JP2019177453A - 電動作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】外部装置に対して無線通信可能な無線モジュールを備えている電動作業機において、無線モジュールの取り付けや取り外しの作業性を向上させること。【解決手段】外部装置に対して無線通信可能な電動作業機1は、モータと、モータが収容された胴体部10と、胴体部10の下部に設けられたグリップ部20と、グリップ部20の下部から張り出すように設けられたグリップ張出部30と、モータの駆動を制御するコントローラと、コントローラに対して離れた状態でグリップ張出部30に有している無線モジュール50とを備えている。無線モジュール50は、グリップ張出部30にグリップ部20の延出方向と略平行な縦置き状態で設けられている。【選択図】図1

Description

この発明は、電動作業機に関し、詳しくは、外部装置に対して無線通信可能な電動作業機に関する。
従来、加工材に対して穴開け作業やネジ締め作業を行う電動作業機として、例えば、インパクトドライバが既に知られている。ここで、下記特許文献1には、図19に示すように、管理装置等の外部装置(図示しない)に対して無線通信可能な無線モジュール450を備えたインパクトドライバ401(図19では、インパクトドライバ401のグリップ張出部のみ)が開示されている。これにより、例えば、加工材(図示しない)に対してネジ締め作業が完了すると、この作業の完了の旨(ネジ締め完了信号)を外部装置に送信できる。したがって、加工材を目視で確認することなく、ネジ締め作業の完了を把握できる。
特許第5980310号公報
しかしながら、上述した特許文献1の技術では、図19から明らかなように、無線モジュール450は、インパクトドライバ401のグリップ張出部430の底面に対して横置き状態で取り付けられている。この底面には、バッテリパック(図示しない)が取り付けられるため、バッテリパックを取り外さなければ、無線モジュール450の取り付けや取り外しができなかった。したがって、無線モジュール450の取り付けや取り外しの作業性が悪かった。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、外部装置に対して無線通信可能な無線モジュールを備えている電動作業機において、無線モジュールの取り付けや取り外しの作業性を向上させることである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、外部装置に対して無線通信可能な電動作業機であって、モータと、モータが収容された胴体部と、胴体部の下部に設けられたグリップ部と、グリップ部の下部から張り出すように設けられたグリップ張出部と、モータの駆動を制御するコントローラと、コントローラに対して離れた状態でグリップ張出部に有している無線モジュールとを備えている。無線モジュールは、グリップ張出部にグリップ部の延出方向と略平行な縦置き状態で設けられている。
請求項1の発明によれば、例えば、グリップ張出部に取り付けられるバッテリパックを取り外すことなく、グリップ張出部に対して無線モジュールの取り付けや取り外しを行える。したがって、無線モジュールの取り付けや取り外しの作業性を向上させることができる。また、無線モジュールが縦置き状態で設けられている。そのため、例えば、外部装置に対してペアリング(同期させて通信)させるために無線モジュールに設けられているスイッチの操作性を高めることができる。すなわち、無線モジュールが縦置き状態で設けられているため、無線モジュールに設けられているスイッチを横から操作できる。したがって、このスイッチの操作性や配置の自由度を高めることができる。また、無線モジュールが縦置き状態で設けられている。そのため、グリップ張出部の空き高さを有効活用して無線モジュールを設けることができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電動作業機であって、無線モジュールは、グリップ張出部の表面に沿うように設けられている。
請求項2の発明によれば、グリップ張出部に沿う格好で無線モジュールを設けることができる。したがって、グリップ張出部の意匠性を損なうことを防止できる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1〜2のいずれかに記載の電動作業機であって、無線モジュールは、グリップ張出部の側面に設けられている。無線モジュールが設けられている側面は、グリップ張出部に取り付けられるバッテリパックの高さが低い側の側面と同じ側になっている。
請求項3の発明によれば、例えば、グリップ張出部の前面に無線モジュールを設ける場合と比較すると、このグリップ張出部に取り付けるバッテリパックの係合爪や解除ボタンが無線モジュールの邪魔になることがない。したがって、グリップ張出部の高さ長(嵩張り)を抑えることができる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の電動作業機であって、無線モジュールは、側面視において、コントローラに対して前後方向に重なるようにグリップ張出部に対して設けられている。
請求項4の発明によれば、電動作業機の高さ長(嵩張り)を抑えることができる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の電動作業機であって、無線モジュールは、スイッチを有する基板と、基板を覆うカバーとから構成されている。カバーには、外側からスイッチを操作可能な操作孔が設けられている。
