JP2010019394A - 蓄圧装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液体の流出入を良好に行うことができる蓄圧装置を提供する。
【解決手段】蓄圧装置は、液体の出入口11が貫設され、出入口11に連通する出入流路12を有する蓄圧タンク10を備えている。蓄圧タンク10内には、中央部23が出入口11に対して離反及び接近する方向に往復運動可能に形成されたダイヤフラム20が保持されている。中央部23には、蓄圧タンク10の内周面に摺動可能な第2外周面31Bを有するガイド部材が連結されている。出入口11は、中央部23の往復運動に連動して軸方向に進退可能な棒状部材40が貫通している。ダイヤフラム20は、出入口11に連通する第1室15と、中央部23を出入口11に接近する方向に付勢するコイルばね50が設けられた第2室16とに区画している。棒状部材40の先端部42は、軸方向に直交する断面積が出入口11の開口面積よりも大きく、出入口11を閉鎖可能に形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は蓄圧装置に関する。
特許文献1に従来の蓄圧装置が開示されている。この蓄圧装置は、液体の出入口が貫設され、出入口に連通する出入流路を有する蓄圧タンクを備えている。蓄圧タンク内には、一端に可動プレートが連結された筒状のベローズが保持されている。蓄圧タンク内は、可動プレート及びベローズにより第1室と第2室とに区画されている。第1室は出入口に連通し、液体を貯留可能である。第2室は加圧ガスが封入されている。可動プレートは出入口に対して離反及び接近する方向に往復運動可能である。可動プレートの中央部には、棒状部材が一体に形成されている。棒状部材は、出入口を貫通し、可動プレートの往復運動に連動して軸方向に進退可能である。棒状部材の先端部は、軸方向に直交する断面積が出入口の開口面積よりも大きく、出入口を閉鎖可能に形成されている。
この蓄圧装置では、可動プレートが出入口から離反する方向に所定距離を移動すると、棒状部材の先端部が出入口を閉鎖する。これにより、第1室内に液体が流入せず、可動プレートの移動が停止される。このため、ベローズに過大な応力が加わらず、蓄圧装置を小型にすることができる。
特開2002−372001号公報
しかし、上記従来の蓄圧装置では、可動プレートが移動する際に移動方向に対して傾くおそれがある。この場合、可動プレートに一体に形成された棒状部材も正常な位置の軸方向に対して傾いてしまうため、棒状部材の中間部が出入口に干渉したり、棒状部材の先端部が出入流路の内周面に干渉したりしてしまうおそれがある。この場合、出入口を閉鎖できないおそれもある。このため、蓄圧タンクに液体が良好に流出入しないおそれがある。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、液体の流出入を良好に行うことができる蓄圧装置を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の蓄圧装置は、液体の出入口が貫設され、該出入口に連通する出入流路を有する蓄圧タンクと、
該蓄圧タンク内に保持され、中央部が該出入口に対して離反及び接近する方向に往復運動可能に形成された隔膜と、
該隔膜の中央部に連結され、該蓄圧タンクの内周面に摺動可能な摺動部を有するガイド部材と、
該出入口を貫通し、該隔膜の中央部の往復運動に連動して軸方向に進退可能な棒状部材とを備え、
前記隔膜は、前記出入口に連通する第1室と、前記中央部を該出入口に接近する方向に付勢する付勢手段が設けられた第2室とに前記蓄圧タンク内を区画し、
前記棒状部材の先端部は、前記出入流路内を軸方向に進退可能であり、軸方向に直交する断面積が前記出入口の開口面積よりも大きく、該出入口を閉鎖可能に形成されていることを特徴とする。
