JP2015036167A - 電動工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジングの内部に電動のモータが装置される電動工具において、ハウジングの内部に配線される電線の中間部分に設けられる電線中間電気構造に関しての防水防塵機能を高める。
【解決手段】コネクタ71を配置させておくための配置部位710には、区画部75が設けられている。区画部75は、グリップハウジング部25の内部に設けられている。この区画部75は、区画壁部76と隔離部材85とを有し、グリップハウジング部25の内部とコネクタ71の配置部位710とを区画する。区画壁部76は、グリップハウジング部25と一体に成形されて設けられている。また、リード線が引き出される下側には、グリップハウジング部25により支持される隔離部材85をなす閉塞部材87により閉じた状態にする。
【選択図】図4

Description

本発明は、ハウジングの内部に電動のモータが装置される電動工具に関する。
従来、電動工具は、外装をなすハウジングの内部に電動のモータが装置される(例えば特許文献1参照)。このモータは、この電動工具の駆動源として機能する。このため、この電動工具には、モータを駆動させるための電力が供給されるようになっている。ここで、この電力は、装着された充電式バッテリから供給されたり、コンセントで接続された家庭用AC電源から供給されたりする。このため、ハウジングの内部には、モータに対して電力を供給するための電線が配線されている。この電線は、電力を供給可能に電気的に接続するものである。この電線の中間部分には、分断可能に電気的な接続をするコネクタや、供給電圧を安定させるコンデンサ等の電気部品が設けられることがある。なお、このような電線に対して設けられるコネクタやコンデンサ等の電気部品についてを、以下『電線中間電気構造』と総称することとする。
特開2012−254526号公報
ところで、上記した電動工具にあっては、品質向上の観点から水や粉塵が浸入を防ぐ機能(以下、『防水防塵機能』と称する)を高めておきたい。このような観点で電動工具を見ると、上記した電線中間電気構造の配設部位についての防水防塵機能を高めるような工夫を施すことが求められている。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであって、本発明が解決しようとする課題は、ハウジングの内部に電動のモータが装置される電動工具において、ハウジングの内部に配線される電線の中間部分に設けられる電線中間電気構造に関しての防水防塵機能を高めることにある。
上記した課題を解決するにあたって、本発明に係る電動工具は次の手段をとる。
すなわち、本発明の第1の発明に係る電動工具は、モータと、前記モータを収容するハウジングと、前記ハウジングの内部に配線される電線に対して設けられる電線中間電気構造と、を有し、前記ハウジングの内部には、前記電線中間電気構造を配置させておくための配置部位が設定されており、前記配置部位には、前記電線中間電気構造の周囲のうち前記電線が引き出される方向以外の5方向に、前記ハウジングの内部と該配置部位とを区画する区画部が設けられている、ことを特徴とする。
この第1の発明に係る電動工具によれば、区画部がハウジングの内部と配置部位とを区画するので、電線中間電気構造の周囲のうち電線が引き出される方向以外の5方向を閉塞する。これによって、電線の中間部分の電線中間電気構造に対しての水や粉塵の浸入を抑えることができる。したがって、このハウジングの内部に配設される電線中間電気構造に関しての防水防塵機能を高めることができる。
また、第2の発明に係る電動工具は、前記第1の発明に係る電動工具において、前記区画部は、前記ハウジングと一体に成形されて設けられている、ことを特徴とする。
また、第3の発明に係る電動工具は、前記第1または前記第2の発明に係る電動工具において、加工される材の配置方向が加工具装着側となる工具前側に設定されており、前記電線が引き出される方向がバッテリ装着側となる工具下側に設定されており、前記区画部は、工具上側と工具前側と工具後側とで面して前記ハウジングの内部を隔てる壁構造が設けられている、ことを特徴とする。
また、第4の発明に係る電動工具は、前記第1から前記第3のいずれかの発明に係る電動工具において、前記電線中間電気構造の周囲のうち少なくとも前記電線が引き出される箇所には、前記区画部と接して前記配置部位を閉塞空間とするシール部材が設けられている、ことを特徴とする。
また、第5の発明に係る電動工具は、モータと、前記モータを収容するハウジングと、前記ハウジングの内部に配線される電線に対して設けられる電線中間電気構造と、前記電線中間構造に接続される前記電線の外周を覆うように設けられる弾性部材と、を有し、前記ハウジングは、二つに分割された第一分割ハウジングと第二分割ハウジングとを合体させることによりハウジング構造をなし、前記弾性部材は、前記第一分割ハウジングと前記第二分割ハウジングとにより支持される、ことを特徴とする。
また、第6の発明に係る電動工具は、モータと、二つに分割された第一分割ハウジングと第二分割ハウジングとを合体させることにより前記モータを収容するハウジング構造をなすハウジングと、前記第一分割ハウジングと前記第二分割ハウジングとのいずれか一方に設けられる区画部と、前記第一分割ハウジングと前記第二分割ハウジングとのいずれか他方に設けられるシール部材と、を有し、前記シール部材は、前記区画部に対して接触可能に形成されている、ことを特徴とする。
また、第7の発明に係る電動工具は、ブラシレスモータと、前記ブラシレスモータを制御するマイクロコンピュータが搭載される制御基板と、前記制御基板に接続される第一の電線と、電力供給側のターミナルに接続される第二の電線と、前記第一の電線と前記第二の電線とに接続される電線中間電気構造と、を有し、前記電線中間電気構造の外部側には、該電線中間電気構造の内部側への異物浸入を規制する浸入規制部材が設けられている、ことを特徴とする。
第1の実施の形態のインパクトドライバの右側半割断面を示す断面図である。 図1のインパクトドライバの左側半割断面を示す断面図である。 図2のコネクタを除いた区画壁構造を示す断面図である。 図2の(IV)-(IV)断面矢視を示す断面図である。 図2の(V)-(V)断面矢視を示す断面図である。 図2の(VI)-(VI)断面矢視を示す断面図である。 第2の実施の形態のインパクトドライバの右側半割断面を示す断面図である。 図7のインパクトドライバの左側半割断面を示す断面図である。 図7のコネクタを除いた区画壁構造を示す断面図である。 図8の(X)-(X)断面矢視を示す断面図である。 図8の(XI)-(XI)断面矢視を示す断面図である。 図8の(XII)-(XII)断面矢視を示す断面図である。 図8の(XIII)-(XIII)断面矢視を示す断面図である。