請求項5の発明によれば、無線モジュールを取り外すことなく、基板のスイッチを操作できる。したがって、基板のスイッチの操作性を向上させることができる。また、無線モジュールが縦置き状態で設けられているため、操作孔の配置の自由度を高めることができる。
また、請求項6に記載の発明は、請求項3〜5のいずれかに記載の電動作業機であって、無線モジュールは、ハウジングの後端とバッテリパックの後端とを結んだ仮想線より内側に凹んだ位置となるようにグリップ張出部に設けられている。
請求項6の発明によれば、電動作業機を床フロアに落下させた場合でも、この落下させた電動作業機の無線モジュールが床フロアに接触することがない。したがって、落下による無線モジュールの破損を防止できる。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載の電動作業機であって、無線モジュールは、第1緩衝材を介してグリップ張出部に設けられている。
請求項7の発明によれば、作業時におけるハウジングからの振動を第1緩衝材が吸収できる。したがって、このハウジングからの振動が無線モジュールに伝わり難くなる。結果として、無線モジュールの耐振性を高めることができる。
また、請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の電動作業機であって、無線モジュールは、カバーに設けられたネジボス部に挿し込まれたネジによって共締めされた状態でグリップ張出部に設けられている。第1緩衝材は、ネジボス部に設けられている。
請求項8の発明によれば、ネジボス部からネジを介して伝わるハウジングからの振動も吸収できる。したがって、このハウジングからの振動が無線モジュールにより伝わり難くなる。結果として、無線モジュールの耐振性をより高めることができる。
また、請求項9に記載の発明は、請求項7〜8のいずれかに記載の電動作業機であって、第1緩衝材は、グリップ張出部のターミナルに対して接触状態となっている。
請求項9の発明によれば、作業時におけるハウジングからグリップ張出部のターミナルに及ぶ振動を第1緩衝材が吸収できる。したがって、このグリップ張出部のターミナルに及ぶ振動を抑制できる。
また、請求項10に記載の発明は、請求項7〜9のいずれかに記載の電動作業機であって、第1緩衝材は、バッテリパックに対して接触状態となっている。
請求項10の発明によれば、電動作業機の落下によってバッテリパックが床フロアから衝撃力を受ける場合でも、このバッテリパックが床フロアから受ける衝撃力を緩衝できる。したがって、バッテリパックの破損等を抑制できる。
また、請求項11に記載の発明は、請求項8〜10のいずれかに記載の電動作業機であって、第1緩衝材は、ネジボス部の表面を覆うように設けられている。
請求項11の発明によれば、第1緩衝材によってネジボス部の保護も兼ねることができる。
また、請求項12に記載の発明は、請求項7〜11のいずれかに記載の電動作業機であって、無線モジュールは、カバーの縁を覆う枠状の第2緩衝材を介してグリップ張出部に対して取り付けられている。
請求項12の発明によれば、作業時におけるハウジングからの振動を第1緩衝材と第2緩衝材とが吸収できる。したがって、このハウジングからの振動が無線モジュールにより伝わり難くなる。結果として、無線モジュールの耐振性をより高めることができる。
また、請求項13に記載の発明は、請求項7〜12のいずれかに記載の電動作業機であって、無線モジュールは、コントローラに対して接触状態となる第3緩衝材を介してグリップ張出部に設けられている。
請求項13の発明によれば、作業時におけるハウジングからコントローラに伝わる振動を第3緩衝材が吸収できる。したがって、このハウジングからの振動がコントローラに伝わり難くなる。結果として、コントローラの耐振性を高めることができる。
また、請求項14に記載の発明は、請求項1〜13のいずれかに記載の電動作業機であって、前記コントローラは、前記グリップ張出部に収容されている。
請求項14の発明によれば、コントローラと無線モジュールとを繋ぐリード線の配線距離を短くできる。
また、請求項15に記載の発明は、請求項14に記載の電動作業機であって、無線モジュールは、コントローラと垂直な状態で設けられている。
請求項15の発明によれば、グリップ張出部に収容するコントローラと無線モジュールとの必要な平面視のスペースを抑えることができる。
また、請求項16に記載の発明は、請求項1〜15のいずれかに記載の電動作業機であって、グリップ張出部に設けられた無線モジュールは、着脱可能となっている。
請求項16の発明によれば、無線モジュールの交換や修理を簡便に実施できる。
第1実施形態のインパクトドライバの斜視図である。 図1において、グリップ張出部の内部を見た斜視図である。 図1において、バッテリパックを取り外した状態を示す図である。 図3において、無線モジュールを取り外した状態を示す図である。 図4の無線モジュールを反対側から見た斜視図である。 図5の分解図である。 図1において、グリップ張出部の一部を切り欠いた側面図であり、無線モジュールを縦断面で示す図である。 図1のインパクトドライバのブラシレスモータと無線モジュールとの制御を示すブロック図である。 図1のインパクトドライバの制御フロー図である。 第2実施形態の無線モジュールの斜視図である。 図10の分解図である。 第2実施形態のインパクトドライバにおいて、グリップ張出部の一部を切り欠いた側面図であり、無線モジュールを縦断面で示す図である。 第3実施形態の無線モジュールの斜視図である。 図13の分解図である。 第3実施形態のインパクトドライバにおいて、グリップ張出部の一部を切り欠いた側面図であり、無線モジュールを縦断面で示す図である。 