JP2015024884A - 用紙搬送装置、用紙処理装置、及び画像形成装置 - Google Patents

用紙搬送装置、用紙処理装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成された用紙の搬送時における、用紙先端のエッジ汚れを低減すること。
【解決手段】画像形成された用紙を搬送する用紙搬送装置において、用紙の搬送経路において用紙を搬送する搬送ローラー対を有する搬送ローラー部122と、搬送ローラー対を圧着又は離間させる圧着解除部200と、圧着解除部200を駆動させる制御部C1と、を備え、制御部122は、用紙の先端が搬送ローラー対のニップ点に進入する前に搬送ローラー対を離間させ、用紙の先端がニップ点から所定距離進行した時点で搬送ローラー対を圧着させるよう圧着解除部200を駆動させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、用紙搬送装置、用紙処理装置、及び画像形成装置に関する。
従来、MFP(Multi Function Peripherals)、複写機、プリンター等の画像形成装置が知られている。また、画像形成装置に、各種の用紙処理を行う用紙処理装置を接続した構成も知られている。
画像形成装置や用紙処理装置に備えられる用紙搬送装置としては、例えば、用紙搬送経路の上面及び下面に、回転駆動される駆動ローラーと駆動ローラーに対向する従動ローラーとを備え、駆動ローラーと従動ローラーとの間に用紙を挟んで搬送するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
こうした用紙搬送装置では、駆動ローラー及び従動ローラーの少なくとも一方は、表面に凹凸を有するゴム等の摩擦部を有し、その摩擦力により用紙に搬送力を付与している。
特開2011−207574号公報
しかしながら、この用紙搬送装置においては、画像形成された用紙を搬送すると、駆動ローラー及び従動ローラーのニップ点に用紙が進入する際に、ニップ点に対して用紙先端が突き当たるため、用紙先端がローラー表面を引掻くように作用して、ローラーに付着しているトナーやインク等の汚れが用紙先端の端面(エッジ)に転写され、エッジ汚れが発生するという問題があった。
本発明の課題は、画像形成された用紙の搬送時における、用紙先端のエッジ汚れを低減することのできる用紙搬送装置、用紙処理装置、及び画像形成装置を提供することである。
上記課題を解決するため、
請求項1に記載の発明は、
画像形成された用紙を搬送する用紙搬送装置において、
用紙の搬送経路において用紙を搬送する搬送ローラー対を有する搬送ローラー部と、
前記搬送ローラー対を圧着又は離間させる圧着解除手段と、
前記圧着解除手段を駆動させる制御部と、
を備え、
前記制御部は、用紙の先端部が前記搬送ローラー対のニップ点に進入する前に前記搬送ローラー対を離間させ、用紙の先端部が前記ニップ点から所定距離進行した時点で前記搬送ローラー対を圧着させるよう前記圧着解除手段を駆動させることを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の用紙搬送装置において、
前記上下対の搬送ローラーの少なくとも一方は、ゴムローラーであることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の用紙搬送装置において、
前記搬送経路を形成するガイド面を有する搬送ガイド部を備え、
前記圧着解除手段は、前記搬送ローラー対の少なくとも一方を駆動可能であって、前記搬送ローラー対を離間させる場合、駆動させる搬送ローラーを前記ガイド面から突出しない位置まで移動させることを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の用紙搬送装置において、
前記搬送ローラー部は、前記搬送ローラー対を複数備え、
前記圧着解除手段は、
各搬送ローラー対の一方をそれぞれのタイミングで他方に対して接近又は離間する方向に可動させる複数の可動部と、
前記複数の可動部を可動させる一つの駆動部と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の用紙搬送装置において、
前記搬送経路は、湾曲していることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の用紙搬送装置において、
前記搬送ローラー対の上流から、前記ニップ点に亘る補助ガイド部を備えることを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、用紙処理装置において、
用紙に画像を形成する画像形成部を備えた画像形成装置に接続され、
前記画像形成装置から排出された用紙を搬送する請求項1〜6の何れか一項に記載の用紙搬送装置を備えたことを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、画像形成装置において、
