JP6368279B2 - 数モード光ファイバ、及び光ファイバ伝送システム - Google Patents

数モード光ファイバ、及び光ファイバ伝送システム Download PDF

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Description

本発明は、複数の伝搬モードを用いる数モード光ファイバ、これを用いた光ファイバ伝送システム及びその設計方法に関する。
伝送容量を拡大する技術として複数の伝搬モードを用いる数モード光ファイバが提案されている。特に複数の伝搬モードを用いたモード多重伝送は、伝送容量をモード数倍に向上させられることから、新たな大容量伝送方式として注目されている。
この数モード光ファイバ用いた伝送においては、伝送路中でモード間クロストークが発生することから、その補償手段として、受信端においてMIMO(Multiple−Input Multiple−Output)等化器が用いられる。しかしながら、モード間の損失差(Mode Dependent Loss:以下、MDL)が存在する場合、MIMO等化器を利用したとしても伝送システムのパフォーマンス低下が課題となる(例えば、非特許文献1を参照。)。また、受信端においてモード間の群遅延差(Differential Mode Delay:以下、DMD)が大きいと、MIMOに関わるデジタル処理(DSP)の負荷が大きくなり、長距離伝送を実現する為にはDSP負荷の低減が課題となる(例えば、非特許文献2を参照。)。そこで、MDLの影響を緩和するために、モード間の結合の利用が提案されており、モード間の結合を光ファイバ伝送路中で積極的に起こすために、リングコア型ファイバが提案されている(例えば、非特許文献3を参照。)。
P. J. Winzer, et al., "Mode−dependent loss, gain, and noise in MIMO−SDM systems", in Proc. ECOC 2014, paper Mo.3.3.2, 2014. S.O. Arik, D. Askarov, J.M. Kahn,"Effect of mode coupling on signal processing complexity in mode−division multiplexing", J. Lightwave Technol. 31 (3) (2013) pp.423−431. N. Fontaine, R. Ryf, M. Hirano, and T. Sasaki, "Experimental investigation of crosstalk accumulation in a ring−core fiber", in Proc. IEEE Photon. Soc. Summer Top. Meeting Series, 2013, pp. 111−112. Bigot−Astruc, Marianne; Boivin, D.; Sillard, Pierre, "Design and fabrication of weakly−coupled few−modes fibers", Photonics Society Summer Topical Meeting Series, 2012 IEEE , pp.189−190.
しかしながら、非特許文献3においてはモード結合を引き起こすための伝搬定数差の低減が不十分であり、またDMDが大きい、という課題があった。そこで、本発明は、上記課題を解決するために、伝搬定数差の低減かつDMDの低減が可能なリングコア構成を有する数モード光ファイバ、これを用いた光ファイバ伝送システム及びその設計方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の数モード光ファイバは、屈折率のプロファイルがリングコアと、一部にトレンチが配置されたクラッドの構造とし、リングコアのすぐ外側にトレンチ(底面)を配置することとした。
具体的には、本発明に係る数モード光ファイバは、
中心軸から外側に向けて屈折率が一定の中心層と、
前記中心層の外側に配置され、屈折率が前記中心層の屈折率より大きいリングコア層と、
前記リングコア層の外側に配置され、屈折率が前記リングコア層の屈折率よりも小さいトレンチ層と、
前記トレンチ層の外側に配置され、屈折率が前記トレンチ層の屈折率よりも大きいクラッド層と、
を備える。
