JP5321073B2 - 用紙搬送装置および画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、用紙搬送装置および画像形成装置に関する。
一般に、画像形成装置としての生産性は、画像形成部におけるプロセススピードとその間の用紙間ギャップによって決定される。そして、後者の用紙間ギャップの短縮を図る技術として種々の技術が提案されている。
例えば特許文献1に記載の用紙搬送装置は、用紙が用紙整合部を所定長通過した時点を判断する判断手段と、この判断手段からの判断結果に基づいて用紙整合部を走行中の用紙の搬送速度を増速させる制御手段とを備える。そして、用紙のサイズに応じて所定長の値を調整し、あるいは画像形成部におけるプロセススピードに応じて所定長の値又は増速の度合あるいはそれらの双方を調整する。
特開平6−255838号公報
ところで、画像形成部において高品位の画像を形成するには、像保持体上の画像と用紙との位置を精度高く合わせる必要がある。そのために、画像形成部の上流で用紙を一時的に待機させた後に像保持体上の画像と同期させて用紙を搬送開始するなどして、画像形成部へ精度高く用紙を搬送することが望ましい。
したがって、画像形成装置としての生産性を向上させるとともに高品位の画像を形成するには、用紙間ギャップを小さくするとともに精度高く用紙を搬送することが重要となる。
請求項1に記載の発明は、画像形成部の上流側の用紙搬送路に設けられ、当該画像形成部に用紙を給送する給紙手段と、前記給紙手段の上流側の用紙搬送路に設けられ、当該給紙手段に用紙を搬送する搬送手段と、前記給紙手段にて第1の用紙を停止させて、一時的に待機させた後に前記画像形成部に用紙を給送するように給紙手段を制御するとともに、当該給紙手段にて待機している第1の用紙の後端部と当該第1の用紙の次に当該画像形成部へ搬送する第2の用紙の先端部とを重ね合わせ、当該給紙手段が当該第1の用紙を給送した後に当該給紙手段に当該第2の用紙を搬送させるように前記搬送手段を制御する制御手段と、を含み、前記搬送手段は、用紙をニップして搬送するとともに当該ニップが解除可能に構成された第1の搬送ローラ対と、当該第1の搬送ローラ対よりも上流側に位置して用紙を搬送する第2の搬送ローラ対と、を有し、前記制御手段は、前記第1の搬送ローラ対のニップを解除させるとともに前記第2の搬送ローラ対で前記第2の用紙を搬送することにより、前記第1の用紙と当該第2の用紙とを重ねることを特徴とする用紙搬送装置である。
請求項に記載の発明は、前記搬送手段は、前記第1の搬送ローラ対の一方のローラを他方のローラから遠ざけるように移動させる移動手段を有し、前記制御手段は、前記第1の搬送ローラ対の前記一方のローラが他方のローラから遠ざかるように前記移動手段を制御することで当該第1の搬送ローラ対のニップを解除させることを特徴とする請求項に記載の用紙搬送装置である。
請求項に記載の発明は、前記第1の搬送ローラ対の一方のローラは、外形に、他方のローラと対向することで当該他方のローラとともにニップを形成するニップ部と当該他方のローラと対向してもニップを形成しない非ニップ部とを有し、前記搬送手段は、前記第1の搬送ローラ対の前記一方のローラを回転させる回転手段を有し、前記制御手段は、前記第1の搬送ローラ対の前記一方のローラを回転させて前記非ニップ部が前記他方のローラと対向するように前記回転手段を制御することで当該第1の搬送ローラ対のニップを解除させることを特徴とする請求項に記載の用紙搬送装置である。
請求項に記載の発明は、前記給紙手段は、用紙を搬送する第1のレジストローラ対と、当該第1のレジストローラ対よりも上流側に位置して用紙を搬送する第2のレジストローラ対と、を有し、前記制御手段は、前記第1のレジストローラ対と前記第2のレジストローラ対との間で用紙先端部を撓ませることにより用紙の斜行を補正することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の用紙搬送装置である。
請求項に記載の発明は、前記給紙手段は、用紙を搬送する第1のレジストローラ対と、当該第1のレジストローラ対よりも上流側に位置して用紙を搬送する第2のレジストローラ対と、を有し、前記第1のレジストローラ対と前記第2のレジストローラ対との間、または当該第1のレジストローラ対の下流側の用紙搬送路を遮断する遮断手段を備え、前記制御手段は、前記遮断手段と前記第2のレジストローラ対との間で用紙先端部を撓ませることにより用紙の斜行を補正することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の用紙搬送装置である。