[第1の実施の形態]
以下、本発明に係る電動工具を実施するための第1の実施の形態について説明する。図1〜図6に示すインパクトドライバ10は、本発明に係る電動工具に相当する。図1〜図6は、第1の実施の形態のインパクトドライバ10に関しての断面を示している。具体的には、図1の断面図は、インパクトドライバ10の右側半割断面を示している。図2の断面図は、図1のインパクトドライバ10の左側半割断面を示している。図3の断面図は、図2のコネクタ71等を除いた区画壁構造を示している。図4の断面図は、図2の(IV)-(IV)断面矢視を示している。図5の断面図は、図2の(V)-(V)断面矢視を示している。図6の断面図は、図2の(VI)-(VI)断面矢視を示している。
なお、以下に説明するにあたって、このインパクトドライバ10は、通常の使用態様に鑑みて、インパクトドライバ10に関しての前後上下左右を規定している。すなわち、全図に記載の通りの方向で、このインパクトドライバ10の前後上下左右の向きは規定されている。すなわち、このインパクトドライバ10の通常の使用態様としては、ピストルを握るかのように握った状態である。このため、このような握り状態を鑑みてインパクトドライバ10の上下左右の向きを規定している。具体的に言えば、加工される材(被加工材)が配置される方向がインパクトドライバ10の前側(工具前側)として規定される。また、この逆側がインパクトドライバ10の後側として規定される。また、バッテリ装着側となる向きが工具下側として規定されており、この工具下側の逆側がインパクトドライバ10の上側として規定される。
図1〜図3に示するように、インパクトドライバ10は電源として充電式バッテリ95が装着される電動工具であり、工具本体100の下部に充電式バッテリ95が装着されている。なお、図示符号99は、紐状の引掛け具である。この引掛け具99は、このインパクトドライバ10を引掛けて保管できるようにする。また、このインパクトドライバ10の使用時には、使用者の手(腕)を引掛け具99の輪状部分に通した状態でグリップ部60を手握りすることもできる。
工具本体100は、充電式バッテリ95を装着した状態でピストルを模した格好で加工作業できるように構成される。工具本体100は、上から大まかに、駆動出力部30と、グリップ部60と、バッテリ装着部90とを備える。
駆動出力部30は、概略、電動モータ部31と駆動変換機構41とを備える。電動モータ部31は、外装ハウジング20の一部であるモータハウジング部21に収容されている。このモータハウジング部21を有する外装ハウジング20は、左右で半割りの左側ハウジング201と右側ハウジング205とを合体させて螺子留めする構造となっている。この螺子留めは、図2等で示すように、モータハウジング部21では4点の螺子留め部28にて螺子固定されており、グリップハウジング部25でも4点の螺子留め部29にて螺子固定されている。なお、左側ハウジング201は、本発明に係る二つに分割された第一分割ハウジングに相当し、右側ハウジング205は、本発明に係る二つに分割された第二分割ハウジングに相当する。
また、モータハウジング部21の前側には前側カバー37が取り付けられている。この前側カバー37は、樹脂材料の成形部材であり、後に説明する駆動変換機構41の前側ギヤケース421の外周を被覆するように設けられている。また、モータハウジング部21の後側には後側キャップ38が、左螺旋で左側ハウジング201に右螺旋で右側ハウジング205にそれぞれ取り付けられている。この後側キャップ38も、樹脂材料の成形部材であり、電動モータ32の後側を覆うように設けられている。なお、この後側キャップ38は、モータ軸35の後端部分を支持する後側ベアリング362を支持する。また、この後側キャップ38は、図示省略したが、電動モータ部31に向けて外気を排気可能とする排気孔が設けられている。
電動モータ部31は、使用者の操作に応じて回転駆動する電動モータ32を備える。電動モータ32は、ブラシレスモータで構成される。この電動モータ32は、本発明に係るモータに相当し、供給される電力を回転駆動力に変換する。すなわち、電動モータ32は、通常のブラシレスモータとと同様、概略、固定子33と、回転子34と、モータ軸35とを備える。固定子33は、いわゆる3層モータのステータとして構成され、モータハウジング部21により支持されている。固定子33は、後に説明するコントローラからの電力制御によって磁性が切り換わるようになっている。回転子34は、回転軸をなすモータ軸35に支持されて固定子33に対して相対的に回転する。回転子34は、永久磁石を有して構成される。モータ軸35は、前後がベアリング361,362により回転可能に支持されている。前側ベアリング361は、ベアリングボックス422に組み込まれている。このため、前側ベアリング361は、モータハウジング部21により支持されるベアリングボックス422の一部としてモータハウジング部21に支持される。後側ベアリング362は、後側キャップ38により支持される。モータ軸35には、冷却ファン36が取り付けられている。冷却ファン36は、モータ軸35と一体に回転して、モータハウジング部21の側面に配置される図示していない吸気孔から外気を吸気した後に、後側キャップ38に設けられた図示していない排気孔から排気する。なお、この電動モータ部31は、モータ回路基板39にて回転子34の回転が制御されている。すなわちモータ回路基板39には、回転子34の永久磁石により出力する不図示の出力センサが設けられている。このモータ回路基板39に設けられる出力センサには、図示省略の出力用リード線5本が接続されている。また、このモータ回路基板39には、図示省略の固定子33に給電する給電用コード3本が接続されている。
電動モータ部31の前側には駆動変換機構41が設けられている。駆動変換機構41は、ギヤケース42(前側ギヤケース421,ベアリングボックス422)に減速機構43と打撃機構51とを内装することにより構成される。この駆動変換機構41は、電動モータ32からの回転駆動力を前側に突き出されるアンビル57に伝達する。減速機構43は、遊星歯車機構にて構成される。すなわち、上記したモータ軸35からの回転駆動を受けて太陽歯車44が回転し、この太陽歯車44の外周で太陽歯車44に噛合される遊星歯車列45も回転する。この遊星歯車列45は、さらに外周のインターナルギヤ46と噛合している。このため、太陽歯車44が回転すると、噛合する遊星歯車列45も回転することとなる。これにより、回転子34の回転が減速され、中間軸52が回転する。このようにして、電動モータ32からの回転駆動を、減速した回転駆動にして次に説明する打撃機構51に伝達する。
