JP2015022083A - マルチモード光ファイバおよび光ファイバ伝送システム - Google Patents

マルチモード光ファイバおよび光ファイバ伝送システム Download PDF

Info

Publication number
JP2015022083A
JP2015022083A JP2013148942A JP2013148942A JP2015022083A JP 2015022083 A JP2015022083 A JP 2015022083A JP 2013148942 A JP2013148942 A JP 2013148942A JP 2013148942 A JP2013148942 A JP 2013148942A JP 2015022083 A JP2015022083 A JP 2015022083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
refractive index
optical fiber
core
mode
multimode optical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013148942A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6092029B2 (ja
Inventor
崇嘉 森
Takayoshi Mori
崇嘉 森
泰志 坂本
Yasushi Sakamoto
泰志 坂本
雅樹 和田
Masaki Wada
雅樹 和田
山本 貴司
Takashi Yamamoto
貴司 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP2013148942A priority Critical patent/JP6092029B2/ja
Publication of JP2015022083A publication Critical patent/JP2015022083A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6092029B2 publication Critical patent/JP6092029B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/02Optical fibres with cladding with or without a coating
    • G02B6/028Optical fibres with cladding with or without a coating with core or cladding having graded refractive index
    • G02B6/0288Multimode fibre, e.g. graded index core for compensating modal dispersion

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Dispersion Chemistry (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

【課題】伝搬モード間の群遅延差を低減できるとともに伝搬モード数を4より大きくすることができるマルチモード光ファイバ及び光ファイバ伝送システムを提供する。【解決手段】マルチモード光ファイバは、グレーデッド型プロファイルを有するコアと、コアの外側とその外側のクラッドとの間に低屈折率層を有しており、屈折率分布の各パラメータがa1=12.3〜12.6μm,a2=14.0〜14.4μm,a3=16.1〜19.0μm,Δ1=0.81〜0.85%,Δ2=−0.79〜−0.55%,α=1.89〜2.05,である。【選択図】図1