請求項に記載の発明は、画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部の上流側の用紙搬送路に設けられ、当該画像形成部に用紙を給送する給紙手段と、前記給紙手段の上流側の用紙搬送路に設けられ、当該給紙手段に用紙を搬送する搬送手段と、前記給紙手段にて第1の用紙を停止させて、一時的に待機させた後に前記画像形成部に用紙を給送するように給紙手段を制御するとともに、当該給紙手段にて待機している第1の用紙の後端部と当該第1の用紙の次に当該画像形成部へ搬送する第2の用紙の先端部とを重ね合わせ、当該給紙手段が当該第1の用紙を給送した後に当該給紙手段に当該第2の用紙を搬送させるように前記搬送手段を制御する制御手段と、を含み、前記搬送手段は、用紙をニップして搬送するとともに当該ニップが解除可能に構成された第1の搬送ローラ対と、当該第1の搬送ローラ対よりも上流側に位置して用紙を搬送する第2の搬送ローラ対と、を有し、前記制御手段は、前記第1の搬送ローラ対のニップを解除させるとともに前記第2の搬送ローラ対で前記第2の用紙を搬送することにより、前記第1の用紙と当該第2の用紙とを重ねることを特徴とする画像形成装置である。
請求項に記載の発明は、前記搬送手段は、前記第1の搬送ローラ対の一方のローラを他方のローラから遠ざけるように移動させる移動手段を有し、前記制御手段は、前記第1の搬送ローラ対の前記一方のローラが他方のローラから遠ざかるように前記移動手段を制御することで当該第1の搬送ローラ対のニップを解除させることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置である。
請求項に記載の発明は、前記第1の搬送ローラ対の一方のローラは、外形に、他方のローラと対向することで当該他方のローラとともにニップを形成するニップ部と当該他方のローラと対向してもニップを形成しない非ニップ部とを有し、前記搬送手段は、前記第1の搬送ローラ対の前記一方のローラを回転させる回転手段を有し、前記制御手段は、前記第1の搬送ローラ対の前記一方のローラを回転させて前記非ニップ部が前記他方のローラと対向するように前記回転手段を制御することで当該第1の搬送ローラ対のニップを解除させることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置である。
本発明の請求項1によれば、本発明を採用しない場合に比べて、画像形成部へ搬送する用紙間ギャップをより小さくできるとともにより精度高く用紙を搬送することができる。また、本発明を採用しない場合に比べて、より精度高く第1の用紙と第2の用紙とを重ねることができる。
本発明の請求項によれば、本発明を採用しない場合に比べて、より簡易な構成で第1の搬送ローラ対のニップを解除可能にすることができる。
本発明の請求項によれば、本発明を採用しない場合に比べて、より簡易な構成で第1の搬送ローラ対のニップを解除可能にすることができる。
本発明の請求項によれば、本発明を採用しない場合に比べて、より精度高く用紙を搬送することができる。
本発明の請求項によれば、本発明を採用しない場合に比べて、用紙の先端の損傷を低減しつつ精度高く用紙を搬送することができる。
本発明の請求項によれば、本発明を採用しない場合に比べて、画像形成部へ搬送する用紙間ギャップをより小さくできるとともにより精度高く用紙を搬送することができる。また、本発明を採用しない場合に比べて、より精度高く第1の用紙と第2の用紙とを重ねることができる。
本発明の請求項によれば、本発明を採用しない場合に比べて、より簡易な構成で第1の搬送ローラ対のニップを解除可能にすることができる。
本発明の請求項によれば、本発明を採用しない場合に比べて、より簡易な構成で第1の搬送ローラ対のニップを解除可能にすることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態(実施の形態)について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態に係る用紙搬送装置が適用される画像形成装置1の概略構成図である。
画像形成装置1は、原稿の画像を読み取る画像読み取り部2と、用紙上に画像を形成する画像形成部3と、画像形成部3に対して用紙を供給する用紙供給部4と、これらの構成部の作動を制御する制御手段の一例としての制御部100と、によって主として構成される。
画像読み取り部2は、透明な原稿台にセットされた原稿の画像を読み取るものである。そして、例えば、ランプ、ミラー及びキャリッジ等からなる光学走査系と、この光学走査系で走査された光学像を結像させるレンズ系と、このレンズ系で結像された光学像を受光して電気信号に変換するCCD等の画像読み取りセンサとを備えて構成されている。
画像形成部3は、ブラック(K)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各色に対応し水平方向に並列配置される四つの感光体ドラム5、6、7、8と、各感光体ドラム5〜8に対応して配設される四つの一次転写ローラ9、10、11、12とを備えている。また、画像形成部3は、各感光体ドラム5〜8上に形成されたトナー像が順次一次転写される中間転写ベルト13と、中間転写ベルト13上の重ねトナー像を用紙に二次転写する二次転写ローラ14とを備えている。さらに、画像形成部3は、二次転写後の用紙を搬送するバキューム搬送部15と、転写後の用紙にトナー像を定着させる定着器16とを備えている。
