JP2015031748A - 画像形成装置 - Google Patents

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Yuki Tarui
勇樹 樽井
勝裕 吉内
Katsuhiro Yoshiuchi
勝裕 吉内
河本 益雄
Masuo Kawamoto
益雄 河本
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Abstract

【課題】画像形成処理が施された用紙に後処理を施す後処理装置200が連結される連結面10aを有する画像形成装置本体10と、該連結面10aに形成され、画像形成装置本体10内の空気を該装置本体10外に排出するための排気口10hとを備えた画像形成装置100において、安価な構成により当該装置100の汎用性を確保しながら、後処理装置200によって上記排気口10hが閉塞されるのを防止する。【解決手段】上記連結面10aに取り付けられ、上記後処理装置200を上記画像形成装置本体10に連結するための連結部材80をさらに備え、上記連結部材80は、上記連結面10aに形成された上記排気口10hを上記画像形成装置本体10の外方側から覆うように配置されていて、該連結部材80における該連結面10a側の面80fと該連結面10aとによって、上記排気口10hより排出される空気の排出流路11を形成する。【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
従来より、画像形成装置本体内に画像形成部等で発生した熱が籠もるのを防止するべく、該装置本体の側面に排気口を形成するようにした画像形成装置は知られている。上記画像形成装置本体には、画像形成処理後の用紙に後処理を施すための後処理装置が連結される場合がある。この場合、後処理装置によって排気口が閉塞されると、排気口による廃熱効果が失われるという問題がある。この問題を解決するべく、例えば特許文献1に示すものでは、上記排気口から排出される空気を逃がすための排出流路を後処理装置に貫通形成するようにしている。この排出流路は、後処理装置を画像形成装置本体に連結することで上記排気口に接続されるようになっている。したがって、画像形成装置本体に後処理装置を連結したとしても、後処理装置によって排気口が閉塞されることはない。
特開2006−126560号公報
しかしながら、上記特許文献1に示すものでは、後処理装置に排出流路を貫通形成する必要があるため、その分だけ後処理装置が大型化し、延いてはコスト増加を招くという問題がある。また、画像形成装置本体に連結可能な後処理装置が、排出流路を有するものに限定されてしまう。このため、画像形成装置の汎用性を高めるという観点で改良の余地がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、安価な構成により画像形成装置の汎用性を確保しながら、後処理装置によって画像形成装置本体に形成された排気口が閉塞されるのを防止することにある。
本発明に係る画像形成装置は、画像形成処理が施された用紙に後処理を施す後処理装置が連結される連結面を有する画像形成装置本体と、上記連結面に形成され、上記画像形成装置本体内の空気を該装置本体外に排出するための排気口と、を備えている。そして、上記連結面に取り付けられ、上記後処理装置を上記画像形成装置本体に連結するための連結部材をさらに備え、上記連結部材は、上記連結面に形成された上記排気口を上記画像形成装置本体の外方側から覆うように配置されていて、該連結部材における該連結面側の面と該連結面とによって、上記排気口より排出される空気の排出流路を形成するように構成されている。
この構成によれば、画像形成装置本体における後処理装置が連結される連結面と、画像形成装置本体に後処理装置を連結するための連結部材の上記連結面側の面とによって排出流路が形成される。したがって、画像形成装置本体の連結面に後処理装置が連結された場合でも、連結部材と画像形成装置本体の連結面とで形成される上記排出流路を介して、排気口からの排出空気を画像形成装置本体外に逃がすことができる。よって、画像形成装置本体内に機器類から発生した熱が籠もるのを防止することができる。
