JPWO2007063781A1 - ホッパ、計量装置及び包装装置 - Google Patents

ホッパ、計量装置及び包装装置 Download PDF

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正也 小城
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Abstract

【課題】 上部開口から受け入れた物品を貯留して下部開口から排出するホッパとこれを備える計量装置及び包装装置において、排出する物品をホッパでコンパクトにまとめながら、物品の詰まりを防止することができるホッパを提案する。【解決手段】 物品を上部開口から受け入れて、下部開口をゲートで閉鎖してなる貯留部に貯留し、該貯留した物品を、前記ゲートを開放して落下排出するホッパであって、前記ゲートは、二枚の断面L字型のゲート部材を相対向するように回動支持してなり、前記ゲート部材は、ゲート閉鎖時に下端同士が接近して逆さ屋根形状を形成する本体壁と、その一側端から延びてゲート閉鎖時に相対向する本体壁の側端を覆う側壁と、で前記断面L字型を形成することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、上部開口から受け入れた物品を貯留して下部開口から排出するホッパと、それを備える計量装置及び包装装置に関する。
所定重量に計量した物品を落下排出して袋に充填包装する場合、計量した物品を貯留しておき、充填作業のサイクルに合わせてゲートを開放することにより、貯留した物品を袋に供給するホッパが設けられている。計量した物品をホッパに貯留した後、所定タイミングでゲートを開放して一挙に落下排出させることができるので、高速サイクルにおける物品の連続充填が可能となる。ここで、袋への受入開口より横幅が小さくなるように物品をホッパ内で縦長にまとめて排出すれば、排出される物品と受入開口の接触抵抗が抑えられ、袋への充填速度が高められる。物品をホッパ内でコンパクトにまとめて排出する方法としては、図12に示されるように、ゲート部材を先細のくちばし形状として、ホッパの横幅寸法を下方に向かうほど小さくする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。なお、図12において、(a)はホッパの正面図であり、(b)及び(c)は、(a)におけるA−A断面及びB視図である。
特表2001−527498号公報
しかしながら、図12のような断面コ字型のゲート部材を先細のくちばし形状にすると、図12(b)及び(c)に示されるように、幅広の上部開口から落下した物品が先端寄りの幅狭部分に殺到して引っ掛かり、ゲートが完全に開放されていても、物品が詰まって排出されなくなる場合がある。また、物品をホッパ内で縦長にまとめることにより、落下排出される物品とホッパ側壁の接触抵抗が大きくなり、物品排出の高速性が損なわれる。かかる事情に鑑みて、本発明は、上部開口から受け入れた物品を貯留して下部開口から排出するホッパとそれを備える計量装置及び包装装置において、排出する物品をホッパでコンパクトにまとめながら、物品の詰まりを防止するとともに落下排出される物品とホッパ側壁の接触抵抗を低減することができるホッパ、計量装置及び包装装置を提供する。
請求項1に記載の発明は、物品を上部開口から受け入れて、下部開口をゲートで閉鎖してなる貯留部に貯留し、該貯留した物品を、前記ゲートを開放して落下排出するホッパであって、物品を落下排出する際に、対向する側壁を相互に離間させることを特徴とするホッパを提供する。
請求項2に記載の発明は、物品を上部開口から受け入れて、下部開口をゲートで閉鎖してなる貯留部に貯留し、該貯留した物品を、前記ゲートを開放して落下排出するホッパであって、前記ゲートは、二枚の断面L字型のゲート部材を相対向するように回動支持してなり、前記ゲート部材は、ゲート閉鎖時に下端同士が接近して逆さ屋根形状を形成する本体壁と、その一側端から延びてゲート閉鎖時に相対向する本体壁の側端を覆う側壁と、で前記断面L字型を形成することを特徴とするホッパを提供する。