用紙に画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部より下流に配され、前記画像形成部により画像形成された用紙を搬送する請求項1〜6の何れか一項に記載の用紙搬送装置と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、画像形成された用紙の搬送時において、用紙先端のエッジ汚れを低減することができる。
本発明の実施の形態に係る画像形成システムの構成を示す概略図である。 図1の画像形成システムの機能構成を示すブロック図である。 用紙搬送装置を示す概略図である。 用紙搬送装置による用紙搬送動作を示すフローチャートである。 用紙搬送装置の動作を説明するための図である。 図1の画像形成システムの変形例を示す図であり、用紙搬送装置を用紙処理装置の湾曲した搬送経路に備えた構成を示す一例である。 図1の画像形成システムの変形例を示す図であり、用紙搬送装置を画像形成装置に備えた構成を示す一例である。 用紙搬送装置の変形例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
先ず、画像形成システムAの構成について説明する。
図1は、画像形成システムAの概略構成を示す断面図である。また、図2は、画像形成システムAの機能構成を示すブロック図である。
図1、2に示すように、画像形成システムAは、用紙に画像形成を行う画像形成装置Bと、画像形成された用紙に対して所定の用紙処理を行う用紙処理装置Cと、を有している。
画像形成装置Bと用紙処理装置Cとは、画像形成装置Bから搬出された用紙が用紙処理装置Cの受入部C3で受け入れられるように、画像形成装置Bの排紙ローラー76と用紙処理装置Cの受入部C3が合致するよう位置と高さが調節されて設置される。
画像形成装置Bと用紙処理装置Cとは、それぞれ制御部B1と制御部C1とを備え、制御部B1と制御部C1との制御の下に、それぞれの通信部B2と通信部C2とを介して各種情報の授受を行っている。
例えば、画像形成装置Bの操作パネル9で設定された用紙処理に係る情報は、制御部B1の制御により通信部B2を介して用紙処理装置Cの通信部C2に送信され、用紙処理装置Cは、制御部C1の制御により、送信された用紙処理に係る情報に基づいて用紙処理を行う。
次に、画像形成装置Bの構成について説明する。
画像形成装置Bは、原稿から原稿画像を読み取る原稿画像読取部1、原稿画像読取部1に原稿を搬送する自動原稿搬送装置2、原稿画像読取部1により読み取った原稿画像情報等に基づいて画像形成を行う画像形成部3、用紙を画像形成部3に供給する給紙部4と、トナー画像を用紙に定着させる定着部5、定着部5を通過した用紙を下流に搬送する搬送部8、表示手段と操作スイッチ類を有する操作パネル9、及びこれらを制御する制御部B1等を有している。
原稿画像読取部1は、例えば、プラテンガラス、CCD(Charge Coupled Device)、及び光源等を備えている。原稿画像読取部1は、光源から自動原稿搬送装置2によって供給された原稿や所定の位置にセットされた原稿に対して照明走査した光の反射光をCCDにより結像して光電変換することにより、原稿の画像をR,G,B信号として読み取り、読み取ったアナログ信号を画像処理部Caに出力する。
画像処理部Caは、入力されたアナログ信号に対してA/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等の各種の画像処理を施し、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)各色のデジタル画像データを出力して画像形成部3に出力する。
自動原稿搬送装置2は、給紙トレイ2a上に積載された原稿を原稿画像読取部1の原稿読み取り領域に一枚ずつ搬送するものである。また、原稿が両面原稿の場合、自動原稿搬送装置2は原稿の片面読取り後に原稿の表裏を反転して、再び原稿画像読取部1へ原稿を搬送する。また、読み取りが完了した原稿は、排紙トレイ2bに排紙される。
画像形成部3は、例えば、ドラム状の感光体(以下、単に感光体と記す)1Y、1M、1C、1K、帯電装置2Y、2M、2C、2K、露光装置3Y、3M、3C、3K、トナー補給装置4Y、4M、4C、4K、現像装置5Y、5M、5C、5K、中間転写体70、1次転写ローラー6Y、6M、6C、6K、クリーニング手段7Y、7M、7C、7K、2次転写ローラー75、クリーニング手段77等を備える。
Y、M、C、Kの各色に対応する感光体1Y、1M、1C、1Kは、各色に対応する帯電装置2Y、2M、2C、2Kにより一様に帯電される。
各色に対応する露光装置3Y、3M、3C、3Kは、画像処理部Caにより出力されたデジタル画像データに基づいて、帯電された感光体1Y、1M、1C、1Kに潜像を形成する。
現像装置5Y、5M、5C、5Kは、新規トナーを補給する各色のトナー補給装置4Y、4M、4C、4Kから各色のトナーの供給を受け、感光体1Y、1M、1C、1K上に形成された各色に対応する潜像を顕像化する。
現像装置5Y、5M、5C、5Kと感光体1Y、1M、1C、1Kとは、垂直方向に縦列配置されている。また、感光体1Y、1M、1C、1Kの側方には中間転写体70が配置されている。