打撃機構51は、概略、中間軸52と、付勢スプリング53と、ハンマ54とを備える。中間軸52は、上記したインターナルギヤ46と一体回転するようになっており、ベアリングボックス422に設けられるベアリング59にて回転可能に支持される。付勢スプリング53は、ハンマ54を前側に向けて付勢する。ハンマ54は、アンビル57と一体化される打撃片55を打撃する。なお、図示符号56は、ニードルベアリングである。このアンビル57には、螺子締め用のドライバビットBを装着可能なチャック機構を有して構成される。ドライバビットBは、本発明に係る加工具に相当する。このように構成される打撃機構51は、ドライバビットBを介してアンビル57に設定トルク以上の外部トルク(螺子締め抵抗)が螺子締め回転時に受けることとなると、中間軸52に対してハンマ54は軸方向で前進後退して回転する。そうすると、ハンマ54は、打撃片55を回転方向で打撃するようになり、この打撃片55と一体化されるアンビル57に大きなねじ締めトルクを出力させる。なお、ベアリングボックス422は、このベアリング59のほか、上記した前側ベアリング361も組み込まれている。また、電動モータ32とベアリングボックス422との間のモータ軸35の上下位置にて螺子留め部28により螺子留めされている。なお、前側ギヤケース421の前端からは、出力軸となるアンビル57が前側に向けて突出されている。この前側ギヤケース421は、本発明に係るフロントケースに相当するとともに、本発明に係るハンマーケースにも相当する。また、アンビル57は、本発明に係る出力軸に相当する。また、上記したアンビル57の下側には、LED(light emitting diode)照射装置58が設けられている。このLED照射装置58は、ドライバビットB等により螺子締め作業する際の螺子締め箇所を照らし出す。
上記したように構成された駆動出力部30の下側には、グリップ部60が設けられている。このグリップ部60は、外装ハウジング20の一部であるグリップハウジング部25により形成される。このグリップハウジング部25は、上記したモータハウジング部21と一体に成形され、外装ハウジング20をなす。このグリップハウジング部25は、ハンドルハウジングとも称され、使用者にとって手で握った状態での操作がし易くなるようにピストルのグリップを模して形成されている。具体的には、グリップハウジング部25は、モータ軸35に対して略直交する方向に延びるグリップ形状を有して形成されている。このグリップハウジング部25は、グリップ状にモータハウジング部21の下部から更に下側に延びて形成される。なお、グリップ部60の下部には、野球バットのグリップエンドのような形状のバッテリ装着部90が設けられている。このバッテリ装着部90は、グリップ部60の前後左右断面が更に前後左右方向に拡がるように形成されている。このバッテリ装着部90には、充電式バッテリ95が装着される。この充電式バッテリ95は、電動工具の共通化された充電式の電源として利用されるものであり、スライドさせて装着させたりスライドさせて取り外したりする。このため、バッテリ装着部90は、スライド形式の着脱に対応して構成される。なお、この充電式バッテリ95は、充電された電力量が所定の電力量より少なくなると工具本体から取り外され、専用の充電器にて充電されて再び工具本体に装着されて電源として利用される。つまり、充電式バッテリ95としては、例えば2012年4月発行マキタ総合カタログにおける『BL1430』の製品等が挙げられ、装着される電動工具としては、ドライバ、レンチ、ドリル、レシプロソー、チェーンソー、バンドソー、ジグソー、マルノコ、グラインダ、タッカ等の、適宜の電力駆動の電動工具が挙げられる。
図2等に示すように、上記した駆動出力部30の下側には、駆動スイッチ65が設けられている。この駆動スイッチ65は、グリップ部60の上部に設けられており、概略、スイッチ本体66と、操作トリガ67と、回転方向切替ボタン68とを備える。スイッチ本体66は、グリップハウジング部25の内部に装置されている。このスイッチ本体66は、操作トリガ67および回転方向切替ボタン68からの操作入力に応じて、後に説明するコントローラ15に入力信号を送信する。操作トリガ67は、グリップ部60に対して略後方向へと押込み可能に設けられている。また、回転方向切替ボタン68は、グリップ部60に対して左右方向でスライド可能に設けられている。なお、回転方向切替ボタン68は、右側から押され左側位置に配置されている場合には順回し(右回転)の操作入力を行うものとなっており、左側から押され右側位置に配置されている場合には逆回し(左回転)の操作入力を行うものとなっている。操作トリガ67は、使用者がグリップ部60を手握りした状態で指で引き操作ができるように構成されている。なお、コントローラ15は、スイッチ本体66からの入力信号に基づいて電動モータ32に電力を供給するように制御する。なお、この電動モータ32へは、バッテリ装着部90に装着された充電式バッテリ95からの電力が供給される。なお、上記したスイッチ本体66の下側には、左側ハウジング201と右側ハウジング205との合体状態を保持する螺子留め部29が2点設けられている。このように螺子留めされる左側ハウジング201と右側ハウジング205とは、外装ハウジング20の一部となるグリップハウジング部25をなす。
このように上部に駆動スイッチ65が設けられるグリップ部60は、中間部と下部とが手握り可能なグリップ形状にて形成されている。このグリップ部60の中間部と下部とには、次に説明するコントローラ15とを接続するための配線構造70が設けられる。この配線構造70については、次のコントローラ15の説明の後に説明する。
コントローラ15は、上記した電動モータ32の駆動制御を行う。このコントローラ15は、バッテリ装着部90の上部に設けられている。バッテリ装着部90は、下側に向かう下面部位に、充電式バッテリ95が装着される装着部91が設けられている。この装着部91には、充電式バッテリ95を前から後にスライドさせることにより装着されるように構成されている。逆に言えば、バッテリ装着部90は、装着された充電式バッテリ95を後から前にスライドさせることにより、装着された充電式バッテリ95をバッテリ装着部90から取り外すことができる。このため、詳しい説明は省略するが、装着部91には、スライド装着させる構造と、装着した際に充電式バッテリ95が電気的に接続される構造とが、設けられている。
