JP2011183145A - 安楽座席 - Google Patents

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康正 佃
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Abstract

【課題】仕事や旅行で長時間座り続けて椎間板に負担をかけている人々に椎間板に負担をかけないで、リラックスするための安楽座席を提供する。
【解決手段】使用者の背中を支える背凭れ1と、使用者が座席する座席シート2と、背凭れ1及び座席シート2を支持する座台3とから構成され、背凭れ1上面には、胸囲サポーター4を設け、胸囲サポーター4は上下方向に位置調節可能として、座台3に対して、座席シート2の前後方向の中間部が左右に延びる座席シート支軸8で軸支されており、座台3に対して、背凭れ1の下端部が左右に延びる回転軸6で軸着されており、座席シート2の後端部には上方にリンクが突設され、リンクの先端部は、背凭れ1の上下方向の中央から少し下の位置に左右に延びるリンク支軸7で軸着されており、背凭れ1を後方に倒すと、座席シート支軸8を中心に、座席シート2の後部が下がり、前部が上がることにより、前部が肢台になる。
【選択図】図5

Description

本発明は、各種椅子、飛行機、電車、自動車、等の座席で、リラックスするための座席に関するものである。
リラックスするための座席ではないが、類似座席での例、特開平9−327347、特開2005−095580による座席は、背もたれ、座板 (座席シート)、足掛け(足台)を一体として、傾斜台を構成して、脇下支持具(腋支持部)を設けている。
しかしながら、使用者は、一定の高さ一定の幅に固定されている脇下支持具(腋支持部)で腋の下を支えるため、腋の下に苦痛を感じてリラックスできない。使用者は、脇下支持具(腋支持部)と傾斜台で全身を支えるため、傾斜台の角度がゆるやかでも身体に苦痛を感じてリラックスできない。使用者は、腋の下に課する負担が大きく、両腕及び背中を自由に動かせないため、リラックスできない。上記欠点で類似座席ではリラックスできない。又、座席は背もたれ、座板 (座席シート)、足掛け(足台)を、一体として、傾斜台を構成しているため、傾斜台では長い座席スペースを必要とする。
特開平9−327347公報 特開2005−095580公報
腰痛、肩こり、手足のしびれ 石川達也編集 日本放送出版協会 2004年
本発明は、以上のような、類似座席の欠点を鑑み、使用者は、一定の高さ一定の幅に固定されている脇下支持具(腋支持部)で腋の下を支えるため、腋の下に苦痛を感じてリラックスできない。の解消方法は従来の脇下支持具(腋支持部)に代る支持具を、胸囲サポーターとして、使用者の腋の下、背中、腰、の位置に胸囲サポーターをあわせて、上半身を支持することで苦痛を感じさせない。使用者は、脇下支持具(腋支持部)と傾斜台で全身を支えるため、傾斜台の角度がゆるやかでも身体に苦痛を感じてリラックスできない。の解消方法は座席シートの先端側で使用者の、大半の体重を支持して、上半身の胸囲サポーターに課する体重を大幅に減少させて支持して、身体に苦痛を感じさせない。使用者は、腋の下に課する負担が大きく、腕及び背中を自由に動かせないため、リラックスできない。の解消方法は上半身に課する体重を大幅に減少させて、胸囲サポーターと背凭れを一体化して上半身を支持することで、背中及び両腕を自在に動かせリラックスできる。傾斜台では長い座席スペースを必要とする。の解消方法は脚を上げたリラックスできる姿勢にして座席スペースを縮小できるし、バックシートを設けることでも座席スペースを縮小できる。又、座席シート前部の膝の裏側に当る部分の、角度及び高さを調節可能とする座席にする。本発明は、各種椅子、飛行機、電車、自動車、等の座席で、仕事や旅行で長時間座り続けて椎間板に負担をかけている人々に椎間板に負担をかけないで、リラックスして仮眠ができる、リラックスするための安楽座席を提供することを目的としている。
厚労省の平成19年調査では、国民の最も多い痛みの症状は「腰痛」である。予防の二本柱の一つには、日常的に腰のケアする生活習慣で、おなかに力を入れて背筋を伸ばすなどの姿勢に心掛け、腰への負担を減らし、腹筋や背筋の持久力を維持することが必要である(日本整形外科学会で福島県立医大、白土教授が提唱)。座席すると、椎間板に仰向けに寝た姿勢の5〜10倍の圧力がかかる。過度に使うのも椎間板を傷めますが、長時間同じ姿勢で1か所を凝視して行うような作業等は、椎間板の同じところがつぶれた状態が続くことになること。背骨の老化は椎間板からはじまること。又、自重で、背筋を伸ばして、椎間板に負担をかけない姿勢で座席すると、リラックスして自然に眠くなることは余り知られていない。仕事や旅行で長時間座り続けて椎間板に負担をかけている人々に、リラックスするための安楽座席を提供する。