Description

本発明は、マルチモード光ファイバ、及びこれを備え、高次モードを利用した光ファイバ伝送システムに関するものである。
光ファイバ伝送システムでは、光ファイバ中で発生する非線形効果やファイバヒューズが問題となり、伝送の大容量化および長距離化が制限されている。これらの制限を緩和するためには、光ファイバに導波する光の密度を低減する必要があり、大コアファイバが検討されている(例えば、非特許文献1、2を参照。)。
しかし、曲げ損失低減、単一モード動作領域の拡大、実効断面積の拡大は互いにトレードオフの関係にあり、所定の条件下における実効断面積の拡大量には限界がある。そこで、無線における大容量化技術であるMulti−Input Multi−Output(MIMO)技術を光ファイバ伝送に適用する試みが行われている(例えば、非特許文献3を参照。)。
光MIMO技術は伝送媒体としてマルチモード光ファイバを用いることにより伝送容量を拡大できるとともに、先に述べた大コア光ファイバにおける制限要因である単一モード動作条件が不要になるため、さらなる大コア化が可能であることも特徴である。一方で、MIMO技術を用いた光ファイバ伝送では、モード間の群遅延差が大きくなると、信号の復元に必要なデジタル処理の計算量が増えてしまい、伝送距離が十数kmに制限されている(例えば、非特許文献4を参照。)。
そこで、モード間の群遅延差を50ps/km程度に抑えた光ファイバや、基本モードが高次モードよりも速い正の群遅延差を有する光ファイバと基本モードが高次モードよりも遅い負の群遅延差を有する光ファイバを組み合わせたモード分散補償伝送路が提案されている(例えば、非特許文献5、6を参照。)。
さらに光ファイバ伝送の大容量化のため、伝搬モード数が4つのモード分散補償伝送路が提案されている(例えば、非特許文献7、8を参照。)。
T.Matsui,et al.,"Applicability of Photonic Crystal Fiber With Uniform Air−Hole Structure to High−Speed and Wide−Band Transmission Over Conventional Telecommunication Bands",J.Lightwave Technol. 27,pp5410−5416,2009. K.Mukasa,et al.,"Comparisons of merits on wide−band transmission systems between using extremely improved solid SMFs with Aeff of 160μm2 and loss of 0.175dB/km and using large−Aeff holey fibers enabling transmission over 600 nm bandwidth",the Proceedings of OFC2008,OthR1,Feb.2008. B.C.Thomsen,"MIMO enabled 40 Gb/s transmission using mode division multiplexing in multimode fiber",Optical Fiber Communication (OFC),2010,p.OThM6. R.Ryf,S.Randel,A.H.Gnauck,C.Bolle,R.Essiambre,P.Winzer,D.W.Peckham,A.McCurdy,and R.Lingle,"Space−division multiplexing over 10 km of three−mode fiber using coherent 6×6 MIMO processing",in Optical Fiber Communication Conference,OSA Technical Digest (CD) (Optical Society of America,2011),paper PDPB10. L.G.−Nielsen,et al.,"Few Mode Transmission Fiber with low DGD,low Mode Coupling and low Loss",the Proceedings of OFC2012,PDP5A.1,Mar.2012. T.Sakamoto,T.Mori,T.Yamamoto,S.Tomita,"Differential Mode Delay Managed Transmission Line for WDM−MIMO System Using Multi−Step Index Fiber",Journal of Lightwave Technology,vol.30,no.17,pp.2783−2787,2012 T. Mori, T. Sakamoto, M. Wada, T. Yamamoto, F. Yamamoto,"Low DMD Four LP Mode Transmission Fiber for Wide−band WDM−MIMO System",the Proceedings of OFC2013,OTh3K.1,Mar.2013. R. Ryf,et al.,"32−bit/s/Hz Spectral Efficiency WDM Transmission over 177−km Few−Mode Fiber",the Proceedings of OFC2013,PDP5A.1,Mar.2013. F.Ferreira,et al., "Design of Few−Mode Fibers With Arbitrary and Flattened Differential Mode Delay," Photonics Technology Letters,vol.25,pp.438−441 (March 2013). Y.Katsuyama, M.Tokuda, N.Uchida, M.Nakahara, "A new method for measuring the V−value of a single−mode optical fiber", Electron. Lett. 12, 669−670 (1976). T. Mori, T. Sakamoto, T. Yamamoto, and S. Tomita, "Coherent optical MIMO transmission over 20 km GI multi−mode fiber by using digital coherent receiver with mode