳酸又はその塩類、グリコール酸、コハク酸、塩酸、モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどがある。
また、育毛効果及び脱毛防止効果の相乗効果が期待できる成分としては、ミノキシジル、シプロテロンアセテート、ペンタデカン酸グリセリド、6−ベンジルアミノプリン(サイトプリン)、アデノシン、トランス−3,4'−ジメチル3−ヒドロキシフラバノン(t-フラバノン)、センブリエキス、ヒノキチオール、感光素、パントテン酸及びその誘導体、マイマイ花エキス、ゲンチアナエキス、カミツレエキス、ビタミンE及びその誘導体、ニコチン酸誘導体(ニコチン酸アミド等)、塩化カルプロニウム、女性ホルモン類(エチニルエストラジオール、エストロン等)、イチョウエキス、チョウジエキス、アマモエキス、黒大豆エキス、サリチル酸、グリチルリチン酸カリウム(カンゾウエキス)、ヒノキチオール、塩化ベンザルコニウム、イソプロピルメチルフェノール、l−メントール、塩酸ピリドキシン(ビタミンE6)、チオキソロン、オランダカラシエキス、カンファー、サリチル酸、レゾルシン、タマサキツヅラフジから得られるビス型アルカロイド、ミツイシコンブ、エルカ酸(cis−13−ドコセン酸)、ゴンドイン酸(cis−11−エイコセン酸)等の高級モノエン酸、さらにはアミノ酸類、ビタミン類、フコイダンなどが挙げられる。
さらに必要ならば、本発明で用いる低分子ヒアルロン酸の作用効果及び特長を損なわない範囲で、他の生理活性成分(美白剤、皮膚老化防止・肌荒れ改善剤など)を配合してもよい。
美白剤としては、t−シクロアミノ酸誘導体、コウジ酸及びその誘導体、アスコルビン酸及びその誘導体、ハイドロキノン又はその誘導体、エラグ酸及びその誘導体、ニコチン酸及びその誘導体、レゾルシノール誘導体、トラネキサム酸及びその誘導体、4−メトキシサリチル酸カリウム塩、マグノリグナン(5,5'−ジプロピル−ビフェニル−2,2’−ジオール)、4−HPB(ロドデノール、4−(4−ヒドロキシフェニル)−4−ブタノール))、ヒドロキシ安息香酸及びその誘導体、ビタミンE及びその誘導体、α−ヒドロキシ酸、AMP(アデノシンモノホスフェイト、アデノシン1リン酸)、例えば、美白成分として、胎盤抽出液、ソウハクヒ抽出物、シソ葉抽出物、ユキノシタ抽出物、米糠抽出物又はその加水分解物、白芥子抽出物又はその加水分解物、白芥子の発酵物、シャクヤク抽出物又はその加水分解物、乳酸菌醗酵米、乳酸菌醗酵発芽米、乳酸菌醗酵穀類(麦類、豆類、雑穀類)、ムラサキシキブ抽出物、ハス種子抽出物又はその加水分解物、ハス種子発酵物、党参抽出物、ハトムギ加水分解物、ハトムギ種子発酵物、ローヤルゼリー発酵物、酒粕発酵物、パンダヌス・アマリリフォリウス(Pandanus amaryllifolius Roxb.)抽出物、アルカンジェリシア・フラバ(Arcangelicia flava Merrilli)抽出物、カミツレ抽出物等が上げられ、これらを単独で配合しても、複数を組み合わせて配合しても良い。上記のコウジ酸誘導体としては、例えばコウジ酸モノブチレート、コウジ酸モノカプレート、コウジ酸モノパルミテート、コウジ酸ジブチレートなどのコウジ酸エステル類、コウジ酸エーテル類、コウジ酸グルコシドなどのコウジ酸糖誘導体等が、アスコルビン酸誘導体としては、例えばL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルナトリウム、L−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム、L−アスコルビン酸−2−硫酸エステルナトリウム、L−アスコルビン酸−2−硫酸エステルマグネシウムなどのアスコルビン酸エステル塩類、L−アスコルビン酸−2−グルコシド、L−アスコルビン酸−5−グルコシドなどのアスコルビン酸糖誘導体、それらアスコルビン酸糖誘導体の6位アシル化物(アシル基は、ヘキサノイル基、オクタノイル基、デカノイル基など)、L−アスコルビン酸テトライソパルミチン酸エステル、L−アスコルビン酸テトララウリン酸エステルなどのL−アスコルビン酸テトラ脂肪酸エステル類、3−O−エチルアスコルビン酸、L−アスコルビン酸−2−リン酸−6−O−パルミテートナトリウム、グリセルアスコルビン酸等が、ハイドロキノン誘導体としては、アルブチン(ハイドロキノン−β−D−グルコピラノシド)、α−アルブチン(ハイドロキノン−α−D−グルコピラノシド)等が、トラネキサム酸誘導体としては、トラネキサム酸エステル(例えば、トラネキサム酸ラウリルエステル、トラネキサム酸ヘキサデシルエステル、トラネキサム酸セチルエステル又はその塩)、トラネキサム酸のアミド体(例えば、トラネキサム酸メチルアミド)などが挙げられ、レゾルシノール誘導体としては、例えば、4−n−ブチルレゾルシノール、4−イソアミルレゾルシノール等が、2,5−ジヒドロキシ安息香酸誘導体としては、例えば2,5−ジアセトキシ安息香酸、2−アセトキシ−5−ヒドロキシ安息香酸、2−ヒドロキシ−5−プロピオニルオキシ安息香酸等が、ニコチン酸誘導体としては、例えばニコチン酸アミド、ニコチン酸ベンジル等が、ビタミンE誘導体としては、例えばビタミンEニコチネート、ビタミンEリノレート等が、α−ヒドロキシ酸としては、例えば乳酸、リンゴ酸、コハク酸、クエン酸、α−ヒドロキシオクタン酸等がある。
また、皮膚老化防止・肌荒れ改善成分としては、サンゴ草抽出物、イネの葉の抽出物又はその加水分解物、ナス(水ナス、長ナス、賀茂ナス、米ナス等)抽出物又はその加水分解物、カタメンキリンサイ等の海藻の抽出物、アンズ果実の抽出物、アマモ等の海産顕花植物の抽出物、クラゲ水、米抽出物又はその加水分解物、米醗酵エキス、発芽米抽出物又はその加水分解物、発芽米発酵物、黒豆抽出物又はその加水分解物、リノール酸及びその誘導体もしくは加工物(例えばリポソーム化リノール酸など)、動物又は魚由来のコラーゲン及びその誘導体、エラスチン及びその誘導体、セラミドなどの細胞間脂質、グリチルリチン酸及びその誘導体(ジカリウム塩等)、t−シクロアミノ酸誘導体、ビタミンA及びその誘導体、t−シクロアミノ酸誘導体、ビタミンA及びその誘導体、ビタミンE及びその誘導体(d,l−α−トコフェリルリン酸ナトリウムなど)、アラントイン、α−ヒドロキシ酸類、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸、コエンザイムQ−10、α−リポ酸、エルゴチオネイン、アラントイン、ジイソプロピルアミンジクロロアセテート、γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸、ゲンチアナ抽出物、甘草抽出物、ニンジン抽出物、アロエ抽出物、ミツイシコンブ抽出物、アナアオサ抽出物、ジュアゼイロ(Zizyphus joazeiro)抽出物、ブナ抽出物、キダチアロエ抽出物、マンネンロウ抽出物、イチョウ抽出物、スギナ抽出物、ベニバナ抽出物、オタネニンジン抽出物、セイヨウニワトコ抽出物、マンゴー抽出物、チェリモヤ抽出物、マンゴスチン抽出物、タベブイア・インペティギノーサ抽出物、ハス種子発酵液などが挙げられる。
次に、製造例、実施例(処方例)、及び試験例を挙げて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はそれらに限定されるものではない。なお、以下において、部はすべて重量部を、また%はすべて重量%を意味する。本発明の低分子ヒアルロン酸は、市販のものを利用してよいが、下記のようにヒアルロン酸から製造することも可能である。
製造例1.低分子ヒアルロン酸(1)
低分子ヒアルロン酸を、国際公開第2002/4471号に記載の方法を用いて調製した。すなわち、ヒアルロン酸ナトリウム(キッコーマン バイオケミファ社製、商品名:FCH-SU、分子量5〜11万)10gを100mMリン酸緩衝液(pH5.3)450mLに加えて攪拌し、ヒアルロニダーゼ80mgを添加して37℃の恒温下で24時間酵素分解した。得られた反応液を遠心分離機(10000rpm,30分)にて上清を回収し、強塩基性イオン交換樹脂I型を充填したカラムにて、塩化ナトリウム水溶液を溶出液として分画した。得られた低分子ヒアルロン酸溶液をゲルろ過クロマトグラフィーにて分析した結果、210nmの相対的なピーク面積から、2糖〜6糖の低分子ヒアルロン酸の存在を確認した。この低分子ヒアルロン酸溶液を凍結乾燥後、固形分1.0%の溶液に調製した。
製造例2.低分子ヒアルロン酸(2)
低分子ヒアルロン酸(4糖のヒアルロン酸)を調製した。具体的には、Tawadaらの方法(Tawada A, Masa T, Oonuki Y, Watanabe A, Matsuzaki Y, Asari A.
