JP2015025765A - ハロゲン化合物中のハロゲン分子の濃度測定方法及びハロゲン化物中のハロゲン分子の濃度測定装置 - Google Patents

ハロゲン化合物中のハロゲン分子の濃度測定方法及びハロゲン化物中のハロゲン分子の濃度測定装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ハロゲン化合物中のハロゲン分子の濃度を好適に測定し得る方法を提供する。【解決手段】沸点が60℃以下であるハロゲン化合物におけるハロゲン分子の濃度を測定する。ハロゲン化合物の液体50を用意する。ハロゲン化合物の液体50を気化させて得られたガスを、ハロゲン分子と反応して色調が変化する試薬30中に導入する導入工程を行う。試薬30の色調を、分光光度計を用いて測定し、測定された色調に基づいてハロゲン化合物に含まれるハロゲン分子の濃度を算出する。【選択図】図1

Description

本発明は、ハロゲン化合物中のハロゲン分子の濃度測定方法及びハロゲン化物中のハロゲン分子の濃度測定装置に関する。
例えば、アルミニウム材をエッチングする方法として、三塩化ホウ素をエッチングガスとして用いてドライエッチングする方法が知られている。製造方法によっては、製造された三塩化ホウ素に塩素が含まれ得る。このため、三塩化ホウ素中の塩素分子濃度を測定したいという要望がある。
例えば、特許文献1には、比色法を用いて塩素を分析する方法が記載されている。
特開平10−265216号公報
現在のところ、三塩化ホウ素などのハロゲン化合物中のハロゲン分子の濃度測定方法は、十分に検討されていない。特に、沸点が60℃以下、さらには常温以下であるハロゲン化合物中のハロゲン分子の濃度を正確に測定することは困難である。
本発明の主な目的は、ハロゲン化合物中のハロゲン分子の濃度を好適に測定し得る方法を提供することにある。
本発明に係るハロゲン分子の濃度測定方法は、沸点が60℃以下であるハロゲン化合物におけるハロゲン分子の濃度を測定する方法である。本発明に係るハロゲン分子の濃度測定方法では、ハロゲン化合物の液体を用意する。ハロゲン化合物の液体を気化させて得られたガスを、ハロゲン分子と反応して色調が変化する試薬中に導入する導入工程を行う。試薬の色調を、分光光度計を用いて測定し、測定された色調に基づいてハロゲン化合物に含まれるハロゲン分子の濃度を算出する。
本発明に係るハロゲン化物中のハロゲン分子の濃度測定装置は、沸点が60℃以下であるハロゲン化物におけるハロゲン分子の濃度を測定する装置である。本発明に係るハロゲン化物中のハロゲン分子の濃度測定装置は、気化部と、試薬溜めと、導入部とを備える。気化部は、ハロゲン化物の液体を気化させハロゲン化物の気体を得る部分である。試薬溜めには、試薬が貯められている。試薬は、ハロゲン分子と反応して色調が変化する。導入部は、ハロゲン化物の気体を試薬溜めに導入する。
本発明によれば、ハロゲン化合物中のハロゲン分子の濃度を好適に測定し得る方法を提供することができる。
本発明の一実施形態における測定器具の略図的断面図である。 実験例における測定器具の略図的断面図である。
以下、本発明を実施した好ましい形態の一例について説明する。但し、下記の実施形態は、単なる例示である。本発明は、下記の実施形態に何ら限定されない。
また、実施形態等において参照する各図面において、実質的に同一の機能を有する部材は同一の符号で参照することとする。また、実施形態等において参照する図面は、模式的に記載されたものである。図面に描画された物体の寸法の比率などは、現実の物体の寸法の比率などとは異なる場合がある。図面相互間においても、物体の寸法比率等が異なる場合がある。具体的な物体の寸法比率等は、以下の説明を参酌して判断されるべきである。
本実施形態では、図1に示される測定器具1を用いて、沸点が60℃以下であるハロゲン化合物におけるハロゲン分子の濃度を測定する方法について説明する。沸点が60℃以下であるハロゲン化合物としては、例えば、ホウ素、ケイ素、リン、硫黄の塩化物またはフッ化物等が挙げられる。沸点が60℃以下であるハロゲン化合物の具体例としては、例えば、三塩化ホウ素(沸点:12.5℃)、三フッ化ホウ素(沸点:−101℃)、四塩化ケイ素(沸点:58℃)、四フッ化ケイ素(沸点:−86℃)、三フッ化リン(沸点:−101℃)、四フッ化硫黄(沸点:−40℃)等が挙げられる。なかでも、本実施形態において説明する方法は、沸点が常温以下であるハロゲン化合物におけるハロゲン分子の濃度測定に特に有用である。測定対象となるハロゲン化合物は、一種のハロゲン化合物のみを含んでいてもよいし、複数種類のハロゲン化合物を含んでいてもよい。