convergence unit", Opt. Express vol.19, pp.16252−16258 (August 2011). N. Fontaine, "Devices and Components for Space−Division Multiplexing in Few−Mode Fibers", in Optical Fiber Communication Conference/National Fiber Optic Engineers Conference 2013, OSA Technical Digest (online) (Optical Society of America, 2013), paper OTh1B.3. M.Taylor,"Coherent Detection for Fiber Optic Communications Using Digital Signal Processing",in Optical Amplifiers and Their Applications/Coherent Optical Technologies and Applications, Technical Digest (CD) (Optical Society of America, June 2006), paper CThB1.
しかしながら、非特許文献7,8においては伝搬モード数が4つに限られており、モード数の拡大が課題となっている。そこで、本願発明の目的は、前記の課題に鑑みてなされたものであり、伝搬モード間の群遅延差を低減できるとともに伝搬モード数を4より大きくすることができるマルチモード光ファイバ及び光ファイバ伝送システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のマルチモード光ファイバは、屈折率のプロファイルがグレーデッド型であるコアと、一部に低屈折率層が配置されたクラッドの構造とし、屈折率分布の各パラメータを適正にすることとした。
具体的には、本発明に係るマルチモード光ファイバは、中心から半径aまでのコアと、前記コアの外側にあるクラッドと、半径aから半径aまでの前記クラッド内に形成される低屈折率層と、を有し、
前記コアは、中心から半径方向の屈折率プロファイルが、中心の屈折率を前記クラッド層に対する比屈折率Δとする、指数定数αのグレーデッド型であり、
前記低屈折率層は、屈折率が前記クラッド層に対する比屈折率Δであるマルチモード光ファイバであって、
屈折率分布の各パラメータが、
=12.3〜12.6μm、a=14.0〜14.4μm、a=16.1〜19.0μm、Δ=0.81〜0.85%、Δ=−0.79〜−0.55%、α=1.94〜2.00であることを特徴とする。
本マルチモード光ファイバは、中心軸から外側に向けて屈折率が指数的に小さくなるコアと、前記コアの外側にあり、屈折率が前記コアの屈折率よりも小さいクラッドと、前記コアと前記クラッドとの間にあり、屈折率が前記クラッドの屈折率以下の低屈折率層と、を有する。そして、これらの屈折率分布のパラメータを適正にすることで伝搬モード数を6つとし、伝搬モード間の群遅延差を低減することができる。従って、本発明は、伝搬モード間の群遅延差を低減できるとともに伝搬モード数を4より大きくすることができるマルチモード光ファイバ及び光ファイバ伝送システムを提供することができる。
また、本発明に係るマルチモード光ファイバは、中心から半径aまでのコアと、前記コアの外側にあるクラッドと、半径aから半径aまでの前記クラッド内に形成される低屈折率層と、を有し、
前記コアは、中心から半径方向の屈折率プロファイルが、中心の屈折率を前記クラッド層に対する比屈折率Δとする、指数定数αのグレーデッド型であり、
前記低屈折率層は、屈折率が前記クラッド層に対する比屈折率Δであるマルチモード光ファイバであって、
屈折率分布の各パラメータが、
=12.3〜12.6μm、a=14.0〜14.4μm、a=16.1〜19.0μm、Δ=0.81〜0.85%、Δ=−0.79〜−0.55%、α=1.89〜2.05であることを特徴とする。
本マルチモード光ファイバは、これらの屈折率分布のパラメータを適正にすることで伝搬モード数を6つとし、指数定数αの設定で正のモード群遅延差又は負のモード群遅延差とすることができる。
このため、本発明に係るマルチモード光ファイバの前記コアは、光の伝搬方向の区間で指数定数αが異なるとしてもよい。この場合、前記区間が2つ以上であり、区間の少なくとも1つの指数定数αが1.97以上であり、また区間の少なくとも1つの指数定数αが1.97未満であることが望ましい。
指数定数αが1.97を境に正のモード群遅延差又は負のモード群遅延差とすることができ、これを組み合わせることで伝搬モード間の群遅延差を低減することができる。従って、本発明は、伝搬モード間の群遅延差を低減できるとともに伝搬モード数を4より大きくすることができるマルチモード光ファイバ及び光ファイバ伝送システムを提供することができる。
本発明に係る光ファイバ伝送システムは、N個のデータを光信号としてそれぞれ送信するN個(Nは2以上の整数)の光送信機と、
前記光送信機からのN個の光信号を伝搬モードが異なるように合波する合波器と、
前記合波器からの光信号を伝搬する前記マルチモード光ファイバと、
前記マルチモード光ファイバからの光信号を異なる分岐比で分波する分波器と、
前記分波器からの光信号を受信するM個(MはN以上の整数)の光受信機と、
前記光受信機が出力するM個の電気信号から、前記マルチモード光ファイバの伝搬中に生じた信号劣化を補償し、前記光送信機が送信したN個のデータを復元するFIR等化器と、
を備える。
本光ファイバ伝送システムは、光の伝搬モードの群遅延差を低減できるマルチモード光ファイバを備えており、受信時のデジタル信号処理の負荷を低減できる。従って、本発明は、信号の復元に必要なデジタル処理の負荷を低減できる光ファイバ伝送システムを提供することができる。
本発明は、伝搬モード間の群遅延差を低減できるとともに伝搬モード数を4より大きくすることができるマルチモード光ファイバ及び光ファイバ伝送システムを提供することができる。