この装着部91の上側に、コントローラ15が固定保持される。コントローラ15は、上記した電動モータ32の回転駆動を制御するものであり、適宜の制御基板等が内装される制御部品として構成される。なお、この制御基板には、上記したブラシレスモータをなす電動モータ32を制御するマイクロコンピュータが搭載される。このコントローラ15は、外装が矩形で形成された一体の部品として構成されている。このコントローラ15は、図示省略しているが、上記した装着部91に装着された充電式バッテリ95と電気的に接続されるように配線されている。また、このコントローラ15は、次に詳述する配線構造70を介して、通信用のターミナル17に電気的に接続されている。なお、この通信用のターミナル17は、充電式バッテリ95が装着部91にスライド装着されている場合に、この充電式バッテリ95に設けられる複数の信号用の端子(図示省略)が接続されるターミナル構造をなす。このように接続された通信用のターミナル17は、充電式バッテリ95の電池温度等の電池情報に関する信号を、コントローラ15に向けて第2リード線722を介して送信する。
配線構造70は、コントローラ15、電動モータ32、駆動スイッチ65等を、電気的に接続する構造を有する。この配線構造70は、上記した2点の螺子留め部29の下側のグリップハウジング部25の内部に設けられる。なお、図示符号「L」は、本発明に係る電線に相当するリード線である。なお、このリード線Lは、図面を分かり易くするために一部のみが図示されるものとなっている。また、この配線構造70をなすコネクタ71は、本発明に係る電線中間電気構造に相当する。この配線構造70は、グリップハウジング部25の内部に配置されるリード線Lに対して設けられる。すなわち、配線構造70は、上記したように電気的に接続するリード線Lと、このリード線Lに対して設けられる電気構造とにより構成される。この実施の形態では、電気構造としては、2つに分離するリード線Lの端部同士を接続するコネクタ71が設けられている。なお、この電気構造は、このようなコネクタ71に限定されることなく、コントローラ等の制御部品や駆動スイッチ等の操作部品等の、適宜の電気部品が設けられるものであってよい。
コネクタ71は、リード線Lの端部を電気的に接続可能に構成される。このコネクタ71は、通常どおりコネクタと同様、樹脂製の雌コネクタ73と雄コネクタ74とを有している。雌コネクタ73は、コントローラ15に接続される第1リード線721の端部に対して設けられる。雄コネクタ74は、通信用のターミナル17に接続される第2リード線722に対して設けられる。具体的には、雌コネクタ73は、雄コネクタ74を嵌め込み可能な雌嵌合部731を有しつつ、フック掛止させる雌フック部732を有する。雄コネクタ74は、雌嵌合部731に嵌め込み可能な雄嵌合部741を有しつつ、フックを掛止させる雄フック部742を有する。なお、この第1リード線721は、本発明に係る第一の電線に相当し、制御基板を備えるコントローラ15に接続されている。また、この第2リード線722は、本発明に係る第二の電線に相当し、電力供給側の通信用のターミナル17に接続されている。このようにコネクタ71は、この第1リード線721と第2リード線722とを接続する電線中間電気構造として構成される。つまり、コネクタ71は、通信用のターミナル17からの信号をコントローラ15に送信するにあたって、分離可能に接続する。なお、このコネクタ71は、通信用のターミナル17のみが破損した場合に、コントローラ15と分離して通信用のターミナル17を安価に取り替えるようにすることにある。このため、通信用のターミナル17を交換する際は、コントローラ15は工具本体100に内装したままで、雄コネクタ74を雌コネクタ73から分離して破損して通信用のターミナル17のみを工具本体100から取り外す。次いで、新しい通信用のターミナル17を工具本体100に内装させつつ、接続されていた雌コネクタ73に新しい雄コネクタ74を接続する。このようにコネクタ71を介して接続するようになっていると、第1リード線721を含むコントローラ15に関して手を加えることなく、安価に通信用のターミナル17のみを交換することができる。つまり、このコネクタ71は、信号を送信するリード線Lの中間接続箇所となる。なお、この信号は、電流として微弱であるため、誤作動防止の観点からも信号の短絡防止をより高めておきたい。
このようにコネクタ71を配置させておくための配置部位710には、区画部75が設けられている。この区画部75は、グリップハウジング部25の内部に設けられている。この区画部75は、本発明に係る浸入規制部材に相当し、上記したコネクタ71の外部側に設けられる。つまり、この区画部75は、コネクタ71を配置させておくための配置部位710と、そのほかのグリップハウジング部25の内部の部位とを区画する。つまり、区画部75は、コネクタ71の内部側への異物浸入を規制するように、コネクタ71の周囲を囲うように構成される。区画部75は、概略、区画壁部76と、隔離部材85とを有する。区画壁部76は、グリップハウジング部25と一体に成形されて設けられている。
以下、これら区画壁部76と隔離部材85とについて詳述する。なお、上記したグリップハウジング部25の外周面には、被覆グリップ26が設けられている。この被覆グリップ26は、エラストマーを材料として成形される。この被覆グリップ26は、適宜の段差外周面を有して形成され、手握りした際のグリップ性能が確保されている。
区画壁部76は、図3〜図6に示すように、グリップハウジング部25の内部に突き出される壁構造をなしている。この区画壁部76は、このグリップハウジング部25の内部を隔てる作用を有する。詳しくは、区画壁部76は、グリップハウジング部25の内部と、コネクタ71が配置される配置部位710とを区画する。この区画壁部76を含むグリップハウジング部25は、コネクタ71の周囲となる前後上下左右の6方向のうち、下側を除く前後上左右の5方向においてグリップハウジング部25の内部を隔てるように作用する。つまり、この区画部75により区画された配置部位710に配置されるコネクタのリード線Lの二つともは、下側に向けて引き出されるように設定されている。つまり、区画壁部76は、リード線Lを引き出すことができるように下側が開口されて形成されている。
