JP2015025866A - 表示装置 - Google Patents

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濱田 信吾
Shingo Hamada
信吾 濱田
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Abstract

【課題】部品点数の削減及び組立工程の工数の削減を図りながら、リブ部と表示パネルユニットとの間に生じる隙間を低減することができる表示装置を提供する。
【解決手段】液晶パネルユニット6と、液晶パネルユニット6の前面における外周部を覆うフロントパネル10と、フロントパネル10の一辺10bに沿って延びるようにして設けられたリブ部14bと、液晶パネルユニット6の背面を覆うリアパネル12と、を備え、リブ部14bは、第1の突出量D1で凸状に突出する第1の曲線部50と、第1の曲線部50の両側に間隔を置いて配置され、且つ、第2の突出量D2で凸状に突出する一対の第2の曲線部54と、第1の曲線部50と一対の第2の曲線部54の各々とを相互に接続し、且つ、第1の曲線部50の接線方向及び第2の曲線部54の接線方向に延びる一対の直線部52と、を有する。
【選択図】図9

Description

本発明は、画像を表示するための表示装置に関する。
例えば液晶テレビジョン受像機等のように、表示パネルの背面に向けて光を照射するバックライトユニットを備えた表示装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
この表示装置の筐体は、フロントパネル及びリアパネルを有している。表示装置の筐体には、表示パネルを含む表示パネルユニット及びスピーカ等が内蔵されている。
フロントパネルは、表示パネルユニットの前面における外周部を覆っている。リアパネルは、表示パネルユニットの背面全体を覆っている。フロントパネルの四辺にはそれぞれ、表示パネルユニット側に突出するリブ部が設けられている。各リブ部は、フロントパネルの四辺の各々に沿って直線的に延びている。各リブ部が表示パネルユニット側に突出する突出量は、各リブ部の一端部から他端部まで一定である。
表示パネルユニットの外周部は、フロントパネルの各リブ部とリアパネルとの間に挟み込まれている。さらに、フロントパネル及びリアパネルは、複数のネジにより相互に締結されている。スピーカは、フロントパネルとリアパネルとの間に配置されており、フロントパネルに取り付けられている。
特開2011−86979号公報
上述した従来の表示装置では、次のような課題が生じる。スピーカから比較的大きな音が出力されている際には、スピーカが振動する。スピーカの振動は、表示装置の筐体及び表示パネルユニット等に伝達される。このとき、各リブ部と表示パネルユニットとの間に隙間がある場合には、各リブ部と表示パネルユニットとの間で異音(いわゆるビビリ音等の振動音)が発生するという課題が生じる。
なお、各リブ部と表示パネルユニットとの間の隙間をなくすために、例えば次の2つの方法が考えられる。第1の方法として、不織布を表示パネルユニットの前面における外周部に貼り付けることにより、各リブ部と表示パネルユニットとの間に不織布を介在させる方法が考えられる。しかしながら、この方法では、不織布を表示パネルユニットに貼り付ける作業にバラツキが生じ易く、上記隙間をなくすことができないおそれがある。さらに、追加部品である不織布の分だけ表示装置の部品点数が増大するとともに、不織布を表示パネルユニットに貼り付ける工程の工数分だけ、表示装置の組立工程の工数が増大するという課題が生じる。
第2の方法として、フロントパネルとリアパネルとを相互に締結するネジの本数を増やすことにより、各リブ部を表示パネルユニットにより大きな力で押し当てる方法が考えられる。しかしながら、この方法では、追加部品であるネジの分だけ表示装置の部品点数が増大するとともに、追加部品であるネジを締め付ける工程の工数分だけ、表示装置の組立工程の工数が増大するという課題が生じる。
本発明は、上述した課題を解決しようとするものであり、その目的は、部品点数の削減及び組立工程の工数の削減を図りながら、リブ部と表示パネルユニットとの間に生じる隙間を低減することができる表示装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る表示装置は、画像を表示するための表示パネルを含む表示パネルユニットと、前記表示パネルユニットの前面における外周部を覆う前面筐体と、前記前面筐体の一辺に沿って延びるようにして設けられ、且つ、前記表示パネルユニット側に突出するリブ部と、前記表示パネルユニットの背面を覆い、且つ、前記リブ部との間で前記表示パネルユニットの外周部を挟み込む背面筐体と、前記前面筐体又は前記背面筐体に取り付けられ、且つ、音を出力するためのスピーカと、を備え、前記リブ部は、前記表示パネルユニット側に第1の突出量で凸状に突出する第1の曲線部と、前記第1の曲線部の両側に間隔を置いて配置され、且つ、前記表示パネルユニット側に前記第1の突出量よりも小さい第2の突出量で凸状に突出する一対の第2の曲線部と、前記第1の曲線部と前記一対の第2の曲線部の各々とを相互に接続し、且つ、前記第1の曲線部の接線方向及び前記第2の曲線部の接線方向に延びる一対の直線部と、を有する。
