JP2015028560A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】金属同士が摺動することにより発生する異常音や、金属の酸化による導通不良、あるいは圧接による高負荷が発生しないアース構造を提供する。【解決手段】像担持体1を回転可能に支持する固定シャフト4に、締結部材31によって可撓性導電部材6又は導電部材6’を取り付ける。導電部材6、6’の先端部を像担持体1の内壁に接触させることで、像担持体1と固定シャフト4の間を導通させる。導電部材6、6’は、少なくとも像担持体1の内壁に接触する部分が可撓性導電部材とされている。可撓性導電部材は、布状の導電布またはシート状の導電シートで構成されている。【選択図】図3B

Description

本発明は、複写機、プリンター、ファクシミリ等の電子写真方式の画像形成装置に使用される回転体のアース構造に関する。特に、可撓性導電部材を使用したアース構造と、当該アース構造を使用した像担持体ユニット、プロセスユニットおよび画像形成装置に関する。
この種の画像形成装置では、静電潜像を形成するために回転駆動される像担持体が使用される。当該像担持体は画像形成のために高電圧で繰り返し帯電されるため、像担持体に蓄積した静電気を逃がして異常画像の発生を防止する必要がある。このため、像担持体素管と当該素管を回転可能に支持する固定シャフトとの間に導電部材が設けられ、当該導電部材を通して像担持体素管の静電気を固定シャフトを支持する機枠側に逃がすようにしている。
従来の導電部材は、例えば特許文献1(特開2001−356638号公報)のアース板40ように金属板を使用したものが一般的であった。当該金属板は像担持体の端部に固定されたフランジに取り付けられ、シャフトに対して摺動可能に導電する。しかし、金属板によるアース構造ではシャフトとの接触が金属同士の接触となるため、振動や異音の発生、シャフト摺動部での酸化による導通不良などの問題がある。
そこで、最近では、特許文献2(特開2002−62759号公報)や特許文献3(特開2012−83505号公報)のように、布状又はシート状の可撓性導電部材が提案されている。
しかし、従来のアース構造は、特許文献1〜3のいずれも、シャフトを像担持体に挿入する関係から、導電部材を像担持体の端部フランジに取り付け、導電部材とシャフトとの間で摺動させるようにしている。像担持体の回転数は、高速機では約200rpmにもなる。特許文献2又は3のように可撓性導電部材を使用する場合、画像形成時の像担持体の高速回転によって可撓性導電部材の形状・姿勢が不安定化しやすくなる。可撓性導電部材は低コスト化及び軽量コンパクト化のためにますます薄型化の傾向にあるので、中・低速機でもその形状・姿勢が不安定化するおそれがある。
また、像担持体素管の振れや突発的な振動が発生する場合もあり、その影響で可撓性導電部材が変形する可能性もある。そうすると、シャフトとの間の導通が瞬間的に遮断し、そのために画像異常が発生する可能性がある。
本発明はこのような課題に鑑み発明するに至ったものであって、その目的は、可撓性導電部材の使用により圧接による高負荷が発生せず、しかも回転体の回転速度に関わらず可撓性導電部材の安定姿勢と安定接触状態が維持されるアース構造を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明は、筒状の回転体と、前記回転体を回転可能に支持する固定シャフトと、一端が前記回転体内に挿入された前記固定シャフトに支持されると共に電気的に導通され、他端が前記回転体の内壁に接触されて前記固定シャフトと前記回転体との間を導通させる導電部材を有し、少なくとも前記回転体の内壁に接触している部分が可撓性導電部材で構成されていることを特徴とする回転体のアース構造である。
本発明によれば、導電部材が固定シャフトに支持されているので、回転体の回転に関わらず導電部材の安定姿勢と回転体に対する安定接触状態を維持することができ、回転体との間の導通遮断を防止することができる。従って、本発明を像担持体ユニットに適用することで像担持体のアース不良による異常画像の発生を防止することができる。
