JP2015039775A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ライナーレスラベル紙を回転体間に送り込んで搬送するとき、回転体対のニップ近傍で印刷媒体に膨らみが生じてしわになる。【解決手段】印刷媒体2の粘着面2bに押し当てられ、粘着面2bを保護する保護ベルト21と、印刷媒体2と保護ベルト21とを挟み込んで加圧する搬送ローラ22と対向ローラ24との対とを有し、ロール体4から引き出されて搬送ローラ22と対向ローラ24との間に進入する印刷媒体2と、保護ベルト21の画像形成部102に対向する面とがなす角度を進入角度αとするとき、進入角度αは、0ないし30?の範囲内である。【選択図】図4

Description

本発明は画像形成装置に関し、特にロール状印刷媒体を使用する画像形成装置に関する。
テープ、台紙なしラベル紙など、粘着面を有し、粘着面に剥離紙が付いていないロール状印刷媒体(以下、「ライナーレスラベル紙」ともいう。)に対して印刷を行い、印刷後所要の長さに切断して印刷媒体片(以下、「ラベル片」ともいう。)とするラベルプリンタなどの画像形成装置が知られている。
従来、ロール状印刷媒体を使用する場合に、ロール紙から繰り出した用紙がレジストローラ上で滑り搬送不良が生じるのを抑制するため、用紙がロール状に巻かれたロール紙と、ロール紙を繰り出して給紙する給紙ローラと、ロール紙上に画像を形成する画像形成部に向けて給紙ローラに よって繰り出されたロール紙を送り出すレジストローラと、給紙ローラからレジストローラに至るロール紙搬送経路中に装置本体に対して変位可能に設けられ、 ロール紙をレジストローラにガイドするガイド部材と、ガイド部材をロール紙に向かって付勢する付勢手段と、を備え、ロール紙の張力が大きくなるに連れて、ロール紙搬送経路がレジストローラに対するロール紙の巻きつき角が大きくなる経路となるように、付勢手段からの付勢力に抗してガイド部材がロール紙に押されて変位するようにすることが知られている(特許文献1)。
特開2011−062820号公報
ところで、ライナーレスラベル紙のように粘着面が露出したままの印刷媒体を回転体間に送り込んで搬送するとき、粘着面が回転体に付着し滑りがほとんど生じないため、回転体対のニップ近傍で生じた印刷媒体の膨らみが、印刷媒体を搬送させるに連れて増大し、回転体対を通過することで印刷媒体のしわになるという課題がある。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、ライナーレスラベル紙のしわの発生を低減することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、
粘着面を有する印刷媒体をロール状に巻き回したロール体と、
前記印刷媒体に画像を形成する画像形成手段と、
前記印刷媒体を搬送する搬送手段と、を備え、
前記搬送手段は、
前記印刷媒体の粘着面に押し当てられ、前記粘着面を保護するベルト状保護部材と、
前記印刷媒体と前記保護部材とを挟み込んで加圧する少なくとも一組の回転体対と、を有し、
前記ロール体から引き出されて前記回転体対間に進入する前記印刷媒体と、前記ベルト状保護部材の前記画像形成手段に対向する面とがなす角度を進入角度とするとき、
前記進入角度は、0ないし30°の範囲内である
構成とした。
本発明によれば、ライナーレスラベル紙のしわの発生を低減することができる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の機構部の正面説明図である。 印刷媒体の説明に供する要部正面説明図である。 印刷媒体2の保護ベルトへの進入角度の説明に供する給紙部から搬送部部分の要部正面説明図である。 搬送ローラ付近の拡大説明図である。 比較例における印刷媒体のしわの発生の説明に供する要部正面説明図である。 同比較例におけるしわの発生を説明する要部正面説明図である。 進入角度αとしわの発生の有無の実験結果の一例を説明する説明図である。 本発明の第2実施形態の説明に供する要部正面説明図である。 本発明の第3実施形態の説明に供する要部正面説明図である。 本発明の第4実施形態の説明に供する要部正面説明図である。 本発明の第5実施形態の説明に供する要部正面説明図である。 本発明の第6実施形態に係る画像形成装置の正面説明図である。 同実施形態における印刷媒体のセット方法の説明に供する画像形成装置の外観斜視説明図である。 同じく給紙搬送ユニットを装置本体から引き出した状態の斜視説明図である。 同じく対向ローラを解除した状態の斜視説明図である。 同じくロール体を装填して印刷媒体を保護ベルト上にセットした状態の斜視説明図である。 同実施形態における中継ローラ移動手段の説明に供する要部平面説明図である。 図18は同じく要部正面説明図である。 同実施形態の中継ローラがしわ発生防止ローラとして機能する位置にあるときの作用説明に供する要部正面説明図である。 同じく中継ローラがデカーラ(デカール用ローラ)として機能する位置にあるときの作用説明に供する要部正面説明図である。 同じくラベル種(印刷媒体種類)と中継ローラの位置と中継ローラを経由の有無と効果の関係の説明に供する説明図である。 本発明の第7実施形態に係る画像形成装置の正面説明図である。 同じく搬送部の正面説明図である。 同じく搬送部の平面説明図である。 本発明の第8実施形態における中継ローラ移動手段の説明に供する要部正面説明図である。 同じく側板のガイド溝形状を説明する要部正面説明図である。 本発明の第9実施形態の説明に供する要部正面説明図である。 同実施形態における中継ローラの出し入れ機構の一例の説明に供する中継ローラを押し込んでいる状態の平面説明図である。 同じく中継ローラを引き出した状態の平面説明図である。 同実施形態のレール部材の一例の説明に供する正面説明図である。 同実施形態の中継ローラ中継ローラの正面説明図である。 本発明の第10実施形態の説明に供する要部正面説明図である。 同実施形態の中継ローラ移動手段の一例の説明に供する要部正面説明図である。 本発明の第11実施形態の説明に供する要部正面説明図である。 同実施形態における中継ローラ移動手段の一例の説明に供する要部正面説明図である。 同中継ローラ移動手段に用いる指標の例を説明する説明図である。 本発明の第12実施形態の説明に供する要部正面説明図である。 同実施形態における中継ローラ移動手段の一例の説明に供する要部正面説明図である。 同実施形態における中継ローラ移動手段の他の例の説明に供する要部正面説明図である。 本発明の第13実施形態に係る画像形成装置の説明に供する正面説明図である。 同装置の要部平面説明図である。 同実施形態の印刷媒体セット時の説明に供する要部側面説明図である。 同じくずれた状態でセットされた状態の平面説明図である。 同じくずれが解消された状態の平面説明図である。 本発明の第14実施形態の説明に供する要部平面説明図である。 本発明の第15実施形態の説明に供する要部平面説明図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面を参照して説明する。まず、本発明の第1実施形態に係る画像形成装置について図1及び図2を参照して説明する。図1は同画像形成装置の機構部の正面説明図、図2は印刷媒体の説明に供する要部正面説明図である。
