JP2015022022A - フェルール付光ファイバ、光モジュール、及び製造方法 - Google Patents

フェルール付光ファイバ、光モジュール、及び製造方法 Download PDF

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洋平 葛西
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Abstract

【課題】光ファイバの端面において生じる反射とフェルールの端面において生じる反射とを共に抑制する。
【解決手段】反射防止膜13に関して、フェルール12の端面12aを覆う部分132の膜構造を、フェルール12に入射する波長λの光に対して低反射条件を満たすように定め、光ファイバ11の端面11aを覆う部分131の膜構造を、光ファイバ11のコア111aに入射する波長λの光に対して低反射条件を満たすように定める。
【選択図】図1

Description

本発明は、フェルール付光ファイバに関する。また、フェルール付光ファイバを備えた光モジュールに関する。また、フェルール付光ファイバを製造する製造方法に関する。
光通信及び光加工の分野では、光源(例えば、半導体レーザ素子)とフェルール付光ファイバとを備えた光モジュールが広く用いられている。ここで、フェルール付光ファイバとは、端部がフェルールに挿嵌された光ファイバのことを指す。
光モジュールは、光源から出射されたレーザ光が光ファイバのコアに入射するように設計される。しかしながら、光源から出力されたレーザ光の一部は、光ファイバの端面及びフェルールの端面において反射され、光源に再入射する。このように光源に再入射するレーザ光の光量が増えると、光源の寿命が短縮したり、光源の発振特性が不安定化したりする。
光ファイバの端面において生じる反射を抑制するための技術としては、光ファイバの端面に反射防止膜を形成する技術が広く知られている。反射防止膜は、1層の膜から構成される単層膜、又は、2層以上の膜が積層された多層膜である。反射防止膜の膜構造は、当該反射防止膜を介して光ファイバのコアに入射するレーザ光に対して低反射条件を満たすように定められる。なお、本明細書において「低反射条件を満たす」とは、反射率(エネルギー反射率)が1%以下になることを指す。
また、フェルールの端面において生じた反射光が光源に再入射することを防止するための技術としては、フェルールの先端を球面加工する技術(特許文献1参照)や、フェルールの先端を斜めにカットする技術などが知られている。
特開2000−121846号公報(公開日:2000年 4月28日)
しかしながら、光ファイバの端面に反射防止膜を形成するだけでは、フェルールの端面において生じる反射を抑制することができない。また、この反射防止膜の膜構造は、コアに入射するレーザ光に対して低反射条件を満たすように定められているので、この反射防止膜をフェルールの端面をも覆うように拡張したとしても、フェルールの端面において生じる反射を十分に抑制することはできない。
特に、マルチモードの半導体レーザ素子から出射されたレーザ光は、レンズを通してもコアに集光されずに拡散する成分を含む。このため、マルチモードの半導体レーザ素子を光源とする光モジュールにおいては、半導体レーザ素子から出射されたレーザ光の数%がフェルールの端面に入射する。したがって、フェルールの端面において生じる反射を十分に抑制することができないと、フェルールの端面において生じた反射光が半導体レーザ素子に深刻な悪影響を与える。
また、フェルールの先端を球面加工することによって、反射光が光源に再入射することを回避するためには、フェルールの先端の曲率半径をできるだけ小さくする必要がある。しかしながら、フェルールの先端の曲率半径を小さくすると、光源と光ファイバとの結合効率が低下するという別の問題を生じる。フェルールの先端を斜めにカットする技術についても、同様の問題を生じる。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、光ファイバの端面において生じる反射とフェルールの端面において生じる反射とを共に抑制したフェルール付光ファイバを実現することにある。
本発明に係るフェルール付光ファイバは、フェルールと、上記フェルールに挿嵌された光ファイバと、上記フェルールの端面及び上記光ファイバの端面の両方を覆う反射防止膜と、を備えており、上記反射防止膜の上記フェルールの端面を覆う部分の膜構造が、当該部分を介して上記フェルールに入射する波長λの光に対して低反射条件を満たすように定められており、上記反射防止膜の上記光ファイバの端面を覆う部分の膜構造が、当該部分を介して上記光ファイバのコアに入射する波長λの光に対して低反射条件を満たすように定められている、ことを特徴とする。ここで、低反射条件を満たすとは、上述したとおり、「低反射条件を満たす」とは、反射率(エネルギー反射率)が1%以下になることを指す。