請求項3に記載の発明は、前記ゲートが開放されたときに、前記相対向する本体壁の傾斜角度が異なっていることを特徴とする請求項2に記載のホッパを提供する。
請求項4に記載の発明は、前記下部開口の下方に物品の落下長を検出する検出手段が設けられており、該検出手段の検出結果に基づいて、前記ゲート部材の動作スピードが変更可能であることを特徴とする請求項2又は3に記載のホッパを提供する。
請求項5に記載の発明は、物品を筒状体の上部開口から受け入れ、該筒状体の下部開口をゲートで閉鎖してなる貯留部に貯留し、該貯留した物品を、前記ゲートを開放して落下排出するホッパであって、前記筒状体は、周方向で分割される複数の側壁片で形成されており、該側壁片を移動させて前記筒状体の口径を変更するホッパ形状変更機構を備えており、物品を落下排出する際に、前記ホッパ形状変更機構が前記筒状体の口径を拡大させることを特徴とする請求項1に記載のホッパを提供する。
請求項6に記載の発明は、前記筒状体は、概ね円筒状に形成されており、前記ホッパ形状変更機構は、前記側壁片を回動させて、前記筒状体の口径を同心状に連続的に変化させることを特徴とする請求項5に記載のホッパを提供する。
請求項7に記載の発明は、前記下部開口の下方に物品の落下長を検出する検出手段が設けられており、該検出手段の検出結果に基づいて、前記筒状体の形状を変更可能であることを特徴とする請求項5又は6に記載のホッパを提供する。
請求項8に記載の発明は、前記下部開口がその下方に設けられる受入開口内に平面視で収まるように、前記筒状体の形状を変更可能であることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載のホッパを提供する。
請求項9に記載の発明は、前記下部開口がその下方に設けられる受入開口及びそれに続く物品落下経路よりも、平面視で幅が小さくなるように、前記筒状体の形状を変更可能であることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載のホッパを提供する。
請求項10に記載の発明は、前記受入開口及び/又は前記落下経路に関する情報に応じて、前記筒状体の形状を変更可能であることを特徴とする請求項8又は9に記載のホッパを提供する。
請求項11に記載の発明は、所定重量に計量した物品を排出する計量部と、該計量部から排出される物品を上部開口から受け入れて、下部開口をゲートで閉鎖してなる貯留部に貯留し、該貯留した物品を、前記ゲートを開放して落下排出するホッパと、を備える計量装置であって、前記ホッパが、請求項1乃至10のいずれかに記載のホッパであることを特徴とする計量装置を提供する。
請求項12に記載の発明は、物品を上部開口から受け入れて、下部開口をゲートで閉鎖してなる貯留部に貯留し、該貯留した物品を、前記ゲートを開放して落下排出するホッパと、前記下部開口から排出される物品を受け入れて、包装容器に充填包装する包装部と、を備える包装装置であって、前記ホッパが、請求項1乃至10のいずれかに記載のホッパであることを特徴とする包装装置を提供する。
請求項1の発明によれば、以下の優れた効果を奏する。上部開口から受け入れた物品を貯留して下部開口から排出するホッパにおいて、物品を落下排出する際に、対向する側壁を相互に離間させるので、対向する側壁間における物品の詰まりが防止されるとともに、ホッパの側壁に対する物品の接触抵抗が低減されて物品排出速度の高速化を図ることができる。
請求項2の発明によれば、請求項1と同様の効果を奏するほか、以下の優れた効果を奏する。ゲート部材を断面L字型に形成したので、ホッパの横幅寸法を下方に向かうほど小さくなるようにしても、上記従来の断面コ字型のゲート部材のように物品を詰まらせることがない。また、ホッパ内部で物品が固まることがあっても、相対向する側壁がゲート開放時に逆方向にスライドして、ホッパ内部で固まっている物品を崩すので、物品を確実に落下排出することができる。
