JP2015023829A - 飲料 - Google Patents

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明子 出井
Akiko Dei
明子 出井
兒嶋 高志
Takashi Kojima
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Abstract

【課題】良質な卵白の蛋白質を美味しく飲むことができる飲料を提供する。
【解決手段】乳酸発酵卵白を、固形分換算で0.01%以上、15%以下配合する飲料であって、1種又は2種以上の機能性食品原料および1種又は2種以上の食品原料を配合する飲料。
【選択図】なし

Description

本発明は、乳酸発酵卵白を配合する飲料に関する。
特開2000−300224号公報 特開昭59−11156号
そこで、本発明の目的は、良質な卵白の蛋白質を美味しく飲むことができる飲料を提供するものである。
本発明者等は、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた。その結果、乳酸発酵卵白を配合するならば、良質な卵白の蛋白質を美味しく飲むことができる飲料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、
(1)乳酸発酵卵白を配合する飲料、
(2)(1)の飲料において、
乳酸発酵卵白を固形分換算で0.01%以上、15%以下配合する飲料、
(3)(1)又は(2)の飲料において、
コラーゲン、ヒアルロン酸、コンドロイチン、グルコサミン、ローヤルゼリー、蛋白質加水分解物、コエンザイムQ10、プラセンタ、カテキン、ポリフェノール、セラミド、アスタキサンチン、プロポリス、カルニチン、西洋カラマツ抽出物、DHA、ビタミン類、食物繊維類、ミネラル類から選ばれる1種又は2種以上の機能性食品原料を配合する飲料、
(4)(1)乃至(3)のいずれかに記載の飲料において、
糖類、糖アルコール、高甘味度甘味料類、酸味料類、pH調整剤類、野菜抽出物類、乳類、豆類、果実抽出物類、茶葉類、食用色素類、増粘剤類、安定剤類、酸化防止剤類、香料類、乳化剤類から選ばれる1種又は2種以上の食品原料を配合する飲料、
(5)(1)乃至(4)のいずれかに記載の飲料が、清涼飲料である飲料、
(6)(1)乃至(4)のいずれかに記載の飲料が、乳酸菌飲料、乳製品乳酸菌飲料、醗酵乳、乳飲料のいずれかである飲料、
(7)(1)乃至(4)のいずれかに記載の飲料が、アルコール飲料である飲料、
である。
本発明によれば、良質な卵白の蛋白質を美味しく飲むことができる飲料を提供することができる。したがって、健康飲料、美容飲料以上の需要拡大が期待できる。
以下本発明を詳細に説明する。なお、本発明において「部」は「質量部」を意味する。
本発明は、乳酸発酵卵白を配合させることにより、良質な卵白の蛋白質を美味しく飲むことができる飲料を提供することに特徴を有する。
<飲料>
本発明の飲料は、一般的に市販されている形態の飲料であれば、特に限定するものではない。
飲料の形態としては、例えば、清涼飲料(炭酸飲料、果実飲料、コーヒー飲料、茶系飲料、豆乳類、野菜飲料、スポーツ飲料、乳性飲料、ココア飲料、栄養飲料、機能性飲料、ゼリー飲料)、乳酸菌飲料、乳製品乳酸菌飲料、醗酵乳、乳飲料、アルコール飲料(果実酒、日本酒、ウイスキー、ブランデー、ウォッカ、ラム酒、焼酎、マッコリ、リキュール、カクテル、チューハイ等)が挙げられる。
また、本発明の飲料は、粉末飲料を清水、牛乳、炭酸水等で溶解させて調製した飲料も含む。
<乳酸発酵卵白>
本発明の飲料で用いる乳酸発酵卵白は、液卵白に乳酸菌を添加して発酵させることにより得られるものである。このような乳酸発酵は、一般的に栄養源として乳酸菌資化性糖類を用いて必要に応じ酵母エキス等の発酵促進物質を添加し、乳酸菌を1mLあたり好ましくは10〜10、さらに好ましくは10〜10供し発酵されており、本発明も同様な方法で得られたものを用いるとよい。
<乳酸発酵卵白の形態>
乳酸発酵卵白の形態は、配合する加工食品の性状に応じて、適切な形態に加工し使用するとよい。例えば、液状、粉末状、マイクロコロイド状、クリーム状、ペースト状、ゼリー状等が挙げられる。
<乳酸発酵卵白に用いる液卵白>
