JP2019139167A - 画像形成装置 - Google Patents

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尚樹 水谷
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Abstract

【課題】廃トナー容器が装着される第1装着部と、予備の廃トナー容器が装着される第2装着部とを備えた画像形成装置において、第1装着部に装着された廃トナー容器の交換作業を行う前に、予備の廃トナー容器が意図せずに取り外されて装置本体外に持ち出されるのを回避しようとすることにある。【解決手段】画像形成装置は、第2装着部に装着された予備の廃トナー容器30Bを取外し不能に拘束する拘束部材61と、第1装着部に装着された廃トナー容器30Aが取外されると拘束部材61による予備の廃トナー容器30Bの拘束を解除する解除手段(60)と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、廃トナー容器が装着される第1装着部と、予備の廃トナー容器が装着される第2装着部とを備えた画像形成装置に関する。
一般に、電子写真方式の画像形成装置では、感光体ドラム(画像形成部の一部)の表面に付着した残トナーはクリーニング装置により除去されてトナー排出部より排出される(例えば、特許文献1参照)。トナー排出部には、排出されたトナーを貯留する廃トナー容器が対向配置されている。
廃トナー容器は、画像形成装置本体内に設けられた装着部に着脱可能に装着される。画像形成装置本体内には、上記装着部とは別に、予備の廃トナー容器が装着される予備装着部が設けられている。
画像形成装置本体の側面には、開閉可能なカバー部材が設けられている。このカバー部材を開放すると、上記装着部に装着された廃トナー容器と、上記予備装着部に装着された予備の廃トナー回収容器とが装置本体の外部に露出する。
特開2014−202930号公報
しかしながら、特許文献1に示す画像形成装置では、予備装着部(第2装着部)に装着された予備の廃トナー容器を簡単に取り外することできるので盗難等が発生し易い。このため、装着部(第1装着部)に装着された廃トナー容器が満杯になりその交換を行う際に、予備の廃トナー容器が装置本体外に持ち出されて無くなっているという事態が生じ得る。この場合、作業者は、交換用の廃トナー容器を装置本体外の在庫から探し出して装着部に装着する必要がある。したがって、廃トナー容器の交換作業を迅速化する観点から改良の余地がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、廃トナー容器が装着される第1装着部と、予備の廃トナー容器が装着される第2装着部とを備えた画像形成装置において、第1装着部に装着された廃トナー容器の交換作業を行う前に、予備の廃トナー容器が意図せずに取り外されて装置本体外に持ち出されるのを回避しようとすることにある。
本発明に係る画像形成装置は、画像形成装置本体内の画像形成部から排出される廃トナーを貯留する廃トナー容器が着脱可能に装着される第1装着部と、上記廃トナー容器と同じ構成の予備の廃トナー容器が着脱可能に装着される第2装着部とを備えている。
そして、上記第2装着部に装着された予備の廃トナー容器を取外し不能に拘束する拘束部材と、上記第1装着部に装着された廃トナー容器が取外されると上記拘束部材による上記予備の廃トナー容器の拘束を解除する解除手段と、を備えている。
本発明によれば、第1装着部に装着された廃トナー容器の交換作業を行う前に、予備の廃トナー容器が意図せずに取り外されて装置本体外に持ち出されるのを防止することができる。延いては、廃トナー容器の交換作業を迅速化することが可能となる。
