JP2015026341A - 論理演算装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】比較的小規模な回路構成で、また比較的短時間に演算処理を行うことができる論理演算装置を提供する。【解決手段】N(Nは、N≧2の整数)ビット長のビット列の入力を受け入れて、当該入力されるビット列が表すアドレスに、当該入力されるビット列に含まれる各ビット間の論理演算結果を表すビットをその一部に含む多ビット長のデータを格納してなるルックアップテーブルを記憶するメモリデバイス12を含み、メモリデバイス12にアクセスし、受け入れたビット列が表すアドレスに格納されたデータに含まれるビットを出力する論理演算装置である。【選択図】図1

Description

本発明は、入力されるビット列に含まれるビット間の論理演算を行う論理演算装置に関する。
情報処理技術、情報通信技術の発展・普及に伴い、より高速で、より大容量の情報処理技術が要求されている。例えば近年では、情報処理時の誤り訂正処理において、より多数ビット長のデータの誤り訂正を可能にすることが求められている。
この誤り訂正の際には、入力ビットのパリティチェック等のため、入力されたビット間の排他的論理和(XORまたはEOR)を求めることが必要となる。従来、多ビット長のデータに関する排他的論理和の演算装置は、2入力の排他的論理和回路を組み合わせて構成されていた。例えば、図11は、32ビット長の排他的論理和を演算する論理演算装置の例を示したものである。
図11に例示するように、この32ビット長の排他的論理和を演算する論理演算装置は、4つの8入力排他的論理和回路100と、3つの2入力排他的論理和回路200とを含む。また8入力排他的論理和回路100は内部に、7つの2入力排他的論理和回路200を含んでなる。
なお、多入力(3入力)の排他的論理和ゲートの例が、非特許文献1に開示されている。
inet:"74LVC1G386 3-input EXCLUSIVE-OR gate"、[online]、2007年9月3日、[平成25年7月16日検索]、インターネット<URL:http://http://www.jp.nxp.com/documents/data_sheet/74LVC1G386.pdf>
しかしながら、近年ではますます多ビット長のデータ処理が要求されており、2入力排他的論理和回路の組み合わせによっては回路規模が大きくなり、また多段ゲートに構成することで演算処理時間も長くなってしまうという問題点があった。
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、多ビット長のデータであっても比較的小規模な回路構成で、比較的短時間に演算処理を行うことができる論理演算装置を提供することを、その目的の一つとする。
上記従来例の問題点を解決するための本発明は、論理演算装置であって、N(Nは、N≧2の整数)ビット長のビット列の入力を受け入れて、前記入力されるビット列が表すアドレスに、当該入力されるビット列に含まれる各ビット間の論理演算結果を表すビットをその一部に含む多ビット長のデータを格納してなるルックアップテーブルを記憶するメモリデバイスと、前記メモリデバイスにアクセスし、前記受け入れたビット列が表すアドレスに格納されたデータに含まれるビットを出力する出力手段と、を含むこととしたものである。
このように多ビット長のデータであっても比較的小規模な回路構成で、また多段のゲートも必要がなく、比較的短時間に演算処理を行うことができる。
またここで前記メモリデバイスに格納されたデータには、前記入力されるビット列に含まれる各ビット間の論理演算結果と、その反転ビットとが含まれ、前記出力手段は、当該ビット間の論理演算結果と、その反転ビットとの一方を選択的に出力することとしてもよい。
これにより、多段に構成して前段の演算結果に基づいて出力手段が論理演算結果とその反転ビットとの一方を選択するようにすれば、より長いビット長のデータについても比較的小規模な回路構成で、また比較的短時間に演算処理を行うことができる。
さらにM(Mは、M>Nなる整数)ビット長のビット列の入力を受けて、当該ビット列からNビットのビット列を抽出して、当該抽出したNビットのビット列を時分割的に前記メモリデバイスに出力する分割手段をさらに含み、時分割的に前記Nビットのビット列が出力されるタイミングにおいて、前記出力手段が、前回出力したビットを用いて、メモリデバイスにアクセスして取り出したビット間の論理演算結果と、その反転ビットとの一方を選択的に出力することとしてもよい。
このように回路を時分割的に使用することで、より比較的小規模な回路構成で演算処理を行うことができる。
また前記メモリデバイスに格納された論理演算結果は、入力ビット列に含まれる各ビット間の排他的論理和の演算結果であってもよい。
本発明によると、比較的小規模な回路構成で、また比較的短時間に演算処理を行うことができる。
