JP2015021994A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015021994A
JP2015021994A JP2013147581A JP2013147581A JP2015021994A JP 2015021994 A JP2015021994 A JP 2015021994A JP 2013147581 A JP2013147581 A JP 2013147581A JP 2013147581 A JP2013147581 A JP 2013147581A JP 2015021994 A JP2015021994 A JP 2015021994A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stand
main body
rotation center
photographing lens
apparatus main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013147581A
Other languages
English (en)
Inventor
裕也 藤原
Hironari Fujiwara
裕也 藤原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2013147581A priority Critical patent/JP2015021994A/ja
Publication of JP2015021994A publication Critical patent/JP2015021994A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)
  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
  • Accessories Of Cameras (AREA)

Abstract

【課題】チルト角度を調整した状態で装置本体を支持可能で且つ、装置の大型化を抑制しつつスタンドの剛性を高める。
【解決手段】底面視で撮影レンズ101と重ならない位置に、バッテリ30を収容するためのバッテリ収容部301が配設される。スタンドST1は、一対の左梁116及び右梁117と、これら同士を連結する連結部115とからなり、撮影レンズ101の光軸C0に垂直な回動中心P0の周りに回動自在に開閉動作し、開状態においては装置本体100を支持する。装置本体100の底部100aには、底面視において撮影レンズ101及びバッテリ収容部301を避けた領域に形成されるスタンド収容部50に、閉状態におけるスタンドST1が収容される。
【選択図】図6

Description

本発明は、スタンドを有する撮像装置に関する。
従来、従来の撮像装置(カメラ)は一般に、手持ちでの撮影だけではなく、本体底面に設けた三脚ねじ取り付け部に三脚を取り付け、自由なアングルにて置いて撮影する置き撮り撮影が可能である。
しかし、ユーザが、三脚を用いた置き撮りを行う場合には、カメラと三脚を共に携行する必要があり、煩わしく、撮影時の設定にも時間を要する。そこで、特許文献1、2に示すように、置き撮り撮影時に、自由なチルト角で撮影ができるよう、カメラ本体にスタンドを内蔵したカメラが提案されている。
特開平6−284319号公報 特開2000−284357号公報
しかしながら、特許文献1のカメラは、主に置き撮りに使用する監視カメラ等の用途を想定しているので、スタンドの分だけ本体が厚く、カメラが大型化し、携帯性にも欠ける。スタンドの厚みを小さくすれば薄型化が可能であるが、そうするとスタンドの剛性が低下する。
また、特許文献2のカメラは、スタンドは閉状態でカメラ本体に収容され、全体としてフラットとなるため薄型化できる。しかし、内蔵スタンドをカメラ本体の中心ではなく、重心から離れた位置に配設しているので、スタンド使用時における本体の支持の安定性に欠ける。
本発明は上記従来技術の問題を解決するためになされたものであり、その目的は、チルト角度を調整した状態で装置本体を支持可能で且つ、装置の大型化を抑制しつつスタンドの剛性を高めることができる撮像装置を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明は、装置本体と、撮影レンズと、前記装置本体の底面視において前記撮影レンズに重ならない位置に配置され、バッテリを収容するためのバッテリ収容部と、前記撮影レンズの光軸に垂直な方向を軸方向とする回動軸部を回動中心として前記装置本体に対して回動自在に設けられた一対の梁部、及び前記一対の梁部同士を連結する連結部を有して、前記回動中心の周りに回動して開閉動作し、開状態においては前記装置本体を支持することが可能なスタンドとを有し、前記装置本体の底部には、底面視において前記撮影レンズ及び前記バッテリ収容部を避けた領域に、閉状態における前記スタンドを収容するための収容凹部が形成されることを特徴とする。
本発明によれば、チルト角度を調整した状態で装置本体を支持可能で且つ、装置の大型化を抑制しつつスタンドの剛性を高めることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の外観を表す斜視図である。 カメラの右側面図、底面側から見た斜視図である。 使用時におけるカメラの状態を示す外観斜視図である。 カメラの内部の要部を上面側から見た斜視図である。 カメラの電子的な構成を示すブロック図である。 スタンドを閉じた状態のカメラの底面図、スタンドを取り外した状態のカメラの底面図である。 スタンドの斜視図、分解斜視図である。 保持力発生機構部及びスタンドフレームの分解斜視図である。 スタンドの回動における自由端側部分を内側から見た図である。 第2の実施の形態におけるスタンドの斜視図、スタンドを閉じた状態のカメラの底面図、使用時におけるカメラの状態を示す外観斜視図である。 第3の実施の形態におけるスタンドの斜視図である。 スタンドの各種の開状態におけるカメラの側面図、斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1(a)、(b)は、本発明の第1の実施の形態に係る撮像装置の外観を表す斜視図である。特に、図1(a)は上面側、図1(b)は底面側から見た斜視図である。