図1は、実施形態における画像形成装置を示す外観斜視図である。 図2は、実施形態における画像形成装置の内部構造を示す概略図である。 図3は、実施形態における画像形成装置の前側カバーを取り外すことで外部に露出する装置本体内の構造を示す前側から見た側面図である。 図4は、廃トナー容器を示す外観斜視図である。 図5は、連動機構を示す斜視図であって、第1トナー容器が第1装着部に装着された状態を示す図である。 図5に示す連動機構を上側から見た平面図である。 図7は、連動機構を示す斜視図であって、第1トナー容器が第1装着部から取り外された状態を示す図である。 図8は、図7に示す連動機構を上側から見た平面図である。 図9は、画像形成装置の制御系の構成を示すブロック図である。 図10は、実施形態2を示す図6相当図である。 図11は、実施形態2を示す図9相当図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
《実施形態1》
図1及び図2は、本実施形態における画像形成装置1を示している。本実施形態の画像形成装置1はデジタル複写機とされている。
画像形成装置1は、画像形成装置本体100とその上側に配置されたスキャナ筐体部200とを有している。スキャナ筐体部200内には、原稿画像を読み取るためのスキャナ部201(図2参照)が収容されている。スキャナ筐体部200の側面には、ユーザーが画像形成装置1に対して各種の操作指示を行うための操作パネル202が設けられている。以下の説明において、前側、後側は、画像形成装置1の前側(操作パネル202側)、後側を意味し、左側、右側は、画像形成装置1を前側から見たときの左側、右側を意味するものとする。
画像形成装置本体100内には、スキャナ部201が読み取った原稿画像を用紙Pに印刷するための画像形成部20が収容されている。画像形成装置本体100の下部には、印刷用の用紙を収容する給紙カセット10aが設けられている。給紙カセット10aは、画像形成装置本体100の前側に引出し可能になっている。画像形成装置本体100の前面部における給紙カセット10aよりも上側の部分は、前カバー101(開閉カバーの一例)により覆われている。前カバー101は、左右に二つに分割してそれぞれを左右の一端側の回転軸を支点として横方向に回動させることで開閉可能に構成されている。
図2に示すように、画像形成装置本体100内には、給紙部10、画像形成部20、定着部40が収容されている。画像形成装置本体100の上面部には、排紙部100aが形成されている。給紙部10から排紙部100aに至る用紙搬送経路Lには、用紙Pを挟持して搬送する複数の搬送ローラー対11〜13が配置されている。
上記給紙部10は、画像形成装置本体100内の下部に装着された上記給紙カセット10aと、給紙カセット10a内の用紙Pを取り出して該カセット外に送り出すためのピックアップローラー10bとを有している。給紙カセット10aよりカセット外に送り出された用紙Pは、搬送ローラー対11を介して画像形成部20に供給される。
画像形成部20では、給紙部10より供給された用紙Pに対して所定の画像データ(例えばスキャナ部201にて読み取った原稿画像のデータ)に基づくトナー像を転写すると共に、該転写後の用紙Pを定着部40に供給する。
定着部40では、画像形成部20より供給される用紙Pを定着ローラー40a及び加圧ローラー40b間で加圧することにより、当該用紙Pにトナー像を定着させる。そして、定着部40にてトナー像が定着された用紙Pは、両ローラー40a,40bにより下流側へと送り出される。定着部40より送り出された用紙Pは、複数の搬送ローラー対12,13を介して上記排紙部100aに排出される。
上記画像形成部20は、感光体ドラム21を有している。感光体ドラム21の周囲には10時の方向を基準として図の反時計回り方向に、帯電器23、露光装置24、現像器25、転写器26、クリーニング装置27、及び除電器28がこの順で配置されている。
上記帯電器23は、帯電ローラー23aを介して感光体ドラム21の周面を均一に帯電させる。上記露光装置24は、感光体ドラム21の周面にレーザー光を照射することで、所定の画像データに応じた静電潜像を形成する。