第4実施形態の無線モジュールの斜視図である。 図16の分解図である。 第4実施形態のインパクトドライバにおいて、グリップ張出部の一部を切り欠いた側面図であり、無線モジュールを縦断面で示す図である。 従来技術のインパクトドライバの一部の斜視図であり、無線モジュールを取り外した状態を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を用いて説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1実施形態を、図1〜9を用いて説明する。なお、以下の説明にあたって、『電動作業機』の例として、『インパクトドライバ1』を説明することとする。また、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向として説明することとする。これらのことは、後述する全ての実施形態においても同様である。
はじめに、図1〜7を参照して、インパクトドライバ1の構成を説明していく。このインパクトドライバ1は、後述する充電可能なバッテリパック40を電源とし、ブラシレスモータ11を駆動源として回転打撃機構(図示しない)を駆動させ、この回転打撃機構に連結されたアンビル12に回転力と打撃力とを与え、このアンビル12の取付穴(図示しない)に保持させたビット(図示しない)によって加工材(図示しない)に対して穴開け作業やネジ締め作業を行うことができる電動作業機である(図1、7参照)。
このインパクトドライバ1は、主として、胴体部10と、胴体部10の下部に設けられたグリップ部20と、グリップ部20の下部から張り出すように設けられたグリップ張出部30とから構成されている。なお、これら胴体部10と、グリップ部20と、グリップ張出部30とは、側面視で略T字形状を成すハウジング2によって覆われている。このハウジング2は、左右一対の樹脂製の半割プレート2aを結合させて筒状に構成されている。この結合は、両半割プレート2aに適宜の箇所に設けられた7個のボス3(第1ボス3a、第2ボス3b、第3ボス3c、・・・、第7ボス3g)に7本のネジ4(第1ネジ4a、第2ネジ4b、第3ネジ4c、・・・、第7ネジ4g)を螺合させることで行われている。
この7個のボス3のうち、第1ボス3a〜第4ボス3dは、胴体部10のハウジング2(ハウジング2のうち、胴体部10に相当する部位)に設けられている。また、この7個のボス3のうち、第5ボス3eは、グリップ部20のハウジング2(ハウジング2のうち、グリップ部20に相当する部位)に設けられている。また、この7個のボス3のうち、第6ボス3f〜第7ボス3gは、グリップ張出部30のハウジング2(ハウジング2のうち、グリップ張出部30に相当する部位)に設けられている。この胴体部10には、上述したブラシレスモータ11、回転打撃機構、アンビル12が収容されている。
この胴体部10のハウジング2の後面には、LEDランプ13が設けられている。このLEDランプ13は、後述するコントローラ33によって、例えば、正常時、緑色に点灯し、異常時に赤色に点灯するように構成されている。このグリップ部20のハウジング2の上部には、指で引き操作可能なトリガ21が設けられている。このグリップ部20には、引き操作したトリガ21によって接点がONする操作スイッチ22が収容されている。
このグリップ張出部30のハウジング2の下面には、端子31aを有するターミナル31が設けられている(図2参照)。また、このグリップ張出部30のハウジング2の下面には、バッテリパック40の係合爪41が係合可能な係合穴32が設けられている。このバッテリパック40は、ニカド電池、リチウムイオン電池等で構成されるものであり、グリップ張出部30の下面に着脱可能(取り付け、取り外し可能)となっている。
このグリップ張出部30のハウジング2の下面にバッテリパック40を取り付けると、このバッテリパック40に設けられている係合爪41がグリップ張出部30の下面の係合穴32に係合する。これにより、このバッテリパック40の取り付け状態が保持される。すなわち、グリップ張出部30のハウジング2の下面にバッテリパック40を取り付けることができる。なお、この取り付けたバッテリパック40に設けられている解除ボタン42を押すと、このバッテリパック40の係合爪41がグリップ張出部30の係合穴32から退行するため、このバッテリパック40の取り付け状態を解消できる。
すなわち、グリップ張出部30のハウジング2の下面からバッテリパック40を取り付けることができる。この図1、3から明らかなように、前から後に向けた方向がバッテリパック40の取り付け方向であり、後から前に向けた方向がバッテリパック40の取り外し方向である。また、このグリップ張出部30には、不揮発性メモリ33aを有するコントローラ33が収容されている(図2、7参照)。
また、このグリップ張出部30のハウジング2の後面には、後述する無線モジュール50を取り付け可能な矩形状の切欠35が形成されている。このグリップ張出部30のハウジング2の後面が、特許請求の範囲に記載の「前記グリップ張出部に取り付けられるバッテリパックの高さが低い側の側面」に相当する。
ここで、この無線モジュール50について詳述すると、この無線モジュール50は、主として、グリップ張出部30のハウジング2の切欠35を塞ぎ可能な矩形状の樹脂製のカバー51と、このカバー51の内面51aに着脱可能な基板54とから構成されている(図5〜7参照)。この記載が、特許請求の範囲に記載の「前記無線モジュールは、前記グリップ張出部の表面に沿うように配置されている」に相当する。このカバー51には、後述する基板54のスイッチ54bを外側から操作可能な操作孔51bが設けられている(図4参照)。また、このカバー51の内面51aには、基板54の左右の縁54aを挟み込み可能な左右一対のガイド52が設けられている(図5〜6参照)。
