JP2015036842A - 走行可否判定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】自車両が走行路を走行できるか否かを判定する処理負荷を低減する走行可否判定装置を提供する。【解決手段】走行可否判定装置は、自車両の周囲の物体および道路状況を表わす周囲情報を取得し(S400)、周囲情報に基づいて、車線を区画する区画線から自車両が走行する走行路を検出し(S402)、周囲情報に基づいて自車両の周囲に存在する物体を検出する(S404)。走行可否判定装置は、検出された走行路と物体とに基づいて、識別器としてSVMを使用して自車両が走行すると想定される想定経路を一つ以上生成し(S406)、走行路の境界を表わす検出点と物体を表わす検出点とから、想定経路の形状を特徴付ける特徴点を抽出する(S408)。走行可否判定装置は、特徴点と想定経路との距離を算出し(S410)、算出した距離に基づいて自車両が走行路を走行できるか否かを判定する(S412)。【選択図】図9

Description

本発明は、自車両が走行路を走行できるか否かを判定する走行可否判定装置に関する。
自車両の軌跡と自車両の周囲に存在する他物体の軌跡とを予測し、自車両と他物体とが衝突するか否かを判定する技術が公知である(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に開示された技術によると、まず、自車両と他物体とが交差して衝突するか否かを簡易的に判定し、自車両と他物体とが衝突する可能性がないか低い場合には、簡易判定だけで自車両と他物体との運動の予測を終了する。これに対し、簡易判定により衝突する可能性があると判断すると、さらに詳細に自車両と他物体との運動を予測する。
特開2011−227582号公報
特許文献1においては、簡易判定により衝突する可能性があると判断すると、さらに詳細に自車両と他物体との運動を予測するので、自車両と他物体とが衝突するか否かの判定が、簡易判定と詳細判定との2段階になることがある。その結果、衝突するか否かを判定するための処理時間が長くなり、処理負荷が増加するという問題がある。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、自車両が走行路を走行できるか否かを判定する処理負荷を低減する走行可否判定装置を提供することを目的とする。
本発明の走行可否判定装置は、周囲情報取得手段と、物体検出手段と、走行路検出手段と、経路生成手段と、特徴点抽出手段と、走行可否判定手段と、を備えている。
周囲情報取得手段は自車両の周囲情報を取得し、物体検出手段は周囲情報取得手段が取得する周囲情報に基づいて自車両の周囲の物体を検出し、走行路検出手段は周囲情報に基づいて自車両が走行する走行路を検出する。
経路生成手段は、物体検出手段が検出する物体と、走行路検出手段が検出する走行路とに基づいて、自車両が走行路において走行すると想定される想定経路を一つ以上生成し、特徴点抽出手段は経路生成手段が生成する想定経路の形状を特徴付ける走行路の境界上および物体上の特徴点を抽出し、走行可否判定手段は特徴点抽出手段が抽出する特徴点と一つ以上の想定経路との距離に基づいて自車両が走行路を走行できるか否かを判定する。
この構成によれば、想定経路の形状を特徴付ける走行路の境界上および物体上の特徴点に着目することにより、特徴点以外の走行路の境界上および物体上の点と想定経路との距離を算出することなく、特徴点と想定経路との距離に基づいて、現時点の道路状況において自車両が走行路を走行できるか否かの走行可否を判定できる。これにより、特徴点と想定経路との距離に基づいて自車両の走行可否を簡単に判定できるので、走行可否を判定するための処理負荷を低減できる。
本実施形態の走行可否判定装置を示す機能ブロック図。 (A)は走行路および物体の検出を説明する模式図、(B)は想定経路の生成を説明する模式図。 複数の想定経路と特徴点との距離に基づく走行可否を説明する模式図。 特徴点から所定範囲内の想定経路における走行可否を説明する模式図。 想定経路上の点から所定範囲内の特徴点に関する走行可否を説明する模式図。 自車両周囲の安全領域を説明する模式図。 走行可否の判定を説明する模式図。 移動物体を説明する模式図。 走行可否判定処理を示すフローチャート。