請求項3の発明によれば、請求項2の発明が奏する効果に加えて、以下の優れた効果を奏する。相対向する本体壁の傾斜角度が異なっているので、各本体壁に沿って落下する物品の挙動を異ならせることができ、ホッパの横幅を下方に向かうほど小さくなるようにしても、下方の幅狭部分に対して一時に物品が殺到して詰まることを防止できる。
請求項4の発明によれば、請求項2又は3の発明が奏する効果に加えて、以下の優れた効果を奏する。物品の落下長を検出した結果に基づいて、ゲートの動作スピードを変更するので、装置を運転しながら、物品の落下排出速度をより一層速めることができる。
請求項5の発明によれば、請求項1と同様の効果を奏するほか、以下の優れた効果を奏する。筒状体の上部開口から受け入れた物品を貯留して下部開口から排出するホッパにおいて、筒状体を周方向で分割される側壁片で形成するとともに、その側壁片を移動させて前記筒状体の口径を変更するホッパ形状変更機構を備えており、物品を落下排出する際に筒状体の口径を拡大させるので、物品の詰まりが防止される。
請求項6の発明によれば、請求項5の発明が奏する効果に加えて、以下の優れた効果を奏する。筒状体の内断面形状が概ね円形状に維持されるので、筒状体と物品の接触面積が小さくなり、結果として、接触抵抗が抑えられ、物品の落下排出速度を速めることができる。
請求項7の発明によれば、請求項5又は6の発明が奏する効果に加えて、以下の優れた効果を奏する。物品の落下長を検出した結果に基づいて、筒状体の形状を変更するので、装置を運転しながら、物品の落下排出速度をより一層高めることができる。
請求項8又は9の発明によれば、請求項5乃至7のいずれかの発明が奏する効果に加えて、以下の優れた効果を奏する。ホッパの下部開口をその下方の受入開口よりも小さくし、又は、貯留した物品をホッパ下方の受入開口及びそれに続く物品落下経路よりも幅が小さくなるように保持するので、物品を一塊に密集した状態で貯留し、落下時における物品の飛散拡張を抑えて、下方の包装装置におけるシール噛み等の不良を防止できる。また、物品の落下長の短縮や受入開口に対する物品の接触抵抗の低減により、物品を瞬間的に落下させることができる。
請求項10の発明によれば、請求項8又は9の発明が奏する効果に加えて、以下の優れた効果を奏する。受入開口や物品落下経路に関する情報(例えば、口径、経路長さ、受入される物品の種類等)に応じて筒状体の形状を変更するので、物品の種類変更等に伴う段取替えを速やかに済ませることができる。
請求項11又は12の発明によれば、上記請求項1乃至10のいずれかに記載の発明と同様の優れた効果を奏する。
本発明の第一実施形態に係る計量装置及びその下方に配置される包装装置を示す正面図。 本発明の第一実施形態に係る計量装置のゲートが閉鎖した状態を示す拡大正面図。 本発明の第一実施形態に係る計量装置のゲートが開放した状態を示す拡大正面図。 本発明の第一実施形態に係る計量装置のゲート部材のみを示した斜視図であって、(a)はゲート部材の分離状態、(b)はゲート閉鎖状態、(c)はゲート開放状態を示す図。 本発明の第一実施形態に係る計量装置のゲート部材のみを示した底面図であって、(b)及び(c)は、それぞれ図4の(b)及び(c)に対応する図。 本発明の第一実施形態に係るホッパの二枚のゲート部材の傾斜角度が異なることによる効用を説明する図。 本発明の第二実施形態に係る計量装置の正面図。 本発明の第二実施形態に係るホッパを構成する筒状体の斜視図。 本発明の第二実施形態に係るホッパを構成するゲートの平面図。 本発明の第二実施形態に係るホッパの筒状体の作動を説明する平面図。 本発明の第二実施形態の変形例となる計量装置のホッパを構成する筒状体の平面図。 従来の断面コ字型のゲートを備えるホッパの問題を説明する図。
符号の説明
1 計量装置
2 計量部
3 ホッパ
3a 上部開口
3b 貯留部
3c 下部開口
30 物品収集枠
31 ゲート
32,33 ゲート部材