本態様によれば、リブ部は、第1の曲線部、一対の直線部及び一対の第2の曲線部を有している。これにより、表示パネルユニットの外周部がリブ部と背面筐体との間に挟み込まれた際に前面筐体が撓むのに伴って、リブ部は、第1の曲線部の頂部が表示パネルユニットに押し当てられた状態から、リブ部の全体が表示パネルユニットに押し当てられる状態へと変位する。このとき、一対の直線部の各々は表示パネルユニットに密接するように押し当てられ、且つ、第1の曲線部の頂部及び一対の第2の曲線部の各々の頂部は表示パネルユニットに食い込むように押し当てられる。その結果、リブ部と表示パネルユニットとの間に生じる隙間を低減することができ、スピーカの振動が筐体及び表示パネルユニット等に伝達した場合であっても、リブ部と表示パネルユニットとの間で異音(いわゆるビビリ音等の振動音)が発生するのを抑制することができる。さらに、リブ部の形状を上述したように構成することによって、表示装置の部品を新たに追加することなく、上記隙間を低減することができる。その結果、表示装置の部品点数の削減及び表示装置の組立工程の工数の削減を図ることができる。
例えば、本発明の一態様に係る表示装置において、さらに、前記前面筐体及び前記背面筐体を相互に締結する少なくとも一対の締結部材を備え、前記一対の締結部材は、前記一対の第2の曲線部の各々と前記一対の直線部の各々との接続部の近傍に対応する位置に配置されているように構成してもよい。
本態様によれば、一対の締結部材は、一対の第2の曲線部の各々と一対の直線部の各々との接続部の近傍に対応する位置に配置されている。これにより、一対の締結部材により前面筐体及び背面筐体を相互に締結した際に、リブ部の全体が表示パネルユニットに押し当てられるように前面筐体を撓ませることができる。
例えば、本発明の一態様に係る表示装置において、前記接続部と前記第2の曲線部の端部との間の距離をSとし、前記締結部材に対応する前記リブ部の位置と前記第2の曲線部の前記端部との間の距離をUとしたとき、前記S及び前記Uは、U/6≦S≦U/4の関係式を満たすように構成してもよい。
本態様によれば、距離S及び距離Uは、1/6U≦S≦1/4Uの関係式を満たすので、一対の締結部材により前面筐体及び背面筐体を相互に締結した際に、リブ部の全体が表示パネルユニットに押し当てられるように前面筐体を撓ませることができる。
例えば、本発明の一態様に係る表示装置において、前記スピーカは、前記リブ部が設けられた前記前面筐体の前記一辺に対応して配置されているように構成してもよい。
一般に、前面筐体の四辺のうち、スピーカが配置された前面筐体の一辺において、リブ部と表示パネルユニットとの間で異音が発生し易い傾向にある。本態様によれば、スピーカが配置された前面筐体の一辺に、上述のように構成されたリブ部が設けられているので、リブ部と表示パネルユニットとの間で異音が発生するのを効果的に抑制することができる。
例えば、本発明の一態様に係る表示装置において、前記リブ部は複数設けられ、前記複数のリブ部は、前記前面筐体の四辺の各々に沿って延びるようにして設けられているように構成してもよい。
本態様によれば、複数のリブ部は、前面筐体の四辺の各々に沿って延びるようにして設けられているので、表示パネルユニットの外周部をリブ部と背面筐体との間により一層確実に挟み込むことができる。
例えば、本発明の一態様に係る表示装置において、前記スピーカは、前記前面筐体と前記背面筐体との間に配置されており、前記締結部材は、前記前面筐体及び前記背面筐体を相互に締結するとともに、前記スピーカを前記前面筐体又は前記背面筐体に締結するように構成してもよい。
本態様によれば、前面筐体及び背面筐体を相互に締結するための締結部材を用いて、スピーカを前面筐体又は背面筐体に締結することができる。これにより、締結部材の個数を低減することができ、表示装置の部品点数の削減及び表示装置の組立工程の工数の削減を効果的に図ることができる。
本発明の一態様に係る表示装置によれば、部品点数の削減及び組立工程の工数の削減を図りながら、リブ部と表示パネルユニットとの間に生じる隙間を低減することができる。