上記目的を達成するため本発明の第1案は、使用者の背中を支える背凭れと、使用者が座席する座席シートと、背凭れ及び座席シートを支持する座台とから構成され、背凭れ上面には、胸囲サポーターと、支え具とを設け、胸囲サポーターは上下方向に位置調節可能として、背凭れ上部に設けた、支え具に懸吊して設け、座台に対して、座席シートの前後方向の中間部が左右に延びる座席シート支軸で軸支されており、座台に対して、背凭れの下端部が左右に延びる回転軸で軸支されており、座席シートの後端部には上方にリンクが突設され、リンクの先端部は、背凭れの上下方向の中央から少し下の位置に左右に延びるリンク支軸で軸着されており、背凭れを後方に倒すと、座席シート支軸を中心に、座席シートの後部が下がり、前部が上がることにより、前部が肢台になる。で安楽座席を構成している。
胸囲サポーターは、使用者の腋の下に当る部分には衝撃吸収材を取付けて腋の下を支持し、背中には背中パットを設けて背中を支持し、ベルトを保持部で固定する。背中パット上部から設けたベルトを、背凭れ上部に設けた支え具で懸吊し、使用者の腋の下、背中、腰の位置にあわせて、タスキ掛けしたベルトを調節して、ベルトを保持部で固定して上半身を支持する。保持部のベルト固定は「マジックテープ」(登録商標)を使用して簡便、確実に保持(ホールド)する。併し、簡便性においては「マジックテープ」(登録商標)に劣るが、バンド、バックルで保持する方法でもよい。胸囲サポーターの腋の下に当る部分及び座席シートの先端側、膝の裏側に当る部分の一方又は両方に、衝撃吸収材を取付けて支持する。使用者の腋の下及び膝の裏側に当る部分に痛みを感じさせない。衝撃吸収材は、たとえば、エアバック、超柔軟性合成ゴム、(株)加地製、「エクスジェル」(商品名)d30製、「d30」(商品名)等がある。
支え具は、背凭れの上部に設け、座席の障害とならないように、背凭れの上面を避けて設ける。図1,2では破断して図示している。
図1において、座台に対して、座席シートの前後方向の中間部が左右に延びる座席シート支軸で軸支されており、座台に対して、背凭れの下端部が左右に延びる回転軸で軸支されており、座席シートの後端部には上方にリンクが突設され、リンクの先端部は、背凭れの上下方向の中央から少し下の位置に左右に延びるリンク支軸で軸着されており、背凭れを後方に倒すと、座席シート支軸を中心に、座席シートの後部が下がり、前部が上がることにより、前部が肢台になる。
背凭れの回転軸を作動して、傾斜角度を調節する方法としては、手動式でも電動式でもよい。背凭れの傾斜角度は20〜80度とする。
使用者は図1のように座席シートに着席する。背凭れに背中を付けた姿勢になり、支え具で支え懸吊しているベルトを調節して、使用者の腋の下、背中、腰の位置にあわせてタスキ掛けしたベルトを調節して、胸囲サポーターを装着し、ベルトを保持部で固定して上半身を支持する。
使用者が座台に対して、背凭れの下端部が左右に延びる回転軸で軸支されている、背凭れを後方に倒すと、座席シート支軸を中心に、座席シートの後部が下がり、前部が上がり、座席シートの先端側が使用者の膝の裏側に当る部分と肢を支持する肢台になり、使用者の下半身の体重を支持して、上半身の胸囲サポーターに課する体重を減少させる。図2のように、使用者の尻を浮かせて、脚を上げた医学的にも腰にやさしい姿勢(ファウラー体位)になりリラックスできる。使用者のおなかに力を入れて自重で背筋を伸ばす姿勢で、椎間板に負担をかけないことで腹筋や背筋の持久力の維持につながる。
使用後は、使用者が背凭れの回転軸を作動して元の背凭れの位置に戻すとリンクにしている座席シートも元の位置に戻る(図1参照)。脚を上げたファウラー体位ができる座席として使用できる。
座席シートの後端部には上方にリンクを突設され、リンクの先端部は、背凭れの上下方向の中央から少し下の位置に左右に延びるリンク支軸に軸着されている、背凭れと座席シート後端部をリンクにしている部分は、実施例3に記載している通り、リンクの基端部は座席シート後端部に第2のリンク支軸で軸着されてもよい。(図3,4,5)
座席シート支軸は、座席シートの前後方向の中間部に設ければよく、中央部に設けてもよく、実施例3に記載(図3、図4、図5)している通り、座席シートの後部の近くに設けてもよい。