各層の幅や屈折率を調整することで、伝搬モード数を2以上かつ、伝搬定数差およびDMDの低減が可能な数モード光ファイバとすることができる。従って、本発明は、伝搬定数差の低減かつDMDの低減が可能なリングコア構成を有する数モード光ファイバを提供することができる。
なお、リングコアの形状については、屈折率が指数的に小さくなるグレーデッド型や多段の階段状に屈折率が小さくなるマルチステップ型にしてもよい。すなわち、本発明に係る数モード光ファイバの前記リングコア層は、前記中心層の外側から屈折率が指数関数的に小さくなる、又は前記中心層の外側から屈折率が階段状に小さくなることを特徴とする。
本発明に係る数モード光ファイバの具体的な構成は次の通りである。
前記中心層は、中心軸から半径aまで配置され、前記クラッド層に対する比屈折率差がΔであり、
前記リングコア層は、半径aから半径aまで配置され、前記クラッド層に対する比屈折率差がΔである第1層、および半径aから半径aまで配置され、前記クラッド層に対する比屈折率差がΔである第2層からなり、
前記トレンチ層は、半径aから半径aまで配置され、前記クラッド層に対する比屈折率差がΔであり、
各半径は、a=6.9〜7.4μm、a=9.5〜10.1μm、a=10.6〜12.1μm、a=14.0μm以上であり、
各比屈折率差は、Δ=0.40〜0.50%、Δ=−0.75〜−0.69%、Δ=−0.30〜+0.05%である。
本発明に係る光ファイバ伝送システムは、
データを光信号に変換して送信する複数の光送信機と、
前記複数の光送信機からの光信号を伝搬モードが異なるように合波する合波器と、
前記合波器からの光信号を伝搬する請求項1から4のいずれかに記載の数モード光ファイバと、
前記数モード光ファイバからの光信号を異なる分岐比で分波する分波器と、
前記分波器の分岐する各光信号を個別に電気信号に変換する複数の光受信機と、
前記光受信機が出力する電気信号から、前記数モード光ファイバの伝搬中に生じた信号劣化を補償し、前記複数の光送信機が送信したデータを復元するデータ復元部と、
を備える。
本光ファイバ伝送システムは、前記数モード光ファイバを備えるため、伝搬定数差の低減かつDMDの低減が可能な光ファイバ伝送システムとすることができる。
本発明に係る数モード光ファイバの設計方法は、中心軸から外側に向けて屈折率が一定の中心層と、
前記中心層の外側に配置され、屈折率が前記中心層の屈折率より大きいリングコア層と、
前記リングコア層の外側に配置され、屈折率が前記リングコア層の屈折率よりも小さいトレンチ層と、
前記トレンチ層の外側に配置され、屈折率が前記トレンチ層の屈折率よりも大きいクラッド層と、
を備える数モード光ファイバの設計方法であって、
前記中心層の外周半径、リングコア層の外周半径及び前記クラッド層に対するリングコア層の比屈折率差を変化させた時の使用波長帯における各高次モードの伝搬定数差(Δneff)を算出し、各高次モードのΔneffが予め定められた条件を満たすように、前記中心層の外周半径、リングコア層の外周半径及び比屈折率差を求める中心層とリングコア設計手順と、
前記中心層とリングコア設計手順で求めた前記中心層の外周半径、リングコア層の外周半径及び比屈折率差を用いて、使用波長帯において各高次モードが伝搬可能になるような、前記トレンチ層に対する前記クラッド層の比屈折率差の範囲を求めるクラッド設計手順と、
前記リングコア設計手順で求めた前記中心層の外周半径、リングコア層の外周半径及び比屈折率差、並びに前記クラッド設計手順で求めた前記クラッド層の比屈折率差を用いて、使用波長帯における曲げ損失を算出し、算出した曲げ損失が予め定められた条件を満たすように、前記トレンチの幅を求めるトレンチ設計手順と、
を順に行う。
本発明は、伝搬定数差の低減かつDMDの低減が可能なリングコア構成を有する数モード光ファイバ、これを用いた光ファイバ伝送システム及びその設計方法を提供することができる。
