JP2015031806A5 - - Google Patents
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Description
本発明は、たとえば、
交流電圧を生成する電圧生成手段と、
前記交流電圧が印加される複数の一次コイルと、負荷に接続される二次コイルとを有する変圧手段と、
前記複数の一次コイルを前記交流電圧に対して直列に接続するか並列に接続するかを切り替える切替手段と、を有し、
前記切替手段は、前記負荷に第1の電力を供給するときは前記複数の一次コイルを並列接続し、前記負荷に前記第1の電力よりも小さな第2の電力を供給するときは前記複数の一次コイルを直列接続し、
前記電圧生成手段は、前記負荷に前記第2の電力を供給するときは、前記複数の一次コイルに電流を流す期間を可変制御することを特徴とする電力供給装置を提供する。
交流電圧を生成する電圧生成手段と、
前記交流電圧が印加される複数の一次コイルと、負荷に接続される二次コイルとを有する変圧手段と、
前記複数の一次コイルを前記交流電圧に対して直列に接続するか並列に接続するかを切り替える切替手段と、を有し、
前記切替手段は、前記負荷に第1の電力を供給するときは前記複数の一次コイルを並列接続し、前記負荷に前記第1の電力よりも小さな第2の電力を供給するときは前記複数の一次コイルを直列接続し、
前記電圧生成手段は、前記負荷に前記第2の電力を供給するときは、前記複数の一次コイルに電流を流す期間を可変制御することを特徴とする電力供給装置を提供する。
シートSとトナー像を均一に加圧するために、定着フィルム41の内周側にはフィルムガイド46が設けられている。フィルムガイド46は、定着フィルム41に対して一定の圧力で当接している。フィルムガイド46は、定着ステー45と係合している。定着ステー45の長手方向の両端部は画像形成装置100のフレームによって保持されている。また、定着ステー45の長手方向の両端部は、不図示の加圧バネにより加圧されている。これにより、フィルムガイド46は定着フィルム41を加圧ローラ42に対して加圧する。定着フィルム41は、定着フランジ43とフィルム保持部材44とによって保持されている。定着フィルム41の内周面は定着フランジ43およびフィルム保持部材44と摺動しながら、加圧ローラ42の回転に伴って従動回転する。加圧ローラ42は不図示の駆動モータにより駆動される。定着フランジ43およびフィルム保持部材44は、定着ステー45によって支持されている。
定着フィルム41に非接触で電力を供給するためにトランスが用いられている。定着フィルム41の内周面のうち、フィルム保持部材44の位置よりもさらに左側に二次コイルである受電コイル48が固定されている。受電コイル48は、定着フィルム41と一体で回転する。受電コイル48は定着フィルム41の内部に設けられた発熱層61に接続しており、受電コイル48から供給された電力によって発熱層61が発熱する。発熱層61は、発熱抵抗体であるが、必ずしも層状の発熱部材である必要はなく、コイル状の発熱部材など、他の形態の発熱部材であってもよい。定着フィルム41は定着部材や発熱フィルムと呼ばれてもよい。このように、送電コイル47と受電コイル48との間に空隙が存在するよう送電コイル47と受電コイル48とが配置されている。また、送電コイル47は固定設置され、受電コイル48は負荷である発熱層61と一体に回転する。
10.デューティ比が25%のときに消費される電力
比較のため、並列接続形式でかつPWM方式の場合にデューティ比が25%で、負荷6に供給されている電力が300Wである時も同様に消費電力を算出する。デューティ比が25%に設定されているときの一次コイルC1には図5(C)に示したような電流I1が流れる。電流I1の平均値は6.7Aである。FETのオン抵抗を50mΩとすると電力は式7より2.2Wと算出される。直列に接続された2つのFETで消費される電力は4.5Wである。このときに負荷6に供給されている電力は300Wであるため、その1.5%がFETで損失される。図5(C)に示した例では電力伝送効率が98.3%である。上述したようにデューティ比が100%である並列接続形式では電力伝送効率が98.1%であったから、並列接続形式ではデューティ比が変わっても電力伝送効率はほとんど変わらない。よってPWM方式では直列接続形式のような電力伝送効率の向上は期待できない。
比較のため、並列接続形式でかつPWM方式の場合にデューティ比が25%で、負荷6に供給されている電力が300Wである時も同様に消費電力を算出する。デューティ比が25%に設定されているときの一次コイルC1には図5(C)に示したような電流I1が流れる。電流I1の平均値は6.7Aである。FETのオン抵抗を50mΩとすると電力は式7より2.2Wと算出される。直列に接続された2つのFETで消費される電力は4.5Wである。このときに負荷6に供給されている電力は300Wであるため、その1.5%がFETで損失される。図5(C)に示した例では電力伝送効率が98.3%である。上述したようにデューティ比が100%である並列接続形式では電力伝送効率が98.1%であったから、並列接続形式ではデューティ比が変わっても電力伝送効率はほとんど変わらない。よってPWM方式では直列接続形式のような電力伝送効率の向上は期待できない。
Claims (13)
- 交流電圧を生成する電圧生成手段と、
前記交流電圧が印加される複数の一次コイルと、負荷に接続される二次コイルとを有する変圧手段と、
前記複数の一次コイルを前記交流電圧に対して直列に接続するか並列に接続するかを切り替える切替手段と、を有し、
前記切替手段は、前記負荷に第1の電力を供給するときは前記複数の一次コイルを並列接続し、前記負荷に前記第1の電力よりも小さな第2の電力を供給するときは前記複数の一次コイルを直列接続し、
前記電圧生成手段は、前記負荷に前記第2の電力を供給するときは、前記複数の一次コイルに電流を流す期間を可変制御することを特徴とする電力供給装置。 - 前記電圧生成手段は、
4つのトランジスタを有するフルブリッジ回路と、
前記4つのトランジスタをスイッチングする駆動信号を生成し、前記交流電圧のデューティ比を制御する制御回路と
を有するインバータ回路であることを特徴とする請求項1に記載の電力供給装置。 - 前記負荷の温度を検知する温度検知手段をさらに有し、
前記切替手段は、前記温度検知手段により検知された温度に応じて前記複数の一次コイルを並列接続に切り替えて前記負荷に前記第1の電力を供給するか、または直列接続に切り替えて前記負荷に前記第2の電力を供給することを特徴とする請求項2に記載の電力供給装置。 - 前記切替手段は、前記温度検知手段により検知された温度を目標温度に立ち上げるときは前記複数の一次コイルを並列接続し、前記温度検知手段により検知された温度が前記目標温度に立ち上がった後は前記複数の一次コイルを直列接続することを特徴とする請求項3に記載の電力供給装置。