Large-scale preparation, purification, and characterization of hyaluronan
oligosaccharides from 4-mers to 52-mers. Glycobiology. 2002; 12(7):421-6.)により、低分子ヒアルロン酸溶液(固形分1.0%)を調製した。
製造例3.低分子ヒアルロン酸(3)
ヒアルロン酸ナトリウム(キッコーマン バイオケミファ社製 FCH-120、平均分子量約120万)5gに0.1%BSAを含む0.05Mリン酸緩衝液(pH 6.2) 490mLを加えて溶解後、0.1%BSA水溶液で調製したHyaluronate Lyase from Streptococcus pyogenes(Sigma Aldrich)を10mL(終濃度、10mU)加え、37℃で時々撹拌しながら6時間静置した。6時間後、100℃の水浴中で10分間加熱し、酵素を失活させた。冷後、得られた反応液を遠心分離機(10000rpm,30分)にて上清を回収し、強塩基性イオン交換樹脂I型を充填したカラムにて、塩化ナトリウム水溶液を溶出液として分画した。得られた低分子ヒアルロン酸溶液をゲルろ過クロマトグラフィーにて分析した結果、210nmの相対的なピーク面積から、2糖の低分子ヒアルロン酸の存在を確認した。この低分子ヒアルロン酸溶液を凍結乾燥後、固形分1.0%の溶液に調製した。
比較例1.ヒアルロン酸水溶液の製造
ヒアルロン酸ナトリウム塩(紀文フードケミカル社製、商品名:FCH-SU、分子量5〜11万)の粉末1gを精製水99gに加えて、ヒアルロン酸水溶液を得た。
実施例1.クリーム
[A成分] 部
流動パラフィン 5.0
トリオクタン酸グリセリル 4.0
パラフィン 5.0
グリセリルモノステアレート 2.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 6.0
ブチルパラベン 0.1
[B成分] 部
製造例1の低分子ヒアルロン酸(1) 2.0
グリセリン 5.0
カルボキシメチルモノステアレート 0.1
エデト酸ナトリウム 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合してクリームを得た。
実施例2.クリーム
実施例1のクリームのB成分に含まれる製造例1の低分子ヒアルロン酸(1)に代えて、製造例2の低分子ヒアルロン酸(2)を用いる他は、実施例1と同様にしてクリームを得た。
実施例3.クリーム
実施例1のクリームのB成分に含まれる製造例1の低分子ヒアルロン酸(1)に代えて、製造例3の低分子ヒアルロン酸(3)を用いる他は、実施例1と同様にしてクリームを得た。
実施例4.乳液
[A成分] 部
流動パラフィン 6.0
ヘキサラン 4.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
大豆レシチン 1.5
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
[B成分] 部
グリセリン 3.0
製造例1の低分子ヒアルロン酸(1) 2.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
エデト酸ナトリウム 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
実施例5.乳液
実施例4のB成分に含まれる製造例1の低分子ヒアルロン酸(1)に代えて、製造例2の低分子ヒアルロン酸(2)を用いる他は、実施例4と同様にして乳液を得た。
実施例6.乳液
実施例4のB成分に含まれる製造例1の低分子ヒアルロン酸(1)に代えて、製造例3の低分子ヒアルロン酸(3)を用いる他は、実施例4と同様にして乳液を得た。
実施例7.乳液
[A成分] 部
流動パラフィン 6.0
ヘキサラン 4.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
大豆レシチン 1.5
メチルパラベン 0.15
エチルパラベン 0.03
[B成分] 部
