JP2016113232A - シート積載装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】異なるサイズのシートの仕分ける装置を簡単な構成で提供する。【解決手段】第1の積載部51の下に第2の積載部52を有し、排出ローラ対41から排出されるシートのサイズに応じて、第1の積載部51を移動させることによって第1の積載部51と第2の積載部52とのいずれかに選択的にシートを積載できるように構成した。【選択図】図1
Description
本発明は、シートを積載するシート積載装置およびこれを備えた画像形成装置に関する。
従来、画像が形成されたシートが積載される排出トレイにはサイズの異なるシートが積載される。大きなサイズのシートの下側に積載されている小サイズのシートは見にくく、小サイズで出力した成果物を他のユーザに誤って持ち出される恐れがある。特許文献1は、シートの先端位置が相違した複数のシート束群を形成させてシートの仕分けを行う仕分け手段を備えた構成が提案されている。特許文献1では、排出トレイの上部に昇降自在に仕分けローラを設ける。そして、仕分けローラを正逆回転させることでシート束毎に異なったフェンスに突き当ててシートを仕分けている。
従来構成は、排出トレイの上部に昇降自在に設けた仕分けローラを正逆回転させることで、成果物のシートサイズにより異なったフェンスに突き当てる構成である。したがって、仕分けのためのローラが必要なので構成が複雑であった。
本発明は、排出手段から排出されるシートが積載されるシート積載装置であって、前記排出手段から排出されるシートが積載される第1の積載部と、前記第1の積載部の下方に設けられ、前記排出手段から排出されるシートが積載される第2の積載部と、前記排出手段によって排出されるシートのサイズに応じて、前記排出手段から排出されるシートを前記第1の積載部に積載するための第1位置と、前記排出手段から排出されるシートを前記第2の積載部に積載するための第2位置とに、前記第1の積載部が移動されることを特徴とするシート積載装置である。
本発明によればシートの仕分けを簡単な構成で行うことができる装置を提供できる。
図面を参照しながら、本発明の実施形態の最良の実施例の一例を説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(第一実施形態)
本発明に係る実施形態の一例として、画像形成装置に適用した場合の実施形態を具体的に説明する。
図2は、本実施形態における画像形成装置としてのデジタルカラー複写機を示した断面図である。このデジタルカラー複写機は、画像形成部1と、画像形成部1の上方に配設される画像読取部2と、画像読取部2上に載置される原稿搬送部3とを備える。
本発明に係る実施形態の一例として、画像形成装置に適用した場合の実施形態を具体的に説明する。
図2は、本実施形態における画像形成装置としてのデジタルカラー複写機を示した断面図である。このデジタルカラー複写機は、画像形成部1と、画像形成部1の上方に配設される画像読取部2と、画像読取部2上に載置される原稿搬送部3とを備える。
原稿搬送部3は、原稿トレイ301上に上向きにセットされた原稿Dを、先頭頁から順に1枚ずつ給紙し、湾曲したパスを介して画像読取部2のプラテンガラス201上を通過させた後に、排出トレイ302に排出する。
画像読取部2は、原稿搬送部3により搬送される原稿Dがプラテンガラス201上を左から右へ通過する際に、所定の位置に保持されたスキャナユニット202により画像読取処理を行う。具体的には、原稿Dの読取面をスキャナユニット202のランプ203の光で照射し、その原稿Dからの反射光を、ミラー204,205,206を介してレンズ207に導く。このレンズ207を通過した光を、イメージセンサ208の撮像面に結像し、電気的なデジタル信号に変換して伝送する。
また、画像読取部2は、原稿搬送部3を使用せずに持ち上げて、プラテンガラス201上に原稿Dを直接セットし、スキャナユニット202を左から右へ走査させることによっても画像読取処理を行うことが可能である。即ち、画像読取部2は、必ずしも原稿搬送部3を装着しなくてもよく、プラテンガラス201上にセットした原稿Dを押さえる原稿押さえ部材を設けたものであってもよい。
画像形成部1は、Y(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)、Bk(ブラック)の各色の画像形成ステーション10を備える。感光ドラム11は、帯電ローラ12によって表面を一様に帯電された後、伝送された画像情報の信号に基づいて駆動されるレーザスキャナ13によって、潜像を形成される。潜像は、現像器14によってトナー像として顕在化される。感光ドラム11上のトナー像は、一次転写ローラ17により所定の加圧力および静電的負荷バイアスを付与されることで、中間転写ベルト31に順次転写される。転写後、感光ドラム11上に残った僅かな残トナーは、感光ドラムクリーナ15によって除去回収され、再び、次の画像形成に備える。
