JP2015037496A - 歯ブラシの用毛及び歯ブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】歯や歯肉への当たり心地と清掃実感に優れ、束にしたときの毛腰の強さを備えた歯ブラシの用毛、及び、歯や歯肉への当たり心地と清掃実感に優れ、毛腰の強い歯ブラシを提供する。
【解決手段】基端10から先端8に向かい漸次縮径する歯ブラシの用毛1Aにおいて、基端10から、用毛径が基端10の用毛径D100の90%(D90)になる位置9までの領域12は、摩擦係数が0.25以上0.40以下である。前記摩擦係数の測定方法では、歯ブラシの用毛1に対し、その長手方向に摩擦子を荷重0.49N、移動速度1mm/秒で摺動する。
【選択図】図4

Description

本発明は、歯ブラシの用毛及び歯ブラシに関する。
歯周病予防のため、毛先の当たり心地がやさしく、歯周ポケットの奥までを確実に清掃できる特長的な用毛として、毛先が先鋭化された所謂テーパー毛が広く利用されている。テーパー毛の一例として、合成樹脂製のモノフィラメントの先端部に先端から1mm、3mm、5mm、8mmの各部位における刷毛径が刷毛基部の外径に対し、25%〜35%、55%〜70%、80%〜90%、90%〜100%で特定されるテーパー形状のモノフィラメント、及び、このモノフィラメントがヘッド部に植毛されている歯ブラシが知られている。
ところが、この種のテーパー毛は極細毛であるがために撓み易く、テーパー毛がヘッド部に植毛された歯ブラシの毛腰が弱くなる問題がある。このため、歯ブラシの毛腰を強くするべく、テーパー毛を束ねた毛束の基端部付近を補強する構成を備えた歯ブラシが検討されている。
例えば、特許文献1に記載されている歯ブラシは、凸部と凹部とが交互に連続して形成されたヘッド部の植毛台を備え、テーパー毛等を束ねた毛束を凸部と凹部に跨るように植毛した構造とされている。また、特許文献2に記載されている歯ブラシは、毛束が植毛台から突出配置された弾性筒状体に挿通されることで弾性筒状体によって周囲を覆われた構造とされている。
特開2002−345554号公報 特開2002−345560号公報
しかしながら、特許文献1,2に記載されている歯ブラシでは、用毛の先端部で歯垢ポケットの奥を清掃しているときに凸部や弾性筒状体が歯や歯肉に接触し、使用者に不快感を与える問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、歯や歯肉への当たり心地と清掃実感に優れ、束にしたときの毛腰の強さを備えた歯ブラシの用毛、及び、歯や歯肉への当たり心地と清掃実感に優れ、毛腰の強い歯ブラシを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下の構成を採用した。
即ち、本発明の歯ブラシの用毛は、基端から先端に向かい漸次縮径する歯ブラシの用毛において、前記基端から、用毛径が前記基端の用毛径の90%になる位置までの領域は、下記測定方法による摩擦係数が0.25以上0.40以下であることを特徴とする。
<測定方法>前記歯ブラシの用毛に対し、その長手方向に摩擦子を荷重0.49N、移動速度1mm/秒で摺動する。
上記の構成によれば、束にした複数の歯ブラシの用毛が撓む方向に力や振動が加えられた際に、用毛の基端から用毛径が基端の用毛径の90%になる位置(D90位置)までの領域同士が接触し、摩擦が生じる。このため、束にした用毛の前記領域には適度な剛性が付与され、強さが備わる。一方、用毛のD90位置から先端に向かっては用毛径が縮小するため、用毛同士が干渉し合わず、用毛の先端付近は歯周ポケットの奥まで到達可能とされている。これにより、用毛による清掃実感は良好となる。また、用毛の歯や歯肉への当たり心地は保たれるため、束にした用毛の歯や歯肉への当たり心地は良好である。
また、本発明の歯ブラシは、ヘッド部の植毛面に植毛穴が設けられ、上記記載の歯ブラシの用毛を束ねた毛束が前記植毛穴に植設されていることを特徴とする。
