JP2015021817A - 被計量物供給装置及びそれを備えた計量装置 - Google Patents

被計量物供給装置及びそれを備えた計量装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 小供給状態のときの供給流量の安定化を図ることができる被計量物供給装置及びそれを備えた計量装置を提供する。【解決手段】 被計量物が充填される筒体1と、筒体1の下端の開口部1aの開閉に用いられる底板部2B,3Bを有し、互いに逆方向に回動する第1及び第2のカットゲート2,3とを備え、第1及び第2のカットゲート2,3を開いたときに筒体1内の被計量物が、第1及び第2のカットゲート2,3の底板部2B,3Bと開口部1aとによって画定される供給口から自重によって落下するよう構成され、第1のカットゲート2は第1の水平軸のまわりに回動し、第2のカットゲート3は第1の水平軸と平行で、かつ第1の水平軸の下方に位置する第2の水平軸のまわりに回動し、第1及び第2のカットゲート2,3を閉じたときに、第1及び第2のカットゲート2,3の底板部2B,3Bがオーバーラップ部分を形成するように構成されている。【選択図】 図1

Description

本発明は、粉体(洗剤、肥料等)あるいは粒体(樹脂ペレット、穀物、飼料等)等の被計量物を計量ホッパあるいは袋等の容器に供給する被計量物供給装置及びそれを備えた計量装置に関する。
従来、粉体あるいは粒体からなる被計量物を袋等の容器に充填する装置として、パッカースケールと呼ばれる計量装置がある(例えば、特許文献1、2参照)。
このような計量装置では、例えば、カットゲートを有する被計量物供給装置と、この被計量物供給装置から被計量物が供給される計量ホッパとを備えた構成のものがある。
ここで、被計量物供給装置では、被計量物が充填される筒体の下端の開口部を開閉するカットゲートを有し、カットゲートを開くことによって、筒体内の被計量物が落下して計量ホッパへ供給される。ここで、予め設定された目標重量値の被計量物が計量ホッパへ供給されるようにカットゲートの開閉動作が制御される。そして、計量ホッパでは、供給された被計量物の最終的な重量が計量された後、袋等の容器へ被計量物を排出するよう構成されている。
このような計量装置に用いられている被計量物供給装置では、例えば、1枚のカットゲートを用いたものが主流であるが、処理能力を向上させるために、互いに逆方向に同時に回動することにより開閉動作を行う一対(2枚)のカットゲートを用いたものがある。
さらに、被計量物供給装置に一対のカットゲートを備え、かつ、一対のカットゲートの少なくとも一方に小供給用の切欠き部が設けられた構成が、本出願人により出願済みである提案例の計量装置(特願2012−61531)に記載されている。この提案例の計量装置に備えられている供給装置(被計量物供給装置)の概略構成を図7(a)に示す。また、図7(b)は、同提案例における被計量物供給装置が小供給状態のときのカットゲートの開き具合を示す図である。
図7(a)に示す被計量物供給装置は、水平板30の開口部30aを介して被計量物が充填される筒体1の下端開口部1aを開閉するために一対のカットゲート2A,3Aが設けられている。この図7(a)では、全閉状態であるときの一対のカットゲート2A,3Aが示されている。この一対のカットゲート2A,3Aは、カットゲート2Aの回動の中心軸線(例えば軸2aの中心線)と、カットゲート3Aの回動の中心軸線(例えば軸3aの中心線)とが水平方向に並んで平行に配置され、各々の軸2a、3aに互いにかみ合うように歯車4,4が取り付けられており、これにより、第1のカットゲート2Aと第2のカットゲート3Aとが、互いに逆方向に同時に回動するように構成されている。このような一対のカットゲート2A,3Aを用いることにより、1枚のカットゲートの場合に比べ、各カットゲート2A,3Aの開閉動作距離が約1/2となり、開閉動作時間を短縮することができ、処理速度の向上を図ることが可能になる。
また、計量精度の向上を図るために、一対のカットゲート2A,3Aの少なくとも一方に小供給用の切欠き部(例えば図2(d)の切欠き部2Cを参照)を設け、はじめは一対のカットゲート2A,3Aを大きく開いて大流量で被計量物を計量ホッパへ供給し(大供給状態)、その後、一対のカットゲート2A,3Aの開き具合を小さくして切欠き部から小流量で被計量物を計量ホッパへ供給するようにしている(小供給状態)。
特開2004−125749号公報 特開2001−225954号公報
