JP2015034459A - 窓開閉システム - Google Patents

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Abstract

【課題】操作性に優れた窓開閉システムを提供する。【解決手段】ウインドウガラス33を移動させて車両1の窓32を開閉するための窓開閉システム5であって、窓32の開閉時において、ユーザーが設定する目標停止位置Pでウインドウガラス33が停止するように、ウインドウガラス33の動作を制御する。車室内2における被検出領域Sにおいて、ユーザーの指先Fにより指示された位置P1を目標停止位置Pとして検出する検出部20と、目標停止位置Pでウインドウガラス33が停止するように、ウインドウガラス33の動作を制御する制御部と、を備えたことを特徴としている。【選択図】図3

Description

この発明は、窓開閉システムに関するものである。
従来、例えば車両のウインドウガラスを操作するための操作装置として、電子部品を実装したプリント基板や接点等を内部に備えたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載の操作装置は、車両のウインドウガラスやサンルーフ等の開閉に用いる装置であって、助手席スイッチ部や後部座席右スイッチ部、後部座席左スイッチ部、パワーウィンドウ操作部等の複数のスイッチ群を備えている。特許文献1によれば、スイッチを操作することにより、各ドアに設けられたウインドウガラスやサンルーフを開閉することができるとされている。
特許第3384003号公報
しかしながら、従来技術にあっては、接点方式のスイッチを採用しているため、ウインドウガラスが所定位置となるまで、スイッチの操作を継続し、ウインドウガラス用のアクチュエータを駆動する必要がある。このように、従来技術の窓開閉システムは、窓の開閉操作が煩わしいため、操作性の向上という点で課題が残されている。
そこで、本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、操作性に優れた窓開閉システムの提供を課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明の窓開閉システムは、ウインドウガラスを移動させて車両の窓を開閉するための窓開閉システムであって、前記窓の開閉時において、操作者が設定する目標停止位置で前記ウインドウガラスが停止するように、前記ウインドウガラスの動作を制御し、車室内における被検出領域において、前記操作者が操作する操作物により指示された位置を前記目標停止位置として検出する検出手段と、前記目標停止位置で前記ウインドウガラスが停止するように、前記ウインドウガラスの動作を制御する制御手段と、を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、操作者は、所望する窓の開閉度合いから直感的にウインドウガラスの目標停止位置を設定するだけで、容易に窓を開閉できる。また、窓開閉システムは、操作者が設定した目標停止位置でウインドウガラスが停止するように制御するので、従来技術のように、ウインドウガラスが目標停止位置に移動するまでの間、操作者がスイッチの操作を継続するという煩わしさがない。したがって、操作性に優れた窓開閉システムとすることができる。
また、従来技術では、スイッチを操作しつつ窓の開閉度合いを見ながら、ウインドウガラスの動作を停止させる必要があるため、操作が煩わしいのに加えて、ウインドウガラスを確実に目標停止位置で停止させるのが困難であった。これに対して、本発明によれば、操作者が操作する操作物により指示された位置を目標停止位置として検出する検出手段を備えているので、操作者の指示により簡単に目標停止位置を設定できる。また、目標停止位置でウインドウガラスが停止するように、ウインドウガラスの動作を制御する制御手段を備えているので、ウインドウガラスを確実に目標停止位置で停止させることができる。
また、前記検出手段は、前記窓の枠に設けられ、前記被検出領域における前記操作物の位置を検出するセンサを含むことを特徴としている。
本発明によれば、車室内における被検出領域を移動する操作物の動きおよび位置を検出できる。したがって、操作物により指示された目標停止位置を正確に検出するとともに、ウインドウガラスを確実に目標停止位置で停止させることができる。
また、前記検出手段は、前記被検出領域を通過するレーザおよび前記被検出領域を撮像する撮像装置の少なくともいずれか一方を含むことを特徴としている。
本発明によれば、操作物により指示された位置を目標停止位置として検出する検出手段に、レーザや撮像装置を利用した位置検出センサを採用できる。
