JP5730058B2 - 流体圧シリンダ - Google Patents

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Description

本発明は、外部の作動流体圧源から導かれる作動流体圧によって伸縮作動する流体圧シリンダに関するものである。
一般に、油圧ショベル等に設けられる流体圧シリンダにあっては、伸縮作動時のストロークエンド付近でクッション圧力を高めてピストンロッドを減速させるクッション機構を備え、流体圧シリンダが停止する際に生じる衝撃が緩和されるようになっている(特許文献1〜4参照)。
特開2002−31106号公報 特開昭60−125404号公報 特開昭54−156983号公報 特開昭47−25579号公報
しかしながら、このような従来の流体圧シリンダにあっては、クッション機構によってピストンロッドに対するピストンの締結構造が複雑化し、ピストンロッドの減速度をストロークに応じて設定することが難しいという問題点があった。
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、クッション機構によってピストン締結構造が複雑化することを抑えられ、ピストンロッドの減速度をストロークに応じて設定することができる流体圧シリンダを提供することを目的とする。
本発明は、外部の作動流体圧源から導かれる作動流体圧によって伸縮作動する流体圧シリンダであって、筒状をしたシリンダチューブと、このシリンダチューブ内にロッド室とエンド室を仕切るピストンと、このピストンに連結されるピストンロッドと、このピストンロッドが摺動可能に挿通するシリンダヘッドと、このシリンダヘッドとピストンロッドの間に画成され作動流体圧源に連通する給排口と、伸長作動時のストロークエンド付近でピストンロッドを減速させるクッション機構と、を備え、このクッション機構は、ピストンロッドのロッド外周面に開口するロッド凹部と、ピストンロッドのロッド外周面に摺動可能に嵌合する可動スリーブと、この可動スリーブのスリーブ内周面に開口する溝状のスリットと、可動スリーブをピストンから離れてシリンダヘッドに向かう方向に付勢するスプリングと、を備え、伸長作動時のストロークエンド付近で可動スリーブがシリンダヘッドに当接してロッド室の作動流体がスリット及びロッド凹部を通って給排口へと導かれ、ピストンは、ストロークエンドで可動スリーブを介してシリンダヘッドに当接することを特徴とするものとした。
また、可動スリーブはシリンダヘッドに当接した状態でロッド室と給排口を連通するバイパス通孔を有し、バイパス通孔を通じてロッド室から給排口へと向かう作動流体の流れに対して閉弁し、バイパス通孔を通じて給排口からロッド室へと向かう作動流体の流れに対して開弁するノンリターンバルブを備えることを特徴とするものとした。
また、ロッド室から給排口へと向かう作動流体の流れに対して閉弁し、給排口からロッド室へと向かう作動流体の流れに対して開弁するノンリターンバルブと、ノンリターンバルブの開弁時にノンリターンバルブを当接させるストッパと、を備え、ストッパとピストンの間にスプリングが圧縮して介装されることを特徴とするものとした。
本発明によると、クッション機構は、伸長作動時のストロークエンド付近で可動スリーブがシリンダヘッドに当接することによって、ロッド室から直に給排口へと流出していた作動流体の流れが、スリット及びロッド凹部を通って給排口へと流出する作動流体の流れに切り換えられ、スリットがこれを通過する作動流体の流れに付与する抵抗によってピストンロッドを円滑に減速させる。
伸長作動時のストロークエンド付近で作動流体が可動スリーブの内側に通過する構成により、ピストンロッドにクッション機構を構成する部材を締結する必要がなく、ピストンロッドに対するピストンの締結構造が簡素化される。これにより、ピストンの取り付け強度を高められるとともに、ピストンロッドの外径を大きくして、ピストンロッドの内部に設ける給排通路の配置スペースが確保される。また、ピストンの受圧面積を大きくして、ロッド室の圧力を低減することが可能となる。