本発明のアース構造を有するプロセスユニットを使用した画像形成装置の概略図である。 プロセスユニットの概略図である。 本発明の第1実施形態に係るアース構造を使用した像担持体ユニットの斜視図である。 同像担持体ユニットの軸方向断面図である。 同像担持体の横断面図である。 可撓性導電部材の変形例を示す像担持体の横断面図である。 可撓性導電部材の変形例を示す像担持体の横断面図である。 (a)は可撓性導電部材の変形例を示す像担持体の横断面図、(b)は(a)の矢視断面図である。 可撓性導電部材の変形例を示す像担持体の横断面図である。 可撓性導電部材の変形例を示す像担持体の横断面図である。 像担持体ユニットの変形例の軸方向断面図である。 第2実施形態に係るアース構造を使用した像担持体ユニットの軸方向端部断面図である。 第2実施形態に係るアース構造を使用した像担持体ユニットの横断面図である。 第2実施形態に係るアース構造の変形例を使用した像担持体ユニットの軸方向端部断面図である。 第3実施形態に係るアース構造を使用した像担持体ユニットの横断面図である。 第3実施形態に係るアース構造の変形例を使用した像担持体ユニットの横断面図である。 (a)〜(c)は、それぞれ第3実施形態に係るアース構造の可撓性導電部材の先端部拡大図である。 第4実施形態に係るアース構造を示すもので、(a)は像担持体ユニットの横断面図、(b)(c)は導電部材の先端部拡大図である。 像担持体ユニットのフランジ形状を示す側面図である。 像担持体ユニットのフランジ形状を示す側面図である。 像担持体ユニットのフランジ形状を示す側面図である。 本発明に係るアース構造の導通試験結果を示す図である。
以下、本発明の実施形態に係るアース構造と、当該アース構造を使用した像担持体ユニット、プロセスユニット及び画像形成装置について図面を参照して説明する。図1は画像形成装置の中央断面概略構成図である。画像形成装置101の機枠体のほぼ中央部に、像担持体1等を有するプロセスユニット106が搭載されている。このプロセスユニット106の上側に、像担持体1に潜像を形成するための露光装置105が配設されている。
プロセスユニット106の下側に、プロセスユニット106の像担持体1と当接するようにして、転写体である転写ローラ103が設置されている。また当該転写ローラ103の下側に、記録媒体107を積載・収容する給紙カセット108が配設されている。そして、給紙ローラ109と用紙搬送装置110によって供給された用紙やOHPシート等の記録媒体107が転写ローラ103に導かれるようになっている。
転写ローラ103に高電位が印加されることによって、転写ローラ103と像担持体1との間の転写ニップに電位差が付与されると、当該転写ニップにタイミングをとって供給された記録媒体107に、像担持体1表面に形成されたトナー像が転写される。
トナー像が転写された記録媒体107は転写ローラ103から剥離されて定着器112へと導かれ、当該定着器112によってトナー像が記録媒体107に溶融定着され、排紙装置113により画像形成装置101の上部の排紙トレー114に排紙される。
記録媒体107の給紙から排紙までの搬送経路は、できる限り簡略化してコンパクトに構成すると共に、搬送経路ができるだけ大きな曲率半径となるように構成されている。これにより、搬送途中での紙詰まりが起こりにくく信頼性を向上させている。また、紙詰まり発生時の解消処理操作も簡単に行うことができるようにし、更に厚紙等も使用可能な多種記録媒体方式にしている。
記録媒体107は、その画像面を下向きにして画像形成装置101の上部の排紙トレー114に排出される。これにより、画像形成装置101上に積み重なった記録媒体107を、画像面側が上を向くように取り出すと、上側から下側に印刷順に並ぶことになる。従って、記録媒体107を並べ替える手間がかからず便利である。
次に、電子写真画像形成プロセスについて説明する。図2はプロセスユニット106の断面図である。図1と図2において、像担持体1は、画像形成装置101に設置された図示しない駆動装置により回転され、その表面の感光層1aが帯電ローラ11によって一様な高電位に帯電される。
一様帯電された感光層1aは、露光装置105からの光学像を有する光線Lにより露光される。この露光により電位の減衰した低電位部と、初期化による高電位部とからなる静電潜像が、感光層1aに形成される。