具体的には、区画壁部76は、グリップハウジング部25のうち右側ハウジング205に対して設けられている。この区画壁部76は、上側壁部77と、前側壁部78と、後側壁部79とにより形成される。上側壁部77は、配置部位710の上側部分を区画するように、配置部位710に対して相対的に上側に形成されている。図3に示す上側壁部77は、側面視略へ字をなすように配設方向が曲げられた壁形状をなしている。このように配設形状が曲げられた上側壁部77は、リード線Lを配線するためのスペースを確保するのに有利となる上、そのほかの電気部品を配置するのにも有利となる。これに対して、前側壁部78と後側壁部79とは、互いに平行配置されるような面一の壁形状をなしている。前側壁部78は、配置部位710の前側部分を区画するように、配置部位710に対して相対的に前側に形成されている。後側壁部79は、配置部位710の後側部分を区画するように、配置部位710に対して相対的に後側に形成されている。これら前側壁部78と後側壁部79とは、互いに平行となるように形成されているので、コネクタ71を収容可能なスペースを確保しつつも嵩張り過ぎないようになっている。なお、これら上側壁部77と前側壁部78と後側壁部79とは、配置部位710のうち下側を除く部分を覆い囲うように連接されている。また、この配置部位710の右側範囲は、右側ハウジング205自体が隔壁のように機能することにより配置部位710を区画するようになっている。また、この配置部位710の左側範囲は、後に詳述する隔離部材85により配置部位710を区画するようになっている。
図3に示すように、前側壁部78と後側壁部79とには、互いに向き合う方向で突き出されるリブ80が設けられている。このリブ80は、上から順に、コネクタ支持リブ81、上側保持リブ82、下側保持リブ83として、設けられている。コネクタ支持リブ81は、前側壁部78と後側壁部79とからコネクタ71を挟み込むように突き出されている。このコネクタ支持リブ81は、コネクタ71を支持するようにコネクタ71に対して当接可能なまでに突き出されている。また、上側保持リブ82および下側保持リブ83は、次に説明する隔離部材85を支持するように突き出されている。なお、これらのコネクタ支持リブ81、上側保持リブ82、下側保持リブ83は、区画壁部76としての剛性も高める。これら上側保持リブ82および下側保持リブ83は、区画壁部76の開口面積を減らすように内部に突き出されて、隔離部材85の配置状態を保持することができる。言い換えれば、隔離部材85は、これら上側保持リブ82および下側保持リブ83により上下方向で挟み込まれることにより、グリップハウジング部25の内部で配置保持される。
隔離部材85は、コネクタ71の周囲となる区画壁部76の周辺に配置される部材として形成される。この隔離部材85は、弾性を有した材料により成形されている。このため、隔離部材85は、弾性変形可能な程度の軟質な性質を有している。また、この隔離部材85は、弾性変形することにより密着可能なシール部材として機能を有するようになっている。つまり、隔離部材85は、本発明に係るシール部材に相当するとともに本発明に係る弾性部材に相当し、次に詳述するように主としてリード線Lが引き出される箇所に設けられる。この隔離部材85は、区画壁部76と接して配置部位710を閉塞空間とする。
隔離部材85は、概略、主として区画壁部76と左側ハウジング201との間に生ずる間隙を埋めるように配置される介在部材86と、リード線Lを引き出すための開口部分を塞ぐように配置される閉塞部材87との、2種類により構成される。なお、この実施の形態の介在部材86は、次に詳述するが、区画壁部76と左側ハウジング201との間に生ずる隙間を埋める機能のほか、リード線Lを引き出すための開口部分を塞ぐ機能も有している。
介在部材86は、図4に示すように、前後方向に沿って見た場合に略L字形をなしている。すなわち、介在部材86は、略上下方向に延びる介在部861と、この介在部861の下部で連接され略左右方向に延びる閉塞部865と、を有する。この介在部861と閉塞部865とは、軟質の弾性樹脂材料により一体成形されることにより一体部品にて形成される。介在部861の図示左側に設定される外周部862は、左側ハウジング201の内周面202と密着して支持されるように形成されている。これに対して、介在部861の図示右側に設定される内周部863は、区画壁部76の左側端771,781,791が当接されるように形成される。これら左側端771,781,791のそれぞれは、上記した上側壁部77、前側壁部78、後側壁部79における左側端をなしている。この左側端771,781,791のそれぞれは、図4〜図6に示すように、介在部材86の介在部861に対して減り込むように当接する。このため、介在部材86は、区画壁部76の減り込まれる当接により左側ハウジング201の内周面202に向けて押圧される。このように押圧される介在部材86の外周部862は、左側ハウジング201の内周面202に密着して左側ハウジング201から支持されるようになる。このようにして、区画壁部76は、介在部材86の介在部861への当接によりコネクタ71の配置部位710の上側前側後側の範囲を閉塞する。なお、配置部位710の下側の範囲は、この区画壁部76によって区画されないものとなっており、コネクタ71から引き出されるリード線Lが配置される箇所として設定されている。なお、この本発明に係るシール部材に相当する介在部材86は、左側ハウジング201と右側ハウジング205との挟み込みにより支持されるものとなっていた。しかしながら、この介在部材86の支持は、左側ハウジング201に対して適宜に設けられるリブにより支持されたり、左側ハウジング201に対して貼着されて支持されたりするものであってもよい。
また、上記した介在部材86の下部には、右側に突き出されるように形成される閉塞部865が設けられている。この閉塞部865は、この介在部材86を配置部位710に沿って配置させた場合に、右側に隣接して配置される閉塞部材87と当接する。つまり、この閉塞部865の右側端面は、閉塞部材87に当接される当接面866が設定されている。なお、この閉塞部865は、右側に突き出されるように延在形状を有している。この閉塞部865の当接面866と反対側の外周部862には、受圧部867が設定されている。この受圧部867は、当接面866に閉塞部材87が当接されていると、左側ハウジング201の内周面202に当接されて支持される。この左側ハウジング201の内周面202には、この受圧部867を押圧する押圧部203が設けられている。具体的には、押圧部203は、左側ハウジング201の内周面202から内に向けて盛り上げられるように形成されており、閉塞部865を介在部861よりも右側ハウジング205へ向けて積極的に押圧するように作用する。これによって、閉塞部865は、閉塞部材87とともに、区画壁部76によって区画されない配置部位710の下側の範囲を良好に閉塞する。
この閉塞部865には、コネクタ71から引き出される4本のリード線Lを、コネクタ71の配置部位710から引き出すための貫通孔868が設けられている。この貫通孔868は、4本のリード線Lに対応して4つ設けられている。この貫通孔868は、リード線Lの外径に比して小さい内径を有して形成されており、貫通孔868には隙間無くリード線Lが挿し通されている。