実施の形態に係る表示装置の正面側を示す斜視図である。 実施の形態に係る表示装置の一部を分解した状態を示す分解斜視図である。 フロントパネルの裏面側を示す斜視図である。 リアパネルの裏面側を示す斜視図である。 リアパネルの図4中の枠線Pで囲まれた部分を拡大して示す要部斜視図である。 スピーカをスピーカホルダから取り外した状態を示す要部斜視図である。 図2中のA−A線により切断した表示装置の要部断面斜視図である。 図2中のB−B線により切断した表示装置の要部断面図である。 フロントパネルのリブを模式的に示す斜視図である。 フロントパネルの下側の辺において、リブ部とネジとの相対的な位置関係を模式的に示す図である。 距離Uと距離Sとの関係を示すグラフである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態等は、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。本発明は、特許請求の範囲によって特定される。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、本発明の課題を達成するのに必ずしも必要ではないが、より好ましい形態を構成するものとして説明される。
(実施の形態)
[表示装置の全体構成]
まず、図1〜図8を参照しながら、実施の形態に係る表示装置の全体構成について説明する。図1は、実施の形態に係る表示装置の正面側を示す斜視図である。図2は、実施の形態に係る表示装置の一部を分解した状態を示す分解斜視図である。図3は、フロントパネルの裏面側を示す斜視図である。図4は、リアパネルの裏面側を示す斜視図である。図5は、リアパネルの図4中の枠線Pで囲まれた部分を拡大して示す要部斜視図である。図6は、スピーカをスピーカホルダから取り外した状態を示す要部斜視図である。図7は、図2中のA−A線により切断した表示装置の要部断面斜視図である。図8は、図2中のB−B線により切断した表示装置の要部断面図である。
図1及び図2に示すように、表示装置2は、筐体4を備えている。筐体4には、液晶パネルユニット6(表示パネルユニットを構成する)、バックライトユニット(図示せず)及び一対のスピーカ8等が内蔵されている。本実施の形態の表示装置2は、例えば、直下型又はエッジライト型のバックライトユニットを備えた液晶テレビジョン受像機である。
筐体4は、フロントパネル10(前面筐体を構成する)及びリアパネル12(背面筐体を構成する)が相互に組み合わされることにより構成されている。なお、フロントパネル10及びリアパネル12はそれぞれ、例えば樹脂で形成されている。
図1及び図3に示すように、フロントパネル10は、額縁状に構成されており、液晶パネルユニット6の前面における外周部を覆っている。フロントパネル10の裏面側(すなわち、液晶パネルユニット6に対向する側の面)には、液晶パネルユニット6側に突出するリブ14が設けられている。リブ14は、フロントパネル10の四辺10a〜10dの各々に沿って延びる4つのリブ部14a〜14dを有している。リブ部14a,14bはそれぞれ、フロントパネル10の上側の辺10a及び下側の辺10dに沿って直線的に延びている。リブ部14c,14dはそれぞれ、フロントパネル10の左右の辺10c,10dに沿って直線的に延びている。本実施の形態の表示装置2では、各リブ部14a〜14dの構成に特徴がある。各リブ部14a〜14dの構成については後述する。
さらに、図2、図3及び図8に示すように、フロントパネル10の裏面側には、液晶パネルユニット6側に突出する複数のボス部16が設けられている。ボス部16は、フロントパネル10の上側の辺10aに1箇所、下側の辺10bに2箇所、左右の辺10c,10dにそれぞれ2箇所ずつ配置されている。複数のボス部16の各々には、ネジ18(締結部材を構成する)(図2及び図8参照)をネジ止めするためのネジ孔20が設けられている。
図2及び図4に示すように、リアパネル12は、液晶パネルユニット6とは反対側にやや膨らんだ形状を有しており、液晶パネルユニット6の背面全体を覆っている。リアパネル12には、ネジ18を挿入するための貫通孔22が複数設けられている。複数の貫通孔22は、上述した複数のボス部16に対応して配置されている。すなわち、貫通孔22は、リアパネル12の上側の辺12aに1箇所、下側の辺12bに2箇所、左右の辺12c,12dにそれぞれ2箇所ずつ配置されている。さらに、図4及び図5に示すように、リアパネル12の裏面側(すなわち、液晶パネルユニット6に対向する側の面)において、複数の貫通孔22の各々の近傍には、液晶パネルユニット6側に突出するリブ24が設けられている。