上記現像器25は、トナーコンテナ29より供給されるトナーを所定極性に帯電して、帯電したトナーを感光体ドラム21の周面に供給する。これにより、感光体ドラム21の周面の静電潜像がトナー像として現像される。転写器26は、転写ローラー26aに転写バイアスを印加することで、感光体ドラム21の周面に形成されたトナー像を用紙Pに転写させる。
上記クリーニング装置27は、感光体ドラム21の周面に付着した残トナーをクリーニングブレードにより除去する。クリーニング装置27は、除去した残トナー等を搬送スクリューによりトナー排出部27a(図4参照)まで搬送する。トナー排出部27aは、画像形成装置本体100の前面部に設けられて下側に開口している。トナー排出部27aの下方には廃トナー容器30Aが設けられており、トナー排出部27aより排出された残トナー(不必要なトナー)は、廃トナー容器30A内に落下して廃トナーとして貯留される。画像形成装置本体100内には、廃トナー容器30Aが満杯になった場合に備えて予備の廃トナー容器30Bが収容されている。
次に、図3を参照して廃トナー容器30の配置について説明する。図3は、前カバー101(図3では図示省略)を開放して前側から見た図である。廃トナー容器30Aと予備の廃トナー容器30Bとは、画像形成装置1の前面部に設けられた前フレーム102に着脱可能に装着されている。そして、廃トナー容器30A及び予備の廃トナー容器30Bは、前カバー101を開放することで画像形成装置本体100の外部に交換可能に露出する。
前フレーム102は、前カバー101の内壁に対向して配置されている。前フレーム102の右側端部には、廃トナー容器30Aが着脱自在に装着される第1装着部50Aが設けられている。前フレーム102の左側端部には、予備の廃トナー容器30Bが着脱自在に装着される第2装着部50Bが設けられている。このように第1装着部50A及び第2装着部50Bは左右方向(所定方向)に間隔を空けて配置されている。前フレーム102における第1装着部50Aの左側には、トナーコンテナ29が着脱自在に装着される凹状のコンテナ装着部50Cが設けられている。
第1装着部50Aは、前フレーム102の右側端部を後側に凹ませて形成されている。第1装着部50Aは、廃トナー容器30Aの載置面を構成する下面51を有している。この下面51に対向する上面には上記トナー排出部27aが設けられている。第1装着部50Aに廃トナー容器30Aを装着すると、トナー排出部27aが廃トナー容器30Aの流入口32aに接続される。第1装着部50Aの後側面(奥側面)には、廃トナー容器30を検知する第1容器検知センサー152(図9にのみ示す)が設けられている。
第2装着部50Bは、前フレーム102の左側端部を後側に凹ませて形成される直方体状の空間である。第2装着部50Bは、予備の廃トナー容器30Bが載置される下面(図示省略)を有している。第2装着部50Bの下端部(下面側の端部)は、下端支持カバー52により前側から覆われている。下端支持カバー52は、上側から見るとコ字状をなす樹脂部材で構成されている。下端支持カバー52の左右方向の両端部は前フレーム102に固定されている。そうして、下端支持カバー52は、予備の廃トナー容器30Bの前側への移動を規制して廃トナー容器30Bの脱落を防止する。
前フレーム102にはさらに、第1装着部50Aへの廃トナー容器30Aの着脱動作に連動する連動機構60(図3では図示省略)が取付けられている。
連動機構60は、第1装着部50Aに廃トナー容器30Aが装着されている状態では、第2装着部50Bに装着された予備の廃トナー容器30Bを取外し不能に拘束する。一方、連動機構60は、第1装着部50Aから廃トナー容器30Aが取り外されると、予備の廃トナー容器30Bの拘束を解除するとともに、該廃トナー容器30Bを前側に押し出して作業者にその存在を認識させる。連動機構60は、本発明の解除手段及び押出し手段に相当する。連動機構60の詳細についは後述する。
次に図4を参照して、廃トナー容器30(廃トナー容器30A及び予備の廃トナー容器30B)の構成を説明する。廃トナー容器30は、半透明の樹脂製部材である。廃トナー容器30は、容器本体31、流入部32、蓋部33、係合固定部34及び把持部35を有している。