本発明のうち請求項1記載の発明は、使用者の背中を支える背凭れ(1)と、使用者が座席する座席シート(2)と、背凭れ(1)及び座席シート(2)を支持する座台(3)とから構成され、背凭れ(1)上面には、胸囲サポーター(4)と、支え具(5)とを設け、胸囲サポーター(4)は上下方向に位置調節可能として、背凭れ(1)上部に設けた、支え具(5)に懸吊して設け、座台(3)に対して、座席シート(2)の前後方向の中間部が左右に延びる座席シート支軸(8)で軸支されており、座台(3)に対して、背凭れ(1)の下端部が左右に延びる回転軸(6)で軸支されており、座席シート(2)の後端部には上方にリンクが突設され、リンクの先端部は、背凭れ(1)の上下方向の中央から少し下の位置に左右に延びるリンク支軸(7)で軸着されており、背凭れ(1)を後方に倒すと、座席シート支軸(8)を中心に、座席シート(2)の後部が下がり、前部が上がることにより、前部が肢台になることを特徴とする安楽座席。
第2案は、前記座席シートを前部座席シートと、後部座席シートとにより分割構成し、後部座席シートの、座席シート支軸を中心に、後部座席シートの後部が下がり、前部座席シートは、後部座席シートの側面前部に設けた側前部に対して、前部座席シートの前後方向の後部上方が左右に延びる前部座席シート支軸で軸支されており、前部座席シート支軸を中心に、上下に回動して肢台となる請求項1記載の安楽座席を構成している。図4に示すように前部座席シートは前部座席シート支軸を中心に、前部座席シートの先端側を、上方に回動して角度及び高さを調節し、固定して肢台になる。
図3において、座台に対して、後部座席シートの前後方向の中間部分が左右に延びる座席シート支軸で軸支されており、座台に対して、背凭れの下端部が左右に延びる回転軸で軸支されており、リンクの基端部は後部座席シートの後端部に第2のリンク支軸で軸着されており、上方にリンクが突設され、リンクの先端部は、背凭れの上下方向の中央から少し下の位置に左右に延びるリンク支軸で軸着されている。
座台に対して、背凭れの下端部が左右に延びる回転軸で軸支されている、背凭れを後方に倒すと、背凭れの上下方向の中央から少し下の位置にリンク支軸に軸着させているリンクが、後部座席シート後端部にある第2のリンク支軸に軸着されており、後部座席シートは、後部座席シートの前後方向の中間部にある、座席シート支軸を中心に、後部座席シートの後部が下がり、使用者の尻を浮かせる。図5のように前部座席シートの先端側が使用者の膝の裏側に当る部分と肢を支持する肢台になり、使用者の大半の体重を支持して、上半身の胸囲サポーターに課する体重を大幅に減少させる。
前部座席シートの、前部座席シート支軸を中心に、上方に回動して肢台になる、回動を調節する方法としては、手動式でも電動式でもよい。
胸囲サポーターは、背凭れ上面に支え具を設けず、胸囲サポーターを支え具に懸吊して設けるに代えて、背凭れに取付けて、背凭れと一体化して使用者の上半身を支持するものである。又、背凭れ自体に胸囲サポーターを設ける手段も本発明に属する。胸囲サポーターは、背凭れ上面に腰部までの背中パットを上下方向に位置調節可能として設け、固定して上半身を支持する。上下方向に位置調節はガイド、ラック等で行う。前部座席シートの先端側が上がって肢台となり、膝の裏側に当る部分と肢で大半の体重を支持するため、胸囲サポーターは腰部と背中部で、上半身を支持することを可能にした。安全ベルトを胸囲サポーター又は背凭れに取付けてもよい。
使用者は図3のように座席シートに着席する。背凭れに背中を付けた姿勢になり、胸囲サポーターを背凭れの上下方向に位置を調節し、使用者の腰、背中にあわせて固定し、上半身を支持する。
使用者は後部座席シートの前方についている、前部座席シートの先端側を、前後方向の後部上方にある前部座席シート支軸を中心に、上方に回動させることで、高さ及び角度を調節して固定する。前部座席シートの先端側が図4に示すように膝の裏側と肢を支持する肢台になり、使用者の、大半の体重を支持して、上半身の胸囲サポーターに課する体重を大幅に減少させる。使用者の膝の裏側と肢が当る部分には衝撃吸収材を取付ける。
座台に対して、背凭れの下端部が左右に延びる回転軸で軸支されている、背凭れを後方に倒すと、背凭れの上下方向の中央から少し下の位置にリンク支軸に軸着させているリンクが、後部座席シート後端部にある第2のリンク支軸に軸着されており、後部座席シートは、後部座席シートの前後方向の中間部にある、座席シート支軸を中心に、後部座席シートの後部が下がり、図5のように使用者は尻を浮かせ、脚を上げた医学的にも腰にやさしい姿勢(ファウラー体位)になりリラックスできる。使用者のおなかに力を入れて自重で背筋を伸ばす姿勢で、椎間板に負担をかけないことで腹筋や背筋の持久力の維持につながる。
