JP2015026743A - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】搬送経路を形成するレールの不本意な浮き上がりを防止する。【解決手段】筐体101と、電極体102と、電極体102に載置される絶縁体からなる板状の載置体106と、載置体106の表面に一方向に延在して載置状態で配置され、処理中の基板200を保持する絶縁体からなるレール103と、プラズマを発生させるプラズマ発生手段とを備るプラズマ処理装置100であって、載置体106とレール103とを接続する棒状の絶縁体からなる部材であって、載置体106の厚さ方向に延在し、一端部に第一フランジ171と他端部に第一フランジ171よりも径の大きい第二フランジ172とを備える接続体107を備え、レール103に、第一フランジ171と係合するだるま穴108が設けられ、載置体106に、第一フランジ171が通過可能で第二フランジ172は貫通できない貫通孔109が設けられているプラズマ処理装置100。【選択図】図10

Description

本願発明は、基板にプラズマを照射し、基板の表面に対してクリーニングやエッチングなどを行うプラズマ処理装置に関する。
電子部品が実装される基板のクリーニングやエッチング等の表面処理として、プラズマ処理が知られている。そして、このようなプラズマ処理を行う装置としては、プラズマ処理装置が知られている。プラズマ処理装置では、筐体で囲まれた減圧雰囲気の処理室(真空チャンバ)内に基板が配置され、処理室内にガスを導入すると共に放電を行わせることによりプラズマを発生させ、発生したプラズマのエッチング作用により、基板の表面処理が行われる。
具体的に例えばプラズマ処理装置は、基板の裏面全体を覆うように基板の背方に配置される電極体を一方の極とし、筐体(特に基板の表面側に配置される蓋体)を他方の極として電圧を印加し、筐体(蓋体)と電極体との間で発生するプラズマに基板の表面を晒すことにより基板に対し表面処理を行う装置である。
このプラズマ処理を行うためには、電極体と筐体(蓋体)との間に高電圧が印加されるため、基板と電極体との間に空間が生じると、当該空間で異常放電が発生することがある。この異常放電は、基板に損傷を与えたり、クリーニングやエッチングなどの処理不足の部分が基板内に発生するなどの不具合が生じる。
そこで、特許文献1に記載のプラズマ処理装置は、電極体と基板との間に発生する空間を減少させるために基板の端縁部を保持するガイド部材を配置して、異常放電の発生を抑止している。
特開2006−228773号公報
プラズマ処理装置を生産ラインに等に組み込む場合、基板をプラズマ処理装置に自動的に搬出入するため、プラズマ処理装置の外方に配置されるローダーやアンローダーと接続されるレールをプラズマ処理装置内に配置し、当該レールに沿って基板を滑らせることで基板の搬出入が行われる場合がある。
ところが、昨今用いられる基板の場合、大きな反りが発生している場合が有り、当該基板の反りによってレールが、所定の位置から不本意に持ち上がってしまう場合が発生する。このようなレールの持ち上がりが発生すると、基板の搬送中においては、ジャミングが発生したり、レール自体が破損することも生じる。また、プラズマ処理中は、電極体と基板との間の一部において広い空間が生じることとなり、異常放電の発生確率を高め、プラズマ処理における不具合の発生の原因となる。
一方、レールをネジ止めすることなども考えられるが、レールはプラズマ中に存在するため、ネジ近辺にプラズマが集中してエッチングレートの分布に不均一が生じたり、ネジ穴がプラズマに晒されることにより磨耗したり、レールがセラミクスなどで形成される場合、レールがネジの締め付けにより破損する場合もある。
本願発明は上記課題に鑑みなされたものであり、プラズマ処理の対象物である基板に反りが発生している場合においても、基板の搬出入中やプラズマ処理中においてレールが所定の位置からの不本意に浮き上がることの抑止を目的とする。
上記目的を達成するために、本願発明にかかるプラズマ処理装置は、基板を収容する筐体と、前記筐体に収容される基板の背方に配置される電極体と、前記電極体と前記基板との間に配置され、前記基板が載置される絶縁体からなる板状の載置体と、前記載置体の表面に一方向に延在して載置状態で配置され、基板の搬送経路を形成し、処理中の基板を保持する絶縁体からなるレールと、前記筐体内にプラズマを発生させるプラズマ発生手段とを備るプラズマ処理装置であって、前記載置体と前記レールとを接続する棒状の絶縁体からなる接続体であって、前記載置体の厚さ方向に延在し、一端部に第一フランジと他端部に前記第一フランジよりも径の大きい第二フランジとを備える接続体を備え、前記載置体、および、前記レールのいずれか一方に、前記第一フランジと係合するだるま穴が設けられ、前記載置体、および、前記レールの他方に、前記第一フランジが通過可能で前記第二フランジは貫通できない貫通孔が設けられていることを特徴とする。