リングコア型光ファイバの屈折率分布を説明する図である。 Δが0.25[%]、リングコア幅a−aが1.8[μm]のリングコア型光ファイバの中心層半径aを変化させた場合の実効屈折率差Δneffとモード群遅延差DMD特性を説明する図である。 本発明に係る数モード光ファイバの屈折率分布を説明する図である。 本発明に係る数モード光ファイバの設計方法を説明する図である。 本発明に係るリングコア型光ファイバのリングコア層の外周半径aと比屈折率差Δを変化させ、中心層半径とリングコア層の外周半径の比a/aが0.3のときのLP01モードとLP11モードとの実効屈折率差Δneff特性を説明する図である。 本発明に係るリングコア型光ファイバのリングコア層の外周半径aと比屈折率差Δを変化させ、中心層半径とリングコア層の外周半径の比a/aが0.5のときのLP01モードとLP11モードとの実効屈折率差Δneff特性を説明する図である。 本発明に係るリングコア型光ファイバのリングコア層の外周半径aと比屈折率差Δを変化させ、中心層半径とリングコア層の外周半径の比a/aが0.7のときのLP01モードとLP11モードとの実効屈折率差Δneff特性を説明する図である。 本発明に係るリングコア型光ファイバのリングコア層の外周半径aと比屈折率差Δを変化させ、中心層半径とリングコア層の外周半径の比a/aが0.3のときのLP01モードとLP11モードとのモード間群遅延差DMD特性を説明する図である。 本発明に係るリングコア型光ファイバのリングコア層の外周半径aと比屈折率差Δを変化させ、中心層半径とリングコア層の外周半径の比a/aが0.5のときのLP01モードとLP11モードとのモード間群遅延差DMD特性を説明する図である。 本発明に係るリングコア型光ファイバのリングコア層の外周半径aと比屈折率差Δを変化させ、中心層半径とリングコア層の外周半径の比a/aが0.7のときのLP01モードとLP11モードとのモード間群遅延差DMD特性を説明する図である。 本発明に係る数モード光ファイバの中心層半径aを変化させたときの実効屈折率差Δneffとモード群遅延差DMD特性を説明する図である。 本発明に係る数モード光ファイバのリングコア層の外周半径aを変化させたときの実効屈折率差Δneffとモード群遅延差DMD特性を説明する図である。 本発明に係る数モード光ファイバのΔを変化させたときの実効屈折率差Δneffとモード群遅延差DMD特性を説明する図である。 本発明に係る数モード光ファイバのトレンチの幅a−aを変化させたときの想定するモード(LP01、LP11モード)の最も曲げに弱いモードの曲げ損失特性を説明する図である。 本発明に係る数モード光ファイバのリングコア層がグレーデッド形状である数モード光ファイバの屈折率分布を説明する図である。 本発明に係る数モード光ファイバのリングコア層がグレーデッド形状である数モード光ファイバのリングコアの指数分布係数αを変化させたときの実効屈折率差Δneffとモード群遅延差DMD特性を説明する図である。 本発明に係る数モード光ファイバのリングコア層が複数の階段形状である数モード光ファイバの屈折率分布を説明する図である。 本発明に係る数モード光ファイバのリングコア層が複数の階段形状である数モード光ファイバのΔを変化させたときの実効屈折率差Δneffとモード群遅延差DMD特性を説明する図である。 本発明に係る数モード光ファイバのリングコア層が複数の階段形状である数モード光ファイバのコアとトレンチの間隔a−aを変化させたときの実効屈折率差Δneffとモード群遅延差DMD特性を説明する図である。 本発明に係る数モード光ファイバのリングコア層が複数の階段形状である数モード光ファイバのa−aを変化させたときの実効屈折率差Δneffとモード群遅延差DMD特性を説明する図である。 本発明に係る数モード光ファイバのリングコア層が複数の階段形状である数モード光ファイバのΔを変化させたときの実効屈折率差Δneffとモード群遅延差DMD特性を説明する図である。 本発明に係る数モード光ファイバのリングコア層が複数の階段形状である数モード光ファイバのaを変化させたときの実効屈折率差Δneffとモード群遅延差DMD特性を説明する図である。 本発明に係る数モード光ファイバのリングコア層が複数の階段形状である数モード光ファイバのトレンチ幅a−aを変化させたときの実効屈折率差Δneffとモード群遅延差DMD特性を説明する図である。 本発明に係る数モード光ファイバのリングコア層が複数の階段形状である数モード光ファイバのΔを変化させたときの実効屈折率差Δneffとモード群遅延差DMD特性を説明する図である。 本発明に係る光ファイバ伝送システムを説明する図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下に示す実施形態に限定されるものではない。これらの実施の例は例示に過ぎず、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。
(実施形態1)
数モード光ファイバは、中心層と、リングコア層と、その外側のクラッド層から構成されている。例えば、中心層とクラッド層はシリカレベルであり、リングコア層は酸化ゲルマニウム(GeO)をドープする。
