JP2015031505A - 貯湯式給湯機 - Google Patents

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Abstract

【課題】加熱対象の加熱負荷が大きい場合であっても、加熱に要する時間を抑制し、且つ、タンクの蓄熱量が不足に陥ることを確実に防止することのできる貯湯式給湯機を提供すること。
【解決手段】本発明の貯湯式給湯機100は、加熱対象の温度を検出する温度検出手段(浴槽出口側サーミスタ53)と、加熱手段(ヒートポンプユニット60)を稼動させ、加熱手段により加熱された高温液体を熱源液体として第1回路により熱交換器(利用側熱交換器22)へ送る第1加熱運転と、タンク(貯湯タンク10)に貯留された高温液体を熱源液体として第2回路により熱交換器へ送る第2加熱運転とを切り替える制御手段(制御部70)を備え、制御手段は、加熱開始時の加熱対象の温度が予め設定された切替温度より低い場合には、第1加熱運転を行い、加熱対象の温度が切替温度以上になった後、第2加熱運転を行う。
【選択図】図5

Description

本発明は、貯湯式給湯機に関する。
ヒートポンプ等の加熱手段により生成した高温の湯を貯留する貯湯タンクを備え、この貯湯タンクから必要時に湯を取り出して利用することのできる貯湯式給湯機が広く用いられている。このような貯湯式給湯機において、高温湯の熱により加熱対象(例えば、浴槽に貯留された浴槽水)を加熱する熱交換器を備えたものがある。
特許文献1には、ヒートポンプで加熱された高温湯を直接的に熱交換器に送るヒートポンプ直接追い焚き運転と、貯湯タンクから取り出された高温湯を熱交換器に送る貯湯追い焚き運転とを選択可能な貯湯式給湯機が開示されている。この貯湯式給湯機では、ヒートポンプから供給される湯の温度が所定温度に達していない場合には貯湯追い焚き運転を行い、所定温度に達した場合にはヒートポンプ直接追い焚き運転を行う。また、この貯湯式給湯機では、追い焚き開始時の風呂設定温度、現在の湯温、湯量、および貯湯タンク内の湯温等から追い焚き時間を算出し、当該算出された追い焚き時間が、ヒートポンプが十分能力を出しうる時間以上か否かによって、ヒートポンプ直接追い焚き運転と貯湯追い焚き運転とのどちらか一方を選択する。
特開2007−113836号公報
特許文献1に開示された貯湯式給湯機では、上記のような判断基準によって、ヒートポンプ直接追い焚き運転と貯湯追い焚き運転とのどちらか一方を選択する。ヒートポンプ直接追い焚き運転は、貯湯追い焚き運転に比べて、加熱能力が小さい。このため、特許文献1に開示された貯湯式給湯機では、冷え切った浴槽を暖め直す場合のように、負荷の大きな追い焚きを行う場合において、ヒートポンプ直接追い焚き運転が選択された場合には、追い焚きが完了するまでに長い時間がかかるという問題がある。一方、負荷の大きな追い焚きを行う場合において、貯湯追い焚き運転が選択された場合には、貯湯タンクの蓄熱量が大きく減少し、蓄熱量不足に陥るおそれがある。このようなことから、特許文献1に開示された貯湯式給湯機では、ユーザーの利便性が悪化するという問題点がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、加熱対象の加熱負荷が大きい場合であっても、加熱に要する時間を抑制し、且つ、タンクの蓄熱量が不足に陥ることを確実に防止することのできる貯湯式給湯機を提供することを目的とする。
本発明に係る貯湯式給湯機は、液体を加熱する加熱手段と、加熱手段により加熱された高温液体を貯留するタンクと、熱源液体の熱により加熱対象を加熱する熱交換器と、加熱手段から熱交換器へ熱源液体を送る第1回路と、タンクから熱交換器へ熱源液体を送る第2回路と、加熱対象の温度を検出する温度検出手段と、加熱手段を稼動させ、加熱手段により加熱された高温液体を熱源液体として第1回路により熱交換器へ送る第1加熱運転と、タンクに貯留された高温液体を熱源液体として第2回路により熱交換器へ送る第2加熱運転とを切り替える制御手段と、を備え、制御手段は、加熱開始時の加熱対象の温度が予め設定された切替温度より低い場合には、第1加熱運転を行い、加熱対象の温度が切替温度以上になった後、第2加熱運転を行うものである。
本発明によれば、加熱対象の加熱負荷が大きい場合であっても、加熱に要する時間を抑制し、且つ、タンクの蓄熱量が不足に陥ることを確実に防止することが可能となる。