以下、本発明の実施形態を図に基づいて説明する。
図1に示す走行可否判定装置2は、周囲情報取得部10と、走行路検出部20と、物体検出部22と、経路生成部30と、特徴点抽出部32とを備えており、CPU、RAM、ROM等を有するマイクロコンピュータにより主に構成されている。
周囲情報取得部10は、車両前方の直進方向を中心とする所定角度範囲を検出エリアとする前方センサと、車両左側方の車幅方向を中心とする所定角度範囲を検出エリアとする左側方センサと、車両右側方の所定角度範囲(左側方センサと同様)を検出エリアとする右側方センサとが出力する信号に基づいて、車両周囲の物体および道路状況を表わす周囲情報を取得する。
また、周囲情報取得部10は、前記センサ群と、車両後方の所定角度範囲を検出エリアとする後方センサとが出力する信号に基づいて、車両周囲の物体および道路状況を表す周囲情報を取得してもよい。
前方センサ、左右の側方センサおよび後方センサは、カメラ等の画像センサ、レーザレーダ、ミリ波レーダ、ソナー等の少なくともいずれかから構成されている。
車両周囲の物体は、車線区画突起物、他車両、歩行者等の他、自車両の走行路を制限する地形や建造物等を含む。周囲情報取得部10は、個々の物体の情報として、位置、大きさ、高さ、道路に沿った長さ等を取得する。
また、周囲情報取得部10は、道路状況として、車線境界線、車道中央線、車道外側線等の路面に描かれた道路の区画線の種類と、区画線上の複数の位置座標に基づいて規定される直線、曲線等の道路形状の情報と、道路幅とを取得する。周囲情報取得部10は、道路状況として、GPS装置などの衛星測位装置から取得する自車両の位置(自車位置)と、ナビゲーション装置が有する地図DBとから、自車両の周囲の道路形状および道路幅を取得してもよい。
走行路検出部20は、図2の(A)に示すように、周囲情報取得部10が取得する画像データに基づいて、自車両の進行方向に向かって左右両側の道路上に検出する検出点210、212により車線区画線202、204を検出する。車線区画線202、204は自車両が走行する走行路200の境界を表わす。
物体検出部22は、図2の(A)に示すように、周囲情報取得部10が周囲情報として取得するレーダの走査情報またはカメラの画像データに基づいて、自車両の前方に検出する検出点222により駐車車両等の物体220を検出する。カメラの場合、ステレオカメラのように立体を表わす立体画像データを採用してもよい。
経路生成部30は、図2の(B)に示すように、車線区画線202を表わす検出点210を一つのクラスとし、車線区画線204を表わす検出点212と物体220を表わす検出点222とを別のクラスとし、これら検出点210、212、222を自車両の進行方向に向かって左右両側の異なるクラスに分類する識別面230を生成する。
経路生成部30は、例えばサポートベクターマシン(SVM)を識別器とし、識別面230によって左右にそれぞれ分類された検出点210、212、222に対し、進行方向に沿って所定範囲の位置をずらしながら、所定範囲内の検出点210、212、222のうち識別面230に最も近い検出点との距離が最大になるように、識別関数を用いて識別面230を生成する。この識別面230が、自車両が走行すると想定される想定経路240となる。
所定範囲内の検出点210、212、222のうち識別面230に最も近い検出点が、後述するように特徴点として抽出される。識別面230は特徴点310、312との距離が最大になるように生成され、その他の検出点210、212、222は識別面230の生成に関係しない。そして、識別面230が自車両の想定経路240になるので、想定経路240の形状は特徴点310、312により特徴付けられる。
特徴点抽出部32は、経路生成部30が識別面230を生成するときに、識別面230によって左右にそれぞれ分類された検出点210、212、222に対し、進行方向に沿って所定範囲をずらしながら、所定範囲内の検出点210、212、222のうち識別面230に最も近い検出点を特徴点310、312として抽出する。特徴点310は検出点210側のクラスの特徴点であり、特徴点312は検出点212、222側のクラスの特徴点である。