この蓄圧装置では、第2室に設けられた付勢手段の付勢力に抗して、出入口から第1室内に液体が流入すると、隔膜の中央部は出入口から離反する方向に移動する。また、第1室内に貯留され、付勢手段により蓄圧された蓄圧液体が第1室内から流出する際には、第2室に設けられた付勢手段により隔膜の中央部は出入口に接近する方向に移動する。隔膜の中央部は、蓄圧タンクの内周面に摺動可能な摺動部を有するガイド部材に連結されているため、往復運動する際の移動姿勢が移動方向に対して傾かずに保持される。このため、棒状部材も、正常な位置の軸方向に対して傾かずに移動するため、出入口及び出入流路の内周面に干渉することを確実に防止することができる。また、出入口を確実に閉鎖することができる。
したがって、本発明の蓄圧装置は、液体の流出入を良好に行なうことができる。
出入流路には、棒状部材の先端部が軸方向に進退可能であり、流路断面積を狭める絞り部が設けられ得る。この場合、第1室内から蓄圧液体を流出させる際、棒状部材の先端部が絞り部内を移動する時は、絞り部以外を移動する時に比べて流出流量が少なくなる。つまり、第1室内から流出する蓄圧液体の流量を経時的に変化させることができる。
棒状部材の先端部には、出入口の周縁部に当接可能なパッキンが設けられ得る。この場合、棒状部材の先端部に設けられたパッキンが出入口の周縁部に当接し、出入口を閉鎖すると、第1室内に液体が流入できなくなる。このため、第1室内の液体の圧力が高くなりすぎることを確実に防止することができる。よって、蓄圧タンクを必要以上に耐圧構造とする必要がなくなり、蓄圧装置の軽量化、小型化を図ることができる。また、蓄圧装置の製造コストも安くすることができる。
蓄圧タンクは第1室を形成する周壁に設けられた開口を有し、開口には第1室内に流入した液体の圧力が設定圧力以上になると開口を開放可能な安全弁が取り付けられ得る。この場合、第1室内の液体の圧力が設定圧力以上になると、安全弁が開口を開放し、第1室内の液体を外部に流出させる。このため、第1室内の液体の圧力は設定圧力以上にならず、蓄圧タンクが液体の圧力により破壊されてしまうことを確実に防止することができる。
以下、本発明の蓄圧装置を具体化した実施例1を図面を参照しつつ説明する。
実施例1の蓄圧装置は、図1〜図4に示すように、蓄圧タンク10と、隔膜であるダイヤフラム20と、ガイド部材30と、棒状部材40とを備えている。
蓄圧タンク10は略円筒状の側壁10Sを有している。側壁10Sの一端側には、液体の出入口11が貫設された第1壁10Aが形成されている。出入口11には、外側に伸びる出入流路12の一端側が連通されている。出入流路12の他端側は液体供給路Rに連通している。液体供給路Rには、上流側から液体が供給され、出入流路12が連通された箇所よりも下流側に開閉弁Vが設けられている。
出入流路12の軸芯は出入口11の開口面に直交している。蓄圧タンク10の側壁10Sの軸芯と、出入口11の中心と、出入流路12の軸芯とは同一線上に位置している。出入流路12は、液体供給路R側の流路12Bと、出入口11側の絞り部12Aとから形成されている。絞り部12Aの流路断面積は、流路12Bよりも小さく狭められ、出入口11の開口面積よりも大きい。絞り部12Aは後述する棒状部材40の先端部41が軸方向に進退可能である。
蓄圧タンク10の側壁10Sの内周面17には、ダイヤフラム20の周縁部21が挿入され、固着保持する凹部14が同一円周上に形成されている。側壁10Sの他端側には、大気との連通口13が貫設された第2壁10Bが形成されている。蓄圧タンク10は側壁10S、第1壁10A及び第2壁10Bにより周壁を形成している。
ダイヤフラム20は、周縁部21と、周縁部21に連続する中間部22と、中間部22に連続する中央部23とから形成されている。周縁部21はリング形状であり、蓄圧タンク10に形成された凹部14に挿入され、固着保持される。中間部22は、略円筒状であり、柔軟性を有している。中間部22は、周縁部21から蓄圧タンク10の側壁10Sの内周面17に沿って伸び、折り返されて、後述するガイド部材30の第1外周面31Aに沿って伸びるように配置される。中央部23は、円盤状であり、ガイド部材30の第1外周面31Aに沿って伸びた中間部22の端部を閉じている。中央部23は、中間部22の変形により、蓄圧タンク10の側壁10Sの軸芯方向であって、出入口11に対して離反及び接近する往復運動が可能に配置される。