しかしながら、上記提案例における被計量物供給装置では、カットゲート2Aの回動の中心軸線と、カットゲート3Aの回動の中心軸線とが水平方向に並んで平行に配置されているため、カットゲート2Aの底板部2Bとカットゲート3Aの底板部3Bとのオーバーラップ部分の隙間Sの大きさがオーバーラップ部分内の位置によって大きく異なっている。そのため、カットゲート2A,3Aが少しだけ開いた状態となる小供給状態(図2(c)参照)のときには、カットゲート2Aの底板部2Bとカットゲート3Aの底板部3Bとのオーバーラップ部分の最も小さい隙間S1は、カットゲート2A,3Aが完全に閉じた状態のときと比較して大きくなり(図7(b)参照)、被計量物の小供給状態において、その隙間S1から被計量物が流出することが起こり、本来の供給口(図2(c)の供給口SOを参照)以外の部分である隙間S1からも被計量物が流出して供給流量が不安定になる虞がある。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、小供給状態のときの供給流量の安定化を図ることができる被計量物供給装置及びそれを備えた計量装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある形態(aspect)に係る被計量物供給装置は、被計量物が充填される筒体と、前記筒体の下端の開口部の開閉に用いられる底板部を有し、互いに逆方向に回動する第1及び第2のカットゲートとを備え、前記第1及び第2のカットゲートを開いたときに前記筒体内に充填されている被計量物が、前記第1及び第2のカットゲートの前記底板部と前記開口部とによって画定される供給口から自重によって落下するよう構成され、前記第1のカットゲートは第1の水平軸のまわりに回動し、前記第2のカットゲートは前記第1の水平軸と平行で、かつ前記第1の水平軸の下方に位置する第2の水平軸のまわりに回動し、前記第1及び第2のカットゲートを閉じたときに、前記第1のカットゲートの前記底板部と前記第2のカットゲートの前記底板部とがオーバーラップ部分を形成するように構成されている。
この構成によれば、第2のカットゲートの回動の中心軸である第2の水平軸が、第1のカットゲートの回動の中心軸である第1の水平軸と平行で、かつ第1の水平軸の下方に位置するように構成されているため、第1及び第2のカットゲートを閉じたときに、第1のカットゲートの低板部と第2のカットゲートの底板部とがオーバーラップする部分の隙間の大きさを、オーバーラップ部分内の位置にかかわらず略同一に、かつ小さくすることができる。そのため、第1及び第2のカットゲートのうちの少なくとも一方の低板部に小供給用の切欠き部が設けられ、第1のカットゲートの底板部と第2のカットゲートの底板部とがオーバーラップし、かつ、切欠き部の一部の領域から被計量物が落下する状態、すなわち小供給状態のときに、オーバーラップ部分の隙間からの被計量物の流出を防止でき、小供給状態のときの供給流量を安定させることができる。
また、前記第1の水平軸と前記第2の水平軸との水平距離が、所定距離以下であるよう構成されていてもよい。
この構成により、第1のカットゲートの底板部と第2のカットゲートの底板部とのオーバーラップ部分の隙間を小さくできる。
また、前記第1及び第2のカットゲートが開いた状態から閉じた状態に移行する際に、前記第1のカットゲートの前記底板部と前記第2のカットゲートの前記底板部とがオーバーラップしはじめたときから前記第1及び第2のカットゲートが閉じ終わるまでの間において、前記オーバーラップ部分における前記第1のカットゲートの前記底板部と前記第2のカットゲートの前記底板部との隙間が、前記オーバーラップ部分内の位置にかかわらず略同一となるよう構成されていてもよい。
この構成により、第1のカットゲートの底板部と第2のカットゲートの底板部とのオーバーラップ部分の隙間を小さくできる。
また、前記第1のカットゲートの前記底板部は、前記第1の水平軸に垂直な断面が前記第1の水平軸を中心とする円弧状に構成され、前記第2のカットゲートの前記底板部は、前記第2の水平軸に垂直な断面が前記第2の水平軸を中心とする円弧状に構成され、前記第1の水平軸と前記第2の水平軸とを含む仮想平面が、前記第1及び第2のカットゲートを閉じたときの前記オーバーラップ部分と交差するよう構成されていてもよい。
この構成により、第1のカットゲートの底板部と第2のカットゲートの底板部とのオーバーラップ部分の隙間を小さくできる。
また、前記第2の水平軸が前記第1の水平軸の直下に位置するよう構成されていてもよい。
この構成により、第1のカットゲートの底板部と第2のカットゲートの底板部とのオーバーラップ部分の隙間をより小さくできる。
また、前記第1及び第2のカットゲートのうちの少なくとも一方のカットゲートの底板部において、該カットゲートの閉方向の前端部分が切り欠かれた切欠き部が設けられていてもよい。
この構成によれば、第1のカットゲートの底板部と第2のカットゲートの底板部とがオーバーラップし、かつ、切欠き部の一部の領域から被計量物を落下させる小供給状態のときに、オーバーラップ部分の隙間からの被計量物の流出を防止でき、小供給状態のときの供給流量を安定させることができる。
また、供給開始時において前記供給口の大きさが所定の第1の大きさとなるように前記第1及び第2のカットゲートを大きく開き、その状態を一時保持した後、前記供給口の大きさが、前記第1の大きさより小さい所定の第2の大きさとなるまで前記第1及び第2のカットゲートを閉じる方向に回動させ、その状態を一時保持し、その後、前記第1及び第2のカットゲートを閉じるように制御し、この制御の際に、前記供給口の大きさが前記第2の大きさのときには、前記第1のカットゲートと前記第2のカットゲートとがオーバーラップし、かつ、前記切欠き部の一部の領域から被計量物が落下する小供給状態となるように、前記第1及び第2のカットゲートの開閉動作を制御する制御器をさらに備えていてもよい。