図2及び図8に示すように、ネジ18がリアパネル12の複数の貫通孔22の各々を通してフロントパネル10の複数のネジ孔20の各々にネジ止めされることにより、フロントパネル10及びリアパネル12が相互に締結される。
図2及び図6に示すように、フロントパネル10の下側の辺10bには、一対のスピーカホルダ26が間隔を置いて配置されている。スピーカホルダ26は、スピーカ8をフロントパネル10に取り付けるためのものである。一対のスピーカホルダ26の各々には、ネジ18を挿入するための貫通孔28が設けられている。一対のスピーカホルダ26の各々は、この貫通孔28がボス部16のネジ孔20と対応するようにして、フロントパネル10の下側の辺10bに配置されている。さらに、一対のスピーカホルダ26の各々には、リアパネル12側に突出する一対の突起30が設けられている。一対の突起30は、間隔を置いて配置されている。
図6に示すように、スピーカ8は、スピーカ本体部32と、スピーカ本体部32の両側に設けられた一対のブラケット部34と、を有している。スピーカ本体部32は、音が出力される出力部32aを有している。なお、出力部32aは、例えばセンターキャップ及び振動板等で構成されている。一対のブラケット部34の各々には、貫通孔36が設けられている。さらに、一対のブラケット部34の各々には、リング状のゴムダンパー38が取り付けられている。一対のブラケット部34の各々の貫通孔36にスピーカホルダ26の突起30が挿入されることにより、スピーカ8がスピーカホルダ26を介してフロントパネル10の下側の辺10bに取り付けられる。
図7及び図8に示すように、ネジ18がリアパネル12の貫通孔22及びスピーカホルダ26の貫通孔28を通してフロントパネル10のボス部16のネジ孔20にネジ止めされることにより、スピーカ8が液晶パネルユニット6の外周部とリアパネル12との間に固定される。なお、スピーカ本体部32と液晶パネルユニット6の外周部との間及びスピーカ本体部32とリアパネル12との間にはそれぞれクッション部材40が介在されている。
一対のスピーカ8の各々は、その出力部32aが表示装置2の下方を向くようにして、フロントパネル10の下側の辺10bとリアパネル12との間に配置されている。従って、出力部32aからの音は、表示装置2の下方に向けて(すなわち、表示装置2が設置される面に向けて)出力される。
図7及び図8に示すように、液晶パネルユニット6は、リアフレーム42、セルガイド44、液晶パネル46(表示パネルを構成する)及びベゼル48を有している。
リアフレーム42は、矩形状のプレート状に構成されている。リアフレーム42には、バックライトユニット(図示せず)が支持されている。
セルガイド44は、矩形状の枠状に構成されている。セルガイド44は、リアフレーム42の外周部に取り付けられている。
液晶パネル46は、矩形状のパネル状に構成されている。液晶パネル46の背面側における外周部は、セルガイド44に支持されている。これにより、液晶パネル46の背面側には、リアフレーム42に支持されたバックライトユニットが配置される。バックライトユニットからの光が液晶パネル46の背面を照射することにより、液晶パネル46に画像が表示される。
ベゼル48は、矩形状の枠状に構成されている。ベゼル48は、液晶パネル46の表面側における外周部を覆っている。
図7及び図8に示すように、上述した液晶パネルユニット6の外周部は、フロントパネル10のリブ14とリアパネル12の複数のリブ24との間に挟み込まれている。すなわち、フロントパネル10のリブ14はベゼル48に押し当てられ、リアパネル12の複数のリブ24の各々はリアフレーム42の外周部に押し当てられている。
[各リブ部の構成]
次に、図9〜図11を参照しながら、フロントパネル10の各リブ部14a〜14dの構成について説明する。なお、各リブ部14a〜14dはそれぞれ同様に構成されているので、以下では、各リブ部14a〜14dのうち、フロントパネル10の下側の辺10bに対応するリブ部14bの構成についてのみ説明する。図9は、フロントパネルのリブを模式的に示す斜視図である。図10は、フロントパネルの下側の辺において、リブ部とネジとの相対的な位置関係を模式的に示す図である。図11は、距離Uと距離Sとの関係を示すグラフである。
まず、リブ部14bの形状について説明する。図9及び図10に示すように、リブ部14bは、第1の曲線部50、一対の直線部52及び一対の第2の曲線部54を有している。
第1の曲線部50は、フロントパネル10の裏面から液晶パネルユニット6側に第1の突出量D1(例えば、4.5mm)で凸状に突出している。なお、第1の曲線部50の曲率半径は、例えば1000mm〜20000mmである。