リングコア層は、式(1)で表されるような屈折率分布をもつ。式(1)において、n(r)は中心から半径方向の位置rにおける屈折率、aは中心層半径、aはリングコア層の外周半径、nはリングコア層の屈折率、Δはリングコアのシリカレベル(=中心層およびクラッド層の屈折率)に対する比屈折率差を表す。
図1に、数モード光ファイバの屈折率分布の一例を示す。
例えば、非特許文献3におけるリングコア型ファイバは中心層半径aが3.6μm、リングコア層の外周半径aが5.4μm、リングコアの比屈折率差Δが0.25%であり、伝搬モード数は波長1550nmにおいて2(LP01,LP11モード)である。伝搬モード数を制限するためには、中心層半径aやリングコア層の外周半径a、比屈折率差Δを調整する必要がある。以下、簡単のため伝搬モード数は弱導波近似によるLPモードにて換算する。
図2に中心層半径aと実効屈折率差Δneff、群遅延差DMDの関係を示す。この時、リングコア幅a−aが1.8μm、比屈折率差Δが0.25%波長は1550nmである。中心層半径aを変えた場合、有限要素法に基づいて実効屈折率差Δneffおよび群遅延差DMDを計算した。このとき、実効屈折率差Δneffは基本モードの実効屈折率から高次モードの実効屈折率を引いた値であり、DMDは高次モードの群遅延から基本モードの群遅延を引いた値であり、実波長1550nmにおいて算出している。
図2より例えば、2.0[μm]<中心層半径a<4.0[μm]の時に伝搬モード数が2、4.0[μm]<中心層半径a<7.4[μm]の時に伝搬モード数が3、7.4[μm]<中心層半径aの時に伝搬モード数が4以上の光ファイバが実現可能である。
また、図2より、Δneffを小さくするためには、中心層aを大きくする必要があるが、LP11モードに注目した場合、中心層半径aが5.0[μm]のとき、0.0005のΔneffを実現可能であることが分かる。ただし、2モード動作が実現出来ていない。同様に、低DMD化を実現するためには中心層半径aを大きくする必要があるが、伝搬モード数が増大するため、伝搬モード数を制限しつつ、低DMD化を実現することが困難であることが分かる。
非特許文献4では、弱結合型数モード光ファイバの検討がなされており、設計指針として、伝搬モード間の実効屈折率差Δneffが0.0005以下であることとしている。よって、本実施形態の結合型数モード光ファイバについては、実効屈折率差Δneffが0.0005以下を目標値とする。
図3は、本実施形態の数モード光ファイバにおける半径方向の屈折率分布を示す図である。本数モード光ファイバは、
中心軸から外側に向けて屈折率が一定の中心層と、
前記中心層の外側に配置され、屈折率が前記中心層の屈折率より大きいリングコア層と、
前記リングコア層の外側に配置され、屈折率が前記リングコア層の屈折率よりも小さいトレンチ層と、
前記トレンチ層の外側に配置され、屈折率が前記トレンチ層の屈折率よりも大きいクラッド層と、
を備える。
本数モード光ファイバは、中心から半径aまでの中心層と、中心層の外側にあるリングコア層と、リングコア層の外側にあるクラッド層と、クラッド層に形成されるトレンチ層と、を有する。ここで、トレンチ層は、クラッド層のうち、相対的に低屈折率の領域であり、図3ではaからaまでの領域(リングコアの外側)に形成される。例えば、中心層とトレンチ層はシリカレベルであり、クラッド層は酸化ゲルマニウム(GeO)をドープする。
以下、図4を参照しながら、図3の数モード光ファイバの設計方法について詳細に説明する。本実施形態に係る数モード光ファイバの設計方法は、
前記中心層の外周半径、リングコア層の外周半径及び前記クラッド層に対するリングコア層の比屈折率差を変化させた時の使用波長帯における各高次モードの伝搬定数差(Δneff)を算出し、各高次モードのΔneffが予め定められた条件を満たすように、前記中心層の外周半径、リングコア層の外周半径及び比屈折率差を求める中心層とリングコア設計手順(S01)と、
前記中心層とリングコア設計手順で求めた前記中心層の外周半径、リングコア層の外周半径及び比屈折率差を用いて、使用波長帯において各高次モードが伝搬可能になるような、前記トレンチ層に対する前記クラッド層の比屈折率差の範囲を求めるクラッド設計手順(S02)と、
