JP2015029199A - 発振器 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の出力端子から発振信号を出力するか否かを柔軟に制御する。
【解決手段】発振信号を生成する発振回路10と、発振信号から生成された第1発振信号を出力する第1出力端子6と、発振信号から生成された第2発振信号を出力する第2出力端子7と、第1出力端子6及び第2出力端子7の動作を制御する制御電圧の入力を受ける出力制御端子4と、制御電圧が、3つ以上の電圧範囲のうちのどの電圧範囲に入っているかに応じて、第1出力端子6から第1発振信号を出力するか否か、及び第2出力端子7から第2発振信号を出力するか否かを制御する出力制御部30と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、発振信号を出力する複数の出力端子を備える発振器に関する。
従来、発振信号を出力するための2つの出力端子を備え、制御用の端子に入力される電圧に応じて、2つの出力端子から発振信号を出力するか、1つの出力端子から発振信号を出力するかを切り替えることができる発振器が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2009−267887号公報
従来の発振器においては、制御用の端子に印加された電圧が、周波数を検査する際に印加される第1の電圧であるか、回路基板に搭載された後に印加される第2の電圧であるかに基づいて、2つの出力端子から発振信号を出力するか、1つの出力端子から発振信号を出力するかが切り替えられていた。具体的には、周波数を検査する際には、検査用の5.0Vの電圧が印加されることで、2つの出力端子から発振信号を出力し、回路基板に搭載された状態で発振器を使用する際には、4.5Vの電圧が印加されることで、所定の1つの出力端子から発振信号を出力することができた。
ところが、従来の発振器においては、第1の電圧及び第2の電圧の2種類の電圧で出力端子を制御していたので、全ての出力端子から発振信号を出力する場合と、所定の1つの出力端子から発振信号を出力する場合の2つのパターンにしか対応できなかった。したがって、発振器が用いられる装置の機能に応じて、複数の発振信号の出力制御を柔軟に行うことができなかった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、複数の出力端子から発振信号を出力するか否かを柔軟に制御できる発振器を提供することを目的とする。
本発明に係る発振器は、発振信号を生成する発振回路と、前記発振信号から生成された第1発振信号を出力する第1出力端子と、前記発振信号から生成された第2発振信号を出力する第2出力端子と、前記第1出力端子及び前記第2出力端子の動作を制御する制御電圧の入力を受ける出力制御端子と、前記制御電圧に基づいて、前記第1出力端子から前記第1発振信号を出力するか否か、及び前記第2出力端子から前記第2発振信号を出力するか否かを制御する出力制御部と、を備える。
例えば、前記出力制御部は、前記制御電圧を分圧して、第1電圧及び第2電圧を生成する分圧部と、基準電圧を発生する基準電圧発生部と、前記基準電圧と前記第1電圧とを比較する第1電圧比較部と、前記基準電圧と前記第2電圧とを比較する第2電圧比較部と、前記第1電圧比較部における比較結果に基づいて、前記第1出力端子から前記第1発振信号を出力するか否かを切り替える第1スイッチと、前記第2電圧比較部における比較結果に基づいて、前記第2出力端子から前記第2発振信号を出力するか否かを切り替える第2スイッチと、を有する。前記第2発振信号は、前記第1発振信号と位相が反転した信号であってもよい。
上記の発振器は、前記発振回路と前記第1出力端子及び前記第2出力端子の少なくともいずれかとの間に設けられた位相同期回路をさらに備えてもよい。
本発明によれば、複数の出力端子から発振信号を出力するか否かを柔軟に制御できるという効果を奏する。
第1の実施形態に係る発振器の構成を示す図である。 第1の実施形態に係る出力制御部の動作を示す図である。 第1の実施形態に係る出力制御部の動作を示す図である。 第2の実施形態に係る発振器の構成を示す図である。 第2の実施形態に係る出力制御部の動作を示す図である。 第2の実施形態に係る出力制御部の動作を示す図である。 第3の実施形態に係る発振器の構成を示す図である。 第4の実施形態に係る発振器の構成を示す図である。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る発振器1の構成を示す図である。
発振器1は、発振回路10と、バッファ20と、バッファ21と、出力制御部30とを備える。また、発振器1は、外部端子として、電源端子2、接地端子3、出力制御端子4、周波数制御端子5、第1出力端子6及び第2出力端子7を備える。発振器1は、発振回路10において生成された発振信号を分岐させて第1発振信号と第2発振信号とを生成し、第1出力端子6から第1発振信号を出力するとともに、第2出力端子7から第2発振信号を出力する。
電源端子2は、発振器1を動作させる電源を入力する端子である。接地端子3は、発振器1を動作させる基準電圧を入力する端子である。接地端子3は、例えばグランドに接続して使用される。
出力制御端子4は、第1出力端子6及び第2出力端子7の動作を制御する制御電圧の入力を受ける。すなわち、出力制御端子4は、第1出力端子6及び第2出力端子7から発振信号を出力するか否かを制御するための制御電圧を入力する端子である。周波数制御端子5は、発振信号の周波数を制御するための周波数制御信号を入力する端子である。第1出力端子6は、バッファ20を介して、発振信号から生成された第1発振信号を出力するための端子である。第2出力端子7は、バッファ21を介して、発振信号から生成された第2発振信号を出力するための端子である。
以下、発振器1の内部の回路の詳細について説明する。
発振回路10は、周波数制御端子5から入力される周波数制御信号に基づいて定められる周波数の発振信号を生成する。発振回路10は、例えば、温度補償型電圧制御発振回路であり、周波数制御信号の電圧に応じて変化する周波数の発振信号を出力する。発振回路10が出力する発振信号は、配線により分岐されて、バッファ20及びバッファ21に入力される。バッファ20及びバッファ21は、発振回路10が出力する発振信号を増幅するバッファである。
出力制御部30は、制御電圧に基づいて、第1出力端子6から第1発振信号を出力するか否か、及び第2出力端子7から第2発振信号を出力するか否かを制御する。例えば、出力制御部30は、制御電圧が、3つ以上の電圧範囲のうちのどの電圧範囲に入っているかに応じて、第1出力端子6から第1発振信号を出力するか否か、及び第2出力端子7から第2発振信号を出力するか否かを制御する。出力制御部30は、分圧部31と、基準電圧発生部32と、第1電圧比較部33と、第2電圧比較部34と、第1スイッチ35と、第2スイッチ36とを有する。
分圧部31は、制御電圧を分圧して、第1電圧及び第2電圧を生成する。具体的には、分圧部31は、出力制御端子4とグランドとの間に縦続接続された抵抗311、抵抗312及び抵抗313を有し、抵抗311、抵抗312及び抵抗313の抵抗値に応じて定められる第1電圧及び第2電圧を生成する。例えば、抵抗311、抵抗312及び抵抗313の抵抗値が等しい場合、出力制御端子4に3.0Vが入力されると、抵抗311と抵抗312との接続点における第1電圧は、制御電圧の2/3の電圧である2.0Vとなり、抵抗312と抵抗313との接続点における第2電圧は制御電圧の1/3の電圧である1.0Vとなる。抵抗311と抵抗312との接続点は、後述の第1電圧比較部33の負側端子に接続されており、抵抗312と抵抗313との接続点は、後述の第2電圧比較部34の負側端子に接続されている。
基準電圧発生部32は、基準電圧を発生する。具体的には、基準電圧発生部32は、出力制御端子4に入力される制御電圧が、複数の電圧範囲のうちのどの電圧範囲に入っているかを検出する基準となる電圧を発生する。より具体的には、基準電圧発生部32が発生した基準電圧は、第1電圧比較部33及び第2電圧比較部34の正側端子に入力され、分圧部31から出力される第1電圧及び第2電圧と基準電圧との関係に基づいて、制御電圧がどの電圧範囲に入っているかを検出するために用いられる。基準電圧は、例えば電源電圧の1/2の電圧に設定される。