使用後は前部座席シートを、前部座席シート支軸を中心に、下方に回動して元の前部座席シートの位置に戻し、背凭れの回転軸を作動して、背凭れを元の位置に戻すとリンクにしている後部座席シートも元の位置に戻る(図3参照)。一般的な椅子として使用できるし、脚を上げたファウラー体位ができる座席として使用できる。
背凭れの回転軸を作動して、背凭れの傾斜角度を調節する方法及び前部座席シート支軸を作動して、上下に回動する方法は手動式でも電動式でもよい。背凭れの傾斜角度は20〜80度とする。
本発明のうち請求項2記載の発明は、前記座席シート(2)を前部座席シート(2−1)と、後部座席シート(2−2)とにより分割構成し、後部座席シート(2−2)の座席シート支軸(8)を中心に、後部座席シート(2−2)の後部が下がり、前部座席シート(2−1)は、後部座席シート(2−2)の側面前部に設けた側前部(21)に対して、前部座席シート(2−1)の前後方向の後部上方が左右に延びる前部座席シート支軸(16)で軸支されており、前部座席シート支軸(16)を中心に、上下に回動して肢台となる請求項1記載の安楽座席。
第3案は、前記座席シートを前部座席シートと、後部座席シートとにより分割構成し、後部座席シートの座席シート支軸を中心に、後部座席シートの後部が下がり、前部座席シートは、座台に対して、前部座席シートの前後方向の後部上方が左右に延びる前部座席シート支軸で軸支されており、前部座席シート支軸を中心に、上下に回動して肢台となる請求項1記載の安楽座席を構成している。前部座席シートは、前部座席シート支軸を中心に、上方に回動することで、前部座席シートの先端側の角度及び高さを調節し、固定して肢台となる。
図6において、座台に対して、後部座席シートの前後方向の中間部が左右に延びる、座席シート支軸で軸支されており、座台に対して、背凭れの下端部が左右に延びる回転軸で軸支されており、座席シートの後端部には上方にリンクが突設され、リンクの先端部は、背凭れの上下方向の中央から少し下の位置に左右に延びるリンク支軸で軸着されている。
胸囲サポーターは、背凭れ上面に支え具を設けず、胸囲サポーターを支え具に懸吊して設けるに代えて、背凭れに取付けて、背凭れと一体化して使用者の上半身を支持するものである。又、背凭れ自体に胸囲サポーターを設ける手段も本発明に属する。背凭れ上面に設ける胸囲サポーターは、背中パットに腋支持部を設け、上下方向に位置調節可能とし、固定して上半身を支持する。背中パットと腋支持部は一体となっていても分割されていてもよい。上下方向に位置調節はガイド、ラック等を設ける。腋支持部の左右の幅も調節可能として使用者にあわせて固定する。安全ベルトを胸囲サポーター又は背凭れに取付けてもよい。
使用者は図6のように座席シートに着席する。背凭れに、背中を付けた姿勢になり、胸囲サポーターの上下方向の位置を調節し、腋支持部の左右の幅も調節して使用者の腋の下、背中、腰にあわせて固定して上半身を支持する。
使用者は前部座席シートを作動し、座台についている、前部座席シートの先端側が、前後方向の後部上方にある前部座席シート支軸を中心に、上方に回動させて角度及び高さを調節して固定する。前部座席シートが膝の裏側に当る部分と肢を支持する肢台になり、使用者の下半身の体重を支持して、上半身の胸囲サポーターに課する体重を大幅に減少させる。
座台に対して、背凭れの下端部が左右に延びる回転軸で軸支されている、背凭れを後方に倒すと、後部座席シートは、座席シート支軸を中心に、後部座席シートの後部が下がり、図7に示すように、使用者は尻を浮かせ、前部座席シートの先端側が使用者の膝の裏側に当る部分を支持する肢台になり、脚を上げた医学的にも腰にやさしい姿勢(ファウラー体位)になりリラックスできる。使用者のおなかに力を入れて自重で背筋を伸ばす姿勢で、椎間板に負担をかけないことで腹筋や背筋の持久力の維持につながる。
使用後は前部座席シートを、前部座席シート支軸を中心に、下方に回動して元の前部座席シートの位置に戻し、背凭れの回転軸を作動して、背凭れを元の位置に戻すとリンクにしている後部座席シートも元の位置に戻る(図6参照)。脚を上げたファウラー体位ができる座席としても使用できる。
背凭れの回転軸を作動して、背凭れの傾斜を調節する方法及び前部座席シート支軸を作動して、上下に回動する方法は手動式でも電動式でもよい。背凭れの傾斜角度は20〜80度とする。
本発明のうち請求項3記載の発明は、前記座席シート(2)を前部座席シート(2−1)と、後部座席シート(2−2)とにより分割構成し、後部座席シート(2−2)の座席シート支軸(8)を中心に、後部座席シート(2−2)の後部が下がり、前部座席シート(2−1)は、座台3に対して、前部座席シート(2−1)の前後方向の後部上方が左右に延びる前部座席シート支軸(16)で軸支されており、前部座席シート支軸(16)を中心に、上下に回動して肢台となる請求項1記載の安楽座席。