ハロゲン化合物に含まれるハロゲン分子は、例えば、塩素分子(Cl)や、フッ素分子(F)等であってもよい。ハロゲン化合物には、一種類のみのハロゲン分子が含まれていてもよいし、複数種類のハロゲン分子が含まれていてもよい。
本実施形態では、具体的には、三塩化ホウ素中の塩素分子の濃度を測定する方法について詳細に説明する。
まず、図1を参照しながら、測定器具1の構成について説明する。測定器具1は、第1の容器10と、第2の容器20とを備えている。後に詳述するように、この第1の容器10には、測定対象となるハロゲン化合物の液体50が供給される。
第1の容器10の一方の端部は閉鎖されており、他方の端部は開口している。第1の容器10は、具体的には、筒状容器により構成されている。この第1の容器10により気化部が構成されている。第1の容器10の容量は、例えば、5ml〜50ml程度とすることができる。第1の容器10の長さに対する内径の比((第1の容器10の内径)/(第1の容器10の長さ))は0.01〜0.8であることが好ましく、0.02〜0.4であることがより好ましい。
第2の容器20は、試薬30が溜められる試薬溜め21を有する。第2の容器20の試薬溜め21よりも上方の部分には、排気口24が設けられている。
第2の容器20は、導入部を構成している配管40によって第1の容器10に接続されている。具体的には、配管40の一方側端部40aが第1の容器10の上方端部に接続されている。配管40の他方側端部40bは、第2の容器20の試薬溜め21に挿入されている。配管40の他方側端部40bの内径は、配管40のその他の部分の内径以上であることが好ましく、配管40のその他の部分の内径より大きいことが好ましい。この場合、ハロゲン化物と試薬とが反応し固形物が発生するような場合に、発生した固形物により端部40bが閉塞することを抑制することができる。配管40の他方側端部40bの内径は、配管40のその他の部分の内径の1.1倍以上であることが好ましく、1.2倍以上であることがより好ましい。配管40の他方側端部40bの内径は、配管40のその他の部分の内径の2倍以下であることが好ましい。
配管40は、第1の部分41と、第2の部分42とを有する。第1の部分41と第2の部分42とは一体に設けられていてもよいが、本実施形態では、第1の部分41と第2の部分42とは着脱可能に設けられている。このため、配管40の洗浄が容易である。また、配管40の取り扱いが容易である。配管40が破損しにくい。第1の部分41は、第1の容器10と第2の部分42を接続している。第2の部分42は、本体22及び蓋部23を有する第2の容器20の蓋部23と一体に設けられている。
次に、測定器具1を用いて、比色法により、三塩化ホウ素中の塩素分子濃度を測定する方法について説明する。
まず、第2の容器20の底部に設けられた試薬溜め21に試薬30を供給する。この試薬30は、塩素分子と反応して色調が変化する試薬である。試薬30の色調は、反応した塩素分子の量に応じて変化する。このため、試薬30の色調を測定することにより、試薬30と反応した塩素分子の量を測定することができる。試薬30の具体例としては、例えば、o−トリジン、ジエチル−P−フェニレンジアミン等が挙げられる。
次に、三塩化ホウ素の液体50を第1の容器10内に供給する。三塩化ホウ素が気体として貯留されている場合は、三塩化ホウ素を液化した後に第1の容器10内に供給する。第1の容器10に供給する三塩化ホウ素の液体50の量は、例えば、1g〜5g程度とすることができる。
次に、第1の容器10を配管40に接続する。具体的には、第1の部分41により、第1の容器10と第2の部分42とを接続する。
三塩化ホウ素の沸点は、60℃以下、具体的には常温以下である。このため、第1の容器10内において三塩化ホウ素の液体50が気化し、三塩化ホウ素の気体を含むガスが生成する。生成したガスには、三塩化ホウ素の気体と共に、塩素分子の気体(塩素ガス)も含まれる。
生成したガスは、配管40を経由して、第2の容器20に溜められた試薬30内に導入される(導入工程)。これにより、ガスに含まれていた塩素分子が試薬30と反応する。その結果、試薬30の色調が変化する。第1の容器10内の三塩化ホウ素の液体が全て気化するように、測定当初から、もしくは測定途中から第1の容器10を加熱してもよい。