また、前記検出手段は、前記窓の枠において前記ウインドウガラスの移動方向に沿って設けられ、前記操作物の接触を検出可能な操作パネルを含むことを特徴としている。
本発明によれば、操作物により指示された位置を目標停止位置として検出する検出手段に、例えばタッチパネルやタッチディスプレイ等を採用できる。
また、従来技術では、窓の開閉度合いは、スイッチの操作時間に依存するため、所望の窓の開閉度合いに対応したウインドウガラスの目標停止位置を操作者が直接的に設定するのは困難であった。これに対し、本発明によれば、窓の枠においてウインドウガラスの移動方向に沿って操作パネルが設けられているので、例えば操作者が操作パネルに接触するだけで、簡単かつ直接的に目標停止位置を設定できる。したがって、操作性に優れた窓開閉システムとすることができる。
また、前記ウインドウガラスは、前記車両が有する複数のドア用ウインドウガラスを含み、前記被検出領域は、前記車両の運転席側ドアにおける前記窓の枠内に設けられ、前記検出手段は、前記複数のドア用ウインドウガラスのうち操作対象の前記ウインドウガラスを検出するとともに、前記操作対象の前記ウインドウガラスの前記目標停止位置を検出し、前記制御手段は、前記操作対象の前記ウインドウガラスの動作を制御することを特徴としている。
本発明によれば、被検出領域が車両の運転席側ドアにおける窓の枠内に設けられ、検出手段が複数のドア用ウインドウガラスのうち操作対象のウインドウガラスを検出するので、操作者は、被検出領域において操作物を操作するだけで、複数のドア用ウインドウガラスを所望に動作させることができる。したがって、操作性に優れた窓開閉システムとすることができる。
また、前記被検出領域は、前記複数のドア用ウインドウガラスに対応して複数の領域に分けられ、前記検出手段は、前記複数の領域における前記操作物の位置を検出して、前記操作対象の前記ウインドウガラスを検出することを特徴としている。
本発明によれば、検出手段は、被検出領域内の複数の領域における操作物の位置を検出して、操作対象のウインドウガラスを検出するので、操作者は、被検出領域内のいずれかの領域内で操作物を操作することにより、操作対象となるウインドウガラスを選定して容易に動作させることができる。したがって、操作性に優れた窓開閉システムとすることができる。
また、前記操作者以外の同乗者による誤操作を防止するための誤操作防止機能を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、操作者以外の同乗者によるウインドウガラスの誤操作を防止できるので、安全性に優れた窓開閉システムとすることができる。
また、前記被検出領域は、前記窓の枠内に設けられ、前記被検出領域には、前記操作物を移動させたときの位置の目印となる位置ガイドが設けられ、前記位置ガイドは、前記ウインドウガラスに映し出された光であることを特徴としている。
本発明によれば、操作者は、位置ガイドを目印として操作物を移動させることができるので、操作対象となるウインドウガラスを確実に目標停止位置で停止させたり、操作対象となるウインドウガラスを正確に選定したりすることができる。したがって、操作性に優れた窓開閉システムとすることができる。
本発明によれば、操作者は、所望する窓の開閉度合いから直感的にウインドウガラスの目標停止位置を設定するだけで、容易に窓を開閉できる。また、窓開閉システムは、操作者が設定した目標停止位置でウインドウガラスが停止するように制御するので、従来技術のように、ウインドウガラスが目標停止位置に移動するまでの間、操作者がスイッチの操作を継続するという煩わしさがない。したがって、操作性に優れた窓開閉システムとすることができる。
また、従来技術では、スイッチを操作しつつ窓の開閉度合いを見ながら、ウインドウガラスの動作を停止させる必要があるため、操作が煩わしいのに加えて、ウインドウガラスを確実に目標停止位置で停止させるのが困難であった。これに対して、本発明によれば、操作者が操作する操作物により指示された位置を目標停止位置として検出する検出手段を備えているので、操作者の指示により簡単に目標停止位置を設定できる。また、目標停止位置でウインドウガラスが停止するように、ウインドウガラスの動作を制御する制御手段を備えているので、ウインドウガラスを確実に目標停止位置で停止させることができる。