本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機を示す構成図である。 本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機における貯湯運転時の回路構成図である。 本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機におけるヒートポンプ直接追い焚き運転時の回路構成図である。 本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機における貯湯追い焚き運転時の回路構成図である。 本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機において、浴槽の加熱要求を受けた場合に制御部が実行する処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2の貯湯式給湯機において、浴槽の加熱要求を受けた場合に制御部が実行する処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において共通する要素には、同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機を示す構成図である。図1に示すように、本実施の形態1の貯湯式給湯機100は、貯湯タンクユニット1と、ヒートポンプサイクルを利用するように構成されたヒートポンプユニット60とを備えている。貯湯タンクユニット1とヒートポンプユニット60とは、ヒートポンプ入口配管41とヒートポンプ出口配管42と電気配線(図示省略)とを介して接続されている。また、貯湯タンクユニット1には、制御部70(制御手段)が内蔵されている。貯湯タンクユニット1およびヒートポンプユニット60が備える各種の弁類、ポンプ類等の作動は、これらと電気的に接続された制御部70により制御される。以下、貯湯式給湯機100の各構成要素について説明する。
ヒートポンプユニット60は、液体(本実施の形態1では、水)を加熱する加熱手段として機能する。ヒートポンプユニット60は、圧縮機61、沸き上げ用熱交換器62、膨張弁63および空気熱交換器64を冷媒循環配管65にて環状に接続した冷凍サイクル(ヒートポンプサイクル)装置を有している。沸き上げ用熱交換器62は、圧縮機61で圧縮された高温高圧の冷媒と水と熱交換を行うことにより水を加熱するものである。また、HP出口側サーミスタ66は、沸き上げ用熱交換器62で加熱された高温湯の温度を検出するための温度センサであり、ヒートポンプ出口配管42に設けられている。ヒートポンプユニット60では、冷媒として例えば二酸化炭素を用い、臨界圧を越える圧力で運転することが好ましい。
貯湯タンクユニット1には、ヒートポンプユニット60により加熱された高温液体(本実施の形態1では、高温湯)を貯留する貯湯タンク10と、後述する各種の部品および配管などが内蔵されている。貯湯タンク10の下部には、市水(低温水)を供給する給水配管2が接続されている。貯湯タンク10の上部には、貯湯タンク10内に貯留された高温湯を取り出すための給湯配管3が接続されている。貯湯タンク10には、ヒートポンプユニット60により加熱された高温湯が上部から流入し、給水配管2からの低温水が下部から流入する。これにより、貯湯タンク10内には、上側が高温、下側が低温となる温度成層が形成される。また、貯湯タンク10の表面には、貯湯タンク10内の湯水の温度分布を検出するために、複数の残湯サーミスタ11,12が高さを異ならせて取り付けられている。これらの残湯サーミスタ11,12により取得された温度分布に基づいて、貯湯タンク10内の残湯量すなわち蓄熱量が把握され、後述する貯湯運転(沸き上げ運転)の開始および停止などが制御される。
また、貯湯タンクユニット1内には、循環ポンプ21および利用側熱交換器22が内蔵されている。循環ポンプ21は、貯湯タンクユニット1内の後述する各種配管に湯水を循環させるためのポンプである。利用側熱交換器22は、熱源液体の熱により加熱対象(本実施の形態1では、浴槽50に貯留された浴槽水)を加熱するものである。本実施の形態1の貯湯式給湯機100は、ヒートポンプユニット60により加熱された高温湯を熱源液体として利用側熱交換器22に送る第1回路と、貯湯タンク10から取り出された高温湯を熱源液体として利用側熱交換器22に送る第2回路とを有する。第1回路および第2回路の具体的な構成は後述する。利用側熱交換器22には、浴槽50から導出された浴槽水を循環させる浴槽水循環回路51が更に接続されている。浴槽水循環回路51には、浴槽水を循環させるための2次側循環ポンプ52と、浴槽50から出た浴槽水の温度を検出する浴槽出口側サーミスタ53とが設置されている。