スリットの断面積を可動スリーブの軸方向について変えることにより、スリットがこれを通過する作動流体の流れに付与する抵抗の大きさがストロークに応じて調節され、ピストンロッドの減速度をストロークに応じて設定することができる。
本発明の実施形態における油圧シリンダが伸長したストローク中程にある状態を示す断面図。 同じく油圧シリンダが伸長してストロークエンド付近にある状態を示す断面図。 同じく図2の一部を拡大した断面図。 同じく油圧シリンダが最も伸長した状態を示す断面図。
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。
図1〜4に示す油圧シリンダ1は、例えば油圧ショベルのブームシリンダとして用いられる。油圧シリンダ1が伸縮作動することにより、油圧ショベルのブームが回動する。
油圧シリンダ(流体圧シリンダ)1は、筒状をしたシリンダチューブ10と、このシリンダチューブ10内にロッド室2とエンド室3を仕切るピストン20と、このピストン20に連結されるピストンロッド30とを備え、図示しない油圧源(作動流体圧源)から導かれる作動油圧(作動流体圧)によってシリンダチューブ10に対してピストンロッド30が中心軸O方向に移動して伸縮作動する。
ピストン20は、その内周ネジ部21がピストンロッド30の外周ネジ部39に螺合する。ピストン20は、内周フランジ部22を有し、この内周フランジ部22がピストンロッド30の先端面34の間に先端ロッド17が介装される。ピストン20は、その内周フランジ部22が先端ロッド17を介してピストンロッド30の先端面34に押し付けられることによって締結される。
シリンダチューブ10の開口端には、ピストンロッド30を摺動可能に挿通させるシリンダヘッド40が設けられる。
シリンダヘッド40は、筒状のシリンダヘッド本体41とシートホルダ45を備える。シリンダヘッド本体41に軸受42を介してピストンロッド30が摺動可能に支持される。
ピストンロッド30にはピストン20が連結される。シリンダチューブ10内は、このピストン20によってロッド室2とエンド室3に画成される。
ロッド室2とエンド室3には、それぞれ油圧源に連通する給排通路(図示せず)が接続される。
油圧シリンダ1の伸長作動時に、油圧源からの加圧作動油がエンド室3に流入し、ロッド室2の作動油が油圧源のタンク側へと流出する。一方、油圧シリンダ1の収縮作動時に、油圧源からの加圧作動油がロッド室2に流入し、エンド室3の作動油が油圧源のタンク側へと流出する。
シリンダヘッド40には、給排通路として油圧源に連通する給排口4が開口される。この給排口4は、シートホルダ45とピストンロッド30との間に環状の流路として画成される。
シートホルダ45は、中心軸Oに対して直交して延びる平面状のヘッドシート面46を有する。このヘッドシート面46に給排口4が開口される。
油圧シリンダ1には伸長作動時のストロークエンド付近でピストンロッド30を減速させるクッション機構7を備える。
このクッション機構7は、ピストンロッド30のロッド外周面31に摺動可能に嵌合する可動スリーブ50と、この可動スリーブ50をピストン20から離れてシリンダヘッド40に向かう方向(図にて右方向)に付勢するスプリング15とを備える。
可動スリーブ50は、中心軸O方向に延びる円筒面状のスリーブ内周面51を有し、このスリーブ内周面51がピストンロッド30のロッド外周面31に摺動可能に嵌合される。
可動スリーブ50のスリーブ内周面51には、中心軸O方向について溝状に延びるスリット57が開口される。このスリット57は、その溝深さ(中心軸Oに対して直交方向の深さ)がピストン20からシリンダヘッド40に向かう方向(図にて右方向)について次第に小さくなるように形成される。
スリット57は、その一端が可動スリーブ50の一方の端面59に開口し、その他端が他方の端面として設けられる第一スリーブシート面54に開口して、可動スリーブ50の両側を連通する。