一方、現像容器20内の図示しない現像剤は攪拌部材21により攪拌され、供給部材22により現像剤担持体12に供給される。規制部材23が現像剤担持体12に当接あるいは所定量のギャップを持った位置に固定されることによって、現像剤担持体12の表面に現像剤の薄層が形成される。
先に形成された感光層1a上の静電潜像の低電位部(又は高電位部)が、像担持体1と現像剤担持体12との対向位置に至ると、現像剤担持体12からトナーが像担持体1に移される。これにより、像担持体1の表面にトナー像が形成される。像担持体1の回転が進むと、このトナー像は転写ローラ103との当接位置において記録媒体107に転写される。
トナー像が記録媒体107に転写された後の像担持体1上には、記録媒体107に転写されずに残った転写残トナーが存在する。当該転写残トナーは、クリーニングブレード13によって像担持体1から除去される。
クリーニングブレード13よりも像担持体1の回転方向下流側には、図示しない除電装置が設けられている。この除電装置によって、像担持体1の表面の残留電荷が除去される。なお、除電装置は小型低コスト機では省略され、現像剤担持体12が除電装置を兼ねる場合もある。
除電装置の像担持体1下流側に帯電ローラ11が一対で設けられている。この帯電ローラ11によって、像担持体1が再び一様な高電位に帯電される。像担持体1は高電位で繰り返し帯電動作が行われるため、像担持体1の素管を確実に電気的に接地させて静電気を速やかに逃がすことで画像異常が発生するのを防ぐ必要がある。そのため、像担持体ユニット51に以下に述べるアース構造が設けられている。
(アース構造の第1実施形態)
図3A〜図3Cは像担持体ユニット51と第1実施形態のアース構造を示している。図3Aは、像担持体ユニット51の外観斜視図を示すものである。この像担持体ユニット51は、回転体を構成する円筒状の像担持体1を有する。像担持体1は、像担持体素管である導電性基体の表面に感光層1aを形成したものである。導電性基体には、アルミニウムパイプなどの金属製基体や、熱可塑性プラスチックなどの樹脂製基体が使用される。
像担持体1の一端にフランジ2が固定され、他端にギヤ3が固定されている。フランジ2とギヤ3は、それぞれ、筒部2b、3bと、軸孔2c、3cを有する。筒部2b、3bが像担持体1の両端の嵌合孔1bに嵌め込まれて固定される。
像担持体1の一端のフランジ2側から反対側のギヤ3側に、固定シャフト4が貫通状態で挿入されている。固定シャフト4の両端は、それぞれ、フランジ2とギヤ3の軸孔2c、3cを貫通している。
軸孔2c、3cから出た固定シャフト4の両端部は、画像形成装置の図示しない機枠の一部に形成された縦枠に固定支持されている。フランジ2に隣接した固定シャフト4の外周面に、回転防止部材5が取り付けられている。この回転防止部材5が前記縦枠に係合することで固定シャフト4の回転が防止される。
図3B、図3Cに示すように、像担持体1の内部の固定シャフト4の端部外周面に、可撓性導電部材6の一端がネジ等の締結部材31によって取り付けられている。締結部材31は、図9Aに示すフランジ2の軸孔2cに固定シャフト4を挿通する都合を考慮して、その外形が固定シャフト4の外周面から外側にはみ出ないように、固定シャフト4に形成された凹部4aに収容されている。
可撓性導電部材6の取り付け位置は、固定シャフト4の長手方向の任意の位置でよいが、固定シャフト4の両端部に近い位置に取り付けると、像担持体1の回転時の振れ回りによる導通性への影響を少なくすることができる。また、可撓性導電部材6は図3Bのように、像担持体1に対する固定シャフト4の挿入側とは反対側の端部外周面に取り付けるのが望ましい。こうすることで、後述するように、像担持体ユニット51の組立時において、フランジ2の穴2aから挿入した後の像担持体1内での可撓性導電部材6の移動距離が短くて済み、可撓性導電部材6のシワ等の変形を防止することができる。
本実施形態においては、図1のプロセスユニット106を画像形成装置101に装着したときに、固定シャフト4が、画像形成装置101側の図示しない導通部材(シャフト支持部)と接触するように構成されている。当該導通部材(シャフト支持部)は導電性材料で構成され電気的に接地されている。従って、プロセスユニット106を画像形成装置101に装着すると同時に、像担持体1が可撓性導電部材6と固定シャフト4を介して電気的に接地される。