第1電圧比較部33は、基準電圧と第1電圧とを比較する差動増幅器である。具体的には、第1電圧比較部33は、基準電圧が第1電圧よりも高い場合に、電源電圧に等しい電圧の信号(以下、ハイレベル信号という)を出力する。また、第1電圧比較部33は、基準電圧が第1電圧以下である場合に、接地電圧に等しい電圧の信号(以下、ロウレベル信号という)を出力する。
同様に、第2電圧比較部34は、基準電圧と第2電圧とを比較する差動増幅器である。具体的には、第2電圧比較部34は、基準電圧が第2電圧よりも高い場合に、ハイレベル信号を出力する。また、第2電圧比較部34は、基準電圧が第2電圧以下である場合に、ロウレベル信号を出力する。
第1スイッチ35は、第1電圧比較部33における比較結果に基づいて、第1出力端子6から第1発振信号を出力するか否かを切り替える。第1スイッチ35は、例えば、第1電圧比較部33からハイレベル信号が出力されている間、第1発振信号を出力するオン状態になり、第1電圧比較部33からロウレベル信号が出力されている間、第1発振信号を出力しないオフ状態になるアナログスイッチである。
同様に、第2スイッチ36は、第2電圧比較部34における比較結果に基づいて、第2出力端子7から第1発振信号を出力するか否かを切り替える。第2スイッチ36は、例えば、第2電圧比較部34からハイレベル信号が出力されている間、第2発振信号を出力するオン状態になり、第2電圧比較部34からロウレベル信号が出力されている間、第2発振信号を出力しないオフ状態になるアナログスイッチである。
以下、図2及び図3を参照しながら、制御電圧と第1出力端子6及び第2出力端子7の出力動作との関係について詳しく説明する。
図2は、制御電圧が、接地電圧、電源電圧、及び電源電圧よりも高い電圧(電源電圧+α)の3段階で変化する場合の出力制御部30の動作を示す図である。電源電圧よりも高い電圧は、例えば、電源電圧の1.5倍以上の電圧である。
基準電圧が電源電圧の1/2の電圧であるとすると、制御電圧が接地電圧である場合、第1電圧及び第2電圧も接地電圧と等しいので、第1電圧及び第2電圧は基準電圧よりも低い。したがって、第1電圧比較部33及び第2電圧比較部34からはロウレベル信号が出力されるので、第1スイッチ35及び第2スイッチ36はオフ状態になり、第1発振信号及び第2発振信号は出力されない。
制御電圧が電源電圧に等しい場合、第1電圧は電源電圧の2/3の電圧となり、基準電圧よりも高いので、第1電圧比較部33はハイレベル信号を出力する。したがって、第1スイッチ35はオン状態になり、第1発振信号が出力される。また、第2電圧は電源電圧の1/3の電圧となり、基準電圧よりも低いので、第2電圧比較部34はロウレベル信号を出力する。したがって、第2スイッチ36はオフ状態になり、第2発振信号が出力されない。
制御電圧が電源電圧よりも高く、例えば、基準電圧の3倍、すなわち電源電圧の1.5倍よりも高い電圧である場合、第1電圧は電源電圧よりも高い電圧となり、第2電圧は電源電圧の1/2の電圧よりも高い電圧になり、第1電圧比較部33及び第2電圧比較部34はハイレベル信号を出力する。したがって、第1スイッチ35及び第2スイッチ36はオン状態になり、第1発振信号及び第2発振信号が出力される。
続いて、他の例について説明する。
図3は、制御電圧が、接地電圧、電源電圧の1/2の電圧、及び電源電圧の3段階で変化する場合の出力制御部30の動作を示す図である。この例においては、基準電圧が電源電圧の1/4の電圧である。
図3に示す例においては、図2に示した例と同様に、制御電圧が接地電圧である場合、第1電圧及び第2電圧も接地電圧と等しいので、第1電圧及び第2電圧は基準電圧よりも低く、第1スイッチ35及び第2スイッチ36はオフ状態になるので、第1発振信号及び第2発振信号は出力されない。
制御電圧が電源電圧の1/2の電圧に等しい場合、第1電圧は電源電圧の1/3の電圧となり基準電圧よりも高く、第2電圧は電源電圧の1/6の電圧となり基準電圧よりも低い。したがって、第1スイッチ35はオン状態になり、第1発振信号が出力され、第2スイッチ36はオフ状態になり、第2発振信号が出力されない。
制御電圧が電源電圧と等しい場合、第1電圧は電源電圧の2/3の電圧になり、第2電圧は電源電圧の1/3の電圧になり、共に基準電圧よりも高い。したがって、第1スイッチ35及び第2スイッチ36はオン状態になり、第1発振信号及び第2発振信号が出力される。