第一実施形態に係る窓開閉システムを備えた車両の車室内を示す斜視図である。 窓開閉システムのブロック図である。 車室内側から見たときの運転席側ドアの説明図である。 図3のA−A線に沿った断面図を模式的に図示したものである。 第一実施形態の第一変形例に係る窓開閉システムの説明図である。 第一実施形態の第二変形例に係る窓開閉システムの説明図である。 第二実施形態に係る窓開閉システムの説明図である。 第三実施形態に係る窓開閉システムの説明図である。 他の実施形態に係る窓開閉システムの説明図である。
(第一実施形態)
図1は、第一実施形態に係る窓開閉システム5を備えた車両1の車室内2を示す斜視図であり、図2は、窓開閉システム5のブロック図である。
以下に、本発明の第一実施形態に係る窓開閉システム5について、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明における前後左右方向は、特に記載が無ければ、図1に示す車両1における前後左右方向と同一とする。また、各図中の矢印Tは車両1の前方を、矢印LBは車両1の左方を、矢印Hは車両1の上方をそれぞれ示す。また、以下では、いわゆる右ハンドルの車両1を例に説明する。また、分かりやすくするために、図1においては、助手席のシートの図示を省略している。また、本実施形態においては、一例として、運転席側ドア3のウインドウガラス33を上下方向に移動させて、窓32を開閉するための窓開閉システム5について説明する。
図1に示すように、窓開閉システム5は、窓32の開閉時において、ユーザー(請求項の「操作者」に相当。)が設定する目標停止位置でウインドウガラス33が停止するように、ウインドウガラス33の動作を制御するものである。
図2に示すように、本実施形態の窓開閉システム5は、主に制御部10(請求項の「制御手段」に相当。)と、ウインドウガラス駆動部15と、検出部20(請求項の「検出手段」に相当。)と、を備えている。以下に、窓開閉システム5の各構成要素について説明する。
図1に示すように、制御部10は、例えば車両1のインストルメントパネル7内に設けられたECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)等の制御装置である。制御部10は、検出部20およびウインドウガラス駆動部15と、例えば不図示の車体ハーネス等によって接続されている。制御部10は、検出部20から出力される信号等を基に演算を行い、ウインドウガラス駆動部15に対して電圧を印加している。
図3は、車室内2側から見たときの運転席側ドア3の説明図である。
図3に示すように、ウインドウガラス駆動部15は、車室外側に配置された不図示のドアスキンと車室内2側に配置されたドアインナパネルとの間に収納された、既存のいわゆるウインドウレギュレータである。ウインドウガラス駆動部15は、電動モータ部や、ウインドウガラス33の移動を案内するガイドプレート、電動モータ部とウインドウガラス33とを連結するワイヤ等(いずれも不図示)を備えている。ウインドウガラス駆動部15は、制御部10からの指令に基づき、ウインドウガラス33を上下方向に移動(昇降)させている。
検出部20は、窓32の枠34の枠内であって、閉状態のウインドウガラス33よりも車室内2側の領域(以下、「被検出領域S」という。)において、ユーザーの指先F(請求項における「操作物」に相当。)により指示された位置P1を、窓32の開閉時におけるウインドウガラス33の目標停止位置Pとして検出する。
本実施形態の検出部20は、例えばレーザを発するレーザ発生部21と、レーザを受けるレーザ受光部23とを有する、レーザを利用した既存の位置検出センサである。
レーザ発生部21は、枠34のうち後方枠34aに設けられており、レーザを発生可能な例えばLD(Laser Diode:レーザダイオード)等の半導体レーザ素子22により構成されている。レーザ発生部21の半導体レーザ素子22は、後方枠34aにおいて、ウインドウガラス33の移動方向である上下方向に沿って複数並んで配置されている。レーザ発生部21の半導体レーザ素子22からは、前方に向かってレーザが照射される。なお、レーザ発生部21から照射されるレーザの種類は特に限定はされないが、可視光線よりも波長の短い、例えば紫外線や赤外線等の不可視光線が好ましい。
レーザ受光部23は、枠34のうち前方枠34bに設けられており、光起電力効果を有する例えばフォトダイオード等の受光素子24により構成されている。レーザ受光部23の複数の受光素子24は、前方枠34bにおいて上下方向に沿うとともに、それぞれ後方枠34aに設けられた半導体レーザ素子22と対向するように配置されている。レーザ受光部23の受光素子24は、レーザ発生部21の半導体レーザ素子22から照射されたレーザを受光するとともに、このとき発生する光起電力を信号として制御部10(図2参照)に対して出力する。