次に、試薬30の色調を、分光光度計を用いて測定する。測定された色調に基づいて三塩化ホウ素に含まれる塩素分子の濃度を算出する。具体的には、測定された色調に基づいて試薬30と反応した塩素分子の量を算出する。より具体的には、塩素分子と反応していない試薬30の色調と、塩素分子と反応した試薬30の色調との差に基づいて、試薬30と反応した塩素分子の量を算出する。そして、算出された塩素分子の量を、試薬30に導入された三塩化ホウ素の量で除算することにより、三塩化ホウ素における塩素分子の濃度を算出することができる。
試薬30に導入された三塩化ホウ素の量は、例えば、第1の容器10に供給した三塩化ホウ素の量とすることができる。しかしながら、三塩化ホウ素の沸点は60℃以下、具体的には常温以下である。従って、第1の容器10に供給した三塩化ホウ素の量を正確に測定することは困難である。そこで、本実施形態では、三塩化ホウ素を、三塩化ホウ素のまま、若しくは反応物として吸収する試薬30を用い、ガスを吸収する前後の試薬30の重量変化から、試薬30に導入された三塩化ホウ素の量を算出する。具体的には、以下の式(1)により三塩化ホウ素における塩素分子の濃度を算出する。このため、試薬30に導入された三塩化ホウ素の量を高精度に定量することができる。
ガスを吸収する前後の試薬30の重量変化から、試薬30に導入された三塩化ホウ素の量を算出する場合、試薬30を冷却しながら導入工程を行うことが好ましい。そうすることにより、試薬30の温度上昇を抑制できるため、試薬30からの液体の揮発等を抑制することができる。従って、三塩化ホウ素をより正確に定量することができる。また、四塩化ケイ素(沸点57.6℃)のように沸点が比較的高い化合物であれば気化量を抑制することができるため、より正確に定量することができる。
C=(A/W)×10 ……… (1)
C:塩素分子の濃度(ppm)
A:試薬30に吸収された塩素分子重量(mg)
W:試薬30に吸収された三塩化ホウ素の重量(g)
ところで、常温下において、三塩化ホウ素は気体である。このため、当業者であれば、通常は、三塩化ホウ素の気体を収容しているボンベから三塩化ホウ素のガスを試薬中に導入することを考える。塩素と試薬との反応等により試薬の温度が上昇することなどを考慮すると、三塩化ホウ素のガスを低流量で試薬中に導入する必要がある。しかしながら、ボンベから三塩化ホウ素を低流量で安定して試薬に供給することは困難である。また、一定の流量で三塩化ホウ素を安定的に供給することは困難であるため、三塩化ホウ素の供給量を正確に定量することも困難である。従って、三塩化ホウ素中の塩素分子の濃度を正確に測定することは困難である。この問題は、例えば沸点が常温よりも高い場合であっても、揮発性を有する液体(無機化合物の液体)には生じる問題である。
それに対して本実施形態のように、三塩化ホウ素の液体50を気化させることにより三塩化ホウ素の気体を生成させる場合は、三塩化ホウ素の液体50の温度を調節することにより、三塩化ホウ素の液体から発生するガスの単位時間あたりの体積を自由に、かつ高精度に調節することができる。例えば、三塩化ホウ素の液体50を冷却することにより、発生するガスの単位時間あたりの体積を小さくすることができる。よって、三塩化ホウ素における塩素分子の濃度を高精度に測定することができる。
本実施形態の技術は、例えば、常温常圧下で気体のもの、常温常圧下における蒸気圧が5kPa以上、さらには10kPaである液体を測定対象とする場合により好適である。
(実験例)
図2に示す濃度測定装置2を用いて、三塩化ホウ素中の塩素分子の濃度を測定した。なお、試薬としては、0−トリジン溶液を用いた。
濃度測定装置2では、配管40によって、第1の容器10に第2の容器20aが接続されている。第2の容器20aの排気口24は、別の第2の容器20bに接続されている。このため、第2の容器20aから排出されたガスは、第2の容器20bに供給され、再び、試薬30を通過する。濃度測定装置2のように、第2の容器20を複数段接続することにより、三塩化ホウ素及び塩素分子をより確実に試薬30に吸収させることができる。また、三塩化ホウ素及び塩素分子の実質的に全てが吸収されたか否かを確認することができる。
まず、第1の容器10に塩素分子を含む三塩化ホウ素の液体を注入した。その後、第1の容器10と、第2の容器20bが接続された第2の容器20aを配管40によって接続した。その結果、配管40を経由して、第2の容器20aの試薬30に塩素分子を含む三塩化ホウ素ガスが供給された。さらに、第2の容器20aの排気口24から排出されたガスが第2の容器20bの試薬30に供給された。