上記の構成によれば、光ファイバの端面において生じる反射とフェルールの端面において生じる反射との両方が抑制されたフェルール付光ファイバを実現することができる。また、フェルールの先端を球面加工したり斜めにカットしたりする必要がないので、当該フェルール付光ファイバを光モジュールに搭載する場合に、光源と光ファイバとの結合効率の低下を招来することもない。
本発明に係るフェルール付光ファイバにおいて、上記反射防止膜は、1層の膜からなる単層膜、又は、2層以上の膜が積層された多層膜であり、上記フェルールの端面を覆う部分と上記光ファイバの端面を覆う部分とで、層数、各膜の膜厚、又は、各膜の屈折率の少なくとも何れかが異なっている、ことを特徴とする。
上記の構成によれば、上記フェルールの端面を覆う部分の膜構造が、当該部分を介して上記フェルールに入射する波長λの光に対して低反射条件を満たし、上記光ファイバの端面を覆う部分の膜構造が、当該部分を介して上記光ファイバのコアに入射する波長λの光に対して低反射条件を満たす反射防止膜を容易かつ安価に実現することができる。
なお、上記の構成を採用する場合、上記反射防止膜のうち上記光ファイバの端面を覆う部分を構成する各膜の屈折率及び膜厚を、nを上記光ファイバの屈折率(コアの屈折率であってもよいし、クラッドの屈折率であってもよい)として、後述する式(3)〜(4)又は後述する式(5)〜(6)を満たすように定めることによって、上記反射防止膜を介して上記光ファイバに入射する光に対して低反射条件を満たすことができる。また、上記反射防止膜のうち上記フェルールの端面を覆う部分を構成する各膜の屈折率及び膜厚を、nを上記フェルールの屈折率として、後述する式(3)〜(4)又は後述する式(5)〜(6)を満たすように定めることによって、上記反射防止膜を介して上記フェルールに入射する光に対して低反射条件を満たすことができる。
本発明に係るフェルール付光ファイバにおいて、上記反射防止膜は、上記フェルールの端面及び上記光ファイバの端面により構成される平坦面上に形成された第1の膜であって、上記フェルールの端面及び上記光ファイバの両方を覆う第1の膜と、上記第1の膜の上記平坦面に接する面と反対側の面上に形成された第2の膜であって、上記光ファイバの端面を覆い、かつ、上記フェルールの端面を覆わない第2の膜とにより構成されている、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記フェルールの端面を覆う部分の膜構造が、当該部分を介して上記フェルールに入射する波長λの光に対して低反射条件を満たし、上記光ファイバの端面を覆う部分の膜構造が、当該部分を介して上記光ファイバのコアに入射する波長λの光に対して低反射条件を満たす反射防止膜を容易かつ安価に実現することができる。
なお、上記の構成を採用する場合、上記第1の膜の屈折率n2を、後述する式(7)を満たすように定め、上記第1の膜の膜厚L2を、後述する式(8)を満たすように定めることによって、上記反射防止膜の上記フェルールの端面を覆う部分の膜構造が、当該部分を介して上記フェルールに入射する波長λの光に対して低反射条件を満たすようになる。更に、上記第2の膜の屈折率n1を、後述する式(9)を満たすように定め、上記第2の膜の膜厚L1を、後述する式(10)を満たすように定めることによって、上記反射防止膜の上記光ファイバの端面を覆う部分の膜構造が、当該部分を介して上記光ファイバのコアに入射する波長λの光に対して低反射条件を満たすようになる。
本発明に係るフェルール付光ファイバにおいて、上記反射防止膜は、上記フェルールの端面及び上記光ファイバの端面により構成される平坦面上に形成された第1の膜であって、上記フェルールの端面及び上記光ファイバの両方を覆う第1の膜と、上記第1の膜の上記平坦面に接する面と反対側の面上に形成された第2の膜であって、上記フェルールの端面を覆い、かつ、上記光ファイバの端面を覆わない第2の膜とにより構成されており、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記フェルールの端面を覆う部分の膜構造が、当該部分を介して上記フェルールに入射する波長λの光に対して低反射条件を満たし、上記光ファイバの端面を覆う部分の膜構造が、当該部分を介して上記光ファイバのコアに入射する波長λの光に対して低反射条件を満たす反射防止膜を容易かつ安価に実現することができる。