製造例1の低分子ヒアルロン酸(1) 5.0
L−アスコルビン酸−2−グルコシド 2.0
水酸化カリウム 0.5
グリセリン 3.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
水溶性コラーゲン 0.01
エデト酸ナトリウム 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分]
香料 適量
上記のA成分とB成分をそれぞれ80℃以上に加熱した後、攪拌混合した。これを50℃まで冷却した後、C成分を加えてさらに攪拌混合して乳液を得た。
実施例8.乳液
実施例7のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてL−アスコルビン酸−2−リン酸エステルマグネシウム2.0部を用いるほかは実施例7と同様にして乳液を得た。
実施例9.乳液
実施例7のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてトラネキサム酸2.0部を用いるほかは実施例7と同様にして乳液を得た。
実施例10.乳液
実施例7のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えてアルブチン2.0部を用いるほかは実施例7と同様にして乳液を得た。
実施例11.乳液
実施例7のB成分中、L−アスコルビン酸−2−グルコシド2.0部及び水酸化カリウム0.5部に代えて米糠抽出物加水分解物(固形分濃度3.5%)5.0部を用いるほかは実施例7と同様にして乳液を得た。
実施例12.乳液
[A成分] 部
流動パラフィン 6.0
ヘキサラン 4.0
ホホバ油 1.0
ポリオキシエチレン(20)ソルビタンモノステアレート 2.0
大豆レシチン 1.5
[B成分] 部
製造例1の低分子ヒアルロン酸(1) 5.0
L−アスコルビン酸−2−グルコシド 2.0
水酸化カリウム 0.5
アルブチン 3.0
グリセリン 3.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
カルボキシメチルセルロース 0.3
精製水 全量が100部となる量
実施例13.ローション
[成分] 部
エタノール 10.0
グリセリン 3.0
1、3−ブチレングリコール 2.0
メチルパラベン 0.2
クエン酸 0.1
クエン酸ナトリウム 0.3
カルボキシビニルポリマー 0.1
エデト酸ナトリウム 0.1
製造例1の低分子ヒアルロン酸(1) 5.0
香料 適量
水酸化カリウム 適量
精製水 全量が100部となる量
上記の成分を混合してローションを得た。
実施例14.ボディシャンプー
[A成分] 部
メチルパラベン 0.1
N−ラウロイルメチルアラニンナトリウム 25.0
ヤシ油脂肪酸カリウム液(40%) 26.0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 3.0
[B成分] 部
製造例1の低分子ヒアルロン酸(1) 5.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
エデト酸ナトリウム 0.1
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温まで冷却してボディシャンプーを得た。
実施例15.石けん
[A成分] 部
ヤシ油 10.0
硬化ヒマシ油 26.0
オリーブ油 4.0
[B成分] 部
水酸化ナトリウム 6.0
砂糖 10.0
グリセリン 5.0
製造例1の低分子ヒアルロン酸(1) 5.0
エデト酸ナトリウム 0.1
精製水 全量が100部となる量
[C成分] 部
エタノール 20.0
香料 適量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加えてケン化した。これを攪拌しながら50℃まで冷却し、C成分を加えた。これを型に流し込み冷却した後、室温下で数日間乾燥させ、充分に乾燥したものを型から取りだして石けんを得た。
実施例16.育毛用ヘアトニック
[成分] 部
l−メントール 0.8