本発明の実施の形態に係る論理演算装置の構成例を表すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る論理演算装置が備えるルックアップテーブルの内容例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る論理演算装置が備えるルックアップテーブルのもう一つの内容例を表す説明図である。 本発明の実施の形態のもう一つの例に係る論理演算装置の構成例を表すブロック図である。 本発明の実施の形態のまた別の例に係る論理演算装置の構成例を表すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る論理演算装置のクロック供給部が出力する信号の例を表すタイミングチャート図である。 本発明の実施の形態のさらに別の例に係る論理演算装置の構成例を表すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る論理演算装置が備えるまた別のルックアップテーブルの内容例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る論理演算装置の出力段における別の回路例を表す説明図である。 本発明の実施の形態に係る論理演算装置を用いた、さらに多ビット長のビット列に係る論理演算を行う装置の例を表す説明図である。 従来の32ビット長の排他的論理和を演算する論理演算装置の例を表す説明図である。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本発明の実施の形態に係る論理演算装置1は、図1に例示するように少なくとも一つの論理演算ユニット10を含む。またこの論理演算ユニット10は、入力バッファ部11と、メモリデバイス12と、出力部13とを含んで基本的に構成される。
入力バッファ部11は、N(Nは、N≧2の整数)ビット長のビット列の入力を受け入れて、このビット列の表す信号を、メモリデバイス12のアドレスバスに供給する。すなわち、ここでの例では、Nはメモリデバイス12のアドレスバス幅にも相当する。
メモリデバイス12は、具体的には不揮発性メモリやSRAM(Static Random Access Memory)等の半導体メモリであり、2Nビット×Lビット(Lは、L≧2の整数)のメモリセルを備える。このメモリデバイス12は、その入力バッファ部11から入力されるビット列が表すアドレスに、当該入力されるビット列に含まれる各ビット間の論理演算結果を表すビットをその一部に含む多ビット長のデータを格納してなるルックアップテーブルを格納している。以下の例では、1つのアドレスによって特定される位置に、L=8ビットのデータが格納されるものとして説明する。
具体的に、このルックアップテーブルは図2に例示するように、N=8ビット長のビット列「00000000」が表すアドレスには、そのMSB(最上位ビット)に当該ビット列「00000000」の排他的論理和の演算結果である「0」を含んだデータ「0XXXXXXX」(ここでXは不定でよい)が格納される。また、ビット列「00000001」が表すアドレスには、そのMSB(最上位ビット)に当該ビット列「00000001」の排他的論理和の演算結果である「1」を含んだデータ「1XXXXXXX」(Xは不定でよい)が格納される。
出力部13は、メモリデバイス12が格納しているデータのうち、入力バッファ部11が出力するビット列が表すアドレスに格納されているデータを読み出す。この出力部13は当該読み出したデータのうち、上記論理演算結果が含まれるビットを選択的に出力する。本実施の形態の上述の例では、MSBに論理演算結果が含まれるので、この出力部13は、メモリデバイスが格納しているデータのうち、入力バッファ部11が出力するビット列が表すアドレスに格納されているデータを読み出し、当該データのうちのMSBのビットを出力する。
また本実施の形態の別の例では、メモリデバイス12は、その入力バッファ部11から入力されるビット列が表すアドレスに、当該入力されるビット列に含まれる各ビット間の論理演算結果を表すビットと、その反転ビットとをその一部に含む多ビット長のデータを格納してなるルックアップテーブルを格納している。
具体的に、このルックアップテーブルは図3に例示するように、N=8ビット長のビット列「00000000」が表すアドレスには、そのMSB(最上位ビット)に当該ビット列「00000000」の排他的論理和の演算結果である「0」を含み、その次のビットにこの演算結果の反転ビットである「1」を含んだデータ「01XXXXXX」(ここでXは不定でよい)が格納される。また、ビット列「00000001」が表すアドレスには、そのMSB(最上位ビット)に当該ビット列「00000001」の排他的論理和の演算結果である「1」を含み、次のビットにその反転ビットである「0」を含んだデータ「10XXXXXX」(Xは不定でよい)が格納される。
この例では、出力部13は、外部から1ビットの信号の入力を受け入れる。そして出力部13は、メモリデバイス12が格納しているデータのうち、入力バッファ部11が出力するビット列が表すアドレスに格納されているデータを読み出し、外部から入力された1ビットの信号が「0」であるか「1」であるかにより、当該データのうち、上記論理演算結果またはその反転ビットのいずれかを選択的に出力する。本実施の形態の一例では、この出力部13は、外部から入力された1ビットの信号が「0」であるときには、メモリデバイスが格納しているデータのうち、入力バッファ部11が出力するビット列が表すアドレスに格納されているデータを読み出し、当該データのうちのMSBのビットを出力する。また出力部13は、外部から入力された1ビットの信号が「1」であるときには、メモリデバイスが格納しているデータのうち、入力バッファ部11が出力するビット列が表すアドレスに格納されているデータを読み出し、当該データのうちのMSBの次のビット(論理演算結果の反転ビットが格納されているビット)を出力する。