ダイヤフラム20は、蓄圧タンク10内を第1室15と、第2室16とに区画している。第1室15は出入口11に連通している。第1室を形成する蓄圧タンク10の側壁10Sには開口18が貫設されている。開口18には安全弁60が取り付けられている。安全弁60は開口18を開閉するパッキン61Pを有する弁体61を有している。弁体61は、コイルばね62により開口18側に付勢され、第1室15内の液体の圧力が設定圧力以上になると開口18を開放する。これにより、第1室15内の蓄圧液体は、排出口63から排出される。このため、第1室15内の液体の圧力は設定圧力以上にならず、蓄圧タンク10が液体の圧力により破壊されてしまうことを確実に防止することができる。
ガイド部材30は、略円筒状であり、一端が閉鎖されている。ガイド部材30は、閉鎖された端部を蓄圧タンク10の出入口11側に向けて、蓄圧タンク10内に収納されている。ガイド部材30の軸芯と、蓄圧タンク10の側壁10Sの軸芯とは同一線上に位置している。ガイド部材30の円筒部31は、閉塞された端部側に形成された第1外周面31Aと開放された端部側に形成された第2外周面31Bとを有している。第1外周面31Aは、蓄圧タンク10の側壁10Sの内周面17との間に隙間を形成し、その隙間にダイヤフラム20の中間部22が位置している。第2外周面31Bは、摺動部であり、蓄圧タンク10の側壁10Sの内周面17に摺動可能である。
ガイド部材30には、第1外周面31Aの端部を連結し、ガイド部材30の一端を閉鎖する閉鎖部32が形成されている。閉鎖部32は、出入口11側の中央部に円盤状の挟持板33が連結されている。閉鎖部32と挟持板33とによりダイヤフラム20の中央部23が挟持されている。挟持板33は、出入口11側の中央部に後述する棒状部材40の基部41の後端が挿入可能な凹部34が形成されている。
蓄圧タンク10の第2室16内であって、ガイド部材30の閉鎖部32と、蓄圧タンク10の第2壁10Bとの間に付勢手段であるコイルばね50が介装されている。コイルばね50は、ガイド部材30及びダイヤフラム20の中央部23を出入口11に接近する方向に付勢している。
棒状部材40は、基部41と先端部42とを有している。基部41は蓄圧タンク10の出入口11を挿通可能である。先端部42は軸方向に直交する断面積が出入口11の開口面積よりも大きく、基部41側にパッキン42Pが配置されている。先端部42の先端面には凹部43が形成されている。凹部43には、コイルばね44の一端部が挿入されている。棒状部材40の基部41の後端部は、出入流路12内から出入口11を介して挟持板33の凹部34に挿入される。コイルばね44の他端部は、先端部42に対向する液体供給路Rの内面に当接され、棒状部材40を挟持板33の凹部34へ押し付ける方向に付勢している。このようにして、棒状部材40は、ダイヤフラム20の中央部23及びガイド部材30の往復運動に連動して軸方向に進退可能に組み付けられる。
このように構成された蓄圧装置を水道管に接続した場合の動作について説明する。図1に示すように、液体供給路Rの上流側は図示しない水道管に接続される。蓄圧装置は、液体供給路Rに設けられた開閉弁Vよりも上流側に接続される。
蓄圧タンク10の第1室15内に水道水が貯留されておらず、開閉弁Vが開弁された状態では、液体供給路R内を水道水が上流側から開閉弁Vを介して下流側に流れる。この際、出入流路12から蓄圧タンク10の第1室15内に水道水は流入しない。このため、蓄圧装置より下流側の液体供給路R内を流れる水道水の流量は、上流の水道管から供給された水道水の流量と同じとなる。
