JP7192553B2 - 車両のドア開閉装置 - Google Patents
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Description
上記課題を解決する車両のドア開閉装置は、車両の乗降口を開閉するドアを開閉駆動する駆動部と、前記駆動部の駆動を制御する制御部と、人の位置を検出する検出部と、を備え、前記制御部は、前記駆動部に駆動信号を送信する際に、前記検出部の検出結果に基づいて前記ドアの開閉速度が変更されるように、前記駆動部の駆動を制御することを要旨とする。
上記車両のドア開閉装置において、前記検出部は、前記車両の内部に配置され、前記人の位置として前記車両の乗員の位置を検出することが好ましい。
上記車両のドア開閉装置において、前記検出部は、空間認識可能な3次元カメラであることが好ましい。
上記車両のドア開閉装置において、前記制御部は、前記検出部により検出された前記人の位置が前記ドアと接触する領域にあった場合に、前記駆動部の駆動を停止することが好ましい。
図1に示すように、車両11の内部には、複数(本実施形態では6つ)の座席12が設けられている。すなわち、車両11の内部には、車幅方向Yに並ぶ左右一対の座席12が車両前後方向Xに3列になるように配置されている。最前列の右側の座席12は運転席であり、最前列の左側の座席12は助手席である。車両11における助手席の左側及び運転席の右側には、左フロントドア13及び右フロントドア14がそれぞれ設けられている。左フロントドア13及び右フロントドア14は、車両11の前側の左右の乗降口15をそれぞれ開閉する。左フロントドア13及び右フロントドア14は、いずれも手動式のヒンジドアによって構成されている。
図1及び図2に示すように、車両11は、車両11全体を統括的に制御する制御部32を備えている。制御部32は、ROM、RAM、不揮発性メモリーなどから構成された記憶部33を有している。記憶部33には、後述する図3に示すリアドア開閉処理用のプログラムや図4に示すリアドア作動処理用のプログラムを含む各種の制御プログラム及び各種情報(停止領域29L,29R、通常作動領域30L,30R、高速作動領域31などの位置情報)などが記憶される。
図4に示すように、リアドア作動処理ルーチンが実行されると、制御部32は、まず、3次元カメラ20により乗員Pが検出されたか否かを判定する(ステップ11)。ステップS11の判定結果が肯定判定である場合、制御部32は、ステップS11で3次元カメラ20により検出された乗員Pの体の少なくとも一部の位置が停止領域29Rにあるか否かを判定する(ステップS12)。ステップS12の判定結果が肯定判定である場合、制御部32は右リアドアモータ22の駆動を停止することによって右リアドア17を停止させ(ステップS13)、その後、リアドア作動処理ルーチンを終了する。
<全閉位置にある右リアドア17を開ける場合>
全閉位置にある右リアドア17を開ける場合には、まず、右リアドア操作部28を開操作する。このとき、乗員Pの体の少なくとも一部が右リアドア17と接触する領域である停止領域29Rにあった場合には、右リアドア17は作動せずに停止したままとなる。またこのとき、乗員Pの体の少なくとも一部が停止領域29Rになく且つ通常作動領域30Rにあった場合には、右リアドア17が全開位置に向かって通常速度で作動する。さらにこのとき、乗員Pの体の少なくとも一部が停止領域29Rにも通常作動領域30Rにもない場合、すなわち乗員Pの体全体が例えば高速作動領域31にある場合には、右リアドア17が全開位置に向かって通常速度よりも速い高速度で作動する。
全開位置にある右リアドア17を閉める場合には、まず、右リアドア操作部28を閉操作する。このとき、乗員Pの体の少なくとも一部が右リアドア17と接触する領域である停止領域29Rにあった場合には、右リアドア17は作動せずに停止したままとなる。またこのとき、乗員Pの体の少なくとも一部が停止領域29Rになく且つ通常作動領域30Rにあった場合には、右リアドア17が全閉位置に向かって通常速度で作動する。さらにこのとき、乗員Pの体の少なくとも一部が停止領域29Rにも通常作動領域30Rにもない場合、すなわち乗員Pの体全体が例えば高速作動領域31にある場合には、右リアドア17が全閉位置に向かって通常速度よりも速い高速度で作動する。
(1)車両11のドア開閉装置において、制御部32は、左リアドア操作部27及び右リアドア操作部28が操作された際に、3次元カメラ20により検出された乗員Pの体の位置が左リアドア16及び右リアドア17に対して近いときの方が遠いときよりも左リアドア16及び右リアドア17の開閉速度が遅くなるように、左リアドアモータ21及び右リアドアモータ22の駆動を制御する。この構成によれば、乗員Pが右リアドア17及び左リアドア16に近い位置(通常作動領域30R,30L)で右リアドア17及び左リアドア16の開閉によって驚くことを抑制したり、乗員Pが右リアドア17及び左リアドア16に近い位置で作動中の右リアドア17及び左リアドア16と接触した場合の衝撃値の低減に貢献したりすることができる。さらに、乗員Pの体が作動中の右リアドア17及び左リアドア16と接触するおそれのない位置(高速作動領域31)にあるときには、通常速度よりも速い高速度で右リアドア17及び左リアドア16が迅速に開閉される。したがって、乗員Pが車両11の乗降口18から降りるときなどにおいて、右リアドア17及び左リアドア16の使い勝手を向上することができる。