- 前記制御回路は、前記温度検知手段により検知された温度を前記目標温度に立ち上げるときは前記デューティ比を所定値に維持し、前記温度検知手段により検知された温度が前記目標温度に立ち上がった後は前記デューティ比を前記所定値以下の範囲で可変制御して、前記負荷の温度を前記目標温度に維持することを特徴とする請求項4に記載の電力供給装置。
- 所定の時間が経過したかどうかを判定する判定手段をさらに有し、
前記切替手段は、前記所定の時間が経過していなければ前記複数の一次コイルを並列接続して前記負荷に前記第1の電力を供給し、前記所定の時間が経過すると前記複数の一次コイルを直列接続して前記負荷に前記第2の電力を供給することを特徴とする請求項3に記載の電力供給装置。 - 前記電圧生成手段は、前記複数の一次コイルに流れた電流が飽和する時間より短い時間で前記複数の一次コイルに流れる電流の向きを反転するように前記交流電圧を生成することを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の電力供給装置。
- 前記複数の一次コイルと前記二次コイルとの間に空隙が存在するよう前記複数の一次コイルと前記二次コイルとが配置され、
前記複数の一次コイルは固定設置され、前記二次コイルは前記負荷と一体に回転することを特徴の請求項1ないし7のいずれか1項に記載の電力供給装置。 - 前記電力供給装置は、画像形成装置の定着装置へ電力を供給する装置であることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の電力供給装置。
- 前記負荷は、発熱抵抗体であることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一項に記載の電力供給装置。
- 発熱層を有する筒形状の定着フィルムと、
前記定着フィルムとともに回転し、前記発熱層に接続された受電コイルと、
前記受電コイルに誘導電流を流すための磁束を発生する複数の送電コイルと、
前記複数の送電コイルに印加される交流電圧を生成する電圧生成手段と、
前記複数の送電コイルを前記交流電圧に対して直列に接続するか並列に接続するかを切り替える切替手段と
を有することを特徴とする定着装置。 - トナー画像をシート上に形成する画像形成手段と、
前記トナー画像を前記シート上に定着させる定着手段と、
前記定着手段の発熱層に接続された受電コイルと、
前記受電コイルに誘導電流を流すための磁束を発生する複数の送電コイルと、
前記複数の送電コイルに印加される交流電圧を生成する電圧生成手段と、
前記複数の送電コイルを前記交流電圧に対して直列に接続するか並列に接続するかを切り替える切替手段と
を有することを特徴とする画像形成装置。 - 交流電圧を生成する電圧生成手段と、
前記交流電圧が印加される複数の一次コイルと、負荷に接続される二次コイルとを有する変圧手段と、
前記複数の一次コイルを前記交流電圧に対して直列に接続するか並列に接続するかを切り替える切替手段と
を有することを特徴とする電力供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013160794A JP2015031806A (ja) | 2013-08-01 | 2013-08-01 | 電力供給装置およびそれを用いた画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013160794A JP2015031806A (ja) | 2013-08-01 | 2013-08-01 | 電力供給装置およびそれを用いた画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015031806A JP2015031806A (ja) | 2015-02-16 |
JP2015031806A5 true JP2015031806A5 (ja) | 2016-09-15 |
Family
ID=52517170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013160794A Pending JP2015031806A (ja) | 2013-08-01 | 2013-08-01 | 電力供給装置およびそれを用いた画像形成装置 |
Country Status (1)
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JPH0992481A (ja) * | 1995-09-26 | 1997-04-04 | Matsushita Electric Works Ltd | 放電灯点灯装置 |
JP2000105518A (ja) * | 1998-09-29 | 2000-04-11 | Ricoh Co Ltd | 誘導加熱型定着装置 |
JP2002123113A (ja) * | 2000-10-17 | 2002-04-26 | Canon Inc | 定着装置及びこの定着装置を備える画像形成装置 |
JP2005258317A (ja) * | 2004-03-15 | 2005-09-22 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2008129501A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Canon Inc | 加熱体、及び加熱装置 |
JP2009093961A (ja) * | 2007-10-10 | 2009-04-30 | Harison Toshiba Lighting Corp | ヒータ制御装置及びヒータ制御方法 |
JP5027708B2 (ja) * | 2008-03-25 | 2012-09-19 | パナソニック株式会社 | 電気錠システム |
JP5417907B2 (ja) * | 2009-03-09 | 2014-02-19 | セイコーエプソン株式会社 | 送電制御装置、送電装置、受電制御装置、受電装置、電子機器および無接点電力伝送システム |
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2013
- 2013-08-01 JP JP2013160794A patent/JP2015031806A/ja active Pending
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