なお、上記の構成を採用する場合、上記第1の膜の屈折率n2を、後述する式(11)を満たすように定め、上記第1の膜の膜厚L2を、後述する式(12)を満たすように定めることによって、上記反射防止膜の上記光ファイバの端面を覆う部分の膜構造が、当該部分を介して上記光ファイバのコアに入射する波長λの光に対して低反射条件を満たすようになる。更に、上記第2の膜の屈折率n1を、後述する式(13)を満たすように定め、上記第2の膜の膜厚L1を、後述する式(14)を満たすように定めることによって、上記反射防止膜の上記フェルールの端面を覆う部分の膜構造が、当該部分を介して上記フェルールに入射する波長λの光に対して低反射条件を満たすようになる。
なお、上記フェルール付光ファイバと、上記光ファイバに入射させる光を発する光源とを備えている光モジュールも、本発明の範疇に含まれる。
上記の構成によれば、上記光ファイバの端面又は上記フェルールの端面において生じた反射光が上記光源に再入射することを抑制することができる。これにより、上記光源の寿命が短縮したり、上記光源の発振特性が不安定化したりという問題の発生を未然に防止することができる。
上記課題を解決するために、本発明に係る製造方法は、フェルールと、上記フェルールに挿嵌された光ファイバと、上記フェルールの端面及び上記光ファイバの端面の両方を覆う反射防止膜と、を備えたフェルール付光ファイバの製造方法であって、上記反射防止膜の上記フェルールの端面を覆う部分の膜構造を、当該部分を介して上記フェルールに入射する波長λの光に対する反射率が1%以下となるように定めると共に、上記反射防止膜の上記光ファイバの端面を覆う部分の膜構造を、当該部分を介して上記光ファイバのコアに入射する波長λの光に対する反射率が1%以下となるように定める工程を含んでいる、ことを特徴とする。
上記の構成によれば、光ファイバの端面において生じる反射とフェルールの端面において生じる反射との両方が抑制されたフェルール付光ファイバを製造することができる。また、フェルールの先端を球面加工したり斜めにカットしたりする必要がないので、当該製造方法を用いて製造されたフェルール付光ファイバを光モジュールに搭載する場合に、光源と光ファイバとの結合効率の低下を招来することもない。
本発明によって、光ファイバの端面において生じる反射とフェルールの端面において生じる反射とを共に抑制したフェルール付光ファイバが実現される。
本発明の実施形態に係るフェルール付光ファイバの構成を示す図面である。(a)は、同フェルール付光ファイバの側面図であり、(b)は、同フェルール付光ファイバの断面図である。 低反射条件を満たす膜構造を示す図であり、反射防止膜が形成された物体の断面図である。 図1に示すフェルール付光ファイバの第1の具体例を示す図面である。左は、同具体例に係るフェルール付光ファイバの縦断面図であり、右は、同具体例に係るフェルール付光ファイバの横断面図である。 図1に示すフェルール付光ファイバの第2の具体例を示す図面である。左は、同具体例に係るフェルール付光ファイバの縦断面図であり、右は、同具体例に係るフェルール付光ファイバの横断面図である。 図1に示すフェルール付光ファイバを備えた光モジュールの構成を示す図面であり、同光モジュールの断面図である。
本発明の実施形態に係るフェルール付光ファイバについて、図面を参照して説明すれば以下の通りである。
〔フェルール付光ファイバの構成〕
まず、本実施形態に係るフェール付光ファイバ1の構成について、図1を参照して説明する。図1(a)は、フェルール付光ファイバ1の側面図であり、図1(b)は、フェルール付光ファイバ1の断面図である。なお、図1(b)に示した断面は、フェルール付光ファイバ1の断面のうち、フェルール付光ファイバ1の中心軸を通る縦断面である。
フェルール付光ファイバ1は、図1に示すように、光ファイバ11と、フェルール12と、反射防止膜13と、スリーブ14とを備えている。
光ファイバ11は、ベアファイバ111の側面を被覆112で覆ったものである。本実施形態において、ベアファイバ111は、シリカガラス製であり、被覆112は、樹脂製である。なお、光ファイバ11の先端部分においては、被覆112が除去され、ベアファイバ111が露出している。以下、光ファイバ11において被覆12が除去された区間を「被覆除去区間」と記載し、被覆12が除去されていない区間を「被覆区間」と記載する。