実験終了後、実験の前後における、第2の容器20a中の試薬30の重量変化を測定した。その結果、3.03g重量が増加していた。この結果から、第2の容器20a中の試薬30で3.03gの三塩化ホウ素がトラップされたことが分かった。次に、第2の容器20a中の試薬30の吸光度を測定したところ、0.003であった。これらの結果から、サンプルにおける塩素分子の濃度は、0.09(体積/体積ppm)、0.14(重量/重量ppm)であることが測定された。
同様に、実験終了後に、実験の前後における第2の容器20b中の試薬30の重量変化を測定した。その結果、第2の容器20b中の試薬30の重量は、変化していなかった。このため、第2の容器20b中の試薬30には三塩化ホウ素が供給されず、第1の容器20a中の試薬30に全ての三塩化ホウ素がトラップされたことが分かった。
また、第2の容器20b中の試薬30の吸光度を測定した結果、0.000であった。この結果から、第2の容器20b中の試薬30には塩素分子が供給されず、第1の容器20a中の試薬30に全ての塩素分子が吸収されたことが分かった。
これらの結果から、上記第2の容器20a中の試薬30の重量変化及び吸光度から算出された塩素分子の濃度の信憑性が確認された。
1、2…測定器具
10…第1の容器
20、20a、20b…第2の容器
24…排気口
30…試薬
40…配管
40a…一方側端部
40b…他方側端部
50…液体

Claims (10)

  1. 沸点が60℃以下であるハロゲン化合物におけるハロゲン分子の濃度を測定する方法であって、
    前記ハロゲン化合物の液体を用意する工程と、
    前記ハロゲン化合物の液体を気化させて得られたガスを、前記ハロゲン分子と反応して色調が変化する試薬中に導入する導入工程と、
    前記試薬の色調を、分光光度計を用いて測定し、前記測定された色調に基づいて前記ハロゲン化合物に含まれるハロゲン分子の濃度を算出する工程と、
    を備えるハロゲン化合物中のハロゲン分子の濃度測定方法。
  2. 一方の端部が閉鎖されている一方、他方の端部が開口した容器に配された前記ハロゲン化合物の液体を気化させ、前記容器に接続された配管を経由して、前記ハロゲン化合物のガスを前記試薬中に導入する、請求項1に記載のハロゲン化合物中のハロゲン分子の濃度測定方法。
  3. 前記ハロゲン化物の液体の温度を調節することにより、前記ハロゲン化物の液体から発生するガスの単位時間あたりの体積を調整する、請求項1または2に記載のハロゲン化合物中のハロゲン分子の濃度測定方法。
  4. 前記試薬は、前記ハロゲン化合物を、前記ハロゲン化合物のまま、若しくは反応物として吸収し、
    前記ガスを吸収する前後の前記試薬の重量変化から、前記試薬に導入されたガスの重量を算出し、前記算出されたガスの重量と前記測定された色調とから前記ハロゲン分子の濃度を測定する、請求項1〜3のいずれか一項に記載のハロゲン化合物中のハロゲン分子の濃度測定方法。
  5. 前記導入工程において、前記試薬を冷却する、請求項4に記載のハロゲン化合物中のハロゲン分子の濃度測定方法。
  6. 前記ハロゲン化合物が、ホウ素、ケイ素、リンの塩化物またはフッ化物の少なくとも一種であり、前記ハロゲン分子が、塩素分子またはフッ素分子である、請求項1〜5のいずれか一項に記載のハロゲン化合物中のハロゲン分子の濃度測定方法。
  7. 沸点が60℃以下であるハロゲン化物におけるハロゲン分子の濃度を測定する装置であって、
    前記ハロゲン化物の液体を気化させ、前記ハロゲン化物の気体を得る気化部と、
    前記ハロゲン分子と反応して色調が変化する試薬が貯められた試薬溜めと、
    前記ハロゲン化物の気体を前記試薬溜めに導入する導入部と、
    を備えるハロゲン化物中のハロゲン分子の濃度測定装置。
  8. 前記導入部を構成する配管を備え、
    前記配管の一方側端部が前記気化部に接続されている一方、他方側端部が前記試薬溜めに挿入されている、請求項7に記載のハロゲン化物中のハロゲン分子の濃度測定装置。
  9. 前記配管の他方側端部の内径が、前記配管の他の部分よりも内径よりも大きい、請求項8に記載のハロゲン化物中のハロゲン分子の濃度測定装置。
  10. 前記試薬の色調を測定する分光光度計をさらに備える、請求項7〜9のいずれか一項に記載のハロゲン化物中のハロゲン分子の濃度測定装置。
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