一対の第2の曲線部54の各々は、第1の曲線部50の両側に間隔を置いて配置されている。一対の第2の曲線部54の各々は、フロントパネル10の裏面から液晶パネルユニット6側に第1の突出量D1よりも小さい第2の突出量D2(例えば、4.0mm)で凸状に突出している。なお、第2の曲線部54の曲率半径は、例えば1000mm〜20000mmである。
一対の直線部52の各々は、第1の曲線部50と一対の第2の曲線部54の各々とを相互に接続している。一対の直線部52の各々は、第1の曲線部50の接線方向及び第2の曲線部54の接線方向にそれぞれ延びている。
すなわち、リブ部14bの液晶パネルユニット6側への突出量は、リブ部14bの長手方向中央部において最も大きく、リブ部14bの長手方向中央部から長手方向両端部にかけて漸減している。なお、各リブ部14a〜14dの液晶パネルユニット6側への最大突出量は同一である。
次に、フロントパネル10の下側の辺10bにおける、リブ部14bと一対のネジ18との相対的な位置関係(すなわち、リブ部14bと一対のボス部16との相対的な位置関係)について説明する。
図10に示すように、フロントパネル10の下側の辺10bにおいて、一対のネジ18(一対のボス部16)はそれぞれ、一対の第2の曲線部54の各々と一対の直線部52の各々との接続部56の近傍に対応する位置に配置されている。より具体的には、接続部56と第2の曲線部54の外側の端部との間の距離をSとし、ネジ18の配置位置に対応するリブ部14bの位置と第2の曲線部54の外側の端部との間の距離をUとしたとき、ネジ18の位置は、距離S及び距離Uが次式1を満たすような位置に配置されている。
U/6≦S≦U/4 (式1)
距離S及び距離Uが上式1を満たすことにより、第2の曲線部54の長手方向における長さ及び直線部52の長手方向における長さをそれぞれ十分に確保することができる。その結果、後述するように、フロントパネル10の下側の辺10bにおいて一対のネジ18をそれぞれ締め付けた際に、一対の直線部52の各々を液晶パネルユニット6に密接するように押し当てることができ、且つ、一対の第2の曲線部54の各々の頂部を液晶パネルユニット6に食い込むように押し当てることができる。なお、距離SがU/6よりも小さい場合には、第2の曲線部54の長手方向における長さを十分に確保することが難しい。また、距離SがU/4よりも大きい場合には、直線部52の長手方向における長さを十分に確保することが難しい。
上述したように、フロントパネル10の下側の辺10bにおいて一対のネジ18をそれぞれ締め付けることにより、液晶パネルユニット6の外周部は、リブ部14bとリアパネル12の一対のリブ24との間に挟み込まれる。このとき、一対のネジ18をそれぞれ締め付ける力によって、フロントパネル10の下側の辺10bが図10中の矢印Qで示す方向に撓むようになる。これに伴って、リブ部14bも同様に図10中の矢印Qで示す方向に撓むようになる。その結果、リブ部14bは、図10において実線で示すように、第1の曲線部50の頂部が液晶パネルユニット6に押し当てられた状態から、図10において一点鎖線で示すように、リブ部14bの全体が液晶パネルユニット6に押し当てられる状態へと変位する。このとき、一対の直線部52の各々は液晶パネルユニット6に密接するように押し当てられ、且つ、第1の曲線部50の頂部及び一対の第2の曲線部54の各々の頂部は液晶パネルユニット6に食い込むように押し当てられる。これにより、リブ部14bと液晶パネルユニット6との間に生じる隙間58を低減することができる。
さらに、フロントパネル10の残りの辺10a,10c,10dにおいても同様に、ネジ18を締め付けることによって、リブ部14a,14c,14dはそれぞれ、第1の曲線部50の頂部が液晶パネルユニット6に押し当てられた状態から、リブ部14a,14c,14dの全体が液晶パネルユニット6に押し当てられる状態へと変位する。これにより、リブ部14a,14c,14dの各々と液晶パネルユニット6との間に生じる隙間を低減することができる。
なお、図11に示すように、リブ部14a〜14dの各々と液晶パネルユニット6との間に生じる隙間を低減することができるような距離Uと距離Sとの関係は、比例関係にある。
[効果]
次に、本実施の形態の表示装置2により得られる効果について説明する。上述したように、リブ部14a〜14dの各々は、第1の曲線部50、一対の直線部52及び一対の第2の曲線部54を有している。これにより、ネジ18を締め付けることによって、リブ部14a〜14dはそれぞれ、第1の曲線部50の頂部が液晶パネルユニット6に押し当てられた状態から、リブ部14a〜14dの全体が液晶パネルユニット6に押し当てられる状態へと変位する。その結果、リブ部14a〜14dの各々と液晶パネルユニット6との間に生じる隙間を低減することができ、スピーカ8が振動した場合であっても、リブ14と液晶パネルユニット6との間で異音(いわゆるビビリ音等の振動音)が発生するのを抑制することができる。