ピストンロッド30は、そのロッド外周面31に開口する環状のロッド凹部35を有する。図2、3に示すように、可動スリーブ50がシリンダヘッド40に当接するストロークエンド付近で、ロッド凹部35に可動スリーブ50のスリット57が対峙し、ロッド凹部35とスリット57の間にロッド室2から給排口4へと流出する作動流体の流れを絞るスリーブ内側流路5が画成される。
ピストンロッド30は、その外径が段階的に大きくなる円筒面状のロッド外周面31、32、33を有する。
図3に示すように、ロッド凹部35は、小径のロッド外周面31に開口し、中心軸O方向に延びる円錐面状のピストン側凹部端面36と、中心軸O方向に延びる円筒面状の凹部底面37と、中心軸O方向に延びる円錐面状のヘッド側凹部端面38とによって画成される。
可動スリーブ50は、その内周端部に中心軸O方向に延びる円錐面状のエッジ部56を有する。図1に示すように、油圧シリンダ1が伸長したストローク中程にある状態にて、スプリング15によって付勢される可動スリーブ50は、そのエッジ部56がピストンロッド30のヘッド側凹部端面38に当接することによって、ピストン20から所定距離だけ離れた位置に保持される。このとき、第一スリーブシート面54に開口したスリット57の端部は、ヘッド側凹部端面38に当接することによって閉塞される。
可動スリーブ50は、中心軸Oに対して直交して延びる平面状の第一スリーブシート面54を有する。図2に示すように、可動スリーブ50がシリンダヘッド40に当接するストロークエンド付近にある状態にて、スプリング15によって付勢される可動スリーブ50は、その第一スリーブシート面54がシリンダヘッド40のヘッドシート面46に当接し、ロッド室2と給排口4の連通部を遮断する。
可動スリーブ50は、中心軸Oに対して直交して延びる平面状の第二スリーブシート面55と、第一、第二スリーブシート面54、55に開口する複数のバイパス通孔58とを有する。図2に示すように、第一スリーブシート面54がヘッドシート面46に当接した状態にて、バイパス通孔58の第一スリーブシート面54側の開口は、給排口4に対峙し連通している。
可動スリーブ50には、バイパス通孔58を開閉するノンリターンバルブ60が設けられる。このノンリターンバルブ60は、第二スリーブシート面55に着座する円盤状に形成される。図4に示すように、ノンリターンバルブ60が第二スリーブシート面55から離れると、バイパス通孔58がロッド室2と給排口4を連通する。
可動スリーブ50には、ノンリターンバルブ60の内周面を摺動可能に嵌合させる外周面52が形成される。
ノンリターンバルブ60の開弁時、第二スリーブシート面55から離れるノンリターンバルブ60の背面61を当接させるストッパ65が設けられる。
可動スリーブ50には、環状の段部53が形成され、この段部53に環状のストッパ65が着座する。
コイル状のスプリング15は、ピストン20とストッパ65の間に圧縮して介装される。スプリング15は、ストッパ65を介して可動スリーブ50をピストン20から離れてシリンダヘッド40に向かう方向に付勢する。
次に油圧シリンダ1の作動について説明する。
油圧シリンダ1の伸縮作動時、ピストン20がエンド側油圧室とロッド室2とに導かれる油圧力によってピストン20が中心軸O方向に移動し、ピストンロッド30がシリンダチューブ10から出入りする伸縮作動をして負荷を駆動する。
図1に示すように、伸長作動時のストローク中程にて、ロッド室2の作動油が、矢印で示すように、給排口4へと流出し、油圧配管を通って油圧源へと戻される。
図2、3に示すように、伸長作動時のストロークエンド付近にて、クッション機構7が作動して、ピストン20がシリンダヘッド40に当接する衝撃を緩和する。