この画像形成装置は、装置本体100内に、給紙装置となる給紙部101と、画像形成手段である画像形成部102と、搬送手段である搬送部103と、排紙搬送手段である排紙搬送部104とを備えている。また、画像が形成された印刷媒体2を装置本体100の外部に排出する排出口部である排出口105が設けられ、印刷媒体2の搬送時及び引き戻し時にロール状印刷媒体2を案内するガイド手段106を有している。
給紙部101には、印刷媒体2をロール状に巻き回したロール体4が装填される。
ここで、印刷媒体2は、図2に示すように、画像を形成可能な媒体(以下、「印刷面」ともいう。)2aの一面に粘着層(以下、「粘着面」という。)2bを形成した連続体である。そして、この印刷媒体2は、粘着面2bに台紙(剥離紙、セパレータ)を貼り付けていない状態でロール状にしたライナーレスラベル紙である。
ロール体4はスプール5に嵌め込まれ、スプール5は両端部をロールホルダ部材6に配置した第1ないし第3の回転体である第1のコロ111、第2のコロ112、第3のコロ113の三点で回転可能に保持されている。
なお、「スプール」とは芯部材と別体に設けられ、芯部材に嵌め込んで用いられる部材に限られず、ロールホルダ部材6,6で保持される部位であれば、ロール体4の芯部材と一体に形成されたものでもよい。また、ロール体4の芯部材を直接保持する場合は、このような芯部材も「スプール」に含まれる。
画像形成部102は、印刷媒体2に液滴を吐出する液体吐出ヘッドからなる記録ヘッド11を搭載したキャリッジ12を備えている。キャリッジ12は、主ガイド部材13及び従ガイド部材14に移動可能に保持されて、印刷媒体2の搬送方向と直交する方向(主走査方向)に往復移動される。
ここでは、記録ヘッド11に2つのノズル列を有する液体吐出ヘッドからなる2つの記録ヘッド11を使用している。そして、2つの記録ヘッド11の4列のノズル列で、それぞれブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色のインク液滴を吐出するようにしている。ただし、これに限るものではなく、またライン型ヘッドを使用することもできる。
また、記録ヘッド11に対するインク供給は、装置本体100に対して交換可能に装着されるインクカートリッジ15から供給チューブ16を介して所要の色のインクをキャリッジ12に搭載した図示しないヘッドタンクに供給し、ヘッドタンクから記録ヘッド11にインクを供給する方式としている。
また、記録ヘッド11の性能を維持回復するためのメンテナンス動作などで生じるインクの廃液は、装置本体100に対して交換可能に装着される廃液タンク17に排出されて収容される。
なお、画像形成部102は、液体吐出ヘッドの形態に限らず、接触および非接触で画像を形成する各種画像形成手段を用いることができる。
搬送部103は、記録ヘッド11の下方に、無端状の搬送ベルトであるベルト状部材としての保護ベルト21が配置されている。保護ベルト21は、搬送ローラ22とテンションが付与された従動ローラ23とに周回移動可能に掛け回されている。
このとき、保護ベルト21は粘着面2bに対し粘着性を持たないことが好ましいが、搬送時に保護ベルト21から印刷媒体2が浮いてしまうことを防止するために粘着面2bに対し再剥離可能な程度の弱い被粘着性を有していてもよい。
保護ベルト21を粘着面2bにあてがうことで粘着面2bを保護し、同時に粘着面2bが装置内に接触することが防止されることで搬送安定性が得られるとともに、保護ベルト21が粘着面2bから剥離可能であることから、印刷媒体2のみを排紙することが可能になる。
つまり、本実施形態では、保護ベルト21は印刷媒体2の粘着面2bを保護して、印刷媒体2と一体となって搬送される。
搬送ローラ22に対向して対向ローラ24が配置されている。これらの搬送ローラ22と対向ローラ24とからなる搬送ローラ対(回転体対)によって、印刷媒体2と保護ベルト21とを一緒に挟み込んで、記録ヘッド11による画像形成領域に搬送する搬送手段を構成している。
また、保護ベルト21には多数の吸引孔が形成されている。そして、保護ベルト21の内側には、画像形成部102の記録ヘッド11に対向して、吸引孔を介して印刷媒体2を保護ベルト21の表面に向けて吸引する吸引ファン27が配置されている。
なお、ここでは、吸引によって保護ベルト21に印刷媒体2を吸着する構成としているが、これに限らず、静電力で吸着することもできる。また印刷媒体2の粘着面2bの粘着性を利用して保護ベルト21から浮かないように固定してもよい。
また、従動ローラ23側には、拍車コロ群28a,28b、28cが配置されている。なお、拍車コロ群28a〜28cは、それぞれが搬送方向と直交する方向に複数の拍車コロが配置されて構成されている。上流側の拍車コロ群28a、28bは保護ベルト21に対向し、最下流側の拍車コロ群28cは排紙搬送部104の受け部材30に対向する。
排紙搬送部104は、保護ベルト21と拍車コロ群28cとの間から送り出された印刷媒体を案内する受け部材30の搬送方向下流側に、印刷媒体2を所望の長さに切断して印刷媒体片(ラベル片)200とする切断手段であるカッタユニット31が配置されている。
カッタユニット31は、印刷媒体2を受ける受け部材30の下流側端面で形成される下刃31bと、下刃との間で印刷媒体2を切断する切断刃(上刃:カッタ)31aとを有し、カッタ31aが搬送方向と直交する方向に移動することで印刷媒体2を切断する。