この構成によれば、小供給状態のときに、第1のカットゲートの底板部と第2のカットゲートの底板部とのオーバーラップ部分の隙間からの被計量物の流出を防止でき、小供給状態のときの供給流量を安定させることができる。
また、本発明のある形態に係る計量装置は、上記の被計量物供給装置と、前記被計量物供給装置から落下する被計量物が供給され、供給される被計量物の重量を計量する計量手段とを備え、前記被計量物供給装置の制御器は、前記計量手段で計量される被計量物の重量に基づいて、予め設定された目標重量値分の被計量物が前記被計量物供給装置から前記計量手段へ供給されるように、前記第1及び第2のカットゲートの開閉動作を制御するよう構成されている。
この構成によれば、被計量物供給装置の小供給状態のときの供給流量を安定させることができ、計量精度の向上を図ることができる。
本発明は、以上に説明した構成を有し、小供給状態のときの供給流量の安定化を図ることができる被計量物供給装置及びそれを備えた計量装置を提供することができるという効果を奏する。
(a)は、本発明の実施形態の一構成例の計量装置を正面から見た概略模式図であり、(b)は、同計量装置を側方から見た概略模式図であり、(c)は、同計量装置の被計量物供給装置の主要部を上方から見た概略平面図である。 (a)〜(d)は、それぞれ一構成例におけるカットゲートの異なる開閉状態を上から見た図である。 一構成例の計量装置における計量ホッパへの被計量物の充填量の推移の一例の概略を示す図である。 (a)〜(d)は、それぞれ第1変形例におけるカットゲートの異なる開閉状態を上から見た図である。 第2変形例における小供給状態のときのカットゲートを上から見た図である。 (a)、(b)はそれぞれ、第1のカットゲートの回動軸線の下方(直下ではない)に、第2のカットゲートの回動軸線が位置するよう構成された場合の一対のカットゲートが閉じられた状態(全閉状態)の一例を示す概略側面図である。 (a)は、提案例の計量装置に備えられている被計量物供給装置の概略構成を示す図であり、(b)は、同被計量物供給装置が小供給状態のときのカットゲートの開き具合を示す図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、本発明は、以下の実施形態に限定されない。
〔実施形態〕
図1(a)は、本発明の実施形態の一構成例の計量装置を正面から見た概略模式図であり、図1(b)は、同計量装置を側方から見た概略模式図である。また、図1(c)は、同計量装置の被計量物供給装置の主要部を上方から見た概略平面図である。なお、以下では、説明の便宜上、例えば図1(a)、(b)に示すように、当該装置を見るものの視点から「左」「右」及び「前」「後」を決めている。
この計量装置は、被計量物を計量ホッパMwへ供給する被計量物供給装置Ms(以下、「供給装置Ms」と略記する)と、供給装置Msの下方に配設されて供給装置Msから供給される被計量物を一時保持してその重量を計量し、下方へ排出する計量ホッパ(計量手段)Mwと、供給装置Ms及び計量ホッパMwを制御する制御器10とを有している。被計量物は、粉体(洗剤、肥料等)あるいは粒体(樹脂ペレット、穀物、飼料等)等である。
供給装置Msは、鉛直方向(上下方向)に立設する円筒状の筒体1と、この筒体1の下端の開口部1aを開閉するための第1及び第2の一対のカットゲート2,3と、一対のカットゲート2,3を開閉駆動するためのゲート駆動モータ(図示せず)等を備えている。また、本例では、図1(a)に示すように防塵用の隔壁41,42(図1(b)には図示せず)が適宜、配設されている。
筒体1は、その上端部が水平板30に固定されており、水平板30には筒体1の上端の開口部に合わせて円形の開口部30aが設けられている。この水平板30の開口部30aを介して上方から供給される被計量物が筒体1内に充填される。
一対のカットゲート2,3は、筒体1の下端の開口部1aを開閉可能なように配設されている。筒体1の下端の開口部1aは、閉じた状態のときのカットゲート2,3の形状に合わせて、被計量物がこぼれないように形成されている。このカットゲート2,3は、開いたときに筒体1内に充填されている被計量物を下端開口部1aから連続して落下させ、閉じるときに連続して落下している被計量物の流れを両側から横断するようにして断ち切って下端開口部1aを閉じるためのものである。
一方の第1のカットゲート2は、その回動の中心となる回動軸線2m(軸2a、2bの中心線)に垂直な断面が回動軸線2mを中心とする円弧状の底板部2Bと、底板部2Bの右端縁部から上方へ延びて軸2a(以下、「右軸2a」とも言う)の一端に接続される側板部2Saと、底板部2Bの左端縁部から上方へ延びて軸2b(以下、「左軸2b」とも言う)の一端に接続される側板部2Sbとを有している。回動軸線2mは第1の水平軸である。両軸2a、2bは回動軸線2m上に配置され、両軸2a、2bのそれぞれは、ベアリングからなる軸受部5a、5bによって回動自在に支持されている。すなわち、カットゲート2は、両軸2a、2bの中心を通る第1の水平軸(回動軸線2m)の周りに回動可能に設けられている。
