JP2006075177A - 腰椎の圧迫を軽減する椅子 - Google Patents
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Abstract
【課題】腰を下ろした時腰椎の圧迫を無くし、或いは腰椎を牽引出来る椅子を提供する。
【解決手段】背もたれ1と肘掛け2及び脇の下サポートの総て又は一部と座板4との距離を調節できるようにする。座敷椅子の場合は、本人に合わせて予め背もたれ、脇の下支え、肘掛けの位置を、お尻の浮く程度にセットできるようにする。椅子の肘掛けに肘を置き、脇の下支え及び背もたれと背中の摩擦力で上半身の荷重を支えて、肘掛けを椅子の座板から上昇させ、或いは肘掛けに対して座板を下降させて、腰椎の圧迫を除き、或いは下半身の目方で腰椎を伸長させて、腰痛を軽減させる。
【選択図】図4
【解決手段】背もたれ1と肘掛け2及び脇の下サポートの総て又は一部と座板4との距離を調節できるようにする。座敷椅子の場合は、本人に合わせて予め背もたれ、脇の下支え、肘掛けの位置を、お尻の浮く程度にセットできるようにする。椅子の肘掛けに肘を置き、脇の下支え及び背もたれと背中の摩擦力で上半身の荷重を支えて、肘掛けを椅子の座板から上昇させ、或いは肘掛けに対して座板を下降させて、腰椎の圧迫を除き、或いは下半身の目方で腰椎を伸長させて、腰痛を軽減させる。
【選択図】図4
Description
本発明は上半身の荷重が腰椎を圧迫するのを防止し、腰椎を引き伸ばす椅子に属する。
休息の為に椅子に腰を掛けても、上半身の荷重は腰椎を圧し続けるから、腰痛患者の痛みは、軽減されない。また健康人であっても腰椎を圧迫から簡単に解放できれば、腰痛の予防になる。
解決しようとする問題は、椅子に座った時、上半身の荷重が、腰椎を圧さないように、上半身を支持して上方向に持ち上げるか、又は上半身をずり下げないように保持しながら、椅子の座板を下方向に下げる事である。
上半身を支持するには、松葉杖の様に、脇の下と腕及び背中と椅子の背板間の摩擦力を用いる。松葉杖は脇の下に挟み、手先で掴んで上体を支えるが実際に体重を支えているのは、腕の力で、椅子の場合〔図4〕の肘掛け〔3〕に肘を乗せて肩から支え、背中を背もたれ〔1〕に押し付け、又は脇の下に回したベルトをマジックテ−プ等で椅子の背もたれ〔1〕に回して胸部を固定し背面の摩擦力を増して上半身を支える。ベルトは必ずしも必要ではない。肘掛け〔3〕に対して脇下支え〔2〕は、高さを調整出来る様にする。
〔図4〕では肘掛け〔3〕に対して座板〔4〕を下降させる例を示し、〔図6〕では座板〔4〕に対して肘掛け〔3〕を上昇させる例を示す。〔図8〕は座敷椅子の例示で座板〔4〕に対して使用者が肘掛け〔3〕と脇下支え〔2〕の位置を予め簡単にセットしておいて、座ったとき軽くお尻が浮く程度に出来るものを示した。座板〔4〕は上下方向に平行移動でもよい。
〔図4〕では肘掛け〔3〕に対して座板〔4〕を下降させる例を示し、〔図6〕では座板〔4〕に対して肘掛け〔3〕を上昇させる例を示す。〔図8〕は座敷椅子の例示で座板〔4〕に対して使用者が肘掛け〔3〕と脇下支え〔2〕の位置を予め簡単にセットしておいて、座ったとき軽くお尻が浮く程度に出来るものを示した。座板〔4〕は上下方向に平行移動でもよい。
殆どの人は、老化と共に腰を痛めるが、身近にある椅子の機能を少し変える事で腰椎を守る事が出来る。
〔図1〕と〔図2〕に本発明の基本的な考え方を示す。
背もたれ〔1〕に連接した肘掛け〔3〕に対し、体に合わせて取り付け位置を矢印〔A〕に示す様に上下に調整できる脇下支え〔2〕を取り付け、肘掛け〔3〕に対し座板〔4〕との距離を矢印〔B〕に示す様に変えると、上半身は肘掛けに支えられて、下半身は浮き 腰椎は引き伸ばされる。胸を脇の下に回したベルトで背もたれ〔1〕に押し付けて摩擦力を大きくし、太腿を座板〔4〕にベルトで固定して、肘掛け〔3〕と座板〔4〕との距離を伸ばせば、腰椎は引き伸ばされる。ベルト無しで、背中を背もたれ〔1〕に押し付けてもよい。
背もたれ〔1〕に連接した肘掛け〔3〕に対し、体に合わせて取り付け位置を矢印〔A〕に示す様に上下に調整できる脇下支え〔2〕を取り付け、肘掛け〔3〕に対し座板〔4〕との距離を矢印〔B〕に示す様に変えると、上半身は肘掛けに支えられて、下半身は浮き 腰椎は引き伸ばされる。胸を脇の下に回したベルトで背もたれ〔1〕に押し付けて摩擦力を大きくし、太腿を座板〔4〕にベルトで固定して、肘掛け〔3〕と座板〔4〕との距離を伸ばせば、腰椎は引き伸ばされる。ベルト無しで、背中を背もたれ〔1〕に押し付けてもよい。
〔図3〕は本発明の椅子の実施例の正面図、〔図4〕はその側面図。フレ−ム〔8〕に肘かけ〔3〕と脇下支え〔2〕を調節可能に取り付け、フレ−ム〔8〕に取り付けた軸〔5〕で前部を支えた座板〔4〕を支持する上下運動機構のギヤ−ドモ−タ−と送りねじ機構によって座板〔4〕の後部を下げると、肘掛け〔3〕や背中の摩擦で支えられた上半身に対し、下半身の自重により、腰椎は引き伸ばされる。大腿部を座板〔4〕にマジックテ−プ等で固定すれば、自重以上の力で腰椎を引き伸ばす事も出来る。座板〔4〕の上下運動機構は各種の既成技術を適用出来る。座板〔4〕を固定しておいて、上半身を持ち上げる実施例を正面図〔図5〕、側面図〔図6〕に示す。座板〔4〕をフレ−ム〔8〕に固定し、肘掛け〔3〕と脇下支え〔2〕をギヤ−ドモ−タ−〔6〕と送りねじ機構〔7〕で上昇させる。上昇、下降操作機構は、ほかにも自由に選択できる。セットねじ〔9〕で脇下支え〔2〕の位置を調整する。