この撮像装置は、一例として、静止画及び動画の撮影が可能なデジタルカメラとして構成される。このカメラ1000は、装置本体100の前部に撮影レンズ101が配設され、装置本体100の上部に可動式のパネルユニット40が設けられる。このカメラ1000には、従来のカメラと同様に、三脚を取り付けるための三脚ねじ取り付け部104が底部100aに設けられている。ユーザは、別途用意した三脚を使用して、長時間の撮影や、撮影レンズ101の仰角(チルト角)を固定した撮影を行うことができる。
カメラ1000は、全体が上下方向に薄い扁平な形状となっている。以降、前後方向については、撮影レンズ101から見て被写体側を前側とする。左右方向については、パネルユニット40を上側にし、カメラ1000を後方から見ている状態を基準として呼称する。装置本体100の底部100aにおいて、三脚ねじ取り付け部104の後方に、スタンドST1が取り付けられている。
図2(a)は、カメラ1000の右側面図である。図2(b)は、カメラ1000を底面側から見た斜視図である。撮影レンズ101の光軸C0は前後方向に平行である。
スタンドST1の詳細な構成は後述するが、スタンドST1は、装置本体100に対して回動自在に取り付けられる。スタンドST1を装置本体100に対して開閉動作することで、図1(b)、図2(a)に示す閉状態(スタンド収容状態)と、この閉状態から開方向に回動させた開状態とにすることができる。図2(b)はスタンドST1の開状態の一例を示している。スタンドST1は、開状態では底部100aから突出するが、閉状態では、底部100aから突出しない。
図3(a)、(b)は、使用時におけるカメラ1000の状態を示す外観斜視図である。図3(a)、(b)に例示するように、カメラ1000は、スタンドST1を任意の角度で開状態にして、床、机、地面等にカメラ1000を置くことで、簡易的に、撮影レンズ101の仰角を自在に調節した状態で撮影する置き撮りに適した姿勢となる。
パネルユニット40は、装置本体100に対して回動自在な支持部材41に回動自在に配設される。従って、パネルユニット40の表示面を各種の方向に向けることができる。パネルユニット40の回動軸方向は左右方向に平行であるが、それに限られるものではない。
図1(b)、図2(a)に表れているように、装置本体100の右側部には、ストラップをとりつけるためのストラップ取り付け部1542のほか、操作子として再生ボタン1541及び電源操作レバー103が設けられている。また、図2(b)に表れているように、装置本体100の左側部には、操作子として撮影開始ボタン107が設けられている。
図4は、カメラ1000の内部の要部を上面側から見た斜視図である。図4に示す制御基板20は、カメラ1000の動作を制御する主要な制御IC201が実装された基板である。撮影レンズユニット10と制御基板20を上下方向に重ねず、制御基板20を撮影レンズユニット10の後方に配置することで製品厚みを抑えている。撮影レンズユニット10は、撮影レンズ101の後方にセンサ基板105が組み込まれてなる。センサ基板105は、制御基板20と電気的に接続されている。
制御基板20の右側部には、外部の映像出力機器に接続する接続端子2021が実装されている。制御基板20の左側部には、撮影開始ボタン107に対応するSW(スイッチ)素子2025、PC(パーソナルコンピュータ)に接続される接続端子2022、ソケット2026が実装されている。ソケット2026には、メモリカード等の記録媒体2023をマウントすることができる。
図5は、カメラ1000の電子的な構成を示すブロック図であり、電気的な接続を表す図である。
撮影レンズユニット10が有するイメージセンサ106は、センサ基板105に実装されている。撮影レンズ101に入射した被写体の像は、撮影レンズ101の焦点位置に配置されたイメージセンサ106によって電荷信号に変換される。変換された電荷信号は、制御基板20に送られ、制御IC201に入力される。
制御IC201は、画像処理部2011、CPU(中央演算処理装置)である制御部2010、及び、揮発性メモリであるワークメモリ部2012を備える。画像処理部2011は、イメージセンサ106から送られる電荷信号をデジタル映像データに変換する。画像処理部2011で変換されたデジタル映像データは、ワークメモリ部2012に書き込まれ、制御部2010の制御によって、記録媒体2023へと出力される。
カメラ1000のパネルユニット40には、液晶表示パネル401が配設され、撮影した映像データの確認を行えるようになっている。また、予めプログラムメモリ2014に格納されている各種アイコン表示を液晶表示パネル401に出力することもできる。ここで、パネルユニット40は、液晶表示パネル401の上面に、透明電極にて構成されるタッチパネル402を貼り付けて構成されている。これにより、各種アイコン表示を液晶表示パネル401に表示し、アイコン位置情報とタッチパネル402の操作位置情報とを、制御IC201にて比較することによって、タッチパネル操作によるカメラ1000の制御が可能となっている。
ユーザが、電源操作レバー103を操作することで、制御基板20に実装された電源検出SW(スイッチ)2013が操作され、電源検出SW2013から信号が制御IC201に送られて、主電源がONとなる。電源がONの状態で撮影開始ボタン107が操作されると、SW(スイッチ)素子2025から信号が制御IC201に送られ、撮影画像の記録がなされる。電源がONの状態で再生ボタン1541が押圧されると再生モードへと移行する。すなわち、制御基板20に実装された検出SW(スイッチ)2016(図6(a)に実装位置を示す)から、信号が制御IC201に送られ、記録媒体2023に記録された映像が液晶表示パネル401に表示され、確認ができる。
図6(a)は、スタンドST1を閉じた状態のカメラ1000の底面図である。図6(b)は、スタンドST1を取り外した状態のカメラ1000の底面図である。図6(a)では、撮影レンズ101の光軸C0で外装を左右に分割し、内部構造の右半分が露出した状態が模式的に表されている。
カメラ1000の外観は、光軸C0に対して左右対象の形状となっている。図6(a)に示すように、カメラ1000の底面視(カメラ1000の底面側から見た場合)において、光軸C0に沿って、撮影レンズ101の後方に三脚ねじ取り付け部104が配設される。三脚ねじ取り付け部104の後方であって、底面視で撮影レンズ101と重ならない位置に、バッテリ30を収容するためのバッテリ収容部301が配設されている。すなわち、底面視における撮影レンズ101とバッテリ収容部301との間に三脚ねじ取り付け部104が配置されるようレイアウトされている。そのため、図6(a)では、三脚ねじ取り付け部104とバッテリ30のそれぞれ右半分が露出した状態に表されている。