容器本体31は、比較的扁平な直方体状をなしていて内部に廃トナーが貯留される。流入部32は、容器本体31の上面部に接続された矩形状の筒部である。流入部32内の通路は、容器本体31内の空間に連通している。流入部32の上端開口は、廃トナーが流入する流入口32aを構成している。流入部32の互いに対向する側壁には透光性の窓部(図示省略)が設けられている。この窓部は、第1装着部50Aに設けられた光センサーからなる満杯検知センサー151の光路に配置されている。廃トナー容器30内の廃トナーが満杯になると当該光路が廃トナーで遮断されて満杯検知センサー151により「満杯」が検知される。
蓋部33は、流入部32の上端に可撓部を介して連結されている。蓋部33は、この可撓部を支点に図の矢印方向に回動させることで流入口32aを開閉可能になっている。第1装着部50Aに装着される廃トナー容器30Aは、廃トナーを流入口32aから受け入れるべく蓋部33が開いた状態でセットされる。一方、第2装着部50Bに装着される予備の廃トナー容器30Bは、蓋部33を閉じた状態でセットされる。係合固定部34は、容器本体31の上面における流入部32の側方から上側に突出する柱状部である。係合固定部34は、蓋部33を開いた状態(図4の状態)で固定する。
把持部35は、容器本体31の長手方向において係合固定部34の側方に隣接して配置されている。把持部35は、容器本体31の上面から上側に突出する縦長の柱状部である。把持部35は、廃トナー容器30の着脱作業時にユーザーが把持可能な形状をしている。
次に図5〜図8を参照して、廃トナー容器30Aの着脱動作に連動する上記連動機構60について説明する。図5及び図6は、第1装着部50Aに廃トナー容器30Aが装着されている状態を示し、図7及び図8は、第1装着部50Aから廃トナー容器30Aが取り外された状態を示している。
連動機構60は、左右方向に延びる拘束バー61(拘束部材の一例)と、拘束バー61を右側に付勢する第1付勢バネ62(第1付勢部材の一例)と、予備の廃トナー容器30Bを前側に付勢する第2付勢バネ63(第2付勢部材の一例)とを有している。
拘束バー61は、左側水平部61aと右側水平部61bと両者を連結する連結部61cとを有している。左側水平部61a及び右側水平部61bは共に左右方向に延びており、右側水平部61bは、左側水平部61aよりも後側にオフセットして配置されている。連結部61cは、左側水平部61aの右側端部から後側に延びて右側水平部61bに連結されている。
左側水平部61aの左側端部(一端部)には、下側に垂下する縦長の垂下部61dが形成されている。垂下部61dは、廃トナー容器30Aの装着状態(図5及び図6の状態)において、予備の廃トナー容器30Bの把持部35を前側から覆うように形成されている。
左側水平部61aの後側面には、平面視でL字状をなすL字係合部61eが突設されている。L字係合部61eは、左側水平部61aと協働してコ字状部を形成している。廃トナー容器30Aの装着状態では、L字係合部61eと左側水平部61aとの間に、予備の廃トナー容器30Bの把持部35が嵌合する。L字係合部61eは、廃トナー容器30Aの装着状態において、把持部35を後側及び右側から覆っている。
左側水平部61aの右側寄りの部分には、後側に突出する鉛直板部61gが形成されている。鉛直板部61gは、前フレーム102に形成された立設板部102bに対向するように配置されている。立設板部102bは、前フレーム102の前側面から突出する突出板部102aに立設されている(図3参照)。鉛直板部61gと立設板部102bとの間には、第1付勢バネ62が設けられている。第1付勢バネ62は、左右方向に伸縮する圧縮コイルバネにより構成されている。第1付勢バネ62の左側端面は立設板部102bに固定され、右側端面は鉛直板部61gに固定されている。第1付勢バネ62は、廃トナー容器30Aの装着状態において、自然長よりも圧縮されて左側水平部61aを右側に付勢している。