上記乳酸発酵卵白に用いる卵白としては、例えば、鶏等の鳥類の卵を割卵し、卵黄を分離したものであり工業的に得られるもの、またこれを殺菌、凍結したもの、濃縮または希釈したもの、特定の成分(リゾチームやアビジン等)を除去したもの、乾燥させたものを水戻ししたもの等が挙げられる。また、効果に影響を及ぼさない程度に卵黄やその他の卵由来の成分を含んでいても差し支えない。
<乳酸発酵卵白に用いる乳酸菌>
上記乳酸発酵卵白に用いる乳酸菌としては、一般的にヨーグルトやチーズの製造に利用される、例えば、ラクトバチルス属(Lactobacillus bulgaricus等)、ストレプトコッカス属(Streptococcus thermophilus、Streptococcus diacetylactis等)、ラクトコッカス属(Lactococcus lactis等)、ロイコノストック属(Leuconostoc cremoris等)、エンテロコッカス属(Enterococcus faecalis)、ビフィドバクテリウム属(Bifidobacterium Bbifidum等)等が挙げられる。
<乳酸発酵卵白に用いる乳酸菌資化性糖類>
上記乳酸発酵卵白に用いる乳酸菌資化性糖類としては、例えば、単糖類(グルコース、ガラクトース、フルクトース、マンノース、N−アセチルグルコサミン等)、二糖類(ラクトース、マルトース、スクロース、セルビオース、トレハロース等)、オリゴ糖類(特に3〜5個の単糖類が結合しているもの)、ブドウ糖果糖液糖等が挙げられ、1種又は2種以上を組み合わせて液状の卵白に添加することができる。
<乳酸発酵卵白に用いる発酵促進物質>
上記乳酸発酵卵白に用いる発酵促進物質としては、本発明の効果を損なわない範囲で発酵を促進するものであれば、特に限定するものでない。例えば、酵母エキス、アミノ酸やペプチド等の蛋白質分解物、ビタミン類、ミネラル類等が挙げられる。
さらに本発明は、上記一般的な発酵促進物質に加え、卵黄を含ませるとよい。その含有量は、発酵液中に卵黄の固形分換算で少なくとも0.025%以上、2.5%以下含むことができ、0.25以上、1%以下含むことがより好ましい。卵黄の含有量が前記範囲であることにより、風味を損なうことなく乳酸発酵をさらに促進させることができる。
<乳酸発酵卵白の製造方法>
上記乳酸発酵卵白の代表的な製造方法を以下に示すが、特に限定するものではない。例えば、卵白蛋白質2〜8%、乳酸菌資化性糖類1〜15%、及び発酵促進物質0.5〜10%を水に加え、乳酸、塩酸等の酸材を用いてpH5〜7.5にpH調整し仕込み液を調製するとよい。なお、酸材としては風味の面から乳酸を用いることができる。得られた仕込み液を60〜110℃で5〜120分間加熱した後、乳酸菌スターターを1mLあたり10〜10になるように添加するとよい。25〜50℃で8〜48時間発酵し乳酸発酵卵白が得られる。また、必要に応じて上記乳酸発酵卵白を加熱殺菌し、高圧下で均質化処理を施してもよく、あるいは、フリーズドライ、スプレードライ等の乾燥処理を施して粉末状にしてもよい。
<乳酸発酵卵白の配合量>
本発明の飲料は、乳酸発酵卵白を配合したものである。乳酸発酵卵白の配合量は、乳酸発酵卵白の美味しさと卵白の良質な蛋白質を摂取する目的で、固形分換算で0.01%以上、更に0.03%以上であるとよい。
乳酸発酵卵白の配合量の上限は特に設けないが、固形分換算で15%以下、更に10%以下であるとよい。
なお、本発明において固形分換算とは水分を除いた部分を意味するが、後述するスプレードライ等の乾燥処理を施したものは、その乾燥物とする。
<機能性食品原料>
本発明の飲料には、乳酸発酵卵白に加え、以下の機能性食品原料を配合すると、卵白の良質な蛋白質を摂取すると共に、食品原料の健康機能効果を享受することができる。
例えば、コラーゲン、ヒアルロン酸、コンドロイチン、グルコサミン、ローヤルゼリー、蛋白質加水分解物、コエンザイムQ10、プラセンタ、カテキン、ポリフェノール、セラミド、アスタキサンチン、プロポリス、カルニチン、西洋カラマツ抽出物、DHA
ビタミン類(ビタミンA、B群、C、D、E)
食物繊維類(難消化デキストリン、セルロース、ヘミセルロース、リグニン等の不溶性食物繊維、ペクチン、グルコマンナン、ポリデキストロース等の水溶性食物繊維)、
ミネラル類(ナトリウム、カルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄、亜鉛、リン等)、
から選ばれる1種又は2種以上の機能性食品原料が挙げられる。
また、本発明の飲料には、乳酸発酵卵白に加え、以下の食品素材を配合すると、卵白の良質な蛋白質を美味しく摂取することができる。