そして、カッタユニット31の下流側には、排紙ローラ32が配置されている。排紙ローラ32に対向して拍車コロ33が配置されている。これらの排紙ローラ32と拍車コロ33によって、カッタユニット31で切断された状態のラベル片200の先端を装置本体100の排出口部である排出口105に送り出した状態で保持する。
ここで、排紙ローラ32のラベル片200を保持する表面は、例えば非粘着性処理(粘着面が付着しない処理)を施して、ラベル片200の粘着面2bを剥離可能としている。この場合、排紙ローラ32自体を剥離可能な材質で形成することもできる。
また、印刷媒体2の有無を検知する用紙センサ34が配置されている。用紙センサ34はフォトセンサやメカニカルなレバーとフォトセンサの組合せなどで構成することができる。
ラベル片200は一面に粘着面を有するために切断後に装置外に排出すると、互いに粘着して取り扱いが困難となる。そのため、前述のように切断後のラベル片は排紙ローラ32と拍車コロ33とで保持され、ユーザーによるラベル片200の抜き取りを用紙センサ34で検知すると、次のラベル片200を送り出して排紙ローラ32と拍車コロ33とで保持する。
ガイド手段106は、搬送部103を構成している第1ローラを兼ねる対向ローラ24の下流側で、画像形成部102の上流側に配置された分離ローラとなる第2ローラ42と、対向ローラ24を挟んで第2ローラ42と反対側に配置された第3ローラ43とを有し、これらの対向ローラ24、第2ローラ42及び第3ローラ43との間に無端状のガイドベルト44を掛け回している。
ここで、ガイドベルト44は、例えば、ポリイミドを基材とし、表層に印刷媒体2の粘着面2bとの離型性を良好にする離型層(例えばシリコーンコーティング)を有するベルト状部材である。
そして、これらの対向ローラ24、第2ローラ42及び第3ローラ43は、ホルダ部材45に回転可能に保持されている。ホルダ部材45は、軸46を回転中心として回転可能に配置され、対向ローラ24が搬送ローラ22に対向する位置と、対向ローラ24が搬送ローラ22から離間して対向ローラ24と搬送ローラ22との間を開放する位置との間で変位可能としている。
なお、ロール体4を装填して印刷媒体2を保護ベルト21上にセットするときには対向ローラ24と搬送ローラ22との間を開放し、印刷媒体2を搬送するときには対向ローラ24を搬送ローラ22側に押し付ける。そのため、対向ローラ24はばねなどの押圧手段によって搬送ローラ22側に押圧されている。また、第2ローラ42もばねなどの押圧手段によって保護ベルト21側に押圧されている。
本実施形態では、上述したように、印刷媒体2の粘着面2bを保護ベルト21側にして画像形成を行う構成で説明しているが、印刷媒体2の粘着面2bに画像形成を行う構成とすることもできる。この場合には、前述したガイドベルト44の表面に非粘着性処理(粘着面が付着しない処理)を施すことが好ましい。
このように構成した画像形成装置においては、給紙部101に装填されたロール体4から引き出された印刷媒体2と保護ベルト21とを、搬送ローラ22と対向ローラ24との間に一緒に挟み込む。
そして、搬送ローラ22を回転駆動することによって、印刷媒体2の粘着面2bが保護ベルト21で保護された状態で印刷媒体2と保護ベルト21が一体となって搬送され、画像形成部102の記録ヘッド11によって所望の画像が形成される。
画像が形成された印刷媒体2から保護ベルト21が剥離されて、印刷媒体2のみが排紙搬送部104に送られ、カッタユニット31によって所要の位置で切断されてラベル片200となり、排紙ローラ32と拍車コロ33との間で、装置本体100の排出口105から抜き取り可能な状態で保持される。
また、ガイド手段106は、特に、印刷媒体2の粘着面2b側に画像を形成する場合に、搬送時及び引き戻し時に対向ローラ24に印刷媒体2が巻き込まれることを防止する。
つまり、対向ローラ24の表面に非粘着性処理をしたとしても、対向ローラ24の曲率が小さいために、対向ローラ24だけでは印刷媒体2の粘着面2bが対向ローラ24の周面に貼り付いて巻き込まれる可能性がある。この場合、対向ローラ24の曲率を大きくすれば良いのであるが、そうすると対向ローラ24と搬送ローラ22とのニップ領域の面積が小さくなって安定した搬送力を得ることができなくなる。
そこで、搬送時には、ガイドベルト44で印刷媒体2を押えながら搬送させ、ガイドベルト44を曲率の大きな分離ローラとなる第2ローラ42によって印刷媒体2から確実に分離することで、搬送時の対向ローラ24への巻き込みを防止している。
また、印刷媒体2を引き戻すときにも、印刷媒体2の粘着面2b側をガイドベルト44で受けて印刷媒体2が対向ローラ24に巻き込まれることを防止している。
画像形成が終了し、カッタユニット31によって印刷媒体2を切断した段階では、印刷媒体2の先端はカッタユニット31の位置にあり、印刷媒体2の画像形成部102に対向している領域は未使用領域となる。このまま、次の画像形成動作を再開すると、印刷媒体2の未使用領域は無駄になる。そこで、印刷媒体2の先端が画像形成部102の手前(上流側)になる位置まで印刷媒体2を引き戻し方向(搬送方向と逆方向)に引き戻すようにしている。
次に、この画像形成装置における印刷媒体2の保護ベルト21(搬送ローラ22と対向ローラ24との間)への進入角度について図3及び図4を参照して説明する。図3は給紙部から搬送部部分の要部正面説明図、図4は搬送ローラ22付近の拡大説明図である。
印刷媒体2をロール体4から引き出すとき、印刷媒体2は粘着面2bによる粘着力に抗して引き剥がしながら引き出すことになる。そのため、印刷媒体2は、図3に示すようにロール体4の法線方向に引き出されることになる。
ここで、ロール体4から引き出されて搬送ローラ22と対向ローラ24との間(回転体対間)に進入する印刷媒体2と、ベルト状保護部材である保護ベルト21の画像形成部102に対向する面(以下、「保護ベルト21の支持面」という。)とがなす角度を、図3及び図4に示すように、「印刷媒体の進入角度α」とする。なお、対向ローラ24はスプリング47で搬送ローラ22側へ押圧されている。
このとき、進入角度αと図4に示す印刷媒体2が搬送ローラ22の周面に巻き付く角度(巻き付き角度)βとの関係は、α=β、となる。
次に、比較例における印刷媒体のしわの発生について図5及び図6を参照して説明する。図5は比較例の説明に供する要部正面説明図、図6は比較例におけるしわの発生を説明する要部正面説明図である。