なお、各感光体ドラム5〜8の周囲には、それぞれ、感光体ドラム5〜8の表面を一様に帯電する帯電器と、この帯電器によって帯電された感光体ドラム5〜8の表面にレーザ照射によって静電潜像を形成するレーザ書き込み装置とが配置されている。また、感光体ドラム5〜8に形成された静電潜像を予め定められた色成分トナーで現像し可視化する現像器と、一次転写後に感光体ドラム5〜8の表面に残留する残留トナーを除去するクリーナ等が配置されている。
これに対して、各一次転写ローラ9〜12は、それぞれに対応する感光体ドラム5〜8の近傍に中間転写ベルト13を介して対向配置されるようになっている。これら一次転写ローラ9〜12は、対応する感光体ドラム5〜8上に形成されたトナー像を中間転写ベルト13に一次転写するものである。また、中間転写ベルト13は、複数(本例では5つ)の支持ローラによってループ状に張設されている。
また、二次転写ローラ14は、中間転写ベルト13と対向して配設されている。この二次転写ローラ14は、中間転写ベルト13上に順次一次転写された各色の重ねトナー像を用紙(図示せず)に二次転写(一括転写)するもので、この二次転写位置が画像形成部3における画像形成処理位置となる。そして、バキューム搬送部15は、二次転写ローラ14によってトナー像が転写された用紙を吸引しながら定着器16へと搬送する。定着器16は、加熱加圧等によって用紙にトナー像を定着させる。
一方、用紙供給部4は、第1のトレイ17、第2のトレイ18及び第3のトレイ19に収容された各々の用紙(図示せず)を、それぞれ予め定められた経路で搬送する部位である。各トレイ17〜19の近傍には、それぞれに対応する送り出しローラ20、21、22が配設されている。各送り出しローラ20〜22は、対応するトレイ17〜19から一枚ずつ分離して取り出された用紙をニップして用紙搬送路上に一時停止させると共に、予め定められたスタート信号に基づくタイミングで用紙搬送方向の下流側に用紙を送り出す。また、画像読み取り部2の近傍には、ユーザによって操作される操作パネル23が設けられている。
ここで、各送り出しローラ20〜22による用紙の送り出し位置から、画像形成部3の画像形成処理位置を経由して排出トレイ24に至る一連の用紙搬送路R1〜R5には、それぞれ用紙搬送のための搬送ローラが配設されている。第1のトレイ17に収容された用紙は、送り出しローラ20により送り出された後、第1の用紙搬送路R1を経由して合流搬送部25へと送り込まれる。また、第2のトレイ18に収容された用紙は、送り出しローラ21により送り出された後、第1の用紙搬送路R1を経由して合流搬送部25へと送り込まれる。一方、第3のトレイ19に収容された用紙は、送り出しローラ22によって合流搬送部25へと直接送り込まれる。
合流搬送部25に送り込まれた用紙は、第2の用紙搬送路R2を経由して画像形成部3の画像形成処理位置へと送り込まれる。更に、画像形成処理位置を通過した用紙は、バキューム搬送部15により定着器16に送り込まれた後、第3の用紙搬送路R3を経由して排出トレイ24へと排出される。これに対して、両面に画像が形成される用紙は、定着器16を通過した後、第4の用紙搬送路R4を経由して両面反転部28に送り込まれ、ここで表裏反転された後、第5の用紙搬送路R5を経由して再び合流搬送部25へと送り込まれる。
なお、第3,第5の用紙搬送路R3、R5には、定着器16において定着を行う際に生じる用紙のカールを補正するカール補正部29、30がそれぞれ設けられている。
このような第1〜第5の用紙搬送路R1〜R5において、第2の用紙搬送路R2(以下、単に「用紙搬送路R2」という。)には、画像形成部3に用紙を給送する給紙手段の一例としての給紙部26と、用紙搬送路R2における給紙部26の上流側に配置され給紙部26に用紙を搬送する搬送手段の一例としての搬送部27とを有する用紙搬送装置200が配設されている。
次に、用紙搬送装置200について詳述する。
図2は、第1の実施形態に係る用紙搬送装置200の概略構成について説明する図である。
給紙部26は、トナー像が形成された中間転写ベルト13の移動タイミングに合わせて画像形成処理位置へ用紙を給送する第1のレジストローラ対261(以下、単に「レジローラ対261」という。)を有している。また、給紙部26は、用紙搬送路R2におけるレジローラ対261の上流側に第2のレジストローラ対262(以下、単に「プレレジローラ対262」という。)を有している。レジローラ対261およびプレレジローラ対262は、互いに圧接しニップを形成する一対の回転体である。そして、給紙部26は、レジローラ対261を回転させるレジローラ対用モータ(図2では不図示)と、プレレジローラ対262を回転させるプレレジローラ対用モータ(図2では不図示)とを有している。
また、給紙部26は、プレレジローラ対262の用紙搬送方向下流側であってレジローラ対261の上流側の直前に設けられ、用紙を検知するレジインセンサ263と、レジローラ対261の用紙搬送方向下流側の直後に設けられ、用紙を検知するレジアウトセンサ264とを有している。