321,331 本体壁
322,332 側壁
4 ゲート駆動機構
5 包装装置
51 受入開口
7 計量装置
8 ホッパ
81 筒状体
82,83 ゲート
8b 貯留部
8c 下部開口
(本発明の第一実施形態)
本発明の第一実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本実施形態に係る計量装置1及びその下方に配置される包装装置の一部を示す正面図である。図2及び図3は、計量装置1を構成するホッパ3のゲート31が閉鎖した状態と、開放した状態を示す拡大正面図である。図4は、ゲート31の構成を分かり易くするためにゲート部材32,33のみを示した斜視図であって、(a)はゲート部材が分離された状態、(b)はゲート閉鎖状態、(c)はゲート開放状態に相当する。図5は、ゲート部材32,33のみを示した底面図であって、(b)及び(c)は、それぞれ図4の(b)及び(c)に対応する。
(計量装置1)
図1に示される計量装置1は、基台11に、所定重量に計量した物品を所定時間ごとに排出する計量部2と、計量部2から排出される物品を上部開口3aから受け入れて、下部開口3cをゲート31で閉鎖してなる貯留部3bに貯留し、該貯留した物品を、ゲート31を開放して落下排出するホッパ3と、ゲート31を回動開閉させるゲート駆動機構4と、を備えてなる。これにより、下部開口3cの下方に配置される包装装置5の受入開口51へ物品が供給される。
(計量部2)
図1に示される計量部2は、個々の重量が異なるバラ状の物品を複数経路に一旦分散させ、分散させた物品の重量を各々計量し、それらの計量値に基づいて所定の目標重量となる組合せを所定時間ごとに排出するものであって、分散テーブル21と、分散テーブル21の周囲に放射状に配設される複数の振動トラフ22と、振動トラフ22に対応するように円形に配置される複数のプールホッパ23及び計量ホッパ24と、計量ホッパ24の下方に配置される集合シュート25と、を備えてなる。
分散テーブル21は、物品供給装置(不図示)から供給される物品が載置される円錐形状のテーブル体であって、振動器211で微小振動させられることにより、物品を放射状に形成された複数経路に分散して周縁部21aから落下させる。振動トラフ22は、分散テーブル21で複数経路に分散された物品を受け止めて、振動器221で振動させられることにより、プールホッパ23に物品を略一定量ずつ供給する。なお、振動トラフ22は、物品がプールホッパ23へ移動させ易いように僅かに傾斜している。プールホッパ23は、供給された物品を一時的に保持し、直下の計量ホッパ24が空のときに落下排出する。計量ホッパ24は、ロードセルで物品の重量を計るとともに、所定の目標重量となる組合せの物品を集合シュート25に落下排出する。集合シュート25は、計量ホッパ24から供給される物品を一箇所に集合させ、排出口25aから排出する。
(ホッパ3)
ホッパ3は、集合シュート25から供給される物品を一旦貯留した後、包装装置5の作業サイクルに合わせた所定タイミングで排出し、包装装置5にセットされる包装容器(袋)に供給するタイミングホッパであって、上部開口3aが集合シュート25の排出口25aに対向するように配設される。ホッパ3は、図2に示されるように、上部開口3aを形成する物品収集枠30と、物品収集枠30の下方に先細のくちばし形状の貯留部3bを形成するゲート31と、をフレーム34に備えてなる。
(物品収集枠30)
物品収集枠30は、漏斗状に形成された枠体であって、図2及び図3に示されるように、取付ブラケット301でフレーム34に固定され、狭められた下端部がゲート31の上端部に挿入されるように配置されており、集合シュート25から供給される物品をさらに集約させて幅狭の貯留部3b(図2)内へスムーズに導入する。なお、物品収集枠30は、集合シュート25から供給される物品を途中で詰まらせないように、相対向する壁面の傾斜角度を異ならせて、各壁面に沿って落下する物品の流れに変化をつけている。
(ゲート31)