中間転写体70は、ローラー71、72、73、74を巻回して回動可能に張架されたエンドレスベルト状の部材であり、半導電性を有する。また、中間転写体70は、ローラー71によりローラー71に接続された図示しない駆動装置により駆動されている。
各色に対応する1次転写ローラー6Y、6M、6C、6Kは、制御部B1により画像の種類に応じて選択的に作動され、それぞれ対応する感光体1Y、1M、1C、1Kに中間転写体70を押圧する。
このようにして、感光体1Y、1M、1C、1K上に形成された各色のトナー画像は、回動する中間転写体70上に逐次転写されて、合成されたカラー画像となる。
また、感光体1Y、1M、1C、1Kは、中間転写体70にトナー画像を転写した後、クリーニング手段7Y、7M、7C、7Kによるクリーニング処理を受ける。クリーニング処理により、感光体1Y、1M、1C、1Kの残留トナーが除去される。
給紙部4は、例えば、第1の給紙カセット41a、第2の給紙カセット41b、及び第3の給紙カセット41cを有する。各給紙カセットの内部には用紙が収容されている。
収納された用紙は給紙ユニット42により1枚ずつ分離され、複数の中間ローラー43、44、45、46等及びレジストローラー47を経て、2次転写領域75aまで搬送される。
2次転写領域75aまで搬送された用紙は、中間転写体70及び2次転写ローラー75による二次転写を受ける。
2次転写ローラー75は、2次転写領域75aを用紙が通過して2次転写が行われる時にのみローラー72に向けて付勢され、中間転写体70に用紙を圧接させる。これにより、中間転写体70に形成されたカラー画像が用紙に一括転写される。
また、中間転写体70は、用紙にカラー画像を転写した後、クリーニング手段77によるクリーニング処理を受ける。このクリーニング処理により、中間転写体70の残留トナーが除去される。また、カラー画像が転写された用紙は、定着部5による定着処理を受けることとなる。
定着部5は、加熱源Hを内蔵する加熱ローラー51と圧着ローラー52とを有し、加熱ローラー51と圧着ローラー52との協働により用紙を挟み込んで定着処理を施すと共に用紙を搬送する。
定着処理が施された用紙は搬送部8により下流に搬送され、排紙ローラー76に挟持されて、排出口から用紙処理装置Cに供給される。
搬送部8は、例えば、用紙の搬送経路を切り替える搬送経路切替部8a、反転経路8b等を備える。
反転経路8bは、搬送経路切替部8aの切り替え動作に応じて、定着部5を通過した用紙の表裏を反転せずに下流側に連結された用紙処理装置Cへ搬送したり、反転ローラー等によりスイッチバックして表裏反転させた後に用紙処理装置Cへ搬送したりする経路である。また、反転経路8bは、定着部5を通過した用紙の表裏を反転させて自装置の画像形成部3へ再給紙する循環経路部を備えていてもよい。
操作パネル9は、例えば、液晶ディスプレイ又は有機エレクトロルミネッセンス(Electro-Luminescence:EL)ディスプレイ等による表示部9aを有し、制御部C1、制御部B1の処理内容に応じた各種の表示出力を行う。また、操作パネル9は、表示部9aの表示領域に対する入力操作(例えば、接触や近接)を検知し、入力操作が検知された位置(座標)を示す検知信号を出力する操作部9bを有する。制御部C1、制御部B1は、検知信号により示された位置と当該位置に対応する表示部9aの表示内容とを対応付けてユーザーによる入力操作を受け付ける。操作パネル9は、操作部9bに限らず、各種の入力のためのスイッチやボタン等を有していてもよい。
次に、用紙処理装置Cの構成について説明する。
用紙処理装置Cは、例えば、受入部C3、用紙搬送部110、シフト部130、集積部140、ステープル部150、折り部160、最終排出部170、給紙部180、制御部C1、等を有している。なお、これ以外にも、例えば、用紙の穿孔位置に対してパンチ穴を形成する穿孔処理部などを備えることもできる。
受入部C3は、画像形成装置Bにより画像形成され、当該画像形成装置Bの排出口から排出されてきた用紙を用紙処理装置C内部に受け入れる。
用紙搬送部110は、例えば、画像形成装置Bから供給された用紙を装置内部の分岐点Qに至らせる第1搬送部111、用紙を分岐点Qから直進させシフト部130に至らせる第2搬送部112、用紙を分岐点Qから下方に搬送して集積部140に至らせる第3搬送部113、用紙を分岐点Qから上方に搬送する第4搬送部114等を有する。
図3は、本実施形態における第1搬送部111を示す概略図である。
図2、3に示すように、第1搬送部111は、例えば、用紙検出部S、搬送ガイド部121、搬送ローラー部122、及び圧着解除部(圧着解除手段)200等を備えている。
なお、用紙検出部S、搬送ガイド部121、搬送ローラー部122、圧着解除部200、及び制御部C1により、用紙搬送装置が構成されている。
用紙検出部Sは、例えば、フォトダイオードなどからなる用紙検出センサーからなり、第1搬送部111の入り口近傍に備えられている。用紙検出部Sは、第1搬送部111に用紙が進入してきたことを検知し、制御部C1に対して信号を出力する。なお、制御部C1は、用紙検出部Sから出力された信号に応じてタイマーのカウントを開始し、カウント値が所定値に達したタイミングにて駆動部123を駆動させ、可動部124ひいては従動ローラー122bを動作させる。