本発明に係るマルチモード光ファイバの屈折率分布を説明する図である。 本発明に係るマルチモード光ファイバのaを変化させた場合のモード群遅延差特性を説明する図である。 本発明に係るマルチモード光ファイバのaを変化させた場合のモード群遅延差特性を説明する図である。 本発明に係るマルチモード光ファイバのaを変化させた場合のモード群遅延差特性および曲げ損失特性を説明する図である。 本発明に係るマルチモード光ファイバの比屈折率Δを変化させた場合のモード群遅延差特性および曲げ損失特性を説明する図である。 本発明に係るマルチモード光ファイバの比屈折率Δを変化させた場合のモード群遅延差特性を説明する図である。 本発明に係るマルチモード光ファイバのαを変化させた場合のモード群遅延差特性および曲げ損失特性を説明する図である。 本発明に係るマルチモード光ファイバのモード群遅延差特性の波長依存性を示す図である。 本発明に係るマルチモード光ファイバの波長1550nmにおけるインパルス応答のためのシミュレーション系を説明する図である。 本発明に係るマルチモード光ファイバにおいて波長1550nmのインパルス応答の一例を示す図である。 本発明に係る光ファイバ伝送システムを説明する図である。
添付の図面を参照して本願発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は、本願発明の実施の例であり、本願発明は以下の実施形態に制限されるものではない。
(実施形態1)
図1は、本実施形態のマルチモード光ファイバにおける半径方向の屈折率分布を示す図である。本マルチモード光ファイバは、中心から半径aまでのコアと、前記コアの外側にあるクラッドと、半径aから半径aまでの前記クラッド内に形成される低屈折率層と、を有し、前記コアは、中心から半径方向の屈折率プロファイルが、中心の屈折率を前記クラッド層に対する比屈折率Δとする、指数定数αのグレーデッド型であり、前記低屈折率層は、屈折率が前記クラッド層に対する比屈折率Δである。
コアは、外周半径がa、クラッドに対する比屈折率がΔであり、低屈折率層の内側境界までの半径がa、低屈折率層の外側境界までの半径がaであり、低屈折率層は、クラッドに対する比屈折率がΔである。
この低モード群遅延差マルチモード光ファイバは、式(1)で表されるα乗屈折率分布をもつコアと、その外側のクラッドと、コアの外側近傍に設けられ、クラッドよりも低屈折率で均一な屈折率分布をもつ低屈折率層から構成されている。ここで、n(r)は中心から半径方向の位置rにおける屈折率、nはコア中心の屈折率、αを指数定数を表す。図1に示すマルチモード光ファイバの屈折率分布は、半径rがaより小さい領域ではα乗屈折率分布に従う。なお、指数定数αはグレーテッド型プロファイルを示す無次元パラメータであり、アルファパラメータと呼ばれることもある。
Figure 2015022083
低屈折率層は、aからaまでの領域(α乗屈折率分布をもつコアの外側)に形成され、クラッドよりも低く均一な屈折率分布になっている。具体的には、本実施形態のマルチモード光ファイバの各パラメータは、a=12.3〜12.6μm、a=14.0〜14.4μm、a=16.1〜19.0μm、Δ=0.81〜0.85%、Δ=−0.79〜−0.55%、α=1.94〜2.00である。上記パラメータのマルチモード光ファイバは、モード間遅延差を小さくしつつ、伝搬可能なモードの曲げ損失特性を向上させることができる。
以下、パラメータについて詳細に説明する。使用波長帯を1530〜1625nm(C−Lバンド)、曲げ損失を0.5dB/100turn以下、伝搬モード数が6(LP01、LP11、LP21、LP02、LP31、LP12モード)となるマルチモード光ファイバとして、α乗屈折率分布(α=1.97、a=12.5μm、Δ=0.85%)をもつコアの外側に、a=14.1μm、a=19.0μm、Δ=−0.70%となる低屈折率層を設ける。
コア部の外周半径aを変えた場合、有限要素法に基づいて計算した高次モード(LP11、LP21、LP02、LP31、LP12モード)と基本モード(LP01モード)のモード群遅延差(DMD:Differential Mode Delay)の変化を図2に示す。DMDは高次モードの群遅延から基本モードの群遅延を引いた値であり、使用波長帯においてDMDの値が最も大きくなる1625nmにおいて算出している。
非特許文献9では2LPモードにおいてDMDの絶対値が200ps/km以下を目標値として定めている。本実施形態でも同様に6LPモードにおいてDMDの絶対値が200ps/km以下を目標値として定める。図2に示すように、コア半径aが12.3〜12.6μmの時に6つのモードにおいてDMDの絶対値が200ps/km以下となる。
低屈折率層の内側の境界までの半径aを変えた場合、有限要素法に基づいて計算した高次モード(LP11、LP21、LP02、LP31、LP12モード)と基本モード(LP01モード)のDMDの変化を図3に示す。図3に示すように、低屈折率層の内側の境界までの半径aが14.0〜14.4μmの時に6つのモードにおいてDMDの絶対値が200ps/km以下となる。
低屈折率層の外側の境界までの半径aを変えた場合、有限要素法に基づいて計算した高次モード(LP11、LP21、LP02、LP31、LP12モード)と基本モード(LP01モード)のDMDの変化を図4に示す。図4に示すように、低屈折率層の外側の境界までの半径aが16.1μm以上の時に6つのモードにおいてDMDの絶対値が±200ps/km以下となる。
なお、伝搬モード数を波長1530〜1625nmにおいて6つに制限するためには、第7高次モードであるLP41モードが伝搬しないことが条件となる。伝搬しない条件としては、使用波長帯において曲げ半径140mmにおける曲げ損失が1dB/m以上であることを条件とした。本条件は、非特許文献10に記載の通り、遮断波長の測定に曲げ半径140mmが用いられていることと、非特許文献1に記載の通り、損失が1dB/m以上で伝搬しないという仮定に基づいている。
想定する使用波長域において最も曲げ損失が小さくなる波長1530nmにおけるLP41モードの曲げ損失を図4に示しており、aが19.0μm以下の時にLP41モードの曲げ損失が1dB/m以上となり、伝搬モード数を6つに制限可能である。つまり低屈折率層の外側の境界までの半径aを16.1〜19.0μmに調整することにより、伝搬モード数を6つにしつつ、DMDの絶対値を200ps/km以下にすることが可能である。
コア部のクラッドに対する比屈折率差Δを変えた場合、有限要素法に基づいて計算した高次モード(LP11、LP21、LP02、LP31、LP12モード)と基本モード(LP01モード)のDMDの変化を図5に示す。DMDは高次モードの群遅延から基本モードの群遅延を引いた値である。図5に示すように、コア部のクラッドに対する比屈折率差Δが0.81%以上の時に6つのモードにおいてDMDの絶対値が200ps/km以下となる。