本実施の形態は基本的に以上の構成を備えており、次の例のように動作する。本実施の形態の以下の例では図4に例示するように、複数の論理演算ユニット10_1,10_2…10_nを備えるものとする。また、i番目の論理演算ユニット10_iの出力部13_iは、i−1番目の論理演算ユニット10_i−1の出力ビットを、外部からの入力として受け入れる。なお、先頭の論理演算ユニット10_1の出力部13_1は、外部からの入力を受けずに(あるいは外部からの入力を「0」に固定するなどして)、メモリデバイス12が格納しているデータのうち論理演算結果を表すビット(上述の例ではMSB)を出力することとする。
また本実施の形態のこの例では、排他的論理和の計算の対象として8×n(メモリデバイス12のアドレスバス幅の整数n倍)ビット長のデータD(そのi番目のビットをbi(i=1,2,…8n)とする)の入力を受け入れる。そしてMSB側(あるいはLSB側)から順に8ビット(メモリデバイス12のアドレスバス幅)ずつ、それぞれ論理演算ユニット10_1,10_2…10_nのバッファ部11_1,11_2,…11_nに出力する。
論理演算ユニット10_1の出力部13_1は、メモリデバイス12_1が格納しているデータのうち、入力バッファ11_1に入力された8ビット長のビット列(b1,b2,…b8)が表すアドレスに格納されているデータを読み出す。そして当該読み出したデータに含まれる論理演算結果(ここでは、入力された8ビット長のビット列の排他的論理和の演算結果とする)のビットを出力する。
次の論理演算ユニット10_2の出力部13_2は、メモリデバイス12_2が格納しているデータのうち、入力バッファ11_2に入力された8ビット長のビット列(b9,b10,…b16)が表すアドレスに格納されているデータを読み出す。またこの出力部13_2は、前段の論理演算ユニット10_1の出力部13_1が出力するビットに基づいて、当該読み出したデータに含まれる論理演算結果のビットまたはその反転ビットのいずれか一方を選択して出力する。具体的に出力部13_2は、出力部13_1が出力するビットが「0」であるときには、読み出したデータに含まれる論理演算結果を出力する。また出力部13_2は出力部13_1が出力するビットが「1」であるときには、論理演算結果の反転ビットを出力する。
以下、i番目の論理演算ユニット10_iの出力部13_iは、メモリデバイス12_iが格納しているデータのうち、入力バッファ11_iに入力された8ビット長のビット列(b8(i-1)+1,b8(i-1)+2,…b8i)が表すアドレスに格納されているデータを読み出す。またこの出力部13_iは、前段の論理演算ユニット10_i−1の出力部13_i−1が出力するビットに基づいて、当該読み出したデータに含まれる論理演算結果のビットまたはその反転ビットのいずれか一方を選択して出力する。具体的に出力部13_iは、出力部13_i−1が出力するビットが「0」であるときには、読み出したデータに含まれる論理演算結果を出力する。また出力部13_iは出力部13_i−1が出力するビットが「1」であるときには、論理演算結果の反転ビットを出力する。
そしてn番目の論理演算ユニット10_nの出力部13_nは、メモリデバイス12_nが格納しているデータのうち、入力バッファ11_nに入力された8ビット長のビット列(b8(n-1)+1,b8(n-1)+2,…b8n)が表すアドレスに格納されているデータを読み出す。またこの出力部13_nは、前段の論理演算ユニット10_n−1の出力部13_n−1が出力するビットに基づいて、当該読み出したデータに含まれる論理演算結果のビットまたはその反転ビットのいずれか一方を選択して出力する。具体的に出力部13_nは、出力部13_n−1が出力するビットが「0」であるときには、読み出したデータに含まれる論理演算結果を出力する。また出力部13_nは出力部13_n−1が出力するビットが「1」であるときには、論理演算結果の反転ビットを出力する。
こうしてn番目の論理演算ユニット10_nの出力部13_nは、8×nビット長のデータDに含まれる各ビットの論理演算結果(ここでの例では排他的論理和)を出力することとなる。
さらにここでは複数の論理演算ユニット10、つまりはメモリデバイス12を並列的に用いる例について述べたが、本実施の形態はこれに限られない。本実施の形態の別の例では、メモリデバイス12を時分割的に利用してもよい。この例に係る本発明の実施の形態に係る論理演算装置1は、図5に例示するように、n個のスリーステートバッファ部20と、メモリデバイス12と、クロック供給部25と、出力ユニット30とを含んで構成される。またスリーステートバッファ部20はそれぞれN(ここでの例ではN=8)個のスリーステートバッファ21を含み、出力ユニット30は、出力部31と、フリップフロップ回路部32と、スイッチ部33とを含む。ここで、既に説明したものと同様の構成をとるものについては同じ符号を付して説明を省略する。なお、この例ではメモリデバイス12には、図3に例示したデータが格納されているものとする。