これについて詳述すると、ピストンロッド30と共に矢印方向に移動していた可動スリーブ50は、その第一スリーブシート面54がシリンダヘッド40のヘッドシート面46に当接し、ロッド室2と給排口4の連通部を遮断する。これにより、ロッド室2の作動油は、矢印で示すように、ロッド凹部35とスリット57の間に画成されるスリーブ内側流路5を通って給排口4へと流出する。このスリーブ内側流路5が、ロッド室2から給排通路を通って流出する作動油の流れに抵抗を付与し、ロッド室2の圧力(クッション圧力)が上昇することにより、ピストンロッド30を減速する。
ロッド凹部35がピストンロッド30と共に矢印方向に移動するのに伴って、ロッド凹部35とスリット57の間に画成されるスリーブ内側流路5の最小流路断面積が次第に小さくなり、スリーブ内側流路5が作動油の流れに付与する抵抗が次第に増大する。こうして、クッション機構7は、ピストン20がシリンダヘッド40に当接して手前でピストンロッド30を減速する度合い(加速度)を次第に高め、ピストン20がシリンダヘッド40に当接する衝撃を有効に緩和する。
図4は油圧シリンダ1が最も伸長した状態から収縮作動する様子を示している。油圧源から給排口4に導かれる作動油圧が、バイパス通孔58を介してノンリターンバルブ60に導かれ、ノンリターンバルブ60が開弁する。これにより、給排口4に導かれる加圧作動油が、バイパス通孔58を通ってロッド室2に流入し、ロッド室2に導かれる油圧力によってピストン20が速やかに移動する。
このとき、ノンリターンバルブ60は、第二スリーブシート面55から離れ、その背面62がストッパ65に当接し、それ以上に第二スリーブシート面55から離れないように保持される。
なお、油圧シリンダ1は、収縮作動時のストロークエンド付近でピストンロッド30を減速させるクッション機構(図示せず)を備える。ピストンロッド30と先端ロッド17の内部にエンド室3に連通する給排通路(図示せず)が設けられており、収縮作動時のストロークエンド付近で先端ロッド17がシリンダチューブ10の基端ブロックの穴(図示せず)に嵌合することにより、エンド室3からこの給排通路へと流出する作動油の流れが絞られ、ピストンロッド30を減速するようになっている。
油圧シリンダ1は、作動流体として、作動油(オイル)を用いるが、作動油の代わりに例えば水溶性代替液等の作動液を用いてもよい。
以下、本実施形態の要旨と作用、効果を説明する。
本実施形態では、外部の作動流体圧源から導かれる作動流体圧によって伸縮作動する油圧シリンダ(流体圧シリンダ)1であって、筒状をしたシリンダチューブ10と、このシリンダチューブ10内にロッド室2とエンド室3を仕切るピストン20と、このピストン20に連結されるピストンロッド30と、このピストンロッド30が摺動可能に挿通するシリンダヘッド40と、このシリンダヘッド40とピストンロッド30の間に画成され作動流体圧源に連通する給排口4と、伸長作動時のストロークエンド付近でピストンロッド30を減速させるクッション機構7と、を備え、このクッション機構7は、ピストンロッド30のロッド外周面31に開口するロッド凹部35と、ピストンロッド30のロッド外周面31に摺動可能に嵌合する可動スリーブ50と、この可動スリーブ50のスリーブ内周面51に開口する溝状のスリット57と、可動スリーブ50をピストン20から離れてシリンダヘッド40に向かう方向に付勢するスプリング15と、を備え、伸長作動時のストロークエンド付近で可動スリーブ50がシリンダヘッド40に当接してロッド室2の作動流体がスリット57及びロッド凹部35を通って給排口4へと導かれる構成とした。
上記構成に基づき、クッション機構7は、伸長作動時のストロークエンド付近で可動スリーブ50がシリンダヘッド40に当接することによって、ロッド室2から直に給排口4へと流出していた作動流体の流れが、スリット57及びロッド凹部35を通って給排口4へと流出する作動流体の流れに切り換えられ、スリット57がこれを通過する作動流体の流れに付与する抵抗によってピストンロッド30を円滑に減速させる。