例えば、糖類(ブドウ糖、果糖、果糖ブドウ糖液糖、砂糖、オリゴ糖、トレハロース、サイクロデキストリン、乳糖、蜂蜜、メープルシロップ等)
糖アルコール類(キシリトール、還元澱粉糖化物、ソルビトール、エリスリトール、マルチトール、マンニトール、ラクチトール、オリゴ糖アルコール等)、
高甘味度甘味料類(アスパルテーム、サッカリン、アセスルファムK、スクラロース、ステビア、甘草等)、
酸味料類(酢酸、クエン酸、リンゴ酸、グルコン酸、乳酸、リン酸、コハク酸、酒石酸等)、
上記酸味料類及び/又はその塩類等のpH調整剤類、
ピューレ、エキス、野菜汁等の野菜抽出物類(人参、トマト、ピーマン、ほうれん草、かぼちゃ、アスパラガス、小松菜、ブロッコリー、白菜、キャベツ、レタス、セロリ、パセリ、アロエ、ウコン、ごぼう、トウモロコシ等)、
乳類(ヨーグルト、チーズ、バターミルク、牛乳、ホエー、カゼイン等)、
豆類(豆乳、グリンピース、大豆等のペースト状物、大豆蛋白質等)
ピューレ、エキス、果汁等の果実抽出物類(レモン、ライム、ゆず、アセ
ロラ、マンゴー、バナナ、イチゴ、グレープフルーツ、パイナップル、オレンジ、パッションフルーツ、みかん、シークワーサー、カボス、ブドウ、キウイフルーツ、サクランボ、梨、アサイー等)、
茶葉類(大麦若葉、明日葉、ウーロン茶、煎茶、緑茶、紅茶等)、
食用色素類(パプリカ色素、カラメル色素、クチナシ色素、アナトー色素、コチニール色素等)、
増粘材類又は安定剤類(大豆多糖類、カルボキシメチルセルロース、発酵セルロース、ペクチン、キサンタンガム、グアガム、ジェランガム、アラビアガム、カラギナン、馬鈴薯澱粉、トウモロコシ澱粉、うるち米澱粉、小麦澱粉、タピオカ澱粉、ワキシコーンスターチ、もち米澱粉などの澱粉、湿熱処理澱粉、加工澱粉等)、
酸化防止剤類(ビタミンC、ビタミンE等)、
香料類[柑橘系フレーバー(レモン、グレープフルーツ、ゆず、オレンジ等)、フルーツ系フレーバー(バナナ、ストロベリー、リンゴ、パイナップル等)、ミルク系フレーバー(ヨーグルト、バター、ミルク等)、ミント系フレーバー、野菜系フレーバー、バニラ系フレーバー、ナッツ系フレーバー等]、
乳化剤類(モノグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、レシチン、リゾレシチン等)
から選ばれる1種又は2種以上の食品原料が挙げられる。
本発明の飲料の製造方法については、飲料の製造工程のいずれかの段階で乳酸発酵卵白を添加し均一に混合すればよく、特に限定するものではない。
以下、本発明について、実施例、比較例及び試験例に基づき具体的に説明する。なお、本発明は、これらに限定するものではない。
[製造例1]
生卵白34%、スクロース6%、生卵黄0.5%、酵母エキス0.05%、50%乳酸0.15%、および残りが水からなる卵白を含有した混合液3kgを攪拌、調製した。得られた混合液を75℃で10分間加熱した後、乳酸菌スターター0.01%(Lactobacillus bulgaricus、Streptococcus thermophilus)を添加し、42℃で24時間発酵を行なった後、70〜90℃で加熱殺菌した。次いで、この発酵物を、高圧ホモジナイザーを用いて30MPaの圧力で加圧破砕し、固形分15%の乳酸発酵卵白液を得た。
[製造例2]
製造例1で得られた乳酸発酵卵白液を、スプレードライによって乾燥し、粉末状の乳酸発酵卵白を得た。
[実施例1]
製造例1で得られた乳酸発酵卵白液を用いて、飲料(乳風味飲料)を調製した。
具体的には、配合表1に示す原料を混合し、本発明の飲料を製した。
[配合表1]
乳酸発酵卵白(固形分15%) 98g
砂糖 1.5g
ステビア 0.02g
レモン果汁(5倍濃縮) 0.04g
キーライム果汁(5倍濃縮) 0.02g
清水 残余
------------------------------------------------------------------
合計 100ml
[実施例2]
製造例1で得られた乳酸発酵卵白液を用いて、飲料(ビネガードリンク)を調製した。
具体的には、配合表2に示す原料を混合し、本発明の飲料を製した。
[配合表2]
乳酸発酵卵白(固形分15%) 70g
3倍濃縮ビネガードリンク
(キユーピー醸造(株)製「トロピカルミックス」) 10g
清水 残余
------------------------------------------------------------------------------------------