前記リングコア設計手順で求めた前記中心層の外周半径、リングコア層の外周半径及び比屈折率差、並びに前記クラッド設計手順で求めた前記クラッド層の比屈折率差を用いて、使用波長帯における曲げ損失を算出し、算出した曲げ損失が予め定められた条件を満たすように、前記トレンチの幅を求めるトレンチ設計手順(S03)と、
を順に行う。
一例として、伝搬モードが2(LP01、LP11モード)、Δneffが0.0005以下、DMDが1ns/km以下の光ファイバを設計目標とする。波長は1550nmにて考慮する。
[中心層とリングコア設計手順S01]
まず、中心層とリングコア設計手順(S01)を実行し、中心層半径aとリングコア層の外周半径a、リングコア層のシリカレベル(=中心層およびトレンチ層の屈折率)に対する比屈折率差Δを決める。例えば、リングコア層の外周半径a及び比屈折率差Δを変化させた時の使用波長帯における各高次モードのDMDを算出し、各高次モードのDMDが予め定められた条件を満たすように、a、a、Δを求める。
本実施形態では、使用波長帯が1550nmであり、予め定められた条件はΔneffが0.0005以下、DMDが1ns/km以下である。図5〜図7は、リングコア層の外周半径aと比屈折率差Δを変化させた時のLP11モードのΔneffの一例を示す。図5はa/a=0.3の場合を示し、図6はa/a=0.5の場合を示し、図7はa/a=0.7の場合を示す。図8〜図10は、リングコア層の外周半径aと比屈折率差Δを変化させた時のLP11モードのDMDの一例を示す。図8はa/a=0.3の場合を示し、図9はa/a=0.5の場合を示し、図10はa/a=0.7の場合を示す。例えば、a/a=0.7であり、a=12.0μm、比屈折率差Δが1.0[%]であるとき、Δneffが0.0005以下、DMDが1ns/km以下、となる。
次に、aを12[μm]、比屈折率差Δを1.0[%]とし、aを変化させた時のΔneffおよびDMDを図11に示す。中心層半径aを大きくするほど、ΔneffおよびDMDが小さくなることが分かる。次に、a1を7[μm]、比屈折率差Δを1.0[%]とし、aを変化させた時のΔneffおよびDMDを図12に示す。リングコア層の外周半径aを大きくするほど、ΔneffおよびDMDが小さくなることが分かる。ただし、このままでは、a、aを大きくするほど伝搬モード数が多くなり、つまり不要な伝搬モードが増加し、例えば、低Δneffかつ低DMDな2LPモードファイバを実現することが困難である。
[クラッド設計手順S02]
次に、クラッド設計手順(S02)を実行し、シリカレベル(=中心層およびトレンチ層の屈折率)に対するクラッド層の比屈折率差Δを上げる。例えば、コア設計手順で求めたa、a及びΔを用いて使用波長帯におけるΔneffおよびDMDを算出する。そして、算出結果に基づき、使用波長帯において想定する高次モードが伝搬可能になるように、クラッド層の比屈折率差Δの範囲を求める。
本実施形態では、aは7[μm]、aは12[μm]であり、伝搬モードの曲げ損失を考慮し、閉じ込めを強くするため、比屈折率差Δは1.15[%]とし、使用波長帯は1550nmである。なお、比屈折率差Δについては、図5〜図7、図8〜図10で示したとおり、ΔneffやDMDへは大きな変化を与えない。クラッド層の比屈折率差Δを変えた場合のΔneffおよびDMDを図13に示す。トレンチの幅(a−a)は7[μm]、波長は1550[nm]とした。図13より、0.82[%]<Δ<0.86[%]のとき、伝搬モード数が2となることが分かる。
ここで、図13より、ΔneffおよびDMDはクラッド層の比屈折率差Δの影響を受けないことが分かる。
[トレンチ設計手順S03]
次に、伝搬モードの曲げ損失を調整するために、トレンチ設計手順(S03)を実行し、トレンチの幅(a−a)およびクラッド層の比屈折率差Δを微調整する。例えば、コア設計手順で求めたa及び比屈折率差Δ並びにクラッド設計手順で求めたクラッド層の比屈折率差Δの範囲を用いて、使用波長帯における曲げ損失を算出する。そして、算出した曲げ損失が予め定められた条件を満たすように、クラッド層の比屈折率差Δの範囲のなかから値を選択し、トレンチの幅(a−a)を求める。
本実施形態では、aは7[μm]、aは12[μm]、比屈折率差Δは1.15[%]、比屈折率差Δの範囲は0.82[%]<Δ<0.86[%]であり、使用波長帯は1550nmである。予め定められた条件は、例えば、シングルモードのカットオフシフトファイバ(ITU−T G.654)の場合、使用波長帯において曲げ半径30mmにおける曲げ損失が0.5dB/100turn以下である。