以上のとおり、本実施形態に係る発振器1によれば、出力制御端子4に入力される制御電圧に応じて、複数の出力端子から発振信号を出力するか否かを切り替えることができる。したがって、例えば、発振器1が出力する第1発振信号を携帯端末におけるアプリケーションモジュールに入力し、第2発振信号を携帯端末における通信モジュールに入力するような場合、携帯端末の3つの動作モードごとに、第1発振信号及び第2発振信号の出力状態を制御することができる。
具体的には、携帯端末がスタンバイ状態の場合、制御電圧を接地電圧に等しくすることにより、第1発振信号及び第2発振信号を出力しないようにできる。また、通信を行っていない動作モードにおいては、制御電圧を3種類の電圧のうちの中間の電圧にすることで、アプリケーションモジュールに第1発振信号を供給し、通信モジュールには第2発振信号を供給しない。通信を行う動作モードにおいては、制御電圧を最も大きい電圧にすることで、通信時にはアプリケーションモジュールに第1発振信号を供給するとともに、通信モジュールに第2発振信号を供給する。このように、発振信号を用いる機器の動作モードに応じて柔軟に出力制御を行えるので、機器の消費電力を低減させることができる。
<第2の実施形態>
図4は、第2の実施形態に係る発振器1の構成を示す図である。図4に示した発振器1は、信号変換部37をさらに備える点で図1に示した発振器1と異なり、他の点で同じである。
信号変換部37は、第1電圧比較部33及び第2電圧比較部34が出力する信号のレベルを変換する。例えば、信号変換部37は、第1電圧比較部33がハイレベル信号を出力し、第2電圧比較部34がロウレベル信号を出力する場合に、第1スイッチ35及び第2スイッチ36に対してハイレベル信号を出力する。信号変換部37は、第1電圧比較部33及び第2電圧比較部34がハイレベル信号を出力する場合に、第1スイッチ35に対してハイレベル信号を出力し、第2スイッチ36に対してロウレベル信号を出力する。
図5は、制御電圧が、接地電圧、電源電圧、及び電源電圧よりも高い電圧(電源電圧+α)の3段階で変化する場合の出力制御部30の動作を示す図である。基準電圧は、電源電圧の1/2の電圧である。制御電圧が電源電圧に等しい場合、第1電圧比較部33がハイレベル信号を出力し、第2電圧比較部34がロウレベル信号を出力するので、信号変換部37からは、第1スイッチ35及び第2スイッチ36に対してハイレベル信号が出力される。したがって、第1出力端子6及び第2出力端子7から第1発振信号及び第2発振信号が出力される。
制御電圧が電源電圧よりも高い電圧である場合、第1電圧比較部33及び第2電圧比較部34はハイレベル信号を出力するので、信号変換部37からは、第1スイッチ35に対してハイレベル信号が出力され、第2スイッチ36に対してロウレベル信号が出力される。したがって、第1出力端子6から第1発振信号が出力され、第2出力端子7からは第2発振信号が出力されない。
図6は、制御電圧が、接地電圧、電源電圧の1/2の電圧、及び電源電圧の3段階で変化する場合の出力制御部30の動作を示す図である。この例においては、基準電圧が電源電圧の1/4の電圧である。本例においては、制御電圧が電源電圧の1/2の電圧である場合に、第1出力端子6及び第2出力端子7から第1発振信号及び第2発振信号が出力される。制御電圧が電源電圧と等しい場合に、第1出力端子6から第1発振信号が出力され、第2出力端子7からは第2発振信号が出力されない。
なお、信号変換部37は、第1電圧比較部33及び第2電圧比較部34から入力される信号のレベルと、変換後に第1スイッチ35及び第2スイッチ36に対して出力される信号のレベルとの組み合わせを、外部からの制御により任意に変更してもよい。例えば、信号変換部37が、第1電圧比較部33及び第2電圧比較部34に対応する複数のレベル変換器を有し、外部からの制御により、それぞれのレベル変換器の処理を切り替えてもよい。
以上のとおり、第2の実施形態に係る発振器1によれば、第1電圧比較部33及び第2電圧比較部34から出力される信号のレベルを変換できるので、出力制御端子4に入力される制御電圧に応じて第1出力端子6及び第2出力端子7から出力される信号をどのように制御するかを、柔軟に切り替えることができる。