上記の構成によれば、歯ブラシを用いて口腔内を清掃する際に、歯や歯肉への当たり心地が良好な歯ブラシの用毛が口腔内を傷付けることなく、円滑に移動し、歯ブラシの用毛の先端が歯垢ポケットの奥まで到達する。これにより、歯垢ポケットの奥の歯垢もより良好に除去可能となり、歯ブラシの使用者に高い清掃実感が与えられる。また、歯ブラシを用いて口腔内を清掃する際に、植毛穴内の用毛が互いに接触し、上記説明したように複数の歯ブラシの用毛からなる毛束に適度な剛性が付与される。そのため、歯ブラシの毛腰が強くなる。
更に、本発明の歯ブラシにおいて、[前記植毛穴内の全ての歯ブラシの用毛の断面積の合計]/[前記植毛穴の面積]×100で表されるパッキングファクターが75%以上95%以下であることが好ましい。
上記の構成によれば、植毛穴において用毛が密集するため、歯ブラシの用毛の前記領域同士がより干渉し易くなり、複数の用毛からなる毛束に適度な剛性が効率よく付与される。これにより、歯ブラシの毛腰が確実に強くなる。
本発明によれば、歯や歯肉への当たり心地と清掃実感に優れ、束にしたときの毛腰の強い歯ブラシの用毛、及び、歯や歯肉への当たり心地と清掃実感に優れ、毛腰の強い歯ブラシが提供される。
本発明の実施形態の歯ブラシを示す側面図である。 本発明の実施形態の歯ブラシのヘッド部と首部の平面図である。 本発明の実施形態の歯ブラシの植毛穴の拡大平面図である。 本発明の実施形態の歯ブラシの用毛を示す側面図である。 本発明の実施形態の歯ブラシの用毛の用毛前駆体を示す側面図である。 本発明の実施形態の歯ブラシの用毛の用毛前駆体を示す図であって、図6に示すX−X´線で矢視した場合の断面図である。 実施例2における歯ブラシの用毛を示す図であって、(a)は側面図であり、(b)は(a)に示すX−X´線で矢視した場合の断面図である。 実施例3における歯ブラシの用毛を示す図であって、(a)は側面図であり、(b)は(a)に示すX−X´線で矢視した場合の断面図である。 実施例4における歯ブラシの用毛を示す図であって、(a)は側面図であり、(b)は(a)に示すX−X´線で矢視した場合の断面図である。 比例例1における歯ブラシの用毛を示す図であって、(a)は側面図であり、(b)は(a)に示すX−X´線で矢視した場合の断面図である。 比例例2における歯ブラシの用毛を示す図であって、(a)は側面図であり、(b)は(a)に示すX−X´線で矢視した場合の断面図である。
以下、本発明を適用した実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る歯ブラシの用毛1(以下、単に用毛1という)を備えた歯ブラシ5を示す側面図である。図1に示すように、歯ブラシ5は、複数本の用毛1を束ねた毛束30が植設されたヘッド部2と、首部3と、把持部4と、を有する。ヘッド部2と、首部3と、把持部4は、全体として長尺状に一体成形されたものである。
図2は、ヘッド部2及び首部3の平面図である。図2に示すように、ヘッド部2には、植毛面31に開口する植毛穴23が所謂千鳥状に形成されている。ヘッド部2の大きさは、口腔内での操作性等を勘案して設定され、例えば幅寸法が10〜15mmとされ、厚み寸法が4〜8mmとされている。
図3は、植毛穴23の拡大平面図である。図3に示すように、各々の植毛穴23には、複数本の用毛1を束ねた毛束30が植設されている。本実施形態においては、長手方向の中心から両側に用毛1の構成を備えた用毛カットピースを複数本束ねた毛束30が、平線34で二つ折りにされ、植毛穴23に打ち込まれることにより、各々の植毛穴23に植設されている。
毛束30を植毛面31で切断した断面の直径(以下、毛束30の直径という)は、特に限定されないが、1.0mm以上が好ましく、1.5mm以上3mm以下であることがより好ましい。毛束30の直径が前記範囲内であれば、毛束30の毛腰の強さと柔らかい当たり心地とのバランスが保たれる。植毛穴23の直径は、毛束30の直径を勘案して設定されている。