同様に、他方の第2のカットゲート3は、その回動の中心となる回動軸線3m(軸3a、3bの中心線)に垂直な断面が回動軸線3mを中心とする円弧状の底板部3Bと、底板部3Bの右端縁部に接続されるとともに上方へ延びて軸3a(以下、「右軸3a」とも言う)の一端に接続される側板部3Saと、底板部3Bの左端縁部に接続されるとともに上方へ延びて軸3b(以下、「左軸3b」とも言う)の一端に接続される側板部3Sbとを有している。回動軸線3mは、前述の回動軸線2m(第1の水平軸)と平行で、かつその直下に位置する第2の水平軸である。両軸3a、3bは、回動軸線3m上に配置され、両軸3a、3bのそれぞれは、ベアリングからなる軸受部6a、6bによって回動自在に支持されている。すなわち、カットゲート3は、両軸3a、3bの中心を通る第2の水平軸(回動軸線3m)の周りに回動可能に設けられている。
第1のカットゲート2の右軸2aと、第2のカットゲート3の右軸3aとは、互いにかみ合うように歯車4,4が取り付けられ、同様に、第1のカットゲート2の左軸2bと、第2のカットゲート3の左軸3bとにも、互いにかみ合うように歯車4,4が取り付けられており、これにより、第1のカットゲート2と第2のカットゲート3とが、互いに逆方向に同時に回動するように構成されている。
また、第1のカットゲート2の左軸2bは、歯車4からさらに左側に延伸されて、カップリング7を介して駆動軸8に接続されている。なお、本例では、軸2bを駆動軸8に接続するようにしているが、4つの軸2a、2b、3a、3bのうちのいずれか1つの軸を駆動軸8に接続するように構成されていればよい。また、駆動軸8は、ギヤボックスを介してゲート駆動モータ(図示せず)に接続されていてもよいし、ゲート駆動モータのモータ軸に直結されるように構成されていてもよい。ゲート駆動モータには、例えばACサーボモータを用いる。
また、右側の2つの軸受部5a、6aは、水平板30の下面に固定された一方のブラケット31aに装着されており、左側の2つの軸受部5b、6bは、水平板30の下面に固定された他方のブラケット31bに装着されている。
なお、カットゲート2の両側の側板部2Sa,2Sb及びカットゲート3の両側の側板部3Sa,3Sbには、それぞれ補強部材2t、3tが設けられているが、これらは必要に応じて設ければよく、省略されてもよい。補強部材2t、3tは、図1(c)及び後述の図2(a)〜(d)では図示していない。
以上の構成により、例えば、カットゲート2,3が閉じられた状態から、駆動軸8が所定方向に回動することによって、カットゲート2の左軸2bが回動されて、右軸2aが図1(b)において右回りに回動することにより、カットゲート2が矢印aの方向へ回動してカットゲート2が開かれる。また、このとき同時に、カットゲート3の左軸3bが回動されて、右軸3aが図1(b)において左回りに回動することにより、カットゲート3が矢印bの方向へ回動してカットゲート3が開かれる。カットゲート2,3が閉じられる場合には、駆動軸8が上記の場合とは逆方向に回動することにより、逆の動作が行われる。制御器10により、カットゲート2,3を開くあるいは閉じるようにゲート駆動モータが制御されており、それに応じて駆動軸8が駆動される。
すなわち、カットゲート2,3は、それぞれの底板部2B,3Bが円弧を描くように揺動し、開いた状態から閉じた状態となるときには、2つの底板部2B,3Bが筒体1内から自重落下する被計量物の流れを両側から横断するようにして断ち切って、筒体1の下端開口部1aを閉じる(下端開口部1aに蓋をする)。例えば図1(b)のように、カットゲート2,3が閉じた状態(全閉状態)のときには、各々のカットゲート2,3の底板部2B,3Bの閉方向(矢印a、bとは逆方向)の前端及びその近傍部分が重なったオーバーラップ部分OLを有するように構成され、筒体1の下端開口部1aが塞がれて筒体1内の被計量物は排出されない。
また、例えば図1(c)のように、第1のカットゲート2の底板部2Bには、その閉方向の前端縁2Bfから閉方向とは逆方向に向かうにつれて幅が狭くなるよう切欠いた切欠き部2Cが設けられている。この切欠き部2Cは、図2(d)における破線のハッチング部分を切欠いて形成され、ここでは、筒体1の下端開口部1aの幅(筒体1の内径)と略同じ幅から、カットゲート2の閉方向とは逆方向に向かうにつれて幅が漸減するように形成されている。なお、切欠き部2C及び下端開口部1aについての幅は、それぞれカットゲート2の開閉方向と直交する方向(矢印e方向)の寸法であり、切欠き部2Cの幅は、例えば、図2(d)における破線のハッチング部分の矢印e方向の長さに相当する寸法である。
また、ここでは、第2のカットゲート3の底板部3Bの前端縁3Bfは直線状であり、切欠き部は形成されていない。一対のカットゲート2,3は、これらの前端縁2Bf,3Bf及びその近傍部分が重なることにより、全閉状態となる。