右側水平部61bの右側端部(他端部)には、上側から見て先端側ほど細くなる三角柱状の容器当接部61fが設けられている。容器当接部62fは傾斜面61hを有している。傾斜面61hは左側から右側に向かって後側に傾斜している。傾斜面61hは、廃トナー容器30Aの装着状態において流入部32の後側面に当接している。このように傾斜面61hが流入部32の後側面に当接することで、第1付勢バネ62の付勢力による拘束バー61の右側への移動が規制される。
連動機構60は、上述したように第2付勢バネ63をさらに有している。第2付勢バネ63は、前後方向に伸縮する圧縮コイルスプリングにより構成されている。第2付勢バネ63の後側端面は立設板部102cに接着固定されている。第2付勢バネ63の前端面は、第2装着部50Bに装着された予備の廃トナー容器30Bの後側面に当接する。第2付勢バネ63は、立設板部102cと廃トナー容器30Bとに挟まれて自然長よりも圧縮されて配置されている。予備の廃トナー容器Bは、上述したように拘束バー61の垂下部61dとL字係合部61eとの間に把持部35が嵌合することで前後方向に移動不能に拘束されている。したがって、後述するように廃トナー容器30Aを第1装着部50Aから取り外されない限り、廃トナー容器30Bが第2付勢バネ63の付勢力により前側に移動することはない。
図7及び図8に示すように、ユーザーが廃トナー容器30Aを第1装着部50Aから取り外すと、拘束バー61の右側端部の傾斜面61hが廃トナー容器30Aの流入部32に当接しなくなる。このため、拘束バー61が第1付勢バネ62の付勢力によって右側に移動する。この結果、拘束バー61の左側端部の垂下部61d及びL字係合部61eが、予備の廃トナー容器30Bの把持部35よりも右側に移動する。これにより把持部35が外部に露出してユーザーが把持部35が手で把持可能になる。また拘束バー61の左側端部が把持部35よりも右側に移動するのに伴って、拘束バー61による廃トナー容器30Bの前後方向の拘束が解除されて、予備の廃トナー容器30Bが第2付勢バネ63の付勢力により前側に押し出される。したがって、ユーザーは予備の廃トナー容器30Bの存在を容易に認識することができる。
ユーザーは、押し出された予備の廃トナー容器30Bを第1装着部50Aに装着することで廃トナー容器30の交換作業を迅速に行うことができる。
尚、第2装着部50Bに予備の廃トナー容器30Bを装着する際には、第1装着部50Aに装着済みの廃トナー容器30Aを一旦取り外することで、拘束バー61を第2装着部50Bの右方に退避させる。この状態で第2装着部50Bの所定位置に予備の廃トナー容器30Bをセットするとともに、第1装着部50Aに廃トナー容器30Aをセットする。そうすると、拘束バー61の右側端部の傾斜面61fが、廃トナー容器30Aの流入部32の後側面により押圧されて、拘束バー61が左側に移動する。これにより、拘束バー61の左側端部が予備の廃トナー容器30Bの把持部35を覆う位置まで移動し、廃トナー容器30Bが拘束バー61によって取外し不能に拘束される。
本実施形態の画像形成装置1はさらに、廃トナー容器30A内の廃トナーが満杯になる前に、予備の廃トナー容器30Bが取外されて画像形成装置本体100外に持ち出されるのを防止するための警報機能を有している。この警報機能は、主にコントローラー150と警報器154(図9参照)とによって実現される。コントローラー150及び警報器154が警報部を構成している。
図9に示すように、コントローラー150は、警報器154の他に、満杯検知センサー151、第1容器検知センサー152、及び第2容器検知センサー153に接続されている。
コントローラー150は、CPU、ROM及びRAMを有するマイクロコンピューターからなる。
満杯検知センサー151は、第1装着部50Aに設けられている。満杯検知センサー151は、例えばPIセンサー(Photo Interrupter Sensor)により構成されている。PIセンサーは、互いに対向して配置された発光部と受光部とを有している。PIセンサーの発光部及び受光部は、廃トナー容器30Aの流入部32の側壁に設けられた透光性の窓部を挟んで対向するように配置されている。廃トナー容器30内が満杯になるとこの窓部が廃トナーによって遮光され、PIセンサーの発光部と受光部が遮光される。コントローラー150は、PIセンサーから遮光信号を受信したことをもって廃トナー容器30A内の廃トナーが満杯になったことを検知する。