可撓性導電部材6は、布状の導電布またはシート状の導電シートで構成されている。すなわち、可撓性導電部材6の全体が可撓性導電部材で構成されている。ここで導電布とは、ポリエチレンテレフタレート繊維・ナイロン繊維・ポリエステル繊維の少なくとも一つの繊維と、ニッケルおよび銅とを織り込んだ布状材(導電性繊維)で構成されたものである。
当該構成により、導電布が導電性を有すると共に適度な潤滑性も有し、摺動対象物(本願特許の場合は像担持体1の内壁に相当)と接触しても異常音の発生や酸化することが無く、常に安定した導通を確保することができる。これによって、従来のアース板等の金属製導電部材を使用したアース構造で必要とされた摺動抵抗低減や異常音発生抑制のための導電性潤滑剤を廃止することができ、環境への負荷も低減することができる。
導電シートとは、ポリ四フッ化エチレン・ポリスチレン・ポリプロピレン・ポリ塩化ビニルの少なくとも一つにカーボン等の導電物質を練りこみ、又はコーティングを施したシート状材からなるものである。当該導電シートにおいても、前記構成により、導電性を有すると共に適度な潤滑性も有していて摺動対象物(本実施形態では像担持体1の内壁)と接触しても異常音の発生や摺動部分での酸化が無く、安定した導通を確保することができる。また、導電性潤滑剤も不要であり環境への負荷も低減することができる。
可撓性導電部材6は、図3Cのように、固定シャフト4から距離eで偏心した状態で垂直方向下方に延ばされている。従って、像担持体1が矢印方向に回転すると、その内壁が可撓性導電部材6の先端部に食い込み、当該内壁に対する可撓性導電部材6の先端部の接触状態が安定化する。
可撓性導電部材6を、図B、図3Cのように、その幅方向が固定シャフト4の軸方向に延びるように配設すると、固定シャフト4に対して締結部材31で取り付けるのが容易であるし、図9Aで後述するように、可撓性導電部材6をフランジ2の穴2aに通す場合に、穴2aの大きさが小さくて済む。
可撓性導電部材6は、図3Cのように固定シャフト4から像担持体1の半径方向に直線上に配設する他、図4Aのように、可撓性導電部材6の先端側(下端側)が若干弛んだ状態で像担持体1の内周面に接触するようにしてもよい。このように若干弛んだ状態にしておくと、像担持体1が矢印方向に回転したとき、弛んだ部分6eが回転方向下流側に引きずられる形になる。従って、可撓性導電部材6の長さによって、像担持体1の内壁との接触面積を増大することも可能であり、これにより導通維持の信頼性が高まる。
像担持体1の内壁と接触する部分は、可撓性導電部材6の先端厚み部分でもよいし(線接触又は点接触)、当該厚み部分に隣接する側面部分でもよい(面接触)。
また、可撓性導電部材6を図4Bのように折り返して二重にし、ループ6fを形成してもよい。この場合、可撓性導電部材6の弾力性でループの形状・姿勢が保持され、ループの外側面が像担持体1の内壁に安定的に接触し、導通維持の信頼性が高まる。
また、図4Cのように、可撓性導電部材6の幅を固定シャフト4の径と同程度に形成し、当該可撓性導電部材6の円弧状上端縁を導電性テープ8等を使用して固定シャフト4の下側外周面に取り付けるようにしてもよい。この場合、可撓性導電部材6の円弧状下端縁6gが像担持体1の円周方向を向いた状態でその内壁と接触する。
固定シャフト4に対する可撓性導電部材6の取り付け方法は、導電性テープ8を使用する他、図4Dのように可撓性導電部材6を固定シャフト4の径よりも幅広に形成し、可撓性導電部材6に形成した取付穴6hに固定シャフト4を挿入する構成にしてもよい。この場合、取付穴6hの径を固定シャフト4よりもやや小径にしておくことで、導電性テープ8を使用することなく可撓性導電部材6の軸方向と回転方向の位置ずれを防止することができる。
像担持体1が回転するとその内部に周方向の内部気流が発生し、この内部気流の大きさによっては可撓性導電部材6の形状・姿勢が乱される可能性がある。図4C又は図4Dのように可撓性導電部材6の向きを周方向にすることで内部気流による影響を低減することができる。従って、可撓性導電部材6の形状・姿勢が安定し、像担持体1の内壁に対する導通維持の信頼性が高まる。