次に、貯湯式給湯機100が備える弁類および配管類について説明する。貯湯タンクユニット1には、三方弁31および四方弁32が内蔵されている。三方弁31は、湯水が流入する2つの入口(aポート、bポート)と、湯水が流出する1つの出口(cポート)とを有する流路切替手段であり、aポートもしくはbポートのどちらかから湯水が流入するように湯水の経路を切り替え可能に構成されている。四方弁32は、湯水が流入する2つの入口(bポート、cポート)と、湯水が流出する2つの出口(aポート、dポート)とを有する流路切替手段であり、3つの経路、すなわち、a−b経路、a−c経路、およびc−d経路の間で流路形態を切り替え可能に構成されている。
貯湯式給湯機100は、前述したヒートポンプ入口配管41およびヒートポンプ出口配管42のほか、タンク下部配管40、タンク上部配管43、タンク戻し配管44、利用側熱交換器1次側入口配管45、利用側熱交換器1次側出口配管46およびバイパス配管47を有している。タンク下部配管40は、貯湯タンク10の下部と、三方弁31のaポートとを接続する。ヒートポンプ入口配管41は、三方弁31のcポートと、ヒートポンプユニット60の入水口とを接続する。循環ポンプ21は、ヒートポンプ入口配管41の途中に配置されている。ヒートポンプ出口配管42は、ヒートポンプユニット60の出水口と、四方弁32のcポートとを接続する。タンク上部配管43は、四方弁32のdポートと、貯湯タンク10の上部とを接続する。タンク戻し配管44は、四方弁32のaポートと、貯湯タンク10の高さ方向の中央部から下部の間に設けられた戻し口とを接続する。利用側熱交換器1次側入口配管45は、タンク上部配管43の、貯湯タンク10の上部と四方弁32との間から分岐し、利用側熱交換器22の1次側入口に接続される。利用側熱交換器1次側出口配管46は、利用側熱交換器22の1次側出口と、三方弁31のbポートとを接続する。バイパス配管47は、循環ポンプ21の下流側のヒートポンプ入口配管41から分岐し、四方弁32のbポートに接続される。
本実施の形態1の貯湯式給湯機100では、以下の図2〜図4に示す運転状態に応じて三方弁31を制御して、次の第1流路形態および第2流路形態を切り替えて使用する。三方弁31の「第1流路形態」は、貯湯タンク10の下部と沸き上げ用熱交換器62とがタンク下部配管40およびヒートポンプ入口配管41を介して連通する流路形態である。三方弁31の「第2流路形態」は、利用側熱交換器1次側出口配管46と沸き上げ用熱交換器62とがヒートポンプ入口配管41を介して連通する流路形態である。
また、本実施の形態1の貯湯式給湯機100では、以下の図2〜図4に示す運転状態に応じて四方弁32を制御して、次の第1流路形態および第2流路形態を切り替えて使用する。四方弁32の「第1流路形態」は、沸き上げ用熱交換器62とタンク上部配管43とがヒートポンプ出口配管42を介して連通する流路形態である。四方弁32の「第2流路形態」は、バイパス配管47とタンク戻し配管44とが連通する流路形態である。
図2は、本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機100における貯湯運転時の回路構成図である。貯湯運転(沸き上げ運転)は、ヒートポンプユニット60を稼動して高温湯を生成し、この高温湯を貯湯タンク10に貯える運転である。貯湯運転時には、三方弁31は、第1流路形態が選択されるように制御される。これにより、タンク下部配管40とヒートポンプ入口配管41とが連通するとともに、利用側熱交換器1次側出口配管46側を閉として利用側熱交換器22からの流路が遮断される。また、四方弁32は、第1流路形態が選択されるように制御される。これにより、ヒートポンプ出口配管42とタンク上部配管43とが連通するとともに、タンク戻し配管44側およびバイパス配管47側の流路が閉状態となる。
貯湯運転では、上記のように三方弁31および四方弁32が制御された状態で、循環ポンプ21およびヒートポンプユニット60を稼動させる。図2に示すように、貯湯運転では、貯湯タンク10の下部から流出する低温水が、タンク下部配管40、三方弁31、循環ポンプ21およびヒートポンプ入口配管41を経由してヒートポンプユニット60に導かれ、沸き上げ用熱交換器62において加熱されて高温湯となる。この高温湯は、ヒートポンプ出口配管42、四方弁32およびタンク上部配管43を経由して、貯湯タンク10内に流入し、貯えられる。このような貯湯運転が実行されることで、貯湯タンク10の内部では、上側から高温湯が貯えられていき、この高温湯の層が徐々に厚くなる。