しかも、上記構成によれば、後処理装置を画像形成装置本体に連結するための連結部材を利用して排出流路を形成することができる。したがって、排出流路を形成するための専用部材を新たなに設けることなく、排出流路を安価に形成することができる。また、画像形成装置本体に連結可能な後処理装置が、排出流路を有するものに限定されないので、画像形成装置の汎用性を確保することができる。
上記画像形成装置本体の連結面には、該装置本体内に空気を取り込むための吸気口がさらに形成され、上記連結部材は、上記連結面に垂直な方向から見て、上記排出流路が上記吸気口を通らないように形成されていることが好ましい。
この構成によれば、画像形成装置本体の連結面に形成された吸気口から装置本体内に取り込まれた空気によって、装置本体内の機器類が冷却される。機器類を冷却した後の空気は、排気口から排出流路を通って装置本体外に逃がされる。この排出流路は、連結面に垂直な方向から見て吸気口を通らないように形成されているので、排気口から排出された空気が再び吸気口から装置本体内に流入して機器類の冷却を妨げるのを防止することができる。
また、吸気口及び排気口が共に画像形成装置本体の後処理装置との連結面に形成されているので、後処理装置によって吸気口及び排気口を隠すことができる。よって、画像形成装置本体に吸気口及び排気口を設けることにより外観意匠が損なわれることもない。
上記排出流路は、上記排気口から排出された空気を、上記画像形成装置本体と上記後処理装置との間の空間の外側に導くように形成されていることが好ましい。
この構成によれば、排気口から排出された空気が、画像形成装置本体と後処理装置との間の空間に滞留して、排気口から装置本体内に逆流するのを防止することができる。
上記連結部材は、上記画像形成装置本体の連結面から該装置本体の外方に突出する一対の側壁部と、該一対の側壁部の突出側の端部同士を連結する連結壁部とを有する断面コ字状部材からなり、上記後処理装置における上記画像形成装置本体との連結面には、後処理側係合部が設けられ、上記連結部材の連結壁部には、上記後処理側係合部に係合する本体側係合部が設けられており、上記連結部材は、その連結壁部に形成された上記本体側係合部に上記後処理側係合部が係合することにより、上記後処理装置を上記画像形成装置本体に連結するように構成されていることが好ましい。
この構成によれば、断面コ字状に形成された連結部材が、画像形成装置本体の連結面の強度を高める補強リブとして機能する。よって、連結面に排気口を形成することによりその面剛性が低下するのを防止することができる。
本発明によれば、安価な構成により画像形成装置の汎用性を確保しながら、後処理装置によって画像形成装置本体の排気口が閉塞されるのを防止することができる。
図1は、実施形態における画像形成装置に後処理装置を連結した状態を示す、装置前側から見た概略の断面図である。 図2は、画像形成装置を装置左側から見た側面図である。 図3は、後処理装置を装置右側から見た側面図である。 図4は、連結部材及びその支持部材を示す斜視図である。 図5は、画像形成装置と後処理装置との連結部を示す装置前側から見た断面図である。 図6は、実施形態2を示す図2相当図である。 図7は、実施形態2を示す図4相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
《実施形態1》
図1は、本実施形態における画像形成装置100に後処理装置200を連結した状態を示している。
この画像形成装置100は、画像形成装置本体10と該画像形成装置本体10の下部に引き出し可能に装着された3つの給紙カセット20とを有している。各給紙カセット20内には、印刷用の用紙が収容されている。尚、以下の説明において、「前側」、「後側」はそれぞれ、画像形成装置本体の前側、後側(図1の紙面垂直方向の手前側、奥側)を意味し、「左側」、「右側」はそれぞれ、画像形成装置本体の前側から見て「左側」、「右側」(図1の左側、右側)を意味する。
画像形成装置本体10は、原稿セット部30、原稿読取部40、画像形成部50を有している。画像形成装置本体10は、原稿セット部30を除く全体が矩形箱状の筐体カバー15によって覆われている。筐体カバー15の下面には移動用のキャスター12が取付けられている。