導電布も導電シートも、必ずしも剛性は高くない。このため、可撓性導電部材6に導電布と導電シートのいずれを使用しても、固定シャフト4への取り付け方向によっては、例えば図4Eに示すように固定シャフト4に対して水平方向に取り付けると、可撓性導電部材6の先端側が自重で重力方向に曲がってしまう恐れがある。そうすると、可撓性導電部材6の長さによっては、像担持体1と固定シャフト4との間の電気的導通が遮断され、可撓性導電部材6の役割が果たせなくなる場合がある。
従って、可撓性導電部材6の固定シャフト4への取り付け方向は、図3Bと図3Cに示されるように、固定シャフト4から見て下側に取り付けるのが望ましい。ここで「下側」とは水平よりも下側をすべて含むもので、真下は勿論のこと斜め下方も含む。但し、可撓性導電部材6の取り付け方向は、最も望ましくは重力方向真下に向けて必要最低限の長さで取り付けるのがよい。これにより可撓性導電部材6の像担持体1との接触が安定確実になり、また摩擦負荷で像担持体1に作用する負荷も低減することができる。
可撓性導電部材6は図5に示すように、固定シャフト4を中心として径方向両側に対称(又は非対称)に配設することも可能である。この場合、導電部材の両端部が像担持体1の内壁と接触する。2カ所で接触させることで像担持体1との導通信頼性が向上する。以下、説明の簡略化のために、一方の可撓性導電部材6の端部が像担持体1の内壁に接触する場合を示すこととする。
(アース構造の第2実施形態)
図6Aと図6Bは第2実施形態のアース構造を示している。同図に示すように、可撓性導電部材6には像担持体1の内壁と接触する先端部に略櫛歯状の切り込み6aが形成されている。こうすることで、可撓性導電部材6の先端部が像担持体1の内壁と複数箇所で接触することになる。
従って、例えば図6Bのように像担持体1の回転によって可撓性導電部材6の先端部の一つの接触箇所が下流側に流されたり、突発的な振動によって像担持体1の内壁から離間したりしても、残りの接触箇所で像担持体1の内壁との電気的導通を確保することができる。なお、図6Aでは切り込み6aの幅を部品製作時の打ち抜き型を考慮して幅広にしているが、図6Cのように単純な切り込み6bのような形状でも良い。
(アース構造の第3実施形態)
図7Aは第3実施形態のアース構造を示している。前述したように、導電布も導電シートも剛性が高いものではないために、例えば高温化の状態で放置した後などにおいては可撓性導電部材6に癖がついてしまうことが考えられる。そうすると可撓性導電部材6と像担持体1の内壁との接触が不安定になる可能性がある。
そこで、第3実施形態においては、像担持体1との導通をより安定化させるために、可撓性導電部材6の姿勢保持用に、可撓性導電部材6より剛性の高い支持部材7を設けている。すなわち、図7Aにおいて、像担持体1の内壁と可撓性導電部材6の接触位置から見て、像担持体1の回転方向下流側に支持部材7を配設している。これによって、可撓性導電部材6が像担持体1の回転方向に流されることを防ぐことができ、像担持体1との接触が不安定化するのを防止することができる。
また、当該第3実施形態のように支持部材7を使用すると、図4Eのように可撓性導電部材6を水平方向に延ばしても、可撓性導電部材6が重力方向に撓んで像担持体1の内壁との導通が遮断されることがない。従って、可撓性導電部材6の配設方向を自由に選択することが可能である。
支持部材7の材質は、可撓性導電部材6の姿勢を保つことが出来れば樹脂でも金属でもよい。より安定した導通確保を優先するのであれば、支持部材7の材質は例えばSUSやリン青銅等の金属であることが望ましい。この場合、像担持体1→(可撓性導電部材6+支持部材7)→固定シャフト4の導通経路となる。
また、安価な像担持体ユニット51の提供を優先するのであれば、支持部材7の材質は例えばPETシート等の樹脂であることが望ましい。この場合、支持部材7は導通に関与しないので、像担持体1→可撓性導電部材6→固定シャフト4の導通経路となる。なお、当該樹脂に導電性金属を混合して導電性樹脂にすることも可能であり、その場合の導通経路は金属の場合と同じである。