図3は、本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機100におけるヒートポンプ直接追い焚き運転時の回路構成図である。ヒートポンプ直接追い焚き運転(第1加熱運転)は、ヒートポンプユニット60の沸き上げ用熱交換器62にて加熱された高温湯を、熱源液体として、直接、利用側熱交換器22に送ることで、浴槽水を加熱する運転である。ヒートポンプ直接追い焚き運転時には、三方弁31は、第2流路形態が選択されるように制御される。これにより、利用側熱交換器1次側出口配管46とヒートポンプ入口配管41が連通するとともに、タンク下部配管40側の流路が閉状態となる。また、四方弁32は、第1流路形態が選択されるように制御される。これにより、ヒートポンプ出口配管42とタンク上部配管43とが連通するとともに、タンク戻し配管44側およびバイパス配管47側の流路が閉状態となる。
ヒートポンプ直接追い焚き運転では、上記のように三方弁31および四方弁32が制御された状態で、循環ポンプ21、ヒートポンプユニット60および2次側循環ポンプ52を稼動させる。図3に示すように、ヒートポンプ直接追い焚き運転では、浴槽50から導出された浴槽水が利用側熱交換器22を経由して浴槽50へ戻るように、浴槽水循環回路51内を循環する。また、沸き上げ用熱交換器62にて加熱された高温湯(熱源液体)は、ヒートポンプ出口配管42、四方弁32、タンク上部配管43および利用側熱交換器1次側入口配管45を経由して、利用側熱交換器22に導かれる。この高温湯は、利用側熱交換器22にて浴槽水に熱を奪われることで温度低下し、中温水となる。この中温水は、利用側熱交換器1次側出口配管46、三方弁31、循環ポンプ21およびヒートポンプ入口配管41を経由してヒートポンプユニット60に導かれ、沸き上げ用熱交換器62にて再加熱され、高温湯となって再循環する。本実施の形態1では、ヒートポンプ出口配管42、四方弁32、タンク上部配管43、利用側熱交換器1次側入口配管45、利用側熱交換器1次側出口配管46、三方弁31、循環ポンプ21およびヒートポンプ入口配管41により、前述した第1回路が構成される。
図4は、本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機100における貯湯追い焚き運転時の回路構成図である。貯湯追い焚き運転(第2加熱運転)は、貯湯タンク10に貯えられた高温湯を取り出し、この高温湯を熱源液体として利用側熱交換器22に送ることで、浴槽水を加熱する運転である。貯湯追い焚き運転時には、三方弁31は、第2流路形態が選択されるように制御される。これにより、利用側熱交換器1次側出口配管46とヒートポンプ入口配管41とが連通するとともに、タンク下部配管40側を閉状態として貯湯タンク10の下部からの流路が遮断される。また、四方弁32は、第2流路形態が選択されるように制御される。これにより、循環ポンプ21とタンク戻し配管44とがバイパス配管47を介して連通するとともに、ヒートポンプ出口配管42側およびタンク上部配管43側の流路が閉状態となる。
貯湯追い焚き運転では、上記のように三方弁31および四方弁32が制御された状態で、循環ポンプ21および2次側循環ポンプ52を稼動させる。ヒートポンプユニット60の運転は、停止する。貯湯追い焚き運転では、浴槽50から導出された浴槽水が利用側熱交換器22を経由して浴槽50へ戻るように、浴槽水循環回路51内を循環する。この点は、ヒートポンプ直接追い焚き運転と同様である。一方、貯湯追い焚き運転では、図4に示すように、貯湯タンク10の上部から流出する高温湯(熱源液体)が、タンク上部配管43および利用側熱交換器1次側入口配管45を経由して利用側熱交換器22に導かれる。この高温湯は、利用側熱交換器22にて浴槽水に熱を奪われることで温度低下し、中温水となる。この中温水は、利用側熱交換器1次側出口配管46、三方弁31、循環ポンプ21、ヒートポンプ入口配管41、バイパス配管47、四方弁32およびタンク戻し配管44を経由して、貯湯タンク10内に戻る。
ヒートポンプ直接追い焚き運転は、貯湯タンク10に貯えた高温湯を利用しないため、貯湯タンク10の蓄熱量を減少させることがないという第1の利点と、貯湯タンク10内に中温水が生成されることがないという第2の利点がある。一方、ヒートポンプ直接追い焚き運転は、ヒートポンプユニット60の能力によって加熱能力が制限されるため、貯湯追い焚き運転に比べて、加熱能力が低い。このため、ヒートポンプ直接追い焚き運転は、貯湯追い焚き運転に比べて、長い加熱時間が必要になる。
制御部70は、ユーザーインターフェース装置(図示省略)と通信可能に接続されている。このユーザーインターフェース装置は、例えば、浴室、台所等に設置されるリモコン装置で構成される。制御部70は、ユーザーインターフェース装置を介して、ユーザーから浴槽50の加熱要求を受けた場合には、ヒートポンプ直接追い焚き運転または貯湯追い焚き運転を開始する。これにより、浴槽温度を目標温度(例えば、ユーザーが設定したふろ温度)まで昇温させる。また、ユーザーから浴槽50の保温が要求されている場合には、制御部70は、定期的に2次側循環ポンプ52を稼動させて浴槽50内の浴槽水を浴槽出口側サーミスタ53まで引き込み、浴槽温度を検出する。そして、その検出された浴槽温度が目標温度に比べて所定温度以上低下している場合には、ヒートポンプ直接追い焚き運転または貯湯追い焚き運転を自動的に開始する。