また、このカバー51の内面51aには、左右の第7ボス3gに挟み込まれた状態で第7ネジ4gに共締め可能なネジボス部53が設けられている。この基板54には、後述する外部装置80に対してペアリング(同期させて通信)させるためのスイッチ54bが設けられている。また、この基板54には、後述する制御回路60に接続されているコネクタ34に対して結合可能なコネクタ55が設けられている。無線モジュール50は、このように構成されている。
このように構成されている無線モジュール50のネジボス部53は、カバー51がグリップ張出部30の切欠35を塞いだ状態で両半割プレート2aの第7ボス3gに挟み込まれて第7ネジ4gに共締めされている(図3〜4参照)。これにより、コントローラ33に対して離れた状態で(コントローラ33とは別部材として)グリップ張出部30のハウジング2の後面に対して無線モジュール50を着脱可能に取り付けることができる。
この取り付けのとき、この図3〜4から明らかなように、この取り付けは、縦置き状態となっている。すなわち、無線モジュール50は、グリップ張出部30のハウジング2の後面に対して縦置き状態で取り付けられている。
また、この取り付けのとき、この図7から明らかなように、この取り付けは、コントローラ33に対して前後方向に重なった状態となっている。この記載が、特許請求の範囲に記載の「前記無線モジュールは、側面視において、前記コントローラに対して前後方向に重なるように前記グリップ張出部に対して取り付けられている」に相当する。また、この取り付けの時、無線モジュール50は、コントローラ33と垂直な状態で配置されている(図2参照)。
また、この取り付けのとき、この図7から明らかなように、グリップ張出部30のハウジング2の後面は、胴体部10のハウジング2の後端とバッテリパック40の後端とを結んだ仮想線Lより内側(ハウジング2側)に凹んだ位置となっている。すなわち、無線モジュール50は、胴体部10のハウジング2の後端とバッテリパック40の後端とを結んだ仮想線Lより内側に凹んだ位置となるようにグリップ張出部30のハウジング2の後面に対して取り付けられている。
次に、ブラシレスモータ11と無線モジュール50との制御系の構成を説明する(図8参照)。まず、ブラシレスモータ11の制御回路60を説明する。この制御回路60は、主として、電源であるレギュレータ部61と、レギュレータ部61に接続されたコントローラ33と、コントローラ33に接続されたモータ駆動部62と、コントローラ33に接続された電流検出部63とから構成されている。この電流検出部63からの信号により、コントローラ33はブラシレスモータ11の電流値を算出できる。
このコントローラ33は、ブラシレスモータ11に設けられたセンサ11aに接続されている。このセンサ11aからの信号により、コントローラ33はブラシレスモータ11の回転数を算出できる。また、これらレギュレータ部61とコントローラ33とは、コネクタ34に接続されている。また、このコントローラ33には、後述する図9の制御を実行するプログラムが記憶された不揮発性メモリ(ROM等)33aと、各種信号を記憶可能な揮発性メモリ(RAM等)33bが設けられている。
次に、無線モジュール50の通信回路70を説明する。この通信回路70は、主として、外部装置80に対して無線通信可能なアンテナ部71と、アンテナ部71に接続されたUSB端子72と、USB端子72に接続された通信制御部73と、通信制御部73に接続された信号入力部74とから構成されている。これら通信制御部73と信号入力部74とは、コネクタ55に接続されている。このコネクタ55とコネクタ34とは、結合(接続)されている。また、この通信制御部73には、メモリ(ROM、RAM等)73aが設けられている。
最後に、コントローラ33の一連の制御を説明する(図9参照)。この制御は、制御回路60に電源が供給されると、コントローラ33の不揮発性メモリ33aに記憶されたプログラムによって実行される処理である。
なお、以下における「着座」とは、単に、「加工材に対するネジ締めが完了した状態」のことである。この着座の有無は、ブラシレスモータ11の回転数とブラシレスモータ11の電流値とに基づいてコントローラ33がトルクを算出し、この算出したトルクが閾値を超えたか否かに基づいてコントローラ33が判断するものである。そのため、コントローラ33は、算出したトルクが閾値を超えた場合、「着座の有」と判断する。なお、コントローラ33は、「着座の有」と判断すると、「着座検出信号」として、揮発性メモリ33bに記憶可能となっている。
また、以下における「正常着座」とは、揮発性メモリ33bに対する「着座検出信号」の記憶が「ブラシレスモータ11の駆動から所定の時間帯内に完了した状態」のことである。すなわち、この「正常着座」とは、1度目の締めによる「着座の有」のことであり、2度目以降の複数の締めによる「着座の有」のことを除外したものである。この正常着座の有無は、「着座の有」の判断がブラシレスモータ11の駆動から所定の時間帯内に完了したか否かに基づいてコントローラ33が判断するものである。
そのため、コントローラ33は、「着座の有」の判断がブラシレスモータ11の駆動から所定の時間帯内に完了した場合、「正常着座の有」と判断する。なお、コントローラ33は、「正常着座の有」と判断すると、「正常着座検出信号」として、揮発性メモリ33bに記憶可能となっている。