支持部材7の配設位置は、前述した図7Aのように像担持体1の回転方向下流側に配設する他、図7Bのように、像担持体1の内壁と可撓性導電部材6の接触位置から見て、像担持体1の回転方向上流側に配設することもできる。ただし、図7Bのように配設する場合、可撓性導電部材6が像担持体1の回転方向下流側に流されることによって支持部材7から離れてしまうのを防止する必要がある。
そこで、支持部材7の機能を確実に果たすために、可撓性導電部材6と支持部材7との間を両面テープや接着剤で固定するとよい。導通経路の確保を優先するために支持部材7の材質を金属とした場合は、可撓性導電部材6と支持部材7との固定は導電性両面テープを使用するのが望ましい。
また、支持部材7の先端部稜線7aが経時で可撓性導電部材6と接触し続けると、特に支持部材7にバリが立っているような最悪の場合においては、経時で可撓性導電部材6が切断されてしまう可能性がある。これを防ぐために、支持部材7をプレス形成する場合は、そのカエリ面を可撓性導電部材6と反対側にするのが望ましい。また、支持部材7の方向性をなくして作業性を向上させるためには、支持部材7の先端稜線のカエリを面押し等で潰せばよい。
図7C(a)のように、支持部材7の先端と像担持体1の内壁との間の距離をL1とした場合、L1の長さは以下のように決める。すなわち、支持部材7の長さが像担持体1の半径方向で必要以上に長く、L1がA(mm)以下になると、像担持体1の内壁の寸法精度のばらつきや像担持体1の振動等で、支持部材7の先端部が像担持体1の内壁と接触してしまう可能性が高まる。支持部材7の先端部が像担持体1の内壁と接触すると、当該接触部分で異常音が発生したり、不必要な削りカスが発生したりするおそれがある。そこで、前記L1は最低限1〜2mm確保するのが望ましい。
なお、図7C(b)、(c)のように、可撓性導電部材6の先端部に、図6A、図6Cのような切り込み6a、6bを形成してもよい。この場合も、前述のL1は最低限1〜2mm確保するのが望ましい。
(アース構造の第4実施形態)
図8は第4実施形態のアース構造を示している。同図に示すように、この実施形態では、導電部材6'を板金製の導電板6'cと導電性繊維6'dで構成している。像担持体1との接触を確実なものとするために、導電板6'cは剛性が高くかつ導電性を持つ板金部材(望ましくはアルミや鋼板等)とし、その基端部が固定シャフト4に対してネジ等の締結部材31で取り付けられている。
この導電板6cの先端部に、可撓性導電部材として、複数本の導電性繊維をブラシ状にした導電性繊維6'dが取り付けられている。この導電性繊維6'dが像担持体1の内壁と接触することにより、支持部材7を用いずに導電部材6'だけで像担持体1と固定シャフト4との導通を取ることができる。
導電性繊維6'dの材料は、炭素繊維、ステンレス繊維、アクリル繊維、ナイロン繊維、チタン、ニッケル繊維のいずれかであることが望ましい。導電板6'cへの導電性繊維6'dの取り付けは、板金によるカシメもしくはテープによる貼り付けであることが望ましい。
図8(b)のように、導電板6'cの先端部から突出する導電性繊維6'dの長さをL2とした場合、長さL2は基本的には任意である。ただし、導電性繊維6'dの剛性が高い場合は、長さL2が短いと像担持体1の内壁との接触圧が高まる可能性がある。そうすると像担持体1の内壁を経時で摩耗・損傷したり、像担持体1の回転速度に影響を及ぼしたりする可能性がある。従って、長さL2は通常1mm以上を確保しておくのが望ましい。
また、導電板6'cをプレス等の打ち抜きで製作する場合、その先端部稜線のカエリ面を導電性繊維6d'を損傷しないためにその反対側にするのがよい。導電板6'cの幅は、図8(c)のように、導電性繊維6'dよりも幅狭にしても十分な支持強度が得られるが、導電板6'cの幅を導電性繊維6'dと同幅又は幅広にしても構わない。
前記第4実施形態のように導電部材6'を導電板6'cと導電性繊維6'dで構成すると、導電性繊維6'dが短縮化されるのでその姿勢が安定化し、像担持体1の内壁との導通信頼性が高まる。また、図4Eのように導電部材6'を水平方向に延ばしても、導電性繊維6'dが重力方向に撓んで像担持体1の内壁との導通が遮断されることがない。従って、導電部材6'の配設方向を自由に選択することが可能である。