搬送部27は、用紙搬送路R2におけるプレレジローラ対262の上流側に、第1の搬送ローラ対271を有しており、用紙搬送路R2における第1の搬送ローラ対271の上流側に、第2の搬送ローラ対272を有している。第1の搬送ローラ対271および第2の搬送ローラ対272は、互いに圧接しニップを形成する一対の回転体である。そして、搬送部27は、第1の搬送ローラ対271を回転させる第1の搬送ローラ対用モータ(図2では不図示)と、第2の搬送ローラ対272を回転させる第2の搬送ローラ対用モータ(図2では不図示)とを有している。
搬送部27は、また、用紙搬送路R2における第1の搬送ローラ対271と第2の搬送ローラ対272との間の予め定められた部位には、用紙が到達したことを検知することが可能な重複部位センサ273を有している。
第1の搬送ローラ対271は、ニップが解除可能に構成されており、搬送部27は、第1の搬送ローラ対271の一方のローラ(本実施の形態においては用紙搬送路R2の上方のローラ271a)を他方のローラ(本実施の形態においては用紙搬送路R2の下方のローラ271b)から遠ざけるように移動させる移動手段274を有している。
移動手段274としては、上方のローラ271aに取り付けられ、通電することにより上方のローラ271aを下方のローラ271bから遠ざけるように直進動作を行うソレノイドを例示することができる。その他、移動手段274としては、モータの回転を、上方のローラ271aの下方のローラ271bに対して接近あるいは遠のくように移動する直進動作に変換するラックとピニオンや、モータの回転を上方のローラ271aの下方のローラ271bに対して接近あるいは遠のくように移動する回転動作に変換するリンク機構であることを例示することができる。
図3は、制御部500のブロック図である。
制御部500は、図3に示すように、CPU501と、ROM502と、RAM503と、入力インタフェース504と、出力インタフェース505とを有しており、ROM502には用紙搬送プログラム等が予め格納されている。
そして、この制御部500は、レジインセンサ263、レジアウトセンサ264、重複部位センサ273などからの信号を入力インタフェース504を介してCPU501に取り込む。そして、CPU501が予め定められた処理プログラムを実行し、レジローラ対用モータ265、プレレジローラ対用モータ266、第1の搬送ローラ対用モータ275、第2の搬送ローラ対用モータ276等に出力インタフェース505を介して予め定められた制御信号を送出する。そして、これにより、それぞれの制御対象であるレジローラ対261、プレレジローラ対262、第1の搬送ローラ対271、第2の搬送ローラ対272の回転を制御する。また、CPU501は、予め定められた処理プログラムを実行し、移動手段274に出力インタフェース505を介して予め定められた制御信号を送出し、第1の搬送ローラ対271のニップの形成あるいはニップの解除を制御する。
このように構成された給紙部26,搬送部27およびこれらの作動を制御する制御部500においては、制御部500により、以下に示す用紙搬送制御が行われる。
すなわち、制御部500は、給紙部26にて、中間転写ベルト13の移動タイミングに合わせて画像形成処理位置へ用紙を給送する際、搬送されてくる用紙の先端を画像形成処理位置の手前で停止させて一時的に待機させてから用紙を給送するべく、レジローラ対261の回転を停止させる。そして、制御部500は、レジローラ対261の回転を停止させた状態でプレレジローラ対262を回転させることで用紙の斜行を補正する。用紙の先端が回転停止しているレジローラ対261に到達した後もプレレジローラ対262が回転を続けることで、用紙の先端部に撓み(ループ)が形成される(図2の状態)。同時に用紙の先端部は撓みを復元しようとする力が働くため、斜行によりレジローラ対261に達していない用紙の先端部がレジローラ対261に突入し、用紙の斜行が補正される。
また、制御部500は、給紙部26にて用紙を停止させて、規定のタイミングで画像形成部3に用紙を給送するべく一時的に待機させているときに、給紙部26にて待機している用紙(以下、「先行紙」という。)(第1の用紙)の後端部と、先行紙の次に画像形成部3へ搬送する後続の用紙(以下、「後続紙」という。)(第2の用紙)の先端部とを重ね合わせ可能に制御する。これは、給紙部26にて先行紙を待機させているときに、第1の搬送ローラ対271のニップを解除するとともに第2の搬送ローラ対272を回転させ、重複部位センサ273が後続紙の到達を検知したことをトリガーとして第2の搬送ローラ対272を回転停止させることで行う。
また、制御部500は、給紙部26が先行紙を画像形成部3へ給送した後に給紙部26に後続紙を搬送させるように搬送部27を制御する。
