JP2015034724A - エネルギー計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の側面の自由な方向からケーブルを引き込むことができ、装置の背面のスペース内で、ケーブルを引き回しつつ固定することができるエネルギー計測装置を提供すること。【解決手段】基板3と、基板3を収納する電気品箱と、電気品箱に取り付けられ、背面側に、ネジ8に掛けるためのネジ受け9、ケーブル7を通すための開口部13、及びケーブル7を固定するためのケーブル固定部16を有する樹脂製の筐体6と、を備え、筐体6は、ケーブル7の径よりも凹んでおり、かつ、前面側に向かって凹んだ背面スペース部11が形成され、側面に設けられた側面壁12の少なくとも一部が切り取り可能である。【選択図】図8

Description

本発明は、背面にケーブルを引き回せるスペースを有するエネルギー計測装置に関するものである。
従来、壁面などの設置面に設置するエネルギー計測装置において、装置の背面にケーブルの配線スペースを有し、装置の上側の側面壁に形成された切り欠き部からケーブルをスペース内に引き込み、そのスペース内に設けられたガイドリブによって、ケーブルをケーブル接続部に連通した通孔に案内するものがある(例えば、特許文献1参照)。
実開平7−39204号公報
しかし、従来のこの種のエネルギー計測装置は、ケーブルを装置内に引き込む方向が特定の方向に限定され、装置の側面の自由な方向からケーブルを引き込むことができず、設置面上でケーブルを引き回さなければならず、設置部付近の意匠性の悪化やケーブルの断線を招くという課題があった。また、装置の背面にケーブル固定部を有しないため、ケーブルを固定できず、装置の設置時に、装置と設置面との間にケーブルが入り込んでしまい、装置と設置面とでケーブルを挟み込んでしまうという課題があった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、装置の側面の自由な方向からケーブルを引き込むことができ、装置の背面のスペース内で、ケーブルを引き回しつつ固定することができるエネルギー計測装置を提供することを目的としている。
本発明に係るエネルギー計測装置は、基板と、前記基板を収納する電気品箱と、前記電気品箱に取り付けられ、背面側に、ネジに掛けるためのネジ受け、ケーブルを通すための開口部、及び前記ケーブルを固定するためのケーブル固定部を有する樹脂製の筐体と、を備え、前記筐体は、前記ケーブルの径よりも凹んでおり、かつ、前面側に向かって凹んだ背面スペース部が形成され、側面に設けられた側面壁の少なくとも一部が切り取り可能である。
本発明に係るエネルギー計測装置によれば、筐体の側面壁の少なくとも一部が切り取り可能であり、装置の側面の自由な方向からケーブルを装置の背面スペース部に引き込むことができるため、設置面上でケーブルを引き回さずに済む。また、装置の背面のスペース内で、ケーブルを引き回しつつケーブル固定部で固定することができるため、装置の設置時に、装置と設置面とでケーブルを挟み込まずに済む。
本発明の実施の形態1に係るエネルギー計測装置の分解斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るエネルギー計測装置の正面斜視図である。 図2において前面意匠パネルを取り外した図である。 本発明の実施の形態1に係るエネルギー計測装置の背面図である。 本発明の実施の形態1に係るエネルギー計測装置が設置面に縦向きに設置された状態を表す図である。 本発明の実施の形態1に係るエネルギー計測装置が設置面に横向きに設置された状態を表す図である。 図2において電気品上カバーを取り外した図である。 本発明の実施の形態1に係るエネルギー計測装置の背面斜視図である。 本発明の実施の形態1に係るエネルギー計測装置を縦向きに設置面に設置する際の配線パターンを示す縦断面の概略図である。 本発明の実施の形態1に係るエネルギー計測装置のケーブル固定部の拡大図である。 本発明の実施の形態1に係るエネルギー計測装置を縦向きに設置面に設置する際の配線パターンを示す背面図である。 本発明の実施の形態1に係るエネルギー計測装置を横向きに設置面に設置する際の配線パターンを示す背面図である。 本発明の実施の形態2に係るエネルギー計測装置のケーブル固定部の拡大図である。 本発明の実施の形態3に係るエネルギー計測装置のケーブル固定部の拡大図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