植毛穴23において、用毛1が毛束30に略均一に分散していることがより好ましい。ここで、「略均一」とは、平面視において、用毛1の偏りがないと認められる状態である。また、[植毛穴23内の全ての用毛1の断面積の合計]/[植毛穴23の面積]×100で表されるパッキングファクター(以下、PFと略記する)は、75%以上であることが好ましく、75%以上95%以下であることがより好ましく、80%以上90%以下であることが更に好ましい。用毛1が毛束30に不均一に分散し、PFが前記下限値未満になると、植毛穴23において隣接する用毛1の間隔が拡がるため、用毛1同士が干渉し難くなり、毛束30の剛性が低下するため、好ましくない。なお、[植毛穴23の面積]は、植毛穴23において用毛1が植設可能とされる面積を意味し、図3では植毛穴23のうち平線34で覆われた部分を除いた領域36の断面積の合計を表す。
ヘッド部2と、首部3と、把持部4を構成する材質は、歯ブラシ5に求められる剛性や機械特性等を勘案して選択され、例えば曲げ弾性率(JIS K7203)が500MPa以上3000MPa以下である高硬度樹脂とされている。このような高硬度樹脂としては、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリシクロへキシレンジメチレンテレフタレート(PCT)、ポリスチレン(PS)、アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン樹脂(ABS)、セルロースプロピオネート(CP)、ポリアリレート、ポリカーボネート、アクリロニトリル・スチレン共重合樹脂(AS)等が挙げられる。これらの樹脂は、一種単独であってもよく、二種以上を適宜組み合わせて用いられていてもよい。また、ヘッド部2と、首部3と、把持部4は、例えばエラストマー等の柔軟な樹脂が部分的又は全体に被覆されていてもよい。
用毛1は、基端から先端に向かい漸次縮径され、毛先が先鋭化された所謂テーパー毛である。用毛1において、基端から、用毛径が基端の用毛径の90%になる位置までの領域(以下、高摩擦係数領域と記載することがある)は、摩擦係数が0.25以上とされ、0.25以上0.40以下であることが好ましい。摩擦係数が前記上限値より大きくなると、毛束30の剛性が過剰に高まり、毛束30が清掃対象の箇所に円滑に移動せず、充分な清掃実感が得られない。摩擦係数が前記上限値未満になると、毛束30の毛腰が弱くなる。摩擦係数の測定方法は、用毛1に対し、その長手方向に摩擦子を荷重0.49N、移動速度1mm/秒で摺動させる方法である。なお、摩擦係数の測定は前記測定方法を実施可能な公知の摩擦係数測定装置等を用いて行うことができ、このような装置の構成は特に制限されない。また、測定条件としては、例えば温度23℃、湿度50%とすることが好ましい。
このような用毛1としては、例えば図4に示す用毛1Aが挙げられる。用毛1Aは、全体として中心軸1cを中心に任意の一方向に捻られて、外周に螺旋状の稜線22が形成されたものである。即ち、用毛1Aは、図5に示す六角形柱20を中心軸20c回りに捻り、先端8付近を先鋭化することで形成された所謂スパイラル毛である。
図4に示すように、植毛穴23に植設された際に植毛面31と同一面をなす基端10から、用毛径Dが基端10の用毛径D100の90%(図4に示す用毛径D90)になる位置9までの領域12では、六角形柱20の平面21と稜線22が中心軸1cに対して螺旋を描き、植毛面31に対して任意の傾きをもって形成されている。これにより、領域12の前述した測定方法による摩擦係数は、0.25以上となっている。但し、用毛1Aのように断面形状が円形以外である場合の用毛径は、用毛1Aの断面の外接円の直径をいう。
六角形柱20の中心軸20c回りの捻り回数を減らすと、用毛1Aの平面21と稜線22の植毛面31に対する傾きが増加し、用毛1Aの領域12の摩擦係数は減少する。一方、六角形柱20の中心軸20c回りの捻り回数を増やすと、用毛1Aの平面21と稜線22の植毛面31に対する傾きが減少し、用毛1Aの領域12の摩擦係数は増大する。用毛1Aの領域12の摩擦係数を0.25以上とするために、捻り回数は1回/cm以上7回/cm以下であることが好ましい。用毛1Aを製造し易くする点から、捻り回数は2回/cm以上5回/cm以下であることがより好ましい。
