JP2015025492A - 逆流防止装置 - Google Patents
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Abstract
Description
同文献に記載の逆流防止装置は、1次側流水路および2次側流水路をそれぞれ内部に形成している第1および第2の管体部が、略L字状に交差して繋がったケーシングを備えており、このケーシングに電磁式の開閉弁が取り付けられている。この開閉弁よりも下流側の2次側流水路には、逆止弁が設けられ、さらには逃がし弁(大気開放弁)が接続されている。
このような構成によれば、開閉弁の開閉動作によって1次側流水路から2次側流水路への通水のオン・オフ制御が可能である。また、断水が生じるなどして、1次側流水路に負圧を生じ、2次側流水路に逆流水が生じたとしても、この逆流水を逆止弁や逃がし弁を利用して適切に阻止することができ、逆流水が1次側流水路側に流れないようにすることが可能である。したがって、たとえば給湯装置から風呂追い焚き回路などへの注湯動作機器として用いるのに好適である。
また、第2の管体部の外面部に逃がし弁が部分的に突出して設けられていたのでは、逆流防止装置の運搬やその他の取り扱い時において、この逃がし弁に他の部材などが引っ掛かりを生じ易くなるといった不具合もある。さらに、逃がし弁やその周辺部の強度を確保すべく、これらの部分の厚肉化を図るといった必要も生じる。
第1に、逃がし弁は、第1および第2の管体部が互いに交差して形成された隅部に設けられているために、第2の管体部の一端側に第1の管体部と逃がし弁とが集約して設けられた構造となる。したがって、第2の管体部のうち、第1の管体部から離間した位置に逃がし弁が設けられていた従来技術と比較すると、逆流防止装置の広範囲領域が大きく嵩張らないようにし、全体の小サイズ化を図ることができる。
第2に、逃がし弁が第2の管体部の外面部から部分的に突出した状態となることが解消されるために、逆流防止装置の運搬やその他の取り扱い時において、逃がし弁に他の部材が引っ掛かりを生じるといった不具合も生じ難くすることができる。
第3に、第1および第2の管体部と、逃がし弁のハウジング部とは、一体的に繋がっているために、これらが互いに補強し合う作用が得られる。第1および第2の管体部が互いに繋がっている部分、逃がし弁、およびその周辺部については、さほどの厚肉化を図ることなく、強度向上を図ることができる。
第1に、2次側流水路と逃がし弁の排水路とは、2次側流水路に対して中心軸がねじれ配置とされたチャンバの内周壁部に設けられた切欠開口部を介して直接連通している。こ
のため、2次側流水路と逃がし弁との相互間の位置に、これらを互いに接続するための流路を長い寸法(第1の管体部の軸長方向に長い寸法)で設ける必要はない。したがって、逃がし弁を2次側流水路に接近させた配置とし、逃がし弁が管体部の外面から大きく突出することを抑制し、全体の小型化をより促進することができる。
第2に、逃がし弁の排水路を構成するチャンバや筒状部は、これらの軸長方向が第1および第2の管体部のそれぞれの軸長方向とは交差する方向となるように設けられている。したがって、逃がし弁自体が、第1の管体部の軸長方向に大型化することも適切に回避され、全体の小型化をより的確に図ることができる。
なお、図面には、x,y,z方向が適宜示されている。これらのうち、x方向は、第2の管体部1Bの軸長方向としての水平方向であり、y方向は、x方向に交差する水平方向であり、z方向は、第1の管体部1Aの軸長方向としての上下方向である。
2への通水のオン・オフを切り替えるためのものである。弁体40には、パイロット孔41、ブリード孔42、およびこのブリード孔42の一端開口部を開閉するブリード用弁体43が設けられている。開閉弁V1は、電磁駆動方式であり、電磁ソレノイド44を駆動源とするプランジャ45を備えている。プランジャ45を前進させた場合には、図1(a)に示すように、パイロット孔41の一端をプランジャ45によって閉塞した状態で弁体40を弁開口部13の周縁の弁座14に当接させて、弁開口部13を閉塞することが可能である。図示説明は省略するが、プランジャ45を後退させた際には、パイロット孔41の一端開口部が開状態となって背圧室16と2次側流水路12とが連通するため、弁体40を後退させて弁開口部13を開放させることが可能である。