エネルギー計測装置(以下、単に装置と称する場合がある)は、分電盤、ガスメーター、水道メーターなどと接続され、それらから得た情報を元に各種使用量を計測し、その結果を有線または無線でPCなどのモニタに出力するものである。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るエネルギー計測装置の分解斜視図、図2は、本発明の実施の形態1に係るエネルギー計測装置の正面斜視図、図3は、図2において前面意匠パネル1を取り外した図である。
本実施の形態1に係るエネルギー計測装置は、直方体形状(厳密に直方体でなくてもよい)であり、基板3と、電気品下カバー5と電気品上カバー2とからなる電気品箱と、ブッシング4と、前面意匠パネル1と、筐体6とで構成されている。
基板3は、電子部品が実装され、電気やガスなどのエネルギーを計測する機能を備えている。また、基板3は図示省略のコネクタを有し、駆動用の電力を供給する電源、分電盤から電力使用量を計測するための情報を伝達する電線、PCなどのモニタに出力する情報を伝達する有線LANなど(以下、それらをまとめてケーブルと称する)が接続される。
電気品箱は基板3を収納して保護するもので、電気品下カバー5と電気品上カバー2とからなる。電気品下カバー5は、基板3を裏面から保持する樹脂下カバー5aと、樹脂下カバー5aを覆う板金下カバー5bとで構成され、電気品上カバー2は、基板3を表面から覆い蓋をする樹脂上カバー2aと、樹脂上カバー2aを覆う板金上カバー2bとで構成されている。
板金上カバー2b及び板金下カバー5bは金属製であり、樹脂上カバー2a及び樹脂下カバー5aは樹脂製であるため、電気品箱は外側が金属、内側が樹脂で覆われている。これは、外側を金属で覆うことで、内部発火が外部に漏れないように、または外部発火が内部に侵入しないようにするためであり、内側を樹脂で覆うことで、基板3が金属に触れてショートしないようにするためである。
ブッシング4はゴム製であり、基板3のコネクタに接続するケーブルが板金下カバー5b(または板金上カバー2b)のエッジに触れて損傷しないように、それらエッジを覆いケーブルを保護するものであり、ケーブルを通す穴(引き込み口)が形成され、板金下カバー5bの(短手側の)一側面に形成されたU字形状のU字溝5baに取り付けられてエッジを覆う。なお、ブッシング4は、作業者の指が板金下カバー5b(または板金上カバー2b)のエッジに触れて怪我しないように指を保護する役割も果たす。
前面意匠パネル1は樹脂製であり、電気品箱(板金上カバー2b)の上側に取り付けられ、エネルギー計測装置の前面及び前面側側面の意匠を構成する着脱可能なパネルである。
筐体6は樹脂製であり、電気品箱(板金下カバー5b)の下側に取り付けられ、エネルギー計測装置の背面及び背面側側面の意匠を構成し、また、ネジ受け9を有し、そのネジ受け9を壁面などの設置面に打ち込まれたネジに掛け、エネルギー計測装置を設置面に設置するためのものである。
図4は、本発明の実施の形態1に係るエネルギー計測装置の背面図である。
筐体6は、ネジ受け9(ネジ受け9a〜9c)を複数有し(本実施の形態では3つ)、筐体6の短辺側かつ基板3のコネクタに接続するケーブルを通すために形成された開口部13と反対側にネジ受け9aが、筐体6の2つの長辺側にネジ受け9b、9cがそれぞれ形成されている。ネジ受け9aは縦掛け用、ネジ受け9b、9cは横掛け用であり、ネジ受け9はその底部が大きく開口した三角形状(厳密に三角でなくともよい)であり、中央にはネジの直径と同程度の大きさを有し、ネジに掛けた際にネジと接触する支持部10(支持部10a〜10c)が形成されている。
また、横掛け用のネジ受け9b、9cを、筐体6の(上下左右)各側面に設けられた側面壁12のうち、最も近い側面壁12とリブなどを形成して繋げることで、装置を横掛けしたときのネジ受け9b、9cの強度を増すことができる。一方、横掛け用のネジ受け9b、9cを、いずれの筐体6の側面壁12とも繋げない場合は、ネジ受け9b、9cの強度を増すことはできないが、その代わりに後述するケーブルの配線スペースを、側面壁12と繋げた場合に比べて多く確保することができる。