このように、カメラ1000の中で比較的重量の大きいバッテリ30の中央部を光軸C0が通るように配置することで、カメラ1000が左右に傾くことなく安定した設置ができるようになっている。バッテリ30が収容された状態では、カメラ1000全体の重心はバッテリ30の内部に位置している。また、三脚ねじ取り付け部104を光軸C0上に配置することで、別途の三脚を用いた撮影においても装置本体100の安定した設置が可能となっている。
装置本体100の後部下部には、バッテリ蓋302が開閉可能に設けてあり、バッテリ蓋302を開状態にすることで、バッテリ収容部301に対してバッテリ30を挿脱することができる。バッテリ収容部301にバッテリ30を挿入すると、制御基板20に実装されているバッテリ接続端子203とバッテリ30とが電気的に接続され、制御基板20に電源が供給されるよう構成されている。
図6(b)に示すように、装置本体100の底部100aには、閉状態におけるスタンドST1を収容するためのスタンド収容部50(収容凹部)が設けられている。スタンド収容部50は、底面視において撮影レンズ101及びバッテリ収容部301を避けた領域に形成される。バッテリ収容部301は、左溝部56、前溝部55及び右溝部57からなる1本の凹状の溝であり、光軸C0を挟んで左右対称形状に、底面視で後方に開口するコの字状に形成される。
底面視において、バッテリ収容部301は、左溝部56と右溝部57とによって左右方向から挟まれる位置にある。また光軸C0に沿った方向において、前溝部55は、バッテリ収容部301と撮影レンズ101との間、特に三脚ねじ取り付け部104とバッテリ収容部301との間に位置する。
左溝部56及び右溝部57は前後方向に直線的に延設される。一方、概ね左右方向に延設される前溝部55については、三脚ねじ取り付け部104に近い側の前側壁面55aが、後側に凸の弓形(ないしアーチ形または弧状)に形成されている。ここで、前側壁面55aが弓形であることで、三脚ねじ取り付け部104をバッテリ収容部301に近い位置に配置できるので、カメラ1000の重心近くに配置することが可能となる。さらには、底部100aにおける限られた配置スペースを有効に利用することができる。なお、前溝部55は、前側壁面55aだけでなく、後側壁面も後側に凸の弓形であってもよい。
本実施の形態では、操作部や電気的接続のための端子類の総称をインターフェイス部とし、このインターフェイス部には、接続端子2021、再生ボタン1541、電源操作レバー103、撮影開始ボタン107、ソケット2026及び接続端子2022が該当する。ユーザにおける操作性を考慮して、インターフェイス部やストラップ取り付け部1542は、カメラ1000の外観側に配置するのが適切である。本実施の形態では、インターフェイス部やストラップ取り付け部1542を、左右方向における左溝部56、右溝部57の外側に配置している(図1(b)、図2(b)、図4、図6(a)参照)。従って、これらがバッテリ収容部301やスタンド収容部50と上下に重なることがなく、装置本体100の厚型化が回避されている。
具体的には、個々には上述したように、装置本体100の右側部に、接続端子2021、ストラップ取り付け部1542、再生ボタン1541、電源操作レバー103が配設される(図1(b)、図6(a))。また、装置本体100の左側部に、撮影開始ボタン107、ソケット2026、接続端子2022が配設される(図2(b)、図4)。
図1(b)、図6(a)に示すように、スタンドST1は、閉状態において、装置本体100から突出することなくスタンド収容部50に収まっている。そのため、スタンド収容部50の溝深さは、スタンドST1の厚みと略等しく構成されている。また、スタンドST1はスタンド収容部50に嵌合的な形状をしており、閉状態において光軸C0を挟んで左右対称形状に、底面視で後方に開口するコ字状に形成される。
図6(a)に示すように、スタンドST1は、一対の梁部ないし腕部である左梁116及び右梁117と、これら一対の梁部同士を連結する連結部115とから一体的に構成される。閉状態においては、左梁116、右梁117、連結部115がそれぞれ左溝部56、右溝部57、前溝部55に嵌合的に収容される。従って、スタンドST1の閉状態においては、左右方向における左梁116と右梁117との間にバッテリ収容部301が位置する。
スタンド収容部50は、上下方向において制御基板20に重ねて配置されている。また、前述したインターフェイス部(端子類や操作子類)は、制御基板20に実装される実装部品の中では大きく高さを有する部品である。そこで、スタンド収容部50を、上記インターフェイス部と投影上重ねることなく、左右方向におけるインターフェイス部の内側に設けた。これにより、装置本体100の厚さを増すこと無く、スタンド収容部50の必要な溝深さを確保することができる。
左梁116及び右梁117は、いずれも装置本体100に対して回動中心P0を中心として回動自在にされる。回動中心P0の軸方向は光軸C0に垂直であり、左右方向に平行である。回動中心P0は前溝部55より後方にある。回動中心P0は、収容状態のバッテリ30を通っている。
スタンドST1は、撮影レンズ101の仰角を自在に変化させて撮影を行えるようにするため、撮影レンズ101の光軸C0に垂直な回動中心P0周りに回動する。また、スタンドST1は、任意の開き角度で保持できるよう、回動に対する摩擦力により常に保持力が働く構成となっている。スタンドST1に必要な保持力は、スタンドST1を手動で開閉でき、且つ、撮影レンズ101の仰角を変化させた任意の開位置でタッチパネル402等を操作したとてもスタンドST1が不用意に回動してしまうことのない程度の大きさである。
スタンドST1には、必要十分な保持力を発生させるために、回動中心P0周りで保持力を発生させるヒンジ機構として、後述する保持力発生機構部166、167(図7、図8)が設けられている。
図6(b)に示すように、底部100aにおいて、スタンド収容部50の前方に、前溝部55の左右端部に隣接して、指掛け凹部550a、550bが形成されている。指掛け凹部550a、550bは、三脚ねじ取り付け部104を挟んで左右一対となっている。閉状態からユーザがスタンドST1の開き操作を行うときには、指掛け凹部550a、550bに指を掛けて操作する。