すなわち、図3において、チャンバ51の正面視の基本形状(切欠開口部54の形成箇所は除く意)は、所定の半径r1の円形状である。これに対し、2次側流水路12のうち、チャンバ51に隣接する領域の流路断面基本形状(切欠開口部54の形成箇所は除く意)は、所定の半径r2の円形状である。ただし、チャンバ51と2次側流水路12との中心間距離L1は、L1<(r1+r2)の関係とされており、チャンバ51として本来形成される箇所と、2次側流水路12として本来形成される箇所とがオーバラップする寸法
関係とされている。このオーバラップ部分に相当する箇所が、切欠開口部54として形成されており、この切欠開口部54は、チャンバ51の内周壁部に設けられて、チャンバ51の内部を2次側流水路12に直接対面させて連通させる部位となっている。
C ケーシング
CL 中心軸(逃がし弁のチャンバおよび筒状部の)
V1 開閉弁
V2 逃がし弁
1A 第1の管体部
1B 第2の管体部
2A,2B 第1および第2の逆止弁(逆止弁)
5 ハウジング部(逃がし弁の)
6 弁体(逃がし弁の)
11 1次側流水路
12 2次側流水路
19 隅部
50 排水路(逃がし弁の)
51 チャンバ(逃がし弁の)
52 筒状部
52a 弁座(逃がし弁の)
52b 先端開口部(筒状部の)
53a 排水口
54 切欠開口部
Claims (3)
- 1次側流水路が内部に形成された第1の管体部と、少なくとも1つの逆止弁が設けられ、かつ前記1次側流水路に連通する2次側流水路が内部に形成された第2の管体部とを有し、これら第1および第2の管体部が略L字状に交差して一体的に繋がっているケーシングと、
前記1次側流水路から前記2次側流水路への通水動作のオン・オフ切り替えを行なうための開閉弁と、
前記2次側流水路に連通した排水路が形成されたハウジング部を有し、かつ前記2次側流水路に逆流水が生じた際にこの逆流水を前記排水路を介して外部に排出可能に構成された逃がし弁と、
を備えている、逆流防止装置であって、
前記逃がし弁のハウジング部は、前記ケーシングのうち、前記第1および第2の管体部が互いに交差して形成された隅部に位置し、かつ前記第1および第2の管体部のそれぞれに一体的に繋がっていることを特徴とする、逆流防止装置。 - 請求項1に記載の逆流防止装置であって、
前記逃がし弁には、逆流水の排水用ホースを接続するためのホース接続用の管体部が設けられており、
このホース接続用の管体部は、前記第1および第2の管体部のそれぞれの軸長方向に対して斜めに傾斜した方向に延び、かつ前記ハウジング部から前記第1および第2の管体部どうしの中間方向に向けて突出している、逆流防止装置。 - 請求項1または2に記載の逆流防止装置であって、
前記逃がし弁のハウジング部には、弁体によって一面が塞がれるチャンバと、このチャンバ内に設けられて先端部が弁座とされ、かつ前記弁体によって先端開口部が開閉される筒状部とが設けられ、
前記チャンバおよび前記筒状部の内部は、前記弁体の開状態時に互いに連通し、かつ前記排水路を構成しており、
前記チャンバおよび前記筒状部の中心軸は、前記第1および第2の管体部のそれぞれの軸長方向に対して交差する方向に延び、かつ前記第1の管体部の軸長方向において前記2次側流水路から離間していることにより、前記2次側流水路に対するねじれ配置とされ、
前記2次側流水路と前記排水路とを連通させるための手段として、前記チャンバの内周壁部に、前記チャンバを前記2次側流水路に連通させる切欠開口部が設けられている、逆流防止装置。
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