なお、本発明の実施の形態1では、基板3が金属製の板金上カバー2b及び板金下カバー5bで覆われている。そのため、基板3のコネクタにケーブルを接続する際に、装置の背面に穴(引き込み口)を開けてそこからケーブルを通すということができず、U字溝5ba(に取り付けられたブッシング4の穴)からしかケーブルを通すことができない。
本実施の形態1ではネジ受け9の数を3つとしたが、それに限定されるものではない。
なお、縦掛け用をネジ受け9aのみとしたのは、筐体6の短辺側かつ開口部13側にネジ受けを形成すると、そのネジ受けをネジ8に掛けて設置されたエネルギー計測装置に対して、ケーブルを上側(の開口部13)から通すことになる。そうすると、例えばケーブルやその周辺に霜などが付着した場合、ケーブルを伝って水がエネルギー計測装置(内)に垂れてしまう恐れがある。また、装置の内部で発火した場合、火が上側(の開口部13)から外部に燃え上がってしまう恐れがある。そのため、そういった事態を防ぐためである。
図5は、本発明の実施の形態1に係るエネルギー計測装置が設置面20に縦向きに設置された状態を表す図、図6は、本発明の実施の形態1に係るエネルギー計測装置が設置面20に横向きに設置された状態を表す図、図7は、図2において電気品上カバー2を取り外した図である。
図5(a)は、本発明の実施の形態1に係るエネルギー計測装置が設置面20に縦向きに設置された際の正面図、図5(b)は、図5(a)のA−A断面の概略図である。また、図6(a)は、本発明の実施の形態1に係るエネルギー計測装置を設置面20が横向きに設置された際の正面図、図6(b)は、図6(a)のB−B断面の概略図である。
エネルギー計測装置を縦向きに設置面20に設置する際は、図5に示すようにまず設置面20に対してネジ8を一つ打ち込む。そして、ネジ受け9aの開口した底部からずらして支持部10aに合わせ込み、ネジ8に掛ける。その後、図7に示すように、装置の前面側から装置に形成された図示省略のネジ穴に対してネジ8を複数打ち込み、装置を設置面20に固定する。
また、エネルギー計測装置を横向きに設置面20に設置する際は、図6に示すように、まず設置面20に対してネジ8を一つ打ち込む。そして、ネジ受け9b(またはネジ受け9c)の開口した底部からずらして支持部10b(または支持部10c)に合わせ込み、ネジ8に掛ける。その後、図7に示すように、装置の前面側から装置に形成された図示省略のネジ穴に対してネジ8を複数打ち込み、装置を設置面20に固定する。
このようにネジ受け9を縦掛け用と横掛け用とで両方形成することにより、エネルギー計測装置を縦横自在に設置面20に設置することができる。そのため、エネルギー計測装置の設置スペースの都合上、縦向きまたは横向きにしか設置できないような場合にも対応することができる。また、設置スペース的には縦向き及び横向きのどちらも設置できるような場合にも、基板3のコネクタに接続するケーブルの接続元(分電盤など)に筐体6の開口部13が近くなるように設置できるため、ケーブルの引き回しを少なくすることができる。
また、ネジ受け9は、その底部が大きく開口した三角形状であり、中央には支持部10が形成されているため、まず大きく開口した底部にネジ8を合わせ、そこからずらしてネジ8を支持部10に合わせ込むことがきるため、ネジ受け9をネジ8に掛けやすい形状となっている。
図8は、本発明の実施の形態1に係るエネルギー計測装置の背面斜視図である。なお、図8中の破線は、背面スペース部11の領域を表している。
筐体6は、図8に示すように前面側に凹んだ背面スペース部11が形成されている。この背面スペース部11は、ケーブル7の径よりも凹んでおり、エネルギー計測装置を設置面20に設置した際に装置の背面と設置面20との間にスペースを形成し、基板3のコネクタに接続するケーブル7を、そのスペースで引き回せるようにするために形成されたものである。その背面スペース部11には、ケーブル7を固定するケーブル固定部16が複数設けられている。また、各側面壁12の内側には溝14が複数形成されている。なお、意匠性を損なうが、溝14を各側面壁12の外側に複数形成してもよい。
次に、ケーブル7を基板3のコネクタに接続する方法について説明する。
なお、ケーブル7を基板3のコネクタに接続する作業までは電気品上カバー2及び前面意匠パネル1を取り外して行い、作業終了後にそれらを取り付けるが、以下この説明を省略する。