製造例1の低分子ヒアルロン酸(1) 2.0
1,3−ブチレングリコール 10.0
フェノキシエタノール 0.2
エタノール 20.0
精製水 全量が100部となる量
上記の成分を十分攪拌混合して育毛料を得た。
実施例17.育毛用ヘアトニック
実施例16の成分中、製造例1の低分子ヒアルロン酸(1)に代えて製造例2の低分子ヒアルロン酸(2)を用いるほかは実施例16と同様にして育毛用ヘアトニックを得た。
実施例18.育毛用ヘアトニック
実施例16の成分中、製造例1の低分子ヒアルロン酸(1)に代えて製造例3の低分子ヒアルロン酸(3)を用いるほかは実施例16と同様にして育毛用ヘアトニックを得た。
実施例19.育毛用ヘアトニック
[成分] 部
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
モノニトログアヤコールナトリウム 0.02
塩酸ピリドキシン 0.03
アデノシン 1.0
製造例1の低分子ヒアルロン酸(1) 5.0
トリメチルグリシン 0.5
乳酸 0.2
1,3−ブチレングリコール 10.0
フェノキシエタノール 0.2
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.4
L−アルギニン 適量
エタノール 20
精製水 全量が100部となる量
上記の成分を十分攪拌混合して育毛料を得た。
実施例20.育毛用ヘアトニック
実施例19の成分中、製造例1の低分子ヒアルロン酸(1)に代えて製造例2の低分子ヒアルロン酸(2)を用いるほかは実施例19と同様にして育毛用ヘアトニックを得た。
実施例21.育毛用ヘアトニック
実施例19の成分中、アデノシンに代えて、ミノキシジルを用いるほかは実施例19と同様にして育毛用ヘアトニックを得た。
実施例22.育毛用ヘアトニック
実施例19の成分中、アデノシンに代えて6−ベンジルアミノプリンを用いるほかは実施例20と同様にして育毛用ヘアトニックを得た。
実施例23.ヘアシャンプー
[A成分] 部
N−ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム 10.0
ポリオキシエチレン(3)アルキルエーテル硫酸ナトリウム 20.0
ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン 10.0
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド 4.0
メチルパラベン 0.1
[B成分] 部
クエン酸 0.1
製造例1の低分子ヒアルロン酸(1) 2.0
1,3−ブチレングリコール 2.0
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温まで冷却してヘアシャンプーを得た。
実施例24.ヘアシャンプー
実施例23の成分中、製造例1の低分子ヒアルロン酸(1)に代えて製造例2の低分子ヒアルロン酸(2)を用いるほかは実施例23と同様にしてヘアシャンプーを得た。
実施例25.ヘアシャンプー
実施例23の成分中、製造例1の低分子ヒアルロン酸(1)に代えて製造例3の低分子ヒアルロン酸(3)を用いるほかは実施例23と同様にしてヘアシャンプーを得た。
実施例26.ヘアリンス
[A成分] 部
ポリオキシエチレン(10)硬化ヒマシ油 1.0
塩化ジステアリルジメチルアンモニウム 1.5
塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 2.0
2−エチルヘキサン酸グリセリル 1.0
セタノール 3.2
ステアリルアルコール 1.0
メチルパラベン 0.1
[B成分] 部
製造例1の低分子ヒアルロン酸(1) 2.0
1,3−ブチレングリコール 5.0
精製水 全量が100部となる量
A成分及びB成分をそれぞれ80℃に加温して均一に溶解した後、A成分にB成分を加え、攪拌を続けて室温まで冷却してヘアリンスを得た。
実施例27.ヘアリンス
実施例26の成分中、製造例1の低分子ヒアルロン酸(1)に代えて製造例2の低分子ヒアルロン酸(2)を用いるほかは実施例26と同様にしてヘアシャンプーを得た。