ここで、伝搬モードの曲げ損失の算出は、LP01、LP11モードについて考える。また、C帯(1530〜1565nm)での利用を想定した場合、伝搬モードの曲げ損失の算出は、最も曲げ損失が大きくなる1565nmを考慮する必要がある。
図14にトレンチの幅(a−a)を変化させた場合の曲げ損失を示す。この曲げ損失の値は、LP01、LP11モードのうち、曲げ損失の大きいモードについて表している。このとき、クラッド層の比屈折率差Δを0.82[%]とした。図14より、曲げ損失は、トレンチの幅(a−a)により、微調整可能であることが分かる。全ての伝搬モードにおいて、曲げ半径30mmにおける0.5dB/100turn以下の曲げ損失を得るためには、トレンチの幅(a−a)が8.3[μm]以上であれば良い。
以上の手順により、屈折率分布の各構造パラメータを設定することで、伝搬モード数が2であり、Δneffが0.0005以下、DMDが1ns/km以下である数モード光ファイバを製造することができる。この設計手法は伝搬モード数が2よりも大きい場合においても有効である。
以上説明したように、本実施形態に係る本数モード光ファイバは、屈折率分布のパラメータを適正にすることで伝搬モード数を2以上にし、伝搬モード間の実効屈折率差および群遅延差を低減することができる。従って、本実施形態に係る発明は、伝搬モード間の群遅延差を低減できるとともに伝搬モード数を2以上に大きくすることができる数モード光ファイバ及び光ファイバ伝送システムを提供することができる。
(実施形態2)
実施形態1に示す図3の屈折率分布を持つ光ファイバのリングコア層の屈折率は屈折率の値が一定のステップ形状であるが、このリングコア層の屈折率の形状をグレーデッド形状にすることも可能である。本実施形態の数モード光ファイバの前記リングコア層は、前記中心層の外側から屈折率が指数関数的に小さくなることを特徴とする。
数モード光ファイバを製造する場合、クラッド層をシリカレベルにし、コア部にはこれに酸化ゲルマニウム(GeO)をドープして屈折率を高め、トレンチはフッ素(F)をドープしてシリカレベルよりも下げる手段が考えられる。図15にこの屈折率分布を示す。
図15は、リングコアがグレーデッド型プロファイルである数モード光ファイバの屈折率分布を説明する図である。リングコアは、外周半径がa、シリカレベル(=クラッド層の屈折率)に対する比屈折率差がΔ、指数定数がαである。トレンチは、トレンチの外側境界までの半径がaであり、シリカレベル(=クラッド層の屈折率)に対する比屈折率差がΔであるとする。
屈折率分布の各パラメータを、a=7.0μm、a=12.0μm、a−a=7.0μm、Δ=0.45%、Δ=−0.70%とし、指数定数αを変えた場合のΔneffおよびDMDを図16に示す。図16より、図15の屈折率分布では、指数定数αを変えることでも伝搬モード数の制限が可能であることが分かる。例えば、1.2<α<2.0のとき、伝搬モード数を2にすることが可能であることが分かる。また、指数定数αに対して、ΔneffおよびDMDがほとんど変化しないことがグレーデッドリングコアの特徴である。つまり、リングコア層の指数定数αを調整することで、ΔneffおよびDMDに影響なく、伝搬モード数を制御することが可能であることが特徴である。
(実施形態3)
図17は、多段の階段形状を有するリングコアを有する数モード光ファイバの屈折率分布を説明する図である。リングコア層がステップ形状ではなく、マルチステップ形状であることを特徴とする。本実施形態の数モード光ファイバの前記リングコア層は、前記中心層の外側から屈折率が階段状に小さくなることを特徴とする。
図17には、一例として、リングコア層が2層の構造であるものを示している。本実施形態の数モード光ファイバは、実施形態2のグレーデッドリングコア形状と比べ、製造性に優れるという特徴がある。
本実施形態の数モード光ファイバは次の構成であることが好ましい。
前記中心層は、中心軸から半径aまで配置され、前記クラッド層に対する比屈折率差がΔであり、
前記リングコア層は、半径aから半径aまで配置され、前記クラッド層に対する比屈折率差がΔである第1層、および半径aから半径aまで配置され、前記クラッド層に対する比屈折率差がΔである第2層からなり、
前記トレンチ層は、半径aから半径aまで配置され、前記クラッド層に対する比屈折率差がΔであり、
各半径は、a=6.9〜7.4μm、a=9.5〜10.1μm、a=10.6〜12.1μm、a=14.0μm以上であり、