合計 100ml
[実施例3]
製造例1で得られた乳酸発酵卵白液を用いて、飲料(カクテル)を調製した。
具体的には、常法に従って、配合表3に示す原料を混合し、95%醸造用アルコールと清水をアルコール度数が5%となるよう調製して、本発明の飲料を製した。
[配合表3]
マンゴーピューレ 10部
人参ピューレ 5部
乳酸発酵卵白(固形分15%)
5部
ヨーグルトペースト 3部
ブドウ糖 2部
アスパルテーム 0.02部
大豆多糖類(不二製油(株)製「ソヤファイブ」) 0.4部
クエン酸 0.1部
ヨーグルトフレーバー 0.1部
95%醸造用アルコールと清水 残余
----------------------------------------------------------------------------------------

合計 100部
[実施例4]
製造例1で得られた乳酸発酵卵白液を用いて、飲料(チューハイ)を調製した。
具体的には、常法に従って、配合表4に示す原料を混合し、95%醸造用アルコールと清水をアルコール度数が5%となるよう調製し、調製した液に炭酸ガス2.3VOL含ませて、本発明の飲料を製した。
[配合表4]
果糖ブドウ糖液糖 40g
乳酸発酵卵白(固形分15%) 30g
リンゴ酸 4g
ビタミンB群ミックス 0.03g
柚子果汁 100ml
柚子フレーバー 1ml
95%醸造用アルコールと清水 残余
-------------------------------------------------------------

合計 1000ml
[実施例5]
製造例1で得られた乳酸発酵卵白液を用いて、飲料(マッコリカクテル)を調製した。
具体的には、マッコリ(アルコール度数6%)80部、乳酸発酵卵白液(固形分15%)20部とを混合し、本発明の飲料を製した。
[実施例6]
製造例1で得られた乳酸発酵卵白液と製造例2で得られた粉末状の乳酸発酵卵白を用いて、飲料(バナナ・オレ)を調製した。
具体的には、常法に従って配合表5に示す原料を混合し、均質化した後、90℃達温の加熱殺菌を施し、容器に充填、冷却することにより、本発明の飲料を製した。
[配合表5]
乳酸発酵卵白液(固形分15%) 10部
粉末状の乳酸発酵卵白 10部
砂糖 5部
アセスルファムK 0.02部
バナナピューレ 10部
発酵セルロース 0.1部
バナナフレーバー 0.1部
ビタミンC 0.05部
清水
残余
-------------------------------------------------------------