<第3の実施形態>
図7は、第3の実施形態に係る発振器1の構成を示す図である。図7に示す発振器1においては、図1におけるバッファ21の代わりにインバータ22が設けられている点で図1に示した発振器1と異なり、他の点で同じである。
本実施形態に係る発振器1においては、第2出力端子7から出力される第2発振信号は、第1出力端子6から出力される第1発振信号と位相が反転した信号である。すなわち、発振器1は、互いに位相が180°異なる第1発振信号及び第2発振信号を出力するか否かを柔軟に制御することができる。
<第4の実施形態>
図8は、第3の実施形態に係る発振器1の構成を示す図である。図8に示す発振器1においては、発振回路10とバッファ20との間に、位相同期回路(PLL回路)40が設けられている点で図1に示した発振器1と異なり、他の点で同じである。位相同期回路40は、発振回路10と第1出力端子6及び第2出力端子7の少なくともいずれかとの間に設けることができる。
位相同期回路40は、発振回路10が出力する発振信号を、当該発振信号の周波数と異なる周波数に変換する。したがって、発振器1は、第1出力端子6及び第2出力端子7からそれぞれ異なる周波数の第1発振信号及び第2発振信号を出力することができる。発振器1がこのような構成を有することにより、発振器1が、複数の異なる周波数を用いるデバイスを有する機器に用いられる際に、機器の状態に応じて、第1発振信号を出力するか第2発振信号を出力するかを柔軟に切り替えることができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、上記の実施形態においては、制御電圧を分圧した電圧を基準電圧と比較することによって、複数の出力端子の動作を制御した。しかし、制御電圧を分圧することなく、制御電圧を、3つ以上電圧比較器に入力し、制御電圧が3つ以上の電圧範囲のうちのどの電圧範囲に含まれるかに基づいて、複数の出力端子の動作を制御してもよい。
1 発振器
2 電源端子
3 接地端子
4 出力制御端子
5 周波数制御端子
6 第1出力端子
7 第2出力端子
10 発振回路
20 バッファ
21 バッファ
22 インバータ
30 出力制御部
31 分圧部
32 基準電圧発生部
33 第1電圧比較部
34 第2電圧比較部
35 第1スイッチ
36 第2スイッチ
37 信号変換部
40 位相同期回路
311 抵抗
312 抵抗
313 抵抗

Claims (4)

  1. 発振信号を生成する発振回路と、
    前記発振信号から生成された第1発振信号を出力する第1出力端子と、
    前記発振信号から生成された第2発振信号を出力する第2出力端子と、
    前記第1出力端子及び前記第2出力端子の動作を制御する制御電圧の入力を受ける出力制御端子と、
    前記制御電圧に基づいて、前記第1出力端子から前記第1発振信号を出力するか否か、及び前記第2出力端子から前記第2発振信号を出力するか否かを制御する出力制御部と、
    を備える発振器。
  2. 前記出力制御部は、
    前記制御電圧を分圧して、第1電圧及び第2電圧を生成する分圧部と、
    基準電圧を発生する基準電圧発生部と、
    前記基準電圧と前記第1電圧とを比較する第1電圧比較部と、
    前記基準電圧と前記第2電圧とを比較する第2電圧比較部と、
    前記第1電圧比較部における比較結果に基づいて、前記第1出力端子から前記第1発振信号を出力するか否かを切り替える第1スイッチと、
    前記第2電圧比較部における比較結果に基づいて、前記第2出力端子から前記第2発振信号を出力するか否かを切り替える第2スイッチと、
    を有する、
    請求項1に記載の発振器。
  3. 前記第2発振信号は、前記第1発振信号と位相が反転した信号である、
    請求項1又は2に記載の発振器。
  4. 前記発振回路と前記第1出力端子及び前記第2出力端子の少なくともいずれかとの間に設けられた位相同期回路をさらに備える、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の発振器。
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