フェルール12は、貫通孔12cが形成された円柱状の部材である。貫通孔12cは、フェルール12の中心軸を通り、フェルール12の一方の端面12aから他方の端面12bに至る。本実施形態において、フェルール12は、セラミック製(具体的にはジルコニア製)である。ただし、フェルール12の材料は、セラミックに限定されない。例えば、フェルール12の材料は、誘電体(樹脂やガラスなど)であってもよいし、導体(金属など)であってもよいし、半導体であってもよい。
フェルール12の貫通孔12cには、光ファイバ11の被覆除去区間が挿嵌される。このため、貫通孔12cの孔径は、ベアファイバ111の外径と略一致するように設計されている。貫通孔12cに挿入された光ファイバ11の端面11aは、フェルール12の端面12aと共に平坦面を構成する。なお、光ファイバ11の端面11a及びフェルール12の端面12aにより構成される面は、研磨によって平坦化してもよい。
反射防止膜13は、光ファイバ11の端面11a及びフェルール12の端面12aにより構成される平坦面上に形成され、光ファイバ11の端面11a及びフェルール12の端面12aの両方を覆う。反射防止膜13は、光ファイバ11の端面11aを覆う部分131とフェルール12の端面12aを覆う部分132とで膜構造が異なる点に特徴がある。もう少し具体的に言うと、(1)光ファイバ11の端面11aを覆う部分131の膜構造が、当該部分131を介してベアファイバ111のコアに入射する光に対して低反射条件を満たすように定められており、(2)フェルール12の端面12aを覆う部分132の膜構造が、当該部分132を介してフェルール12に入射する光に対して低反射条件を満たすように定められている点に特徴がある。各部において低反射条件を満たす反射防止膜13の構成及び具体例については、参照する図面を代えて後述する。
スリーブ14は、光ファイバ11及びフェルール12を収容する筒状の部材である。本実施形態において、スリーブ14は、金属製であり、(1)円筒状の小径部14aと、(2)中心軸が小径部14aと一致し、かつ、内径及び外径が小径部14aよりも大きい円筒状の大径部14bと、(3)大径部14bの外側面の端部(小径部14a側と反対側の端部)に設けられた鍔部14cとにより構成されている。
スリーブ14の小径部14aには、光ファイバ11の被覆区間が挿入される。このため、小径部14aの内径は、被覆区間における光ファイバ11の外径よりも大きくなるように設計されている。なお、スリーブ14の内側面と光ファイバ11の外側面との間の隙間には、例えば樹脂が充填される。一方、スリーブ14の大径部14bには、フェルール12が挿嵌される。このため、大径部14bの内径は、フェルール12の外径と略一致するように設計されている。
なお、図1においては、中心軸に沿って測ったフェルール12の長さが、同中心軸に沿って測ったスリーブ14の長さよりも短い構成を例示しているが、これに限定されるものではない。すなわち、中心軸に沿って測ったフェルール12の長さが、同中心軸に沿って測ったスリーブ14の長さよりも長い構成を採用することもできる。
〔低反射条件を満たす反射防止膜の構成〕
次に、低反射条件を満たす反射防止膜13の構成について、図2を参照して説明する。
ここでは、屈折率n0の媒質(例えば空気など)を伝播した波長λの光が、N層膜を介して屈折率nの物体(例えばフェルールや光ファイバなど)に入射するものとする。N層膜とは、1層の膜からなる単層膜、又は、2層以上の膜が積層された多層膜のことを指す。以下の説明においては、N層膜を構成する各膜の屈折率を、入射媒質側から順にn1,n2,…,nNとし、N層膜を構成する各膜の膜厚を、入射媒質側から順にL1,L2,…,LNとする。
N層膜を介して物体に入射する光は、式(1)によって定義される転送行列Mを含む方程式(2)に従う。
Figure 2015022022
Figure 2015022022
式(1)において、kiは、媒質側からi番目の膜を伝播する光の波数ベクトルを表す。また、方程式(2)において、rは、N層膜の振幅反射率を表し、tは、N層膜の振幅透過率を表す。
N層膜の反射率(エネルギー反射率)Rは、R=|r|2により与えられる。N層膜が無反射条件を満たすとは、N層膜の反射率Rが0になること、すなわち、N層膜の振幅反射率rが0になることを指す。
例えば、N=1である場合、膜の屈折率n1を式(3)に従って定め、膜の膜厚L1を式(4)に従って定めることによって、N層膜(単層膜)の反射率RをR=0とすることができる。すなわち、無反射条件を満たすことができる。
Figure 2015022022
Figure 2015022022