スリーステートバッファ21は、それぞれ入力端子Xと出力端子Yとゲート端子Gとを備える。このスリーステートバッファ21は、ゲート端子Gの入力が「0」である間、入力端子Xにどのような入力があったとしても、出力端子Yの状態をハイ・インピーダンス状態「Z」とする。出力端子Yがハイ・インピーダンスとなったスリーステートバッファ21は、当該出力端子Yの接続先からみると、絶縁された状態と同じ(接続が切離された状態)となる。
本実施の形態のこの例では、8n個のスリーステートバッファ21が第1番目のスリーステートバッファ21_1から第8番目のスリーステートバッファ21_8までのグループ、第9番目のスリーステートバッファ21_9から第16番目のスリーステートバッファ21_16までのグループ…というように、8つずつのグループに分けられる。そして同じグループに属するスリーステートバッファ21のゲート端子Gには、クロック供給部25から同じ信号が入力される。この信号については後に述べる。また、i番目のスリーステートバッファ21_iの入力端子X_iには、論理演算の対象となる8×nビット長のデータDのMSB側(あるいはLSB側)から順に各ビットの値が入力される。
またi番目のスリーステートバッファ21_iの入力端子Y_iは、メモリデバイス12のアドレスバスのうち(i mod 8)番目のピンに接続される。ここで(i mod k)は、iをkで除したときの余りを意味する。
クロック供給部25は、図6に示すように、定期的に立上がりと立ち下りとを繰返すクロック信号CLKを生成してこれを出力する。またこのクロック供給部25は、n個(nは論理演算の対象となるビット数8nを、メモリデバイス12のアドレスバス幅である8で除した値)のサブクロック信号φi(i=1,2,…n)を生成する。このサブクロック信号φiは、所定の時点からj回目にクロック信号CLKが立ち上る際に、i=(j mod n)+1のサブクロック信号φiが立上がり、j回目にクロック信号CLKが立ち下る際に、i=(j mod n)+1のサブクロック信号φiが立ち下るようにしておく。この際、i≠(j mod n)+1なるサブクロック信号φiはLの状態を維持するものとする。またクロック供給部25は次のようなサブクロック信号φ0を生成する。すなわち、このφ0は、j回目にクロック信号CLKが立ち下る際に(j mod n)=0であるときに立上がり、その後のクロック信号CLKのn/2回目または(n−1)/2回目の立ち下り時など、その後、クロック信号CLKがn回目に立ち下るまでに立ち下るようにする。図6には、n=4の場合のサブクロック信号φ1,φ2,φ3,φ4と、φ0とを例示している。
ここでクロック供給部25は、サブクロック信号φ1を第1番目のスリーステートバッファ21_1から第8番目のスリーステートバッファ21_8に供給し、サブクロック信号φ2を第2番目のスリーステートバッファ21_9から第8番目のスリーステートバッファ21_16に供給し…というように、サブクロックφiを、8つのスリーステートバッファ21_([i/8]+1)に供給する。ここで[*]は*を超えない最大の整数を意味するものとする。
これらスリーステートバッファ21と、クロック供給部25との動作により、M(Mは、M>Nなる整数)ビット長のビット列の入力を受けて、当該ビット列からNビットのビット列を抽出して、当該抽出したNビットのビット列を時分割的にメモリデバイス12に対して出力する分割手段が実現される。
出力ユニット30の出力部31は、クロック供給部25から入力されるクロック信号CLKが立ち下るタイミングであり、かつ、サブクロック信号φn(nは論理演算の対象となるビット数8nを、メモリデバイス12のアドレスバス幅である8で除した値)が立ち下らないタイミングにおいて、フリップフロップ回路部32が出力する1ビットの信号の入力を受け入れてバッファ(不図示)に保持する。そして出力部31は、次にクロック信号CLKが立ち上るタイミングでメモリデバイス12が格納しているデータのうち、スリーステートバッファ21が出力するビット列が表すアドレスに格納されているデータを読み出す。出力部31は、バッファに保持した1ビットの信号が「0」であるか「1」であるかにより、当該読み出したデータのうち、上記論理演算結果またはその反転ビットのいずれかを選択的に出力する。
本実施の形態の一例では、この出力部31は、バッファに保持したビットが「0」であるときには、メモリデバイス12から読み出したデータのうちMSBのビット(論理演算結果)をスイッチ部33に出力する。またこの出力部31は、バッファに保持したビットが「1」であるときには、メモリデバイス12から読み出したデータのうちMSBの次のビット(論理演算結果の反転ビットが格納されているビット)をスイッチ部33に出力する。出力部31は、この出力を、次にクロック信号CLKが立ち下るまで継続する。
またこの出力部31は、後に説明するスイッチ部33を制御する。具体的に出力部31は、クロック供給部25が出力するサブクロック信号φn(nは論理演算の対象となるビット数8nを、メモリデバイス12のアドレスバス幅である8で除した値)が立ち上がるタイミングで、後に説明するスイッチ部33の出力先を、外部への出力に設定する。そして次にクロック供給部25が出力するクロック信号CLKが立ち上るタイミングでスイッチ部33の出力先をフリップフロップ回路部32に設定する。