次に、図5を参照して、本実施の形態1の貯湯式給湯機100における特徴的な制御について説明する。図5は、本発明の実施の形態1の貯湯式給湯機100において、浴槽50の加熱要求を受けた場合に制御部70が実行する処理を示すフローチャートである。まず、ステップS1では、2次側循環ポンプ52を稼動させ、浴槽出口側サーミスタ53により浴槽温度を検出し、ステップS2に進む。ステップS2では、ステップS1で検出した浴槽温度と、予め設定された切替温度とを比較する。その結果、ステップS1で検出した浴槽温度が切替温度より低い場合には、ステップS3に進む。ステップS3では、ヒートポンプ直接追い焚き運転を開始または継続させ、再度ステップS1に戻る。
一方、上記ステップS2において、ステップS1で検出した浴槽温度が切替温度以上の場合には、ステップS4に進む。ステップS4では、貯湯追い焚き運転を開始し、ENDに至る。なお、ステップS3からステップS1に戻った後、ステップS2で、ステップS1で検出した現在の浴槽温度が切替温度以上になった場合には、ステップS4に進むが、この場合のステップS4では、ヒートポンプ直接追い焚き運転を終了して貯湯追い焚き運転を開始する処理、すなわちヒートポンプ直接追い焚き運転から貯湯追い焚き運転へ切り替える処理を行う。また、貯湯追い焚き運転を開始した後の処理は、図5では省略しているが、浴槽温度がユーザーの設定した目標温度に達したときに貯湯追い焚き運転を終了する。また、一度貯湯追い焚き運転が選択された以降は、追い焚き運転が終了しない限り、ヒートポンプ直接追い焚き運転が再び選択されることはない。
切替温度は、浴槽50が使用される通常の温度範囲よりも低い温度(例えば25℃)に設定される。上述した図5の制御によれば、加熱開始時の浴槽温度、つまり初回のステップS1で検出した浴槽温度が切替温度以上である場合(例えば、加熱開始時の浴槽温度が26℃、切替温度が25℃の場合)には、ヒートポンプ直接追い焚き運転は行われず、貯湯追い焚き運転のみが行われる。これに対し、加熱開始時の浴槽温度が切替温度より低い場合(例えば、加熱開始時の浴槽温度が20℃、切替温度が25℃の場合)には、まず、ヒートポンプ直接追い焚き運転が行われる。そして、このヒートポンプ直接追い焚き運転によって浴槽温度が上昇していき、浴槽温度が切替温度以上になると、ステップS2からステップS4へ進む処理により、ヒートポンプ直接追い焚き運転から貯湯追い焚き運転へ切り替わる。その後は、浴槽温度が目標温度に達するまで、貯湯追い焚き運転が行われる。
このように、本実施の形態1によれば、加熱開始時の浴槽温度が切替温度より低い場合、すなわち追い焚きの加熱負荷が比較的大きい場合には、浴槽温度が切替温度以上になるまでヒートポンプ直接追い焚き運転を行う。したがって、加熱開始時の浴槽温度がどれだけ低くても、貯湯追い焚き運転を行うのは、浴槽温度を切替温度から目標温度に上昇させるまでの間に限定される。それゆえ、加熱開始時の浴槽温度がどれだけ低くても、貯湯追い焚き運転の加熱負荷が一定の限度を超えることはない。このため、冷え切った浴槽50を暖め直す場合のように、負荷の大きな追い焚きを行う場合であっても、貯湯タンク10の残湯量(蓄熱量)が不足に陥ること、すなわち湯切れが発生することを確実に抑制することができる。
負荷の大きな追い焚きを行う場合に、ヒートポンプ直接追い焚き運転のみによって浴槽50を加熱するようにすれば、湯切れを確実に防止することはできる。しかしながら、加熱能力の低いヒートポンプ直接追い焚き運転のみで負荷の大きな追い焚きを行った場合、追い焚きの完了までに長い時間がかかり、利便性が悪い。これに対し、本実施の形態1によれば、加熱開始時の浴槽温度が切替温度より低い場合に、浴槽温度を切替温度に上昇させるまでの間は、加熱能力の低いヒートポンプ直接追い焚き運転を行うが、浴槽温度を切替温度から目標温度に上昇させるまでの間は、加熱能力の高い貯湯追い焚き運転を行う。このため、本実施の形態1によれば、負荷の大きな追い焚きを行う場合であっても、追い焚きの完了までに長い時間がかかることを確実に抑制することができる。
制御部70は、切替温度を固定値として設定しても良い。また、制御部70は、切替温度を条件に応じて変更しても良い。例えば、制御部70は、以下の(1)〜(4)のうちの一つ、または複数を組み合わせて、切替温度を変更しても良い。