また、N≧2である場合、各膜の屈折率njを式(5)に従って定め、膜の膜厚Ljを式(6)に従って定めることによって、N層膜(多層膜)の反射率RをR=0とすることができる。すなわち、無反射条件を満たすことができる。
Figure 2015022022
Figure 2015022022
図1に示すフェルール付光ファイバ1において、光ファイバ11の端面11aで生じる反射とフェルール12の端面12aで生じる反射との双方を抑制するためには、反射防止膜13の構成を以下のように定めればよい。すなわち、(a)反射防止膜13のうち、光ファイバ11の端面11aを覆う部分131を構成する各膜の屈折率及び膜厚を、nを光ファイバ11の屈折率(コア111aの屈折率であってもよいし、クラッド111bの屈折率であってもよい)として、上記式(3)〜(4)又は上記式(5)〜(6)を満たすように定め、(b)反射防止膜13のうち、フェルール12の端面12aを覆う部分132を構成する各膜の屈折率及び膜厚を、nをフェルール12の屈折率として、上記式(3)〜(4)又は上記式(5)〜(6)を満たすように定める。
ただし、反射防止膜13の膜構造を設計するうえで、上記各等式が厳密に成立すること、すなわち、波長λの光に対して無反射条件を満たす(反射率が0になる)ことは、好ましい条件であるが、必須の条件ではない。つまり、上記各等式は、波長λの光に対して低反射条件を満たす(反射率が1%以下になる)程度に近似的に成立すれば十分である。
〔低反射条件を満たす反射防止膜の具体例〕
次に、低反射条件を満たす反射防止膜13の2つの具体例について、図3〜図4を参照して説明する。
図3は、第1の具体例に係るフェルール付光ファイバ1の縦断面図(左側)及び横断面図(右側)である。なお、本具体例においては、光ファイバ11の端面11a及びフェルール12の端面12aに入射する光の波長λが0.9μmであることを想定する。以下の説明における各部の屈折率は、波長λが0.9μmの光に対する屈折率である。
本具体例において、ベアファイバ111は、円形状の横断面を有するコア111aと、コア111aを取り囲む円環状の横断面を有するクラッド111bとにより構成されている。クラッド111bの屈折率ncladは、コア111aの屈折率ncoreよりも低く、これにより光の閉じ込めが実現される。
また、本具体例において、反射防止膜13は、光ファイバ11の端面11a及びフェルール12の端面12aにより構成される平坦面上に形成される第1の膜13aと、第1の膜13aの上記平坦面に接する面と反対側の面上に形成される第2の膜13bとにより構成される。
特に、本具体例においては、第1の膜13aは、光ファイバ11の端面11a及びフェルール12の端面12aの両方を覆う円形状の膜であるのに対して、第2の膜13bは、光ファイバ11の端面11aのみを覆う(光ファイバ11の端面11aを覆い、かつ、フェール12の端面12aを覆わない)円形状の膜である。
第1の膜13aの屈折率n2及び膜厚L2は、第1の膜13aからなる単層膜が、当該単層膜を介してフェルール12に入射する波長λの光に対して低反射条件を満たすように定める。例えば、第1の膜13aの屈折率n2は、下記式(7)に従って定め、第1の膜13aの膜厚L2は、下記式(8)に従って定める。ただし、下記式(7)及び下記式(8)が厳密に成立すること、すなわち、第1の膜13aからなる単層膜が波長λの光に対して無反射条件を満たす(反射率が0になる)ことは、好ましい条件であるが、必須の条件ではない。つまり、下記式(7)及び下記式(8)は、第1の膜13aからなる単層膜が波長λの光に対して低反射条件を満たす(反射率が1%以下になる)程度に近似的に成立すれば十分である。
Figure 2015022022
Figure 2015022022
例えば、フェルール12の屈折率nfeがnfe≒2.17である場合(すなわち、フェルール12がジルコニア製である場合)、第1の膜13aの屈折率n2は、n2≒1.47となり、第1の膜13aの膜厚L2は、L2≒λ/5.89となる。屈折率が1.47程度となる第1の膜13aの好適材料としては、例えば、シリカガラス(屈折率1.45)が挙げられる。
一方、第2の膜13bの屈折率n1及び膜厚L1は、第1の膜13aと第2の膜13bとからなる2層膜が、当該2層膜を介してコア111aに入射する波長λの光に対して低反射条件を満たすように定める。すなわち、第2の膜13bの屈折率n1は、下記式(9)に従って定め、第2の膜13bの膜厚L1は、下記式(10)に従って定める。ただし、下記式(9)及び下記式(10)が厳密に成立すること、すなわち、第1の膜13aと第2の膜13bとからなる2層膜が波長λの光に対して無反射条件を満たす(反射率が0になる)ことは、好ましい条件であるが、必須の条件ではない。つまり、下記式(9)及び下記式(10)は、第1の膜13aと第2の膜13bとからなる2層膜が波長λの光に対して低反射条件を満たす(反射率が1%以下になる)程度に近似的に成立すれば十分である。