図4は、第1の実施形態における用紙搬送に関するタイミングチャートであり、図5は、先行紙と後続紙とを重ね合わせないように制御する場合のタイミングチャートである。なお、図4,5においては、横軸は時間、縦軸は用紙搬送路R2における用紙の位置を示す。また、図4,5中、線Aは先行紙の先端、線Bは先行紙の後端、線Cは後続紙の先端、線Dは後続紙の後端の時間的な変化をそれぞれ示したものである。また、線A1とA2およびC1とC2は、用紙の先端に関するばらつき、線B1とB2およびD1とD2は、用紙の後端に関するばらつきを示したものである。
本実施の形態のように、制御部500が先行紙の後端部と後続紙の先端部とを重ね合わせ可能に制御することで、後続紙は、先行紙が画像形成部3へ給送されるときには、先行紙と後続紙とを重ね合わせないように制御する場合よりも給紙部26に近い位置に位置することとなる。
これにより、給紙部26での用紙の待機時間が長くなるか、あるいは画像形成部3へ給送される用紙間ギャップが短くなる。また、待機時間を長くするとともに用紙間ギャップを短くすることも可能になる。すなわち、本実施の形態のように先行紙と後続紙とを重ね合わせるように制御する場合の給紙部26での用紙の待機時間T1が、先行紙と後続紙とを重ね合わせないように制御する場合の給紙部26での用紙の待機時間T2よりも長くなる。あるいは、本実施の形態のように先行紙と後続紙とを重ね合わせるように制御する場合の用紙間ギャップT11が、先行紙と後続紙とを重ね合わせないように制御する場合の用紙間ギャップT12よりも短くなる。また、T1をT2よりも長くするとともにT11をT12よりも短くすることも可能となる。
以下、フローチャートを用いて、制御部500が行う用紙搬送処理について説明する。図6,図7は、制御部500が行う用紙搬送処理の手順を示すフローチャートである。
制御部500は、プリントスタートボタンが押されるなど、画像形成することが要求されたことなどをトリガーとして用紙搬送処理を実行する。
制御部500は、先ず、プレレジローラ対262、第1の搬送ローラ対271および第2の搬送ローラ対272を回転させる(ステップ(以下、単に「S」という場合もある。)101)。その後、レジインセンサ263が用紙の先端を検知したか否かを判別する(ステップ102)。そして、S102にて肯定判定された場合には、後続紙とレジインセンサ263が検知した先行紙とを重ねることを可能にするべく、第1の搬送ローラ対271の回転を停止するとともにニップを解除し(ステップ103)、ステップ104へ進む。一方、S102にて否定判定された場合には、S102以降の処理を継続する。
ステップ104においては、レジアウトセンサ264が用紙の先端を検知したか否かを判別する。そして、S104にて肯定判定された場合には、先行紙を給紙部26にて待機させるべくプレレジローラ対262の回転を停止し(ステップ105)、ステップ106へ進む。一方、S104にて否定判定された場合には、S104以降の処理を継続する。
ステップ106においては、重複部位センサ273が後続紙の先端を検知したか否かを判別する。そして、S106にて肯定判定された場合には、後続紙を給紙部26の上流側で停止させるべく第1の搬送ローラ対271のニップを形成し、第2の搬送ローラ対272の回転を停止する(ステップ107)。その後、画像形成部3の画像形成処理位置へ先行紙を給送するタイミングであるか否かを判別する(ステップ108)。そして、S108にて肯定判定された場合には、画像形成処理位置へ先行紙を給送するべくレジローラ対261を回転し(ステップ109)、ステップ110へ進む。一方、S108にて否定判定された場合には、S108以降の処理を継続する。
ステップ110においては、レジアウトセンサ264が先行紙の先端を検知したか否かを判別する。そして、S110にて肯定判定された場合には、レジローラ対261の回転を停止し(ステップ111)、ステップ101以降の処理を継続する。一方、S110にて否定判定された場合には、S110以降の処理を継続する。
他方、S106にて否定判定された場合には、画像形成部3の画像形成処理位置へ先行紙を給送するタイミングであるか否かを判別する(ステップ112)。そして、S112にて肯定判定された場合には、画像形成処理位置へ先行紙を給送するべくレジローラ対261を回転し(ステップ113)、ステップ114へ進む。一方、S112にて否定判定された場合には、S106以降の処理を継続する。
ステップ114においては、重複部位センサ273が後続紙の先端を検知したか否かを判別する。そして、S114にて肯定判定された場合には、後続紙を給紙部26の上流側で停止させるべく第1の搬送ローラ対271のニップを形成するとともに第2の搬送ローラ対272の回転を停止し(ステップ115)、S110へ進む。
他方、S114にて否定判定された場合には、先行紙が、画像形成の要求がされた用紙の最後の用紙であるか否かを判別する(ステップ116)。つまり、ここでは、例えば、トータルでN枚の画像形成の要求が合った場合に、先行紙がN番目の用紙であるか否かを判別する。そして、S116で肯定判定された場合には、所謂後続紙は存在しないことから、第2の搬送ローラ対272を停止し(ステップ117)、ステップ118へ進む。一方、S116で否定判定された場合には、S114以降の処理を継続する。