本発明のうち請求項4記載の発明は、前記胸囲サポーター(4)の、腋の下に当る部分及び座席シート(2)の先端側、膝の裏側に当る部分の一方又は両方に、衝撃吸収材(12)を取付けて支持するように構成した請求項1〜3記載の安楽座席。
本発明のうち請求項5記載の発明は、リンクの基端部は座席シート(2)後端部に第2のリンク支軸(15)で軸着されている請求項1〜5のいずれか一項に記載の安楽座席。
本発明のうち請求項6記載の発明は、背凭れ(1)上面に支え具(5)を設けず、胸囲サポーター(4)を支え具(5)に懸吊して設けるに代えて、背凭れ(1)に取付ける請求項1〜6のいずれか一項に記載の安楽座席。
安楽座席の、背凭れ(1)の上面に、肩部から臀部までを支持し、傾斜角度を補助する、バックシートを脱着可能に設け、バックシートの上面に、胸囲サポーターを設ける(図8、9参照)。取付け方法は「マジックテープ」(登録商標)、又は、バンド等とする。背凭れ1に取付けることで、背凭れ1の角度を調節できて、安楽座席の座席スペースを縮小できる。部材は発砲ウレタンフォーム等のクッション性部材を使用する。
本発明のうち請求項7記載の発明は、背凭れ(1)の、肩部から臀部までを支持し、背凭れ(1)の上下方向の中央から少し上の、背凭れ(1)の上面に対して傾斜角度(A)5〜15度のバックシート(19)を、背凭れ(1)の上面に、脱着可能に設け、バックシート(19)の上面に、胸囲サポーター(4)を取付ける請求項1〜7のいずれか一項に記載の安楽座席。
以上の説明から明らかなように、本発明にあっては次に列挙する効果が得られる。
使用者の背中を支える背凭れと、使用者が座席する座席シートと、背凭れ及び座席シートを支持する座台とから構成され、背凭れ上面には、胸囲サポーターを設け、胸囲サポーターは上下方向に位置調節可能として、座台に対して、座席シートの前後方向の中間部が左右に延びる座席シート支軸で軸支されており、座台に対して、背凭れの下端部が左右に延びる回転軸で軸着されており、座席シートの後端部には上方にリンクが突設され、リンクの先端部は、背凭れの上下方向の中央から少し下の位置に左右に延びるリンク支軸で軸着されており、背凭れを後方に倒すと、座席シート支軸を中心に、座席シートの後部が下がり、前部が上がることにより、前部が肢台になる。で安楽座席を構成しているので、
1)各種椅子、飛行機、電車、自動車、等の座席で、仕事や旅行で長時間座り続けて椎間板に負担をかけている人々に椎間板に負担をかけないで、リラックスして仮眠ができる、リラックスするための安楽座席を提供できる。
2)背凭れを後方に倒すことで、リンクで繋がっている、座席シート支軸を中心に、座席シートの後部が下がり、前部が上がることにより、座席シートの先端側が膝の裏側に当る部分を支持して、座席シートの先端側が肢台となる。
3)使用者の膝の裏側に当る部分と肢を、座席シートの先端側で、大半の体重を支持して、上半身の胸囲サポーターに課する体重を大幅に減少させる。
4)座席シート先端側の肢台で大半の体重を支持し、上半身に課する体重を大幅に減少させて、胸囲サポーターと背凭れを一体化して上半身を支持して、身体に痛みを感じさせいと共に背中及び両腕を自在に動かせてリラックスできる。
5)脚を上げた姿勢になること及び背凭れにバックシートを脱着可能に設けることで、座
席のスペースを減らすことができる。
6)脚を上げた医学的にも腰にやさしい姿勢(ファウラー体位)になりリラックスできる。
7)おなかに力を入れて背筋を伸ばすなどの姿勢に心掛け、腰への負担を減らし、腹筋や背筋の持久力を維持することができる座席で、日常的に腰のケアーする生活習慣としての座席に使用できる。
8)一般的な椅子として使用できる。
前記1)〜4)によって
1)仕事や旅行で長時間座り続けて椎間板に負担をかけている人々に貢献できる。
2)脚を上げたファウラー体位ができる座席としても使用できる。
請求項1〜7も前記と同様な効果が得られる。
本発明の、安楽座席の第1案の胸囲サポーターを装着した座席全体図である。 本発明の、安楽座席の第1案の胸囲サポーターを装着した使用状態全体図である。 本発明の、安楽座席の第2案の胸囲サポーターを装着した座席全体図である。 本発明の、安楽座席の第2案の胸囲サポーターを装着し、前部座席シートの先端が膝の裏側に当る部分と肢を支持する肢台なった座席全体図である。 本発明の、安楽座席の第2案の胸囲サポーターを装着した使用状態全体図である。 本発明の、安楽座席の第3案の胸囲サポーターを装着した座席全体図である。 本発明の、安楽座席の第3案の胸囲サポーターを装着した使用状態全体図である。 本発明の、安楽座席の背凭れにバックシートを取付けた座席全体図である。 本発明の、安楽座席の背凭れにバックシートを取付けた使用状態全体図である。