座敷椅子、一般に背もたれと称する椅子の実施例を正面図〔図7〕と側面図〔8〕に示す。最も簡単な構造として、座板〔4〕に対し脇下支え〔2〕と肘かけ〔3〕の位置を、予め座って肘と背で上半身を支えたとき、お尻が少し浮く位にセットしておく。セット方法は背もたれ〔1〕を含むフレ−ム〔8〕にマジックテ−プ等ではりつければよいし、または、簡単な上下移動機構を利用してもよい。
何れの場合も背もたれ〔1〕と背中との摩擦力を併用すれば、全体重を支持できるから、下半身の重さだけでなく、大腿部を座板に固定して、かなりの引っぱり力を〔図6〕に示す腰椎〔10〕に加える事ができる。
肘掛け〔3〕脇下支え〔2〕の上昇、下降機構も電動シリンダ−、エア−利用等各種既成技術を選定出来る。
座敷椅子、一般に背もたれと称する椅子の実施例を正面図〔図7〕と側面図〔8〕に示す。最も簡単な構造として、座板〔4〕に対し脇下支え〔2〕と肘かけ〔3〕の位置を、予め座って肘と背で上半身を支えたとき、お尻が少し浮く位にセットしておく。セット方法は背もたれ〔1〕を含むフレ−ム〔8〕にマジックテ−プ等ではりつければよいし、または、簡単な上下移動機構を利用してもよい。
何れの場合も背もたれ〔1〕と背中との摩擦力を併用すれば、全体重を支持できるから、下半身の重さだけでなく、大腿部を座板に固定して、かなりの引っぱり力を〔図6〕に示す腰椎〔10〕に加える事ができる。
肘掛け〔3〕脇下支え〔2〕の上昇、下降機構も電動シリンダ−、エア−利用等各種既成技術を選定出来る。
椅子に腰椎を引き伸ばす機能を与えることで、在来何気なく使用していた椅子に腰椎の圧迫を除く機能を与えられるから、真の意味で体を休める事ができ、一般に普及させる事ができれば、人助けになろう。
1 背もたれ
2 脇下支え
3 肘掛け
4 座板
5 軸
6 ギヤ−ドモ−タ−
7 送りねじ機構
8 フレ−ム
9 セットねじ
10 腰椎
11 マジックテ−プ
12 マジックテ−プ
2 脇下支え
3 肘掛け
4 座板
5 軸
6 ギヤ−ドモ−タ−
7 送りねじ機構
8 フレ−ム
9 セットねじ
10 腰椎
11 マジックテ−プ
12 マジックテ−プ
Claims (2)
- 背もたれと肘掛け及び脇の下サポ−トの総て又は一部と座板との距離を伸縮出来る椅子。
- 肘掛けの床面上の高さを、肘を肘掛けに乗せて座ったた人のお尻が、浮き上がる程度に調節できる座敷椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004236872A JP2006075177A (ja) | 2004-07-20 | 2004-07-20 | 腰椎の圧迫を軽減する椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004236872A JP2006075177A (ja) | 2004-07-20 | 2004-07-20 | 腰椎の圧迫を軽減する椅子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006075177A true JP2006075177A (ja) | 2006-03-23 |
Family
ID=36155135
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004236872A Pending JP2006075177A (ja) | 2004-07-20 | 2004-07-20 | 腰椎の圧迫を軽減する椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006075177A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011183151A (ja) * | 2010-02-12 | 2011-09-22 | Yasumasa Tsukuda | 安楽座席 |
US20140210236A1 (en) * | 2013-01-31 | 2014-07-31 | Eem Ag | Chair for Relieving Back Pain |
CN110432683A (zh) * | 2018-05-03 | 2019-11-12 | 肖野 | 一种减轻腰部压力的支撑系统 |
-
2004
- 2004-07-20 JP JP2004236872A patent/JP2006075177A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011183151A (ja) * | 2010-02-12 | 2011-09-22 | Yasumasa Tsukuda | 安楽座席 |
US20140210236A1 (en) * | 2013-01-31 | 2014-07-31 | Eem Ag | Chair for Relieving Back Pain |
US9827161B2 (en) * | 2013-01-31 | 2017-11-28 | Eem Ag | Chair for relieving back pain |
CN110432683A (zh) * | 2018-05-03 | 2019-11-12 | 肖野 | 一种减轻腰部压力的支撑系统 |
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