搬送ガイド部121は、例えば、上下対となった板状のガイド部材121a,121bを備えている。ガイド部材121a,121bは、所定距離離間して互いに略平行に配されることで用紙を搬送するためのスペースである搬送経路を形成している。
搬送ローラー部122は、例えば、3組の搬送ローラー対R1〜R3を備えて構成される。なお、最も上流に位置する搬送ローラー対から順に、第1搬送ローラー対R1、第2搬送ローラー対R2、第3搬送ローラー対R3と称する。
各搬送ローラー対R1〜R3は、駆動ローラー122a及び従動ローラー122bを有し、上流から搬送されてきた用紙を表裏から挟んで当該用紙に搬送力を付与する。
駆動ローラー122aは、用紙の搬送方向と直交する方向に沿って延在する回転軸P1と、摩擦係数が任意の閾値より高い高摩擦部が表面に形成されたローラー本体122a1とを有する。
ローラー本体122a1は、例えば、各種の樹脂、金属等を用いることができる。
高摩擦部は、表面に凹凸を有し、例えば、ゴムや、表面に溶射材を吹き付ける溶射処理のなされた金属等により構成することができる。
本実施形態においては、駆動ローラー122aは、ローラー本体122a1がゴムにより形成されたゴムローラーである。
駆動ローラー122aの表面に高摩擦部を形成することで、用紙に搬送力を付与することができる。
駆動ローラー122aは、ガイド部材121bのガイド面から、その上部が上方に突出するように配される。
また、駆動ローラー122aは、制御部C1の制御により回転する駆動モーターM1に連結されており、駆動モーターM1の駆動に伴って、所定のタイミングで所定の回転速度にて駆動ローラー122aが回転する。
従動ローラー122bは、用紙の搬送方向と直交する方向に沿って延在する回転軸P2と、ローラー本体122b1とを有する。
ローラー本体122b1は、例えば、各種の樹脂、金属等を用いることができる。
なお、従動ローラー122bは、駆動ローラー122aと同様に、ローラー本体122b1の表面に高摩擦部を形成した構成とすることもできる。この場合、用紙に付与される搬送力をより高めることができる。
従動ローラー122bの回転軸P2は、付勢部材124c(後述)の付勢力により常時上方に付勢されており、ガイド部材121aのガイド面から、その下部が突出しない位置となっているが、回転軸P2を下方に押し下げるための支持部材124b(後述)により押し下げられた状態において、従動ローラー122bは、ガイド部材121aのガイド面から、その下部が下方に突出する。
即ち、従動ローラー122bは、駆動ローラー122aから離間した状態と、駆動ローラー122aに圧着した状態とを切り換えることが可能となっている。
具体的には、駆動ローラー122aと従動ローラー122bとのニップ部に用紙が進入するタイミングにおいては、従動ローラー122bは、駆動ローラー122aから離間した状態となる。一方、駆動ローラー122aと従動ローラー122bとのニップ部を用紙が通過して所定時間経過後に、従動ローラー122bは、駆動ローラー122aに圧着した状態となり、駆動ローラー122aに追従して回転する。
このように従動ローラー122bの状態を切り換えることにより、用紙がニップ部を通過する際に、用紙の端面が圧着した状態のニップ部に突き当たることがないため、用紙のエッジ汚れ(用紙先端の端面の汚れ)の発生を低減することができる。
圧着解除部200は、搬送ローラー対R1〜R3を圧着又は離間させるための機構である。圧着解除部200は、例えば、駆動部123と、3つの従動ローラー122b各々に設けられた可動部124と等を備えて構成されている。
駆動部123は、例えばステッピングモータ等のパルスモーターからなる駆動源であり、制御部C2の制御によりローターを所定の角度ずつステップ駆動する。これにより、図示しない駆動伝達部を介して可動部124のカム124aの軸G1(後述)が回動する。
なお、本実施形態においては、1つの駆動部123により、3つの可動部124(3つの従動ローラー122b)を可動させる構成である。
可動部124は、3つの搬送ローラー対R1〜R3のそれぞれに対して設けられ、従動ローラー122bを、それぞれのタイミングで駆動ローラー122aに対して接近又は離間する方向に可動させるものである。
可動部124は、例えば、カム124a、支持部材124b、付勢部材124c等を備えて構成されている。
カム124aは、例えば、三角カムであり、駆動部123の駆動により軸G1が所定タイミングで所定角度回転し、下方に設けられた支持部材124bに当接する又は支持部材124bから離間する。カム124aの形状は、所定の回転角度で所定の押圧力を付与できるよう適宜設定される。
支持部材124bは、一端部が、装置の筐体に保持された回転軸G2回りに回転可能に備えられ、他端部が、従動ローラー122bの回転軸P2に連結されている。