スタンドST1の閉状態における連結部115の底面視形状は、スタンド収容部50の前溝部55に対応している。従って、前溝部55の前側壁面55aと同様に、底面視において、連結部115の、三脚ねじ取り付け部104に近い側の端面形状は、後側に凸の弓形になっている。
連結部115は、スタンドST1の回動中心P0周りの回動時に自由端部となる部分である。この連結部115は、左右端部が、左右方向中央よりも回動中心P0から遠く、回動時の先端となる。従って、三脚ねじ取り付け部104を撮影レンズ101とバッテリ収容部301との間に配置した配置構成においても、回動中心P0からスタンドST1の回動時の先端までの距離を大きくとることができる。
回動中心P0周りで生成されるスタンド保持力に打ち勝って、ユーザがスタンドST1を動作させるのに必要な荷重は、操作される部分が回動中心P0から遠いほど小さくて済む。スタンドST1の先端形状を弓形としたことで、三脚ねじ取り付け部104の配置スペースを確保しつつ、回動中心P0から先端までの距離を大きくとることができる。その結果、ユーザによるスタンドST1の開閉操作荷重を低くすることが可能となり、操作性が向上する。
図7(a)、(b)は、スタンドST1の斜視図、分解斜視図である。
図7(a)に示すように、コの字形状のスタンドST1には、図7(b)に示すスタンドヒンジユニット110が内蔵されている。スタンドST1は、スタンドヒンジユニット110を上下の外側樹脂カバー12、内側樹脂カバー13で挟み込んで構成されている。
スタンドヒンジユニット110は、コの字形状の板金にて形成されたスタンドフレーム150と、左右一対の保持力発生機構部166、167とが回動自在に結合されたユニットである。保持力発生機構部166、167が装置本体100に配設されることで、スタンドST1は装置本体100に対して回動自在になる。
スタンドフレーム150は、金属等で一体に形成される。図7(b)に示すように、スタンドフレーム150は、左梁116、右梁117、連結部115にそれぞれ対応する板金として左側板状部156、右側板状部157、先端側板状部155を有する。左側板状部156、右側板状部157、先端側板状部155の面方向は、スタンドST1の閉状態において上下方向に略平行である。すなわち上記各々の面方向は、スタンドST1の閉状態において、光軸C0及び回動中心P0の軸方向の双方に垂直な直線に対して平行である。
スタンドST1は、撮影レンズ101のチルト角を調整するためのものでもあるので、開閉操作の際に受ける力の方向に対して強度を高くする必要がある。一般に、板金は板厚側面からの荷重に対して剛性が高く変形し難い。スタンドフレーム150の板金の面方向を上記のように設定したことで、スタンドST1は開閉方向に加わる外力に対して高い剛性を有するものとなっている。このように、スタンドフレーム150をはじめとしてスタンドST1がコの字状であることと相まって、スタンドST1は変形しにくい頑丈な構造となっている。
なお、開閉操作に対するスタンドフレーム150の強度を高める観点からは、左側板状部156、右側板状部157、先端側板状部155の面方向は、上下方向に対して多少斜めであってもよい。すなわち、スタンドST1の閉状態において光軸C0及び回動中心P0の軸方向の双方に垂直な直線に対して平行な成分を有すればよい。
また、スタンドフレーム150の先端側板状部155の先端には、回動における自由端方向へ90°折り曲げた折り曲げ部155aが形成され、連結部115の剛性が高まっている。これらにより、スタンドST1は、大きなスタンド保持力に打ち勝ってユーザがスタンドST1を開閉動作させるときでもスタンドST1自体が変形しない強固な構造となっている。
保持力発生機構部166、167については、両者は左右対称で、構成は同様であるので、以下では代表して主に保持力発生機構部167の構成を詳細に述べる。
図8は、保持力発生機構部167及びスタンドフレーム150の分解斜視図である。
保持力発生機構部167は、右側板状部157の、先端側板状部155から遠い側の端部にカシメにより固定されている。保持力発生機構部167は、固定部167a、回動軸部167b、円板状のバネ167cから構成される。固定部167aは、装置本体100に対して螺着等により固定される部分である。回動軸部167bは、スタンドST1の回動軸を構成し、その軸心が回動中心P0となる。バネ167cは保持力を発生させるための付勢部材である。
回動軸部167bの一端は、右側板状部157の孔を貫通してカシメにより固定される。回動軸部167bの他端は、固定部167aの孔を貫通し、さらに円板状のバネ167cの孔を貫通した状態で、バネ167cに対してカシメにより固定される。回動軸部167bは、固定部167aに対して回動自在に係合する。バネ167cは、回動軸部167bの他端がカシメ固定された状態で、その面方向に弾性変形し、固定部167aに常に荷重(付勢力)を加えた状態で固定される。
これにより、バネ167cと固定部167aとの間の摩擦係数に、バネ167cの弾性変形により生じる荷重の積が、固定部167aに対するスタンドフレーム150の任意の回動位置の保持力として作用する。ひいては、装置本体100に対するスタンドST1の回動に対する適切な抗力が発生すると共に、任意の開閉位置で適切な保持力が発生する。
図7(a)示したスタンドST1、図7(b)にスタンドフレーム150は、スタンドST1の最大開き状態を表している。スタンドフレーム150において、右側板状部157の、先端側板状部155から遠い側の端部には突部157aが形成され、固定部167aには折り曲げ形成されたストッパ部167eが設けられている(図7(b)、図8)。閉状態からスタンドST1が開方向に動作すると、やがて突部157aがストッパ部167eに当接して、スタンドST1の開方向における限界位置が規制される。
保持力発生機構部166の固定部166a、回動軸部166b(図7(b))は、保持力発生機構部167の固定部167a、回動軸部167bと同様に構成される。保持力発生機構部166のうち、ストッパ部167e、バネ167cに相当する構成要素の符号の図示は省略されている。また、左側板状部156の、先端側板状部155から遠い側の端部には、突部157aに相当する突部が形成されるがその符号の図示は省略されている。