各比屈折率差は、Δ=0.40〜0.50%、Δ=−0.75〜−0.69%、Δ=−0.30〜+0.05%である。
リングコアの第1層は、外周半径がa、シリカレベル(=クラッド層の屈折率)に対する比屈折率差がΔである。また、実施形態1や2にはない構造パラメータとして、リングコアの第2層の幅a−a、リングコアの第2層のシリカレベル(=クラッド層の屈折率)に対する比屈折率差Δがある。
初期構造パラメータとして、屈折率分布の各パラメータを、a=7.0μm、a=10.0μm、a=12.0μm、a=19.0μm、Δ=0.45%、Δ=−0.70%、Δ=0%とする。
=7.0μm、a=10.0μm、a=12.0μm、a=19.0μm、Δ=0.45%、Δ=−0.70%とし、Δを変えた場合のΔneffおよびDMDを図18に示す。図18より、例えば、−0.30%<Δ<+0.05%のとき、伝搬モード数を2にすることが可能であることが分かる。また、Δに対して、ΔneffおよびDMDがほとんど変化しないことも特徴である。つまり、ΔneffおよびDMDに影響なく、伝搬モード数を制御することが可能であることが特徴である。
=7.0μm、a=10.0μm、a=19.0μm、Δ=0.45%、Δ=−0.70%、Δ=0%とし、リングコアの第2層の幅a−aを変えた場合(a固定)のΔneffおよびDMDを図19に示す。図19より、例えば、0.60μm<a−a<2.1μmのとき、伝搬モード数を2にすることが可能であるであることが分かる。
=7.0μm、a=12.0μm、a=19.0μm、Δ=0.45%、Δ=−0.70%、Δ=0%とし、リングコアの第1層の幅a−aを変えた場合(a固定)のΔneffおよびDMDを図20に示す。図20より、例えば、2.5μm<a−a<3.1μmのとき、伝搬モード数を2にすることが可能であるであることが分かる。
=7.0μm、a=10.0μm、a=12.0μm、a=19.0μm、Δ=−0.70%、Δ=0%とし、リングコアの第1層の比屈折率差Δを変えた場合のΔneffおよびDMDを図21に示す。図21より、例えば、0.40%<Δ<0.50%のとき、伝搬モード数を2にすることが可能であるであることが分かる。
=10.0μm、a=12.0μm、a=19.0μm、Δ=0.45%、Δ=−0.70%、Δ=0%とし、中心層半径aを変えた場合のΔneffおよびDMDを図22に示す。図22より、例えば、6.9μm<a<7.4μmのとき、伝搬モード数を2にすることが可能であるであることが分かる。
=7.0μm、a=10.0μm、a=12.0μm、Δ=0.45%、Δ=−0.70%、Δ=0%とし、トレンチ幅a−aを変えた場合(a固定)のΔneffおよびDMDを図23に示す。図23より、例えば、2.0μm<a−aのとき、伝搬モード数を2にすることが可能であるであることが分かる。
=7.0μm、a=10.0μm、a=12.0μm、a=19.0μm、Δ=0.45%、Δ=0%とし、トレンチの比屈折率差Δを変えた場合のΔneffおよびDMDを図24に示す。図24より、例えば、−0.75%<Δ<−0.69%のとき、伝搬モード数を2にすることが可能であるであることが分かる。
(実施形態4)
図25は、本実施形態の光ファイバ伝送システムの概略図である。本光ファイバ伝送システムは、
N個のデータを光信号としてそれぞれ送信するN個(Nは2以上の整数)の光送信機10と、
光送信機10からのN個の光信号を伝搬モードが異なるように合波する合波器20と、
合波器20からの光信号を伝搬する数モード光伝送路30と、
数モード光伝送路30からの光信号を異なる分岐比で分波する分波器40と、
分波器40からの光信号を受信するM個(MはN以上の整数)の光受信機50と、
光受信機50が出力するM個の電気信号から、数モード光伝送路30の伝搬中に生じた信号劣化を補償し、光送信機10が送信したN個のデータを復元するデータ復元部として機能するFIR等化器60と、
を備える。
N個(Nは2以上の整数)の送信機10から発せられるN種の信号(x(n))は合波器20において結合する伝搬モード比率が異なるように合波される。伝搬モード比率とは、数モード光伝送路30で伝搬する各伝搬モードの強度の割合である。数モード光伝送路30は、実施形態1,2,3で説明した数モード光ファイバを用いた光伝送路である。伝送した信号の復元度を考慮した場合、伝搬モード比率は光信号ごとに大きく異なることが望ましい。例えば、合波器20は、ファイバのコアへ光を照射する場所を変えることで任意のモードが励振可能な3次元導波路構造の合波器が望ましい。