この比較例では、印刷媒体2が搬送ローラ22の周面に巻き付くときの巻き付き角度β1は、本実施形態の巻き付き角度βより大きくなる(β1>β)ように、ロール体4を配置している。
この比較例において、搬送ローラ22を回転させて保護ベルト21を周回移動させ、保護ベルト21とともに印刷媒体2を媒体搬送方向に搬送させると、図6に示すように、保護ベルト21が平面となる搬送ローラ22と対向ローラ24とのニップ近傍で印刷媒体2に膨らみ9が生じる。
これは、保護ベルト21と印刷媒体2を比較した場合に搬送ローラ22近傍では印刷媒体2の方が外周を周回するために長さが長くなり、これが平坦面に搬送されたときに余剰分として膨らむものである。通常の用紙など粘着面のない媒体であれば、保護ベルト21上で印刷媒体の滑りが発生することによりこの膨らみは自然に解消されるが、粘着面を有する印刷媒体2では保護ベルト21弱い粘着力で接着しているため滑りが生じず、膨らみがなくなることはない。
この膨らみ9は、印刷媒体2を搬送させるに連れて増大し、搬送ローラ22と対向ローラ24との間で押し潰され、印刷媒体2のしわとなる。
ここで、巻き付き角度βとしわの発生の有無について実験を行った。この結果を図7に示している。
この結果から分かるように、進入角度α(巻き付き角度β)を0〜30°の範囲内にすることで、しわの発生を防止することができる。
そこで、本実施形態では、巻き付き角度β=印刷媒体の進入角度αを、0〜30°の範囲内にしている。具体的には、保護ベルト21の支持面とロール体4の中心を通る搬送ローラ22の接線とがなす角度が0〜30°の範囲内となるよう、ロール体4を配置している。
このように、ロール体から引き出されて回転体対間に進入する印刷媒体と、ベルト状保護部材の画像形成手段に対向する面(支持面)とがなす角度を、印刷媒体の進入角度とするとき、進入角度は、0〜30°の範囲内である構成とすることで、しわの発生を抑制できる。
次に、本発明の第2実施形態について図8を説明する。図8は同実施形態の説明に供する要部正面説明図である。
本実施形態では、ロール体4は、搬送ローラ22の下方に配置している。
そして、ロール体4と搬送ローラ22との間に、印刷媒体2を粘着面2b側に接触して案内するガイドローラ(補助ローラ)151を配置している。ガイドローラ151の周面には離型層(表層のシリコーンコーティングなど)を形成して非粘着処理を施している。
ガイドローラ151は、印刷媒体2の進入角度αを規定する補助回転体であり、印刷媒体の進入角度αが0〜30°の範囲内になる位置に配置している。ここで、ガイドローラ151周面と搬送ローラ22周面とを結ぶ接線と保護ベルト21の支持面とがなす角度が0〜30°の範囲内になる。
本実施形態によれば、印刷媒体2の進入角度αはガイドローラ151によって規定されているので、ロール体4を搬送ローラ22の下方で自由に配置することができ、装置の小型化を図れる。
次に、本発明の第3実施形態について図9を説明する。図9は同実施形態の説明に供する要部正面説明図である。
本実施形態では、前記第2実施形態における補助回転体であるガイドローラ151は、印刷媒体の進入角度αが0〜30°の範囲内になる破線図示の位置(第1位置)と、印刷媒体の進入角度αが30°を超える実線図示の位置(第2位置)との間で、移動可能に配置している。
このように構成すれば、図9(b)に示すように、粘着面を有しない印刷媒体、あるいは、粘着面に剥離紙などの保護部材を有する印刷媒体(これらを「印刷媒体202」とする。)をロール状に巻き回したロール体204を使用する場合など、粘着面が保護ベルト21に貼り付かない場合の搬送精度を高めることができる。なお、ライナーレスラベル紙であっても粘着面2b側に印刷する状態で印刷媒体2を搬送する場合も同様である。
つまり、粘着面が保護ベルト21に貼り付かない場合には、搬送ローラ22の周面に巻き付き角度によって印刷媒体2にしわが発生することがない。そこで、粘着面が保護ベルト21に貼り付かない場合には、ガイドローラ151を実線位置(第2位置)に移動することで、印刷媒体2が搬送ローラ22に巻き付く角度が大きくなる。巻き付き角度が大きくなることで、搬送ローラ22の回転による印刷媒体2の送り精度が高くなる。
一方、前記各実施形態のように粘着面2bを保護ベルト21で保護する場合には、図9(a)に示すように、ガイドローラ151を破線位置(第1位置)の移動することで、印刷媒体2の進入角度αを0〜30°の範囲内にすることができ、しわの発生を抑制できる。
次に、本発明の第4実施形態について図10を説明する。図10は同実施形態の説明に供する要部正面説明図である。
本実施形態では、ロール体4は、搬送ローラ22よりも高い位置に配置している。
そして、ロール体4と搬送ローラ22との間に、印刷媒体2を印刷面2a側から接触して案内する補助回転体であるガイドローラ152を配置している。
ガイドローラ152は、印刷媒体の進入角度αが0〜30°の範囲内になる位置に配置している。ここでは、ガイドローラ152周面と搬送ローラ22周面とを結ぶ接線と保護ベルト21の支持面とがなす角度が0〜30°の範囲内になる位置に配置している。
このようにしても、前記第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
次に、本発明の第5実施形態について図11を説明する。図11は同実施形態の説明に供する要部正面説明図である。
本実施形態では、ロール体4は、搬送ローラ22の下方に配置している。
そして、ロール体4と搬送ローラ22との間に、印刷媒体2の送り方向で、上流側に第1ガイドローラ153を、下流側に補助回転体である第2ガイドローラ154を配置し、第2ガイドローラ154を下方向に押圧するスプリング155を設けている。
第1ガイドローラ153は、印刷媒体2を粘着面2b側に接触して案内し、第1ガイドローラ153の周面には離型層(表層のシリコーンコーティングなど)を形成して非粘着処理を施している。
第2ガイドローラ154は、第1ガイドローラ153と搬送ローラ22との間に配置され、印刷媒体2の印刷面2a側に接触して案内する中間ローラでもある。
そして、第2ガイドローラ154は、印刷媒体の進入角度αが、0〜30°の範囲内になり、印刷媒体2にテンションを与えることができる位置に配置している。
このように構成することで、第2ガイドローラ154によって進入角度αを規定しつつ、第1ガイドローラ153と搬送ローラ22間で生じる印刷媒体2の弛みを、第2ガイドローラ154でテンションを与えて解消し、しわ、たるみがない、より良好な状態で印刷媒体2を給送することができる。