ステップ118においては、レジアウトセンサ264が先行紙の後端を検知したか否かを判別する。そして、S118にて肯定判定された場合には、レジローラ対261の回転を停止し(ステップ119)、処理を終了する。一方、S118で否定判定された場合には、S118以降の処理を継続する。
上述したように給紙部26,搬送部27を構成し、制御部500にてこれらの作動を制御することで、精度高く、用紙間ギャップの短縮と十分な斜行補正とが実現可能となる。そして、これにより、画像形成装置としての生産性向上と高品位の画像形成が実現可能となる。
なお、用紙の斜行を補正するにあたっては、レジローラ対261の回転を停止するとともにプレレジローラ対262を回転しているが、かかる場合、用紙の材質、サイズなどにより用紙をレジローラ対261に突き当てる速度および/または突き当て時間を変更することが好適である。これにより、搬送する用紙の材質、サイズにかかわらず斜行補正が可能となる。
<第2の実施形態>
図8は、第2の実施形態に係る用紙搬送装置200の概略構成について説明する図である。
第2の実施形態に係る搬送部27の第1の搬送ローラ対271の一方のローラ(本実施の形態においては用紙搬送路R2の上方のローラ)271aは、外形に、他方のローラ(本実施の形態においては用紙搬送路R2の下方のローラ)271bと対向することで他方のローラ271bとともにニップを形成するニップ部271a−1と他方のローラ271bと対向してもニップを形成しない非ニップ部271a−2とを有する点に特徴がある。そして、第1の搬送ローラ対用モータ275は、一方のローラ271aを回転駆動する。
以下では、第1の実施形態と第2の実施形態の差異点について説明する。
第2の実施形態に係る搬送部27においては、後続紙の先端部を先行紙の後端部と重ね合わせる際には、第1の搬送ローラ対271の一方のローラ271aの他方のローラ271bと対向する部位を非ニップ部271a−2にして第1の搬送ローラ対271のニップを解除する。これは、第1の搬送ローラ対用モータ275の回転を制御することにより行う。例えば、第1の搬送ローラ対用モータ275を一方の回転方向に回転させると第1の搬送ローラ対271の一方のローラ271aが用紙を搬送する方向に回転し、第1の搬送ローラ対用モータ275を他方の回転方向に回転させると一方のローラ271aが逆回転する構成である場合においては以下のように制御する。すなわち、第1の搬送ローラ対用モータ275を他方の回転方向に回転させることで一方のローラ271aの他方のローラ271bと対向する部位をニップ部271a−1と非ニップ部271a−2との間で切り替え、ニップの形成・解除を制御する。
このように、第1の搬送ローラ対271の一方のローラ271aにニップ部271a−1と非ニップ部271a−2とを設け、第1の搬送ローラ対用モータ275の回転を制御することで、第1の搬送ローラ対271のニップの形成・解除を制御する構成においても、制御部500が、第1の実施形態と同様に用紙搬送処理を行うことで後続紙の先端部を先行紙の後端部と重ね合わせ可能に制御でき、第1の実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、上述した第1の実施形態および第2の実施形態においては、レジローラ対261の回転を停止するとともにプレレジローラ対262を回転することにより用紙の斜行を補正する機能と、先行紙と後続紙とを重ね合わせる機能とを共に備える装置を例示したが、用紙の斜行を補正する機能を備えずに先行紙と後続紙とを重ね合わせる機能をのみ備える装置においも次の利点を得ることができることはいうまでもない。すなわち、先行紙と後続紙とを重ね合わせるように制御することで、先行紙と後続紙とを重ね合わせない場合に比べて、画像形成処理位置へ給送する用紙間ギャップを短縮することができ、画像形成装置としての生産性向上を図ることができる。
また、上述した第1の実施形態および第2の実施形態においては、用紙の斜行を補正するにあたっては、レジローラ対261の回転を停止するとともにプレレジローラ対262を回転しているが、特にかかる態様に限定されない。例えば、レジローラ対261を、用紙を画像形成処理位置へ搬送する方向とは反対の方向に回転させてもよい。
かかる場合には、図6,図7のフローチャートを用いて説明した制御部500が実行する用紙搬送処理を、以下に記すように読み替えて適用することが好適である。すなわち、ステップ101の処理に、「レジローラ対261を、用紙を画像形成処理位置へ搬送する方向とは反対方向に回転させる」という処理を加える。そして、ステップ103とステップ104との間に、レジインセンサ263が先行紙の先端を検知してから予め定められた時間が経過した後にレジローラ対261の回転を停止する処理を加える。
そして、このようにすることで、用紙先端部に形成する撓みをより大きくすることができ、より大きな復元力を得ることができるので、より確実に斜行を補正することができる。
図9は、給紙部26の他の実施例を示す図である。