付勢部材124cは、一端部が、装置の筐体に保持され、他端部が、支持部材124bに連結されている。付勢部材124cは、従動ローラー122bが駆動ローラー122aから離間する方向に付勢するものであり、例えば、バネ等により構成される。
カム124aは、支持部材124bに当接した状態において、支持部材124bを下方に押し下げる。これにより、従動ローラー122bの回転軸P2は、付勢部材124cの付勢力に反して下方に押し下げられ、従動ローラー122bが駆動ローラー122aに圧着した状態となる。
一方、カム124aが、支持部材124bから離間した状態においては、従動ローラー122bの回転軸P2は、付勢部材124cにより上方に付勢されているので、従動ローラー122bは駆動ローラー122aから離間した状態となる。このとき、従動ローラー122bは、その下部が、用紙の搬送経路内に突出しない位置となる。
また、本実施形態においては、用紙搬送方向の最上流に位置するカム124aと、最下流に位置するカム124aとが同位相で、これらの間に位置するカム124aの位相が所定角度ずれるように当初位置が設定されている。このような構成により、1つの駆動部123により、各カム124aがそれぞれ適切なタイミングで支持部材124bを押し下げ、適切なタイミングで支持部材124bから離間するようになっている。
なお、各カム124aの位相は、用紙の搬送速度、カム間の距離等に応じて、適宜設定される。
図1に戻って、シフト部130は、分岐点Qから直進してきた用紙を搬送方向の直角方向にシフトするシフト処理を行う。
集積部140は、用紙を傾斜した状態に集積可能な用紙集積板141を備え、分岐点Qから下方に進み、第3搬送部113を介して搬送されてきた用紙を用紙集積板141上に所定枚数集積する。
ステープル部150は、集積部140の用紙集積板141の下方に設けられ、用紙集積板141に積載された所定枚数の用紙(用紙束)に綴じ針を打ち込んで綴じるステープル処理(綴じ処理)を行う。
折り部160は、折り処理が選択されている場合に、ステープル部150にてステープル処理された用紙束を中央部で折り曲げる折り処理を行う。
折り部160は、集積部140の下方に設けられ、用紙集積板141が下方へ移動することにより搬送された用紙に対して折り処理を施す。
折り部160にて折り処理された用紙束は、用紙処理装置Cの外部下方に突出するように設けられた排紙皿161に排紙される。
最終排出部170は、用紙や用紙束を排出する排出ローラー対171、排出された用紙や用紙束が積載される昇降排紙台172、等を備えている。
排出ローラー対171は、駆動ローラー及び駆動ローラーからなり、シフト部130から搬送された用紙、或いは集積部140から搬送された用紙束を表裏方向から挟んで搬送力を付与し、昇降排紙台172に排出する。
昇降排紙台172は、用紙処理装置Cの外部に突出するように設けられ、排出ローラー対171により排出された用紙又は用紙束をその上面に集積しつつ、集積された用紙又は用紙束の重さに応じて下降する。
給紙部180は、用紙処理装置Cの上段に配置され、第1給紙トレイ181、第2給紙トレイ182、及び固定排紙トレイ183を有している。
第1給紙トレイ181及び第2給紙トレイ182には、表紙用の用紙等が載置され、用紙束に表紙を付ける冊子処理が選択された場合には、第1給紙トレイ181又は第2給紙トレイ182から取り出された用紙が集積部140まで搬送され、集積部140にて集積された用紙束に表紙として合わされる。
固定排紙トレイ183には、例えば、何も用紙処理が選択されていない用紙が排紙される。即ち、何も用紙処理が選択されていない場合、用紙は分岐点Qから上方に進み、第4搬送部114を介して搬送されて固定排紙トレイ183上に排紙される。
制御部C1は、用紙処理装置Cの各部の動作を制御する。
制御部C1は、例えば、CPU(Central Processing Unit)101、RAM(Random Access Memory)102、ROM(Read Only Memory)103、記憶部104等を有し、CPU101がROM103や記憶部104等の記憶装置に記憶されたソフトウェア及び各種のデータ等を読み出して処理し、用紙処理装置Cの各部の動作に係る各種の処理を行う。
例えば、制御部C1は、用紙搬送部110の第1搬送部111の動作を制御する。
具体的に、制御部C1は、搬送される用紙の先端部が、駆動ローラー122aと従動ローラー122bとのニップ部に進入する前に、従動ローラー122bが駆動ローラー122aから離間し、搬送される用紙の先端部が、ニップ部を通過した後に従動ローラー122bが駆動ローラー122aに圧着するように、駆動部123の駆動を制御する。
ここで、制御部C1の制御による第1搬送部111の動作について、図4のフローチャートと、図5の第1搬送部111の概略図を用いて説明する。
なお、かかる動作の前提として、画像形成装置Bの定着部5により画像が形成された用紙が、用紙処理装置Cの第1搬送部111に向けて搬送されてきている。
また、第1搬送部111に用紙が進入してくる前の状態として、制御部C1は、第1搬送ローラー対R1及び第3搬送ローラー対R3に対応するカム124aを解除状態として、第2搬送ローラー対R2に対応するカム124aを圧着状態としている。