次に、本発明の第6実施形態に係る画像形成装置について図12を参照して説明する。図12は同実施形態に係る画像形成装置の正面説明図である。
本実施形態においては、印刷媒体302をロール状に巻き回したロール体304を、搬送ローラ22の下方に配置している。なお、印刷媒体302は、前記各実施形態における印刷媒体2或いは印刷媒体202である。
そして、ロール体304と搬送ローラ22との間に、中継ローラ161を配置している。
中継ローラ161は、印刷媒体の進入角度αを規定するしわ発生防止用ローラ(補助回転体)として機能する実線図示の位置(以下、「位置B」という。)と、デカーラ(デカール用ローラ)として機能する破線図示の位置(以下、「位置C」という。)との間で、移動可能に配置している。
このように、1つの中継ローラ161を、しわ発生防止用ローラとデカール用ローラとに兼用することで、構成が簡単になる。
すなわち、印刷媒体にカールが発生していると、記録ヘッド11との擦れによる画像不良やヘッドの損傷を生じることから、印刷媒体のカールを平坦にするデカーラが使用される。デカーラには、ローラ部材に印刷媒体をニップさせたときの押し付けを利用するものや、ローラを食い込ませて印刷媒体を平坦にするものが用いられる。
印刷媒体のカールを平坦にするには、ロール体304の巻き方向と逆方向に大きな曲率で屈曲させることが有効であり、本実施例で説明すれば、Cの位置に配置した中継ローラ161の右側を経由して搬送ローラ22へと搬送することにより、ロール体304の巻き方向と逆方向の曲率を印刷媒体302に与えることができる。
一方、粘着面を有する印刷媒体を、粘着面を搬送経路に接した状態で搬送するときに、上述したように回転体対間への進入角度が大きいとしわが発生する。そこで、上述した実施形態で説明したように、Bの位置に配置した中継ローラ161を用いて印刷媒体の進入角度αを小さくする。
ここで、デカーラとして使用するローラ部材と進入角度を小さくするしわ発生防止用ローラ(前記実施形態の補助ローラ)とを別々に備えるのでは、装置が大型化し、構成が複雑になり、印刷媒体のセット性が低下する。
そこで、本実施形態のように、1つのローラ部材を、しわ発生防止用ローラ(補助回転体)とデカール用ローラとに兼用することで、装置の大型化を抑制し、構成を簡単し、ユーザーによる印刷媒体のセット性の低下を防止することができる。
次に、本実施形態における印刷媒体のセット方法について図13ないし図16も参照して説明する。図13は同説明に供する画像形成装置の外観斜視説明図、図14は同じく給紙搬送ユニットを装置本体から引き出した状態の斜視説明図、図15は同じく対向ローラを解除した状態の斜視説明図、図16は同じくロール体を装填して印刷媒体を保護ベルト上にセットした状態の斜視説明図である。
この画像形成装置では、給紙部101、搬送部103及び排紙搬送部104を給紙搬送ユニット107として一体にユニット化し、図14などに示すように、給紙搬送ユニット107を装置本体100に対して媒体搬送方向と直交する方向に引出し可能に装着している。
そして、ロール体304を新規に(或いは交換して)給紙部101に装填し、印刷媒体302を保護ベルト21上にセットするときには、まず、図13に示すように、白抜き矢印方向に引くことで、図14に示すように、装置本体100から給紙搬送ユニット107を引き出すことができる。
このとき、給紙搬送ユニット107は、搬送部103における印刷媒体302の搬送方向から給紙部101にロール体304を装填可能であって、保護ベルト21を目視可能な位置まで引き出される。
そして、図15に示すように、対向ローラ24を上方に退避させて、対向ローラ24と搬送ローラ22との間を開放する。
その後、給紙部101に対して、図15の白抜き矢印方向からロール体304を装填し、ロール体304から印刷媒体302を引出して、印刷媒体302の先端部を、対向ローラ24と搬送ローラ22との間を通過させて、保護ベルト21上の所要の位置にセットする。
その後、図16に示すように、対向ローラ24を元の状態に戻して、搬送ローラ22と対向ローラ24との間に印刷媒体302と保護ベルト21とを一緒に挟み込む。
次いで、給紙搬送ユニット107を装置本体100内に押し込むことで、セット作業が完了する。
次に、中継ローラを移動させる手段(以下、「中継ローラ移動手段」という。)の一例について図17及び図18を参照して説明する。図17は同説明に供する要部平面説明図、図18は同じく要部正面説明図である。
中継ローラ161は、軸部161aが左右の側板502、503に形成されたガイド溝504内に移動可能に配置されている。そして、中継ローラ161の一方の軸部161aは、側板503に回転可能に支持したレバー505に回転可能に支持されている。なお、保護ベルト21には多数の吸引孔21aが形成されている。
レバー505は、中継ローラ161の移動軌跡の中心軸と一致する軸部505aで側板503に回転可能に支持されている。また、レバー505の軸部505aと反対側には、把持部506が設けられている。
この把持部506を貫通する固定ねじ507をねじ穴508Bにねじ込んで側板503に固定することで、中継ローラ161をしわ発生防止用ローラとして機能する位置(位置B)に固定することができる。また、把持部506を貫通する固定ねじ507をねじ穴508Cにねじ込んで側板503に固定することで、中継ローラ161をデカール用ローラとして機能する位置(位置C)に固定することができる。
次に、中継ローラがしわ発生防止ローラとして機能する位置にあるときの作用について図19を参照して説明する。図19は同作用説明に供する要部正面説明図である。
図19(a)は、印刷媒体302が中継ローラ161を経由せずに搬送ローラ22と対向ローラ24との間に進入しているときの経路を示している。
印刷媒体302が印刷媒体2のように、ライナーレスラベル紙であるが、粘着面に画像を形成する場合には、保護ベルト21に粘着面が貼り付かないので、しわが発生しない。そこで、このときには、中継ローラ161が印刷媒体302の粘着面と接触しないようにすることができる。このように中継ローラ161を経由しないことにより、搬送ローラ22に対向する面積が大きくなり摩擦力を稼ぐことができることで、搬送ローラ22に対向する面が粘着面でなくても安定して搬送することができる。