本実施例においては、図9に示すように、用紙搬送路R2のレジローラ対261の上流側であってプレレジローラ対262の下流側に、回動することにより用紙搬送路R2を遮断可能な遮断手段の一例としてのゲート267を備え、ゲート267とプレレジローラ対262との間で用紙先端部を撓ませることにより用紙の斜行を補正する。そして、図9に示すように、ゲート267が用紙搬送路R2を遮断する位置の上流側にレジインセンサ263を設ける。
そして、図6,図7のフローチャートを用いて説明した制御部500が実行する用紙搬送処理を、以下に記すように読み替えて適用する。すなわち、ステップ101の処理に、ゲート267にて用紙搬送路R2を遮断する処理を加える。そして、ステップ104の処理の代わりに、レジインセンサ263が先行紙の先端を検知してから予め定められた時間が経過したか否かを判別する処理を行う。また、ステップ105の処理に、ゲート267を用紙搬送路R2から退避させる処理を加える。
そして、図9に示すように、レジローラ対261の上流側にゲート267を設け、制御部500が上述したように制御することで、用紙先端の損傷や搬送バラツキを低減させた用紙の斜行補正が実現可能となる。
図10は、給紙部26の他の実施例を示す図である。
本実施例においては、図10に示すように、レジローラ対261の下流側に、回動することにより用紙搬送路R2を遮断可能な遮断手段の一例としてのゲート268を備える。また、レジローラ対261を、ニップ解除可能に構成し、レジローラ対261の一方のローラ(本実施の形態においては用紙搬送路R2の上方のローラ261a)を他方のローラ(本実施の形態においては用紙搬送路R2の下方のローラ261b)から遠ざけるように移動させる移動手段269を備える。そして、レジローラ対261のニップを解除した状態で、ゲート268とプレレジローラ対262との間で用紙先端部を撓ませることにより用紙の斜行を補正する。そして、図10に示すように、ゲート268が用紙搬送路R2を遮断する位置の上流側にレジインセンサ263を設け、レジアウトセンサ264は設けないようにする。
そして、図6,図7のフローチャートを用いて説明した制御部500が実行する用紙搬送処理を、以下に記すように読み替えて適用する。すなわち、ステップ101の処理に、ゲート268にて用紙搬送路R2を遮断する処理およびレジローラ対261のニップを解除する処理を加える。そして、ステップ104の処理の代わりに、レジインセンサ263が先行紙の先端を検知してから予め定められた時間が経過したか否かを判別する処理を行う。また、ステップ105の処理に、ゲート268を用紙搬送路R2から退避させる処理およびレジローラ対261のニップを形成する処理を加える。
このように、図10に示すように、レジローラ対261の下流側にゲート268を設け、制御部500が上述したように制御することで、用紙先端の損傷や搬送バラツキを低減させた用紙の斜行補正が実現可能となる。
また、プレレジローラ対262を、規定のトルク以上のトルクが生じた場合には空回りするトルクリミッタを有するすべりローラ対にすることも好適である。すべりローラ対を用いることにより、用紙の先端部に撓みを形成することなく斜行補正が可能となる。
第1の実施形態に係る用紙搬送装置が適用される画像形成装置の概略構成図である。 第1の実施形態に係る用紙搬送装置の概略構成について説明する図である。 制御部のブロック図である。 第1の実施形態における用紙搬送に関するタイミングチャートである。 先行紙と後続紙とを重ね合わせないように制御する場合のタイミングチャートである。 制御部が行う用紙搬送処理の手順を示すフローチャートである。 制御部が行う用紙搬送処理の手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る用紙搬送装置の概略構成について説明する図である。 給紙部の他の実施例を示す図である。 給紙部の他の実施例を示す図である。
1…画像形成装置、2…画像読み取り部、3…画像形成部、4…用紙供給部、13…中間転写ベルト、14…二次転写ローラ、26…給紙部、27…搬送部、100…制御部、261…レジローラ対、262…プレレジローラ対、263…レジインセンサ、264…レジアウトセンサ、273…重複部位センサ、274,269…移動手段、267,268…ゲート、R1〜R5…第1〜第5の用紙搬送路

Claims (8)

  1. 画像形成部の上流側の用紙搬送路に設けられ、当該画像形成部に用紙を給送する給紙手段と、
    前記給紙手段の上流側の用紙搬送路に設けられ、当該給紙手段に用紙を搬送する搬送手段と、
    前記給紙手段にて第1の用紙を停止させて、一時的に待機させた後に前記画像形成部に用紙を給送するように給紙手段を制御するとともに、当該給紙手段にて待機している第1の用紙の後端部と当該第1の用紙の次に当該画像形成部へ搬送する第2の用紙の先端部とを重ね合わせ、当該給紙手段が当該第1の用紙を給送した後に当該給紙手段に当該第2の用紙を搬送させるように前記搬送手段を制御する制御手段と、を含み、