大きな保持力を発生させるためには、円板状のバネ167cを径方向に大型化する必要があるため、特に、スタンドST1の回動中心P0周りの機構が大型化して、製品の厚みが増大する懸念がある。そこで、本実施の形態では、スタンドフレーム150の左右の左側板状部156、右側板状部157にそれぞれ保持力発生機構部166、167を分割して配設し、スタンドST1に必要な保持力の発生部分を左右に分散されている。すなわち、保持力発生機構部を単一にした構成に比し、各保持力発生機構部が担うべき保持力を半分にすることができる。これによって、回動中心P0周りの機構の小型化が可能となり、ひいては装置本体100の薄型化が容易となる。
図7(b)に示すように、スタンドST1は、スタンドST1を閉状態(スタンド収容部50への収容状態)に維持するためのロック機構14を内蔵している。ロック機構14は、ロックレバー140とロックスプリング141とから構成される。
図9(a)、(b)は、スタンドST1の回動における自由端側部分を内側から見た図である。ここでいう内側とは、スタンドST1の閉状態においては上側である。これらの図においては、スタンドヒンジユニット110及び内側樹脂カバー13が取り外された状態が示されている。特に、図9(a)はロック状態、図9(b)はロック解除状態を示している。
ロック機構14は、スタンドフレーム150の折り曲げ部155aと外側樹脂カバー12との間の領域に介装される。ロック機構14により、スタンドST1の収容位置(閉位置)を明確化できると共に、カメラ1000の携帯時に意図せずスタンドST1が開くことが防止される。
外側樹脂カバー12の内側には、回動軸121が設けられる。ロックレバー140は、回動軸121を中心に図9(a)の時計及び反時計方向に回動するように配設される。ロックスプリング141はコイルバネでなり、回動中心P0から遠ざかる方向(自由端側)にロックレバー140を常時付勢する。従って、スタンドST1の開状態のような無負荷の状態では、ロックレバー140は、その先端の爪部140aが、外側樹脂カバー12の自由端側の壁面に当接することで位置が規制され、図9(a)に示す姿勢が維持される。しかし爪部140aに対して回動中心P0に近づく方向に力がかかると、図9(b)に示すように、ロックレバー140は反時計方向に回動する。
外側樹脂カバー12の内側にスタンドフレーム150が配設されると、スタンドフレーム150の折り曲げ部155a(図7(b))が、ロック機構14が配置される領域を内側から覆う。これにより、ロックレバー140の抜け止めがなされる。
スタンドST1の閉状態においては、ロックレバー140の爪部140aが、スタンド収容部50の前壁に設けたロック穴501(図2)に嵌合されることで、閉状態でのロックがなされる。爪部140aは、スタンドST1の閉状態において上下(内側と外側)になだらかな斜面(テーパ面)有して、側面視で前方に尖った形状をしている。
ユーザによってスタンドST1に対し閉状態から開き方向に荷重が加えられると、爪部140aの外側の斜面がロック穴501の縁部に当たることで、ロックレバー140に退避方向(回動中心P0に近づく方向)への分力が加わる。このロックレバー140に加わる分力が、ロックスプリング141による付勢力を上回ると、ロックスプリング141が弾性変形し、爪部140aが一旦待避する(図9(b))。さらに、スタンドST1が開方向に回動すると、爪部140aは図9(a)に示す位置に安定する。
これとは逆に、スタンドST1に開状態から閉じ方向に荷重が加えられると、爪部140aの内側の斜面がロック穴501の縁部に当たることで、爪部140aが一旦待避する(図9(b))。そして、爪部140aがロック穴501に嵌入されると爪部140aは図9(a)に示す位置に安定する。
本実施の形態によれば、スタンドST1は、撮影レンズ101の光軸C0に垂直な回動中心P0の周りに回動し、開状態で装置本体100を保持できるので、チルト角の調整が可能である。
また、スタンドST1は、底部100aに設けたスタンド収容部50に収容される。ここで、撮影レンズ101とバッテリ収容部301とは底面視において重ならず、且つ、スタンド収容部50は、底面視において撮影レンズ101及びバッテリ収容部301を避けた領域に形成される。これらにより、装置本体100の上下方向の厚みを大きくすることなく内蔵のスタンドST1を配設でき、カメラ全体がコンパクトになる。しかも、インターフェイス部やストラップ取り付け部1542を、左右方向における左溝部56の左側、右溝部57の右側に配置したことも、装置本体100の厚型化回避に寄与している。
さらに、スタンドST1はコ字状であるので、剛性が高く、これに加えて、スタンドフレーム150の左側板状部156、右側板状部157、先端側板状部155は、それらの面方向が、スタンドST1の閉状態において上下方向に略平行である。これらにより、スタンドST1の補強効果が高まっている。
よって、チルト角度を調整した状態で装置本体100を支持可能で且つ、カメラ1000の大型化を抑制しつつスタンドST1の剛性を高めることができる。
また、スタンドST1の閉状態においては、スタンド収容部50のうちバッテリ収容部301を回動中心P0の軸方向に挟む領域である左溝部56、前溝部55に第1の梁部(左梁116)、第2の梁部(右梁117)がそれぞれ収容される。特に、カメラ重心が存在するバッテリ30を回動中心P0が通っている。これらにより、カメラ重心の近くでスタンドST1が装置本体100を支持することになるので、支持の安定性が高い。
(第2の実施の形態)
本発明の第2の実施の形態では、スタンドST1に代えてスタンドST2が採用される。装置本体100の構成は、第1の実施の形態のものと同様である。
図10(a)は、スタンドST2の斜視図である。図10(b)は、スタンドST2を閉じた状態のカメラ1000の底面図である。図10(c)は、使用時におけるカメラ1000の状態を示す外観斜視図である。
スタンドST2は、スタンドST1に対して、外側樹脂カバー12の形状が異なり、その他の構成は同様である。具体的には、スタンドST2においては、一対の左梁116及び右梁117を繋ぐ薄いカバー部61が外側樹脂カバー12に形成される。スタンドST2の閉状態におけるカバー部61の前後方向の延設範囲は、外側樹脂カバー12の前端から、回動動作の妨げにならない範囲で回動中心P0に近い位置までである。従って、閉状態においてカバー部61はバッテリ収容部301の一部と底面視において重なる。
このように、スタンドST2は、第1の実施の形態と同様にコ字状のスタンドフレーム150等で剛性を確保しながらも、剛性の低い薄いカバー部61によって、自由な意匠でスタンドST2を構成することが可能となっている。なお、カバー部61は、外側樹脂カバー12と一体に形成する必要はなく、スタンドST1に対して別途の部材を固定することで設けてもよい。