ゲート31は、図1乃至図3に示されるように、相対向するように設けられる二枚のゲート部材32,33で構成されており、ゲート部材32,33は、これらにボルトで取り付けられるブラケット35,36を介して支持ピン37,38で回動開閉可能となるようにフレーム34に支持される。ゲート31は、図1(実線)及び図2に示されるように、ゲート部材32,33を閉鎖することで、上部開口3aから受け入れた物品を貯留する貯留部3bを形成し、図1(一点鎖線)及び図3に示されるように、ゲート部材32,33を開放することで、包装装置5へ物品を供給する下部開口3cを形成する。下部開口3cは、包装装置5への物品供給がスムーズに行われるよう、受入開口51よりも幅狭に開口される。下部開口3cの下方には、図1に示されるように、下部開口3cから排出される物品の落下長を検出するための検出手段となる光電管6が設けられており、光電管6の検出結果に基づいて、ゲート部材32,33を回動開閉させるゲート駆動機構の動作スピードを変更するように設定されている。例えば、物品の落下長が短い場合には、下部開口3cの開放時間を短縮して処理速度の向上が図られる。
(ゲート部材32,33)
ゲート部材32,33は、図4(a)に示されるように、本体壁321,331と、それらの一側端321b,331bからそれぞれ延設される側壁322,332と、を断面略L字型に形成してなる。本体壁321,331は、図4(b)及び図5(b)に示されるように、ゲート閉鎖時に下端321a,331aが相互に接近して、貯留部3bとなる逆さ屋根形状を形成し、貯留部3bに貯留される物品を下方から受け止める。側壁322は、本体壁321の一側端321bから延設され、ゲート閉鎖時に相対向するゲート部材33の本体壁331の側端331cを覆うようにして、貯留部3bの側面をなす。また、側壁332は、本体壁331の一側端331bから延設され、ゲート閉鎖時に相対向するゲート部材32の本体壁321の側端321cを覆うようにして、貯留部3bの側面をなす。なお、側壁322,332は、ゲート31を下方に向かうにつれて寸法が小さくなるように傾斜させられている。
ゲート部材32,33は、支持ピン37,38回りに回動させられることにより、図4(c)及び図5(c)に示されるように、本体壁321,331の下端321a,331aが相互に離間して、貯留した物品を落下排出する下部開口3cを形成する。本体壁321,331のゲート開放時における傾斜角度α1,α2は、図3に示されるように、相互に異なっており、傾斜角度が大きい本体壁321は、ゲート閉鎖時に物品収集枠30との干渉をさけるため、上部が外側に向けて屈曲させられている。ゲート部材33の本体壁331には、後述する揺動リンク44と回転自在に連結されるブラケット333が設けられている。
(ゲート駆動機構4)
次に、ゲート部材32,33を回動開閉させるゲート駆動機構4を説明する。図1に示されるように、ゲート駆動機構4は、ゲート部材32の近傍で基台11に固定されている。駆動装置41は、モーター駆動される回転軸42に取り付けられるクランクアーム43を有し、クランクアーム43は揺動リンク44及びブラケット333を介してゲート部材32と連結されている。また、ゲート部材32,33は、これらを同時開閉させるための揺動リンク39で相互連結されている。これにより、回転軸42を半回転させれば、ゲート部材32,33が、図1(実線)及び図2に示される閉鎖位置から、図1(一点鎖線)及び図3に示される開放位置まで揺動し、さらに半回転させることで元の閉鎖位置へ揺動する。なお、詳細構造は図示しないが、クランクアーム43の回転半径(回転軸42に対するクランクアーム43の取付位置)及び揺動リンク44の長さは調整可能で、これにより、ゲート部材32,33の開度が、下方に設置される包装装置5の受入開口51の大きさに合わせて変更可能とされている。
(包装装置5)