図4は、図3のA−A線に沿った断面図を模式的に図示したものである。なお、図4では、ユーザーの指先Fを二点鎖線で図示している。
続いて、以下に窓開閉システム5の作用について説明する。なお、以下では、ウインドウガラス33が窓32を全閉している状態から下方に移動して窓32の開放面積を増加させる、ウインドウガラス33による窓32の開動作について説明する。
図4に示すように、窓32の枠34内かつ車室内2における被検出領域Sにおいて、ユーザーが指先Fにより位置P1を指示したとき、レーザ発生部21の半導体レーザ素子22(図3参照)から照射されたレーザのうち位置P1に対応するレーザは、指先Fによって指先Fよりも前方への進行が遮断される。
このとき、複数の受光素子24のうち位置P1に対応する受光素子24a(図4においては上から3番目の受光素子24a)は、レーザ発生部21の半導体レーザ素子22から照射されたレーザを受光することができなくなる。したがって、レーザ受光部23の複数の受光素子24のうち、上から3番目の受光素子24aのみが、制御部10(図2参照)に対して信号を出力できない状態となる。これにより、制御部10は、上下方向において、信号を出力できない上から3番目の受光素子24aに対応する位置P1が、ユーザーにより指示された目標停止位置Pであると認識できる。
続いて、制御部10は、目標停止位置Pの情報を基に演算を行い、ウインドウガラス33の移動方向や、ウインドウガラス33の上縁部が目標停止位置Pに到達するまでの移動距離L1、移動距離L1に対応したウインドウガラス駆動部15(図2参照)への駆動電圧の印加時間等を算出する。その後、制御部10は、上記の算出結果を基に、目標停止位置Pでウインドウガラス33が停止するように、ウインドウガラス33の移動を制御する。
続いて、制御部10は、ウインドウガラス33が移動距離L1だけ下方に移動するように制御する。そして、制御部10は、ウインドウガラス33の上縁部が目標停止位置Pに到達した時点で、ウインドウガラス33の移動を停止させて制御を終了する。以上で、ウインドウガラス33による窓32の開動作が終了する。
本発明によれば、ユーザーは、所望する窓32の開閉度合いから直感的にウインドウガラス33の目標停止位置Pを設定するだけで、容易に窓32を開閉できる。また、窓開閉システム5は、ユーザーが設定した目標停止位置Pでウインドウガラス33が停止するように制御するので、従来技術のように、ウインドウガラス33が目標停止位置Pに移動するまでの間、ユーザーがスイッチの操作を継続するという煩わしさがない。したがって、操作性に優れた窓開閉システム5とすることができる。
また、ユーザーの指先Fにより指示された位置を目標停止位置Pとして検出する検出部20を備えているので、ユーザーの指示により簡単に目標停止位置Pを設定できる。また、目標停止位置Pでウインドウガラス33が停止するように、ウインドウガラス33の動作を制御する制御部10を備えているので、ウインドウガラス33を確実に目標停止位置Pで停止させることができる。
また、検出部20は、窓32の枠34において上下方向に沿って設けられたレーザ発生部21とレーザ受光部23とを有し、被検出領域Sにおけるユーザーの指先Fの位置を検出する位置検出センサを含むので、窓32の枠34の枠内かつ車室内2における被検出領域Sを移動するユーザーの指先Fの動きおよび位置を検出できる。また、ユーザーの指先Fにより指示された位置を目標停止位置Pとして検出する検出部20として、レーザを利用した位置検出センサを採用できる。したがって、ユーザーの指先Fにより指示された目標停止位置Pを正確に検出するとともに、ウインドウガラス33を確実に目標停止位置Pで停止させることができる。
(第一実施形態の各変形例)
図5は、第一実施形態の第一変形例に係る窓開閉システム5の説明図である。
図6は、第一実施形態の第二変形例に係る窓開閉システム5の説明図である。
第一実施形態に係る窓開閉システム5は、検出部20として、レーザ発生部21とレーザ受光部23とを有する、レーザを利用した位置検出センサを採用していた。これに対して、以下に説明する第一実施形態の各変形例のように、窓開閉システム5の検出部20は、レーザを利用した位置検出センサに限定されない。なお、以下では、第一実施形態と同様の構成部分については説明を省略する。
(第一実施形態の第一変形例)
図5に示すように、第一実施形態の第一変形例に係る窓開閉システム5は、検出部20として、被検出領域Sを撮像するカメラユニット26(請求項の「撮像装置」に相当。)を採用している点で、第一実施形態とは異なっている。