閉塞部材87は、上記した介在部材86の閉塞部865とともに、リード線Lを引き出すための開口部分を塞ぐように配置される。つまり、この閉塞部材87は、介在部材86の閉塞部865が閉塞した場合の、残りの開口された部分を埋めるように作用する。すなわち、この閉塞部材87は、略矩形に形成されており、左側に隣接して配置される閉塞部865と当接する当接面871を有しつつ、この当接面871と反対側の外周部872には、受圧部873が設定されている。この受圧部873も、上記した閉塞部865の受圧部873と同様に、右側ハウジング205の内周面206に当接されて支持される。なお、この右側ハウジング205の内周面206にも、この受圧部873を押圧する押圧部207が設けられている。具体的には、押圧部207も、右側ハウジング205の内周面206から内に向けて盛り上げられるように形成されており、閉塞部材87を左側ハウジング201へ向けて積極的に押圧するように作用する。これによって、閉塞部材87は、上記した閉塞部865とともに、区画壁部76によって区画されない配置部位710の下側の範囲を良好に閉塞する。この閉塞部材87は、図2等に示すように、上側保持リブ82と下側保持リブ83とによって挟み込まれるようにして支持されている。つまり、閉塞部材87は、左側ハウジング201と右側ハウジング205とによって、支持されるものとなっている。なお、この閉塞部材87は、図6に示すように、コネクタ71から引き出されるリード線Lの外周を覆うようになっている。また、このコネクタ71の配置部位710は、上記した区画壁部76と隔離部材85とによる区画部75により、閉塞空間をなすものとなっている。
このように構成された区画部75によれば、グリップハウジング部25の内部とコネクタ71の配置部位710とを区画することができる。つまり、コネクタ71の周囲のうち、リード線Lが引き出される下側以外の上側前側後側右側左側の5方向を、区画壁部76を含むグリップハウジング部25と介在部材86とにより閉じた状態にすることができる。また、リード線Lが引き出される下側には、グリップハウジング部25により支持される閉塞部材87により閉じた状態にすることができる。これによって、リード線Lの中間部分に設けられるコネクタ71に対しての水や粉塵の浸入を抑えることができる。したがって、このグリップハウジング部25の内部に配設されるコネクタ71に関しての防水防塵機能を高めることができる。なお、この配置部位710に配置されるコネクタ71から引き出されるリード線Lの引出し方向は下側に設定されて、上側前側後側右側左側の5方向を区画壁部76で囲っている。これによって、このインパクトドライバ10を通常で使用する場合や通常で載置しておく場合には、重力方向で流れる水の浸入を防ぎ易くすることができる。また、上記した区画部75は、グリップハウジング部25をなす左側ハウジング201と右側ハウジング205との組付けによりなす構造となっている。これによって、上記したコネクタ71を取り出すにあたっては、この左側ハウジング201と右側ハウジング205との組付けを外せば自動的に取り出せる。したがって、コネクタ71を取り出す作業の簡単化を図ることができる。また、このように構成された区画部75は、デッドスペースになり易いグリップハウジング部25の内部に設定されているので、工具本体100の嵩張りを抑えることができつつ、閉塞空間をなしたコネクタ71の配置部位710を確保することができる。
[第2の実施の形態]
次に、上記した第1の実施の形態とは相違する第2の実施の形態について図7〜図13を参照しながら説明する。なお、この第2の実施の形態も、上記した第1の実施の形態と同様のインパクトドライバ10Aにて構成されている。ただ、この第2の実施の形態のインパクトドライバ10Aにあっては、上記した第1の実施の形態のインパクトドライバ10と比較して、配線構造70の構成のみが相違するものとなっている。このため、この第2の実施の形態において、上記した第1の実施の形態と同一に構成される箇所については上記した符号と同一の符号を付して、その説明を省略するものとする。
図7〜図13に示すインパクトドライバ10Aは、本発明に係る電動工具に相当する。図7〜図13は、第2の実施の形態のインパクトドライバ10Aに関しての断面を示している。具体的には、図7の断面図は、インパクトドライバ10Aの右側半割断面を示している。図8の断面図は、図7のインパクトドライバ10Aの左側半割断面を示している。図9の断面図は、図8のコネクタ71Aを除いた区画壁構造を示している。図10の断面図は、図8の(X)-(X)断面矢視を示している。図11の断面図は、図8の(XI)-(XI)断面矢視を示している。図12の断面図は、図8の(XII)-(XII)断面矢視を示している。図13の断面図は、図8の(XIII)-(XIII)断面矢視を示している。
この第2の実施の形態の配線構造70Aは、上記した第1の実施の形態の配線構造70と比較して、リード線Lの引き出し方向を一方向に纏めずに配線した例である。すなわち、第1の実施の形態の配線構造70では、コネクタ71の周囲となる前後上下左右の6方向のうちリード線Lをなす第1リード線721、第2リード線722の二つともは、下側に向けて引き出されるように設定されていた。これに対して、この第2の実施の形態の配線構造70Aでは、コネクタ71Aの周囲となる前後上下左右の6方向のうちリード線Lをなす第1リード線721A、第2リード線722Aのそれぞれは、互いに反対側の方向で引き出されるように設定されている。具体的には、コントローラ15と接続される第1リード線721Aは、下側に向けて引き出されるようになっており、駆動スイッチ65に接続される第2リード線722Aは、上側に向けて引き出されるようになっている。つまり、第1リード線721Aおよび第2リード線722Aのそれぞれは、それぞれのリード線Lが接続される方向に向けて引き出されるように設定されている。なお、コネクタ71Aは、上記した第1の実施の形態におけるコネクタ71と略同一に構成されるものとなっており、樹脂製の雌コネクタ73Aと雄コネクタ74Aとを有して構成される。
ところで、この第2の実施の形態のコネクタ71Aのリード線Lは、上側と下側とに分けられて引き出されているので、この第2の実施の形態の区画部75Aは、このリード線Lの引出しに対応した構造が採られている。すなわち、区画部75Aをなす区画壁部76Aは、下側のみならず上側にも、リード線Lを引き出すことができるように開口された形状が設けられている。具体的には、区画壁部76Aを含むグリップハウジング部25Aは、コネクタ71Aの周囲となる前後上下左右の6方向のうち、下側と上側を除く前後左右の4方向においてグリップハウジング部25Aの内部を隔てるように作用している。