一方、図19(b)は、印刷媒体302が中継ローラ161を経由して搬送ローラ22と対向ローラ24との間に進入しているときの経路を示している。
印刷媒体302が印刷媒体2のように、ライナーレスラベル紙であり、印刷面に画像を形成する場合には、保護ベルト21に粘着面が貼り付くことになるので、前述したように、しわが発生する。そこで、このときには、中継ローラ161によって進入角度を規定することで、しわの発生を防止する。搬送ローラ22と対向する面積は小さくなるが、摩擦力に加えて粘着面の粘着性も加わるため、小面積でも安定搬送が可能である。
次に、中継ローラがデカーラ(デカール用ローラ)として機能する位置にあるときの作用について図20を参照して説明する。図20は同作用説明に供する要部正面説明図である。
図20(a)は、印刷媒体302が中継ローラ161を経由せずに搬送ローラ22と対向ローラ24との間に進入しているときの経路を示している。
印刷媒体302が印刷媒体2のようにライナーレスラベル紙であるが、粘着面に印刷を行う場合、あるいは、印刷媒体302が印刷媒体202のように、粘着面を有しない又は粘着面に剥離紙を有する印刷媒体を使用する場合などに、中継ローラ161と印刷面が接触しないようにすることができる。
一方、図20(b)は、印刷媒体302が中継ローラ161を経由して搬送ローラ22と対向ローラ24との間に進入しているときの経路を示している。
印刷媒体302が下カールするものに対して中継ローラ161によってデカールすることができる。
以上の印刷媒体の種類ごとに中継ローラの位置と効果の使い分けの一例を図21に示している。
なお、図21において、ライナー付きラベルは粘着面を保護するライナー(剥離紙)が付いている印刷媒体である。ライナーレスラベルはライナー(剥離紙)がない印刷媒体で、片面が印刷面、もう片面が粘着面である。裏面印字ラベルは片面が粘着面であり、その面に印字を行う印刷媒体で、透明な基材で形成されている。
次に、本発明の第7実施形態に係る画像形成装置について図22ないし図24を参照して説明する。図22は同実施形態の説明に供する画像形成装置の正面説明図、図23は搬送部の側面説明図、図24は搬送部の平面説明図である。
本実施形態では、前記各実施形態の保護ベルトを使用しないで、プラテン部材221のリブ222と、リブ間に配置された拍車223とによって、印刷媒体302を画像形成部102に対向して案内するようにしている。なお、リブ222の印刷媒体302を受ける面には非粘着処理を施している。
その他の構成は前記第6実施形態と同様であるので、その説明を省略する。
このようにしても、1つのローラ部材を、しわ発生防止用ローラ(補助回転体)とデカール用ローラ(デカーラ)とに兼用することで、装置の大型化を抑制し、構成を簡単し、ユーザーによる印刷媒体のセット性の低下を防止することができる。
次に、本発明の第8実施形態について図25及び図26を参照して説明する。図25は同実施形態における中継ローラ移動手段の説明に供する要部正面説明図、図26は同じく側板のガイド溝形状を説明する要部正面説明図である。
本実施形態では、ガイド溝504の一部の溝幅を弾性部材510によって狭くしている。ここで、弾性部材510は、中継ローラ161をしわ発生防止用ローラとして機能する位置Bとデカーラとして機能する位置Cの近傍に配置している。
これにより、中継ローラ161の軸161aを仮止めすることができる。すなわち、レバー505の把持部506をユーザーが持って中継ローラ161を操作して、矢印X1方向に移動させる。このとき、弾性部材510を越える位置(位置B、位置Cの位置)まで移動させると、中継ローラ161は逆方向には移動しにくくなり仮止めすることができる。したがって、ユーザーの両手が空き、印刷媒体302のセットや固定ネジ507により固定操作を容易に行うことができるようになる。
次に、本発明の第9実施形態について図27を参照して説明する。図27は同実施形態の説明に供する正面説明図である。
本実施形態では、第6実施形態で説明したように給紙搬送ユニット107を装置本体100から引き出し可能とし、更に中継ローラ161を給紙搬送ユニットから媒体搬送方向に沿う方向で装置本体100の外部の位置Eまで矢印Y1方向に移動可能としている。
前述した図14に示すように給紙搬送ユニット107を引き出した後、図27に示すように、中継ローラ161を位置Eまで移動させる。これにより、ユーザーの手が入るスペースができ、印刷媒体302のセット性が向上する。
印刷媒体302のセットが完了すれば、中継ローラ161を位置E→位置C(→B)の順に移動させ、給紙搬送ユニット107を装置本体100に収納する。
次に、本実施形態における中継ローラの出し入れ機構の一例について図28及び図29を参照して説明する。図28は中継ローラを押し込んでいる状態の平面説明図、図29は中継ローラを引き出した状態の平面説明図である。
中継ローラ161の軸部161aは軸内部にバネが設けられ、軸部161aの端部を押すことで長手方向の軸長を変えることができる。中継ローラ161と側板502、503との間には、複数の部材で構成された伸縮可能な構造のレール部材511が配置されている。
そこで、中継ローラ161の軸部161aを両側から押して軸長を短くすると、図29に示すように、軸部161aの端部がレール部材511に嵌り、中継ローラ161を矢印Y1方向に引き出せる状態になる。この状態で、中継ローラ161を図29の矢印Y1方向に引いて、図27の位置Eまで中継ローラ161を引き出す。
ここで、上記のレール部材511の一例について図30を参照して説明する。図30は同レール部材の説明に供する正面説明図である。
レール部材511は、例えば順次収納されるレール511a〜511cで構成され、矢印方向に伸縮可能となっている。なお、レール511aには中継ローラ161の軸部161aが嵌り込む軸受穴512が設けられている。
このように構成することで、中継ローラの出し入れが可能になる。
次に、中継ローラ161の一例について図31を参照して説明する。図31は同中継ローラの正面説明図である。
中継ローラ161は、中空構造のローラ部162の両端部に軸部161aが矢印方向に進退可能に挿入されている。軸部161aは、ローラ部162の内部に配置されたばね163によって外方に押圧されている。また、軸部161aにはストッパ部164が設けられて、突出量が規制されている。