本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏すると共に、意匠的効果を付与して外観を向上させることができる。
(第3の実施の形態)
第1の実施の形態では、スタンドST1は、1つの回動中心P0の周りに回動する構成であった。これに対し本発明の第3の実施の形態では、平行な2つ回動軸を有するスタンドST3を採用する。装置本体100の構成は第1の実施の形態のものと同様である。
図11(a)、(b)は、スタンドST3の斜視図である。スタンドST2は、スタンドST1の左梁116、右梁117、連結部115に相当する左梁316、右梁317、連結部315を有してスタンドST1と同様の外観形状(底面視コ字状)に構成される。スタンドST3は、装置本体100に対して、回動中心P1、P2で回動自在である。特に、図11(a)は、閉状態(スタンド収容部50への収容状態)における姿勢を示し、図11(b)は、回動中心P1に関してのみ全開となった状態を示している。
回動中心P1、P2は、光軸C0に垂直で、いずれも左右方向に平行である。スタンドST3は、スタンドST1の固定部166a、167a(図7、図8)に相当する固定部96、97を有する。左梁316と回動部材86とが回動中心P1で回動自在に連結され、回動部材86と固定部96とが回動中心P2で回動自在に連結されている。また、右梁317と回動部材87とが回動中心P1で回動自在に連結され、回動部材87と固定部97とが回動中心P2で回動自在に連結されている。これらにおける回動自在に連結する機構は、第1の実施の形態で説明した保持力発生機構部166、167(図8)と同様のものが採用される。
なお、回動中心P1周りの保持力発生機構部と回動中心P2周りの保持力発生機構部とで、回動に対する抗力や保持力となるバネの付勢力に明確な差異を設けてもよい。例えば、回動中心P1周りの方が弱く(回動しやすく)設定する。
固定部96、97は、装置本体100に固定される。従って、回動部材86、87は、回動中心P2にて装置本体100に対して回動自在となる。装置本体100に対する回動部材86、87の最大の回動角度は135度である。また、左梁316及び右梁317は、回動中心P1にて回動部材86、87に対して最大で45°だけ回動自在である。その結果、スタンドST3は全体として、閉状態を0°として装置本体100に対して最大で少なくとも180°まで回動可能である。
スタンドST3は、撮影レンズの光軸C0に対し垂直な方向に、平行2軸の回動軸を有する構成であるので、スタンドST3の姿勢をより自在にでき、撮影レンズ101の仰角を大きく変化させてカメラ1000を設置することができる。
図12(a)〜(c)は、スタンドST3の各種の開状態におけるカメラ1000の側面図である。図12(d)は、スタンドST3の全開状態におけるカメラ1000の斜視図である。
図12(a)に例示するように、スタンドST3を回動中心P1周りに45°回動させて机面F等に設置すると、カメラ1000は、いわゆるあおり方向の撮影に適した姿勢となる。図12(b)に例示するように、スタンドST3を回動中心P1周り及び回動中心P2周りに最大限回動させた全開状態にして机面F等に設置すると、カメラ1000は、ちょうど水平方向を向いた撮影に適した姿勢となる。この時、スタンドST3が大きく開くため、全体としての接地面積が広くなり、姿勢的に安定した撮影が可能となる。
図12(b)に示す全開状態から、スタンドST3を、回動中心P1周りについてだけ閉方向に45°回動させて机面F等に設置すると、図12(c)に例示するように、カメラ1000は、下向き方向の撮影に適した姿勢となる。
また、図12(b)に示した全開状態のまま、図12(d)に示すように、スタンドST3の回動における自由端側を上側に向ける。コの字状のスタンドST3と装置本体100との間には開口部701が形成されるから、この開口部701を天井や壁に設けられたフック等の係止部に引っ掛けてもよい。これにより、吊り下げ状態で、装置本体100を下向きした姿勢で保持することが可能となる。その姿勢で、可動式のパネルユニット40を回動させて下方に向ければ、例えば、天井からの吊り下げ状態でカメラ1000を使用する場合においても、下方から撮影画角の確認が可能となる。
なお、装置本体100を吊り下げ状態で支持する際、スタンドST3の開角度を180°より小さい値に調節することで、光軸C0の向きを、下方でなく横方向や斜め下方等に任意に設定することが可能である。
このように、平行2軸で開閉動作するスタンドST3を内蔵することによって、本実施の形態のカメラ1000は、チルト角を自在に変化させることができ、撮影姿勢の自由度が高まる。
本実施の形態によれば、チルト角度を調整した状態で装置本体100を支持可能で且つ、カメラ1000の大型化を抑制しつつスタンドST3の剛性を高めることに関し、第1の実施の形態と同様の効果を奏する。しかしそれだけでなく、スタンドST3によるカメラ1000がとり得る姿勢を多様化して、撮影姿勢の自由度を高めることができる。
なお、上記各実施の形態においては、コの字状のスタンドが閉状態においてバッテリ収容部301を3方向から囲む構成であった。しかし、装置本体100の厚型化の回避の観点からは、バッテリ収容部301に代わって撮影レンズ101を3方向から囲むよう構成してもよい。
そのようにする場合、例えば第1の実施の形態でいえば、スタンド収容部50及びスタンドST1の底面視のコの字形状を、前方に開口する形とする。従って、底面視において、左溝部56と右溝部57とが撮影レンズ101を左右方向から挟むような位置に左溝部56と右溝部57とを形成する。前溝部55に相当する溝部の位置は第1の実施の形態における前溝部55と同様とする。回動中心P0は、上記溝部より前方に位置することになり、撮影レンズ101またはその付近を通る。三脚ねじ取り付け部104の配置位置は、上記溝部より後方とする。
なお、装置本体100の厚型化の回避の観点からは、スタンド収容部50にスタンドST1等が収容されればよい。従って、閉状態における底面視において、両者は嵌合的な形状でなくてもよく、両者の形状は一致していなくてもよい。また、スタンド収容部50及びスタンドST1は、装置本体100の厚型化の回避のために必要な形状的特徴を有すればよく、視覚上、底面視でコの字の形と認識されることは必須でない。