図2(a)〜図2(d)は、それぞれカットゲート2,3の異なる開閉状態を上から見た図であり、図2(a)は大供給状態の一例を示し、図2(b)は供給漸減状態の一例を示し、図2(c)は小供給状態の一例を示し、図2(d)は全閉状態(供給停止状態)を示している。
図2(a)、(b)、(c)において、実線のハッチングを入れた領域は、筒体1内の被計量物が自重によって落下排出される排出口、すなわち、カットゲート2,3と、筒体1の下端開口部1aとによって画定される供給口SOである。この供給口SOは、カットゲート2,3が開いているときに(完全に閉じていないときに)、筒体1の下端の開口部1a内の領域であって、かつ、カットゲート2とカットゲート3との間に挟まれた領域からなる。図2(a)、(b)、(c)の状態のとき、筒体1内の被計量物は自重によって供給口SOから落下し、計量ホッパMwへ供給される。
一対のカットゲート2,3は、例えば、図2(d)に示す全閉状態から、被計量物を排出時には、まず、図2(a)に示すようにカットゲート2,3を大きく開いた大供給状態を維持し、その後、所定のタイミングで、カットゲート2,3を閉じる方向に徐々に動作させる供給漸減状態(例えば図2(b)の状態)を経て、図2(c)に示すようにカットゲート2,3を小さく開いた小供給状態となり、その後、所定のタイミングで、カットゲート2,3を完全に閉じて、図2(d)に示す全閉状態となる。
この供給装置Msのカットゲート2,3の下方には、供給装置Ms(筒体1)から排出される被計量物を受け取る計量ホッパMwが配設されている。
計量ホッパMwは、排出ゲートを有するホッパ本体がロードセルによって支持され、筒体1から供給される被計量物を上記ホッパ本体に一時保持し、上記排出ゲートを開くことにより被計量物を下方へ排出するように構成されている。また、上記ロードセル等によってホッパ本体内の被計量物の重量を計量する重量センサが構成され、重量センサの計量値は制御器10に与えられる。ここで、計量ホッパMwは、ロードセル等の重量センサを含むものとする。計量ホッパMwから排出される被計量物は例えば包装機(図示せず)へ供給されて袋詰めされる。
制御器10は、例えばマイクロコントローラ等によって構成され、本計量装置全体の制御を行う。なお、制御器10は、集中制御する単独の制御装置によって構成されていてもよいし、互いに協働して分散制御する複数の制御装置によって構成されていてもよい。
制御器10は、前述のゲート駆動モータを制御することによりカットゲート2,3の開閉動作を制御する(すなわち供給装置Msを制御する)。また、計量ホッパMwの重量センサから計量値(計量ホッパMw内の被計量物の重量)を取得し、計量ホッパMwの排出ゲートの開閉動作(すなわち計量ホッパMwの排出動作)を制御する。
以上のように構成される本計量装置の動作の一例について説明する。なお、以下では、計量ホッパMw内の被計量物の重量を「充填量」とも言う。
図3は、本計量装置における計量ホッパMwへの被計量物の充填量の推移の一例の概略を示す図であり、横軸を時間軸とし、縦軸が充填量(重量)を示している。なお、ここでは、1回の動作サイクルTCにおける充填量の推移を示し、T1は、カットゲート2,3が大供給状態の期間(大供給期間)であり、T2は、カットゲート2,3が供給漸減状態の期間(供給漸減期間)であり、T3は、カットゲート2,3が小供給状態の期間(小供給期間)であり、T4は最終的な充填量を計量するための安定待ち期間(重量センサの出力信号が安定するために要する期間)であり、T5は、計量ホッパMwから被計量物を排出させる期間である。
本計量装置の運転中において、制御器10は、常時、所定時間(例えば、10ms)間隔で、計量ホッパMwの重量センサから計量ホッパMw内の被計量物の重量(充填量)を取得する。また、供給装置Msには、その筒体1の上方から被計量物が随時筒体1内に供給され、その排出量に対して十分な補充がなされるものとする。
本計量装置の運転が開始されると、制御器10は、カットゲート2,3を大きく開いて供給装置Msから計量ホッパMwへの被計量物の供給を開始する。この供給開始から充填量が第1所定重量値W1に達するまでを大供給期間T1とし、この大供給期間T1では、供給口SOが所定の第1の大きさとなるようにカットゲート2,3を大きく開き、大供給状態を維持する(図2(a)のような大供給状態)。ここで、供給口SOが所定の第1の大きさとなった状態は、カットゲート2,3が全閉状態からそれぞれ開く方向に所定の第1の角度(α)だけ回動された状態に等しい。
次に、充填量が第1所定重量値W1に達した後、制御器10は、充填量の増加に応じてカットゲート2,3の開き具合が徐々に小さくなるように、カットゲート2,3を閉じる方向へ回動させる制御を行う。この制御は、予め定められたアルゴリズムに基づいて行われ、充填量が第2所定重量値W2に達したときに、供給口SOが所定の第2の大きさとなるように行われる。充填量が第1所定重量値W1に達した後、第2所定重量値W2に達するまでの期間が、供給漸減期間T2である。ここで、供給口SOが所定の第2の大きさとなった状態は、カットゲート2,3が全閉状態からそれぞれ開く方向に所定の第2の角度(β)だけ回動された状態に等しい。第2の角度(β)は上記第1の角度(α)より小さい。