合計
100部
[実施例7]
製造例1で得られた乳酸発酵卵白液及び製造例2で得られた粉末状の乳酸発酵卵白を用いて、飲料(イチゴ・オレ)を調製した。
具体的には、常法に従って配合表6に示す原料を混合し、均質化した後、90℃達温の加熱殺菌を施し、容器に充填、冷却することにより、本発明の飲料を製した。
[配合表6]
乳酸発酵卵白液 10部
脱脂粉乳 10部
オリゴ糖 5部
トレハロース 1部
スクラロース 0.01部
イチゴピューレ 10部
カルボキシメチルセルロース 0.1部
ビタミンE 0.05部
イチゴ香料 0.1部
清水
残余
---------------------------------------------------------
合計 100部
[実施例8]
製造例2で得られた粉末状の乳酸発酵卵白を用いて、飲料(蛋白質含有粉末飲料)を調製した。
具体的には、常法に従い配合表7に示す原料を混合し、本発明の粉末状飲料を製した。得られた粉末状飲料10gを120mlの清水に加え、スプーンでよく混合させた。
[配合表7]
粉末状乳酸発酵卵白 30部
グラニュー糖 35部
トレハロース 3部
βサイクロデキストリン 5部
サッカリン 0.1部
レモン果汁粉末 9.5部
ビタミンC粉末 2部
レモン香料 2部
乳酸カルシウム 3部
クエン酸カリウム 5部
硫酸マグネシウム 5部
クエン酸第一鉄ナトリウム 0.1部
グルコン酸亜鉛 0.2部
ペクチン 0.1部
[実施例9]
製造例2で得られた粉末状の乳酸発酵卵白を用いて、飲料(美容ドリンク)を調製した。
具体的には、配合表5に示す原料を混合し、本発明の飲料を製した。
[配合表8]
ヒアルロン酸(平均分子量10万〜50万) 240mg
大豆加水分解物 4000mg
粉末状乳酸発酵卵白
50g
クエン酸ナトリウム 1.5g
ブドウ糖果糖液糖 50g
ペクチン 1g
グレープフルーツフレーバー 1g
20%クエン酸水溶液(pH3.5に調整) 適宜
清水 残余
------------------------------------------------------------------------------------------

500ml
[実施例10]
製造例1で得られた乳酸発酵卵白液を用いて、飲料(美容ゼリー状ドリンク)を調製した。
具体的には、常法により、配合表9に示す原料のうち、水に糖類と寒天を加えて加熱溶解後、その他の原料を溶解する。次いで、所定のpHに調整後、80g容スタンドパウチに60gずつ充填密封し、冷却して本発明の飲料を製した。
[配合表9]
難消化性デキストリン 50g
デキストリン 90g
コラーゲンペプチド 25g
グレープフルーツ果汁(ストレート)25g
還元澱粉糖化物 13g
キシリトール 10g
ソルビトール 5g
乳酸発酵卵白液 5g
寒天 7g
ビタミンC 3g
グルコン酸 2g
リンゴ酸 1g
グレープフルーツフレーバー 1g
パプリカ色素 0.1g
パントテン酸 0.05g
葉酸 0.05g
ビタミンB2 0.05g
清水 残余
--------------------------------------------------------------

合計 800g
[実施例11]
製造例1で得られた乳酸発酵卵白液を用いて、飲料(美容ドリンク)を調製した。
具体的には、配合表10に示す原料を混合し、本発明の飲料を製した。
[配合表10]
コラーゲンペプチド 60g
N−アセチルグルコサミン 20g
コンドロイチン6硫酸ナトリウム 15g
乳酸発酵卵白液(固形分15%) 10g
ビタミンC 10g
ビタミンA 5g
ビタミンD 5g
ビタミンB群 5g
カルニチン 5g
ビオチン 5g
葉酸 5g
ローヤルゼリー 30g
アセロラパウダー 10g
乳糖 20g
果糖ブドウ糖液糖 400g
スクラロース 1g
パイナップル果汁 250g
発酵乳酸 125g
オレンジ香料 10g
大豆多糖類 5g
大豆サポニン 5g
清水 適宜
------------------------------------------------------------