まず、コントローラ33は、揮発性メモリ33bに「正常着座検出信号が記憶されているか否か?」を判断する処理を行う(ステップS1)。この一連の制御が始まると、未だ、加工材に対するネジ締めが行われていないため、このステップS1では、No(正常着座検出信号の記憶の無)と判断されることとなる。次に、コントローラ33は、「操作スイッチ22がONされているか否か?」かつ、揮発性メモリ33bに「着座検出信号が記憶されているか否か?」を判断する処理を行う(ステップS2)。この一連の制御では、このステップS2において、Yesと判断されることとなる。
次に、コントローラ33は、「ブラシレスモータ11を駆動」させる処理を行う(ステップS3)。これにより、加工材に対するネジ締めが始ってネジ締めが完了した状態となる。次に、コントローラ33は、揮発性メモリ33bに「着座検出信号が記憶されているか否か?」を判断する処理を行う(ステップS4)。この一連の制御では、このステップS4において、Yesと判断されることとなる。
次に、コントローラ33は、揮発性メモリ33bに「着座検出信号を記憶」させる処理を行う(ステップS5)。次に、コントローラ33は、「着座検出信号の記憶がブラシレスモータ11の駆動から所定の時間帯内に完了したか否か?」を判断する処理を行う(ステップS6)。すなわち、コントローラ33は、「着座が正常なタイミングで行われたか否か?」を判断する処理を行う。この一連の制御では、このステップS6において、Yesと判断されることとなる。
次に、コントローラ33は、揮発性メモリ33bに「正常着座検出信号を記憶」させる処理を行う(ステップS7)。次に、コントローラ33は、ステップS1に戻って、揮発性メモリ33bに「正常着座検出信号が記憶されているか否か?」を判断する処理を行う(ステップS1)。この一連の制御では、このステップS1において、Yesと判断されることとなる。
次に、コントローラ33は、コネクタ34を介して「正常着座検出信号を出力」させる処理を行う(ステップS8)。これにより、コネクタ55および信号入力部74を介して無線モジュール50に「正常着座検出信号」が入力され、この入力された「正常着座検出信号」が通信制御部73によって無線モジュール50のメモリ73aに記憶される。なお、この「正常着座検出信号」がメモリ73aに記憶されると、通信制御部73は、この記憶された「正常着座検出信号」をUSB端子72およびアンテナ部71を介して出力させる処理を行う。
これにより、「正常着座検出信号」が外部装置80に入力される。したがって、加工材を目視で確認することなく、ネジ締め作業の完了を把握できる。また、これと同時に、通信制御部73は、メモリ73aに記憶されている「正常着座検出信号を消去」させる処理を行う。次に、コントローラ33は、「正常着座検出信号を所定時間出力したか否か?」を判断する処理を行う(ステップS9)。この一連の制御では、このステップS9において、Yesと判断されることとなる。
次に、コントローラ33は、出力している「正常着座検出信号を停止」させる処理を行う(ステップS10)。次に、コントローラ33は、揮発性メモリ33bに記憶させている「正常着座検出信号を消去」させる処理を行う(ステップS11)。次に、コントローラ33は、ステップS2に戻って、「操作スイッチ22がONされているか否か?」かつ揮発性メモリ33bに「着座検出信号が記憶されているか否か?」を判断する処理を行う(ステップS2)。この一連の制御では、このステップS2において、Noと判断されることとなる。
次に、コントローラ33は、駆動させている「ブラシレスモータ11を停止」させる処理を行う(ステップS12)。次に、コントローラ33は、「操作スイッチ22がOFFされているか否か?」を判断する処理を行う(ステップS13)。この一連の制御では、このステップS13において、Yesと判断されることとなる。最後に、コントローラ33は、揮発性メモリ33bに記憶させている「着座検出信号を消去」させる処理を行う(ステップS14)。以降、コントローラ33は、ステップS1に戻って、上述した一連のステップS1〜ステップS14を繰り返す処理を行う。
本発明の第1実施形態に係るインパクトドライバ1は、上述したように構成されている。この構成によれば、無線モジュール50は、グリップ張出部30にグリップ部20の延出方向と略平行な縦置き状態で取り付けられている。そのため、例えば、グリップ張出部30に取り付けられるバッテリパック40を取り外すことなく、グリップ張出部30に対して無線モジュール50の取り付けや取り外しを行える。したがって、無線モジュール50の取り付けや取り外しの作業性を向上させることができる。また、無線モジュール50が縦置き状態で取り付けられている。そのため、外部装置80に対してペアリングさせるために無線モジュール50に設けられているスイッチ54bの操作性を高めることができる。すなわち、無線モジュール50が縦置き状態で取り付けられているため、無線モジュール50に設けられているスイッチ54bを横から操作できる。したがって、このスイッチ54bの操作性や配置の自由度を高めることができる。また、無線モジュール50が縦置き状態で取り付けられている。そのため、グリップ張出部30の空き高さを有効活用して無線モジュール50を取り付けることができる。
また、この構成によれば、無線モジュール50は、グリップ張出部30の表面に沿うように配置されている。そのため、グリップ張出部30に沿う格好で無線モジュール50を取り付けることができる。したがって、グリップ張出部30の意匠性を損なうことを防止できる。