Figure 2015022022
Figure 2015022022
例えば、コア111aの屈折率ncoreがncore≒1.45である場合、第2の膜13bの屈折率n1は、n1≒1.22になり、第2の膜13bの膜厚L1は、L1≒λ/4.88となる。屈折率が1.22程度となる第2の膜13bの好適材料としては、例えば、フッ化カルシウム(屈折率1.23)が挙げられる。
図4は、第2の具体例に係るフェルール付光ファイバ1の縦断面図(左側)及び横断面図(右側)である。なお、本具体例においては、光ファイバ11の端面11a及びフェルール12の端面12aに入射する光の波長λが500nmであることを想定する。以下の説明における各部の屈折率は、波長λが500nmの光に対する屈折率である。
本具体例において、ベアファイバ111は、円形状の横断面を有するコア111aと、コア111aを取り囲む円環状の横断面を有するクラッド111bとにより構成されている。クラッド111bの屈折率ncladは、コア111aの屈折率ncoreよりも低く、これにより光の閉じ込めが実現される。
また、本具体例において、反射防止膜13は、光ファイバ11の端面11a及びフェルール12の端面12aにより構成される平坦面上に形成される第1の膜13aと、第1の膜13aの上記平坦面に接する面と反対側の面上に形成される第2の膜13bとにより構成される。
特に、本具体例においては、第1の膜13aは、光ファイバ11の端面11a及びフェルール12の端面12aの両方を覆う円形状の膜であるのに対して、第2の膜13bは、フェルール12の端面12aのみを覆う(フェール12の端面12aを覆い、かつ、光ファイバ11の端面11aを覆わない)円環状の膜である。
第1の膜13aの屈折率n2及び膜厚L2は、第1の膜13aからなる単層膜が、当該単層膜を介してコア111aに入射する波長λの光に対して低反射条件を満たすように定める。例えば、第1の膜13aの屈折率n2は、下記式(11)に従って定め、第1の膜13aの膜厚L2は、下記式(12)に従って定める。ただし、下記式(11)及び下記式(12)が厳密に成立すること、すなわち、第1の膜13aからなる単層膜が波長λの光に対して無反射条件を満たす(反射率が0になる)ことは、好ましい条件であるが、必須の条件ではない。つまり、下記式(11)及び下記式(12)は、第1の膜13aからなる単層膜が波長λの光に対して低反射条件を満たす(反射率が1%以下になる)程度に近似的に成立すれば十分である。
Figure 2015022022
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例えば、コア111aの屈折率ncoreがncore≒1.46である場合(すなわち、コア111aがシリカガラス製である場合)、第1の膜13aの屈折率n2は、式(11)よりn2≒1.21となり、第1の膜13aの膜厚L2は、式(12)よりL2≒λ/4.84≒101nmとなる。波長500nmの光に対して屈折率が1.21程度となる第1の膜13aの好適材料としては、例えば、フッ化カルシウムが挙げられる。
一方、第2の膜13bの屈折率n1及び膜厚L1は、第1の膜13aと第2の膜13bとからなる2層膜が、当該2層膜を介してフェルール12に入射する波長λの光に対して低反射条件を満たすように定める。例えば、第2の膜13bの屈折率n1は、下記式(13)に従って定め、第2の膜13bの膜厚L1は、下記式(14)に従って定める。ただし、下記式(13)及び下記式(14)が厳密に成立すること、すなわち、第1の膜13aと第2の膜13bとからなる2層膜が波長λの光に対して無反射条件を満たす(反射率が0になる)ことは、好ましい条件であるが、必須の条件ではない。つまり、下記式(13)及び下記式(14)は、第1の膜13aと第2の膜13bとからなる2層膜が波長λの光に対して低反射条件を満たす(反射率が1%以下になる)程度に近似的に成立すれば十分である。
Figure 2015022022
Figure 2015022022
例えば、フェルール12の屈折率nfeがnfe≒2.22である場合(すなわち、フェルール12がジルコニア製である場合)、第2の膜13bの屈折率n1は、式(13)よりn1≒0.811になり、第2の膜13bの膜厚L1は、式(14)よりL1≒λ/3.24≒154nmとなる。波長500nmの光に対して屈折率が0.811程度となる第2の膜13bの好適材料としては、例えば、金(Au)が挙げられる。