一方、シートPは、給紙カセット20から1枚ずつ給送され、給紙引き抜きローラ対24からプレレジローラ対22を経て、レジストローラ対23に搬送される。シートPは、シート先端をレジストユニット21のレジストローラ対23に倣わせてループを形成することで、シート斜行が補正される。その後、レジストローラ対23は、中間転写ベルト31上のトナー像と同期を取って、シートPを中間転写ベルト31と二次転写外ローラ35との間に搬送する。中間転写ベルト31上のカラーのトナー像は、対向配置された二次転写内ローラ34および二次転写外ローラ35のニップ部において、所定の加圧力と静電的負荷バイアスが付与されることで、シートPに転写される。転写後、中間転写ベルト31上に残った僅かな残トナーは、転写クリーナ36によって除去回収され、再び、次の画像形成に備える。
シートP上に転写されたトナー像は、定着器40によって、加熱加圧されることで定着され、内排出ローラ42、43を経て、排出ローラ対41によりシート積載装置50に排出される。画像形成ステーション10、中間転写ベルト31、定着器40などによってシートに画像を形成する画像形成手段が構成される。
次に、第1の積載部51と第2の積載部52とのいずれの積載部にシートを積載するかを、排出ローラ対41から排出されるシートPのサイズに応じて切り換えるための構成および動作について説明する。
図4は、シート積載装置50の構成を説明するための画像形成装置の斜視図である。
図4に示すように、排出手段としての排出ローラ対41の下流には、シートを積載するシート積載装置50が設けられている。
図4に示すように、排出手段としての排出ローラ対41の下流には、シートを積載するシート積載装置50が設けられている。
シート積載装置50は、第1の積載部51と、第1の積載部51の下に設けられた第2の積載部52と、を有している。シート積載装置50は、さらに、第1の積載部51に積載されたシートの、シート排出方向Xにおける下流側の部分を支持する支持部56を有する。
第1の積載部51のシート排出方向Xの後端(上流端)を、高さ方向Zで移動させるように、回転中心としての回転軸支点53によって回転自在に第1の積載部51が支持されている。また、第2の積載部52に積載されたシートPを、ユーザが取り出しやすいように、画像形成装置は、ユーザ方向Yに向かって、第1の積載部51と第2の積載部52との間に、シート取り出し空間54を有している。
図1は、第1の積載部51の位置を示した概略図である。図1(a)は排出ローラ対41から排出されるシートを第1の積載部51に積載するための位置に第1の積載部51が位置した状態を示している。図1(a)で示された第1の積載部51の位置を閉じた位置(第1位置)と便宜的に以下では呼ぶ。第1の積載部51が閉じた位置に位置するとシート排出方向Xにおける第1の積載部51の上流端は排出ローラ対41のニップよりも下方に位置する。
図1(b)および(c)は、排出ローラ対41から排出されるシートを第2の積載部52に積載するための位置に第1の積載部51が位置した状態を示している。図1(b)、(c)の状態の第1の積載部51の位置を開いた位置(第2位置)と便宜的に以下では呼ぶ。第1の積載部51が開いた位置に位置すると排出方向Xにおける第1の積載部51の上流端は排出ローラ対41のニップよりも上方に位置する。
図3は、本実施形態において、制御手段としての制御部80を中心とした制御ブロック図である。制御部80は、シート積載装置50の第1の積載部51を回転させるための移動手段としてのステッピングモータ64を制御する。
制御部80に接続されているシートサイズ検知センサ71およびシート材検知センサ72は、メカフラグにより、センサ光を遮ることで検知するフォトインタラプタ型センサである。検知手段としてのシートサイズ検知センサ71は、給紙カセット20にセットされているシートPのサイズを検知する。なお、シートサイズ検知センサ71およびシート材検知センサ72として、シートPを直接、光の反射により検出する非接触型センサを構成してもよい。
画像形成装置の操作部401(図4参照)へのユーザの入力により、画像を形成するシートPのサイズをユーザは選択する。ここで、給紙カセット20にセットされているシートPのサイズは、あらかじめ給紙カセット20に備えているシートサイズ検知センサ71により制御部80によって識別されている。そして、ユーザが操作部401を使って選択したサイズのシートがセットされている給紙カセット20から制御部80はシートを給送させる。