さらに出力部31は、クロック供給部25が出力するサブクロック信号φnが立ち下るタイミングでは、フリップフロップ回路部32の出力に関わらず、バッファに「0」のビットを保持する。この動作を、以下では、出力部のリセット動作と呼ぶ。
フリップフロップ回路部32は、例えばD型のフリップフロップ回路を含んで構成される。このフリップフロップ回路24では具体的にD端子(入力端子)が出力部31の出力を受け入れる。また、C端子(クロック端子)は、クロック供給部25からクロック信号CLKの入力を受ける。そしてこのフリップフロップ回路部32は、クロック信号CLKが立ち上るタイミングで、入力端子であるD端子に入力されるビットを保持して出力端子Qに当該ビットの信号を出力する。この出力は、クロック信号CLKが立ち下るタイミングでも継続される。またこの出力端子Qから出力されるビットが、フリップフロップ回路部32からの出力として出力部31に入力される。
スイッチ部33は、出力部31からの制御を受け入れて、出力部31から入力された1ビットの情報を、フリップフロップ回路部32または外部のいずれかに対して選択的に出力する。
本実施の形態のこの例に係る論理演算装置1の動作を次に説明する。ここでは例えば論理演算としての排他的論理和の計算の対象としてM=N×n(メモリデバイス12のアドレスバス幅Nの整数n倍)ビット長のデータD(そのi番目のビットをbi(i=1,2,…N×n)とする)の入力を受け入れる。そしてMSB側(あるいはLSB側)から順にi番目のビットを、それぞれ第i番目のスリーステートバッファ21_iに入力する。
そして論理演算装置1は次のように動作する。すなわち、出力部のリセット動作が行われたとき(図6の時刻t0)に、出力部31は「0」のビットをバッファに保持する。次にクロック供給部25の出力するクロック信号CLKが立ち上るタイミング(図6の時刻t1)において、スリーステートバッファ21_1から21_8が、入力されたビットb1,b2,…b8を、メモリデバイス12のアドレスバスに供給する。
出力部31は、メモリデバイス12が格納しているデータのうち、スリーステートバッファ21_1から21_8が出力するビット列が表すアドレスに格納されているデータを読み出す。このとき、出力部31のバッファは「0」のビットを保持しているので、この出力部31は、メモリデバイス12から読み出したデータのうちMSBのビット(論理演算結果)を第1回目の演算結果R1として出力する。この出力R1はスイッチ部33を介してフリップフロップ回路部32に出力されて、フリップフロップ回路部32において保持される。
次にクロック供給部25の出力するクロック信号CLKが立ち下るタイミング(図6の時刻t2)になると、スリーステートバッファ21_1から21_8の出力はハイ・インピーダンスとなる。そして出力部31はフリップフロップ回路部32から前回の演算結果R1を受け入れてバッファに保持する。
次にクロック供給部25の出力するクロック信号CLKが立ち上るタイミング(図6の時刻t3)では、スリーステートバッファ21_9から21_16が、入力されたビットb9,b10,…b16を、メモリデバイス12のアドレスバスに供給する。
出力部31は、メモリデバイス12が格納しているデータのうち、スリーステートバッファ21_9から21_16が出力するビット列が表すアドレスに格納されているデータを読み出す。そして出力部31は、そのバッファが「0」のビットを保持しているとき(演算結果R1が「0」であったとき)には、メモリデバイス12から読み出したデータのうちMSBのビット(論理演算結果)を第2回目の演算結果R2として出力する。また出力部31は、そのバッファが「1」のビットを保持しているとき(演算結果R1が「1」であったとき)には、メモリデバイス12から読み出したデータのうちMSBの次のビット(論理演算結果の反転ビット)を第2回目の演算結果R2として出力する。この出力R2はスイッチ部33を介してフリップフロップ回路部32に出力されて、フリップフロップ回路部32において保持される。
以下同様に動作し、クロック供給部25の出力するサブクロック信号φnが立ち上るタイミングにおいて出力部31は、スイッチ部33の出力先を外部への出力に設定する。またこのとき出力部31は、メモリデバイス12が格納しているデータのうち、スリーステートバッファ21_(8×(n−1)+1)から21_(8n)が出力するビット列が表すアドレスに格納されているデータを読み出す。そして出力部31は、そのバッファが「0」のビットを保持しているとき(演算結果Rn-1が「0」であったとき)には、メモリデバイス12から読み出したデータのうちMSBのビット(論理演算結果)を演算結果Rとして出力する。また出力部31は、そのバッファが「1」のビットを保持しているとき(演算結果Rn-1が「1」であったとき)には、メモリデバイス12から読み出したデータのうちMSBの次のビット(論理演算結果の反転ビット)を演算結果Rとして出力する。この出力は、スイッチ部33を介して外部に供給される。
出力部31は、次にクロック信号CLKが立ち下るタイミングで出力部のリセット動作を行い、さらに次にクロック信号CLKが立ち上るタイミングではスイッチ部33の出力先をフリップフロップ回路部32に設定する。