尚、図2では、車線区画線202、204から逸脱して走行できないことを想定して車線区画線202、204上の検出点210、212から特徴点を抽出した。これに対し、道路において追い越し可能な中央線等のように車線区画線から逸脱して走行できる場合、特徴点抽出部32は車線区画線上の検出点から特徴点を抽出しなくてもよい。
走行可否判定部40は、想定経路240上の任意の点と特徴点310、312との距離を算出し、この距離の範囲内で自車両が走行路200を走行できるか否かの走行可否を判定する。
特徴点310、312は、進行方向に沿って、所定範囲内の検出点210、212、222のうち識別面230に最も近い点であるから、想定経路240と特徴点310、312との距離を算出することにより、自車両が車線区画線202、204および物体220に接触することなく走行路200を走行できるか否かを判定できる。特徴点310、312以外の他の検出点210、212、222と想定経路240との距離を算出する必要はない。
図2では、想定経路240が一つ生成される例について説明したが、走行路200の状況によっては想定経路240を複数生成してもよい。例えば、図3において、自車両100から物体200に向かって、物体200の左右両側にそれぞれ想定経路240a、240bを生成できる。
想定経路240aは、車線区画線202を表わす検出点210を一つのクラスとし、車線区画線204を表す検出点212と物体220を表わす検出点222とを別のクラスとし、これら検出点210、212、222を自車両100の進行方向に向かって左右両側の異なるクラスに分類する識別面230aを想定経路としたものである。特徴点310a、312aは、車線区画線202と物体220との間において最も識別面230aに近い検出点210、222を抽出したものである。
また、想定経路240bは、車線区画線202を表す検出点210と物体220を表わす検出点222とを一つのクラスとし、車線区画線204を表わす検出点212を別のクラスとし、これら検出点210、222、212を自車両100の進行方向に向かって左右両側の異なるクラスに分類する識別面230bを想定経路としたものである。特徴点310b、312bは、物体220と車線区画線204との間において最も識別面230bに近い検出点222、212を抽出したものである。
そして、右側の実線で示す想定経路240aについて、物体220の特徴点312aと走行区画線202の特徴点310aとのうち、想定経路240aに近い方の特徴点と想定経路240aとの距離をd1とする。図3では、特徴点312aと特徴点310aとのうち特徴点312aの方が想定経路240aに近い例を示している。
また、左側の点線で示す想定経路240bについて、物体220の特徴点310bと走行区画線204の特徴点312bとのうち、想定経路240bに近い方の特徴点と想定経路240bとの距離をd2とする。図3では、特徴点310bと特徴点312bとのうち特徴点310bの方が想定経路240bに近い例を示している。
そして、d1>d2の場合、右側の実線で示す最適な想定経路240aと物体220の特徴点312aとの距離d1に基づいて、自車両100が走行路200を走行できるか否かを判定する。
走行路200に物体200が複数存在し、3個以上の想定経路240が生成できる場合も、想定経路240と特徴点との距離を比較し、最大の距離となる最適な想定経路240と特徴点との距離に基づいて、自車両100が走行路200を走行できるか否かを判定すればよい。
想定経路240と特徴点310、312との距離に基づいて走行可否を判定する場合、例えば、図4に示すように、走行可否判定部40は、一つの特徴点312から所定範囲242内の想定経路240上の点244と特徴点312とを結ぶ直線の長さに基づいて、一つの特徴点312について走行可否を判定してもよい。
また、図5に示すように、走行可否判定部40は、想定経路240上の任意の点246から所定範囲248内の特徴点312と点246とを結ぶ直線の長さに基づいて、点246における走行可否を判定してもよい。
走行可否の判定において、走行可否判定部40は、想定経路240を走行するときの自車両100の向きを考慮することが望ましい。例えば図5において、走行可否判定部40は、想定経路240上の任意の点246において想定経路240に接線250を引き、点246から所定範囲248内の特徴点312について、特徴点312から接線250に下ろした垂線の長さを特徴点312と接線250との距離として算出する。