(像担持体ユニットのフランジ)
図9Aは、像担持体ユニットの組立性を考慮したフランジ2の形状を示すものである。この実施形態では、像担持体1にフランジ2とギヤ3を組み付けた後に、フランジ2側から、図3Cの可撓性導電部材6を取り付けた固定シャフト4を像担持体1内に挿入する。従って、フランジ2は可撓性導電部材6を軸方向に通過可能な形状にする必要がある。そこで、フランジ2に図9Aのように可撓性導電部材6が貫通可能な半径方向のスリット状の穴2aを設けることにした。
フランジ2に設ける穴2aによってフランジ2の強度が低下するので、穴2aの大きさは極力小さくする必要がある。このため、例えば図4Bや図6Bに示す締結部材31は、固定シャフト4に組み付けた状態において固定シャフト4の直径から外側に出ないようにすることが望ましい。また、可撓性導電部材6の長手方向の長さは、像担持体1の内壁と必ず接触させる必要があるため、像担持体1の半径よりも長くなる。
一方、フランジ2の像担持体1と嵌合する部分の直径は、像担持体1の内径と略同一である。このため、可撓性導電部材6がフランジ2の穴2aを通り抜ける際には、必然的に弓なりの弛み形状を持つことになる。そのため、図9Bに示すようにフランジ2の穴2a1の幅は、フランジ2の中心部近傍より端部近傍(像担持体1の内壁側)が広い方が、可撓性導電部材6の組み付け(通り抜け)が容易になる。
また、図9Cに示すように、可撓性導電部材6を通すためのフランジ2の穴2a2を円弧状に形成してもよい。この場合、可撓性導電部材6を穴2a2の形に沿って曲げてフランジ2を通過させる。フランジ2を通過した可撓性導電部材6は自然に元の形に復帰し、図3Cのようにその先端が像担持体1の内壁に接触する。
フランジ2を像担持体1に取り付ける前に固定シャフト4をフランジ2に挿通することも可能である。この場合、フランジ2に穴2aを形成しないでも、フランジ2に挿通後の固定シャフト4に、可撓性導電部材6を締結部材31で取り付けることができる。フランジ2付きの固定シャフト4に可撓性導電部材6を取り付けた後、当該フランジ2を像担持体1に取り付ける。
(アース構造の導通試験結果)
図10に本発明の第3実施形態(図7A、図7B)の構成による導通試験結果を示す。可撓性導電部材6の試料は5つであり、試料1〜5までを示している。試料1〜5の仕様はすべて共通で以下の通りである。
材質:銀コーティングされたナイロンの不織布(FANCY製、品番FN90)、幅:7mm、長さ:16mm、厚み寸法:0.4mm、支持部材7からの突き出し長さL1:2mmである。
また、像担持体1の仕様は、材質:アルミ素管の有機感光体(OPC)、内径:22.5mmであり、回転速度:196rpmで回転させた。
なお、別の試験により像担持体1と固定シャフト4の間の抵抗は1kΩ以下であれば画像への影響が無いことが分かっている。図7Aと図7Bの支持部材7の取り付け位置の相違、及び図7C(a)〜(c)の可撓性導電部材6の先端形状の相違は、いずれも、導通試験での有意差は認められなかった。
図10より、像担持体1の走行距離が30kmを超えても像担持体1と固定シャフト4との間の抵抗は100Ω以下と十分低い値を示している。また、この間に印刷された画像においても、像担持体1の静電気が逃げないことにより画像がスジ状に白く抜けてしまうような画像異常が発生することは無く、本発明の実施形態による有効性が確認された。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能である。例えば前記実施形態は本発明のアース構造を像担持体ユニットに適用したが、本発明のアース構造は像担持体ユニット以外のアースが必要な回転体にも広く適用することが可能である。
特開2001−356638号公報 特開2002−62759号公報 特開2012−83505号公報
1:像担持体 1a:感光層
1b:嵌合孔 2:フランジ
2a、2a1、2a2:穴 2b:筒部
2c:軸孔 3:ギヤ
4:固定シャフト 4a:凹部
5:回転防止部材 6:導電部材
6c:導電板 6d:導電性繊維
7:支持部材 8:導電性テープ
11:帯電ローラ 12:現像剤担持体
13:クリーニングブレード 20:現像容器
21:攪拌部材 22:供給部材