原稿セット部30は、画像形成装置本体10の上面の開口に嵌め込まれたコンタクトガラス(図示省略)と、コンタクトガラスの上面を開閉自在に覆う原稿押さえカバー31とを有している。
原稿読取部40は、画像形成装置本体10の上部に収容されている。原稿読取部40は、レンズやミラー等の光学系(図示省略)を有している。原稿読取部40は、この光学系によって、上記コンタクトガラス上にセットされた原稿の画像を読み取る。原稿読取部40により読み取った原稿画像データは、不図示のデータ記憶部に記憶される。
画像形成部50は、上記データ記憶部に記憶された原稿画像データや外部端末から受信した画像データに応じたレーザー光を、露光装置53より感光体ドラム51の表面に照射して静電潜像を形成する。次いで、画像形成部50は、感光体ドラム51の表面に形成した静電潜像を現像器54によりトナー像として現像する。そして、画像形成部50は、給紙カセット20から給紙ローラー対71により搬送された用紙を、感光体ドラム51と転写ローラー56とで挟持搬送することにより、当該用紙にトナー像を転写させる。画像形成部50は、トナー像が転写された用紙を定着ローラー57及び加圧ローラー58間で加圧することにより、当該用紙にトナー像を定着させる。そうして、画像形成部50における画像形成処理が終了する。尚、図中の符号52は、感光体ドラム51の表面を露光前に帯電させる帯電器であり、符号55は、感光体ドラム51の表面の残留トナーを除去するためのクリーニング装置である。
画像形成部50にて画像形成処理が施された用紙は、排出ローラー対72によって排紙口10fから画像形成装置本体10外に排出されて後処理装置200に供給される。
図2に示すように、上記排紙口10fは、画像形成装置本体10における後処理装置200が装着される連結面10aに形成されている。上記連結面10aにはさらに、画像形成装置本体10内に冷却用の空気を取り込むための吸気口10gと、取り込んだ空気を排出するための排気口10hとが形成されている。
吸気口10gは、矩形状をなしていて、連結面10aの下端部における前後方向の中央部に形成されている。吸気口10gは、ルーバー74によって装置外方側から覆われている。吸気口10gの装置内方側には吸気ファン75(図1参照)が設けられている。排気口10hは、連結面10aにおける排紙口10fの下側近傍に形成されている。排気口10hは、連結面10aにおける前後方向の中央部に形成されている。すなわち、排気口10hは吸気口10gの上側に形成されている。排気口10hは、ルーバー76によって装置外方側から覆われている。そして、ファン75が駆動されると、装置本体10外の空気が吸気口10gから装置本体10内に流入して画像形成部50及びその周囲を冷却した後、排気口10hから装置本体10外に排出されるようになっている(図1の白抜き矢印参照)。尚、空気流による冷却対象は画像形成部50に限ったものではなく、例えば、画像形成部50の外部に配置されたコントローラーや電源基板等であってもよい。
連結面10aにおける排紙口10fの下側には、後処理装置200を画像形成装置本体10に連結するための本体側連結部材80が取り付けられている。本体側連結部材80は、排気口10を覆うように配置されている。本体側連結部材80は、支持部材82によって前後方向にスライド可能に支持されている。本体側連結部材80及び支持部材82の詳細については後述する。
上記後処理装置200は、上記画像形成装置本体10の連結面10aに本体側連結部材80及び後処理側連結部材215を介して着脱可能に連結されている。後処理装置200は、画像形成装置本体10にて画像形成処理が施された用紙に対し、ステープラー処理やソート処理等の後処理を行うように構成されている。後処理装置200は、全体が箱状の筐体カバー205によって覆われている。筐体カバー205の下面には移動用のキャスター211が取付けられている。後処理装置200の内部には、上記後処理を行うための後処理機構212が収容されている。
図3に示すように、後処理装置200における画像形成装置100との連結面200aには、画像形成装置本体10から排出された用紙を受け入れる用紙受入口200fが形成されている。用紙受入口200fから後処理装置200内に進入した用紙は、複数の搬送ローラー対210によって後処理機構212へと導かれる(図1参照)。そして、後処理機構212にて後処理が施された用紙は、不図示の排出ローラー対によって排紙トレイ213に排出される。後処理装置200の連結面200aにおける上下方向の中間部には、後処理装置200を画像形成装置本体10に連結するための後処理側連結部材215が固定されている。