用毛1Aがn角形柱を中心軸回りに捻ったスパイラル毛である場合、n角形柱の側面の平面数を減らすと、隣接する平面がなす狭角が縮小され、側面が三角筒面に近づくため、用毛1Aの領域12の摩擦係数は増大する。一方、n角形柱の側面の平面数を増やすと、隣接する平面がなす狭角が拡大され、側面が円筒面に近づくため、用毛1Aの領域12の摩擦係数は減少する。用毛1Aの領域12の摩擦係数を0.25以上とするために、nは3以上8以下であることが好ましく、用毛1Aを製造し易くする点から、4以上6以下であることが好ましい。
用毛1Aの基端10における用毛径は、使用性と機能性の面から、100μm以上300μm以下であることが好ましく、150μm以上250μm以下であることがより好ましい。用毛1Aの先端8の用毛径は、先端8が歯垢ポケットの奥まで届き易くする点から、10μm以上100μm以下であることが好ましく、10μm以上60μm以下であることがより好ましい。用毛1Aの長さは、使用性と機能性の面から、6mm以上14mm以下であることが好ましく、8mm以上12mm以下であることがより好ましい。用毛1Aの領域12の長さは、用毛1Aを束ねた毛束30の毛腰を適度且つ確実に強くする点から、例えば0.5mm以上5.0mm以下とされている。また、用毛1Aの領域12の長さは、用毛1Aの長さの20%以上60%以下であることが好ましく、25%以上50%以下であることがより好ましい。
用毛1Aを構成する材質としては、加工性の面からポリエステル系樹脂、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PTT(ポリトリメチレンテレフタレート)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PBN(ポリブチレンナフタレート)等のポリエステル、612ナイロン、610ナイロン等のポリアミド、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン等の樹脂が挙げられる。用毛1Aの製造が容易である点から、用毛1を構成する材質はポリエステル樹脂であることが好ましい。なお、これらの樹脂は二種以上を組み合わせて用いられてもよい。
次いで、用毛1Aの製造方法について説明する。
先ず、用毛1Aと同一の樹脂から構成された六角形柱20(図5)を用意する。図5及び図6に示すように、六角形柱20の側面20rは、帯状の複数の平面21と、平面21同士が接する辺である稜線22から構成されている。六角形柱20の断面において、歯ブラシとしての使用性と捻るための剛性の面から、中心Cから稜線22までの距離Pは、50μm以上150μm以下であることが好ましく、70μm以上130μm以下であることがより好ましい。次に、六角柱体20を任意の温度に加熱し、これを中心軸20c回りに捻り、任意の温度に冷却してスパイラル毛とする。
次に、スパイラル毛の両端を縮径して先鋭化するために、酸やアルカリ溶液などの溶解液を用意し、スパイラル毛の両端を順次、必要時間溶解液に浸漬し、引き上げ、中和、水洗処理などを経る溶解液処理を行う。溶解液としては、例えば、40質量%以上50質量%以下の水酸化ナトリウム溶液が挙げられる。水酸化ナトリウム溶液の他に、水酸化カリウム溶液等のアルカリ溶液、硫酸浴等の酸性溶液、有機溶媒等が挙げられるが、用毛1Aを構成する樹脂に応じて適当な溶液、溶媒を選択することができる。溶解層の液温は、例えば120度以上140度以下とすることができる。水洗処理の後、熱処理や乾燥工程を経ることで両端が先鋭化されたスパイラル毛である用毛カットピースが得られる。
続いて、歯ブラシ5の製造方法について説明する。
任意の高硬度樹脂を材料として射出成形により、歯ブラシ5のヘッド部2と、首部3と、把持部4を製造する。その後、複数本の用毛カットピースを束ね、平線34で二つ折りにした毛束30を平線式植毛機等によりヘッド部2の植毛穴23に打ち込む。