即ち、第1搬送ローラー対R1及び第3搬送ローラー対R3の駆動ローラー122a及び従動ローラー122bが、離間した状態となっており、第2搬送ローラー対R2の駆動ローラー122a及び従動ローラー122bが、圧着した状態となっている。
先ず、ステップS1において、第1搬送部111に用紙が進入してくると(図5(a)参照)、制御部C1は、タイマーのカウントを開始する。
具体的には、第1搬送部111の入り口近傍に設けられた用紙検出部Sが用紙を検知して信号を出力すると、制御部C1は、かかる信号に応じてタイマーのカウントを開始する。
また、このタイミングにおいて、制御部C1は、駆動モーターM1を駆動させ、搬送ローラー対R1〜R3の駆動ローラー122aの回転を開始させる。
次いで、ステップS2において、制御部C1は、タイマーのカウント値が第1の所定値になったか否かを判断し、第1の所定値に達していない場合(ステップS2:NO)には、ステップS2の処理を繰り返す。
第1の所定値とは、用紙の先端部が、第1搬送ローラー対R1の駆動ローラー122a及び従動ローラー122bのニップ点から予め設定された所定距離進んだ位置に達した時点を示す値である。
一方、第1の所定値に達した場合(ステップS2:YES)には、続くステップS3において、制御部C1は、駆動部123を駆動させ、カム124aを所定角度回転させる。
これにより、第1搬送ローラー対R1に対応するカム124aは支持部材124bに当接し、支持部材124bを下方に押し下げる。よって、第1搬送ローラー対R1の従動ローラー122bの回転軸P2は、付勢部材124cの付勢力に反して下方に押し下げられ、従動ローラー122bが駆動ローラー122aに圧着した状態となる(図5(b)参照)。
このとき、第3搬送ローラー対R3の従動ローラー122bも駆動ローラー122aに圧着することとなる。また、第2搬送ローラー対R2の従動ローラー122bは駆動ローラー122aから離間する。
かかる動作により、用紙の先端部が第1搬送ローラー対R1のニップ点を通過するときには、従動ローラー122bが駆動ローラー122aから離間した状態で、用紙の先端部が、第1搬送ローラー対R1のニップ点から所定距離進んだ位置に達したときに、従動ローラー122bが駆動ローラー122aに圧着する。
用紙の先端部がニップ点を通過するときに、その端面がニップ点に突き当たることがないのでエッジ汚れが発生しづらい。
なお、従動ローラー122bが駆動ローラー122aに圧着するタイミングでは、ニップ点において用紙が水平であるため、駆動ローラー122a及び従動ローラー122bの挟持によりローラー上の汚れが用紙表面に付着する可能性は低いと考えられる。
次いで、ステップS4において、制御部C1は、タイマーのカウント値が第2の所定値になったか否かを判断し、第2の所定値に達していない場合(ステップS4:NO)には、ステップS4の処理を繰り返す。
第2の所定値とは、用紙の先端部が、第2搬送ローラー対R2の駆動ローラー122a及び従動ローラー122bのニップ点から予め設定された所定距離進んだ位置に達した時点を示す値である。
一方、第2の所定値に達した場合(ステップS4:YES)には、続くステップS5において、制御部C1は、駆動部123を駆動させ、カム124aを所定角度回転させる。
これにより、第2搬送ローラー対R2に対応するカム124aは支持部材124bに当接し、支持部材124bを下方に押し下げる。よって、第2搬送ローラー対R2の従動ローラー122bの回転軸P2は、付勢部材124cの付勢力に反して下方に押し下げられ、従動ローラー122bが駆動ローラー122aに圧着した状態となる(図5(c)参照)。
このとき、第1搬送ローラー対R1および第3搬送ローラー対R3に対応するカム124aは、その形状により依然として支持部材124bを下方に押し下げているため、
第1搬送ローラー対R1および第3搬送ローラー対R3の従動ローラー122bも、依然として駆動ローラー122aに圧着している。
かかる動作により、用紙の先端部が第2搬送ローラー対R2のニップ点を通過するときには、従動ローラー122bが駆動ローラー122aから離間した状態で、用紙の先端部が、第2搬送ローラー対R2のニップ点から所定距離進んだ位置に達したときに、従動ローラー122bが駆動ローラー122aに圧着する。
次いで、ステップS6において、制御部C1は、タイマーのカウント値が第3の所定値になったか否かを判断し、第3の所定値に達していない場合(ステップS6:NO)には、ステップS6の処理を繰り返す。
第3の所定値とは、用紙の先端部が、第3搬送ローラー対R3の駆動ローラー122a及び従動ローラー122bのニップ点まで所定距離手前となる位置に達した時点を示す値である。
一方、第3の所定値に達した場合(ステップS6:YES)には、続くステップS7において、制御部C1は、駆動部123を駆動させ、カム124aを所定角度回転させる。
これにより、第3搬送ローラー対R3に対応するカム124aは支持部材124bから離間する。よって、第3搬送ローラー対R3の従動ローラー122bの回転軸P2は、付勢部材124cの付勢力により上昇し、従動ローラー122bが駆動ローラー122aから離間した状態となる(図5(d)参照)。