なお、カメラ1000は、撮影機能を有すればよく、静止画撮影のみ、または動画撮影のみの機能を有した装置であってもよい。従って、デジタルカメラに限らず、ビデオカメラ、監視装置、望遠鏡、顕微鏡等、各種の光学機器に本発明を適用可能である。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて詳述してきたが、本発明はこれら特定の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。
ST1 スタンド
50 スタンド収容部
100 装置本体
100a 底部
101 撮影レンズ
166b、167b 回動軸部
301 バッテリ収容部
P0 回動中心

Claims (11)

  1. 装置本体と、
    撮影レンズと、
    前記装置本体の底面視において前記撮影レンズに重ならない位置に配置され、バッテリを収容するためのバッテリ収容部と、
    前記撮影レンズの光軸に垂直な方向を軸方向とする回動軸部を回動中心として前記装置本体に対して回動自在に設けられた一対の梁部、及び前記一対の梁部同士を連結する連結部を有して、前記回動中心の周りに回動して開閉動作し、開状態においては前記装置本体を支持することが可能なスタンドとを有し、
    前記装置本体の底部には、底面視において前記撮影レンズ及び前記バッテリ収容部を避けた領域に、閉状態における前記スタンドを収容するための収容凹部が形成されることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記一対の梁部は第1の梁部と第2の梁部とからなり、前記スタンドの閉状態においては、前記収容凹部のうち前記バッテリ収容部を前記回動軸部の軸方向に挟む領域に前記第1の梁部と前記第2の梁部とが収容されることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記スタンドは、前記回動中心の周りの回動時に前記連結部が自由端部となり、閉状態においては、前記収容凹部のうち前記撮影レンズと前記バッテリ収容部との間の領域に前記連結部が収容されることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記スタンドは、閉状態において底面視でコ字状であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像装置。
  5. 前記一対の梁部及び前記連結部は板金を有し、前記板金の面方向は、前記スタンドの閉状態において前記撮影レンズの光軸及び前記回動軸部の軸方向の双方に垂直な直線に対して平行な成分を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 前記連結部が有する板金には、前記スタンドの閉状態において前記撮影レンズの光軸に平行な方向に折り曲げた折り曲げ部が形成されることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 底面視で前記回動軸部の軸方向における、前記収容凹部のうち前記第1の梁部が収容される領域の外側、及び/又は、前記収容凹部のうち前記第2の梁部が収容される領域の外側において、前記装置本体には、インターフェイス部及びストラップ取り付け部の少なくとも1つが設けられることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  8. 前記一対の梁部はそれぞれ、前記装置本体に対して回動自在な回動部材に対して回動自在に設けられることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記スタンドの開状態において前記一対の梁部及び前記連結部で形成される開口部を用いて前記装置本体を吊り下げ状態で保持することが可能であることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記スタンドの前記回動中心の周りの回動時において前記連結部の自由端側となる端面の形状は、前記回動中心に近い側に凸の弓形に形成されていることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 前記装置本体の前記底部には、底面視における前記撮影レンズと前記バッテリ収容部との間に三脚ねじ取り付け部が設けられ、
    前記三脚ねじ取り付け部は、底面視で前記光軸に平行な方向において、前記収容凹部のうち前記連結部が収容される領域よりも前記回動中心から遠い位置に配置され、
    前記連結部が収容される前記領域の、前記三脚ねじ取り付け部に近い側の壁面は、底面視で前記光軸に平行な方向において、前記回動中心に近い側に凸の弓形に形成されていることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の撮像装置。
JP2013147581A 2013-07-16 2013-07-16 撮像装置 Pending JP2015021994A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013147581A JP2015021994A (ja) 2013-07-16 2013-07-16 撮像装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013147581A JP2015021994A (ja) 2013-07-16 2013-07-16 撮像装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015021994A true JP2015021994A (ja) 2015-02-02

Family

ID=52486529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013147581A Pending JP2015021994A (ja) 2013-07-16 2013-07-16 撮像装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015021994A (ja)

Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54123946A (en) * 1978-03-17 1979-09-26 Shiyuuichi Miyata Tripod camera