本発明における、安楽座席の実施形態を図に基づいて説明する。
図1において、安楽座席は、使用者の背中を支える背凭れ1と、使用者が座席する座席シート2と、背凭れ1及び座席シート2を支持する座台3とから構成され、背凭れ1上面には、胸囲サポーター4と、支え具5とを設け、胸囲サポーター4は上下方向に位置調節可能として、背凭れ1上部に設けた、支え具5に懸吊して設ける。
胸囲サポーター4は、使用者の腋の下に当る部分には衝撃吸収材12を取付けて腋の下を支持し、背中には背中パット11を設けて背中を支持し、ベルト9を保持部10で固定する。背中パット11上部から設けたベルト9を、背凭れ1上部に設けた支え具5で懸吊し、使用者の腋の下、背中、腰の位置にあわせて、タスキ掛けしたベルト9を調節して、ベルト9を保持部10で固定して上半身を支持する。保持部10は、「マジックテープ」(登録商標)を使用。衝撃吸収材12は、超柔軟性合成ゴムを使用。
図1において、座台3に対して、座席シート2の前後方向の中間部が左右に延びる、座席シート支軸8で軸支されており、座台3に対して、背凭れ1の下端部が左右に延びる回転軸6で軸支されており、座席シート2の後端部には上方にリンクが突設され、リンクの先端部は、背凭れ1の上下方向の中央から少し下の位置に左右に延びるリンク支軸7で軸着されている。背凭れ1を後方に倒すと、座席シート支軸8を中心に、座席シート2の後部が下がり、座席シート2の前部が上がることで座席シート2前部が肢台になる。
使用者は図1のように座席シート2に着席する。背凭れ1に背中を付けた姿勢になり、支え具5で支え懸吊しているベルト9を調節して、使用者の腋の下、背中、腰の位置にあわせてタスキ掛けしたベルト9を調節して、胸囲サポーター4を装着し、ベルト9を保持部10で固定して上半身を支持する。
使用者が座台3に対して、背凭れ1の下端部が左右に延びる回転軸6で軸支されている、背凭れ1を後方に倒すと、座席シート支軸8を中心に、座席シート2の後部が下がり、前部が上がり、座席シート2の先端側が使用者の膝の裏側に当る部分と肢を支持する肢台になり、使用者の下半身の体重を支持して、下半身の胸囲サポーター4に課する体重を減少させる。図2のように、使用者は尻を浮かせ、脚を上げた医学的にも腰にやさしい姿勢(ファウラー体位)になりリラックスできる。
使用後は、使用者が背凭れ1の回転軸6を作動して、元の背凭れ1の位置に戻すとリンクにしている座席シート1も元の位置に戻る(図1参照)。脚を上げたファウラー体位座ができる席として使用できる。
図6において、使用者の背中を支える背凭れ1と、使用者が座席する座席シート2(前部座席シート2−1と、後部座席シート2−2とにより分割構成)と、背凭れ1及び座席シート2を支持する座台3とから構成され、背凭れ1上面には、胸囲サポーター4を設け、胸囲サポーター4は上下方向に位置調節可能として設ける。
座台3に対して、後部座席シート2−2の前後方向の中間部が左右に延びる、座席シート支軸8で軸支されており、座台3に対して、背凭れ1の下端部が左右に延びる回転軸6で軸支されており、座席シート2の後端部には上方にリンクが突設され、リンクの先端部は、背凭れ1の上下方向の中央から少し下の位置に左右に延びるリンク支軸7で軸着されている。
前記座席シート2を前部座席シート2−1と、後部座席シート2−2とにより分割構成し、後部座席シート2−2の座席シート支軸8を中心に、後部座席シート2−2の後部が下がり、前部座席シート2−1は、座台3に対して、前部座席シート2−1の前後方向の後部上方が左右に延びる前部座席シート支軸16で軸支されており、前部座席シート支軸16を中心に、上下に回動して肢台となる。前部座席シート2−1は前部座席シート支軸16を中心に、前部座席シート2−1の先端側を、上方に回動して角度及び高さを調節し、固定して肢台となる。
背凭れ上面に設ける胸囲サポーター4は、背中パット11に腋支持部14を設け、ガイド13に沿って上下方向に位置調節可能として使用者の腋の下、腰、背中にあわせて固定して、上半身を支持する。腋支持部14の左右の幅も調節可能として使用者にあわせて固定する。腋支持部14の腋の下に当る部分には衝撃吸収材12を取付ける。
使用者は図6のように座席シート2に着席する。背凭れ1に、背中を付けた姿勢になり、胸囲サポーター4の上下方向の位置を調節し、腋支持部14の左右の幅も調節して使用者の腋の下、背中、腰にあわせて固定して上半身を支持する。