このように、本実施の形態のこの例では、出力部31が、時分割的にNビットのビット列が出力されるタイミングにおいて、前回出力したビットを用いて、メモリデバイスにアクセスして取り出したビット間の論理演算結果と、その反転ビットとの一方を選択的に出力する手段として機能している。
こうしてn回目には出力部31は、8×nビット長のデータDに含まれる各ビットの論理演算結果(ここでの例では排他的論理和)を演算結果Rとして出力することとなる。
さらにこのように時分割的に演算を行う場合の出力ユニットの例は、この例に限られない。すなわちメモリデバイス12の各アドレスに格納可能なデータは8ビットであるため、このビット幅を活用して次のように構成することも可能である。
本実施の形態のさらに別の例に係る論理演算装置1は、図7に例示するように、8×n個(ここではメモリデバイス12のアドレスバス幅N=8としている)のスリーステートバッファ21(図5に例示したものと同様、8個ずつでスリーステートバッファ部20を構成する)と、メモリデバイス12と、クロック供給部25と、出力ユニット40とを含んで構成される。また出力ユニット40は、4つ(メモリデバイス12のデータバス幅Lの1/2)のセレクタ部41a,b,c,dを含んで構成されている。ここで、既に説明したものと同様の構成をとるものについては同じ符号を付して説明を省略する。
またこの例におけるメモリデバイス12には、図8に例示するように、8ビット長のアドレスA(ビット列a1,a2,…a8で表される)が示す位置に、MSB側から、ビット列a1,a2,…a8に基づく論理演算結果と、その反転ビットとの組が繰返し配される。つまりこの例では、各アドレスの位置に格納されるデータの奇数ビット目にはそれぞれ論理演算結果が格納され、偶数ビット目には、奇数ビット目にあるビットの反転ビットが格納される。
出力ユニット40のセレクタ部41aには、メモリデバイス12のデータバスのうち、MSBであるd1と、MSBの次のビットであるd2との各信号線が接続される。またこのセレクタ部41aは、外部から入力される1ビットの信号を受け入れる。
そしてセレクタ部41aは、クロック供給部25から入力されるサブクロック信号φ1が立ち上がるタイミングで、メモリデバイス12が格納しているデータのうち、スリーステートバッファ21が出力するビット列が表すアドレスに格納されているデータを読み出してラッチする。このセレクタ部41aは、外部から受け入れた1ビットの信号が「0」であるか「1」であるかにより、当該読み出したデータのうち、上記論理演算結果を表すMSBの1ビット、またはその反転ビットを表すMSBの次の1ビットのいずれかを選択的にラッチして出力する。
ここでの例では、セレクタ部41aは、外部から受け入れたビットが「0」であるときには、メモリデバイス12から読み出したデータのうちMSBのビット(信号線d1が出力する論理演算結果)を選択してラッチし、出力する。またこのセレクタ41aは、外部から受け入れたビットが「1」であるときには、メモリデバイス12から読み出したデータのうちMSBの次のビット(論理演算結果の反転ビットを表す信号線d2の出力)を選択してラッチし、出力する。
またセレクタ部41bには、メモリデバイス12のデータバスのうち、MSB側のd3と、その次のビットであるd4との各信号線が接続される。またこのセレクタ部41bは、セレクタ部41aが出力する1ビットの信号を受け入れる。
そしてセレクタ部41bは、クロック供給部25から入力されるサブクロック信号φ2が立ち上がるタイミングで、メモリデバイス12が格納しているデータのうち、スリーステートバッファ21が出力するビット列が表すアドレスに格納されているデータを読み出してラッチする。このセレクタ部41bは、セレクタ部41aから受け入れた1ビットの信号が「0」であるか「1」であるかにより、当該読み出したデータのうち、上記論理演算結果を表すMSB側の1ビット、またはその反転ビットを表すその次の1ビットのいずれかを選択的にラッチして出力する。
ここでの例では、セレクタ部41bは、セレクタ41aから受け入れたビットが「0」であるときには、メモリデバイス12から読み出したデータのうちMSB側のビット(信号線d3が出力する論理演算結果)を選択してラッチし、出力する。またこのセレクタ41bは、セレクタ41aから受け入れたビットが「1」であるときには、メモリデバイス12から読み出したデータのうち上記信号d3の次の信号線d4の表すビット(論理演算結果の反転ビットを表す)を選択してラッチし、出力する。
セレクタ部41cには、メモリデバイス12のデータバスのうち、MSB側のd5と、その次のビットであるd6との各信号線が接続される。またこのセレクタ部41cは、セレクタ部41bが出力する1ビットの信号を受け入れる。
そしてセレクタ部41cは、クロック供給部25から入力されるサブクロック信号φ3が立ち上がるタイミングで、メモリデバイス12が格納しているデータのうち、スリーステートバッファ21が出力するビット列が表すアドレスに格納されているデータを読み出してラッチする。ここでの例におけるセレクタ部41cはセレクタ41bから受け入れたビットが「0」であるときには、メモリデバイス12から読み出したデータのうちMSB側のビット(信号線d5が出力する論理演算結果)を選択してラッチし、出力する。またこのセレクタ41cは、セレクタ41bから受け入れたビットが「1」であるときには、メモリデバイス12から読み出したデータのうち上記信号d5の次の信号線d6の表すビット(論理演算結果の反転ビットを表す)を選択してラッチし、出力する。