また、この構成によれば、無線モジュール50は、グリップ張出部30のハウジング2の後面に取り付けられている。そのため、例えば、グリップ張出部30のハウジング2の前面に無線モジュール50を取り付ける場合と比較すると、このグリップ張出部30に取り付けるバッテリパック40の係合爪41や解除ボタン42が無線モジュール50の邪魔になることがない。したがって、グリップ張出部30の高さ長(嵩張り)を抑えることができる。
また、この構成によれば、無線モジュール50は、コントローラ33に対して前後方向に重なった状態で取り付けられている。そのため、インパクトドライバ1の高さ長(嵩張り)を抑えることができる。
また、この構成によれば、無線モジュール50は、主として、グリップ張出部30の切欠35を塞ぎ可能な矩形状の樹脂製のカバー51と、このカバー51の内面51aに着脱可能な基板54とから構成されている。このカバー51には、基板54のスイッチ54bを外側から操作可能な操作孔51bが設けられている。そのため、無線モジュール50を取り外すことなく、基板54のスイッチ54bを操作できる。したがって、基板54のスイッチ54bの操作性を向上させることができる。また、無線モジュール50が縦置き状態で取り付けられているため、操作孔51bの配置の自由度を高めることができる。
また、この構成によれば、無線モジュール50は、胴体部10のハウジング2の後端とバッテリパック40の後端とを結んだ仮想線Lより内側に凹んだ位置となるようにグリップ張出部30のハウジング2の後面に対して取り付けられている。そのため、インパクトドライバ1を床フロアに落下させた場合でも、この落下させたインパクトドライバ1の無線モジュール50が床フロアに接触することがない。したがって、落下による無線モジュール50の破損を防止できる。
また、この構成によれば、グリップ張出部30には、コントローラ33が収容されている。そのため、コントローラ33と無線モジュール50とを繋ぐリード線の配線距離を短くできる。
また、この構成によれば、無線モジュール50は、コントローラ33と垂直な状態で配置されている。そのため、グリップ張出部30に収容するコントローラ33と無線モジュール50との必要な平面視のスペースを抑えることができる。
また、この構成によれば、グリップ張出部30に取り付けられた無線モジュール50は、着脱可能となっている。そのため、無線モジュール50の交換や修理を簡便に実施できる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を、図10〜12を用いて説明する。この第2実施形態のインパクトドライバ101は、既に説明した第1実施形態のインパクトドライバ1と比較すると、無線モジュール150に耐振性を高めた形態となっている。なお、以下の説明にあたって、第1実施形態で説明した部材と同一の部材には、図面において同一符号を付すことで、重複する説明を省略することとする。このことは、全ての実施形態において同様である。
この第2実施形態の無線モジュール150も、第1実施形態の無線モジュール50と同様に、主として、グリップ張出部30の切欠35を塞ぎ可能な矩形状の樹脂製のカバー51と、このカバー51の内面51aに着脱可能な基板54とから構成されている(図10〜11参照)。なお、この図10〜11から明らかなように、この無線モジュール150のネジボス部53の表面は、第1ゴム57によって覆われている。すなわち、第1ゴム57は、ネジボス部53に対して表面を覆うように設けられている。この第1ゴム57が、特許請求の範囲に記載の「第1緩衝材」に相当する。
この第1ゴム57も、左右の第7ボス3gに第7ネジ4gによって共締めされるネジボス部53に共締めされている。このように共締めされていると、無線モジュール150は、第1ゴム57を介してグリップ張出部30のハウジング2の後面に対して着脱可能に取り付けられている(図12参照)。このとき、第1ゴム57は、グリップ張出部30のターミナル31に対して接触状態となっている。また、このとき、第1ゴム57は、グリップ張出部30に取り付けられたバッテリパック40に対しても接触状態となっている。
本発明の第2実施形態に係るインパクトドライバ101は、上述したように構成されている。この構成によれば、無線モジュール150は、第1ゴム57を介してグリップ張出部30のハウジング2の後面に対して着脱可能に取り付けられている。そのため、作業時におけるハウジング2からの振動を第1ゴム57が吸収できる。したがって、このハウジング2からの振動が無線モジュール150に伝わり難くなる。結果として、無線モジュール150の耐振性を高めることができる。
また、この構成によれば、第1ゴム57は、左右の第7ボス3gに第7ネジ4gによって共締めされるネジボス部53に共締めされている。そのため、この第7ボス3gから第7ネジ4gを介して伝わるハウジング2からの振動も吸収できる。したがって、このハウジング2からの振動が無線モジュール150により伝わり難くなる。結果として、無線モジュール150の耐振性をより高めることができる。
また、この構成によれば、第1ゴム57は、グリップ張出部30のターミナル31に対して接触状態となっている。そのため、作業時におけるハウジング2からグリップ張出部30のターミナル31に及ぶ振動を第1ゴム57が吸収できる。したがって、このグリップ張出部30のターミナル31に及ぶ振動を抑制できる。
また、この構成によれば、第1ゴム57は、グリップ張出部30に取り付けられたバッテリパック40に対しても接触状態となっている。そのため、インパクトドライバ101の落下によってバッテリパック40が床フロアから衝撃力を受ける場合でも、このバッテリパック40が床フロアから受ける衝撃力を緩衝できる。したがって、バッテリパック40の破損等を抑制できる。