このとき、第2搬送ローラー対R2の従動ローラー122bは、依然として駆動ローラー122aに圧着している。また、第1搬送ローラー対R1の従動ローラー122bも駆動ローラー122aから離間する。
なお、図5(d)における搬送ローラー対R1〜R3の状態は、図5(a)の状態と同一である。
このようにして、制御部C1は、タイマーのカウント値に応じて駆動部123を駆動させ、従動ローラー122bの駆動ローラー122aは、圧着、離間をくり返す。
以上のように、本実施形態によれば、画像形成された用紙を搬送する用紙搬送装置は、用紙の搬送経路において用紙を搬送する搬送ローラー対(駆動ローラー122a及び従動ローラー122b)を有する搬送ローラー部122と、搬送ローラー対を圧着又は離間させる圧着解除部200と、圧着解除部200を駆動させる制御部C1と、を備え、制御部C1は、用紙の先端が搬送ローラー対のニップ点に進入する前に搬送ローラー対を離間させ、用紙の先端がニップ点から所定距離進行した時点で搬送ローラー対を圧着させるよう圧着解除部200を駆動させる。
このため、用紙の先端がニップ点に到達した際に、その端面が圧着した状態のニップ点に突き当たるのを防止できるので、搬送ローラー対の表面を引っ掻くように作用することがなく、用紙先端のエッジが汚れるのを低減することができる。
また、本実施形態によれば、搬送ローラー対の少なくとも一方は、ゴムローラーである。
このため、少なくとも一方の搬送ローラーは、凹凸を有する高摩擦部を表面に有するため、用紙に搬送力を付与することができる。このとき、ゴムローラーは、その表面に汚れが付着しやすいが、本実施形態によれば、その端面が圧着した状態のニップ点に突き当たるのを防止できるので、搬送ローラー対の表面を引っ掻くように作用することがなく、用紙先端のエッジが汚れるのを低減することができる。
また、本実施形態によれば、搬送経路を形成するガイド面を有する搬送ガイド部121を備え、圧着解除部200は、搬送ローラー対の少なくとも一方を駆動可能であって、搬送ローラー対を離間させる場合、駆動させる搬送ローラーを搬送ガイド部121のガイド面から突出しない位置まで移動させる。
このため、用紙の先端がニップ点に到達した際に、用紙が通過可能な空間がより広く確保されるので、エッジの汚れを低減するのにより効果的である。
また、本実施形態によれば、搬送ローラー部122は、搬送ローラー対を3組備え、圧着解除部200は、3つの従動ローラー122bをそれぞれのタイミングで駆動ローラー122aに対して接近又は離間する方向に可動させる3つの可動部124と、3つの可動部124に接続された一つの駆動部123と、を備える。
このため、一つの駆動部123により、3つの従動ローラー122bを圧着又は離間させる構成となり、用紙搬送装置を安価にすることができる。
なお、上記実施形態においては、用紙搬送装置が、用紙処理装置Cの第1搬送部111及び制御部C1により構成された場合を例示して説明したが、第3搬送部113及び制御部C1、或いは第4搬送部114及び制御部C1により、用紙搬送装置を構成することとしても良い。
例えば、図6は、用紙処理装置Cの第3搬送部113及び制御部C1により、用紙搬送装置が構成された場合を例示した図である。
第3搬送部113においては、湾曲したガイド部材を有する搬送ガイド部(図示省略)により、湾曲した搬送経路が形成されている。
湾曲した搬送経路にて用紙を搬送する場合、直線状の搬送経路よりも強い搬送力を付与する必要があり、駆動ローラー122a及び従動ローラー122bの圧着力は、直線状の搬送経路における圧着力より強く設定されている。このため、湾曲した搬送経路のニップ点は、通常、用紙を進入させる際のエッジ汚れがより発生しやすい箇所である。
しかしながら、本実施形態の用紙搬送装置によれば、湾曲した搬送経路であっても、用紙の先端がニップ点に到達した際に、その端面が圧着した状態のニップ点に突き当たるのを防止できるので、用紙先端のエッジが汚れるのを低減することができる。
また、図7に示すように、画像形成装置Bにおいて、画像形成後の用紙を搬送する搬送部8及び制御部B1により、用紙搬送装置を構成することとしても良い。
また、図示は省略するが、画像形成装置Bの搬送部8、用紙処理装置Cの第1搬送部111、第2搬送部112、第3搬送部113、第4搬送部114の2箇所以上に、用紙検出部S、搬送ガイド部121、搬送ローラー部122、及び圧着解除部200を備える構成としても良いのは勿論である。
また、上記実施形態においては、搬送ローラー部122が、3組の搬送ローラー対R1〜R3を備えた構成を例示して説明したが、搬送ローラー対の数はこれに限定されない。
また、例えば、湾曲した搬送経路が形成された第3搬送部113等においては、その湾曲した搬送経路の最初の搬送ローラー対にのみ圧着解除部200を備える構成としても良い。かかる構成であっても、エッジ汚れの最も発生しやすい箇所に用紙搬送装置が備えられることとなるため効果が期待できる。