カメラユニット26は、撮像素子として、例えばCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor:相補性金属酸化膜半導体)等を備えたカメラを有している。カメラユニット26は、被検出領域Sを撮像可能なように、例えば運転席側ドア3よりも前方であって、フロントガラスの上端部に設けられたルームミラー近傍に設けられている。
カメラユニット26の撮像により得られたユーザーの指先Fの画像は、周知の方法により、例えば制御部10(図2参照)に設けられた画像分析部によって、位置データに変換される。これにより、制御部10は、ユーザーが指先Fにより指示した位置P1をウインドウガラス33の目標停止位置Pとして検出できる。
このように、第一実施形態の第一変形例によれば、検出部20は、レーザを利用した位置検出センサに限定されることはなく、例えばカメラユニット26を検出部20として採用してもよい。
(第一実施形態の第二変形例)
図6に示すように、第一実施形態の第二変形例に係る窓開閉システム5は、検出部20として、操作パネル28を採用している点で、第一実施形態とは異なっている。
操作パネル28は、例えば静電容量センサや圧力センサ等のタッチセンサを備える、いわゆるタッチパッドである。操作パネル28は、例えば窓32の前方枠34bにおいて、上下方向の全体にわたって設けられている。操作パネル28が設けられた領域は、ユーザーの指先Fの位置を検出する被検出領域Sとなっている。
操作パネル28は、ユーザーの指先Fが接触したときの位置P1を制御部10(図2参照)に出力する。これにより、制御部10は、ユーザーが指先Fにより指示した位置P1をウインドウガラス33の目標停止位置Pとして検出できる。
なお、操作パネル28の設置個数および位置は、第一実施形態の第二変形例に限定されない。したがって、例えば窓32の後方枠34aに第二の操作パネル28aを設けてもよいし、窓32の後方枠34aにのみ操作パネル28aを設けてもよい。
第一実施形態の第二変形例によれば、検出部20として、例えばタッチパネルやタッチディスプレイ等の操作パネル28を採用できる。
また、窓32の前方枠34bにおいて上下方向に沿って操作パネル28が設けられているので、ユーザーが操作パネル28における目標停止位置Pに接触するだけで、簡単かつ直接的にウインドウガラス33の目標停止位置Pを設定できる。したがって、操作性に優れた窓開閉システム5とすることができる。
(第二実施形態)
続いて、第二実施形態に係る窓開閉システム5について説明する。
図7は、第二実施形態に係る窓開閉システム5の説明図である。
第一実施形態の窓開閉システム5は、検出部20が窓32の後方枠34aおよび前方枠34bにおいてウインドウガラス33の移動方向である上下方向に沿って設けられ、被検出領域Sにおけるユーザーの指先Fの位置を検出していた(図3参照)。
これに対して、図7に示すように、第二実施形態の窓開閉システム5は、検出部20が窓32の下方枠34cにおいてウインドウガラス33の移動方向である上下方向とは交差する前後方向に沿って設けられ、被検出領域Sにおけるユーザーの指先Fの位置および動作を検出している点で、第一実施形態とは異なっている。なお、以下では、第一実施形態と同様の構成部分については説明を省略する。
第二実施形態に係る検出部20は、例えばレーザを発するとともに、レーザの波長の変化からユーザーの指先Fの位置および動作を検出可能ないわゆる反射型のレーザセンサ29である。レーザセンサ29は、複数のセンシング部29aを備えており、窓32の下方枠34cにおいて、前後方向に沿って設けられている。レーザセンサ29からは、上方に向かってレーザが照射される。
続いて、以下に窓開閉システム5の作用について説明する。
レーザセンサ29のセンシング部29aは、窓32の枠34内かつ車室内2における被検出領域Sにおいて、ユーザーが指先Fにより位置P2を指示した後、後方に向かって位置P3まで移動させたとき、例えばレーザの反射波の波長の変化を基に、指先Fの上下方向の位置および指先Fの後方への移動を検出する。
続いて、制御部10(図2参照)は、位置P2,P3の位置および移動方向の情報を基に演算を行い、ウインドウガラス33の移動方向や、ウインドウガラス33の上縁部が目標停止位置に到達するまでの移動距離に対応したウインドウガラス駆動部15(図2参照)への駆動電圧の印加時間等を算出して制御する。
例えば、本実施形態における制御の一例として、指先Fが前方から後方に向かって移動したときには、窓32の開放面積を増加させるようにウインドウガラス33を下方に移動させ、指先Fが後方から前方に向かって移動したときには、窓32の開放面積を減少させるようにウインドウガラス33を上方に移動させる。また、例えばユーザーが指先Fを移動させるときの始点である位置P2と、終点である位置P3との平均値から、ウインドウガラス33の上縁部の目標停止位置を設定する。