これによれば、載置体とレールとが接続体の端部にそれぞれ設けられた第一フランジと第二フランジとにそれぞれ係合するため、基板が反ることによって発生する付勢力によりレールが不本意に載置体から浮き上がることを抑制することができる。従って、基板搬送中のジャミングや、プラズマ処理中の基板に異常放電が発生するなどの不具合を回避することが可能となる。
また、載置体、レール、および、接続体のいずれもが絶縁体により形成されているため、発生したプラズマが例えば接続体に集中することを回避でき、プラズマ処理中の異常放電を抑制することが可能となる。
さらに、前記載置体は、前記基板の搬送経路側に向かって突出する突出部を備え、前記レールは、下端部が前記突出部の側壁に当接した状態で配置されるものでもよい。
これによれば、基板の端縁部が載置体とレールとの間に入り込むことを抑制でき、搬送中のトラブルなどを抑制することが可能となる。
以上によれば、処理中のプラズマが偏在すること無く、また、またレールが破損するなどの不具合を抑制しつつ、反りが発生した基板の付勢力などによりレールの所定の位置からの不本意な移動を抑制することが可能となる。
図1は、実施の形態に係るプラズマ処理装置の外観を模式的に示す斜視図である。 図2は、蓋体を開けた状態のプラズマ処理装置を模式的に示す斜視図である。 図3は、蓋体を開けた状態のプラズマ処理装置を上方から模式的に示す平面図である。 図4は、蓋体を閉じた状態のプラズマ処理装置を模式的に図3に示すA−A線で切断した断面図である。 図5は、接続体を示す側面図である。 図6は、レールのだるま穴が設けられた部分を載置体とともに示す断面図である。 図7は、レールのだるま穴が設けられた部分を示す平面図である。 図8は、載置体に接続体を刺し通して配置した状態を示す断面図である。 図9は、載置体に取り付けられた接続体にレールを刺し通した状態を示す断面図である。 図10は、接続体を介して載置体とレールとが接続された状態を示す断面図である。 図11は、接続体を介して載置体とレールとが接続された状態を示す別の角度から示す断面図である。
次に、本願発明に係るプラズマ処理装置の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、以下の実施の形態は、本願発明に係るプラズマ処理装置の一例を示したものに過ぎない。従って本願発明は、以下の実施の形態を参考に請求の範囲の文言によって範囲が画定されるものであり、以下の実施の形態のみに限定されるものではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
図1は、実施の形態に係るプラズマ処理装置の外観を模式的に示す斜視図である。
図2は、蓋体を開けた状態のプラズマ処理装置を模式的に示す斜視図である。
図3は、蓋体を開けた状態のプラズマ処理装置を上方から模式的に示す平面図である。
図4は、蓋体を閉じた状態のプラズマ処理装置を模式的に図3に示すA−A線で切断した断面図である。
これらの図に示すように、プラズマ処理装置100は、被処理物としての基板200の表面にプラズマを照射し、基板200の表面をクリーニングやエッチングなどのプラズマ処理をする装置であって、筐体101と、電極体102と、レール103と、載置体106と、接続体107と、プラズマ発生手段とを備えている。
なお、プラズマ処理装置100は、筐体101の内部を真空にする真空ポンプなどの真空吸引手段や、プラズマ処理用のガスを筐体101の内部に導入するガス供給手段などを備えるが、図示を省略している。また、プラズマ処理装置100は、基板200を筐体101の内部に搬入し、また、筐体101内の基板200を筐体101外部に搬出するための外部レール139を備えている。
真空吸引手段は、真空ポンプと筐体101とを接続する真空排気配管、真空バルブ、圧力調整バルブ等で構成されている。
ガス供給手段は、アルゴンや窒素などのガスボンベと筐体101と接続されるガス導入管等で構成されている。
本実施の形態の場合、プラズマ処理装置100は、例えばベアチップを直接ワイヤボンディングする際に、ボンディングにおけるボンディングパッドとボンディングワイヤとの接合強度を向上させるため、基板200に設けられるボンディングパッドにプラズマを照射して洗浄する装置である。