また、この構成によれば、第1ゴム57は、ネジボス部53に対して表面を覆うように設けられている。そのため、第1ゴム57によってネジボス部53の保護も兼ねることができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を、図13〜15を用いて説明する。この第3実施形態のインパクトドライバ201は、既に説明した第2実施形態のインパクトドライバ101と比較すると、無線モジュール250に耐振性をより高めた形態となっている。
この第3実施形態の無線モジュール250も、第2実施形態の無線モジュール150と同様に、主として、グリップ張出部30の切欠35を塞ぎ可能な矩形状の樹脂製のカバー51と、このカバー51の内面51aに着脱可能な基板54とから構成されている(図13〜14参照)。なお、この図13〜14から明らかなように、この無線モジュール250のカバー51の縁は、枠状の第2ゴム58によって覆われている。この第2ゴム58が、特許請求の範囲に記載の「第2緩衝材」に相当する。
このように覆われていると、無線モジュール250は、第1ゴム57と第2ゴム58とを介してグリップ張出部30のハウジング2の後面に対して着脱可能に取り付けられている(図15参照)。このとき、既に第2実施形態で説明したように、第1ゴム57は、グリップ張出部30のターミナル31に対して接触状態となっている。また、このとき、第2ゴム58は、グリップ張出部30の切欠35に対して接触状態となっている。なお、この第2ゴム58は、第1ゴム57に対して一体的に(一体を成すように)成形されている。
本発明の第3実施形態に係るインパクトドライバ201は、上述したように構成されている。この構成によれば、無線モジュール250は、第1ゴム57と第2ゴム58とを介してグリップ張出部30のハウジング2の後面に対して着脱可能に取り付けられている。そのため、作業時におけるハウジング2からの振動を第1ゴム57と第2ゴム58とが吸収できる。したがって、このハウジング2からの振動が無線モジュール250により伝わり難くなる。結果として、無線モジュール250の耐振性をより高めることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態を、図16〜18を用いて説明する。この第4実施形態のインパクトドライバ301は、既に説明した第3実施形態のインパクトドライバ201と比較すると、コントローラ33の耐振性を高めた形態となっている。
この第4実施形態の無線モジュール350も、第3実施形態の無線モジュール250と同様に、主として、グリップ張出部30の切欠35を塞ぎ可能な矩形状の樹脂製のカバー51と、このカバー51の内面51aに着脱可能な基板54とから構成されている(図16〜17参照)。なお、この図16〜17から明らかなように、この無線モジュール350には、コントローラ33の後側の縁を上下に挟み込み可能な略コ字状の第3ゴム59が設けられている。この第3ゴム59が、特許請求の範囲に記載の「第3緩衝材」に相当する。
このように設けられていると、グリップ張出部30の後面に対して無線モジュール350を着脱可能に取り付けたとき、第3ゴム59がコントローラ33の後側の縁を挟み込む(図18参照)。この記載が、特許請求の範囲に記載の「前記無線モジュールは、前記コントローラに対して接触状態となる第3緩衝材を介して前記グリップ張出部に対して取り付けられている」に相当する。なお、この第3ゴム59は、第1ゴム57に対して一体的に(一体を成すように)成形されている。
本発明の第4実施形態に係るインパクトドライバ301は、上述したように構成されている。この構成によれば、無線モジュール350は、コントローラ33に対して接触状態となる第3ゴム59を介してグリップ張出部30のハウジング2の後面に対して取り付けられている。そのため、作業時におけるハウジング2からコントローラ33に伝わる振動を第3ゴム59が吸収できる。したがって、このハウジング2からの振動がコントローラ33に伝わり難くなる。結果として、コントローラ33の耐振性を高めることができる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
各実施形態では、『電動作業機』の例として、『インパクトドライバ1、101、201、301』を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、『各種の電動工具』、『各種の園芸工具(草刈り機、芝刈り機、チェーンソー、ブロア等)』等であっても構わない。また、各実施形態では、『電源』の例として、『グリップ張出部30に取り付けられるバッテリパック40』を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、『電源コードで供給される各種の電源(例えば、AC100V、AC200V)』であっても構わない。
また、各実施形態では、『第1緩衝材、第2緩衝材、第3緩衝材』の例として、『第1ゴム57、第2ゴム58、第3ゴム59』を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、『ばね(コイルスプリング、板ばね等)』であっても構わない。
また、各実施形態では、無線モジュール50がグリップ張出部30に取り付け取り外し可能な形態を説明した。しかし、これに限定されるものでなく、無線モジュール50がグリップ張出部30に取り付け取り外し可能となっておらず、グリップ張出部30に固着されていても構わない。