なお、上記2つの具体例においては、コア111aを覆う部分における反射防止膜13の膜構造と、クラッド111bを覆う部分における反射防止膜13の膜構造とを同一としている。これは、クラッド111bの屈折率ncladは、コア111aの屈折率ncoreと大差がないため、このような膜構造でもクラッド111bに入射する光の反射率が著しく高くなることはないからである。ただし、本発明は、このような膜構造に限定されるものではない。すなわち、コア111aを覆う部分における反射防止膜13の膜構造を、コア111aに入射する光に対して低反射条件を満たすように定めると共に、クラッド111bを覆う部分における反射防止膜13の膜構造を、クラッド111bに入射する光に対して低反射条件を満たすように定めてもよい。
〔光モジュール〕
次に、フェルール付光ファイバ1を備えた光モジュール100について、図5を参照して説明する。図5は、光モジュール100の断面図である。
光モジュール4は、図5に示すように、上述したフェルール付光ファイバ1の他に、筐体2と、LD(Laser Diode)マウント3と、LD(Laser Diode)4と、電極5と、導線6と、レンズマウント7と、レンズ8とを備えている。
筐体2は、底板2a、前側壁2b、後側壁2c、右側壁(不図示)、左側壁(不図示)、及び天板2dにより構成される直方体の箱状の筐体である。
筐体2の底板2aには、LDマウント3が載置され、更に、LDマウント3には、LD4が載置される。このLD4は、波長λのレーザ光Lを出力する光源として機能する。また、筐体2の底板2aには、レンズマウント7が載置され、更に、レンズマウント7には、レンズ8が載置される。このレンズ8は、LD4から出力されたレーザ光Lを集束する。
筐体2の前側壁2bには、反射防止膜13が形成されたフェルール12の端面がレンズ8を介してLD4の出射端面と対向するように、フェルール付光ファイバ1が挿嵌される。レンズ8により集束されたレーザ光Lは、光ファイバ11の端面及びフェルール12の端面の両方に入射する。この際、光ファイバ11の端面に入射したレーザ光は、当該端面において反射されることなく、光ファイバ11の内部に入射する。また、フェルール12の端面に入射したレーザ光Lは、当該端面において反射されることなく、フェルール12の内部に入射する。これは、反射防止膜13が例えば図3又は図4に示したように構成されているためである。
筐体2の後側壁2bには、電極5が挿嵌され、電極5には、導線6を介してLD4が接続される。筐体2の外部において電極5を電流源と接続すれば、LD4に対して電流を供給することができる。
〔付記事項〕
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、フェルール付光ファイバに広く適用することができる。例えば、通信用又は加工用の光モジュールに用いるフェルール付光ファイバに好適である。
1 フェルール付光ファイバ
11 光ファイバ
11a 光ファイバの端面
111 ベアファイバ
111a コア
111b クラッド
112 被覆
12 フェルール
12a,12b フェルールの端面
12c 貫通孔
13 反射防止膜
13a,13c 第1の膜
13b,13d 第2の膜
14 スリーブ
14a 小径部
14b 大径部
14c 鍔部
100 光モジュール
2 筐体
3 LDマウント
4 LD(光源)
5 電極
6 導線
7 レンズマウント
8 レンズ

Claims (9)

  1. フェルールと、
    上記フェルールに挿嵌された光ファイバと、
    上記フェルールの端面及び上記光ファイバの端面の両方を覆う反射防止膜と、を備えており、
    上記反射防止膜の上記フェルールの端面を覆う部分の膜構造が、当該部分を介して上記フェルールに入射する波長λの光に対する反射率が1%以下となるように定められており、上記反射防止膜の上記光ファイバの端面を覆う部分の膜構造が、当該部分を介して上記光ファイバのコアに入射する波長λの光に対する反射率が1%以下となるように定められている、
    ことを特徴とするフェルール付光ファイバ。
  2. 上記反射防止膜は、1層の膜からなる単層膜、又は、2層以上の膜が積層された多層膜であり、上記フェルールの端面を覆う部分と上記光ファイバの端面を覆う部分とで、層数、各膜の膜厚、又は、各膜の屈折率の少なくとも何れかが異なっている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のフェルール付光ファイバ。