また、想定する使用波長域において最も曲げ損失が小さくなる波長1530nmにおけるLP41モードの曲げ損失を図5に示しており、Δが0.85%以下の時にLP41モードの曲げ損失が1dB/m以上となり、伝搬モード数を6つに制限可能である。つまりコア部のクラッドに対する比屈折率差Δを0.81〜0.85%に調整することにより、伝搬モード数を6つにしつつ、DMDの絶対値を200ps/km以下にすることが可能である。
低屈折率層の比屈折率差Δを変えた場合、有限要素法に基づいて計算した高次モード(LP11、LP21、LP02、LP31、LP12モード)と基本モード(LP01モード)のDMDの変化を図6に示す。DMDは高次モードの群遅延から基本モードの群遅延を引いた値である。図6に示すように、低屈折率層の比屈折率差Δが−0.79〜−0.59%の時に6つのモードにおいてDMDが±200ps/km以下となる。
コア部の指数定数αを変えた場合、有限要素法に基づいて計算した高次モード(LP11、LP21、LP02、LP31、LP12モード)と基本モード(LP01モード)のDMDの変化を図7に示す。図7に示すように、コア部の指数定数αが1.94〜2.00の時に6つのモードにおいてDMDの絶対値が200ps/km以下となる。
以上のように、屈折率分布の各パラメータを上述のように設定することで、伝搬モード数が6であり、DMDの絶対値が200ps/km以下としたマルチモード光ファイバを製造することができる。
(実施形態2)
本実施形態のマルチモード光ファイバは、光の伝搬方向の区間でコアの指数定数αが異なることを特徴とする。さらに、前記区間が2つ以上である場合、少なくとも1つの区間の指数定数αが1.97以上であり、少なくとも1つの区間の指数定数αが1.97未満であることを特徴とする。
図7のグラフより、第2高次モードと第3高次モードのDMDおよび第4高次モードと第5高次モードがほぼ等しくなっており、群化されており、コア部の指数定数α=1.97を境にDMDが負から正になっている様子が分かる。さらに、コア部の指数定数αに対し各高次モードのDMDは比例の関係である。このことより、作製誤差により1本の光ファイバによる低DMD化が困難な場合においても、DMDが正と負の光ファイバをつなげ、ファイバ長を調整することによりさらなるDMDの低減化が可能である。
想定する使用波長域において最も曲げ損失が小さくなる波長1530nmにおけるLP41モードの曲げ損失を図7に示しており、コア部の指数定数αが2.05以下の時にLP41モードの曲げ損失が1dB/m以上となり、伝搬モード数を6つに制限可能である。
コア部の指数定数αが2.05の時の最大DMDは500ps/kmであり、このDMDを補償するためにはコア部の指数定数αを1.89にすればよい。
例えばα=1.89の負のDMDを有する6モードファイバとα=2.05の正のDMDを有する6モードファイバを同じファイバ長だけ接続することにより、伝搬モード数が6のモード遅延補償伝送路が実現できる。
このように、光の伝搬方向にコアの指数定数αが異なる区間が複数存在する場合、屈折率分布の各パラメータが、a=12.3〜12.6μm、a=14.0〜14.4μm、a=16.1〜19.0μm、Δ=0.81〜0.85%、Δ=−0.79〜−0.55%、α=1.89〜2.05であることが好ましい。
図8は、α乗屈折率分布(a=12.5μm、Δ=0.85%)をもつコアの外側に、a=14.1μm、a=19.0μm、Δ=−0.70%となる低屈折率層を設け、コア部の指数定数αが1.89(FiberA)、1.97(FiberB)、2.05(FiberC)の場合のDMDの波長依存性を説明する図である。Fiber AはC+L帯(1530〜1625nm)においてDMDが正、Fiber CはC+L帯(1530〜1625nm)においてDMDが負であることが分かる。Fiber Bは3種類の中で最も低DMDなマルチモード光ファイバを実現出来る。
図9は、マルチモード光ファイバのインパルス応答のシミュレーション系を説明する図である。波長1550nmのパルス光源1からパルス幅100psの光パルスをモード励振器5に入力し、被試験用光ファイバ伝送路7を伝送した直後のパルス波形を測定器9で観測する。試験を行う光ファイバ伝送路7は次の3つである。
条件(1)FiberAのマルチモード光ファイバ2km
条件(2)FiberCのマルチモード光ファイバ2km
条件(3)FiberAのマルチモード光ファイバ2kmとFiberCのマルチモード光ファイバ2kmを連結したもの
図10は上記の各条件におけるインパルス応答である。条件(1)及び(2)については、4つのパルスが存在しており、第2高次モードと第3高次モードおよび第4高次モードと第5高次モードが群化している様子が分かる。
条件(3)の場合、FiberAとFiberCを連結することで、各パルスが1つのパルスとなり、さらなる低DMD化(100ps/km以下)が可能なモード遅延補償伝送路が実現できる。
以上のように、マルチモード光ファイバのモード群遅延差を屈折率分布の各パラメータで調整して正又は負とすることができ、正のモード群遅延差のマルチモード光ファイバと負のモード群遅延差のマルチモード光ファイバと連結することで、伝搬モード数が6であり、モード群遅延差を100ps/km以下としたマルチモード光ファイバ(モード遅延補償伝送路)を製造することができる。
(実施形態3)
図11は、本実施形態の光ファイバ伝送システム301の概略図である。光ファイバ伝送システム301は、
N個のデータを光信号としてそれぞれ送信するN個(Nは2以上の整数)の光送信機10と、
光送信機10からのN個の光信号を伝搬モードが異なるように合波する合波器20と、
合波器20からの光信号を伝搬する実施形態1又は2で説明したマルチモード光ファイバ30と、
マルチモード光ファイバ30からの光信号を異なる分岐比で分波する分波器40と、
分波器40からの光信号を受信するM個(MはN以上の整数)の光受信機50と、
光受信機50が出力するM個の電気信号から、マルチモード光ファイバ30の伝搬中に生じた信号劣化を補償し、光送信機10が送信したN個のデータを復元するFIR等化器60と、
を備える。
N個(Nは2以上の整数)の送信機10から発せられるN種の信号(x(n))は合波器20において結合する伝搬モード比率が異なるように合波される。伝搬モード比率とは、マルチモード光ファイバ30で伝搬する各伝搬モードの強度の割合である。伝送した信号の復元度を考慮した場合、伝搬モード比率は光信号ごとに大きく異なることが望ましい(例えば非特許文献11を参照。)。例えば、合波器20は、非特許文献12のようにファイバのコアへ光を照射する場所を変えることで任意のモードが励振可能な3次元導波路構造の合波器が望ましい。