上記工程により、図1に示す歯ブラシ5が完成する。
本発明の一実施形態に係る用毛1は、用毛1Aを一例として説明したように、基端10から先端8に向かい漸次縮径され、基端10から、用毛径が基端10の用毛径の90%になる位置9までの領域12は、摩擦係数が0.25以上0.40以下とされたものである。
この構成によれば、束にした複数の用毛1Aが撓む方向に力や振動が加えられた際に、用毛1Aの領域12同士が接触し、摩擦が生じるため、用毛1Aが撓み難くなる。従って、用毛1Aを束ねた毛束30に適度な剛性が付与され、毛束30の毛腰が強くなる。一方、用毛1Aの位置9から先端8に向かっては縮径されているため、用毛1A同士が干渉し合わず、用毛1Aの先端8付近は歯周ポケットの奥まで到達可能とされている。これにより、用毛1Aによる清掃実感は良好となる。また、用毛1Aの歯や歯肉への当たり心地も保たれるため、毛束30の歯や歯肉への当たり心地は良好となる。
結果として、歯や歯肉への当たり心地と清掃実感に優れ、束にしたときの毛腰の強い用毛1が提供される。
また、本発明の一実施形態に係る歯ブラシ5は、ヘッド部2の植毛面31に植毛穴23が設けられ、用毛1を束ねた毛束30が植毛穴23に植設されたものである。
この構成によれば、歯ブラシ5を用いて口腔内を清掃する際に、歯や歯肉への当たり心地が良好な用毛1及び毛束30が口腔内を傷付けることなく、円滑に移動する。用毛1の先端は、歯垢ポケットの奥まで到達する。これにより、歯垢ポケットの奥の歯垢もより良好に除去可能となり、歯ブラシ5の使用者に高い清掃実感が与えられる。また、歯ブラシ5を用いて口腔内を清掃する際に、植毛穴23内の用毛1が互いに接触し、毛束30に適度な剛性が付与される。そのため、歯ブラシ5の毛束30が撓まず、倒れ難くなる。
結果として、歯や歯肉への当たり心地と清掃実感に優れ、毛腰の強い歯ブラシ5が提供される。
また、歯ブラシ5において、[植毛穴23内の全ての用毛1の断面積の合計]/[植毛穴23の面積]×100で表されるPFが75%以上95%以下であれば、植毛穴23において用毛1が適度に密集するため、用毛1の領域12同士がより干渉し易くなり、毛束30に適度な剛性が効率よく付与される。従って、歯ブラシ5の毛腰は確実に強くなる。
以上、本発明を適用した実施形態について説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記の実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
例えば、用毛1の領域12は上記説明した測定方法による摩擦係数が0.25以上0.40以下であればよく、用毛1Aに限定されない。摩擦係数が0.25以上0.40以下となる領域12の構成としては、例えば一般に知られているテーパー毛のように円柱のD90領域に相当する部分の表面に摩擦を生じさせる微粒子が付着したもの、円柱の表面に微細な凹部が形成されたもの等が挙げられるが、これらの構成に限定されない。また、図5に示す六角形柱20が中心軸20c回りに捻られず、側面20rに摩擦を生じさせる微粒子が付着していてもよく、微細な凹部が形成されていてもよい。用毛1の周面にエラストマー等が被覆されていてもよい。上述の実施形態では、用毛1Aは六角形柱20を捻ったものであるが、六角形柱20以外の多角形柱を捻ったものであってもよい。
また、用毛1Aを製造する際に、用毛カットピースの先端を分岐させてもよい。用毛カットピースの表面には、歯ブラシ5の植毛穴23に植毛された際に用毛カットピースが裂けないように保護するための被覆を施してもよい。
また、毛束30をヘッド部2に植設する方法は平線式植毛に限るものではなく、一般的な歯ブラシにおいて用毛を植設する方法の何れを用いてもよい。
以下、実施例を示して本発明を詳細に説明するが、本発明は以下の実施例によって限定されるものではない。
(実施例1)