使用者は前部座席シート2−1を電動シリンダ17で作動しロッド18を伸ばすと、座台3についている、前部座席シート2−1の先端部が、前後方向の後部上方にある前部座席シート支軸16を中心に上方に回動して角度及び高さを調節し、固定することにより、前部座席シート2−1の先端側が使用者の膝の裏側に当る部分と肢を支持する肢台になり、使用者の下半身の体重を支持して、上半身の胸囲サポーター4に課する体重を大幅に減少させる。
座台3に対して、背凭れ1の下端部が左右に延びる回転軸6で軸支されている、背凭れ1を後方に倒すと(傾斜角度20〜35度)、後部座席シート2−2は、座席シート支軸8を中心に、後部座席シート2−2の後部が下がり、図7に示すように、使用者は尻を浮かせ、前部座席シート2−1の先端側が使用者の膝の裏側に当る部分と肢を支持する肢台になり、脚を上げた医学的にも腰にやさしい姿勢(ファウラー体位)になりリラックスできる。
使用後は電動シリンダ17を作動しロッド18を元の位置に戻すことで、前部座席シート2−1が、前部座席シート支軸16を中心に、下方に回動して元の前部座席シート2−1の位置に戻り、背凭れ1の回転軸6を電動で作動して、背凭れ1を元の位置に戻すとリンクにしている後部座席シート2−2も元の位置に戻る(図5参照)。
前部座席シート2−1の先端側が使用者の膝の裏側に当る部分には、衝撃吸収材12を取付ける。衝撃吸収材12は、超柔軟性合成ゴムを使用。
図3において、使用者の背中を支える背凭れ1と、使用者が座席する座席シート2(前部座席シート2−1と、後部座席シート2−2とにより分割構成)と、背凭れ1及び座席シート2を支持する座台3とから構成され、背凭れ1上面には、胸囲サポーター4を設け、胸囲サポーター4は上下方向に位置調節可能として設ける。
胸囲サポーター4は、背凭れ1上面に腰部までの背中パット11を上下方向にガイド13に沿って位置調節可能として設け、使用者の腰、背中にあわせて固定して上半身を支持する。前部座席シート2−2の先端側が上がって肢台となり、膝の裏側に当る部分と肢で大半の体重を支持するため、胸囲サポーター4は腰部と背中部で上半身を支持できる。
図3において、座台3に対して、後部座席シート2−2の前後方向の中間部分が左右に延びる座席シート支軸8で軸支されており、座台3に対して、背凭れ1の下端部が左右に延びる回転軸6で軸支されており、リンクの基端部は後部座席シート2−2の後端部に第2のリンク支軸15で軸着されており、上方にリンクが突設され、リンクの先端部は、背凭れ1の上下方向の中央から少し下の位置に左右に延びるリンク支軸7で軸着されている。
前記座席シート2を前部座席シート2−1と後部座席シート2−2とにより分割構成し、後部座席シート2−2の座席シート支軸8を中心に、後部座席シート2−2の後部が下がり、前部座席シート2−1は、後部座席シート2−2の側面前部に設けた側前部21に対して、前部座席シート2−1の前後方向の後部上方が左右に延びる前部座席シート支軸16で軸支されており、前部座席シート支軸16を中心に、上下に回動して肢台となる。図4に示すように前部座席シート2−1は前部座席シート支軸16を中心に、前部座席シート2−1の先端側を、上方に回動して角度及び高さを調節し、固定して肢台とする。前部座席シート2−1は前後方向の長さを調節可能に設ける。
座台3に対して、背凭れ1の下端部が左右に延びる回転軸6で軸支されている、背凭れ1を後方に倒すと、背凭れ1の上下方向の中央から少し下の位置にリンク支軸7に軸着させているリンクが、後部座席シート2−2後端部にある第2のリンク支軸15に軸着されており、後部座席シート2−2は、後部座席シート2−2の前後方向の中間部にある座席シート支軸8を中心に、後部座席シート2−2の後部が下がり、使用者の尻を浮かせる。図5のように前部座席シート2−1の先端側が使用者の膝の裏側に当る部分と肢を支持する肢台になり、使用者の大半の体重を支持して、上半身の胸囲サポーター4に課する体重を大幅に減少させる。
使用者は図3のように座席シート2に着席する。背凭れ1に、背中を付けた姿勢になり、胸囲サポーター4の上下方向の位置を調節し、使用者の腋の下、背中、腰にあわせて固定して上半身を支持する。
使用者は前部座席シート2−1を作動し、使用者の脚の長さに合わせて、前後方向を調節して固定する。後部座席シート2−2の前方についている、前部座席シート2−1の先端側を、前後方向の後部上方にある前部座席シート支軸16を中心に、上方に回動させることで高さ及び角度を調節して固定する。前部座席シート2−1の先端側が図4に示すように膝の裏側と肢を支持する肢台になり、使用者の大半の体重を支持して、上半身の胸囲サポーターに課する体重を大幅に減少させる。使用者の膝の裏側と肢が当る部分には衝撃吸収材12を取付ける。衝撃吸収材12は、超柔軟性合成ゴムを使用。