次に、充填量が第2所定重量値W2に達した後、供給口SOが上記の第2の大きさとなっている状態を維持する(図2(c)のような小供給状態)。そして、充填量が、目標重量値Wtから落差量設定値(所定値)を減算した値である供給停止重量値W3(図示せず)に達すると、カットゲート2,3を完全に閉じる(図2(d)のような全閉状態)。充填量が第2所定重量値W2に達した後、カットゲート2,3を完全に閉じるまでの期間が、小供給期間T3である。なお、供給停止重量値W3は図示されていないが、供給停止重量値W3は、W2<W3<Wtを満足する値であり、カットゲート2,3が全閉状態となったあとの最終的な充填量が目標重量値Wtとなるように、決められている。
そして、制御器10は、カットゲート2,3を完全に閉じた全閉状態としてから安定待ち期間T4(例えば所定の時間として設定される期間)を経て最終的な充填量が計量された後、計量ホッパMwから被計量物を排出させる(排出期間T5)。この排出期間T5の直後に、次の大供給期間(T1)に入り、以後、同様の動作が制御器10の制御によって繰り返される。
先述の図7(a)に示す提案例における供給装置のように、一対のカットゲート2A,3Aのそれぞれの回動の中心軸線が水平方向に並んで平行に配置されている場合には、カットゲート2Aの底板部2Bとカットゲート3Aの底板部3Bとのオーバーラップ部分の隙間Sの大きさが、オーバーラップ部分内の位置によって大きく異なる。そのため、カットゲート2A,3Aが少しだけ開いた小供給状態(図2(c)参照)のときには、図7(b)に示すように、カットゲート2Aの底板部2Bとカットゲート3Aの底板部3Bとのオーバーラップ部分の最も小さい隙間S1が大きいものとなり、その隙間S1からの被計量物の流出が起こり、本来の供給口以外の部分から被計量物が流出して供給流量が不安定になる虞がある。
これに対し本実施形態では、第1のカットゲート2の回動軸線2mと、第2のカットゲート3の回動軸線3mとが、上下方向(鉛直方向)に並んで平行に配置されている。すなわち、第1のカットゲート2の回動軸線2mの直下に、第2のカットゲート3の回動軸線3mが位置するよう構成されている。そして、第1及び第2のカットゲート2,3を閉じたときに、これらの底板部2B,3Bがオーバーラップし、このオーバーラップ部分OLでは、第1のカットゲート2の底板部2Bが第2のカットゲート3の底板部3Bの内側に沿うように構成されている。
この構成により、カットゲート2の底板部2Bとカットゲート3の底板部3Bとが干渉することなく、これらをオーバーラップさせることができ、この閉じたときのオーバーラップ部分OLの隙間の大きさを、オーバーラップ部分OL内の位置(図1(b)における前後方向の位置)にかかわらず略同一に、かつ小さくすることができる。そのため、第1及び第2のカットゲート2,3が開いた状態から閉じた状態に移行する際に、第1のカットゲート2の底板部2Bと第2のカットゲート3の底板部3Bとがオーバーラップしはじめたときから第1及び第2のカットゲート2,3が閉じ終わるまでの間において、オーバーラップ部分における第1のカットゲート2の底板部2Bと第2のカットゲート3の底板部3Bとの隙間が、オーバーラップ部分内の位置にかかわらず略同一となり、小さくすることができる。したがって、図2(c)に示す小供給状態のときでも、供給口SO以外のカットゲート2の底板部2Bとカットゲート3の底板部3Bとのオーバーラップ部分の隙間からの被計量物の流出を防止し、小供給状態のときの供給流量を安定させることができる。よって、最終的な充填量と目標重量値Wtとの誤差を微小にでき、計量精度の向上を図ることができる。
また、本実施形態では、カットゲート2に設けた切欠き部2Cを、筒体1の下端開口部1aの幅(筒体1の内径)と略同じ幅から、カットゲート2の閉方向とは逆方向に向かうにつれて幅が狭くなるように形成することにより、カットゲート2を大きく開いた状態から閉じる方向への回動動作(例えば、供給漸減期間T2における動作)をスムーズに行うことができる。このためには、切欠き部2Cの最大幅(図2(d)の矢印e方向の最大寸法)を、筒体1の下端開口部1aの幅(筒体1の内径)と同じ幅としてもよいし、それより若干小さくしてもよいし、若干大きくしてもよい。また、切欠き部2Cは、切欠いた部分(図2(d)における破線のハッチング部分)が台形状になっているが、三角形状(V字状)あるいは円弧状等になっていてもよい。
また、カットゲート2の底板部2Bとカットゲート3の底板部3Bとが干渉することなく、これらをオーバーラップさせることができるため、このオーバーラップ部分の長さを長くして、カットゲート2の開閉方向(回動方向)における切欠き部2Cの長さを長くすることができ、切欠き部2Cの形状の自由度の向上が図れる。また、上記オーバーラップ部分の長さを長くして、次の第1、第2変形例のように、両方のカットゲート2,3に切欠き部を設けることが容易になる。
(第1変形例)
図4(a)〜(d)は、本実施形態における第1変形例における切欠き部の形状を示す図であり、それぞれカットゲート2,3の異なる開閉状態を上から見た図であり、図4(a)は大供給状態の一例を示し、図4(b)は供給漸減状態の一例を示し、図4(c)は小供給状態の一例を示し、図4(d)は全閉状態(供給停止状態)を示している。