表1の仕様に従い、図1の歯ブラシ5と同様の歯ブラシAを得た。歯ブラシAでは、植毛穴の直径を2mm、植毛穴同士の距離を1mmとした。また、植毛穴に40本(植毛穴から突出している本数)の用毛1を植設し、PFを約85%とした。歯ブラシAの用毛1は、図5に示す六角形柱20を中心軸20c回りに3回/cmの捻り回数で捻り、先端8付近を縮径した用毛1A(図4参照)とした。即ち、表1における側面形状の「スパイラル」は、用毛1を製造する際に、用毛1の母材を中心軸回りに3回/cmの捻り回数で捻って加工したことを表す。以下の実施例1〜実施例4、比較例1,2では、用毛1の基端における用毛径を0.190mmとし、用毛1の基端からD90位置までの領域の長さを5mmとした。
歯ブラシAについて、歯面清掃力、隙間清掃力、耐久性を評価し、総合評価を得た。
歯面清掃力は、顎模型にモデル歯垢を付着させた後、歯ブラシAで3分間清掃し、歯牙全体のうち歯垢が除去された面積を測定し、歯牙全体の面積に対する歯垢が除去された面積を歯垢除去率として算出することで評価した。
隙間清掃力は、前記顎模型にモデル歯垢を付着させた後、歯ブラシAで3分間清掃し、歯頸部のうち歯垢が除去された面積を測定し、歯頸部全体の面積に対する歯垢が除去された面積を歯垢除去率として算出することで評価した。
耐久性は、モデル刷掃板上において荷重400gで歯ブラシAを刷掃し、刷掃前の用毛1の開き量に対する刷掃後の用毛1の開き量を毛開き率として算出することで評価した。
(実施例2)
表1の仕様に従い、植毛穴の直径を2mm、植毛穴同士の距離を1mmとした。図1の歯ブラシ5と同様の歯ブラシBを得た。歯ブラシBでは、植毛穴に40本(植毛穴から突出している本数)の用毛1を植設し、PFを約85%とした。歯ブラシBの用毛1は、円柱を中心軸回りに3回/cmの捻り回数で捻り、先端付近を縮径した、図7(a),(b)に示す用毛とした。歯ブラシBについて、実施例1と同様の方法で歯面清掃力、隙間清掃力、耐久性を評価し、総合評価を得た。
(実施例3)
表1の仕様に従い、植毛穴の直径を2mm、植毛穴同士の距離を1mmとした。図1の歯ブラシ5と同様の歯ブラシCを得た。歯ブラシCでは、植毛穴に40本(植毛穴から突出している本数)の用毛1を植設し、PFを約85%とした。歯ブラシCの用毛1は、図5に示す六角形柱20を捻らず、先端付近を縮径し、基端からD90位置までの領域の側面に幅寸法が1μm以上20μm以下の凹部42を複数設けた、図8(a),(b)に示す用毛とした。即ち、表1における側面形状の「凹」は、用毛1を製造する際に、用毛1の表面に幅寸法が1μm以上20μm以下の凹部42を形成したことを表す。歯ブラシCについて、実施例1と同様の方法で歯面清掃力、隙間清掃力、耐久性を評価し、総合評価を得た。
(実施例4)
表1の仕様に従い、植毛穴の直径を2mm、植毛穴同士の距離を1mmとした。図1の歯ブラシ5と同様の歯ブラシDを得た。歯ブラシDでは、植毛穴に40本(植毛穴から突出している本数)の用毛1を植設し、PFを約85%とした。歯ブラシDの用毛1は、円柱を捻らず、先端付近を縮径し、基端からD90位置までの領域の表面に直径10μmの炭酸カルシウム粒子44を複数付着させた、図9(a),(b)に示す用毛とした。即ち、表1における側面形状の「凸」は、用毛1を製造する際に、用毛1の表面に炭酸カルシウム粒子44を付着させたことを表す。歯ブラシDについて、実施例1と同様の方法で歯面清掃力、隙間清掃力、耐久性を評価し、総合評価を得た。
(比較例1)
表1の仕様に従い、植毛穴の直径を2mm、植毛穴同士の距離を1mmとした。図1の歯ブラシ5と同様の歯ブラシEを得た。歯ブラシEでは、植毛穴に40本(植毛穴から突出している本数)の用毛1を植設し、PFを約85%とした。歯ブラシEの用毛1は、円柱を捻らず、先端付近を縮径し、先端8から基端10に向けて長さ12mmの領域46の表面に直径1μmの炭酸カルシウム粒子44を複数付着させた、図10(a),(b)に示す用毛とした。歯ブラシEについて、実施例1と同様の方法で歯面清掃力、隙間清掃力、耐久性を評価し、総合評価を得た。
(比較例2)