なお、上記実施形態は次のように変更してもよい。
・車両11のドア開閉装置は、検出部の一例としての3次元カメラ20を複数備えていてもよい。例えば、車両11の内部における右リアドア17側を撮像する位置及び左リアドア16側を撮像する位置にそれぞれ3次元カメラ20を配置することで、3次元カメラ20による乗員Pの位置の検出精度を向上することができる。
・右リアドア操作部28及び左リアドア操作部27は、リモコンキーやスマートキー(登録商標)にも設けられていてもよい。
・右リアドア17及び左リアドア16は、ヒンジドアによって構成してもよい。
・車両11のドア開閉装置は、右リアドア17及び左リアドア16を停止させたり高速度で作動させたりする際に、その旨を音声などで報知する報知機能を備えていてもよい。
Claims (3)
- 操作部と、
前記操作部が操作されることにより、車両の乗降口を開閉するドアを開閉駆動する駆動部と、
前記駆動部の駆動を制御する制御部と、
人の位置を検出する検出部と、
を備え、
前記検出部は、前記車両の内部に配置され、前記人の位置として前記車両の乗員の位置を検出し、
前記制御部は、前記駆動部に駆動信号を送信する際に、前記検出部により検出された前記人の位置が前記ドアに対して近いときの方が遠いときよりも前記ドアの開閉速度が遅くなるように、前記駆動部の駆動を制御することを特徴とする車両のドア開閉装置。 - 前記検出部は、空間認識可能な3次元カメラであることを特徴とする請求項1に記載の車両のドア開閉装置。
- 前記制御部は、前記検出部により検出された前記人の位置が前記ドアと接触する領域にあった場合に、前記駆動部の駆動を停止することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の車両のドア開閉装置。
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JP2019024458A JP7192553B2 (ja) | 2019-02-14 | 2019-02-14 | 車両のドア開閉装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019024458A JP7192553B2 (ja) | 2019-02-14 | 2019-02-14 | 車両のドア開閉装置 |
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JP2020131790A JP2020131790A (ja) | 2020-08-31 |
JP7192553B2 true JP7192553B2 (ja) | 2022-12-20 |
Family
ID=72277456
Family Applications (1)
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JP (1) | JP7192553B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004533964A (ja) | 2001-07-10 | 2004-11-11 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | 車両ドアの開放状態の光学的識別方法および装置 |
JP2011051711A (ja) | 2009-09-01 | 2011-03-17 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータ制御装置 |
JP2015209715A (ja) | 2014-04-28 | 2015-11-24 | 株式会社デンソー | 車両制御装置、車両制御システム |
JP2018105119A (ja) | 2018-03-26 | 2018-07-05 | 三菱自動車工業株式会社 | スライドドア開閉装置 |
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- 2019-02-14 JP JP2019024458A patent/JP7192553B2/ja active Active
Patent Citations (4)
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