伸長作動時のストロークエンド付近で作動流体が可動スリーブ50の内側に通過する構成により、ピストンロッド30にクッション機構を構成する部材を締結する必要がなく、ピストンロッド30に対するピストン20の締結構造が簡素化される。これにより、ピストン20の取り付け強度を高められるとともに、ピストンロッド30の外径を大きくして、ピストンロッド30の内部に設ける給排通路(図示せず)の配置スペースが確保される。また、ピストン20の受圧面積を大きくして、ロッド室2の圧力を低減することが可能となる。
スリット57の断面積を変えることにより、スリット57がこれを通過する作動流体の流れに付与する抵抗の大きさが調節され、ピストンロッドの減速度をストロークに応じて設定することができる。
本実施形態では、スリット57はその溝深さがピストン20からシリンダヘッド40に向かう方向について次第に小さくなるように形成される構成とした。
上記構成に基づき、可動スリーブ50がシリンダヘッド40に当接するストロークエンド付近で、スリット57がこれを通過する作動流体の流れに付与する抵抗がストロークに応じて大きくなり、ピストンロッド30を円滑に減速させる。
本実施形態では、可動スリーブ50はシリンダヘッド40に当接した状態でロッド室2と給排口4を連通するバイパス通孔58を有し、ロッド室2から給排口4へと向かう作動流体の流れに対して閉弁し、給排口4からロッド室2へと向かう作動流体の流れに対して開弁するノンリターンバルブ60を備える構成とした。
上記構成に基づき、油圧シリンダ(流体圧シリンダ)1が伸長した状態から収縮作動するときに、流体圧源から給排口4に導かれる加圧作動流体が、ノンリターンバルブ60が開弁し、バイパス通孔58を通ってロッド室2に流入し、ロッド室2に導かれる流体圧力によってピストン20が速やかに移動する。これにより、油圧シリンダ(流体圧シリンダ)1が収縮作動する起動性を高められる。
本実施形態では、ノンリターンバルブ60の開弁時にノンリターンバルブ60を当接させるストッパ65を備え、このストッパ65とピストン20の間にスプリング15が圧縮して介装される構成とした。
上記構成に基づき、ストッパ65は、ノンリターンバルブ60を所定の開弁位置に保持する機能と、可動スリーブ50をピストン20から離れてシリンダヘッド40に向かう方向に付勢するスプリング15を支持する機能を果たし、構造の簡素化がはかれる。
本発明は上記の実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
1 油圧シリンダ(流体圧シリンダ)
2 ロッド室
3 エンド室
4 給排口
5 スリーブ内側流路
7 クッション機構
10 シリンダチューブ
15 スプリング
20 ピストン
30 ピストンロッド
31 ロッド外周面
34 先端面
40 シリンダヘッド
46 ヘッドシート面
50 可動スリーブ
51 スリーブ内周面
57 スリット
58 バイパス通孔
60 ノンリターンバルブ

Claims (5)

  1. 外部の作動流体圧源から導かれる作動流体圧によって伸縮作動する流体圧シリンダであって、
    筒状をしたシリンダチューブと、
    前記シリンダチューブ内にロッド室とエンド室を仕切るピストンと、
    前記ピストンに連結されるピストンロッドと、
    前記ピストンロッドが摺動可能に挿通するシリンダヘッドと、
    前記シリンダヘッドと前記ピストンロッドの間に画成され前記作動流体圧源に連通する給排口と、
    伸長作動時のストロークエンド付近で前記ピストンロッドを減速させるクッション機構と、を備え、
    前記クッション機構は、
    前記ピストンロッドのロッド外周面に開口するロッド凹部と、
    前記ピストンロッドのロッド外周面に摺動可能に嵌合する可動スリーブと、
    前記可動スリーブのスリーブ内周面に開口する溝状のスリットと、
    前記可動スリーブを前記ピストンから離れて前記シリンダヘッドに向かう方向に付勢するスプリングと、を備え、
    伸長作動時のストロークエンド付近で前記可動スリーブが前記シリンダヘッドに当接して前記ロッド室の作動流体が前記スリット及び前記ロッド凹部を通って前記給排口へと導かれ