  3. 上記反射防止膜において、上記光ファイバの端面を覆う部分を構成する各膜の屈折率n1,n2,…,nN及び膜厚L1,L2,…,LNが、nを上記光ファイバの屈折率として、N=1の場合に下記式(a)及び(b)を満たすか、又は、N≧2の場合に下記式(c)及び(d)を満たすように定められており、上記フェルールの端面を覆う分を構成する各膜の屈折率n1,n2,…,nN及び膜厚L1,L2,…,LNが、nを上記フェルールの屈折率として、N=1の場合に下記式(a)及び(b)を満たすか、又は、N≧2の場合に下記式(c)及び(d)を満たすように定められている、
    ことを特徴とする請求項2に記載のフェルール付光ファイバ。
    Figure 2015022022
    Figure 2015022022
    Figure 2015022022
    Figure 2015022022
  4. 上記反射防止膜は、上記フェルールの端面及び上記光ファイバの端面により構成される平坦面上に形成された第1の膜であって、上記フェルールの端面及び上記光ファイバの両方を覆う第1の膜と、上記第1の膜の上記平坦面に接する面と反対側の面上に形成された第2の膜であって、上記光ファイバの端面を覆い、かつ、上記フェルールの端面を覆わない第2の膜とにより構成されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載のフェルール付光ファイバ。
  5. 上記フェルールの屈折率をnfe、上記光ファイバのコアの屈折率をncoreとして、
    上記第1の膜の屈折率n2は、下記式(e)を満たすように定められており、
    上記第1の膜の膜厚L2は、下記式(f)を満たすように定められており、
    上記第2の膜の屈折率n1は、下記式(g)を満たすように定められており、
    上記第2の膜の膜厚L1は、下記式(h)を満たすように定められている、
    ことを特徴とする請求項4に記載のフェルール付光ファイバ。
    Figure 2015022022
    Figure 2015022022
    Figure 2015022022
    Figure 2015022022
  6. 上記反射防止膜は、上記フェルールの端面及び上記光ファイバの端面により構成される平坦面上に形成された第1の膜であって、上記フェルールの端面及び上記光ファイバの両方を覆う第1の膜と、上記第1の膜の上記平坦面に接する面と反対側の面上に形成された第2の膜であって、上記フェルールの端面を覆い、かつ、上記光ファイバの端面を覆わない第2の膜とにより構成されており、
    ことを特徴とする請求項2に記載のフェルール付光ファイバ。
  7. 上記フェルールの屈折率をnfe、上記光ファイバのコアの屈折率をncoreとして、
    上記第1の膜の屈折率n2は、下記式(i)を満たすように定められており、
    上記第1の膜の膜厚L2は、下記式(j)を満たすように定められており、
    上記第2の膜の屈折率n1は、下記式(k)を満たすように定められており、
    上記第2の膜の膜厚L1は、下記式(l)を満たすように定められている、
    ことを特徴とする請求項6に記載のフェルール付光ファイバ。
    Figure 2015022022
    Figure 2015022022
    Figure 2015022022
    Figure 2015022022
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載のフェルール付光ファイバと、上記光ファイバに入射させる光を発する光源とを備えている、ことを特徴とする光モジュール。
  9. フェルールと、上記フェルールに挿嵌された光ファイバと、上記フェルールの端面及び上記光ファイバの端面の両方を覆う反射防止膜と、を備えたフェルール付光ファイバの製造方法であって、
    上記反射防止膜の上記フェルールの端面を覆う部分の膜構造を、当該部分を介して上記フェルールに入射する波長λの光に対する反射率が1%以下となるように定めると共に、上記反射防止膜の上記光ファイバの端面を覆う部分の膜構造を、当該部分を介して上記光ファイバのコアに入射する波長λの光に対する反射率が1%以下となるように定める工程を含んでいる、
    ことを特徴とする製造方法。
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