次に、図4及び図5参照して、本体側連結部材80及びその支持部材82の詳細について説明する。
上記本体側連結部材80は、後処理装置200を画像形成装置本体10に連結する連結部材としての機能と、排気口10hから排出された空気の排出流路11を形成する流路形成部材としての機能とを有している。
具体的には、本体側連結部材80は、前後方向に延びる断面コ字状部材により構成されている。本体側連結部材80は、画像形成装置本体10の連結面10aに形成された排気口10hを該装置本体10の外方側から覆うように配置されている。そして、本体側連結部材80における連結面10a側の面80f(図5参照)と、画像形成装置本体10の連結面10aとによって排出流路11が形成されている。排出流路11は、連結面10aに垂直な方向から見て、画像形成装置本体10の前後方向の全体に亘って形成されている(図2参照)。排出流路11は、連結面10aに垂直な方向から見て、排気口10hを通る一方、吸気口10gを通らないように形成されている。排出流路11は、ルーバー76を介して排気口10hに連通している。
本体側連結部材80は、上下一対の側壁部80aと該両壁部80aを連結する連結壁部80bとを有している。一対の側壁部80aは、画像形成装置本体10の連結面10aから該装置本体の外方に向かって水平に突出している(図5参照)。一対の側壁部80aの突出側の端部は上記連結壁部80bによって連結されている。連結壁部80bは、画像形成装置本体10の連結面10aに対して平行に延びている。連結壁部80bの後処理装置200側の面には、前後方向に間隔を空けて並ぶ一対の係合ピン81が突設されている。係合ピン81の先端部の周面には、全周に亘って溝部81fが形成されている。係合ピン81は、後処理側係合部としての係合孔216(後述する)に係合する本体側係合部を構成している。連結壁部80bの前側端部には、後処理装置200側に向かってコ字状に折れ曲がる持手部80c(図4参照)が形成されている。
上記本体側連結部材80は、上記支持部材82によって、画像形成装置本体10の連結面10aに対して前後方向にスライド可能に支持されている。支持部材82は、本体側連結部材82を装置外方側から覆う断面コ字状部材からなる。すなわち、支持部材82は、本体側連結部材80の側壁部80aをガイドする一対の水平板部82aと、両水平板部82a同士を連結する垂直板部82bとを有している。垂直板部82bは、本体側連結部材80の連結壁部80bに当接している。垂直板部82bには、前後方向に延びる開口部82fが形成されている。この開口部82fは、本体側連結部材80を前後方向にスライドさせたときに係合ピン81と垂直板部82bとが干渉するのを防止する機能を有している。
図3及び図5を参照して、上記後処理側連結部材215は、プレート部215aと、断面L字状をなす上下一対のL字部215bとを有している。プレート部215aは、後処理装置200の連結面200aに対して平行に配置されていると共に前後方向に延設されている。プレート部215aの上端部及び下端部は、一対のL字部215bを介して後処理装置200の連結面200aに固定されている。プレート部215aの前後方向の両端部にはそれぞれ係合孔216が形成されている。係合孔216は、大径孔部216aと小径孔部216bとを組み合わせてなる瓢箪型をなしている。小径孔部216bの軸径は、係合ピン81の最小軸径d1(溝部81fが形成された部分の軸径)よりもやや大きく、係合ピン81の最大軸径d2よりも小さい。大径孔部216aの軸径は、係合ピン81の最大軸径d2よりも大きい。