さらにセレクタ部41dには、メモリデバイス12のデータバスのうち、MSB側のd7と、その次のビットであるd8との各信号線が接続される。またこのセレクタ部41dは、セレクタ部41cが出力する1ビットの信号を受け入れる。
そしてセレクタ部41dは、クロック供給部25から入力されるサブクロック信号φ4が立ち上がるタイミングで、メモリデバイス12が格納しているデータのうち、スリーステートバッファ21が出力するビット列が表すアドレスに格納されているデータを読み出してラッチする。ここでの例におけるセレクタ部41dはセレクタ41cから受け入れたビットが「0」であるときには、メモリデバイス12から読み出したデータのうちMSB側のビット(信号線d7が出力する論理演算結果)を選択してラッチし、出力する。またこのセレクタ41cは、セレクタ41bから受け入れたビットが「1」であるときには、メモリデバイス12から読み出したデータのうち上記信号d7の次の信号線d8の表すビット(論理演算結果の反転ビットを表す)を選択してラッチし、出力する。このセレクタ部41dの出力は、外部に出力される。
本実施の形態のこの例に係る論理演算装置1の動作を次に説明する。ここでは例えば論理演算としての排他的論理和の計算の対象としてM=N×n(メモリデバイス12のアドレスバス幅Nの整数n倍)ビット長のデータD(そのi番目のビットをbi(i=1,2,…N×n)とする)の入力を受け入れる。そしてMSB側(あるいはLSB側)から順にi番目のビットを、それぞれ第i番目のスリーステートバッファ21_iに入力する。
そして論理演算装置1は次のように動作する。セレクタ部41dの出力があった後(図6の時刻t0)、次にクロック供給部25の出力するクロック信号CLK及びサブクロック信号φ1が立ち上るタイミング(図6の時刻t1)において、スリーステートバッファ21_1から21_8が、入力されたビットb1,b2,…b8を、メモリデバイス12のアドレスバスに供給する。
このとき、出力ユニット40のセレクタ41aが、メモリデバイス12が格納しているデータのうち、スリーステートバッファ21_1から21_8が出力するビット列が表すアドレスに格納されているデータを読み出す。なお、ここでセレクタ41aには外部から「0」の信号が入力されているものとする。セレクタ41aは、ラッチを備え、このラッチがサブクロック信号φ1の立ち上るタイミング(図6の時刻t1)においてメモリデバイス12から読み出したデータのうちMSBのビット(データバスの信号線d1を介して出力されるデータ、つまり論理演算結果)を演算結果R1としてラッチし、出力する。この出力R1はセレクタ41bに出力される。
セレクタ41bは、この出力R1を受け入れておく。次にクロック供給部25の出力するクロック信号CLKと、サブクロック信号φ2とが立ち上るタイミング(図6の時刻t3)において、スリーステートバッファ21_9から21_16が、入力されたビットb9,b10,…b16を、メモリデバイス12のアドレスバスに供給する。
そしてセレクタ41bは、メモリデバイス12が格納しているデータのうち、スリーステートバッファ21_9から21_16が出力するビット列が表すアドレスに格納されているデータを読み出す。そしてセレクタ41bは、セレクタ41aから入力されたビットが「0」であるとき(演算結果R1が「0」であったとき)には、メモリデバイス12から読み出したデータのうちMSB側のビット(データバス上、d3の信号線の出力、つまり論理演算結果)を演算結果R2として、サブクロック信号φ2が立ち上るタイミング(図6の時刻t3)においてラッチし、出力する。またこのセレクタ41bは、セレクタ41aから入力されたビットが「1」であるとき(演算結果R1が「1」であったとき)には、メモリデバイス12から読み出したデータのうちd4の信号線の出力(論理演算結果の反転ビット)を演算結果R2として、サブクロック信号φ2が立ち上るタイミング(図6の時刻t3)においてラッチし、出力する。この出力R2は、セレクタ41cによって受け入れられる。
以下セレクタ41c…も同様に動作する。そしてクロック供給部25の出力するサブクロック信号φ4が立ち上るタイミングにおいてスリーステートバッファ21_25から21_32が、入力されたビットb25,b26,…b32を、メモリデバイス12のアドレスバスに供給すると、セレクタ41dは、メモリデバイス12が格納しているデータのうち、スリーステートバッファ21_25から21_32が出力するビット列が表すアドレスに格納されているデータを読み出す。
そしてセレクタ41dは、セレクタ41cから入力されたビットが「0」であるとき(演算結果R3が「0」であったとき)には、メモリデバイス12から読み出したデータのうちMSB側のビット(データバス上、d7の信号線の出力、つまり論理演算結果)を演算結果Rとしてサブクロック信号φ4が立ち上るタイミングにおいてラッチし、出力する。またこのセレクタ41dは、セレクタ41cから入力されたビットが「1」であるとき(演算結果R3が「1」であったとき)には、メモリデバイス12から読み出したデータのうちd8の信号線の出力(論理演算結果の反転ビット)を演算結果Rとしてサブクロック信号φ4が立ち上るタイミングにおいてラッチし、出力する。