なお、この第2の実施の形態のコネクタ71Aは、コントローラ15と駆動スイッチ65を接続するようになっていたが、上記したコントローラ15とモータ回路基板39とを接続するように構成されるものであってもよい。具体的には、コネクタ71Aは、上記したモータ回路基板39に接続されている図示省略の出力用リード線5本もしくは図示省略の給電用コード3本を介して、コントローラ15とモータ回路基板39とを接続するように構成されるものであってもよい。
この区画部75Aは、コネクタ71Aが配置される位置を中間位置として上下鏡面構造となるような略対称構造を有して形成されている。具体的には、区画壁部76Aは、グリップハウジング部25Aのうち右側ハウジング205に対して設けられている。この区画壁部76Aは、前側壁部78Aと後側壁部79Aとにより形成される。この前側壁部78Aおよび後側壁部79Aは、上記した第1の実施の形態と略同様に構成され、コネクタ71Aが配置される位置を中間位置として上下鏡面構造となるような略対称構造を有して形成されている。図11等に示すように、前側壁部78Aと後側壁部79Aとにも、互いに向き合う方向で突き出されるリブ80Aが設けられている。このリブ80Aは、上から順に、上側保持リブ832、下側保持リブ822、コネクタ支持リブ81、上側保持リブ821、下側保持リブ831として、設けられている。なお、これらのリブ80Aは、上記した第1の実施の形態と同様に機能し、次の隔離部材85Aの配置状態を保持するように作用する。
隔離部材85Aにあっても、コネクタ71Aが配置される位置を中間位置として上下鏡面構造となるような略対称構造を有して形成され、上記した第1の実施の形態の隔離部材85のように機能する。すなわち、隔離部材85Aは、概略、主として区画壁部76Aと左側ハウジング201との間に生ずる間隙を埋めるように配置される介在部材86Aと、リード線Lを引き出すための開口部分を塞ぐように配置される第1閉塞部材87Aおよび第2閉塞部材88Aとの、3つの部材により構成される。なお、この実施の形態の介在部材86Aにあっても、区画壁部76Aと左側ハウジング201との間に生ずる隙間を埋める機能のほか、リード線Lを引き出すための開口部分を塞ぐ機能も有している。
介在部材86Aは、図10に示すように、前後方向に沿って見た場合に逆コ字形をなしている。すなわち、介在部材86Aは、上記した第1の実施の形態の介在部材86の上側にも閉塞部865´が設けられている。つまり、この第2の実施の形態の介在部材86Aは、略上下方向に延びる介在部861Aと、この介在部861Aの下部と上部で連接され略左右方向に延びる閉塞部865A,865´とを有する。この介在部861Aと閉塞部865A,865´とは、軟質の弾性樹脂材料により一体成形されることにより一体部品にて形成される。介在部861Aおよび下側閉塞部865Aは、上記した第1の実施の形態における介在部861および閉塞部865と略同様に形成される。また、上側閉塞部865´にあっても、この下側閉塞部865Aとは対称をなすように形成されている。このため、この下側閉塞部865Aおよび上側閉塞部865´にあっても、上記した第1の実施の形態の閉塞部865と略同様に機能する。なお、この介在部材86Aおよび閉塞部材87A,88Aにおいて、上記した第1の実施の形態と略同様に機能する部分については、上記した第1の実施の形態にて説明した符号末尾に‘A’を付加した符号を図面に付して、その説明を省略する。
なお、この第2の実施の形態における介在部材86Aの閉塞部865´と上側閉塞部材88Aとは、押圧される押圧部203,207のように作用する構造が設けられていない。また、下側閉塞部865Aにはコネクタ71Aから第1リード線721の2本しか貫通されておらず、これと同様に上側閉塞部865´にもコネクタ71Aから第1リード線722の2本しか貫通されていない。
このように構成された第2の実施の形態の区画部75Aによれば、上記した第1の実施の形態の区画部75と略同様の作用効果を奏することができる。すなわち、区画部75Aによれば、グリップハウジング部25Aの内部とコネクタ71Aの配置部位710Aとを区画することができ、リード線Lが引き出される下側上側以外の前側後側右側左側の4方向を、区画壁部76Aを含むグリップハウジング部25Aと介在部材86Aとにより閉じた状態にすることができる。また、リード線Lが引き出される下側上側には、グリップハウジング部25Aにより支持される閉塞部材87Aにより閉じた状態にすることができる。これによって、リード線Lの中間部分に設けられるコネクタ71Aに対しての水や粉塵の浸入を抑えることができる。したがって、このグリップハウジング部25Aの内部に配設されるコネクタ71Aに関しての防水防塵機能を高めることができる。なお、この配置部位710Aに配置されるコネクタ71Aから引き出されるリード線Lの引出し方向は、接続されるコントローラ15および電動モータ32の配置方向に一致しているので、配線されるリード線Lの長さを短くすることができる。これによって、工具本体100の内部の配線を簡単化することができる。
なお、本発明に係る電動工具および電動工具にあっては、上記した実施の形態のインパクトドライバ10の構成に限定されるものではなく、電動モータを駆動源にして構成される適宜の電動工具に応用することができる。例えば、本発明に係る電動工具としては、ドライバドリルや、アングルドリルや、シャーや、レシプロソー等で構成されるものであってもよい。また、本発明に係る電線中間電気構造としては、上記した実施の形態のコネクタ71に限定されることなく、適宜の電気部材や電気構造にて構成されるものであってもよい。また、本発明に係る電線の引出し方向にあっては、上記したリード線Lの引出し方向に限定されることなく、上下前後左右のいずれ方向であってもよい。ただ、グリップハウジング部25が左右方向で組み付けられる構造となっているので、この組み付けられる方向とは交差する方向であるほうが配線をする上で簡単である。また、本発明係る区画部としては、必ずしも工具の外装をなすハウジングと一体に設けられるものでなくてもよく、このハウジングと別体に設けられるものであってもよい。また、ハウジングの分割態様としては、上記した半割り構造に限定されることなく、適宜の割れ態様にて構成されるものであってよい。また、本発明に係る区画壁部としては、上記した実施の形態のようなハウジングの片側だけに区画壁部が設けられる構成に限定されることなく、ハウジングの両側に区画壁部が設けられる構成となっていてもよい。また、区画壁部の構成としては、上記した実施の形態に限定されることなく、本発明に係る配置部位を僅かでも囲う構成を有していればよいものであり、囲う範囲の大きさについて限定されるものではない。