合波された光信号はマルチモード光ファイバ30中に入射され、出射側に設置された分波器40において異なる分岐比でMポート(MはN以上の整数)に分波される。分岐比率についても合波器20と同様に、全ての伝搬モードが完全に同比率とならないように光信号を分岐する。信号の復元度を考慮した場合、分岐比率はポートごとに大きく異なることが望ましい(例えば非特許文献11を参照。)。
分波されたM種の信号(y(n))はM個の受信機50で受信され、後段に設置されたFIR等化器60においてマルチモード光ファイバで受けた信号劣化を補償し、復元信号(u(n))を得る。光ファイバ伝送システム301は、N入力M出力のMIMO伝送であり、N種の信号の並列伝送が可能である。
なお、FIR等化器60では、モード分散、波長分散、偏波分散の補償も可能である。また、受信信号の電界振幅及び位相情報を取得するためには、局発光源、90°光ハイブリッド、バランスレシーバ、アナログデジタルコンバータ、及び計算器で受信機50を構成する(例えば、非特許文献13を参照。)。
FIR等化器60は、マルチモード光ファイバ30中で発生する線形歪を補償することができ、タップの遅延量及び係数を適切に設定することで、マルチモード光ファイバ30中で発生する他送信機からの混信、モード分散、波長分散、偏波分散による信号劣化を補償することができる。ただし、モード分散による信号劣化を補償する場合、基本モード及び高次モードのモード群遅延差が大きくなると、信号劣化補償に必要な計算量が膨大になる。しかし、光ファイバ伝送システム301は、モード群遅延差が小さいマルチモード光ファイバ30を用いており、補償に必要な計算量を少なくできる。さらに、伝搬モード数が6であるため、大容量化も可能である。換言すれば、マルチモード光ファイバ30を備えることで、従来のFIR等化器のままで伝送システムの大容量化や長距離化が可能である。さらに、縮退モードを考慮した場合、LP01、LP02モードは1つずつ、LP11,LP21,LP31,LP12モードは2つずつ存在することから、伝搬モード数は10となり、従来のシングルモードファイバを伝送路として用いた場合よりも10倍の大容量化が望める。
以下は、本実施形態のマルチモード光ファイバ及び光ファイバ伝送システムを説明したものである。
<課題>
本発明の課題は、信号の復元に必要なデジタル処理の負荷を低減して長距離伝送を可能とし、伝搬モードを6つとして伝送容量を増大できるマルチモード光ファイバ及びこれを備える光ファイバ伝送システムを提供することである。
<解決手段>
本発明は、
(1):グレーデッド型プロファイルを有するコアと、
前記コアの外側にあり、屈折率が前記コアの屈折率よりも小さいクラッドと、
前記コアと前記クラッドとの間にあり、屈折率が前記クラッドの屈折率以下の低屈折率層とを有し、
前記コアは、外周半径がa、前記クラッド層に対する比屈折率がΔ、指数定数がαであり、前記低屈折率層の内側境界までの半径がa、前記低屈折率層の外側境界までの半径がaであり、前記低屈折率層は、前記クラッド層に対する比屈折率がΔであるとすると、屈折率分布の各パラメータがa=12.3〜12.6μm、a=14.0〜14.4μm、a=16.1〜19.0μm、Δ=0.81〜0.85%、Δ=−0.79〜−0.55%、α=1.94〜2.00であることを特徴とする伝搬モード数が6であるマルチモード光ファイバである。
また、本発明は、
(2):グレーデッド型プロファイルを有するコアと、
前記コアの外側にあり、屈折率が前記コアの屈折率よりも小さいクラッドと、
前記コアと前記クラッドとの間にあり、屈折率が前記クラッドの屈折率以下の低屈折率層とを有し、
前記コアは、外周半径がa、前記クラッド層に対する比屈折率がΔ、指数定数がαであり、前記低屈折率層の内側境界までの半径がa、前記低屈折率層の外側境界までの半径がaであり、前記低屈折率層は、前記クラッド層に対する比屈折率がΔであるとすると、屈折率分布の各パラメータがa=12.5μm、a=14.1μm、a=19.0μm、Δ=0.85%、Δ=−0.70%、α=1.97付近であることを特徴とする伝搬モード数が6であるマルチモード光ファイバである。
(3):上記(1)に記載の前記コアの指数定数αが1.97以上である正のモード群遅延差を有する光ファイバと前記コアの指数定数αが1.97以下である負のモード群遅延差を有する光ファイバがそれぞれ少なくとも1つ以上混在し、前記正のモード群遅延差を有する光ファイバの正のモード群遅延差及び前記のモード群遅延差を有する光ファイバの負のモード群遅延差が打ち消し合い、全体におけるモード群遅延差が補償されることを特徴とするモード遅延補償伝送路である。
本発明は、
(4):光信号を送信するN個(Nは2以上の整数)の光送信機と、前記N個の光送信機からの光信号を伝搬モードが異なるように合波する合波器と、前記合波器からの光信号を伝搬し、上記(1)又は(2)に記載の光ファイバもしくは上記(3)に記載のモード遅延補償伝送路と、前記光ファイバシステムからの光信号を異なる分岐比で分波する分波器と、前記分波器からの光信号を受信するM個(MはN以上の整数)の光受信機と、前記M個の光受信機からの光信号をN個に分離するFIR等化器と、を備える光ファイバ伝送システムである。
<効果>
本発明に係るマルチモード光ファイバは、グレーデッド型プロファイルを有するコアと、コアの外側に低屈折率層を有しており、第2高次モードと第3高次モードおよび第4高次モードと第5高次モードが群化しており、光の伝搬モードの群遅延差を低減できる。すなわち、MIMO技術を用いた光伝送システムにおいて当該マルチモード光ファイバを用いることでデジタル信号処理の負荷を低減できることができる。従って、本発明は、信号の復元に必要なデジタル処理の負荷を低減できるマルチモード光ファイバを提供することができる。
さらに、本発明に係るマルチモード光ファイバは伝搬モード数が6であり、伝送の大容量化が可能である。
本発明に係る光ファイバ伝送システムは、前記マルチモード光ファイバを備えている。従って、本発明は、信号の復元に必要なデジタル処理の負荷を低減でき、伝送の長距離化及び大容量化を可能とした光ファイバ伝送システムを提供することができる。
本発明は、ファイバ中の高次モードの利用により光ファイバ伝送の大容量化及び長距離化を実現することができる。
1:パルス光源
5:モード励振器
7:光ファイバ伝送路
9:測定器
10:送信機
20:合波器
30:マルチモード光ファイバ
40:分波器
50:受信機
60:FIR等化器
301:光ファイバ伝送システム