23:規制部材 31:締結部材
51:像担持体ユニット 101:画像形成装置
103:転写ローラ 105:露光装置
106:プロセスユニット 107:記録媒体
108:給紙カセット 109:給紙ローラ
110:用紙搬送装置 112:定着器
113:排紙装置 114:排紙トレー

Claims (12)

  1. 筒状の回転体と、前記回転体を回転可能に支持する固定シャフトと、一端が前記回転体内に挿入された前記固定シャフトに支持されると共に電気的に導通され、他端が前記回転体の内壁に接触されて前記固定シャフトと前記回転体との間を導通させる導電部材を有し、少なくとも前記回転体の内壁に接触している部分が可撓性導電部材で構成されていることを特徴とする回転体のアース構造。
  2. 前記可撓性導電部材が前記固定シャフト側から前記回転体の内壁側に向けて上下方向に延びていることを特徴とする請求項1に記載の回転体のアース構造。
  3. 前記可撓性導電部材が前記固定シャフトから前記回転体の内壁まで延び、当該可撓性導電部材に、前記回転体の内壁に接触している部分とその近傍部分を除いて、基端部が前記固定シャフトに取り付けられ先端部が前記可撓性導電部材に沿って前記回転体の内壁方向に延びた支持部材が重ね合わされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の回転体のアース構造。
  4. 前記導電部材が、基端部が前記固定シャフトに取り付けられた金属製導電部材と、当該金属製導電部材の先端部に取り付けられて前記回転体の内壁に接触する可撓性導電部材とを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の回転体のアース構造。
  5. 前記可撓性導電部材が、布状の導電布、シート状の導電シート又はブラシ状の導電繊維で構成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の回転体のアース構造。
  6. 前記回転体の内壁と接触する前記可撓性導電部材の先端縁に、当該先端縁に向けて延びた1又は2以上の切り込みが形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の回転体のアース構造。
  7. 前記回転体の端部に、前記固定シャフトが貫通する軸穴を有するフランジが取り付けられ、当該フランジの前記軸穴に連続して、前記導電部材が通り抜け可能な溝部が形成されていることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の回転体のアース構造。
  8. 前記溝部が、前記軸穴から遠ざかるにつれて幅広に形成されていることを特徴とする請求項7に記載の回転体のアース構造。
  9. 前記導電部材の基端部を前記固定シャフトに取り付ける締結部材が、前記固定シャフトの周面に形成された凹部内に前記固定シャフトの周面から外側にはみ出ないように収容されていることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の回転体のアース構造。
  10. 前記回転体となる円筒状の導電性基体の表面に感光層が形成された像担持体と、当該像担持体の一端部に取り付けられたギヤと、他端部に取り付けられたフランジとを有し、前記ギヤとフランジに形成された軸穴に固定シャフトが回転可能に挿通され、前記像担持体に請求項1から9のいずれか1項に記載のアース構造が設けられた像担持体ユニット。
  11. 請求項10に記載の像担持体ユニットを搭載し、前記固定シャフトの両端部を支持することで当該シャフトを電気的に接地可能な一対のシャフト支持部を有する画像形成装置に対して着脱自在に装着されるプロセスユニット。
  12. 請求項11に記載のプロセスユニットを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016070997A (ja) * 2014-09-26 2016-05-09 富士ゼロックス株式会社 電子写真感光体ユニット、画像形成装置、及びプロセスカートリッジ

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