図9は、本発明の実施の形態1に係るエネルギー計測装置を縦向きに設置面20に設置する際の配線パターンを示す縦断面の概略図である。
設置面20に穴19を開けられるような場合は、図9に示すように設置面20に穴19を開けるが、この穴19を、エネルギー計測装置を設置面20に設置する際に、背面スペース部11の領域内(図8参照)に位置するように開けるとよい。そして、穴19からケーブル7を引き出して筐体6の開口部13と、板金下カバー5bの一側面のU字溝5baに取り付けられたブッシング4の穴に通して基板3のコネクタに接続する。その際、ケーブル7が動かないように、図8に示すように、ケーブル7の配線経路上(または配線経路の近く)に位置するケーブル固定部16に、タイラップ等の結束部材17でケーブル7を固定する。その後、エネルギー計測装置を設置面20に設置する。
以上のように、設置面20の上述した位置に穴19を開けることで、ケーブル7を設置面20から開口部13に直接通すことができる。
図10は、本発明の実施の形態1に係るエネルギー計測装置のケーブル固定部16の拡大図である。
図10(a)は、本発明の実施の形態1に係るエネルギー計測装置のケーブル固定部16の拡大斜視図、図10(b)は、図10(a)のC−C断面図である。
図10に示すように、ケーブル固定部16は、両端が背面スペース部11と繋がったコ字形状を有しており、背面スペース部11(に形成された背面穴18)とケーブル固定部16との間に形成された空間に結束部材17を通した後、ケーブル7とケーブル固定部16の一辺とを結束し、ケーブル7をケーブル固定部16に固定する。
なお、ここでいう固定とは、ケーブル7を全く動かなくするという意味だけではなく、ケーブル7の動きを抑制するという意味も含めるものとし、他の実施の形態においても同様とする。
一方、設置面20に穴19を開けられないような場合は、ケーブル7を設置面20から開口部13に直接通すことはできない。そのため、ケーブル7の接続元(分電盤など)からエネルギー計測装置内までケーブル7を設置面20上で引き回してから開口部13に通す必要がある。その際、ケーブル7の接続元(分電盤など)とエネルギー計測装置との位置の関係によっては、ケーブル7を設置面20上で引き回す必要があるが、設置面20でケーブル7を引き回すスペースが(あまり)ない場合がある。また、ケーブル7を設置面20上で引き回すと外部にむき出しとなる部分が長くなるため、その分、断線の可能性が高くなる。
そこで、そのような場合はエネルギー計測装置の上下左右のいずれかから装置内にケーブル7を引き込み、その後で背面スペース部11を利用してケーブル7を装置の背面で引き回し、開口部13に通す必要がある。
図11は、本発明の実施の形態1に係るエネルギー計測装置を縦向きに設置面20に設置する際の配線パターンを示す背面図である。
設置スペースの都合上、エネルギー計測装置を縦向きに設置し、ケーブル7の接続元(分電盤など)が装置の正面から見て左側(背面から見て右側)に位置している際は、図11に示すようにエネルギー計測装置の左側からケーブル7を装置内に引き込む必要がある。そのためには、ケーブル7を引き込むためのスペースを筐体6の一部に形成しなければならない。
そこで、筐体6の(装置の背面から見て)右側の側面壁12の一部をニッパーなどで切り取り、切り欠き部15を形成する。筐体6の側面壁12は樹脂製であるためニッパーなどで切り取ることができる。また、側面壁12の内側には溝14が形成されているため、溝14に沿って切ることで切りやすく、さらには綺麗に切り取ることができるため、意匠性を損なわずに済む。なお、側面壁12の内側には溝14が複数形成されているため、溝14に沿って任意の部分を切り取ることができる。
なお、側面壁12は上下左右のうちいずれも(どの箇所でも)切り取ることができ、切り欠き部15を形成することができる。そのため、エネルギー計測装置は上下左右いずれの方向からもケーブル7を背面スペース部11に引き込むことができる。
そして、図11に示すように筐体6の(装置の背面から見て)右側の側面壁12に形成した切り欠き部15から、ケーブル7をエネルギー計測装置の背面スペース部11に引き込む。そして、ケーブル7を切り欠き部15から開口部13までの配線経路上(または配線経路の近く)に位置するケーブル固定部16に固定しつつ、筐体6の開口部13と、板金下カバー5bの一側面に取り付けられたブッシング4の穴に通して基板3のコネクタに接続する。その後、エネルギー計測装置を設置面20に設置する。