表1の仕様に従い、植毛穴の直径を2mm、植毛穴同士の距離を1mmとした。図1の歯ブラシ5と同様の歯ブラシFを得た。歯ブラシFの用毛1は、円柱を捻らず、先端付近を縮径した、図11(a),(b)に示す用毛とした。即ち、表1における側面形状の「通常」は、用毛1の母材を中心軸回りに捻らず、用毛1の表面に凹部42の形成や炭酸カルシウム粒子44の付着を行わなかったことを表す。歯ブラシFについて、実施例1と同様の方法で歯面清掃力、隙間清掃力、耐久性を評価し、総合評価を得た。
Figure 2015037496
歯ブラシA〜Fの歯面清掃力、隙間清掃力、耐久性の評価及び総合評価を表1に示す。
表1の歯面清掃力と隙間清掃力における「○」は歯垢除去率が50%以上であり、「△」は歯垢除去率が30%以上50%未満であり、「×」は歯垢除去率が30%未満であることを表す。
表1の総合評価の耐久性における「○」は毛開き率が20%未満であり、「△」は毛開き率が20%以上50%未満であり、「×」は毛開き率が50%以上であることを表す。
表1の総合評価における、「○」は歯面清掃力、隙間清掃力、耐久性の全ての評価結果が「○」であること、「△」は歯面清掃力、隙間清掃力、耐久性の評価結果において「×」がなく、何れか一項目において評価結果が「△」であること、「×」は歯面清掃力、隙間清掃力、耐久性のうち何れか一項目において評価結果が「×」であることを表す。
表1に示すように、本発明を適用した実施例1〜4の歯ブラシA〜Dについては、歯面清掃力、隙間清掃力、耐久性の全ての評価結果が「○」であり、総合評価が「○」であった。即ち、歯ブラシA〜Dは清掃実感に優れ、毛腰が強いことが示された。これは、用毛1のD90位置から先端までの領域が歯垢ポケットの奥まで充分に到達し、隅々まで歯垢を除去すると共に、用毛1の基端からD90位置までの領域の摩擦係数を0.25以上0.40以下にしたことで、植毛穴23内で高摩擦係数領域の用毛1同士が接触して摩擦を生じ、毛束30に適度な剛性が付与されたためと考えられる。
一方、用毛1の基端からD90位置までの領域の摩擦係数が0.25以上に高められていない比較例1の歯ブラシEについては、歯面清掃力、隙間清掃力、耐久性の全ての評価結果が「△」であり、総合評価が「△」であった。これは、用毛1の先端付近に炭酸カルシウム粒子44が付着していることで、D90位置から先端までの領域が先端の奥まで届かず、歯垢を除去しきれなかったためであり、用毛1の基端からD90位置までの領域の摩擦係数が0.25未満であることで、毛腰が弱くなったためと考えられる。また、比較例2の歯ブラシFについては、歯面清掃力の評価結果が「×」であって、耐久性の評価結果が「△」であり、総合評価が「×」であった。これは、用毛1全体の表面が滑らかで、何れの領域でも摩擦係数が高められていないことで、毛腰が著しく弱くなり、歯や歯垢ポケットに付着した歯垢を除去できなかったためと考えられる。
これらの結果から、本発明を適用した歯ブラシは、歯や歯肉への柔らかい当たり心地及び清掃実感と毛腰の強さを両立できることを確認した。
1・・・用毛(歯ブラシの用毛)、2・・・ヘッド部、5・・・歯ブラシ、8・・・先端、9・・・位置、10・・・基端、12・・・領域、23・・・植毛穴、30・・・毛束、31・・・植毛面、D・・・用毛径

Claims (3)

  1. 基端から先端に向かい漸次縮径する歯ブラシの用毛において、
    前記基端から、用毛径が前記基端の用毛径の90%になる位置までの領域は、下記測定方法による摩擦係数が0.25以上0.40以下であることを特徴とする歯ブラシの用毛。
    <測定方法>前記歯ブラシの用毛に対し、その長手方向に摩擦子を荷重0.49N、移動速度1mm/秒で摺動する。
  2. ヘッド部の植毛面に植毛穴が設けられ、
    請求項1に記載の歯ブラシの用毛を束ねた毛束が前記植毛穴に植設されていることを特徴とする歯ブラシ。
  3. [前記植毛穴内の全ての歯ブラシの用毛の断面積の合計]/[前記植毛穴の面積]×100で表されるパッキングファクターが75%以上95%以下であることを特徴とする請求項2に記載の歯ブラシ。
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