第1及び第2容器検知センサー152,153はそれぞれ、第1及び第2装着部50A,50Bに設けられている。第1及び第2容器検知センサー152,153は、例えば反射型の光センサーにより構成されている。第1容器検知センサー152は、第1装着部50Aに装着された廃トナー容器30Aを検知する。第2容器検知センサー153は、第2装着部50Bに装着された廃トナー容器30Bを検知する。
警報器154は、例えば画像形成装置1に搭載されたスピーカーにより構成されている。
コントローラー150は、第1容器検知センサー152により廃トナー容器30Aが検知され且つ満杯検知センサー151により該廃トナー容器30Aが満杯になったことが検知されていない状態で、第2容器検知センサー153による検知状態が検知から非検知に切替わった場合には、警報器154によって警報を行う。この警報は、警報音を発することで行ってもよいし、予備の廃トナー容器30Bの持ち出しを禁止する旨の言葉を発することで行ってもよい。
以上説明したように、本実施形態の画像形成装置1によれば、第2装着部50Bに装着された廃トナー容器30Bは、拘束バー61によって取外し不能に拘束される。
したがって、予備の廃トナー容器30Bが簡単に取外されるのを防止することができる。よって、廃トナー容器30Aの交換作業時に予備の廃トナー容器30Bが盗難等により既になくなっているという事態を極力回避することができる。
ここで、拘束バー61による予備の廃トナー容器30Bの拘束は、第1装着部50Aから廃トナー容器30Aを取外す際に連動機構60により自動的に解除される。
したがって、廃トナー容器30Aを予備の廃トナー容器30Bに交換する際に、拘束バー61が邪魔になることはない。よって、廃トナー容器30Aの交換作業を円滑に行うことができる。
また、連動機構60は、拘束バー61をその左側から右側に付勢する第1付勢バネ62を含んでいて、第1装着部50Aに装着された廃トナー容器30Aが取り外されると、該第1付勢バネ62によって拘束バー61を左側から右側に移動させて、拘束バー61の左側端部を予備の廃トナー容器30Bの把持部35から離間する位置まで退避させるように構成されている。
したがって、電動モーター等なの高価な電動アクチュエーターを使用することなく拘束バー61の退避動作を実現することができる。延いては、製品コストを低減することができる。
また、連動機構60は、第1装着部50Aに装着された廃トナー容器30Aが取外されて拘束バー61による予備の廃トナー容器30Bの拘束が解除されると、第2付勢バネ63によって当該予備の廃トナー容器30Bを前カバー101側に押出す。
したがって、例えば廃トナー容器30Aの交換経験がないユーザーであっても、予備の廃トナー容器30Bの存在を容易に認識することができる。よって、廃トナー容器30の交換作業を迅速に行うことができる。
拘束バー61は、予備の廃トナー容器30Bの把持部35を前カバー101側から覆うことで該予備の廃トナー容器30Bを取外し不能に拘束する。このように把持部35を拘束バー61により覆うことで、拘束バー61の強度や剛性をそれほど高くすることなく廃トナー容器30Bを取外し不能に拘束することができる。
また、画像形成装置1は、警報機能を有するコントローラー150を備えており、コントローラー150は、第1容器検知センサー152により廃トナー容器30Aが検知され且つ満杯検知センサー151により該廃トナー容器30Aの満杯が検知されていない状態で、第2容器検知センサー153による検知状態が検知から非検知に切り替わった場合には、警報器154によって警報を行う。
これによれば、例えば拘束バー61による拘束を無理やり解除して廃トナー容器30Bを取外そうとする第三者に対し警報器154により警報を行うことができる。よって、この第三者に対して予備の廃トナー容器30Bの持ち出しを躊躇させることができる。