図7に示す例においては、制御部10(図2参照)は、レーザセンサ29による指先Fの移動方向の情報から、指先Fが前方から後方へ移動していると判断するとともに、ウインドウガラス33の移動方向を下方に設定する。また、制御部10(図2参照)は、レーザセンサ29による位置P2,P3の情報を基に演算を行い、ウインドウガラス33の上縁部の目標停止位置を位置P2とP3との平均値である(P2+P3)/2に設定する。その後、制御部10は、上記の算出結果を基に、目標停止位置(P2+P3)/2でウインドウガラス33が停止するように、ウインドウガラス33の移動を制御する。
そして、制御部10は、ウインドウガラス33の上縁部が目標停止位置に到達した時点で、ウインドウガラス33の移動を停止させて制御を終了する。以上で、ウインドウガラス33による窓32の開動作が終了する。
第二実施形態によれば、制御部10は、検出部20であるレーザセンサ29が検出したユーザーの指先Fの位置および移動方向を基に、ユーザーが設定するウインドウガラス33の目標停止位置および移動方向を設定してウインドウガラス33の動作を制御するので、従来技術のように、ウインドウガラス33が目標停止位置に移動するまでの間、ユーザーがスイッチの操作を継続するという煩わしさがない。したがって、操作性に優れた窓開閉システム5とすることができる。
(第三実施形態)
続いて、第三実施形態に係る窓開閉システム5について説明する。
図8は、第三実施形態に係る窓開閉システム5の説明図である。
第一実施形態および第二実施形態の窓開閉システム5は、操作対象のウインドウガラスが運転席側ドア3のウインドウガラス33であった。
これに対して、図8に示すように、第三実施形態の窓開閉システム5は、操作対象のウインドウガラスが運転席側ドア3のウインドウガラス33に限定されない点で、各実施形態とは異なっている。なお、以下では、第一実施形態および第二実施形態と同様の構成部分については説明を省略する。
図8に示すように、被検出領域Sは、車両1の運転席側ドア3の窓32の枠34内に設けられているとともに、複数の領域S1〜S5(第一領域S1〜第五領域S5)に分けられている。なお、図8において、第一領域S1〜第五領域S5の各領域の境界を二点鎖線で図示している。
被検出領域Sは、車両前後方向に沿って略同一の幅を有する4つの領域(第一領域S1〜第四領域S4)と、第一領域S1〜第四領域S4の各領域の間にそれぞれ設けられた第五領域S5と、に分けられている。
第一領域S1は、ユーザーが例えば助手席側ドアのウインドウガラスを操作する際に、ユーザーの指先Fにより指示される領域となっている。検出部20は、第一領域S1において、ユーザーの指先Fにより指示された位置P1を、開閉時における助手席側ドアのウインドウガラスの目標停止位置Pとして検出する。
第二領域S2は、ユーザーが例えば運転席側ドア3のウインドウガラス33を操作する際に、ユーザーの指先Fにより指示される領域となっている。検出部20は、第二領域S2において、ユーザーの指先Fにより指示された位置P1を、開閉時における運転席側ドア3のウインドウガラス33の目標停止位置Pとして検出する。
第三領域S3は、ユーザーが例えば後部座席左側ドアのウインドウガラスを操作する際に、ユーザーの指先Fにより指示される領域となっている。検出部20は、第三領域S3において、ユーザーの指先Fにより指示された位置P1を、開閉時における後部座席左側ドアのウインドウガラスの目標停止位置Pとして検出する。
第四領域S4は、ユーザーが例えば後部座席右側ドアのウインドウガラスを操作する際に、ユーザーの指先Fにより指示される領域となっている。検出部20は、第四領域S4において、ユーザーの指先Fにより指示された位置P1を、開閉時における後部座席右側ドアのウインドウガラスの目標停止位置Pとして検出する。
第五領域S5は、第一領域S1〜第四領域S4の各領域の間において、上下方向に延びる帯状の領域となっている。第五領域S5の前後方向に沿う幅は、例えば3cm程度となっており、ユーザーの指先Fの幅よりも十分に広くなっている。
第五領域S5は、ユーザーが各ドアのウインドウガラスのいずれかを操作する際に、第一領域S1〜第四領域S4の境界において、誤操作を防止するために設けられた領域である。第五領域S5は、検出部20がユーザーの指先Fにより指示された位置P1を検出しない不感帯となっている。
