JP2015027402A - 車椅子 - Google Patents

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JP2015027402A
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和紀 北沢
Kazuki Kitazawa
和紀 北沢
義和 池田
Yoshikazu Ikeda
義和 池田
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Yachiyo Industry Co Ltd
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Abstract

【課題】着座位置が低くゆったり座れる従来のニーズにも対応しつつ、着座姿勢を変えることで目線の高さを確保して周囲の歩行空間との調和を図れる車椅子を提供する。【解決手段】フレーム2に足載せ部3とこの足載せ部3の後部上方に位置する座席部4とが設けられた車椅子1において、座席部4は、使用者が足載せ部3に足を載せた状態において、膝を大きく曲げて着座する第1着座部18と、膝を小さく曲げて着座し、目線の高さが第1着座部18におけるそれよりも高くなるように第1着座部18の後部上方に形成される第2着座部19と、を備える。第2着座部19は、第1着座部18に着座した使用者の腰の背面を支える腰当て部を兼ねている。【選択図】図1

Description

本発明は、車椅子に関する。
高齢者等が使用する車椅子の従来技術としては例えば特許文献1に記載のものが挙げられる。特許文献1にはモータにより走行する電動車椅子について記載されている。
特開2005−80992号公報
この種の車椅子は座席位置が低く設けられているために座ったときの目線の高さが低くなり、周囲の歩行空間に対して違和感が生じやすいという問題がある。特に足腰は弱まっているもののその他はまだまだ達者な高齢者にとって、街中で目線の高さが低くなることは利便性の低下はもちろん、周囲からは常に見下ろされる視線を受けるために不快に感じることもあり、それが車椅子の使用を躊躇させる一因となっている。
本発明はこのような課題を解決するために創作されたものであり、着座位置が低くゆったり座れる従来のニーズにも対応しつつ、着座姿勢を変えることで目線の高さを確保して周囲の歩行空間との調和を図れる車椅子を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、フレームに足載せ部と該足載せ部の後部上方に位置する座席部とが設けられた車椅子において、前記座席部は、第1着座部と、目線の高さが第1着座部におけるそれよりも高くなるように第1着座部の後部上方に形成される第2着座部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、使用者は低い着座位置でゆったりと座りたいときには、第1着座部に着座する。そして、使用者は第2着座部に着座することにより、目線の位置を第1着座部に着座したときのそれよりも高くすることができる。これにより、周囲の歩行空間に対する違和感が低減され、周囲の歩行者の目線とのずれも小さくなり、周りの人との親和も図りやすくなる。
また、本発明は、前記第2着座部は、前記第1着座部に着座した使用者の腰の背面を支える腰当て部を兼ねていることを特徴とする。
本発明によれば、第2着座部が第1着座部に着座した使用者の腰の背面を支える腰当て部を兼ねるため、部品点数の削減を図れる。
本発明によれば、着座位置が低くゆったり座れる従来のニーズにも対応しつつ、着座姿勢を変えることで目線の高さを確保して周囲の歩行空間との調和を図ることができる。
本発明に係る車椅子の説明図であり、(a),(b)はそれぞれ斜め前、斜め後から見た外観斜視図である。 本発明に係る車椅子の説明図であり、(a),(b)はそれぞれ正面図(第1着座部は省略)、側面図である。 本発明の作用図であり、(a),(b)はそれぞれ使用者が第1着座部、第2着座部に座った状態を示す。 本発明に係る車椅子を折り畳んだ状態の説明図であり、(a),(b)はそれぞれ外観斜視図、側面図である。
図1および図2において、本発明に係る車椅子1は、下端に車輪が軸装されたフレーム2と、フレーム2の下部に設けられる足載せ部3と、フレーム2に設けられ足載せ部3の後部上方に位置する座席部4と、を備えている。本実施形態の車椅子1は、自走式であり、また不使用時にはフレーム2をコンパクトに折り畳めるようになっている。
「フレーム2」
フレーム2は、各前輪5が軸着される左右一対の前輪支持フレーム7と、後輪6が軸着される後輪支持フレーム8と、座席部4周りに配される座席フレーム9と、を備えて構成されている。フレーム2は主にパイプ材等から構成されるものであり、その材質は金属、合成樹脂等、特に限定されるものではない。
各前輪支持フレーム7は、使用時状態において、上端側が後方に位置するように傾斜状に延設される一直線状のパイプ材からなる。各前輪5はそれぞれ個別に駆動可能な駆動輪として機能し、ブラケット10およびインホイールモータ11を介して前輪支持フレーム7の下端近傍に軸着されている。各前輪支持フレーム7の下端間には板状の足載せ部3が掛け渡されている。足載せ部3の地上高は例えば10cm程度である。また、足載せ部3よりも上方において、各前輪支持フレーム7間には図示しないバッテリを格納するためのバッテリ格納部20が設けられている。
各前輪支持フレーム7内には、前輪支持フレーム7の上端開口から伸縮自在な伸縮バー12(図4参照)が格納されている。また、各前輪支持フレーム7の中程上端寄りの位置には支軸バー13が水平状に掛け渡されている。後輪支持フレーム8は、例えば略一直線状のパイプ材からなり、その中程上端寄りの位置にて支軸バー13回りに回転自在に連結されている。後輪支持フレーム8の下端には従動輪として後輪6が左右一対に軸着されている。後輪支持フレーム8は左右の前輪支持フレーム7間の中央に配され、使用時状態において、上端側が前方に位置するように傾斜状に延設される。以上により、使用時状態において、前輪支持フレーム7と後輪支持フレーム8とは側面視して支軸バー13を交差部とした略X字状に配される。