筐体101は、基板200を収容し、基板200を収容した空間を真空に維持することのできる真空容器であり、基体111と、基体111の上方に設けられた蓋体112とを備えている。
基体111は、電極体102やレール103が収容される容器であり、真空容器としての十分な剛性を備えている。基体111は、絶縁部材113(図4参照)により電極体102を絶縁状態で保持している。
蓋体112は、基体111に対し相対的に移動することにより筐体101を開閉することができる蓋(または扉)であり、真空容器としての十分な剛性を備えている。また、蓋体112は、モータなどの駆動源を備えた図示しない開閉機構によって基体111に対し進退自在となるように構成されている。つまり、筐体101の中に基板200を搬入する際や、筐体101から基板200を搬出する際には基体111に対し蓋体112が持ち上げられ、プラズマ処理をする際には、基体111に蓋体112が当接するまで蓋体112が下降するものとなっている。なお、基体111と蓋体112との間には、筐体101の気密性を保持すべく、Oリング等のシール部材114が介在している。
また、蓋体112は、プラズマ処理をする際の電極としても機能している。つまり、蓋体112と電極体102との間に電圧を印加することにより、蓋体112と電極体102との間にプラズマが発生するものとなっている。本実施の形態の場合、蓋体112は接地されている。
電極体102は、筐体101内でプラズマを発生させるための一方の電極として機能する部材であり、例えば金属などの導電性材料で形成される板状(ブロック状)の部材である。本実施の形態の場合、電極体102は、基体111の上に絶縁部材113を介して載置されており、基体111ばかりで無く、蓋体112を含む筐体101から絶縁状態となっている。
レール103は、基板200を搬出入する際には、搬送経路A(図2参照)を形成する部材であり、プラズマ処理を行う際は、基板200の端縁を保持する部材である。また、レール103は、基板200の搬送方向(図中X軸方向)に筐体101の内方全体にわたって電極体102を横断するように延在しており、載置体106の上に載置されている。レール103は、絶縁体からなり、特に、プラズマ処理中はプラズマに晒されるためセラミクスなどの硬度の高い絶縁体が好ましい。
本実施の形態の場合、レール103は、レール103の下端部が突出部161の幅方向(図中Y軸方向)と交差する面に沿う側壁に当接した状態で配置されている。これにより、レール103を載置体106に載置する際に、レール103の位置決めを容易に行うことができる。また、接続体107によって載置体106と係合状態になった後は、レール103と載置体106との間に基板200の端縁が入り込むことを抑制できる。
また、レール103の上端部には、基板200の搬送経路Aに向かって突出する鍔部131が設けられている。
鍔部131は、基板200の搬送中、および、プラズマ処理中のいずれにおいても、基板200の搬送経路と交差する方向(図中Y軸方向)の端縁に対し電極体102の反対側に配置され、基板200の端縁と重なるように突出している部分である。鍔部131は、基板200の搬送方向(図中X軸方向)に筐体101の内方全体にわたって延在している。
載置体106は、電極体102の上方に載置され、基板200が載置される板状(ブロック状)の部材であり、プラズマ処理をする際には、基板200と電極体102との間の空間を減少させる部材である。また、載置体106は、基板200の搬出入の際には、基板200の搬送経路を形成し、基板200が滑りながら移動する場合もある。載置体106の材質は、絶縁体であればよく、例えばセラミクスで形成されるものなどがある。
本実施の形態の場合、図4に示すように、載置体106は、基板200が通過する搬送経路A側に向かって突出する突出部161を備えている。突出部161は、基板200の搬送方向(図中X軸方向)における載置体106の全長にわたって延在する矩形板状の部分であり、直接基板200と接触する部分である。また、筐体101の内部には搬送経路Aが3本設けられているため、突出部161も搬送経路Aと交差する方向(図中Y軸方向)に平行に並んで3箇所設けられている。
なお、突出部161は、載置体106として一体に設けられるばかりでなく、別体の板状の部材を配置することにより載置体106の一部としてもかまわない。
以上のように、電極体102とは別体の載置体106を設けることで、載置体106のみを取り替えるだけで基板200の種類に柔軟に対応することが可能となる。