図2に示すように、開閉弁Vが閉弁されると、液体供給路R内及び出入流路12内には、水道水が液体供給路R内を流れる際の流動圧よりも高い水圧である静水圧が作用する。このため、コイルばね50の付勢力に抗して、水道水が出入流路12から出入口11を介して蓄圧タンク10の第1室15内に流入する。これにより、ダイヤフラム20の中間部22が徐々に変形しつつ、ダイヤフラム20の中央部23及びガイド部材30が出入口11から離反する方向に移動する。コイルばね50は徐々に圧縮される。棒状部材40は、ダイヤフラム20の中央部23及びガイド部材30の移動に連動し、軸方向に沿って、先端部42が出入口11に接近する方向に移動する。
ガイド部材30は、タンク本体10の側壁10Sの内周面17に摺動する第2外周面31Bを有しているため、移動方向に対して傾かずに移動する。このため、ダイヤフラム20の中央部23は移動姿勢が保持される。このため、棒状部材40は、正常な位置の軸方向に対して傾かずに移動するため、出入口11及び出入流路12の内周面に干渉することを確実に防止することができる。
したがって、実施例1の蓄圧装置は、タンク本体10の第1室15内への水道水の流入を良好に行うことができる。
棒状部材40の先端部42が流路12Bから絞り部12A内に移動すると、第1室15内に流入する水道水の流量は減少する。これにより、棒状部材40の移動速度は遅くなる。このため、棒状部材40の先端部42のパッキン42Pは、緩やかに出入口11の周縁部に当接して出入口11を閉鎖する。よって、出入口11が急激に閉鎖されないため、ウォーターハンマーの発生を防止することができる。
棒状部材40の先端部42のパッキン42Pが出入口11の周縁部に当接し、出入口11を閉鎖すると、水道水は第1室15内に流入できなくなる。これにより、ダイヤフラム20の中央部23及びガイド部材30の移動が停止する。このように、第1室15内の水圧が高くなりすぎることを確実に防止することができる。このため、蓄圧タンク10を必要以上に耐圧構造とする必要がなくなり、蓄圧装置の軽量化、小型化を図ることができる。また、蓄圧装置の製造コストも安くすることができる。第1室15内に貯留された水道水は、圧縮されたコイルばね50の付勢力により蓄圧された状態の蓄圧水となる。
蓄圧タンク10の第1室15内に蓄圧水が貯留された後、図3に示すように、開閉弁Vが開弁されると、液体供給路R内及び出入流路12内には、流動圧が作用するため、コイルばね50の付勢力が上回る。このため、コイルばね50の付勢力により、ダイヤフラム20の中間部22が徐々に変形しつつ、ダイヤフラム20の中央部23及びガイド部材30が出入口11に接近する方向に移動する。棒状部材40は、ダイヤフラム20の中央部23及びガイド部材30の移動に連動し、軸方向に沿って、先端部42が出入口11から離反する方向に移動する。
この際、ガイド部材30により、ダイヤフラム20の中央部23は移動姿勢が保持される。このため、棒状部材40は、正常な位置の軸方向に対して傾かずに移動するため、出入口11及び出入流路12の内周面に干渉することを確実に防止することができる。
したがって、実施例1の蓄圧装置は、蓄圧タンク10の第1室15内から蓄圧水の流出を良好に行うことができる。
棒状部材40の先端部42が絞り部12A内を移動している間は、棒状部材40の先端部42の外周面と絞り部12Aの内周面との隙間が小さいため、第1室15内から流出する蓄圧水の流量は少ない。棒状部材40の先端部42が絞り部12Aを通過し、流路12B内を移動するようになると、図4に示すように、棒状部材40の先端部42の外周面と流路12Bの内周面との隙間が大きくなるため、第1室15内から流出する蓄圧水の流量は多くなる。このように、開閉弁Vが開弁し、所定時間が経過するまでは、第1室15内から流出する蓄圧水の流量は少なくし、その後、第1室15内から流出する蓄圧水の流量を多くすることができる。つまり、第1室15内から流出する蓄圧水の流量を経時的に変化させることができる。また、絞り部12Aの流路断面積を大きくしたり、小さくしたりすることにより、開閉弁Vを開弁して所定時間が経過するまでの第1室15内から流出する蓄圧水の流量を所望の流量に設定することができる。また、絞り部12Aの軸方向の長さを変えることにより、第1室15から小流量の蓄圧水が流出する時間を所望の長さに設定することができる。