各給紙カセットに大小のサイズのシートPがセットされている場合、シート積載装置50には、他ユーザの割り込みプリントを含め、異なるサイズのシートが混載されて出力される可能性がある。そこで、操作部401により、第1の積載部51と第2の積載部52といずれかにシートを積載するかを自動で切り換える仕分けモードが選択可能となる。
本実施形態において、例えば、第2の積載部52に積載できるシートPの最大サイズがA4横サイズである。例えば、各給紙カセット20にA3サイズと、A4横サイズのシートPがそれぞれセットされて、ユーザの入力により、仕分けモードが選択された場合の動作は次の通りとなる。
(A)所定のサイズ(A4横)より大きいシートPのみがプリント出力される場合の動作説明。
図1(a)は、本実施形態において、排出ローラ対41から排出されるシートPのサイズが所定のサイズ(A4横)より大きいときのシート積載装置50の第1の積載部51の状態を示した概略図である。
第1の積載部51の動作を示したフローチャートである図5を用いて動作を説明する。
ユーザの入力により、仕分けモードが選択された場合、制御部80により制御が開始される(S1)。つぎに、ユーザにより、プリントJOBを開始する操作がされたかどうかを制御部80が判断する(S2)。ここでは、入力されたJOBが所定のサイズより大きいシートPのみにプリント出力するJOBとして説明する。
入力されたJOBが所定のサイズより大きいかどうかを制御部80が判断する(S3)。なお、既述のようにユーザによって選択されたサイズのシートがセットされている給紙カセット20からシートを給送する。給紙カセット20から給送されたシートに画像を形成し、シート積載装置50に積載させる。
入力されたJOBが所定のサイズより大きいと制御部80が判断した場合(S3のYES)、シート積載装置50の第1の積載部51にシートを積載するように以下のように動作する。即ち、シート材検知センサ72をトリガに、第1の積載部51を閉じた位置(図1(a)の位置)に位置させるようにステッピングモータ64を制御部80が制御する(S5)。なお、本実施形態では、第1の積載部51のホーム位置(通常停止位置)を、閉じた位置にしている。よって、S5では、第1の積載部51が閉じた位置にいることを制御部80が確認し、もし第1の積載部51が閉じた位置になければ制御部80がステッピングモータ64を制御して第1の積載部51を閉じた位置に移動させる。
以上の動作によって、他ユーザの割り込みプリントを含め、A4横サイズより大きいシートPのみがプリント出力される場合には、第1の積載部51は閉じた位置にい続け、プリントされたシートPは、第1の積載部51に積載される。
仕分けモードを選択したユーザの最後のプリントが制御部80によって識別されたら(S6のYes)、再度、第1の積載部51を閉じた位置に移動させることにより(S7)、第1の積載部51をホーム位置である閉じた位置に位置させる。
その後、制御部80による制御を終了し(S8)、仕分けモードを終了する。
なお、プリント終了まで第1の積載部51が閉じた位置に位置し続ける動作は、仕分けモードが選択されなかった場合の動作と同じである。
(B)所定のサイズ(A4横)以下のシートPのみがプリント出力される場合の動作説明。
図1(b)は、本実施形態において、排出ローラ対41から排出されるシートPのサイズが所定のサイズ(A4横)以下であるときのシート積載装置50の第1の積載部51および第2の積載部52の状態を示した概略図である。
ユーザの入力により、仕分けモードが選択された場合、制御部80により制御が開始される(S1)。ユーザによりプリント出力するJOB操作がされたどうかを制御部80が判断する(S2)。
所定のサイズ以下のシートが選択されていると制御部80が判断したら(S3のNO)、S4に移行する。S4では、シート積載装置50の第2の積載部52に積載するように、シート材検知センサ72をトリガに、ステッピングモータ64を制御部80が動作させ、第1の積載部51を開いた位置(図1(b)の位置)に移動させる。
既述のように、シート積載装置50は、第1の積載部51の下方に第2の積載部52を有しているため、第1の積載部51を開いた位置に移動させることにより、第2の積載部52にシートを積載することができる。
このとき、他ユーザの割り込みプリントを含め、A4横サイズ以下のシートPのみがプリント出力される場合には、第1の積載部51は開いた位置にい続け、プリントされたシートPは、第2の積載部52に積載される。
仕分けモードを選択したユーザの最後のプリントが識別されたら(S6のYES)、制御部80は、ステッピングモータ64を動作させ、シート積載装置50の第1の積載部51を閉じた状態とする(S7)。
その後、制御部80による制御を終了し(S8)、仕分けモードを終了する。