図5は、接続体を示す側面図である。
接続体107は、載置体106とレール103とを接続する棒状の絶縁体からなる部材である。同図に示すように、接続体107は、載置体106の厚さ方向(図中Z軸方向)に延在する軸部173と、軸部173の一端部(上端部)に第一フランジ171と軸部173の他端部(下端部)に第一フランジ171よりも径の大きい第二フランジ172とを備えている。本実施の形態の場合、接続体107は、全体視丸棒状であり、第一フランジ171、および、第二フランジ172は、軸部173の軸心と同心状に配置される円板形状となっている。また、接続体107は、レール103や載置体106と同様、絶縁体からなり、特に、プラズマ処理中はプラズマに晒されるためセラミクスなどの硬度の高い絶縁体が好ましい。
図6は、レールのだるま穴が設けられた部分を載置体とともに示す断面図である。
図7は、レールのだるま穴が設けられた部分を示す平面図である。
これらの図に示すように、本実施の形態の場合、レール103には、だるま穴108が設けられている。だるま穴108は、接続体107の第一フランジ171を刺し通すことができる径を有する第一穴181と、第一フランジ171を刺し通すことができず、軸部173のみを収容することができる第二穴182とを備えている。第一穴181と第二穴182とは、穴軸が平行となるように配置されており、また、軸部173がスライドにより第一穴181と第二穴182との間を往復できるように連通している。また、第一穴181と第二穴182とは、レール103を上下方向(図中Z軸方向)に貫通状に設けられている。さらに、だるま穴108の上端部には、第一フランジ171を収容した状態でスライドすることができる長穴183を備えている。長穴183により、第一フランジ171がレール103の上端面から突出することなく、レール103と接続体107とを係合させることができ、接続体107にプラズマが集中することを回避することができる。
また、だるま穴108の第一穴181と第二穴182とは、基板200の搬送方向(図中X軸方向)に並んで配置されており、さらに、第一穴181は、第二穴182に対し搬送方向の下流側に配置されている。これにより、搬送中の基板200等との摩擦によりレール103が搬送方向(図中X軸方向)にずれ動くことを防止することが可能となる。
また本実施の形態の場合、だるま穴108は1本のレール103に対し二箇所設けられている。
本実施の形態の場合、載置体106には、載置体106の厚さ方向(図中Z軸方向)に貫通する貫通孔109が設けられている。貫通孔109は、接続体107の第一フランジ171が通過可能で第二フランジ172が通過不可能な孔である。本実施の形態の場合、円板形状の第一フランジ171の形状に対応し、貫通孔109の形状は断面円形となっている。
さらに、載置体106には、貫通孔109に対しレール103と反対側に、貫通孔109に刺し通された接続体107の第二フランジ172を収容する収容穴191が貫通孔109と同軸上に設けられている。これにより、載置体106に接続体107を刺し通した状態で、平板状の電極体102の上面に載置体106を密着状態で載置することが可能となる。
また、本実施の形態の場合、プラズマ処理装置100は、筐体101内方の空気を排出する真空吸引手段(図示せず)と、筐体101内方にガスを供給するガス供給手段(図示せず)とを備えている。
真空吸引手段は、基体111のシール部材114に囲まれた内側に開口する排気口119から空気を排出することにより基体111に蓋体112が当接することで形成された密閉空間内(筐体101内)を減圧して真空状態にする装置である。
ガス供給手段は、基体111、または、蓋体112のシール部材114に囲まれた内側に設けられたガス導入口(図示省略)に接続され、筐体101の内方にプラズマ発生用ガスを導入する装置である。
プラズマ発生用電源部104は、電極体102と蓋体112との間に電圧を印加してプラズマを発生させる装置である。本実施の形態の場合、プラズマ発生用電源部104は、高周波電圧を電極体102と蓋体112との間に印加する高周波電源部141と、電極体102と蓋体112との間に印加した高周波の反射波による干渉を防止する自動整合器142とを備えている。
上述の真空吸引手段、ガス供給手段、および、プラズマ発生用電源部104は、本実施の形態においてプラズマ発生手段を構成している。
次に、接続体107による載置体106とレール103との係合方法を説明する。
図8は、載置体に接続体を刺し通して配置した状態を示す断面図である。