《実施形態2》
図10及び図11は、実施形態2を示している。この実施形態は、拘束バー61による拘束を解除するタイミング(条件)が実施形態1とは異なっている。尚、図10及び図11において実施形態1と同じ構成要素には同じ符号を付してその詳細な説明を省略する。
すなわち、上記実施形態1では、廃トナー容器30Aの取外し動作に連動して拘束バー61による予備の廃トナー容器30Bの拘束を解除する。これに対して、本実施形態2では、満杯検知センサー151により廃トナー容器30Aが満杯になったことが検知された場合に、拘束バー61による予備の廃トナー容器30Bの拘束を解除する。
本実施形態の拘束バー61は、実施形態1の左側水平部61aに相当する本体バー71aと、本体バー71aの右側端部から後側に突出する鉛直板部61gとを有している。
鉛直板部71bは、直道式の電磁ソレノイド64に連結されている。電磁ソレノイド64は、前フレーム102に形成された突出板部102aの上面に固定されている。電磁ソレノイド64は、ソレノイド本体64aと左右方向に往復移動する可動鉄芯64bとを有している。可動鉄芯64bは、ソレノイド本体64aに摺動可能に支持されている。可動鉄芯64bの先端部が拘束バー61の鉛直板部71bに固定されている。
図11に示すように、電磁ソレノイド64はコントローラー150に電気的に接続されている。コントローラー150は、電磁ソレノイド64の他に、満杯検知センサー151、第1容器検知センサー152、第2容器検知センサー153及び警報器154に接続されている。
コントローラー150は、満杯検知センサー151により第1装着部50Aに装着された廃トナー容器30Aの満杯が検知されない場合には、電磁ソレノイド64の可動鉄芯64bを縮長して拘束バー61の左側端部を予備の廃トナー容器30Bの把持部35に対応する位置に位置させる。一方、コントローラー150は、満杯検知センサー151により第1装着部50Aに装着された廃トナー容器30Aの満杯が検知された場合には、可動鉄芯64bを伸長(右側に移動)して、拘束バー61の左側端部を予備の廃トナー容器30Bの把持部35よりも右側に退避させる(図10の二点鎖線参照)。
本実施形態の画像形成装置1によれば、満杯検知センサー151が満杯になるまでは、予備の廃トナー容器30Bが拘束バー61によって取外し不能に拘束される。したがって、廃トナー容器30Aの交換作業に際して予備の廃トナー容器が既に無くなっているという事態を極力回避することができる。
《他の実施形態》
上記各実施形態では、画像形成装置1は、複写機とされているが、これに限ったものではなく、プリンター、ファクシミリ又は複合機(MFP)等であってもよい。
上記実施形態では、前カバー101は、回動軸を支点に回動させることで開閉可能にしているが、これに限ったものではない。すなわち、前カバー101は、画像形成装置本体100に対して着脱することで開閉可能に構成されていてもよい。
上記各実施形態では、警報器154は、スピーカーにより警報音を発することで警報を行うようにしているが、これに限ったものではない。警報器154は、例えば警告ランプを点灯させる点灯装置であってもよい。また、警報器154は、画像形成装置1の操作パネル202の表示部であってもよい。この場合、表示部に、予備の廃トナー容器30Bの持ち出し禁止する旨のメッセージを表示する。
以上説明したように、本発明は、画像形成装置について有用であり、特に、プリンター、複写機、ファクシミリ、又は複合機(MFP)等に有用である。
1 :画像形成装置
20 :画像形成部
30 :廃トナー容器
30A :廃トナー容器
30B :予備の廃トナー容器
50A :第1装着部
50B :第2装着部
60 :連動機構(解除手段、押出し手段)
61 :拘束バー(拘束部材)
3 :第2付勢バネ(押出し手段)
64 :電磁ソレノイド(解除手段)
100 :画像形成装置本体
101 :前カバー(開閉カバー)
150 :コントローラー(警報部、解除手段)
151 :満杯検知センサー
152 :第1容器検知センサー