合波された光信号は数モード光伝送路30中に入射され、出射側に設置された分波器40において異なる分岐比でMポート(MはN以上の整数)に分波される。分岐比率についても合波器20と同様に、全ての伝搬モードが完全に同比率とならないように光信号を分岐する。信号の復元度を考慮した場合、分岐比率はポートごとに大きく異なることが望ましい。
分波されたM種の信号(y(n))はM個の受信機50で受信され、後段に設置されたFIR等化器60において数モード光ファイバで受けた信号劣化を補償し、復元信号(u(n))を得る。光ファイバ伝送システムは、N入力M出力のMIMO伝送であり、N種の信号の並列伝送が可能である。
なお、FIR等化器60は、前記データ復元部であり、モード分散、波長分散、偏波分散の補償も可能である。また、受信信号の電界振幅及び位相情報を取得するためには、局発光源、90°光ハイブリッド、バランスレシーバ、アナログデジタルコンバータ、及び計算器で受信機50を構成する。FIR等化器60は、数モード光伝送路30中で発生する線形歪を補償することができ、タップの遅延量及び係数を適切に設定することで、数モード光伝送路30中で発生する他送信機からの混信、モード分散、波長分散、偏波分散による信号劣化を補償することができる。ただし、モード分散による信号劣化を補償する場合、基本モード及び高次モードのモード群遅延差が大きくなると、信号劣化補償に必要な計算量が膨大になる。しかし、本実施形態の光ファイバ伝送システムは、モード群遅延差が小さい数モード光伝送路30を用いており、補償に必要な計算量を少なくできる。さらに、伝搬モード数が2よりも大きいため、大容量化も可能である。換言すれば、数モード光伝送路30を備えることで、従来のFIR等化器のままで伝送システムの大容量化や長距離化が可能である。
本発明は、リングコアを有する光ファイバについての新たな構造であり、ファイバ中の高次モードの利用により光ファイバ伝送の大容量化及び長距離化を実現することができる。なお、本発明のリングコア構造は、マルチコア技術と可能な限り組み合わせることができる。
10:光送信機
20:合波器
30:数モード光伝送路
40:分波器
50:光受信機
60:FIR等化器

Claims (2)

  1. 中心軸から外側に向けて屈折率が一定の中心層と、
    前記中心層の外側に配置され、屈折率が前記中心層の屈折率より大きいリングコア層と、
    前記リングコア層の外側に配置され、屈折率が前記リングコア層の屈折率よりも小さいトレンチ層と、
    前記トレンチ層の外側に配置され、屈折率が前記トレンチ層の屈折率よりも大きいクラッド層と、
    を備える数モード光ファイバであって、
    前記リングコア層は、前記中心層の外側から屈折率が階段状に小さくなっており、
    前記中心層は、中心軸から半径a まで配置され、前記クラッド層に対する比屈折率差がΔ であり、
    前記リングコア層は、半径a から半径a まで配置され、前記クラッド層に対する比屈折率差がΔ である第1層、および半径a から半径a まで配置され、前記クラッド層に対する比屈折率差がΔ である第2層からなり、
    前記トレンチ層は、半径a から半径a まで配置され、前記クラッド層に対する比屈折率差がΔ であり、
    各半径は、a =6.9〜7.4μm、a =9.5〜10.1μm、a =10.6〜12.1μm、a =14.0μm以上であり、
    各比屈折率差は、Δ =0.40〜0.50%、Δ =−0.75〜−0.69%、Δ =−0.30〜+0.05%であることを特徴とする数モード光ファイバ。
  2. データを光信号に変換して送信する複数の光送信機と、
    前記複数の光送信機からの光信号を伝搬モードが異なるように合波する合波器と、
    前記合波器からの光信号を伝搬する請求項に記載の数モード光ファイバと、
    前記数モード光ファイバからの光信号を異なる分岐比で分波する分波器と、
    前記分波器の分岐する各光信号を個別に電気信号に変換する複数の光受信機と、
    前記光受信機が出力する電気信号から、前記数モード光ファイバの伝搬中に生じた信号劣化を補償し、前記複数の光送信機が送信したデータを復元するデータ復元部と、
    を備える光ファイバ伝送システム。
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