    前記ピストンは、ストロークエンドで前記可動スリーブを介して前記シリンダヘッドに当接することを特徴とする流体圧シリンダ。
  2. 外部の作動流体圧源から導かれる作動流体圧によって伸縮作動する流体圧シリンダであって、
    筒状をしたシリンダチューブと、
    前記シリンダチューブ内にロッド室とエンド室を仕切るピストンと、
    前記ピストンに連結されるピストンロッドと、
    前記ピストンロッドが摺動可能に挿通するシリンダヘッドと、
    前記シリンダヘッドと前記ピストンロッドの間に画成され前記作動流体圧源に連通する給排口と、
    伸長作動時のストロークエンド付近で前記ピストンロッドを減速させるクッション機構と、を備え、
    前記クッション機構は、
    前記ピストンロッドのロッド外周面に開口するロッド凹部と、
    前記ピストンロッドのロッド外周面に摺動可能に嵌合する可動スリーブと、
    前記可動スリーブのスリーブ内周面に開口する溝状のスリットと、
    前記可動スリーブを前記ピストンから離れて前記シリンダヘッドに向かう方向に付勢するスプリングと、を備え、
    伸長作動時のストロークエンド付近で前記可動スリーブが前記シリンダヘッドに当接して前記ロッド室の作動流体が前記スリット及び前記ロッド凹部を通って前記給排口へと導かれ、
    前記可動スリーブは前記シリンダヘッドに当接した状態で前記ロッド室と前記給排口を連通するバイパス通孔を有し、
    前記バイパス通孔を通じて前記ロッド室から前記給排口へと向かう作動流体の流れに対して閉弁し、前記バイパス通孔を通じて前記給排口から前記ロッド室へと向かう作動流体の流れに対して開弁するノンリターンバルブを備えることを特徴とする流体圧シリンダ。
  3. 前記ノンリターンバルブの開弁時に前記ノンリターンバルブを当接させるストッパを備え、
    前記ストッパと前記ピストンの間に前記スプリングが圧縮して介装されることを特徴とする請求項2に記載の流体圧シリンダ。
  4. 外部の作動流体圧源から導かれる作動流体圧によって伸縮作動する流体圧シリンダであって、
    筒状をしたシリンダチューブと、
    前記シリンダチューブ内にロッド室とエンド室を仕切るピストンと、
    前記ピストンに連結されるピストンロッドと、
    前記ピストンロッドが摺動可能に挿通するシリンダヘッドと、
    前記シリンダヘッドと前記ピストンロッドの間に画成され前記作動流体圧源に連通する給排口と、
    伸長作動時のストロークエンド付近で前記ピストンロッドを減速させるクッション機構と、を備え、
    前記クッション機構は、
    前記ピストンロッドのロッド外周面に開口するロッド凹部と、
    前記ピストンロッドのロッド外周面に摺動可能に嵌合する可動スリーブと、
    前記可動スリーブのスリーブ内周面に開口する溝状のスリットと、
    前記可動スリーブを前記ピストンから離れて前記シリンダヘッドに向かう方向に付勢するスプリングと、を備え、
    伸長作動時のストロークエンド付近で前記可動スリーブが前記シリンダヘッドに当接して前記ロッド室の作動流体が前記スリット及び前記ロッド凹部を通って前記給排口へと導かれ、
    前記ロッド室から前記給排口へと向かう作動流体の流れに対して閉弁し、前記給排口から前記ロッド室へと向かう作動流体の流れに対して開弁するノンリターンバルブと、
    前記ノンリターンバルブの開弁時に前記ノンリターンバルブを当接させるストッパと、を備え、
    前記ストッパと前記ピストンの間に前記スプリングが圧縮して介装されることを特徴とする流体圧シリンダ。
  5. 前記スリットはその溝深さが前記ピストンから前記シリンダヘッドに向かう方向について次第に小さくなるように形成されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載の流体圧シリンダ。
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