(C)所定のサイズ(A4横)より大きいシートおよび所定のサイズ(A4横)以下のシートが混在してプリント出力される場合の動作説明。
図1(c)は、本実施形態において、所定のサイズ(A4横)より大きいシートPおよび所定のサイズ(A4横)以下のシートPが混在するときのシート積載装置50の第1の積載部51および第2の積載部52の状態を示した概略図である。
ユーザの入力により、仕分けモードが選択された場合、制御部80により制御が開始される(S1)。ユーザによりプリント出力するJOB操作がされたどうかを制御部80が判断する(S2)。
所定のサイズより大きいシートPにプリントされる場合(S3のYES)にはS5に移行する。即ち、S5において、制御部80は、シート積載装置50の第1の積載部51に積載するように、第1の積載部51を閉じた位置に移動させるようにステッピングモータ64を制御する。
所定のサイズ以下のシートPにプリントされる場合(S3のNO)にはS4に移行する。S4において、制御部80は、シート積載装置50の第2の積載部52に積載するように、第1の積載部51を開いた位置に移動させるようにステッピングモータ64を制御する。
以上説明したように、他ユーザの割り込みプリントを含め、サイズの異なるシートPが混在してプリント出力される場合には、以下のように画像形成装置は動作する。即ち、シートPのサイズに応じて、第1の積載部51は閉じた位置と開いた位置とに選択的に移動させられ、所定のサイズより大きいシートPは第1の積載部51に、所定のサイズ以下のシートPは第2の積載部52に積載される。
仕分けモードを選択したユーザの最後のプリントが識別されたら(S6)、シート積載装置50の第1の積載部51が開いている状態の場合には、ステッピングモータ64動作させ、シート積載装置50の第1の積載部51を閉じた状態とする(S7)。
制御部80による制御を終了し(S8)、仕分けモードを終了する。
以上説明したように、本実施形態によれば、排出ローラ対41の下流側に形成されたシート積載装置50において、第1の積載部51の下側に第2の積載部52を有する。そして、第1の積載部51は、上下に移動可能である。
異なるサイズのシートPを仕分けローラを使って仕分ける従前の技術(特許文献1)では、仕分けのための構成が複雑であった。また、使用するシート種に対して、薄紙の座屈や、コート紙のスリップなどは発生が従前の技術では懸念された。本実施形態では、従来技術における上記課題を解決することができる。さらに、成果物の生産性が高くなると、仕分け速度が追いつけなくなるといった従前技術の課題も解決することができる。
また、本実施形態によれば、シート積載装置50に排出された異なるサイズのシートPの取り出し性の向上のために、移動自在に構成したシート積載装置50の第1の積載部51の位置によりシートサイズを仕分ける。このとき、画像形成装置は、ユーザ方向Yに向かって、第1の積載部51と第2の積載部52との間に、シート取り出し空間54を有している。したがって、第1の積載部51と第2の積載部52に仕分けられ、積載されたシートPを、ユーザが取り出しやすい構成となっている。
なお、上方の第1の積載部51に大サイズのシートを積載し、下方の第2の積載部52に小サイズのシートを積載する形態を例示した。しかしながら、図8で示した変形例のように上方の第1の積載部51に小サイズのシートを積載し、下方の第2の積載部52に大サイズのシートを積載する構成であってもよい。
なお、本実施形態において、胴内排出構成の画像形成装置のシート積載装置50に適用した場合での具体的動作を説明したが、シート積載装置50が画像形成装置の側面から突出して備えている構成にも適用できる。
(第二実施形態)
以下に、本発明の第二実施形態を説明する。第2実施形態では、第1の積載部51の上方に、特定のユーザの他の他ユーザのジョブを受けるための、回転支点59を中心にして回転する第3の積載部55を備えた点が第1実施形態と異なる。その他の画像形成装置の構成は同構成であり、同じ部品に対しては第一実施形態と同じ符号を付与している。
以下に、本発明の第二実施形態を説明する。第2実施形態では、第1の積載部51の上方に、特定のユーザの他の他ユーザのジョブを受けるための、回転支点59を中心にして回転する第3の積載部55を備えた点が第1実施形態と異なる。その他の画像形成装置の構成は同構成であり、同じ部品に対しては第一実施形態と同じ符号を付与している。
本実施形態によれば、特定のユーザのプリントJOBのシートPのサイズ仕分けに対して、さらに他ユーザの割り込みプリントJOBを仕分けることが特徴であるので以下ではこの点について詳細に説明する。