実施例28.ヘアリンス
実施例26の成分中、製造例1の低分子ヒアルロン酸(1)に代えて製造例3の低分子ヒアルロン酸(3)を用いるほかは実施例26と同様にしてヘアシャンプーを得た。
比較例1.クリーム
製造例1の低分子ヒアルロン酸(1)に代えて比較製造例1のヒアルロン酸溶液を用いるほかは、実施例1と同様にしてクリームを得た。
比較例2.育毛用ヘアトニック
製造例1の低分子ヒアルロン酸(1)に代えて比較製造例1のヒアルロン酸溶液を用いるほかは、実施例19と同様にして育毛用ヘアトニックを得た。
比較例3.ヘアシャンプー
製造例1の低分子ヒアルロン酸(1)に代えて比較製造例1のヒアルロン酸溶液を用いるほかは、実施例23と同様にしてヘアシャンプーを得た。
試験例1.過酸化脂質抑制効果
製造例1〜3の低分子ヒアルロン酸(1)〜(3)と比較例1のヒアルロン酸の過酸化脂質抑制作用を、ビタミンEと対比して調べた。
[試料]
製造例1〜3の低分子ヒアルロン酸溶液(1)〜(3)と比較例1のヒアルロン酸溶液を、精製水を用いて、それぞれの溶液としての終濃度が1.0%5.0%となるように調製した本発明試料1〜3及び比較試料1を作成した。また、陽性対照として、0.01%ビタミンE水溶液を作製した。
[試験方法]
まず、紫外線で過酸化させた0.5Mリノール酸エタノール1.0mL、0.2Mリン酸緩衝液(pH7.0)10mL及びエタノール9.0mLをそれぞれ正確に秤量し、共栓つき三角フラスコ中で充分に振り混ぜた。この液に正確に秤量した本発明試料1〜3及び比較試料1のそれぞれ5.0mLを加えて充分振り混ぜた。この液の調製直後のものと40℃の恒温槽中で7日間放置したものとについて、それぞれ0.1mLずつを正確に秤量し、これに75%エタノール4.7mL、30%チオシアン酸アンモニウム溶液0.1mLを加えて充分に混合したのち、0.02M塩化第一鉄13.5%塩酸溶液を添加し、正確に3分後の500nmにおける吸光度を測定し、下式から過酸化物価指数を求めた。また、処理物の代わりに水を用いて同様に操作したものをブランクとした。
過酸化物価指数=[(T−T)/(B−B)]×100(%)
(式中、Tは試験開始から7日間経過後の処理物が添加された溶液の吸光度、Bは試験開始から7日間経過後の処理物の代わりに水が添加された溶液の吸光度、Tは試験開始直後の処理液が添加された溶液の吸光度、Bは試験開始直後の処理物の代わりに水が添加された溶液の吸光度を示す)。
試験例1の結果を表1に示す。
[表1]
表1に示すように、本発明に係る低分子ヒアルロン酸は、すぐれた過酸化脂質抑制効果を示した一方、比較例1のヒアルロン酸は、過酸化脂質抑制効果を示さなかった。なお、陽性対照である水溶性ビタミンEも過酸化脂質効果を示したことから、本試験系が正常に行われたことも確認された。
試験例2.DPPHラジカル捕捉試験
<実験方法>
DPPH2.4部をエタノール20部に溶解し、これに精製水20部を加えてDPPH溶液を調製した。このDPPH溶液24部に対して、18v/v%エタノール溶液を19.2部、2M酢酸-酢酸ナトリウム緩衝液(pH5.5)を4.8部加えて、DPPH添加溶液として調製した。また、抽出液そのものの色調が試験に及ぼす影響を差し引くため、DPPH溶液の代わりに50v/v%エタノール溶液を用いて、18v/v%エタノール溶液と2M酢酸−酢酸ナトリウム緩衝液を混合した液を対照液とした。次に、製造例1〜4の低分子ヒアルロン酸溶液及び比較例1のヒアルロン酸溶液を精製水で希釈して試料溶液を調製した。ここで、試料溶液としては、その全量に対する製造例1の抽出物溶液の終濃度(溶液としての濃度)がそれぞれ2.0%,5.0%となるように調製した2種の濃度のものを使用した。この試料溶液とDPPH添加溶液又は対照液とを1:3の割合で混合し、室温で10分静置後、各試験溶液をDPPH添加溶液と混合した場合の550nmにおける吸光度と、同じく各試験溶液を対照液と混合した場合の550nmにおける吸光度との差を測定し、DPPHラジカルの残存量を確認した。また、同時にコントロールとして製造例1の抽出物溶液の代わりに、精製水