また、上記実施形態においては、1つの駆動部123により3つの可動部124(従動ローラー122b)を駆動させる構成を例示して説明したが、各従動ローラー122b毎に駆動部123を備えても良い。
また、上記実施形態においては、駆動ローラー122aは可動しない構成を例示して説明したが、駆動ローラー122aにも従動ローラー122bと同様の圧着解除部200を備え、駆動ローラー122aと従動ローラー122bの離間時に、駆動ローラー122aもガイド面から突出しない位置まで退避する構成としても良い。
この場合、駆動ローラー122aに用紙先端が突き当たるのをより効果的に防止することができる。
また、上記実施形態のように駆動ローラー122aを退避させない構成においては、図8に示すように、駆動ローラー122aの上流から、ニップ点に亘る補助ガイド部125を備えることも好ましい。
補助ガイド部125は、例えば樹脂等からなるフィルム材であり、駆動ローラー122aの上流のガイド部材121bのガイド面(上面)上の所定位置から、駆動ローラー122aと従動ローラー122bとのニップ部に亘って備えられている。
補助ガイド部125は、上流から搬送されてきた用紙の先端部が駆動ローラー122aの表面に対して突き当たるのを防止し、ニップ部に対して水平に進入させるように案内するためのものである。これにより、駆動ローラー122aの表面の凹凸に汚れが存在した場合にも、用紙の先端部がこれを引っ掻く可能性が低減され、エッジ汚れの発生の防止により効果的である。
A 画像形成システム
B 画像形成装置
C 用紙処理装置
110 用紙搬送部
111 第1搬送部(用紙搬送装置)
112 第2搬送部
113 第3搬送部
114 第4搬送部
121 搬送ガイド部
121a,121b ガイド部材
122 搬送ローラー部
R1-R3 搬送ローラー対
122a 駆動ローラー
122b 従動ローラー
200 圧着解除部(圧着解除手段)
123 駆動部
124 可動部
124a カム
124b 支持部材
124c 付勢部材
125 補助ガイド部
C1 制御部(用紙搬送装置)
M1 駆動モーター
S 用紙検出部

Claims (8)

  1. 画像形成された用紙を搬送する用紙搬送装置において、
    用紙の搬送経路において用紙を搬送する搬送ローラー対を有する搬送ローラー部と、
    前記搬送ローラー対を圧着又は離間させる圧着解除手段と、
    前記圧着解除手段を駆動させる制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、用紙の先端部が前記搬送ローラー対のニップ点に進入する前に前記搬送ローラー対を離間させ、用紙の先端部が前記ニップ点から所定距離進行した時点で前記搬送ローラー対を圧着させるよう前記圧着解除手段を駆動させることを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 前記上下対の搬送ローラーの少なくとも一方は、ゴムローラーであることを特徴とする請求項1に記載の用紙搬送装置。
  3. 前記搬送経路を形成するガイド面を有する搬送ガイド部を備え、
    前記圧着解除手段は、前記搬送ローラー対の少なくとも一方を駆動可能であって、前記搬送ローラー対を離間させる場合、駆動させる搬送ローラーを前記ガイド面から突出しない位置まで移動させることを特徴とする請求項1又は2に記載の用紙搬送装置。
  4. 前記搬送ローラー部は、前記搬送ローラー対を複数備え、
    前記圧着解除手段は、
    各搬送ローラー対の一方をそれぞれのタイミングで他方に対して接近又は離間する方向に可動させる複数の可動部と、
    前記複数の可動部を可動させる一つの駆動部と、
    を備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の用紙搬送装置。
  5. 前記搬送経路は、湾曲していることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の用紙搬送装置。
  6. 前記搬送ローラー対の上流から、前記ニップ点に亘る補助ガイド部を備えることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の用紙搬送装置。
  7. 用紙に画像を形成する画像形成部を備えた画像形成装置に接続され、
    前記画像形成装置から排出された用紙を搬送する請求項1〜6の何れか一項に記載の用紙搬送装置を備えたことを特徴とする用紙処理装置。
  8. 用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部より下流に配され、前記画像形成部により画像形成された用紙を搬送する請求項1〜6の何れか一項に記載の用紙搬送装置と、
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023282037A1 (ja) * 2021-07-08 2023-01-12 デュプロ精工株式会社 折畳装置

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