そして、所定範囲248内の特徴点312と接線250との距離に基づいて、自車両100が物体220に接触するか否かを判定することにより、点246における自車両100の走行可否を判定する。所定範囲248内の特徴点312について一つでも走行できないと判定すると、想定経路240の点246を自車両100は走行できないと判定する。
物体220上の特徴点だけでなく、点246から所定範囲248内の車線区画線202、204上の特徴点についても同様に、点246における接線250に特徴点から下ろした垂線の長さに基づいて走行可否を判定する。
そして、点246から所定範囲248内に特徴点が存在しない場合には、走行経路240の点246を自車両100は走行できると判定する。
所定範囲248内の特徴点312から接線250に下ろした垂線の長さに基づいて点246における走行可否を判定する代わりに、所定範囲248内の特徴点312と点246とを結んだ直線の長さに基づいて走行可否を判定してもよい。
また、図6に示すように、自車両100の周囲に予め安全マージンとして安全領域110を設定してもよい。特徴点312と接線250との距離に基づいて、安全領域110を加えた自車両100が物体220および車線区画線202、204に接触することなく想定経路240を安全に走行できるか否かを判定することにより、自車両100の走行可否を判定する。このように安全領域110を設定することにより、現時点の道路状況において自車両100は走行路200を安全に走行できる。
図6の(A)に示す安全領域110は、自車両100の周囲に、左右で同じ幅(αm)、前後で同じ幅(βm)の安全領域110を設定した例である。
図6の(B)に示す安全領域110は、ドライバが取得する視覚情報量に基づいて自車両100の周囲に安全領域110を設定した例である。視覚情報が多いほど物体と接近するときにドライバが感じる恐怖感は大きくなると考えられるので、視覚情報が多い順番に、前方の幅(γm)、後方の幅(βm)、左右の幅(αm)を、γ>β>αとなるように設定している。
また、特徴点310、312と想定経路240との距離が所定値よりも小さい場合にだけ、図5で説明した特徴点と想定経路に引いた接線との距離に基づいて自車両の向きを考慮した走行可否の判定処理を実行してもよい。特徴点310、312と想定経路240との距離が所定値よりも小さい場合には、図5で説明した走行可否の判定処理を行わずに走行可能と判断する。これにより、走行可否の判定処理に要する負荷を低減できる。
例えば図7において、物体220上の特徴点312と想定経路240との距離d1、d2は、両方共に所定値kよりも大きいので、走行可否判定部40は、物体220に接触することなく自車両が走行路200を走行できると判定する。
これに対し、物体260上の特徴点310と想定経路240との距離d3は、所定値kよりも小さいので、図5で説明した走行可否の判定処理を実行する。
また、特徴点310、312と想定経路240との距離が最も小さい場合にだけ、図5で説明した特徴点と想定経路に引いた接線との距離に基づいて自車両の向きを考慮した走行可否の判定処理を実行してもよい。最も距離が小さい場合においても走行可能と判定されれば、走行可能と判断する。これにより、走行可否の判定処理に要する負荷を低減できる。
例えば、図7において、物体220、260上の特徴点312、310と想定経路240との距離d1、d2、d3のうちd3が最も小さいので、物体260と想定経路240とについて、図5で説明した走行可否の判定処理を実行する。
尚、物体検出部22が検出する物体は停止物体に限るものではなく、図8に示すように、歩行者、他車両等の移動物体120でもよい。物体検出部22は、移動物体120の位置の変化等から移動物体120の移動方向および移動速度を検出する。そして、物体検出部22は、移動物体120の移動方向および移動速度に基づき、所定時間経過後の移動物体120の移動領域130を推定する。
そして物体検出部22は、移動物体120の移動領域130における1個以上の任意の点132の位置を、移動物体120の位置として検出する。 (走行可否判定処理)
走行可否判定処理の流れについて図9に基づいて説明する。図9に示す走行可否判定処理は走行可否判定装置2により常時実行される。図9において「S」はステップを表わしている。