同図に示すように、載置体106の貫通孔109に接続体107を下方から刺し通し、第二フランジ172を収容穴191に納める。これにより、載置体106から上方に向かって接続体107が突出状態に配置される。
次に、レール103に設けられただるま穴108の第一穴181に接続体107を挿入しつつ、図9に示すような状態になるようにレール103を載置体106に載置する。
次に、搬送方向の下流側(図中X軸方向正側)に向かってレール103を載置体106に対し図10、および、図11に示すような状態になるように、スライドさせる。
以上により、だるま穴108の第二穴182に接続体107の軸部173が収容されると共に、第二穴182を形成するレール103の部分と第一フランジ171が係合した状態になる。従って、接続体107の第一フランジ171と上下方向(図中Z軸方向)と係合するレール103と、第二フランジ172と上下方向に係合する載置体106とが接続体107を介して接続され、レール103は、載置体106から浮き上がることなく載置体106に保持される。
以上の構成により、プラズマ処理装置100は、基板200の反りによってレール103が載置体106から不本意に浮き上がることを防止することができる。また、載置体106とレール103とを締め付けることなく、接続体107との係合により接続しているため、レール103や載置体106が脆い部材であっても、欠損や破壊を回避することが可能となる。
なお、本願発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本願発明の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本願発明の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本願発明に含まれる。
例えば、上記実施の形態では、レール103にだるま穴108を設け、載置体106に貫通孔109を設けたが、レール103に貫通孔109を設け、載置体106にだるま穴108を設けてもかまわない。
また、だるま穴108を貫通状態で示したが、だるま穴108を貫通しない袋穴状態としてもかまわない。レール103に下方に開口し上端部が袋状のだるま穴108を設けることで、レール103の上端面を平面とすることができ、プラズマ処理中にプラズマが特異な形状部分に偏在することを抑制できる。
本発明は、プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法に利用でき、特に反りのある基板や裏面に突出部がある基板に対しプラズマ処理するプラズマ処理装置に適用できる。
100 プラズマ処理装置
101 筐体
102 電極体
103 レール
104 プラズマ発生用電源部
106 載置体
107 接続体
108 穴
109 貫通孔
111 基体
112 蓋体
113 絶縁部材
114 シール部材
119 排気口
131 鍔部
139 外部レール
141 高周波電源部
142 自動整合器
161 突出部
171 第一フランジ
172 第二フランジ
173 軸部
181 第一穴
182 第二穴
183 長穴
191 収容穴
200 基板

Claims (2)

  1. 基板を収容する筐体と、
    前記筐体に収容される基板の背方に配置される電極体と、
    前記電極体と前記基板との間に配置され、前記基板が載置される絶縁体からなる板状の載置体と、
    前記載置体の表面に一方向に延在して載置状態で配置され、基板の搬送経路を形成し、処理中の基板を保持する絶縁体からなるレールと、
    前記筐体内にプラズマを発生させるプラズマ発生手段とを備えるプラズマ処理装置であって、
    前記載置体と前記レールとを接続する棒状の絶縁体からなる接続体であって、前記載置体の厚さ方向に延在し、一端部に第一フランジと他端部に前記第一フランジよりも径の大きい第二フランジとを備える接続体を備え、
    前記載置体、および、前記レールのいずれか一方に、前記第一フランジと係合するだるま穴が設けられ、
    前記載置体、および、前記レールの他方に、前記第一フランジが通過可能で前記第二フランジは貫通できない貫通孔が設けられている
    プラズマ処理装置。
  2. 前記載置体は、前記基板の搬送経路側に向かって突出する突出部を備え、
    前記レールは、下端部が前記突出部の側壁に当接した状態で配置される
    請求項1に記載のプラズマ処理装置。
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