(1)浴槽50の目標温度が高い場合には、浴槽50の目標温度が低い場合に比べて、切替温度を高くしても良い。このように切替温度を変化させることにより、ユーザーの設定するふろ設定温度(目標温度)が変化しても、貯湯追い焚き運転の加熱負荷の最大値が変化することを抑制できるので、湯切れをより確実に抑制することができる。この(1)の場合、ユーザーの設定したふろ設定温度(目標温度)から、所定の温度幅(例えば、12℃)だけ低い温度を、切替温度に設定しても良い。すなわち、ユーザーの設定するふろ設定温度(目標温度)の変化に対して、切替温度を連続的に変化させても良い。これにより、目標温度が変化しても、貯湯追い焚き運転の加熱負荷の最大値をほぼ一定にできるので、湯切れを更に確実に抑制することができる。あるいは、ユーザーの設定するふろ設定温度(目標温度)の変化に対して、切替温度を段階的に変化させても良い。
(2)加熱対象である浴槽水の総量が多い場合には、浴槽水の総量が少ない場合に比べて、切替温度を高くしても良い。浴槽水の総量にかかわらず切替温度が一定の場合には、浴槽水の総量が多くなると、貯湯追い焚き運転の加熱負荷の最大値が大きくなる。これに対し、この(2)によれば、浴槽水の総量が変化しても、貯湯追い焚き運転の加熱負荷の最大値が変化することを抑制できるので、湯切れをより確実に抑制することができる。なお、浴槽水の総量(ふろ設定湯量)は、ユーザーが、ユーザーインターフェース装置にて、例えば、180L、200Lなどと設定することができる。図1〜図4では省略しているが、貯湯式給湯機100は、浴槽50に湯張りする際に、ユーザーが設定したふろ設定湯量になるように、浴槽50への給湯量を制御する構成を備えている。このため、制御部70は、浴槽水の総量を検知することができる。あるいは、浴槽50の水位を検出する水位検出手段(図示省略)を設け、その検出された水位に基づいて制御部70が浴槽水の総量を検知するように構成しても良い。この(2)において、浴槽水の総量の変化に対して、貯湯追い焚き運転の加熱負荷の最大値がほぼ一定になるように、切替温度を連続的に変化させることがより好ましい。あるいは、浴槽水の総量の変化に対して、切替温度を段階的に変化させても良い。
(3)貯湯タンク10内の高温湯の温度とふろ設定温度(目標温度)との差が小さい場合には、この差が大きい場合に比べて、切替温度を高くしても良い。貯湯タンク10内の高温湯の温度とふろ設定温度との差が小さい場合(例えば、貯湯タンク10内の高温湯の温度が65℃、ふろ設定温度が42℃の場合)には、この差が大きい場合(例えば、貯湯タンク10内の高温湯の温度が90℃、ふろ設定温度が42℃の場合)に比べて、貯湯タンク10の蓄熱量が少ない。したがって、貯湯タンク10内の高温湯の温度とふろ設定温度との差が小さい場合(すなわち蓄熱量が比較的少ない場合)には、この差が大きい場合(すなわち蓄熱量が比較的多い場合)に比べて、切替温度を高くすることにより、貯湯追い焚き運転の加熱負荷の最大値を小さくすることが望ましい。この(3)によれば、湯切れをより確実に抑制することができる。
(4)外気温度が低い場合には、外気温度が高い場合に比べて、切替温度を低くしても良い。ヒートポンプユニット60の特性により、外気温度が低いほど、ヒートポンプ直接追い焚き運転の効率が低くなるため、ヒートポンプ直接追い焚き運転による加熱時間が長くなる結果、全体の加熱時間も長くなる傾向がある。これに対し、この(4)によれば、外気温度が低い場合には、切替温度を低くするので、ヒートポンプ直接追い焚き運転の時間を短縮することができる。このため、外気温度が低い場合であっても、全体の加熱時間が長くなることを確実に抑制することができる。なお、外気温度は、例えば、ヒートポンプユニット60に設けられた外気温度センサにより検出される。または、制御部70が通信によって外部から外気温度の情報を取得するようにしても良い。この(4)においては、例えば、外気温度が所定温度(例えば、16℃)より低い場合には、外気温度がこの所定温度以上の場合に比べて、切替温度を低い値に設定する。あるいは、外気温度の変化に対して、切替温度を連続的に変化させても良い。
上述した実施の形態1では、浴槽50に貯留された浴槽水を加熱対象とするものについて説明したが、本発明における加熱対象はこれに限定されるものではなく、例えば、室内を暖房する暖房用放熱器へ循環する暖房用循環液を加熱対象とするものにも本発明を同様に適用可能である。
また、上述した実施の形態1においては、ヒートポンプサイクルを、冷媒の圧力が臨界圧力以上となる超臨界ヒートポンプサイクルとしたが、本発明では、臨界圧力以下の一般のヒートポンプサイクルでもよいことは言うまでもない。また、この場合、冷媒としてはフロンガス、アンモニアなどを用いてもよい。
実施の形態2.