図5を参照して、後処理装置200を画像形成装置本体10の連結面10aに連結する手順を説明する。先ず最初に、後処理装置200を画像形成装置本体10の左側に離間して配置する。そして、後処理側連結部材215の大径孔部216a(図3にのみ示す)の軸心位置が、本体側連結部材80の係合ピン81の軸心位置に一致するように後処理装置200の位置を調整する。そうして後処理装置200の位置調整を行った後、後処理装置200を左側から右側に向かって移動させて画像形成装置本体10に近づける。そして、大径孔部216aが係合ピン81の溝部81fに差し掛かったところで、本体側連結部材80を前側から後側に向かってスライドさせる(図5の紙面手前側から奥側)。そうすると、係合ピン81の溝部81fが、後処理側連結部材215の小径孔部216bの周縁部に係合する。こうして、後処理装置200が本体側連結部材80及び後処理側連結部材215を介して画像形成装置本体10に連結される。
以上説明したように、上記実施形態1では、装置本体10の連結面10aと、本体側連結部材80の該連結面10a側の面10fとによって排出流路11が形成されている。したがって、画像形成装置本体10に後処理装置200を連結した場合に、排気口10hが後処理装置200によって閉塞されることもない。よって、画像形成装置本体10内に画像形成部50にて発生した熱が籠もるのを確実に防止することができる。
しかも、上記実施形態1では、本体側連結部材80を利用して排出流路11を形成するようにしている。したがって、排出流路11を形成するための専用部材を新たなに設ける必要もない。よって、排出流路11を安価に形成することができる。また、画像形成装置本体10に連結可能な後処理装置200が、排出流路を有するものに限定されないので、画像形成装置100の汎用性を確保することができる。
また上記実施形態1では、本体側連結部材80は、連結面10aに垂直な方向から見て、上記排出流路11が吸気口10gを通らないように形成されている。したがって、排気口10hから排出された空気が再び吸気口10gから装置本体10内に流入して画像形成部50の冷却を妨げるのを防止することができる。
また上記実施形態1では、上記排出流路11は、連結面10aに垂直な方向から見て、画像形成装置本体10の前後方向の全体に亘って形成されている(図2参照)。したがって、排気口10hから排出された空気は、図2の白抜き矢印で示すように、排出流路11を通って画像形成装置本体10と後処理装置200との間の空間の外側に排出される。
したがって、排気口10hから排出された空気が、画像形成装置本体10と後処理装置200との間の空間に滞留して、該排気口10hから装置本体10内に逆流するのを防止することができる。
また上記実施形態1では、断面コ字状に形成された本体側連結部材80が、画像形成装置本体10の連結面10aの強度を高める補強リブとして機能する。よって、連結面10aに排気口10h及び吸気口10gを形成することによりその面剛性が低下するのを防止することができる。
《実施形態2》
図6及び図7は、実施形態2を示している。この実施形態2は、吸気口10g及び排気口10hの位置、及び本体側連結部材80の構成が上記実施形態1とは異なっている。尚、以下の実施形態では、図2及び図3と同じ部分については同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
すなわち、本実施形態では、吸気口10g及び排気口10hは、前後方向に並んで配置されている。吸気口10g及び排気口10hは、装置本体10内における画像形成部50が収容された部分に連通している。
本体側連結部材80の連結面10a側の面80fと、該連結面10aとによって形成される空間は、遮断壁部80dによって前後に区間されている。前側の空間は排気口10hに連通していて、排出流路11を形成している。一方、後側の空間は、吸気口10gに連通していて、装置本体10内に外部の空気を取り込むための吸入流路13を形成している。遮断壁部80dは、本実施形態では、連結面10aに対して垂直に形成されている。
以上説明したように上記実施形態2では、本体側連結部材80における連結面10a側の面80fと該連結面10aとによって排出流路11が形成されている。よって、上記実施形態1と同様の作用効果を得ることができる。
また、上記実施形態2では、吸気口10gに連通する吸入流路13と、排気口10hに連通する排出流路11とが遮断壁部80dによって区画されている。したがって、排出流路11から排出された空気が再び吸気口10gから装置本体10内に流入して画像形成部50の冷却を妨げるのを防止することができる。
《他の実施形態》