    前記搬送手段は、用紙をニップして搬送するとともに当該ニップが解除可能に構成された第1の搬送ローラ対と、当該第1の搬送ローラ対よりも上流側に位置して用紙を搬送する第2の搬送ローラ対と、を有し、
    前記制御手段は、前記第1の搬送ローラ対のニップを解除させるとともに前記第2の搬送ローラ対で前記第2の用紙を搬送することにより、前記第1の用紙と当該第2の用紙とを重ねることを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 前記搬送手段は、前記第1の搬送ローラ対の一方のローラを他方のローラから遠ざけるように移動させる移動手段を有し、
    前記制御手段は、前記第1の搬送ローラ対の前記一方のローラが他方のローラから遠ざかるように前記移動手段を制御することで当該第1の搬送ローラ対のニップを解除させることを特徴とする請求項に記載の用紙搬送装置。
  3. 前記第1の搬送ローラ対の一方のローラは、外形に、他方のローラと対向することで当該他方のローラとともにニップを形成するニップ部と当該他方のローラと対向してもニップを形成しない非ニップ部とを有し、
    前記搬送手段は、前記第1の搬送ローラ対の前記一方のローラを回転させる回転手段を有し、
    前記制御手段は、前記第1の搬送ローラ対の前記一方のローラを回転させて前記非ニップ部が前記他方のローラと対向するように前記回転手段を制御することで当該第1の搬送ローラ対のニップを解除させることを特徴とする請求項に記載の用紙搬送装置。
  4. 前記給紙手段は、用紙を搬送する第1のレジストローラ対と、当該第1のレジストローラ対よりも上流側に位置して用紙を搬送する第2のレジストローラ対と、を有し、
    前記制御手段は、前記第1のレジストローラ対と前記第2のレジストローラ対との間で用紙先端部を撓ませることにより用紙の斜行を補正することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の用紙搬送装置。
  5. 前記給紙手段は、用紙を搬送する第1のレジストローラ対と、当該第1のレジストローラ対よりも上流側に位置して用紙を搬送する第2のレジストローラ対と、を有し、
    前記第1のレジストローラ対と前記第2のレジストローラ対との間、または当該第1のレジストローラ対の下流側の用紙搬送路を遮断する遮断手段を備え、
    前記制御手段は、前記遮断手段と前記第2のレジストローラ対との間で用紙先端部を撓ませることにより用紙の斜行を補正することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の用紙搬送装置。
  6. 画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部の上流側の用紙搬送路に設けられ、当該画像形成部に用紙を給送する給紙手段と、
    前記給紙手段の上流側の用紙搬送路に設けられ、当該給紙手段に用紙を搬送する搬送手段と、
    前記給紙手段にて第1の用紙を停止させて、一時的に待機させた後に前記画像形成部に用紙を給送するように給紙手段を制御するとともに、当該給紙手段にて待機している第1の用紙の後端部と当該第1の用紙の次に当該画像形成部へ搬送する第2の用紙の先端部とを重ね合わせ、当該給紙手段が当該第1の用紙を給送した後に当該給紙手段に当該第2の用紙を搬送させるように前記搬送手段を制御する制御手段と、を含み、
    前記搬送手段は、用紙をニップして搬送するとともに当該ニップが解除可能に構成された第1の搬送ローラ対と、当該第1の搬送ローラ対よりも上流側に位置して用紙を搬送する第2の搬送ローラ対と、を有し、
    前記制御手段は、前記第1の搬送ローラ対のニップを解除させるとともに前記第2の搬送ローラ対で前記第2の用紙を搬送することにより、前記第1の用紙と当該第2の用紙とを重ねることを特徴とする画像形成装置。
  7. 前記搬送手段は、前記第1の搬送ローラ対の一方のローラを他方のローラから遠ざけるように移動させる移動手段を有し、
    前記制御手段は、前記第1の搬送ローラ対の前記一方のローラが他方のローラから遠ざかるように前記移動手段を制御することで当該第1の搬送ローラ対のニップを解除させることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1の搬送ローラ対の一方のローラは、外形に、他方のローラと対向することで当該他方のローラとともにニップを形成するニップ部と当該他方のローラと対向してもニップを形成しない非ニップ部とを有し、
    前記搬送手段は、前記第1の搬送ローラ対の前記一方のローラを回転させる回転手段を有し、
    前記制御手段は、前記第1の搬送ローラ対の前記一方のローラを回転させて前記非ニップ部が前記他方のローラと対向するように前記回転手段を制御することで当該第1の搬送ローラ対のニップを解除させることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
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