Claims (5)

  1. 中心から半径aまでのコアと、前記コアの外側にあるクラッドと、半径aから半径aまでの前記クラッド内に形成される低屈折率層と、を有し、
    前記コアは、中心から半径方向の屈折率プロファイルが、中心の屈折率を前記クラッド層に対する比屈折率Δとする、指数定数αのグレーデッド型であり、
    前記低屈折率層は、屈折率が前記クラッド層に対する比屈折率Δであるマルチモード光ファイバであって、
    屈折率分布の各パラメータが、
    =12.3〜12.6μm、a=14.0〜14.4μm、a=16.1〜19.0μm、Δ=0.81〜0.85%、Δ=−0.79〜−0.55%、α=1.89〜2.05であることを特徴とするマルチモード光ファイバ。
  2. 前記コアは、光の伝搬方向の区間で指数定数αが異なることを特徴とする請求項1に記載のマルチモード光ファイバ。
  3. 前記区間が2つ以上であり、少なくとも1つの区間の指数定数αが1.97以上であり、少なくとも1つの区間の指数定数αが1.97未満であることを特徴とする請求項2に記載のマルチモード光ファイバ。
  4. 中心から半径aまでのコアと、前記コアの外側にあるクラッドと、半径aから半径aまでの前記クラッド内に形成される低屈折率層と、を有し、
    前記コアは、中心から半径方向の屈折率プロファイルが、中心の屈折率を前記クラッド層に対する比屈折率Δとする、指数定数αのグレーデッド型であり、
    前記低屈折率層は、屈折率が前記クラッド層に対する比屈折率Δであるマルチモード光ファイバであって、
    屈折率分布の各パラメータが、
    =12.3〜12.6μm、a=14.0〜14.4μm、a=16.1〜19.0μm、Δ=0.81〜0.85%、Δ=−0.79〜−0.55%、α=1.94〜2.00であることを特徴とするマルチモード光ファイバ。
  5. N個のデータを光信号としてそれぞれ送信するN個(Nは2以上の整数)の光送信機と、
    前記光送信機からのN個の光信号を伝搬モードが異なるように合波する合波器と、
    前記合波器からの光信号を伝搬する請求項1から4のいずれかに記載のマルチモード光ファイバと、
    前記マルチモード光ファイバからの光信号を異なる分岐比で分波する分波器と、
    前記分波器からの光信号を受信するM個(MはN以上の整数)の光受信機と、
    前記光受信機が出力するM個の電気信号から、前記マルチモード光ファイバの伝搬中に生じた信号劣化を補償し、前記光送信機が送信したN個のデータを復元するFIR等化器と、
    を備える光ファイバ伝送システム。
JP2013148942A 2013-07-17 2013-07-17 マルチモード光ファイバおよび光ファイバ伝送システム Active JP6092029B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013148942A JP6092029B2 (ja) 2013-07-17 2013-07-17 マルチモード光ファイバおよび光ファイバ伝送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013148942A JP6092029B2 (ja) 2013-07-17 2013-07-17 マルチモード光ファイバおよび光ファイバ伝送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015022083A true JP2015022083A (ja) 2015-02-02
JP6092029B2 JP6092029B2 (ja) 2017-03-08