このように、本実施の形態のこの例では、出力ユニット40に含まれる各セレクタ41が、時分割的にNビットずつのビット列が出力されるタイミングにおいて、前回出力したビットを用いて、メモリデバイスにアクセスして取り出したビット間の論理演算結果と、その反転ビットとの一方を選択的に出力する手段として機能している。そして4回目には出力ユニット40が、8×4=32ビット長のデータDに含まれる各ビットの論理演算結果(ここでの例では排他的論理和)を演算結果Rとして出力することとなる。
このように、本実施の形態のこの例では、出力ユニット40が、時分割的にNビットのビット列が出力されるタイミングにおいて、前回出力したビットを用いて、メモリデバイスにアクセスして取り出したビット間の論理演算結果と、その反転ビットとの一方を選択的に出力する手段として機能している。
さらに本実施の形態のここまでの説明において、図3に示したルックアップテーブルを利用する場合、出力部31または出力ユニット40が前段の出力を利用してメモリデバイス12から読み出したデータの奇数ビット目を出力するか偶数ビット目を出力するかを切替えることとしていた。しかしながら本実施の形態はこれに限られず、例えば図9に例示するように、メモリデバイス12から出力される信号線d(メモリデバイス12に入力されるアドレスで表されるビット列を用いた論理演算結果が出力される信号線)に反転論理(NOT)回路51を接続して、メモリデバイス12に入力されるアドレスで表されるビット列を用いた論理演算結果の反転ビットを得てもよい。この場合、出力部31または出力ユニット40は、上記信号線dと、反転論理回路51の出力とのいずれかを、前段の出力を利用して選択して(出力ユニット40ではそれをラッチし)、出力することとなる。
さらに本実施の形態の図4,図5,または図7に例示した論理演算装置1のように、メモリデバイスのアドレスバス幅Nのn倍長(例えばアドレスバス幅8ビット、n=4ならば32ビット長)のビット列の入力を受け、その論理演算結果1ビットを出力するときには、これらの論理演算装置1を例えば8個分並列に配し、その出力をさらに8入力の論理演算回路に入力して、N×n×8ビット長の論理演算を行うようにしてもよい。
具体的に図10は、アドレスバス幅8ビット、n=4の32ビット長のビット列の入力を受けて、その論理演算結果としての排他的論理和を演算するよう、メモリデバイス12内のルックアップテーブルを設定した図4,図5,または図7に例示した論理演算装置1を、8個並列に配した場合を示す。
この図10の例では、各論理演算装置1が出力する1ビットの出力を、それぞれ図12に例示したものと同じ8入力排他的論理和回路100に入力して、その排他的論理和の演算結果1ビットを得ている。この回路構成によると、比較的小規模な回路構成により、8×4×8=256ビット長のビット列に含まれる各ビット間の排他的論理和が得られる。
1 論理演算装置、10 論理演算ユニット、11 入力バッファ部、12 メモリデバイス、13,31 出力部、20 スリーステートバッファ部、21 スリーステートバッファ、25 クロック供給部、30,40 出力ユニット、32 フリップフロップ回路部、33 スイッチ部、41 セレクタ部、51 論理反転回路、100 8入力排他的論理和回路、200 2入力排他的論理和回路。

Claims (4)

  1. N(Nは、N≧2の整数)ビット長のビット列の入力を受け入れて、前記入力されるビット列が表すアドレスに、当該入力されるビット列に含まれる各ビット間の論理演算結果を表すビットをその一部に含む多ビット長のデータを格納してなるルックアップテーブルを記憶するメモリデバイスと、
    前記メモリデバイスにアクセスし、前記受け入れたビット列が表すアドレスに格納されたデータに含まれるビットを出力する出力手段と、
    を含む論理演算装置。
  2. 請求項1記載の論理演算装置であって、
    前記メモリデバイスに格納されたデータには、前記入力されるビット列に含まれる各ビット間の論理演算結果と、その反転ビットとが含まれ、
    前記出力手段は、当該ビット間の論理演算結果と、その反転ビットとの一方を選択的に出力する論理演算装置。
  3. 請求項2記載の論理演算装置であって、
    M(Mは、M>Nなる整数)ビット長のビット列の入力を受けて、当該ビット列からNビットのビット列を抽出して、当該抽出したNビットのビット列を時分割的に前記メモリデバイスに出力する分割手段をさらに含み、
    時分割的に前記Nビットのビット列が出力されるタイミングにおいて、前記出力手段が、前回出力したビットを用いて、メモリデバイスにアクセスして取り出したビット間の論理演算結果と、その反転ビットとの一方を選択的に出力する論理演算装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の論理演算装置であって、
    前記メモリデバイスに格納された論理演算結果は、入力ビット列に含まれる各ビット間の排他的論理和の演算結果である論理演算装置。
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