周囲情報取得部10は、カメラの画像データおよびレーダが走査する走査情報等から、自車両の周囲の物体および道路状況を表わす周囲情報を取得する(S400)。走行路検出部20は、S400において取得した周囲情報に基づいて、車線を区画する区画線から自車両が走行する走行路を検出し(S402)、物体検出部22は周囲情報に基づいて自車両の周囲に存在する物体を検出する(S404)。
経路生成部30は、走行路検出部20により検出された走行路と、物体検出部22により検出された物体とに基づいて、識別器を使用して自車両が走行すると想定される想定経路を一つ以上生成する(S406)。
特徴点抽出部32は、走行路検出部20により検出された走行路の境界を表わす検出点と、物体検出部22により検出された物体を表わす検出点とから、想定経路の形状を特徴付ける特徴点を抽出する(S408)。想定経路が複数ある場合には、想定経路毎に特徴点を抽出する。
走行可否判定部40は、特徴点と想定経路との距離を算出し(S410)、算出した距離に基づいて自車両が想定経路を走行できるか否かを判定する(S412)。これにより、現時点の道路状況において自車両が走行路を安全に走行できるか否かを判定できる。
以上説明したように、特徴点310、312は、進行方向に沿って所定範囲の位置をずらしながら、所定範囲内の検出点210、212、222のうち識別面230に最も近い点を抽出したものであるから、特徴点310、312以外の他の検出点210、212、222と想定経路240との距離を算出することなく、特徴点310、312と想定経路240との距離を算出することにより、少なくとも一つ以上の想定経路240を走行できるか否かを判定し、走行路200を自車両が走行できるか否かを判定できる。
このように、特徴点310、312以外の他の検出点210、212、222と想定経路240との距離を算出する必要がなく、特徴点310、312と想定経路240との距離に基づいて走行可否を簡単に判定できる。これにより、走行可否を判定するための処理負荷を低減できる。
[他の実施形態]
本発明では、識別面を生成する識別器として、SVM以外にも、パーセプトロン、ニューラルネットワーク等を用いてもよい。
上記実施形態では、GPS装置などの衛星測位装置から自車位置を取得したが、周囲情報取得部10が取得する周囲情報として、例えば実際の建物、横断歩道、信号等の情報と地図DBが示す情報とを照合して自車位置を取得してもよい。
また、上記実施形態の走行可否判定装置を、車速、操舵角、制動力等を自動的に制御し、物体との衝突を避けて走行路を走行する走行支援装置に適用してもよい。この場合、上記実施形態の走行可否判定装置で走行可能と判定された想定経路が、自車両が走行路を走行するときの走行経路となる。
上記実施形態の走行可否判定装置を走行支援装置に適用して複数の物体を回避する走行経路を得る場合、走行可能と判定された想定経路に対し、物体との距離、走行距離または操舵積算量等による評価関数を用いて走行経路を選択してもよい。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施形態に適用可能である。
2:走行可否判定装置、10:周囲情報取得部(周囲情報取得手段)、20:走行路検出部(走行路検出手段)、22:物体検出部(物体検出手段)、30:経路生成部(経路生成手段)、32:特徴点抽出部(特徴点抽出手段)、40:走行可否判定部(走行可否判定手段)、200:走行路、202、204:車線区画線(走行路の境界)、210、212:検出点、220、260:物体、222:検出点、230:識別面、240:想定経路、250:接線、310、312:特徴点

Claims (13)

  1. 自車両の周囲情報を取得する周囲情報取得手段(10、S400)と、
    前記周囲情報取得手段が取得する前記周囲情報に基づいて前記自車両の周囲の物体を検出する物体検出手段(22、S404)と、
    前記周囲情報に基づいて前記自車両が走行する走行路を検出する走行路検出手段(20、S402)と、
    前記物体検出手段が検出する前記物体と、前記走行路検出手段が検出する前記走行路とに基づいて、前記自車両が前記走行路において走行すると想定される想定経路を一つ以上生成する経路生成手段(30、S406)と、