1 インパクトドライバ(電動作業機)
2 ハウジング
2a 半割プレート
3 ボス
3a 第1ボス
3b 第2ボス
3c 第3ボス
3d 第4ボス
3e 第5ボス
3f 第6ボス
3g 第7ボス
4 ネジ
4a 第1ネジ
4b 第2ネジ
4c 第3ネジ
4d 第4ネジ
4e 第5ネジ
4f 第6ネジ
4g 第7ネジ
10 胴体部
11 ブラシレスモータ
11a センサ
12 アンビル
13 LEDランプ
20 グリップ部
21 トリガ
22 操作スイッチ
30 グリップ張出部
31 ターミナル
31a 端子
32 係合穴
33 コントローラ
33a 不揮発性メモリ
33b 揮発性メモリ
34 コネクタ
35 切欠
40 バッテリパック
41 係合爪
42 解除ボタン
50 無線モジュール
51 カバー
51a 内面
51b 操作孔
52 ガイド
53 ネジボス部
54 基板
54a 縁
54b スイッチ
55 コネクタ
57 第1ゴム(第1緩衝材)
58 第2ゴム(第2緩衝材)
59 第3ゴム(第3緩衝材)
60 制御回路
61 レギュレータ部
62 モータ駆動部
63 電流検出部
70 通信回路
71 アンテナ部
72 USB端子
73 通信制御部
73a メモリ
74 信号入力部
80 外部装置
101 インパクトドライバ(電動作業機)
201 インパクトドライバ(電動作業機)
301 インパクトドライバ(電動作業機)
L 仮想線

Claims (16)

  1. 外部装置に対して無線通信可能な電動作業機であって、
    モータと、
    前記モータが収容された胴体部と、
    前記胴体部の下部に設けられたグリップ部と、
    前記グリップ部の下部から張り出すように設けられたグリップ張出部と、
    前記モータの駆動を制御するコントローラと、
    前記コントローラに対して離れた状態で前記グリップ張出部に有している無線モジュールと、を備え、
    前記無線モジュールは、前記グリップ張出部に前記グリップ部の延出方向と略平行な縦置き状態で設けられている電動作業機。
  2. 請求項1に記載の電動作業機であって、
    前記無線モジュールは、前記グリップ張出部の表面に沿うように設けられている電動作業機。
  3. 請求項1〜2のいずれかに記載の電動作業機であって、
    前記無線モジュールは、前記グリップ張出部の側面に設けられ、
    前記無線モジュールが設けられている側面は、前記グリップ張出部に取り付けられるバッテリパックの高さが低い側の側面と同じ側になっている電動作業機。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の電動作業機であって、
    前記無線モジュールは、側面視において、前記コントローラに対して前後方向に重なるように前記グリップ張出部に設けられている電動作業機。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の電動作業機であって、
    前記無線モジュールは、スイッチを有する基板と、前記基板を覆うカバーと、から構成されており、
    前記カバーには、外側から前記スイッチを操作可能な操作孔が設けられている電動作業機。
  6. 請求項3〜5のいずれかに記載の電動作業機であって、
    前記無線モジュールは、前記胴体部の後端と前記バッテリパックの後端とを結んだ仮想線より内側に凹んだ位置となるように前記グリップ張出部に設けられている電動作業機。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の電動作業機であって、
    前記無線モジュールは、第1緩衝材を介して前記グリップ張出部に設けられている電動作業機。
  8. 請求項7に記載の電動作業機であって、
    前記無線モジュールは、前記カバーに設けられたネジボス部に挿し込まれたネジによって共締めされた状態で前記グリップ張出部に設けられ、
    前記第1緩衝材は、前記ネジボス部に設けられている電動作業機。
  9. 請求項7〜8のいずれかに記載の電動作業機であって、
    前記第1緩衝材は、前記グリップ張出部のターミナルに対して接触状態となっている電動作業機。
  10. 請求項7〜9のいずれかに記載の電動作業機であって、
    前記第1緩衝材は、前記バッテリパックに対して接触状態となっている電動作業機。
  11. 請求項8〜10のいずれかに記載の電動作業機であって、
    前記第1緩衝材は、前記ネジボス部の表面を覆うように設けられている電動作業機。
  12. 請求項7〜11のいずれかに記載の電動作業機であって、
    前記無線モジュールは、前記カバーの縁を覆う枠状の第2緩衝材を介して前記グリップ張出部に設けられている電動作業機。
  13. 請求項7〜12のいずれかに記載の電動作業機であって、
    前記無線モジュールは、前記コントローラに対して接触状態となる第3緩衝材を介して前記グリップ張出部に設けられている電動作業機。
  14. 請求項1〜13のいずれかに記載の電動作業機であって、
    前記コントローラは、前記グリップ張出部に収容されている電動作業機。
  15. 請求項14に記載の電動作業機であって、
    前記無線モジュールは、前記コントローラと垂直な状態で設けられている電動作業機。
  16. 請求項1〜15のいずれかに記載の電動作業機であって、
    前記グリップ張出部に設けられた前記無線モジュールは、着脱可能となっている電動作業機。


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