この第1変形例では、各々のカットゲート2,3に、各々の閉方向の前端縁2Bf,3Bfから閉方向とは逆方向に向かうにつれて幅が狭くなるよう切欠いた略V字状(山形)の切欠き部2C1,3C1が設けられている。いずれの切欠き部2C1,3C1も、前述の切欠き部2Cと同様、筒体1の下端開口部1aの幅(筒体1の内径)と略同じ幅から、カットゲート2,3の閉方向とは逆方向に向かうにつれて幅が狭くなるように形成されており、カットゲート2,3を大きく開いた状態から閉じる方向への回動動作(例えば、供給漸減期間T2における動作)をスムーズに行うことができ、供給漸減期間T2の短縮を図ることができ、処理能力の向上(動作速度の高速化)を図ることが可能になる。
(第2変形例)
図5は、本実施形態における第2変形例における切欠き部の形状を示す図であり、カットゲート2,3を上から見た小供給状態の一例を示している。
この第2変形例では、各々のカットゲート2,3の底板部2B,3Bにおいて、一方の側板部2Sa,3Saに直近する部分に切欠き部2C2,3C2が設けられている。
以上にのべたように、切欠き部の形状は種々変更が可能である。
なお、本実施形態では、第2のカットゲート3の回動軸線3mが第1のカットゲート2の回動軸線2mの直下に位置するよう構成されているが、略直下であれば多少ずれても構わない。図6(a)、(b)はそれぞれ、第1のカットゲート2の回動軸線2mの下方(直下ではない)に、第2のカットゲート3の回動軸線3mが位置するよう構成された場合の一対のカットゲート2,3が閉じられた状態(全閉状態)の一例を示す概略側面図である。なお、ここでは、「左」、「右」(図1(b)の「前」、「後」に相当)を、図6(a)、(b)に示すものとして説明する。
図6(a)の場合は、その図中において、第1のカットゲート2の回動軸線2mの直下から若干左寄りに第2のカットゲート3の回動軸線3mが位置するよう構成されており、図6(b)の場合は、その図中において、第1のカットゲート2の回動軸線2mの直下から若干右寄りに第2のカットゲート3の回動軸線3mが位置するよう構成されている。なお、いずれの場合も、2つの回動軸線2m,3mは平行である。
図6(a)、(b)のいずれの場合も、2つの回動軸線2m,3m間の水平距離Lbが所定距離以下となるようにしている。例えば、2つの回動軸線2m,3m間の水平距離Lbを、同2つの回動軸線2m,3mの軸線間距離Laの20%以下となるようにしている。これにより、図7(a)に示す提案例の場合に比べて、オーバーラップ部分OL1,OL2の隙間の大きさを、オーバーラップ部分OL1,OL2内の位置(左右方向の位置)にかかわらず略同一にし、かつ小さくすることが可能になる。
また、図6(a)、(b)のそれぞれに図示された構成では、2つの回動軸線2m,3mを含む仮想平面P1,P2が、カットゲート2の底板部2Bとカットゲート3の底板部3Bとのオーバーラップ部分OL1,OL2から外れた位置を通っているが、オーバーラップ部分OL1,OL2の幅(左右方向の長さ)を所定の長さ(一定)とした場合に、仮想平面P1,P2がオーバーラップ部分OL1,OL2と交差するように、2つの回動軸線2m、3mの水平距離Lbをより小さくすることが好ましい。
このように、2つの回動軸線2m,3mを含む仮想平面P1,P2がオーバーラップ部分OL1,OL2と交差する構成とすることにより、オーバーラップ部分OL1,OL2の隙間の大きさは、仮想平面P1,P2とオーバーラップ部分OL1,OL2とが交差する位置で最大となり、その位置から離れるほど小さくなる。例えば、図6(a)に図示された構成では、オーバーラップ部分OL1の隙間の大きさが、オーバーラップ部分OL1の左端から右端にかけて小さくなる一方である。また、図6(b)に図示された構成では、オーバーラップ部分OL2の隙間の大きさが、オーバーラップ部分OL1の左端から右端にかけて大きくなる一方である。これらに対して、2つの回動軸線2m,3mの水平距離Lbを小さくして、2つの回動軸線2m,3mを含む仮想平面P1,P2がオーバーラップ部分OL1,OL2と交差するように構成した場合には、オーバーラップ部分OL1,OL2の隙間の大きさが、そのオーバーラップ部分OL1,OL2の左端から右端にかけて増加及び減少することにより、オーバーラップ部分OL1,OL2内における隙間の最大値と最小値との差を小さくすることができる。したがって、図6(a)、(b)のそれぞれに図示された構成の場合に比べて、オーバーラップ部分OL1,OL2の隙間の大きさを、オーバーラップ部分OL1,OL2内の位置(左右方向の位置)にかかわらず略同一にし、かつ小さくすることが可能になる。
なお、以上に述べたいずれの例においても、回動軸線2mが上方にある第1のカットゲート2の底板部2Bの外側に、第2のカットゲート3の底板部3Bがオーバーラップする構成について述べたが、回動軸線2mが上方にある第1のカットゲート2の底板部2Bの内側に、第2のカットゲート3の底板部3Bがオーバーラップするよう構成されていてもよい。