また、本発明に係るシール部材にあっても、上記した実施の形態に限定されることなく、適宜に成形される別体部品に構成されるものであってもよい。例えば、本発明に係るシール部材としては、僅かな粘着性でも有した部材であればよい。具体的には、例えばボンド等の適宜の粘着性を有する接着剤等の樹脂にて置き換えられるものであってもよい。また、本発明に係る弾性部材にあっても、上記した実施の形態に限定されることなく、適宜に成形される別体部品に構成されるものであってもよい。例えば、本発明に係る弾性部材としては、僅かな弾性でも有した部材であればよく、適宜のスポンジ等の弾性を有した発泡成形樹脂や適宜の弾性を有した天然ゴム等に、置き換えられるものであってもよい。また、このようなシール部材や弾性部材にあっては、電線の外周を覆うように設けられていればよいものであり、単純な巻き付け等によるものであってもよい。また、この防水防塵機能を高めるにあたっては、通常の被覆部材としての緩衝機能を有した機能を兼ねるものであってもよい。また、上記した電線中間電気構造としては、例えば、コンデンサ、ヒューズ、ダイオード、チョークコイル、適宜センサからの信号線あるいは電源線等、適宜の電気構造であってよい。
10 インパクトドライバ(電動工具)
100 工具本体
15 コントローラ
17 通信用のターミナル
20 外装ハウジング
201 左側ハウジング(第1分割ハウジング)
202 内周面
203 押圧部
205 右側ハウジング(第2分割ハウジング)
206 内周面
207 押圧部
21 モータハウジング部
25 グリップハウジング部
26 被覆グリップ
28,29 螺子留め部
30 駆動出力部
31 電動モータ部
32 電動モータ(モータ)
33 固定子
34 回転子
35 モータ軸
36 冷却ファン
361 前側ベアリング
362 後側ベアリング
37 前側カバー
38 後側キャップ
39 モータ回路基板
41 駆動変換機構
42 ギヤケース
421 前側ギヤケース
422 ベアリングボックス
43 減速機構
44 太陽歯車
45 遊星歯車列
46 インターナルギヤ
51 打撃機構
52 中間軸
53 付勢スプリング
54 ハンマ
55 打撃片
56 ニードルベアリング
57 アンビル
58 照射装置
59 ベアリング
60 グリップ部
65 駆動スイッチ
66 スイッチ本体
67 操作トリガ
68 回転方向切替ボタン
70 配線構造
71 コネクタ(電線中間電気構造)
710 コネクタの配置部位(配置部位)
721 第1リード線(第一の電線)
722 第2リード線(第二の電線)
73 雌コネクタ
731 雌嵌合部
732 雌フック部
74 雄コネクタ
741 雄嵌合部
742 雄フック部
75 区画部(浸入規制部材)
76 区画壁部
77 上側壁部
78 前側壁部
79 後側壁部
771,781,791 左側端
80 リブ
81 コネクタ支持リブ
82 上側保持リブ
83 下側保持リブ
85 隔離部材(シール部材、弾性部材)
86 介在部材
861 介在部
862 外周部
863 内周部
865 閉塞部
866 当接面
867 受圧部
868 貫通孔
87 閉塞部材
871 当接面
872 外周部
873 受圧部
90 バッテリ装着部
91 装着部
95 充電式バッテリ
99 引掛け具
B ドライバビット(加工具)
L リード線(電線)

Claims (7)

  1. モータと、
    前記モータを収容するハウジングと、
    前記ハウジングの内部に配線される電線に対して設けられる電線中間電気構造と、を有し、
    前記ハウジングの内部には、前記電線中間電気構造を配置させておくための配置部位が設定されており、
    前記配置部位には、前記電線中間電気構造の周囲のうち前記電線が引き出される方向以外の5方向に、前記ハウジングの内部と該配置部位とを区画する区画部が設けられている、ことを特徴とする電動工具。
  2. 請求項1に記載の電動工具において、
    前記区画部は、前記ハウジングと一体に成形されて設けられている、ことを特徴とする電動工具。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電動工具において、
    加工される材の配置方向が加工具装着側となる工具前側に設定されており、
    前記電線が引き出される方向がバッテリ装着側となる工具下側に設定されており、
    前記区画部は、工具上側と工具前側と工具後側とで面して前記ハウジングの内部を隔てる壁構造が設けられている、ことを特徴とする電動工具。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の電動工具において、
    前記電線中間電気構造の周囲のうち少なくとも前記電線が引き出される箇所には、前記区画部と接して前記配置部位を閉塞空間とするシール部材が設けられている、ことを特徴とする電動工具。
  5. モータと、
    前記モータを収容するハウジングと、
    前記ハウジングの内部に配線される電線に対して設けられる電線中間電気構造と、
    前記電線中間構造に接続される前記電線の外周を覆うように設けられる弾性部材と、を有し、
    前記ハウジングは、二つに分割された第一分割ハウジングと第二分割ハウジングとを合体させることによりハウジング構造をなし、
    前記弾性部材は、前記第一分割ハウジングと前記第二分割ハウジングとにより支持される、ことを特徴とする電動工具。
  6. モータと、
    二つに分割された第一分割ハウジングと第二分割ハウジングとを合体させることにより前記モータを収容するハウジング構造をなすハウジングと、
    前記第一分割ハウジングと前記第二分割ハウジングとのいずれか一方に設けられる区画部と、
    前記第一分割ハウジングと前記第二分割ハウジングとのいずれか他方に設けられるシール部材と、を有し、
    前記シール部材は、前記区画部に対して接触可能に形成されている、ことを特徴とする電動工具。
  7. ブラシレスモータと、
    前記ブラシレスモータを制御するマイクロコンピュータが搭載される制御基板と、
    前記制御基板に接続される第一の電線と、
    電力供給側のターミナルに接続される第二の電線と、
    前記第一の電線と前記第二の電線とに接続される電線中間電気構造と、を有し、
    前記電線中間電気構造の外部側には、該電線中間電気構造の内部側への異物浸入を規制する浸入規制部材が設けられている、ことを特徴とする電動工具。
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