座台3に対して、背凭れ1の下端部が左右に延びる回転軸6で軸支されている、背凭れ1を後方に倒すと(傾斜角度20〜35度)、背凭れ1の上下方向の中央から少し下の位置にリンク支軸7に軸着させているリンクが、後部座席シート2−2後端部にある第2のリンク支軸15に軸着されており、後部座席シート2−2は、後部座席シート2−2の前後方向の中間部にある、座席シート支軸8を中心に、後部座席シート2−2の後部が下がり、図5のように使用者は尻を浮かせ、脚を上げた医学的にも腰にやさしい姿勢(ファウラー体位)になりリラックスできる。
使用後は前部座席シート2−1を、前部座席シート支軸16を中心に、下方に回動して元の前部座席シート2−1の位置に戻し、背凭れ1の回転軸6を作動して、背凭れ1を元の位置に戻すとリンクにしている後部座席シート2−2も元の位置に戻る(図3参照)。一般的な椅子として使用できるし、脚を上げたファウラー体位ができる座席として使用できる。
本発明は、リラックスするための安楽座席を製造する産業で利用される。
1 背凭れ
2 座席シート
2−1 前部座席シート
2−2 後部座席シート
3 座台
4 胸囲サポーター
5 支え具
6 回転軸
7 リンク支軸
8 座席シート支軸
9 ベルト
10 保持部
11 背中パット
12 衝撃吸収材
13 ガイド
14 腋支持部
15 第2のリンク支軸
16 前部座席シート支軸
17 シリンダ
18 ロッド
19 バックシート
21 側前部

Claims (7)

  1. 使用者の背中を支える背凭れ(1)と、使用者が座席する座席シート(2)と、背凭れ(1)及び座席シート(2)を支持する座台(3)とから構成され、背凭れ(1)上面には、胸囲サポーター(4)と、支え具(5)とを設け、胸囲サポーター(4)は上下方向に位置調節可能として、背凭れ(1)上部に設けた、支え具(5)に懸吊して設け、座台(3)に対して、座席シート(2)の前後方向の中間部が左右に延びる座席シート支軸(8)で軸支されており、座台(3)に対して、背凭れ(1)の下端部が左右に延びる回転軸(6)で軸支されており、座席シート(2)の後端部には上方にリンクが突設され、リンクの先端部は、背凭れ(1)の上下方向の中央から少し下の位置に左右に延びるリンク支軸(7)で軸着されており、背凭れ(1)を後方に倒すと、座席シート支軸(8)を中心に、座席シート(2)の後部が下がり、前部が上がることにより、前部が肢台になることを特徴とする安楽座席。
  2. 前記座席シート(2)を前部座席シート(2−1)と、後部座席シート(2−2)とにより分割構成し、後部座席シート(2−2)の座席シート支軸(8)を中心に、後部座席シート(2−2)の後部が下がり、前部座席シート(2−1)は、後部座席シート(2−2)の側面前部に設けた側前部(21)に対して、前部座席シート(2−1)の前後方向の後部上方が左右に延びる前部座席シート支軸(16)で軸支されており、前部座席シート支軸(16)を中心に、上下に回動して肢台となる請求項1記載の安楽座席。
  3. 前記座席シート(2)を前部座席シート(2−1)と、後部座席シート(2−2)とにより分割構成し、後部座席シート(2−2)の座席シート支軸(8)を中心に、後部座席シート(2−2)の後部が下がり、前部座席シート(2−1)は、座台3に対して、前部座席シート(2−1)の前後方向の後部上方が左右に延びる前部座席シート支軸(16)で軸支されており、前部座席シート支軸(16)を中心に、上下に回動して肢台となる請求項1記載の安楽座席。
  4. 前記胸囲サポーター(4)の、腋の下に当る部分及び座席シート(2)の先端側、膝の裏側に当る部分の一方又は両方に、衝撃吸収材(12)を取付けて支持するように構成した請求項1〜3記載の安楽座席。
  5. リンクの基端部は座席シート(2)後端部に第2のリンク支軸(15)で軸着されている請求項1〜5のいずれか一項に記載の安楽座席。
  6. 背凭れ(1)上面に支え具(5)を設けず、胸囲サポーター(4)を支え具(5)に懸吊して設けるに代えて、背凭れ(1)に取付ける請求項1〜6のいずれか一項に記載の安楽座席。
  7. 背凭れ(1)の、肩部から臀部までを支持し、背凭れ(1)の上下方向の中央から少し上の、背凭れ(1)の上面に対して傾斜角度(A)5〜15度のバックシート(19)を、背凭れ(1)の上面に、脱着可能に設け、バックシート(19)の上面に、胸囲サポーター(4)を取付ける請求項1〜7のいずれか一項に記載の安楽座席。
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