図12は、本発明の実施の形態1に係るエネルギー計測装置を横向きに設置面20に設置する際の配線パターンを示す背面図である。
設置スペースの都合上、エネルギー計測装置を横向きに設置し、ケーブル7の接続元(分電盤など)がその下側に位置している際は、図12に示すようにエネルギー計測装置の下側からケーブル7を装置内に引き込む必要がある。
そこで、筐体6の下側の側面壁12の一部をニッパーなどで切り取り、切り欠き部15を形成する。
そして、図12に示すように下側の筐体6の下側の側面壁12に形成した切り欠き部15からケーブル7をエネルギー計測装置の背面スペース部11に引き込む。そして、ケーブル7を切り欠き部15から開口部13までの配線経路上(または配線経路の近く)に位置するケーブル固定部16に固定しつつ、筐体6の開口部13と、板金下カバー5bの一側面に取り付けられたブッシング4の穴に通して基板3のコネクタに接続する。その後、エネルギー計測装置を設置面20に設置する。
以上のように、設置面20に穴19を開けられないような場合でも、筐体6の側面壁12の一部を切り取り、切り欠き部15を形成することにより、切り欠き部15からケーブル7をエネルギー計測装置の背面スペース部11に引き込んで引き回し、筐体6の開口部13と、板金下カバー5bの一側面に取り付けられたブッシング4の穴に通して基板3のコネクタに接続することができる。その際、ケーブル7を切り欠き部15から開口部13までの配線経路上(または配線経路の近く)に位置するケーブル固定部16に固定することにより、装置の設置時に、装置と設置面20とでケーブル7を挟み込まずに済む。
また、筐体6の側面壁12の内側には溝14が複数形成されているため、溝14に沿って任意の部分を切ることで切りやすく、さらには綺麗に切り取ることができるため、意匠性を損なわずに済む。
なお、図11及び図12に示した配線パターンは一例に過ぎず、エネルギー計測装置の設置向きやケーブル7の接続元(分電盤など)の位置などに応じて、側面壁12に切り欠き部15を形成することで、装置の上下左右いずれの方向からもケーブル7を装置の背面スペース部11に引き込むことができる。また、いずれの方向からケーブル7を引き込んでも、切り欠き部15から開口部13までのケーブル7の配線経路上(または配線経路の近く)に位置するように、ケーブル固定部16が複数設けられている(ただし、切り欠き部15を開口部13側の側面壁12に形成した場合を除く)。
なお、設置面20に穴19を開けられないような場合は、ケーブル7の接続元(分電盤など)からエネルギー計測装置内までケーブル7を設置面20上で引き回すことにより、ケーブル7の一部が外部にむき出しとなるが、断線を回避するためケーブル7のむき出し部分をモールなどで覆うとよい。
また、本実施の形態1では、ケーブル7を基板3のコネクタに接続するとしたが、例えば端子台など、別のものに接続する場合も考えられる。
実施の形態2.
図13は、本発明の実施の形態2に係るエネルギー計測装置のケーブル固定部21の拡大図である。
以下、本実施の形態2について説明するが、本実施の形態1と重複するものについては省略する。
本実施の形態2に係るケーブル固定部21は、図13に示すように一端が背面スペース部11と繋がったコ字形状のフックとなっており、その先端部21aと背面スペース部11(に形成された背面穴18)との間の距離はケーブル7の径よりも短くなっている。また、ケーブル固定部21は樹脂製であるため、曲げることが可能である。
そのため、ケーブル固定部21を曲げて、先端部21aと背面スペース部11(に形成された背面穴18)との間の距離をケーブル7の径以上に広げ、その広がったスペースからケーブル7を通し、中央部21bに引っ掛けることでケーブル固定部21に固定することができる。その際、先端部21aと背面スペース部11(に形成された背面穴18)との間の距離はケーブル7の径よりも狭いため、ケーブル7をケーブル固定部21の中央部21bに引っ掛けた後も、抜けないようになっている。
また、本実施の形態2に係るケーブル固定部21は、構造上、本実施の形態1で必要だった結束部材17が不要であり、部品を削減することができる。
実施の形態3.