次に、図6を参照して、本発明の実施の形態2について説明するが、上述した実施の形態1との相違点を中心に説明し、同一部分または相当部分は同一符号を付し説明を省略する。
図6は、本発明の実施の形態2の貯湯式給湯機100において、浴槽50の加熱要求を受けた場合に制御部70が実行する処理を示すフローチャートである。本発明の実施の形態2の貯湯式給湯機100の機器構成は、実施の形態1と同様であるので、図示を省略する。
以下、図6を参照して、本実施の形態2の貯湯式給湯機100における特徴的な制御について説明する。まず、ステップS10では、2次側循環ポンプ52を稼動させ、浴槽出口側サーミスタ53により浴槽温度を検出し、ステップS20に進む。ステップS20では、ステップS10で検出した現在の浴槽温度と、予め設定された切替温度とを比較する。その結果、ステップS10で検出した浴槽温度が切替温度より低い場合(例えば、浴槽温度が20℃、切替温度が25℃の場合)には、ステップS30に進む。ステップS30では、ヒートポンプ直接追い焚き運転を開始または継続させ、ステップS50に進む。
一方、上記ステップS20において、ステップS10で検出した浴槽温度が切替温度以上の場合(例えば、浴槽温度が26℃、切替温度が25℃の場合)には、ステップS40に進む。ステップS40では、貯湯追い焚き運転を開始し、ENDに至る。なお、貯湯追い焚き運転を開始した後の処理は、図6では省略しているが、浴槽温度がユーザーの設定した目標温度に達したときに貯湯追い焚き運転を終了する。
ステップS50では、浴槽出口側サーミスタ53により浴槽温度を検出し、ステップS60に進む。ステップS60では、ステップS50で検出した現在の浴槽温度と、ヒートポンプ直接追い焚き運転の開始時の浴槽温度(つまりステップS10で検出した浴槽温度)との差が、予め設定された温度差(例えば、3℃)以上かどうかを判断する。すなわち、ステップS60の判断は、加熱開始時からの浴槽温度の上昇幅が、予め設定された温度上昇幅(例えば、3℃)以上になったかどうかの判断に相当する。ステップS60で、加熱開始時からの浴槽温度の上昇幅が、予め設定された温度上昇幅に達していない場合(例えば、加熱開始時の浴槽温度が24℃、現在の浴槽温度が26℃、予め設定された温度上昇幅が3℃の場合)には、ステップS30に戻り、ヒートポンプ直接追い焚き運転を継続させる。
一方、ステップS60で、加熱開始時からの浴槽温度の上昇幅が、予め設定された温度上昇幅以上になった場合(例えば、加熱開始時の浴槽温度が24℃、現在の浴槽温度が28℃、予め設定された温度上昇幅が3℃の場合)には、ステップS20に戻る。ステップS20では、ステップS50で検出した現在の浴槽温度と、予め設定された切替温度とを比較する。その結果、ステップS50で検出した現在の浴槽温度が切替温度以上の場合(例えば、現在の浴槽温度が28℃、切替温度が25℃の場合)には、ステップS40に進む。ステップS40では、ヒートポンプ直接追い焚き運転を終了して貯湯追い焚き運転を開始する処理、すなわちヒートポンプ直接追い焚き運転から貯湯追い焚き運転へ切り替える処理を行う。なお、一度貯湯追い焚き運転が選択された以降は、追い焚き運転が終了しない限り、ヒートポンプ直接追い焚き運転が再び選択されることはない。
また、ステップS60からステップS20に戻った場合において、ステップS50で検出した現在の浴槽温度が切替温度より低い場合(例えば、加熱開始時の浴槽温度が20℃、現在の浴槽温度が24℃、切替温度が25℃、予め設定された温度上昇幅が3℃の場合)には、ステップS30に進み、ヒートポンプ直接追い焚き運転を継続させる。