Family

ID=52486601

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013148942A Active JP6092029B2 (ja) 2013-07-17 2013-07-17 マルチモード光ファイバおよび光ファイバ伝送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6092029B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017156641A (ja) * 2016-03-03 2017-09-07 日本電信電話株式会社 光ファイバ、モード変換器、光増幅器及び光伝送システム
CN109313307A (zh) * 2016-06-16 2019-02-05 日本电信电话株式会社 光纤和光传输系统
WO2021189891A1 (zh) * 2020-03-27 2021-09-30 长飞光纤光缆股份有限公司 一种多芯多模光纤

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112987169A (zh) * 2019-12-02 2021-06-18 中国移动通信有限公司研究院 一种光纤

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5339758A (en) * 1976-09-23 1978-04-11 Siemens Ag Graded index fiber
US20120328255A1 (en) * 2011-06-21 2012-12-27 Scott Robertson Bickham Few-Moded Optical Fibers
JP2013128198A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光ファイバシステム、光ファイバ伝送システム及び光ファイバ伝送方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5339758A (en) * 1976-09-23 1978-04-11 Siemens Ag Graded index fiber
US20120328255A1 (en) * 2011-06-21 2012-12-27 Scott Robertson Bickham Few-Moded Optical Fibers
JP2013128198A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光ファイバシステム、光ファイバ伝送システム及び光ファイバ伝送方法

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017156641A (ja) * 2016-03-03 2017-09-07 日本電信電話株式会社 光ファイバ、モード変換器、光増幅器及び光伝送システム
CN109313307A (zh) * 2016-06-16 2019-02-05 日本电信电话株式会社 光纤和光传输系统
EP3457186A4 (en) * 2016-06-16 2020-01-22 Nippon Telegraph and Telephone Corporation FIBERGLASS AND OPTICAL TRANSMISSION SYSTEM
CN109313307B (zh) * 2016-06-16 2020-12-01 日本电信电话株式会社 光纤和光传输系统
WO2021189891A1 (zh) * 2020-03-27 2021-09-30 长飞光纤光缆股份有限公司 一种多芯多模光纤

Also Published As

Publication number Publication date
JP6092029B2 (ja) 2017-03-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5170909B2 (ja) 光伝送システムおよびマルチコア光ファイバ
JP6397899B2 (ja) 空間分割多重のための少モード光ファイバ光リンク
JP6397898B2 (ja) 空間分割多重のための少モード光ファイバ
US7773845B2 (en) Optical fiber and optical-fiber transmission line
JP5242405B2 (ja) 光ファイバおよび光ファイバ伝送路
JP5059797B2 (ja) 光ファイバ、光ファイバの設計方法及び光波長多重通信システム
Kasahara et al. Design of few-mode fibers for mode-division multiplexing transmission
JP2013214852A (ja) 光ファイバ伝送システム及び光ファイバ伝送方法
JP6368279B2 (ja) 数モード光ファイバ、及び光ファイバ伝送システム
JP2013201755A (ja) モード分割多重光ファイバ・システムにおける微分群遅延の制御
JP6092029B2 (ja) マルチモード光ファイバおよび光ファイバ伝送システム
JP5753112B2 (ja) マルチモード光伝送システム及びマルチモード光伝送方法
JP5079664B2 (ja) 光波長分割多重通信システム並びに励振器及びモードフィルタ
US20080219667A1 (en) Optical communication system and dispersion-compensating optical fiber
JP7024973B2 (ja) 数モードマルチコア光ファイバ
JP6529925B2 (ja) モード合分波器、光伝送システム及び中継伝送システム
JP5937974B2 (ja) マルチモード光ファイバおよび光ファイバ伝送システム
JP6258618B2 (ja) マルチコア光ファイバ
JP5702709B2 (ja) 光ファイバシステム、光ファイバ伝送システム及び光ファイバ伝送方法
JP5702707B2 (ja) 光ファイバ及び光ファイバ伝送システム
JP2015212757A (ja) 数モード光ファイバおよび数モード光ファイバの設計方法
JP6568979B2 (ja) 数モード光ファイバの設計方法
JP5520254B2 (ja) 光ファイバ伝送システム及び光受信装置
JP2014002297A (ja) マルチモード光ファイバ及びマルチモード光ファイバ設計方法
JP2019036880A (ja) 光伝送路及び光伝送システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150731

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160815

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170207

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170208

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6092029

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R154 Certificate of patent or utility model (reissue)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6092029

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150