図14は、本発明の実施の形態3に係るエネルギー計測装置のケーブル固定部22の拡大図である。
以下、本実施の形態3について説明するが、本実施の形態1及び2と重複するものについては省略する。
本実施の形態3に係るケーブル固定部22は、図14に示すように中央にケーブル7を通すための中央穴22aが形成され、また、上側の辺に中央穴22aと連通した開口部22bを有し、その開口部22bは、中央穴22a側(下側)に向かうにつれて幅が狭くなっている。そして、開口部22bの上側はケーブル7の径よりも幅が広く、中央穴22a側は、ケーブル7の径よりも幅が狭くなっている。
そのため、開口部22bから中央穴22aにケーブル7を通してケーブル固定部22に固定するが、ケーブル7を中央穴22aに通しやすく、通した後もケーブル7が中央穴22aから抜けないようになっている。
また、ケーブル固定部22は、背面スペース部11に形成された差し込み穴22cに着脱自在になっており、必要な数だけ差し込んで取り付けることが可能である。そのため、切り欠き部15から開口部13までのケーブル7の配線経路上(または配線経路の近く)にのみケーブル固定部22を取り付けることで、部品の無駄を省くことができる。
また、本実施の形態3に係るケーブル固定部22は、構造上、本実施の形態1で必要だった結束部材17が不要であり、部品を削減することができる。
1 前面意匠パネル、2 電気品上カバー、2a 樹脂上カバー、2b 板金上カバー、3 基板、4 ブッシング、5 電気品下カバー、5a 樹脂下カバー、5b 板金下カバー、5ba (板金下カバーの)U字溝、6 筐体、7 ケーブル、8 ネジ、9 ネジ受け、9a (縦掛け用)ネジ受け、9b (横掛け用)ネジ受け、9c (横掛け用)ネジ受け、10 (ネジ受けの)支持部、10a (縦掛け用ネジ受けの)支持部、10b (横掛け用ネジ受けの)支持部、10c (横掛け用ネジ受けの)支持部、11 背面スペース部、12 側面壁、13 (筐体の)開口部、14 溝、15 切り欠き部、16 (本実施の形態1に係る)ケーブル固定部、17 結束部材、18 背面穴、19 (設置面の)穴、20 設置面、21 (本実施の形態2に係る)ケーブル固定部、21a 先端部、21b 中央部、22 (本実施の形態3に係る)ケーブル固定部、22a 中央穴、22b 開口部、22c 差し込み穴。

Claims (12)

  1. 基板と、
    前記基板を収納する電気品箱と、
    前記電気品箱に取り付けられ、背面側に、ネジに掛けるためのネジ受け、ケーブルを通すための開口部、及び前記ケーブルを固定するためのケーブル固定部を有する樹脂製の筐体と、を備え、
    前記筐体は、
    前記ケーブルの径よりも凹んでおり、かつ、前面側に向かって凹んだ背面スペース部が形成され、
    側面に設けられた側面壁の少なくとも一部が切り取り可能である
    ことを特徴とするエネルギー計測装置。
  2. 前記基板はコネクタを有し、
    前記電気品箱は、前記コネクタに接続する前記ケーブルを通すための溝が一側面に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のエネルギー計測装置。
  3. 前記電気品箱に保護される端子台を有し、
    前記電気品箱は、前記端子台に接続する前記ケーブルを通すための溝が一側面に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のエネルギー計測装置。
  4. 前記側面壁には、切り取るための溝が複数形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のエネルギー計測装置。
  5. 前記ケーブル固定部は、前記背面スペース部に複数設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のエネルギー計測装置。
  6. 前記ケーブル固定部は、両端が前記背面スペース部と繋がったコ字形状を有し、
    結束部材で前記ケーブルと前記ケーブル固定部の一辺とを結束する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のエネルギー計測装置。
  7. 前記ケーブル固定部は、一端が前記背面スペース部と繋がったコ字形状のフックとなっており、先端部と前記背面スペース部との間の距離は前記ケーブルの径よりも短くなっている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のエネルギー計測装置。
  8. 前記ケーブル固定部は、中央に前記ケーブルを通すための中央穴が形成され、上側の辺に前記中央穴と連通した開口部を有し、
    前記開口部は、前記中央穴側に向かうにつれて幅が狭くなっており、前記開口部の上側の幅は前記ケーブルの径よりも広く、前記中央穴側の幅は前記ケーブルの径よりも狭くなっている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のエネルギー計測装置。
  9. 前記背面スペース部は差し込み穴を備え、
    前記ケーブル固定部は前記差し込み穴に着脱自在である
    ことを特徴とする請求項8に記載のエネルギー計測装置。
  10. 前記電気品箱は、金属で覆われている
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のエネルギー計測装置。
  11. 前記ネジ受けを縦掛け用と横掛け用で両方備え、
    横掛け用の前記ネジ受けは、前記筐体の前記側面壁と繋がっていない
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のエネルギー計測装置。
  12. 前記ネジ受けを縦掛け用と横掛け用で両方備え、
    横掛け用の前記ネジ受けは、最も近い前記筐体の前記側面壁と繋がっている
    ことを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のエネルギー計測装置。
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