JPH05304628A (ja) * 1992-04-27 1993-11-16 Sony Corp 撮像装置における支持脚機構
JP2000078257A (ja) * 1998-08-31 2000-03-14 Kyocera Corp 携帯通信機及びその使用方法
JP3083127U (ja) * 2001-07-03 2002-01-18 株式会社パースジャパン 携帯電話機
JP2002320021A (ja) * 2001-04-19 2002-10-31 Tdk Corp 付属装置
JP2003005266A (ja) * 2001-06-25 2003-01-08 Fuji Photo Film Co Ltd カメラ
JP2004120490A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Fuji Photo Film Co Ltd カメラ
JP2005167949A (ja) * 2003-12-05 2005-06-23 Kissho:Kk 携帯機器
JP2006189903A (ja) * 2006-03-20 2006-07-20 Ricoh Co Ltd 電子カメラ
JP2007272916A (ja) * 2007-05-14 2007-10-18 Sony Corp 情報端末装置
JP2009158669A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Toshiba Corp 電子機器
JP2010074328A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Nikon Corp 電子機器
JP2010141485A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Nikon Corp 撮像装置

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54123946A (en) * 1978-03-17 1979-09-26 Shiyuuichi Miyata Tripod camera
JPH05304628A (ja) * 1992-04-27 1993-11-16 Sony Corp 撮像装置における支持脚機構
JP2000078257A (ja) * 1998-08-31 2000-03-14 Kyocera Corp 携帯通信機及びその使用方法
JP2002320021A (ja) * 2001-04-19 2002-10-31 Tdk Corp 付属装置
JP2003005266A (ja) * 2001-06-25 2003-01-08 Fuji Photo Film Co Ltd カメラ
JP3083127U (ja) * 2001-07-03 2002-01-18 株式会社パースジャパン 携帯電話機
JP2004120490A (ja) * 2002-09-27 2004-04-15 Fuji Photo Film Co Ltd カメラ
JP2005167949A (ja) * 2003-12-05 2005-06-23 Kissho:Kk 携帯機器
JP2006189903A (ja) * 2006-03-20 2006-07-20 Ricoh Co Ltd 電子カメラ
JP2007272916A (ja) * 2007-05-14 2007-10-18 Sony Corp 情報端末装置
JP2009158669A (ja) * 2007-12-26 2009-07-16 Toshiba Corp 電子機器
JP2010074328A (ja) * 2008-09-17 2010-04-02 Nikon Corp 電子機器
JP2010141485A (ja) * 2008-12-10 2010-06-24 Nikon Corp 撮像装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7733417B2 (en) Multiaxial embedded camera module
US8619172B2 (en) Rotatable camera assembly
US9113060B2 (en) Image display device with operation unit excellent in operability and image pickup apparatus having the same
JP2001051752A (ja) カメラ搭載携帯型パーソナルコンピュータ
JP2012113289A (ja) 撮像装置
JP2012027422A (ja) 撮像装置
JP4110268B2 (ja) カメラ
JP2015021994A (ja) 撮像装置
JP4591779B2 (ja) 撮像装置
JP2007173909A (ja) 光学装置
JP5984496B2 (ja) 電子機器
US11910075B2 (en) Imaging apparatus
JPWO2012077252A1 (ja) 撮像装置
JP2012023131A (ja) 電子機器
CN220122972U (zh) 摄像设备
JP2003315891A (ja) カメラ
US11886100B2 (en) Support apparatus for electronic device, and electronic device
JP4780913B2 (ja) ビデオカメラ
JP4509234B2 (ja) 電子カメラ
US11906884B2 (en) Electronic apparatus
JP6253287B2 (ja) 撮像装置
JP2001103353A (ja) ビデオカメラ
JP2014170151A (ja) 電子機器
JP2005192093A (ja) 可動パネルを備えた電子機器
JP6173084B2 (ja) 撮像装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160629

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170526

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171024

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180424