図8に示すように、例えば第三領域S3においてユーザーが指先Fにより位置P1を指示したとする。このとき、検出部20は、各ドアのウインドウガラスのうち、第三領域S3に対応する後部座席左側ドアのウインドウガラスを操作対象として検出するとともに、ユーザーの指先Fにより指示された位置P1を、操作対象である後部座席左側ドアのウインドウガラスの目標停止位置Pとして検出する。
続いて、制御部10は、目標停止位置Pの情報を基に演算を行い、操作対象である後部座席左側ドアのウインドウガラスの移動方向や、移動距離、移動距離に対応したウインドウガラス駆動部15への駆動電圧の印加時間等を算出する。その後、制御部10は、上記の算出結果を基に、操作対象である後部座席左側ドアのウインドウガラスが目標停止位置Pで停止するように制御する。そして、制御部10は、操作対象である後部座席左側ドアのウインドウガラスが目標停止位置Pに到達した時点で、ウインドウガラスの移動を停止させて制御を終了する。以上で、操作対象である後部座席左側ドアのウインドウガラスによる後部座席左側ドアの窓の開動作が終了する。ユーザーは、第一領域S1〜第四領域S4の各領域において上記動作を行うことにより、第一領域S1〜第四領域S4の各領域に対応した各ドアのウインドウガラスの操作を行うことができる。
第三実施形態によれば、被検出領域Sが車両1の運転席側ドア3における窓32の枠34内に設けられ、検出部20が複数のドアのウインドウガラスのうち操作対象のウインドウガラスを検出するので、ユーザーは、被検出領域Sにおいて指先Fを移動するだけで、複数のドアのウインドウガラスのいずれかを所望に動作させることができる。したがって、操作性に優れた窓開閉システム5とすることができる。
また、検出部20は、被検出領域S内の第一領域S1〜第四領域S4におけるユーザーの指先Fの位置を検出して、操作対象のウインドウガラスを検出するので、ユーザーは、被検出領域S内における第一領域S1〜第四領域S4のいずれかの領域内で、指先Fを移動することにより、操作対象となるウインドウガラスを選定して容易に動作させることができる。したがって、操作性に優れた窓開閉システム5とすることができる。
なお、この発明の技術範囲は上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
図9は、他の実施形態に係る窓開閉システム5の説明図である。
図9に示すように、被検出領域Sを窓32の枠34内に設けた場合において、被検出領域Sには、ユーザーの指先F等の操作物を移動させたときの位置の目印となる位置ガイド40が設けられていてもよい。位置ガイド40は、例えば、車室内2に設けられた不図示の光源より照射されてウインドウガラス33に映し出された複数の光点Dである。なお、位置ガイド40は、ウインドウガラス33に映し出された光点Dに限定されることはなく、例えばウインドウガラス33に映し出された光線であってもよいし、ウインドウガラス33に映し出された映像等であってもよい。
この構成によれば、ユーザーは、位置ガイド40を目印として、指先F等の操作物を移動させることができるので、操作対象となるウインドウガラスを確実に目標停止位置で停止させたり、操作対象となるウインドウガラスを正確に選定したりすることができる。したがって、操作性に優れた窓開閉システム5とすることができる。
第一実施形態では、検出部20としてレーザ発生部21とレーザ受光部23とを有する位置検出センサを例に説明をし、第一実施形態の第一変形例では、検出部20としてカメラユニット26を例に説明をし、第一実施形態の第二変形例では、検出部20として操作パネル28を例に説明をし、第二実施形態では、検出部20として反射型のレーザセンサ29を例に説明をしたが、検出部20は上述の実施形態に限定されない。したがって、検出部20は、例えば光センサであってもよいし、超音波センサであってもよいし、ミリ波レーダであってもよい。
また、第一実施形態では、レーザ発生部21とレーザ受光部23とを有する位置検出センサを例に説明をしたが、例えば発光部としてのLED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)を有する、光を利用した位置検出センサであってもよい。
各実施形態および各変形例に係る窓開閉システム5において、ユーザー以外の同乗者による誤操作を防止するための誤操作防止機能を備えていてもよい。誤操作防止機能としては、例えば、ウインドウガラス駆動部15と電源とを電気的に接続および遮断可能なメカスイッチ等が好適である。この構成によれば、ユーザー以外の同乗者によるウインドウガラスの誤操作を防止できるので、安全性に優れた窓開閉システム5とすることができる。
各実施形態および各変形例では、被検出領域Sにおいてユーザーが操作する操作物として、ユーザーの指先Fを例に説明をしたが、操作物は、ユーザーの指先Fに限定されない。