以上説明した制御を行うことにより、本実施の形態2では、前述した実施の形態1と同様の効果に加えて、以下のような効果が得られる。ヒートポンプユニット60は、起動に多少の時間とエネルギーを必要とする。このため、ヒートポンプユニット60を起動した後に短時間で停止することは、効率的ではない。すなわち、一旦ヒートポンプユニット60を起動した場合は、ある程度の時間、ヒートポンプユニット60の運転を継続しないと、ヒートポンプユニット60の運転効率が悪くなる。このような事項に鑑みて、本実施の形態2では、ヒートポンプ直接追い焚き運転が開始された場合には、浴槽温度が切替温度以上になった場合であっても、加熱開始時からの浴槽温度の上昇幅が予め設定された温度上昇幅(例えば、3℃)以上になるまでは、ヒートポンプ直接追い焚き運転が継続される。このため、加熱開始時の浴槽温度が切替温度に比べて僅かに低い温度であり、ヒートポンプ直接追い焚き運転の開始後まもなく浴槽温度が切替温度に達したような場合でも、ヒートポンプ直接追い焚き運転が、ある程度の時間、継続される。このように、本実施の形態2では、加熱開始時の浴槽温度が切替温度に比べて僅かに低い温度であったような場合においても、ヒートポンプユニット60が起動した後に短時間で停止されることがないので、ヒートポンプユニット60の運転効率の悪化を確実に防止することができる。
1 貯湯タンクユニット、2 給水配管、3 給湯配管、10 貯湯タンク、11,12 残湯サーミスタ、21 循環ポンプ、22 利用側熱交換器、31 三方弁、32 四方弁、40 タンク下部配管、41 ヒートポンプ入口配管、42 ヒートポンプ出口配管、43 タンク上部配管、44 タンク戻し配管、45 利用側熱交換器1次側入口配管、46 利用側熱交換器1次側出口配管、47 バイパス配管、50 浴槽、51 浴槽水循環回路、52 2次側循環ポンプ、53 浴槽出口側サーミスタ、60 ヒートポンプユニット、61 圧縮機、62 沸き上げ用熱交換器、63 膨張弁、64 空気熱交換器、65 冷媒循環配管、66 HP出口側サーミスタ、70 制御部、100 貯湯式給湯機

Claims (8)

  1. 液体を加熱する加熱手段と、
    前記加熱手段により加熱された高温液体を貯留するタンクと、
    熱源液体の熱により加熱対象を加熱する熱交換器と、
    前記加熱手段から前記熱交換器へ前記熱源液体を送る第1回路と、
    前記タンクから前記熱交換器へ前記熱源液体を送る第2回路と、
    前記加熱対象の温度を検出する温度検出手段と、
    前記加熱手段を稼動させ、前記加熱手段により加熱された高温液体を前記熱源液体として前記第1回路により前記熱交換器へ送る第1加熱運転と、前記タンクに貯留された高温液体を前記熱源液体として前記第2回路により前記熱交換器へ送る第2加熱運転とを切り替える制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、加熱開始時の前記加熱対象の温度が予め設定された切替温度より低い場合には、前記第1加熱運転を行い、前記加熱対象の温度が前記切替温度以上になった後、前記第2加熱運転を行う貯湯式給湯機。
  2. 前記制御手段は、加熱開始時の前記加熱対象の温度が前記切替温度以上である場合には、前記第1加熱運転を行わず、前記第2加熱運転を行う請求項1記載の貯湯式給湯機。
  3. 前記制御手段は、前記加熱対象の目標温度が高い場合には前記目標温度が低い場合に比べて前記切替温度を高くする請求項1または2記載の貯湯式給湯機。
  4. 前記制御手段は、前記加熱対象の総量が多い場合には前記総量が少ない場合に比べて前記切替温度を高くする請求項1乃至3の何れか1項記載の貯湯式給湯機。
  5. 前記制御手段は、前記タンク内の前記高温液体の温度と前記加熱対象の目標温度との差が小さい場合には前記差が大きい場合に比べて前記切替温度を高くする請求項1乃至4の何れか1項記載の貯湯式給湯機。
  6. 前記制御手段は、外気温度が低い場合には外気温度が高い場合に比べて前記切替温度を低くする請求項1乃至5の何れか1項記載の貯湯式給湯機。
  7. 前記制御手段は、加熱開始時の前記加熱対象の温度が前記切替温度より低く、前記第1加熱運転を行っている場合に、前記加熱対象の温度が前記切替温度以上になり、且つ、加熱開始時からの前記加熱対象の温度上昇幅が予め設定された温度幅以上になったときに、前記第1加熱運転を終了し、前記第2加熱運転を開始する請求項1乃至6の何れか1項記載の貯湯式給湯機。
  8. 前記加熱対象は、浴槽に貯留された浴槽水である請求項1乃至7の何れか1項記載の貯湯式給湯機。
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