図6は、本実施形態において、シートPのサイズが所定のサイズ(A4横)より大きいシートPおよび所定のサイズ(A4横)以下のシートPが混在するときのシート積載装置50の状態を示した概略図である。第3の積載部55は制御部90によって制御されるモータによって回転される。
第2実施形態での動作の流れを示したフローチャートである図7を参照しながら説明する。
まず、ユーザの入力により、仕分けモードが選択された場合、制御部80により制御が開始される(S1)。このとき、仕分けモードを選択したユーザを、特定のユーザとここでは呼ぶ。プリント出力するJOB操作がされたどうかを制御部80が判断する(S2)。
つぎに、プリント出力するJOB操作がされたどうかを制御部80が判断する(S2)。そして、特定のユーザによりJOB操作がされたどうかを制御部80が判断する(S31)。特定のユーザであったら、所定のサイズより大きいシートPにプリントされるかどうかを制御部80が判断する(S3)。所定のサイズより大きいシートPにプリントされる場合には、第1の積載部51にシートが積載されるように、S53に移行する。即ち、S53では、制御部80は、シート材検知センサ72をトリガに、第3の積載部55を上方の開いた位置に移動させ、第1の積載部51を閉じた位置に移動させる。この動作によって、プリントされたシートPは、第1の積載部51に積載される。
所定のサイズ以下のシートPにプリントされる場合には、第2の積載部52にシートが積載されるように、S52に移行する。即ち、S52では、制御部80は、シート材検知センサ72をトリガに、第3の積載部55を上方の開いた位置に移動させ、第1の積載部51を開いた位置に移動させる。この動作によって、プリントされたシートPは、第2の積載部52に積載される。つまり、第1の積載部51および第3の積載部55の下側に第2の積載部52を有しているため、第1の積載部51および第3の積載部を開いた状態とすることにより、第2の積載部52にシートPを積載することができる。
ここで、S31によって他ユーザの割り込みプリントが含まれた場合、特定のユーザのジョブではない(S31NO)ので、S51に移行する。S51では、制御部80は、第1の積載部51および第3の積載部55を閉じた位置に移動させる。この動作によって、他ユーザの割り込みプリントは、シートPのサイズによらず、第3の積載部55に積載される。
最後のプリントが識別され(S6のYES)、シート積載装置50の第1の積載部51および第3の積載部55が開いている状態の場合、第1の積載部51および第3の積載部55を閉じた位置に制御部80は移動させる(S7)。その後、制御部80による制御を終了し(S8)、仕分けモードを終了する。
以上説明したように第2実施形態によれば、排出ローラ対41の下流設けられたシート積載装置50において、第1の積載部51の上方に第3の積載部55を備えたことで、他ユーザの割り込みプリントJOBを仕分けることができる。したがって、出力した成果物を他ユーザに誤って持ち出されることがなく、セキュリティ性といった観点からも、従来技術では対応しきれない、課題を解決することができる。
なお、第1の積載部51、第2の積載部52および第3の積載部55を備えた形態としたときに以下のように制御してもよい。複数のユーザのプリントのサイズを仕分けるために、第1の積載部51と第2の積載部52、第3の積載部55を使い分ける。つまり第1の積載部51と第2の積載部52、第3の積載部55のそれぞれに異なるサイズのシートが積載されるようにしてもよい。
シートに画像を形成する画像形成手段の一例として電子写真方式の画像形成部を示したが、インクジェット方式の画像形成手段を備えた画像形成装置にも本発明は適用できる。
1 画像形成部
51 第1の積載部
52 第2の積載部
53 回転軸支点
64 ステッピングモータ
71 シートサイズ検知センサ
80 制御部
51 第1の積載部
52 第2の積載部
53 回転軸支点
64 ステッピングモータ
71 シートサイズ検知センサ
80 制御部
Claims (11)
- 排出手段から排出されるシートが積載されるシート積載装置であって、
前記排出手段から排出されるシートが積載される第1の積載部と、
前記第1の積載部の下方に設けられ、前記排出手段から排出されるシートが積載される第2の積載部と、
前記排出手段によって排出されるシートのサイズに応じて、前記排出手段から排出されるシートを前記第1の積載部に積載するための第1位置と、前記排出手段から排出されるシートを前記第2の積載部に積載するための第2位置とに、前記第1の積載部が移動されることを特徴とするシート積載装置。 - 前記第1の積載部は、前記排出手段によるシート排出方向における下流側に設けられた回転中心を中心として回転自在であることを特徴とする請求項1に記載のシート積載装置。