また、以上に述べたいずれの例においても、第1及び第2のカットゲート2,3の回動軸線2m,3mの直下に、第1及び第2のカットゲート2,3の底板部2B,3Bのオーバーラップ部分OL,OL1,OL2が存在するように構成されている。
また、本実施形態では、供給装置Msから排出される被計量物が、計量ホッパMwへ供給されるように構成したが、これに限られない。例えば、供給装置Msから排出される被計量物が、ファネルを介して袋へ供給されるように構成され、袋を支持してその袋に供給される被計量物の重量を計量する計量手段が設けられてあってもよい。
本発明は、小供給状態のときの供給流量の安定化を図ることができる被計量物供給装置及びそれを備えた計量装置等として有用である。
Ms 被計量物供給装置
Mw 計量ホッパ
SO 供給口
1 筒体
1a 筒体の下端の開口部
2 第1のカットゲート
2B 第1のカットゲートの底板部
2m 第1のカットゲートの回動軸線(第1の水平軸)
3 第2のカットゲート
3B 第2のカットゲートの底板部
3m 第2のカットゲートの回動軸線(第2の水平軸)
2Bf,3Bf カットゲートの閉方向の前端縁
2C,2C1,2C2,3C1,3C2 切欠き部
10 制御器

Claims (8)

  1. 被計量物が充填される筒体と、
    前記筒体の下端の開口部の開閉に用いられる底板部を有し、互いに逆方向に回動する第1及び第2のカットゲートとを備え、
    前記第1及び第2のカットゲートを開いたときに前記筒体内に充填されている被計量物が、前記第1及び第2のカットゲートの前記底板部と前記開口部とによって画定される供給口から自重によって落下するよう構成され、
    前記第1のカットゲートは第1の水平軸のまわりに回動し、前記第2のカットゲートは前記第1の水平軸と平行で、かつ前記第1の水平軸の下方に位置する第2の水平軸のまわりに回動し、前記第1及び第2のカットゲートを閉じたときに、前記第1のカットゲートの前記底板部と前記第2のカットゲートの前記底板部とがオーバーラップ部分を形成するように構成された、
    被計量物供給装置。
  2. 前記第1の水平軸と前記第2の水平軸との水平距離が、所定距離以下であるよう構成された、
    請求項1に記載の被計量物供給装置。
  3. 前記第1及び第2のカットゲートが開いた状態から閉じた状態に移行する際に、前記第1のカットゲートの前記底板部と前記第2のカットゲートの前記底板部とがオーバーラップしはじめたときから前記第1及び第2のカットゲートが閉じ終わるまでの間において、前記オーバーラップ部分における前記第1のカットゲートの前記底板部と前記第2のカットゲートの前記底板部との隙間が、前記オーバーラップ部分内の位置にかかわらず略同一となるよう構成された、
    請求項1に記載の被計量物供給装置。
  4. 前記第1のカットゲートの前記底板部は、前記第1の水平軸に垂直な断面が前記第1の水平軸を中心とする円弧状に構成され、前記第2のカットゲートの前記底板部は、前記第2の水平軸に垂直な断面が前記第2の水平軸を中心とする円弧状に構成され、
    前記第1の水平軸と前記第2の水平軸とを含む仮想平面が、前記第1及び第2のカットゲートを閉じたときの前記オーバーラップ部分と交差するよう構成された、
    請求項1に記載の被計量物供給装置。
  5. 前記第2の水平軸が前記第1の水平軸の直下に位置するよう構成された、
    請求項1〜4のいずれかに記載の被計量物供給装置。
  6. 前記第1及び第2のカットゲートのうちの少なくとも一方のカットゲートの底板部において、該カットゲートの閉方向の前端部分が切り欠かれた切欠き部が設けられた、
    請求項1〜5のいずれかに記載の被計量物供給装置。
  7. 供給開始時において前記供給口の大きさが所定の第1の大きさとなるように前記第1及び第2のカットゲートを大きく開き、その状態を一時保持した後、前記供給口の大きさが、前記第1の大きさより小さい所定の第2の大きさとなるまで前記第1及び第2のカットゲートを閉じる方向に回動させ、その状態を一時保持し、その後、前記第1及び第2のカットゲートを閉じるように制御し、この制御の際に、前記供給口の大きさが前記第2の大きさのときには、前記第1のカットゲートと前記第2のカットゲートとがオーバーラップし、かつ、前記切欠き部の一部の領域から被計量物が落下する小供給状態となるように、前記第1及び第2のカットゲートの開閉動作を制御する制御器をさらに備えた、
    請求項6に記載の被計量物供給装置。
  8. 請求項7に記載の被計量物供給装置と、
    前記被計量物供給装置から落下する被計量物が供給され、供給される被計量物の重量を計量する計量手段とを備え、
    前記被計量物供給装置の制御器は、
    前記計量手段で計量される被計量物の重量に基づいて、予め設定された目標重量値分の被計量物が前記被計量物供給装置から前記計量手段へ供給されるように、前記第1及び第2のカットゲートの開閉動作を制御するよう構成された、
    計量装置。
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