座席フレーム9は、座席部4を載置支持する座席支持フレーム14と、座席支持フレーム14の左右両側に形成され身体の両側をガードするガードフレーム15と、を備えて構成されている。座席支持フレーム14は、適宜に屈曲形成された板状部材からなり、前方下部に位置する一端が後輪支持フレーム8の上端に対して、左右方向の軸をなす連結軸21を介して回転可能に連結されている。また、座席支持フレーム14の両側には、伸縮バー12の先端が左右方向の軸をなす連結軸22を介して回転可能に連結されている。さらに、座席支持フレーム14の後面には、車椅子1を折り畳んで持ち運びに適した取手孔25が形成されている。
座席支持フレーム14の後方上部の両側には、左右外方に延出した後、前方に延出するように配されたガードフレーム15が取り付けられている。ガードフレーム15の前端にはグリップ部16が設けられている。なお、グリップ部16周りには、インホイールモータ11を駆動制御するためのコントローラ(図示せず)が配される。そして、ガードフレーム15と前輪支持フレーム7とには、それぞれ左右方向の軸をなす連結軸23,24を介して回転自在となるように連結バー17が掛け渡されている。
「座席部4」
座席部4は、使用者が足載せ部3に足を載せた状態において、膝を大きく曲げて着座する第1着座部18と、膝を小さく曲げて着座し、目線の高さが第1着座部18におけるそれよりも高くなるように第1着座部18の後部上方に形成される第2着座部19と、を備えている。第1着座部18および第2着座部19は例えば柔軟な表皮層を有する座席からなる。第1着座部18は座席支持フレーム14の下部上面に取り付けられる。なお、第1着座部18は座席支持フレーム14に対して適宜に取り付け座を介して固定的に取り付けられ、その取り付け座については図示を省略している。一方、第2着座部19は座席支持フレーム14の上端に取り付けられている。この第2着座部19も座席支持フレーム14に対して適宜に取り付け座を介して固定的に取り付けられるものであり、その取り付け座についても図示を省略している。
第1着座部18は安定して深く座れるように前後方向の奥行き寸法が大きくとられている。一方、第2着座部19は、第1着座部18の上部後方に位置しており、第1着座部18に比して浅く座るように前後方向の奥行き寸法が小さく形成されている。第2着座部19はその座席形状が概ね前方上部に向けて突円弧状をなすように形成されており、第1着座部18に着座した使用者の腰の背面を支える腰当て部としても機能する。
「作用」
図3(a),(b)は、使用者がそれぞれ足載せ部3に足を載せた状態で第1着座部18、第2着座部19に座った状態を示している。前輪支持フレーム7および後輪支持フレーム8の姿勢は(a),(b)ともに同じであり、座席フレーム9の自重が連結軸21,22に作用することによりその姿勢が維持されている。使用者はゆったりと座りたいときには、図3(a)のように膝を大きく曲げて第1着座部18に着座する。その際、第2着座部19は使用者の腰の背面を支える腰当て部として機能する。
そして、使用者が図3(b)のように膝を小さく曲げて第2着座部19に着座することにより、目線の位置が第1着座部18に着座したときのそれよりも高くなる。これにより、周囲の歩行空間に対する違和感が低減される。周囲の歩行者の目線とのずれも小さくなり、周りの人との親和も図りやすくなる。また、第2着座部19の使用においては、腰をさほど曲げなくて済むため、乗り降りが容易となる。
不使用時には、図4に示すように、伸縮バー12を伸張させ、前輪支持フレーム7および後輪支持フレーム8を支軸バー13を中心に回転させて前後方向にコンパクトに折り畳むことができる。そして、取手孔25をつかんで車椅子1を容易に持ち運びできる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明した。説明した実施形態では第1着座部18と第2着座部19とを分割して設けたが、両者を一体の部材から構成してもよい。また、本発明は非自走式の車椅子にも適用可能である。
1 車椅子
2 フレーム
3 足載せ部
4 座席部
7 前輪支持フレーム
8 後輪支持フレーム
14 座席支持フレーム
15 ガードフレーム
18 第1着座部
19 第2着座部

Claims (2)

  1. フレームに足載せ部と該足載せ部の後部上方に位置する座席部とが設けられた車椅子において、
    前記座席部は、第1着座部と、目線の高さが第1着座部におけるそれよりも高くなるように第1着座部の後部上方に形成される第2着座部と、を備えることを特徴とする車椅子。
  2. 前記第2着座部は、前記第1着座部に着座した使用者の腰の背面を支える腰当て部を兼ねていることを特徴とする請求項1に記載の車椅子。
JP2013158470A 2013-07-31 2013-07-31 車椅子 Pending JP2015027402A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5156720U (ja) * 1974-10-28 1976-05-04
JPS60249954A (ja) * 1984-05-25 1985-12-10 身体障害者雇用促進協会 立位補助電動車椅子
WO2010140560A1 (ja) * 2009-06-01 2010-12-09 株式会社テムザック 移乗・移動装置

Patent Citations (3)

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