上記各実施形態では、上記画像形成装置100は電子写真方式のプリンターよって構成されているが、これに限ったものではなく、例えば、インクジェット方式のプリンターによって構成されていてもよい。
上記各実施形態では、上記本体側連結部材80は断面コ字状に形成されているが、これに限ったものではなく、例えば断面台形状や断面半円形状に形成されていてもよい。
上記各実施形態では、上記本体側連結部材80は、支持部材82によって、連結面10aに対して前後方向にスライド可能に支持されているが、これに限ったものではなく、例えば、支持部材82を廃止して、本体側連結部材80を連結面10aに固定するようにしてもよい。
上記各実施形態では、吸気口10g付近に吸気ファン75を配置するようにしているが、これに限ったものではなく、例えば、装置本体10内の空気を装置本体10外に排出するための排気ファンを排気口10h付近に配置するようにしてもよい。また、吸気ファン75や排気ファンは必ずしも必要ではなく、画像形成装置本体10に吸気口10gや排気口10hを形成しておくだけでもよい。
また、上記各実施形態では、画像形成装置本体10に排気口10hの他に吸気口10gを形成するようにしているが、吸気口10gは必ずしも必要ではない。
以上説明したように、本発明は、後処理装置が連結される連結面を有する画像形成装置本体を備えた画像形成装置に有用であり、特に、後処理装置を画像形成装置本体に連結するための連結部材を備えた画像形成装置に有用である。
10 画像形成装置本体
10a 連結面
10g 吸気口
10h 排気口
11 排出流路
80 本体側連結部材(連結部材)
80a 側壁部
80b 連結壁部
80f 連結部材の連結面側の面
81 係合ピン(本体側係合部)
100 画像形成装置
200 後処理装置
200a 後処理装置における画像形成装置本体との連結面
216 係合孔(後処理側係合部)

Claims (4)

  1. 画像形成処理が施された用紙に後処理を施す後処理装置が連結される連結面を有する画像形成装置本体と、上記連結面に形成され、上記画像形成装置本体内の空気を該装置本体外に排出するための排気口と、を備えた画像形成装置であって、
    上記連結面に取り付けられ、上記後処理装置を上記画像形成装置本体に連結するための連結部材をさらに備え、
    上記連結部材は、上記連結面に形成された上記排気口を上記画像形成装置本体の外方側から覆うように配置されていて、該連結部材における該連結面側の面と該連結面とによって、上記排気口より排出される空気の排出流路を形成するように構成されている、画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記画像形成装置本体の連結面には、該装置本体内に空気を取り込むための吸気口がさらに形成され、
    上記連結部材は、上記連結面に垂直な方向から見て、上記排出流路が上記吸気口を通らないように形成されている、画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
    上記排出流路は、上記排気口から排出された空気を、上記画像形成装置本体と上記後処理装置との間の空間の外側に導くように形成されている、画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    上記連結部材は、上記画像形成装置本体の連結面から該装置本体の外方に突出する一対の側壁部と、該一対の側壁部の突出側の端部同士を連結する連結壁部とを有する断面コ字状部材からなり、
    上記後処理装置における上記画像形成装置本体との連結面には、後処理側係合部が設けられ、
    上記連結部材の連結壁部には、上記後処理側係合部に係合する本体側係合部が設けられており、
    上記連結部材は、その連結壁部に形成された上記本体側係合部に上記後処理側係合部が係合することにより、上記後処理装置を上記画像形成装置本体に連結するように構成されている、画像形成装置。
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JP2017185781A (ja) * 2016-04-04 2017-10-12 セイコーエプソン株式会社 記録システム

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