    前記経路生成手段が生成する前記想定経路の形状を特徴付ける前記走行路の境界上および前記物体上の特徴点を抽出する特徴点抽出手段(32、S408)と、
    前記特徴点抽出手段が抽出する前記特徴点と前記特徴点により形状を特徴付けられる前記想定経路との距離に基づいて前記自車両が前記走行路を走行できるか否かの走行可否を判定する走行可否判定手段(40、S410、S412)と、
    を備えることを特徴とする走行可否判定装置(2)。
  2. 前記経路生成手段は、前記走行路検出手段により検出された前記走行路の境界を表わす検出点と前記物体検出手段により検出された前記物体を表わす検出点とに基づいて前記想定経路を生成することを特徴とする請求項1に記載の走行可否判定装置。
  3. 前記経路生成手段は、前記自車両の進行方向に向かって前記検出点を左右に分類する識別面であって、前記走行路に沿って、所定範囲内の前記検出点のうち前記識別面に最も近い前記検出点との距離が最大になるように前記識別面を生成し、この識別面を前記想定経路とすることを特徴とする請求項2に記載の走行可否判定装置。
  4. 前記経路生成手段は、前記自車両の進行方向に向かって前記検出点を左右に分類する識別関数を用いた識別器により前記識別面を生成することを特徴とする請求項3に記載の走行可否判定装置。
  5. 前記特徴点抽出手段は、前記走行路に沿って、所定範囲内の前記検出点と前記想定経路との距離を算出し、所定範囲内の前記検出点のうち前記想定経路に最も近い前記検出点を前記特徴点として抽出することを特徴とする請求項2から4のいずれか一項に記載の走行可否判定装置。
  6. 前記特徴点抽出手段は、所定範囲内の前記検出点のうち、前記想定経路に最も近い前記検出点を識別関数を用いた識別器により前記特徴点として抽出することを特徴とする請求項5に記載の走行可否判定装置。
  7. 前記特徴点抽出手段は、前記走行路の境界から逸脱して前記自車両が走行できないとき、前記走行路検出手段により検出された前記走行路の境界を表わす検出点から前記特徴点を抽出することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の走行可否判定装置。
  8. 前記走行可否判定手段は、前記想定経路上の任意の点において前記特徴点との距離に基づいて前記走行可否を判定することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の走行可否判定装置。
  9. 前記走行可否判定手段は、前記想定経路上の任意の点において、前記特徴点との距離と前記自車両の向きとに基づいて前記走行可否を判定することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の走行可否判定装置。
  10. 前記走行可否判定手段は、前記想定経路上の任意の点において前記想定経路に接線を引き、前記接線と前記特徴点との距離に基づいて前記走行可否を判定することを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の走行可否判定装置。
  11. 前記走行可否判定手段は、前記自車両の周囲に安全マージンとして安全領域を設定し、前記特徴点と前記想定経路との距離に基づいて、前記安全領域を含んだ前記自車両が前記走行路を走行できるか否かを判定することを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の走行可否判定装置。
  12. 前記走行可否判定手段は、前記想定経路上の任意の点における前記走行可否を判定する場合、前記任意の点から所定範囲内の前記特徴点と前記想定経路との距離に基づいて前記走行可否を判定することを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の走行可否判定装置。
  13. 前記走行可否判定手段は、任意の前記特徴点に対する前記走行可否を判定する場合、任意の前記特徴点と、この特徴点から所定範囲内の前記想定経路上の点との距離に基づいて前記走行可否を判定することを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の走行可否判定装置。
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