このように構成したので、軸部161aをばね163に抗してローラ部162内部に押し込むことで、軸部161aの長さを短くすることができる。
次に、本発明の第10実施形態について図32を参照して説明する。図32は同実施形態の説明に供する要部正面説明図である。
本実施形態では、前記第6実施形態に比べて、中継ローラ161を、ロール体304のロール径によらず、中継ローラ161に対する印刷媒体302の巻き付け角が十分大きくなる位置Fとの間で移動可能に配置している。中継ローラ161への巻き付け角を大きくするため、この位置Fは搬送ローラ22の軸とロール体304の軸を結んだ線よりもロール体304からの印刷媒体302の引き出し側とは逆側になるように配置している。
デカーラは印刷媒体に対する巻き付け角によりデカール効果が変わるため、十分な巻き付け角が必要となる。中継ローラ161を位置Fに移動することで、ロール体304の径(ロール径)の変化に伴う搬送経路の変化に対応してデカール効果を発揮することができる。
ここで、本実施形態の中継ローラ移動手段の一例について図33を参照して説明する。図33は同説明に供する要部正面説明図である。
ここでは、前記第6実施形態の中継ローラ移動手段と同様の構成で、ガイド溝514を、中継ローラ161が位置Fまで移動できるように延ばしている。そして、レバー505を位置Fで固定して、中継ローラ161を位置Fで固定できるようにねじ穴508Fを設けている。
次に、本発明の第11実施形態について図34を参照して説明する。図34は同実施形態の説明に供する要部正面説明図である。
本実施形態は、ロール体304の径に応じて中継ローラ161をデカーラとして機能する位置を変更できるようにしたものである。つまり、中継ローラ161は、図34(a)に示す位置Cと図34(b)に示す位置Fとの間でも移動することができる。
このように、ロール体304の径に応じて中継ローラ161を移動させることで、中継ローラ161に対する印刷媒体302の巻き付け角を調整することができる。
次に、この実施形態における中継ローラ移動手段の一例について図35を参照して説明する。図35は同説明に供する要部正面説明図である。
ここでは、前記第10実施形態の中継ローラ移動手段と同様に、ガイド溝514を、中継ローラ161が位置Fまで移動できるように延ばしている。そして、レバー505を位置Cから位置Fの間の任意の位置で固定できるように、溝形状のねじ穴509を設けている。ねじ穴509の一方の端部位置を位置C、他方の端部を位置Fに対応させている。
このように構成したので、ユーザーが中継ローラ161の位置をロール体304のロール径に応じて調節する場合、まず、中継ローラ161をしわ発生防止用ローラとして使用するときには、レバー505を固定ネジ507でネジ穴508Bに固定する。
また、中継ローラ161をデカーラとして使用する場合は、デカーラとして機能する位置Cから位置Fまでの間の任意の位置に対応して、レバー505を固定ネジ507によってねじ穴509に固定する。
この場合、図36に示すように、中継ローラ161にどの程度巻きつければよいかの指標530を側板503などに貼り付けておくことで、ユーザーが中継ローラ161の位置を調節しやすくなる。
次に、本発明の第12実施形態について図37を参照して説明する。図37は同実施形態の説明に供する要部正面説明図である。
本実施形態では、ロール体304のロール径を検出するロール径センサ521を備えている。ロール径センサ521は、反射型光学センサで構成され、ロール体304の周面までの距離を検出することで、ロール径を検出する。
そして、ロール径センサ521の検出した結果に応じてレバー505を回転させて中継ローラ161を位置Cから位置Fの間で移動させる。
次に、この実施形態における中継ローラ移動手段の一例について図38を参照して説明する。図38は同説明に供する要部正面説明図である。
ここでは、前記第11実施形態の中継ローラ移動手段と同様に、ガイド溝514を、中継ローラ161が位置Fまで移動できるように延ばしている。そして、レバー505を位置Cから位置Fの間の任意の位置で固定できるように、溝形状のねじ穴509を設けている。ねじ穴509の一方の端部位置を位置C、他方の端部を位置Fに対応させている。
さらに、レバー505の回転軸505aを回転させる駆動モータ523を備えている。
この駆動モータ523で駆動することで、中継ローラ161の位置を位置Cから位置Fの間で任意に移動することができる。このときの移動量は、例えば回転軸505aに連結したロータリエンコーダによって検出することができる。
ここで、駆動モータ523で移動した後に固定ネジ507を用いて固定してもよいし、固定は行わずに駆動モータ523のトルクで位置を保持し、ロール径センサ521の検出結果に応じて随時位置を自動調整する構成としてもよい。
次に、この実施形態における中継ローラ移動手段の他の例について図39を参照して説明する。図39は同説明に供する要部正面説明図である。
この例では、把持部506が位置C〜Fにあることを検出する機械式センサ524を設けている。
これにより、中継ローラ161がデカーラとして機能する場合のみに駆動モータ523を駆動するように制御することができる。
次に、本発明の第13実施形態に係る画像形成装置ついて図40及び図41を参照して説明する。図40は同実施形態の画像形成装置の説明に供する正面説明図、図41は同装置の要部平面説明図
本実施形態の画像形成装置では、ガイド手段106のホルダ部材45、45間に設けたガイドロッド172に補助ローラ171を移動可能に嵌め合わせている。この補助ローラ171は、前述した進入角度αが0〜30°になる位置に配置されている。また、補助ローラ171は、周面に非粘着処理を施している。
なお、前述した図12に示す画像形成装置と同様に、給紙部101、搬送部103及び排紙搬送部104は給紙搬送ユニットとして一体にされている。
このように構成した画像形成装置においては、給紙搬送ユニットを引き出した状態で、図42(a)に示すように、ガイド手段106を退避位置(解除位置)に回転させ、この状態で印刷媒体2を補助ローラ171に掛けた後に保護ベルト21上にセットする。
そして、図42(b)に示すように、ガイド手段106を閉じる。このとき、補助ローラ171の位置は、印刷媒体の進入角度を0〜30°の範囲内にする位置になる。
ここで、ガイド手段106が押さえ位置から解除されたとき(対向ローラ24が搬送ローラ22から離間したとき)には、補助ローラ171が保護ベルト21上面よりも上方に配置されることになる。