第1室15内の蓄圧水が全て流出すると、図1に示すように、出入流路12から第1室15内に水道水は流動せず、蓄圧装置より下流側の液体供給路R内を流れる水道水の流量は、上流の水道管から供給された水道水の流量と同じになる。
以上において、本発明を実施例1に即して説明したが、本発明は上記実施例に制限されるものではなく、その趣旨に逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、出入流路12に絞り部12Aを設けなくてもよい。
また、出入流路12Aに絞り部12Aを複数設けてもよい。この場合、第1室15内から蓄圧水が流出している際中に、流出流量が少なくなるように変化させることができる。
絞り部12Aは、出入口11から遠ざかるに従い、流路断面積を徐々に変化させてもよい。この場合、第1室15から流出する蓄圧水の流量を任意に変化させることができる。
棒状部材40の先端部42にパッキン42Pを設けなくてもよい。
第1壁10Aに開口18を貫設し、この開口18に安全弁60を取り付けてもよい。
蓄圧タンク10の第1室に開口18を貫設せず、安全弁60を取り付けなくてもよい。
蓄圧タンク10の第2室16を密閉して気体を封入してもよい。この場合、封入された気体が付勢手段となる。
蓄圧タンク10は、2つの筒体から形成されてもよい。この場合、一方の筒体は、一端に出入口11が貫設された第1壁10Aを形成し、開放された他端に外方に伸びる鍔部を形成する。他方の筒体は、一端に開口18が貫設された第2壁10Bを形成し、開放された他端に外方に伸びる鍔部を形成する。両筒体の開放端を合わせつつ、両鍔部の間にダイヤフラム20の周縁部21を挟持することにより、ダイヤフラム20等が備えられた蓄圧装置を形成することができる。
本発明は便器洗浄装置に利用可能である。
実施例1の蓄圧装置において、蓄圧水が排出された状態を示す断面図である。 実施例1の蓄圧装置において、蓄圧水が貯留された状態を示す断面図である。 実施例1の蓄圧装置において、蓄圧水が流出する状態を示す断面図である。 実施例1の蓄圧装置において、蓄圧水が流出する他の状態を示す断面図である。
符号の説明
10…蓄圧タンク
10S…側壁(周壁)
11…出入口
12…出入流路
12A…絞り部
15…第1室
16…第2室
18…開口
20…ダイヤフラム(隔膜)
23…中央部
30…ガイド部材
31B…第2外周面(摺動部)
40…棒状部材
42…先端部
42P…パッキン
50…コイルばね(付勢手段)
60…安全弁

Claims (4)

  1. 液体の出入口が貫設され、該出入口に連通する出入流路を有する蓄圧タンクと、
    該蓄圧タンク内に保持され、中央部が該出入口に対して離反及び接近する方向に往復運動可能に形成された隔膜と、
    該隔膜の中央部に連結され、該蓄圧タンクの内周面に摺動可能な摺動部を有するガイド部材と、
    該出入口を貫通し、該隔膜の中央部の往復運動に連動して軸方向に進退可能な棒状部材とを備え、
    前記隔膜は、前記出入口に連通する第1室と、前記中央部を該出入口に接近する方向に付勢する付勢手段が設けられた第2室とに前記蓄圧タンク内を区画し、
    前記棒状部材の先端部は、前記出入流路内を軸方向に進退可能であり、軸方向に直交する断面積が前記出入口の開口面積よりも大きく、該出入口を閉鎖可能に形成されていることを特徴とする蓄圧装置。
  2. 前記出入流路には、前記棒状部材の先端部が軸方向に進退可能であり、流路断面積を狭める絞り部が設けられている請求項1記載の蓄圧装置。
  3. 前記棒状部材の先端部には、前記出入口の周縁部に当接可能なパッキンが設けられている請求項1又は2記載の蓄圧装置。
  4. 前記蓄圧タンクは前記第1室を形成する周壁に設けられた開口を有し、該開口には該第1室内に流入した液体の圧力が設定圧力以上になると該開口を開放可能な安全弁が取り付けられている請求項1乃至3のいずれか1項記載の蓄圧装置。
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