合計 5000ml
[実施例12]
製造例1で得られた乳酸発酵卵白液を用いて、飲料(青汁)を調製した。
具体的には、配合表11に示す原料を混合し、本発明の飲料を製した。
[配合表11]
青汁粉末(キューサイ製 ケール青汁) 7g
乳酸発酵卵白(固形分15%) 60ml
清水 残余
---------------------------------------------------------------------

合計 150ml
[実施例13]
製造例1で得られた乳酸発酵卵白液を用いて、飲料(カフェオレ)を調製した。
具体的には、配合表12に示す原料を混合し、本発明の飲料を製した。
[配合表12]
乳酸発酵卵白(固形分15%) 5ml
牛乳 120ml
インスタントコーヒー 15g
90℃に熱した清水 残余
---------------------------------------------------------------------

合計 180ml
[実施例14]
製造例1で得られた乳酸発酵卵白液を用いて、飲料(炭酸飲料)を調製した。
具体的には、配合表13に示す原料を混合し、原料混合用の清水200gに溶解させた後、98℃で50秒の殺菌を行い、その後5℃まで冷却した。得られた殺菌済の混合液に対して、ガスボリュームが2.2になるよう、清水と無添加炭酸水によって1000gに調整し、PETボトルに充填し、65℃12分間の加熱殺菌を行い、本発明の飲料を製した。
[配合表13]
果糖 10g
乳糖 5g
ステビア 0.32g
乳酸発酵卵白液 20g
ミントフレーバー 1.5g
キーライム果汁(5倍濃縮)0.2g
リンゴ酸 1.0g
原料混合用の清水 200g
清水及び無添加炭酸水 残余
-------------------------------------------------------

合計 1000g
[実施例15]
製造例1で得られた乳酸発酵卵白液を用いて、飲料(ブランデースプリッツァー)を調製した。
具体的には、ブランデー(アルコール度数37%)300ml、乳酸発酵卵白液(固形分15%)10ml、櫛形にカットしたトマト1個分を500ml容保存瓶に充填し、1日間冷暗所で保存した。得られたトマト漬けブランデーとジンジャーエールとを1:3で混合し、本発明の飲料を製した。
[実施例16]
製造例1で得られた乳酸発酵卵白液を用いて、飲料(モスコミュール)を調製した。
具体的には、ウォッカ30ml、ジンジャーエール90ml、及び乳酸発酵卵白10mlを混合し、本発明の飲料を製した。
実施例1乃至16で得られたいずれの飲料も、乳酸発酵卵白を配合させることにより、良質な卵白の蛋白質を美味しく飲むことができた。

Claims (7)

  1. 乳酸発酵卵白を配合する飲料。
  2. 請求項1記載の飲料において、
    乳酸発酵卵白を固形分換算で0.01%以上、15%以下配合する飲料。
  3. 請求項1又は2の飲料において、
    コラーゲン、ヒアルロン酸、コンドロイチン、グルコサミン、ローヤルゼリー、蛋白質加水分解物、コエンザイムQ10、プラセンタ、カテキン、ポリフェノール、セラミド、アスタキサンチン、プロポリス、カルニチン、西洋カラマツ抽出物、DHA、ビタミン類、食物繊維類、ミネラル類から選ばれる1種又は2種以上の機能性食品原料から選ばれる1種又は2種以上の機能性食品原料を配合する飲料。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の飲料において、
    糖類、糖アルコール、高甘味度甘味料類、酸味料類、pH調整剤類、野菜抽出物類、乳類、豆類、果実抽出物類、茶葉類、食用色素類、増粘剤類、安定剤類、酸化防止剤類、香料類、乳化剤類から選ばれる1種又は2種以上の食品原料から選ばれる1種又は2種以上の食品原料を配合する飲料。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の飲料が、清涼飲料である飲料。
  6. 請求項1乃至4のいずれかに記載の飲料が、乳酸菌飲料、乳製品乳酸菌飲料、醗酵乳、乳飲料のいずれかである飲料。
  7. 請求項1乃至4のいずれかに記載の飲料が、アルコール飲料である飲料。
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