30%1,3-ブチレングリコール水溶液を用いて上記と同様の操作を行い、ここに得られる DPPHラジカル残存率(100)に対する各試料添加時のDPPHラジカル残存率の相対値を求めた。また、試験系が正常に機能しているかを確認するために、試料溶液の代わりに陽性対照として水溶性ビタミンE(終濃度25μM)を添加した場合についても、同様の試験を行った。
試験例2の結果を表2に示す。
[表2]
表2に示す通り、本発明に係る低分子ヒアルロン酸は、濃度依存的に格段にすぐれたDPPHラジカル消去効果を奏することが明らかとなった。また、陽性対照であるビタミンEもDPPHラジカル消去効果を示したことから、本試験系が正常に行われたことも確認された。
試験例3.モニターテスト
実施例1〜3のクリームを製造し、モニターテストによる美白効果試験を実施した。また、比較対象として、比較例1のクリームも製造し、同様の試験を実施した。
[試験方法]
無作為に抽出した年齢20〜55歳の女性80名を被験者として20名ずつを4つのグループに分け、当該被験者を対象として、実施例1〜3、比較例1のクリームを、各被験者の顔面に、1日2回(朝、晩)、1ヵ月間塗布してもらった後、肌の改善効果を、以下の評価基準に基づいて評価した。
[評価法]
左右顔面の肌の「シミ、ソバカス」及び「くすみ」を自己判断により、以下の5段階の評価のうちの該当する数値を選択してもらい、評価点とした。
A:非常に良い(著しく改善された)
B:良い(改善された)
C:変化なし
D:やや悪い(状態が少し悪くなった)
E:悪い(状態が悪くなった)
上記の試験で得られた結果を表3に示した。
[表3]
表3に示す通り、本発明に係る低分子ヒアルロン酸は、ヒアルロン酸と比較して、格段にすぐれたシミ、ソバカス、くすみ改善効果が得られることが確認された。
試験例4.育毛・養毛効果に関するモニターテスト
実施例16〜18及び比較例2の各育毛用ヘアトニックを用いて、モニター試験を行った。男性型脱毛症患者である被験者(30〜65歳の男性)を20名毎のグループに分け、当該被験者を対象として、実施例16〜18の各育毛用ヘアトニックを頭部に1日2回連続6か月間塗布した後、毛髪の増加及び成長について、以下の判定基準に基づき評価を行った。
[評価判定基準]
A:毛髪が増加,成長した
B:毛髪がやや増加,成長した
C:変化なし
D:毛髪がやや減少,退行した
E:毛髪が減少,退行した
試験例4の結果を表4に示す。
[表4]
表4に示す通り、本発明に係る低分子ヒアルロ酸を配合した育毛用トニックは(実施例16〜18)は、ヒアルロン酸を配合した育毛用トニック(比較例2)と比較して、格段にすぐれた育毛効果を有することが確認された。
試験例5.使用テスト
実施例23〜25,比較例3のヘアシャンプーを用いて、モニター試験を行った。被験者(25〜65歳の女性)を20名毎のグループに分け、当該被験者を対象として、実施例23〜25,比較処方例3のヘアシャンプーのヘアシャンプーを頭部に1日1回連続30日間使用した後の髪のコシ、ハリについて、以下の判定基準に基づき評価を行った。
[コシの評価判定基準]
A:強くなった
B:やや強くなった
C:変化なし
D:やや弱くなった
E:弱くなった
[コシの評価判定基準]
A:増した
B:やや増した
C:変化なし
D:やや失われた
E:失われた
試験例5の結果を表5に示す。
[表5]
表5に示す通り、本発明に係る低分子ヒアルロン酸を配合したシャンプー(実施例23〜25)は、ヒアルロン酸を配合したシャンプーと比較して、格段にすぐれた髪のツヤ、コシの改善効果を奏することが確認された。

Claims (5)

  1. 低分子ヒアルロン酸又はその塩を有効成分とする抗酸化剤。
  2. 低分子ヒアルロン酸又はその塩を有効成分とする美白用皮膚外用剤。
  3. 低分子ヒアルロン酸又はその塩を有効成分とするニキビ改善用皮膚外用剤。
  4. 低分子ヒアルロン酸又はその塩を有効成分とする育毛剤。
  5. 低分子ヒアルロン酸又はその塩を有効成分とする髪質改善剤。
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