また、各実施形態および各変形例では、被検出領域Sが、窓32の枠34の枠内であって、閉状態のウインドウガラス33よりも車室内2側の領域に設定されていたが、被検出領域Sは書く実施形態の領域に限定されない。したがって、例えば、被検出領域Sは、窓32の枠34の枠外における車室内2の領域であってもよい。
第一実施形態および第二実施形態では、運転席側ドア3のウインドウガラス33を上下方向に移動させて、運転席側ドア3の窓32を開閉するための窓開閉システム5について説明をしたが、窓開閉システム5の適用は運転席側ドア3の窓32の開閉に限定されない。したがって、例えば窓開閉システム5は、助手席側ドアや後部座席右側ドア、後部座席左側ドア等に設けられた窓32を開閉するためのシステムとして適用してもよいし、例えばいわゆるサンルーフに設けられたウインドウガラスを移動させてサンルーフを開閉するためのシステムとして適用してもよい。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1 車両
2 車室内
5 窓開閉システム
10 制御部(制御手段)
20 検出部(検出手段)
26 カメラユニット(撮像装置)
28 操作パネル
32 窓
33 ウインドウガラス
34 枠
34a 後方枠(枠)
34b 前方枠(枠)
34c 下方枠(枠)
40 位置ガイド
F 指先(操作物)
S 被検出領域

Claims (8)

  1. ウインドウガラスを移動させて車両の窓を開閉するための窓開閉システムであって、
    前記窓の開閉時において、操作者が設定する目標停止位置で前記ウインドウガラスが停止するように、前記ウインドウガラスの動作を制御し、
    車室内における被検出領域において、前記操作者が操作する操作物により指示された位置を前記目標停止位置として検出する検出手段と、
    前記目標停止位置で前記ウインドウガラスが停止するように、前記ウインドウガラスの動作を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする窓開閉システム。
  2. 請求項1に記載の窓開閉システムであって、
    前記検出手段は、前記窓の枠に設けられ、前記被検出領域における前記操作物の位置を検出するセンサを含むことを特徴とする窓開閉システム。
  3. 請求項1に記載の窓開閉システムであって、
    前記検出手段は、前記被検出領域を通過するレーザおよび前記被検出領域を撮像する撮像装置の少なくともいずれか一方を含むことを特徴とする窓開閉システム。
  4. 請求項1に記載の窓開閉システムであって、
    前記検出手段は、前記窓の枠において前記ウインドウガラスの移動方向に沿って設けられ、前記操作物の接触を検出可能な操作パネルを含むことを特徴とする窓開閉システム。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の窓開閉システムであって、
    前記ウインドウガラスは、前記車両が有する複数のドア用ウインドウガラスを含み、
    前記被検出領域は、前記車両の運転席側ドアにおける前記窓の枠内に設けられ、
    前記検出手段は、前記複数のドア用ウインドウガラスのうち操作対象の前記ウインドウガラスを検出するとともに、前記操作対象の前記ウインドウガラスの前記目標停止位置を検出し、
    前記制御手段は、前記操作対象の前記ウインドウガラスの動作を制御することを特徴とする窓開閉システム。
  6. 請求項5に記載の窓開閉システムであって、
    前記被検出領域は、前記複数のドア用ウインドウガラスに対応して複数の領域に分けられ、
    前記検出手段は、前記複数の領域における前記操作物の位置を検出して、前記操作対象の前記ウインドウガラスを検出することを特徴とする窓開閉システム。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の窓開閉システムであって、
    前記操作者以外の同乗者による誤操作を防止するための誤操作防止機能を備えたことを特徴とする窓開閉システム。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の窓開閉システムであって、
    前記被検出領域は、前記窓の枠内に設けられ、
    前記被検出領域には、前記操作物を移動させたときの位置の目印となる位置ガイドが設けられ、
    前記位置ガイドは、前記ウインドウガラスに映し出された光であることを特徴とする窓開閉システム。
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