このように、印刷媒体2をセットするときには、保護ベルト21よりも上側に補助ローラ171が配置されることによって、印刷媒体2は保護ベルト21の曲率部に接触する前に補助ローラ171に接触するため、粘着面を有する印刷媒体2のセット性が向上する。
すなわち、印刷媒体2の粘着面を保護ベルト21上に位置あわせする場合、粘着面が滑らないために位置ずれの修正ができず、曲面に正確に位置あわせすることが困難となる。しかし、補助ローラ171を高い位置に配置し、粘着面が保護ベルト21の曲率部に接触しないようにすることで位置あわせが容易となる。
また、保護ベルト21上には印刷媒体2をセットするため位置決め部(指標ライン)600が設けられ、指標ライン600に沿って印刷媒体2をセットする。
このとき、図43に示すように、印刷媒体2を保護ベルト21に貼り付けるとき、補助ローラ171側と保護ベルト21側で印刷媒体2の位置がずれることがある。この場合には、図44に示すように、補助ローラ171が移動することによって、補助ローラ171上の印刷媒体2と保護ベルト21上の印刷媒体2の位置ズレを補正することができる。
本実施形態のように、印刷媒体をセットするときに、保護ベルト上面よりも上方で、保護ベルトを掛け回した搬送ローラと平行な補助ローラを配置し、補助ローラは軸方向に移動可能な構成とすることで、保護ベルト上に印刷媒体を貼り付けるときに補助ローラでの固定の影響を受けることなく印刷媒体をセットできるようになる。
次に、本発明の第14実施形態について図45を参照して説明する。図45は同実施形態の説明に供する要部平面説明図である。
本実施形態では、前記第13実施形態の構成において、補助ローラ171にも指標ライン601を設けている。指標ライン601は、補助ローラ171にテープなどを貼り付け、あるいは、不滅インクなどによるマーキングなどが挙げられる。
このように構成することで、補助ローラ171への印刷媒体2の貼り付け位置を一定にすることができ、補助ローラ171が片側に寄って移動できなくなる不都合を回避することができる。
次に、本発明の第15実施形態について図46を参照して説明する。図46は同実施形態の説明に供する要部平面説明図である。
本実施形態では、補助ローラ171の端部とホルダ部材45との間に、弾性部材602を配置している。
これにより、印刷媒体2の位置ずれ補正のために補助ローラ171が移動しても、補助ローラ171から印刷媒体2が剥がれると、補助ローラ171が初期位置に戻るようになる。なお、弾性部材は一方に配置する構成とすることもできる。
なお、本願における「画像形成」とは、文字や図形等の意味を持つ画像を媒体に対して付与することだけでなく、パターン等の意味を持たない画像を媒体に付与すること(単に液滴を媒体に着弾させること)をも意味する。
また、「インク」とは、特に限定しない限り、インクと称されるものに限らず、記録液、定着処理液、液体などと称されるものなど、画像形成を行うことができるすべての液体の総称として用いる。
また、画像形成装置には、特に限定しない限り、シリアル型画像形成装置及びライン型画像形成装置のいずれも含まれる。
2 印刷媒体
4 ロール体
11 記録ヘッド
21 保護ベルト(搬送ベルト)
22 搬送ローラ
24 対向ローラ
31 カッタユニット
32 排紙ローラ
33 拍車コロ
100 装置本体
101 給紙部
102 画像形成部
103 搬送部
104 排紙部
105 排出口
151 ガイドローラ(補助回転体)
152 ガイドローラ(補助回転体)
153 第1ガイドローラ
154 第2ガイドローラ(補助回転体)
161 中継ローラ
171 補助ローラ
202 印刷媒体
204 ロール体
302 印刷媒体
304 ロール体

Claims (8)

  1. 粘着面を有する印刷媒体をロール状に巻き回したロール体と、
    前記印刷媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    前記印刷媒体を搬送する搬送手段と、を備え、
    前記搬送手段は、
    前記印刷媒体の粘着面に押し当てられ、前記粘着面を保護するベルト状保護部材と、
    前記印刷媒体と前記保護部材とを挟み込んで加圧する少なくとも一組の回転体対と、を有し、
    前記ロール体から引き出されて前記回転体対間に進入する前記印刷媒体と、前記ベルト状保護部材の前記画像形成手段に対向する面とがなす角度を進入角度とするとき、
    前記進入角度は、0ないし30°の範囲内である
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記ロール体と前記回転体対との間に、前記印刷媒体の進入角度を0ないし30°の範囲内に規定する補助回転体が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記ロール体は前記回転体対の下方に配置され、
    前記補助回転体は、前記印刷媒体の粘着面を支持する側に配置されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記補助回転体は、前記印刷媒体の進入角度を0ないし30°の範囲内に規定する位置と、前記印刷媒体の進入角度が30°を超える位置との間で移動可能に配置されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記ロール体は前記回転体対の下方に配置され、
    前記補助回転体は、前記印刷媒体の進入角度を0ないし30°の範囲内に規定する位置と、前記印刷媒体のカールを抑制するデカーラとして機能する位置との間で移動可能に配置されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記補助回転体は、軸方向に移動可能に配置されていることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  7. 前記補助回転体は、前記保護ベルトよりも上方に移動可能に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記補助回転体は、軸方向に加圧する手段を備えていることを特徴とする請求項6又は7に記載の画像形成装置。
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