- 前記第1位置では前記第1の積載部のシート排出方向における上流端が前記排出手段よりも下方に位置し、前記第2位置では前記第1の積載部の前記シート排出方向における上流端が前記排出手段よりも上方に位置することを特徴とする請求項1または2に記載のシート積載装置。
- 前記第1の積載部よりも前記排出手段によるシート排出方向における下流に、前記第1の積載部とともにシートを支持する支持部を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート積載装置。
- 所定のサイズよりも大きなサイズのシートが排出される場合には前記第1位置に前記第1の積載部は位置し、前記所定のサイズ以下のシートが排出される場合には前記第2位置に前記第1の積載部は位置することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート積載装置。
- 所定のサイズよりも大きなサイズのシートが排出される場合には前記第2位置に前記第1の積載部は位置し、前記所定のサイズ以下のシートが排出される場合には前記第1位置に前記第1の積載部は位置することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート積載装置。
- 前記排出手段から排出されるシートが積載される第3積載部を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のシート積載装置。
- 前記第1、第2の積載部を使って仕分けられるジョブとは異なる他ユーザのジョブに係るシートが前記第3積載部に積載されることを特徴とする請求項7に記載のシート積載装置。
- 前記排出手段から排出されるシートを前記第1の積載部に積載するための位置と、前記排出手段から排出されるシートを前記第3の積載部に積載するための位置とに前記第3積載部が移動することを特徴とする請求項7または8に記載のシート積載装置。
- シートに画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段によって画像が形成されたシートを積載する請求項1乃至9のいずれか1項に記載のシート積載装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。 - シートの画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段によって画像が形成されたシートを排出手段する排出手段と、
前記排出手段から排出されるシートが積載される第1の積載部と、
前記第1の積載部の下方に設けられ、前記排出手段から排出されるシートが積載される第2の積載部と、
前記画像形成手段によって画像が形成されるシートのサイズを検知する検知手段と、
前記第1の積載部を移動させる移動手段と、
前記検知手段によって検知されたシートのサイズに応じて、前記排出手段から排出されるシートを前記第1の積載部に積載するための第1位置と、前記排出手段から排出されるシートを前記第2の積載部に積載するための第2位置とに、前記第1の積載部を移動させるように、前記移動手段を制御する制御手段と、備えることを特徴とする画像形成装置。
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JP2014251340A JP2016113232A (ja) | 2014-12-11 | 2014-12-11 | シート積載装置および画像形成装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020213272A1 (ja) * | 2019-04-18 | 2020-10-22 | 日本金銭機械株式会社 | 紙葉処理装置、集積トレイ、及び紙葉集積方法 |
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2014
- 2014-12-11 JP JP2014251340A patent/JP2016113232A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020213272A1 (ja) * | 2019-04-18 | 2020-10-22 | 日本金銭機械株式会社 | 紙葉処理装置、集積トレイ、及び紙葉集積方法 |
US11827470B2 (en) | 2019-04-18 | 2023-11-28 | Japan Cash Machine Co., Ltd. | Paper sheet processing device, stacking tray, and paper sheet stacking method |
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