153 :第2容器検知センサー

Claims (6)

  1. 画像形成装置本体内の画像形成部から排出される廃トナーを貯留する廃トナー容器が着脱可能に装着される第1装着部と、上記廃トナー容器と同じ構成の予備の廃トナー容器が着脱可能に装着される第2装着部とを備えた画像形成装置であって、
    上記第2装着部に装着された予備の廃トナー容器を取外し不能に拘束する拘束部材と、
    上記第1装着部に装着された廃トナー容器が取外されると上記拘束部材による上記予備の廃トナー容器の拘束を解除する解除手段と、を備えた画像形成装置。
  2. 請求項1記載の画像形成装置において、
    上記画像形成装置本体に対して開閉可能に取付けられた開閉カバーをさらに備え、
    上記第1装着部に装着された廃トナー容器、及び上記第2装着部に装着された予備の廃トナー容器は、上記開閉カバーを開くことで上記画像形成装置本体の外部に交換可能に露出するように配置され、
    上記第1装着部に装着された廃トナー容器が取外されて上記拘束部材による上記予備の廃トナー容器の拘束が解除されると、当該予備の廃トナー容器を上記開閉カバー側に押出す押出し手段をさらに備えている、画像形成装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像形成装置において、
    上記第1装着部に装着された廃トナー容器を検知する第1容器検知センサーと、
    上記第2装着部に装着された予備の廃トナー容器を検知する第2容器検知センサーと、
    上記第1装着部に装着された廃トナー容器内の廃トナーが満杯になったことを検知する満杯検知センサーと、
    上記第1容器検知センサーにより廃トナー容器が検知され且つ上記満杯検知センサーにより当該廃トナー容器の満杯が検知されていない状態で、上記第2容器検知センサーによる検知状態が検知から非検知に切替った場合に、警報を行う警報部とを備えている、画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    上記予備の廃トナー容器は、その着脱作業時に手で把持可能な把持部を有し、
    上記拘束部材は、上記予備の廃トナー容器の把持部を覆うことで該予備の廃トナー容器を取外し不能に拘束する、画像形成装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像形成装置において、
    上記第1装着部及び第2装着部は、所定方向に間隔を空けて配置され、
    上記拘束部材をその一端部側から他端部側に向かって付勢する第1付勢部材をさらに備え、
    上記拘束部材の一端部は、上記第2装着部に装着された予備の廃トナー容器の把持部を覆う一方、上記拘束部材の他端部は、上記第1装着部に装着された廃トナー容器に当接することで上記一端部側から他端部側への移動が規制されており、
    上記解除手段は、上記第1付勢部材を含んでいて、上記第1装着部に装着された廃トナー容器が取り外されると、該第1付勢部材によって上記拘束部材を上記一端部側から他端部側に移動させて、上記拘束部材の一端部を上記把持部から離間する位置まで退避させることで、該拘束部材による予備の廃トナー容器の拘束を解除するように構成されている、画像形成装置。
  6. 画像形成装置本体内の画像形成部から排出される廃トナーを貯留する廃トナー容器が着脱可能に装着される第1装着部と、上記廃トナー容器と同じ構成の予備の廃トナー容器が着脱可能に装着される第2装着部とを備えた画像形成装置であって、
    上記第2装着部に装着された予備の廃トナー容器を取外し不能に拘束する拘束部材と、
    上記第1装着部に装着された廃トナー容器内の廃トナーが満杯になったことを検知する満杯検知センサーと、
    上記満杯検知センサーにより満杯が検知された場合に、上記拘束部材による上記予備の廃トナー容器の拘束を解除する解除手段と、を備えた画像形成装置。


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