さらに、リブ14の形状を上述したように構成することによって、表示装置2の部品を新たに追加することなく、上記隙間を低減することができる。その結果、表示装置2の部品点数の削減及び表示装置2の組立工程の工数の削減を図ることができる。
以上、本発明の実施の形態に係る表示装置について説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、表示装置が液晶テレビジョン受像機である場合について説明したが、表示装置は、液晶テレビジョン受像機以外に、例えばパーソナルコンピュータ用の液晶モニタ等でもよい。
上記実施の形態では、スピーカをフロントパネルに取り付けたが、リアパネルに取り付けることもできる。
上記実施の形態では、リブ部をフロントパネルの四辺にそれぞれ設けたが、フロントパネルの四辺のうち、スピーカが配置された一辺にのみ設けることもできる。
本発明の表示装置は、例えば液晶テレビジョン受像機等として適用することができる。
2 表示装置
4 筐体
6 液晶パネルユニット
8 スピーカ
10 フロントパネル
10a,10b,10c,10d 辺
12 リアパネル
14,24 リブ
14a,14b,14c,14d リブ部
16 ボス部
18 ネジ
20 ネジ孔
22,28,36 貫通孔
26 スピーカホルダ
30 突起
32 スピーカ本体部
32a 出力部
34 ブラケット部
38 ゴムダンパー
40 クッション部材
42 リアフレーム
44 セルガイド
46 液晶パネル
48 ベゼル
50 第1の曲線部
52 直線部
54 第2の曲線部
56 接続部
58 隙間

Claims (6)

  1. 画像を表示するための表示パネルを含む表示パネルユニットと、
    前記表示パネルユニットの前面における外周部を覆う前面筐体と、
    前記前面筐体の一辺に沿って延びるようにして設けられ、且つ、前記表示パネルユニット側に突出するリブ部と、
    前記表示パネルユニットの背面を覆い、且つ、前記リブ部との間で前記表示パネルユニットの外周部を挟み込む背面筐体と、
    前記前面筐体又は前記背面筐体に取り付けられ、且つ、音を出力するためのスピーカと、を備え、
    前記リブ部は、
    前記表示パネルユニット側に第1の突出量で凸状に突出する第1の曲線部と、
    前記第1の曲線部の両側に間隔を置いて配置され、且つ、前記表示パネルユニット側に前記第1の突出量よりも小さい第2の突出量で凸状に突出する一対の第2の曲線部と、
    前記第1の曲線部と前記一対の第2の曲線部の各々とを相互に接続し、且つ、前記第1の曲線部の接線方向及び前記第2の曲線部の接線方向に延びる一対の直線部と、を有する
    表示装置。
  2. さらに、前記前面筐体及び前記背面筐体を相互に締結する少なくとも一対の締結部材を備え、
    前記一対の締結部材は、前記一対の第2の曲線部の各々と前記一対の直線部の各々との接続部の近傍に対応する位置に配置されている
    請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記接続部と前記第2の曲線部の端部との間の距離をSとし、
    前記締結部材に対応する前記リブ部の位置と前記第2の曲線部の前記端部との間の距離をUとしたとき、
    前記S及び前記Uは、U/6≦S≦U/4の関係式を満たす
    請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記スピーカは、前記リブ部が設けられた前記前面筐体の前記一辺に対応して配置されている
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の表示装置。
  5. 前記リブ部は複数設けられ、
    前記複数のリブ部は、前記前面筐体の四辺の各々に沿って延びるようにして設けられている
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の表示装置。
  6. 前記スピーカは、前記前面筐体と前記背面筐体との間に配置されており、
    前記締結部材は、前記前面筐体及び前記背面筐体を相互に締結するとともに、前記スピーカを前記前面筐体又は前記背面筐体に締結する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の表示装置。
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