図1に示される包装装置5は、不図示のフィルムロールから繰り出される帯状フィルムをフォーマ5aに導入し、チューブ5bの周囲に巻きつけて筒状に成形する。チューブ5bの下方側面には、不図示の吸着ベルトが設けられ、筒状に成形されたフィルムを下方に搬送する。筒状フィルムは、搬送中に側面の重複部及び下端部を溶着シールされ、ホッパ3から受入開口51を介して物品が供給された後、上端部が溶着シールされて、物品を充填包装した袋を形成する。なお、チューブ5bは、閉断面形状に限らず、例えば断面U字形状のようなものも含む。したがって、受入開口51は、包装装置5自体で形成されるもののほか、包装装置5で形成される袋の開口を含む。
(第一実施形態に係る計量装置1の特徴)
第一実施形態に係る計量装置1は、以下の特徴を有する。第一に、本実施形態に係る計量装置1は、ゲート部材32,33を、本体壁321,331及び側壁322,332からなる断面L字型に形成したので、物品を落下排出する際に、相対向する側壁322,332が相互に離間させられる。したがって、ゲート31(ホッパ3)を下方に向かうほど横幅が小さくなる先細のくちばし形状に形成しても、従来の断面コ字型のゲート部材のように側壁間に物品を詰まらせることがなく、ホッパ3の側壁322,332に対する物品の接触抵抗が低減されて物品排出速度の高速化を図ることができる。また、ホッパ3の内部で物品が固まることがあっても、図5(b)に矢印で示されるように、ゲート開放時に本体壁321,331から延びる側壁322,332が逆方向にスライドするので、固まっている物品が崩されて確実に落下排出される。
第二に、本実施形態に係る計量装置1は、相対向する本体壁321,331の傾斜角度α1,α2が相互に異なっているので、図6(a)に示されるように、各本体壁に沿って落下する物品の挙動を相互に異ならせることができる。これにより、左右対称に回動する従来のホッパ(図6(b))のように下方の幅狭部分に一時に物品が殺到する不都合を回避することができる。その結果として、下部開口3cからの物品排出をスムーズにして、物品の詰まりを確実に防止することができる。
第三に、本実施形態に係る計量装置1は、下部開口3cの下方に物品の落下長を検出する光電管6が設けられており、光電管6の検出結果に基づいて、ゲート部材32,33の動作スピードが変更可能としているので、装置を運転しながら、物品の落下排出速度をより一層高めることができる。
(第一実施形態の変形例)
上記第一実施形態では、ホッパ3が計量装置1の一部をなす例を示したが、これに代えて、ホッパ3が包装装置5の一部をなすものとしても良い。すなわち、包装装置5を、ホッパ3と、その下部開口3cから排出される物品を受け入れて袋等の包装容器に充填包装する包装部と、で構成されるものとしても良い。
上記第一実施形態では、ホッパ3を物品収集枠30とゲート31で構成することとしたが、物品収集枠30をなくしてゲート31のみで構成することとしても良い。また、側壁322,332は、ゲート31が下方に向かうにつれて寸法が小さくなるように傾斜しているものとしたが、これに限らず、傾斜無く垂直方向に延びるものや、ゲート31が下方に向かうにつれて広がるように傾斜しているものであっても良い。
(本発明の第二実施形態)
以下、本発明の第二実施形態を、添付図面を参照しつつ説明する。なお、本実施形態において、第一実施形態との共通部分については同一符号を使用して、詳しい説明を省略する。
(計量装置7)
図7に示される計量装置7は、基台71に、所定重量に計量した物品を所定時間ごとに排出する計量部2と、計量部2で所定重量に計量された物品を筒状体81の上部開口8aから受け入れて、筒状体81の下部開口8cを回動開閉可能なシャッター式のゲート82,83で閉鎖してなる貯留部8b(図9)に貯留し、該ゲート82,83の開放により貯留した物品を下部開口8cから落下排出させて、下部開口8cの下方に配置された包装装置5の受入開口51へ供給するホッパ8と、を備えてなる。
(計量部2)
図7に示される計量部2は、個々の重量が異なるバラ状の物品を複数経路に一旦分散させ、分散させた物品の重量を各々計量し、それらの計量値に基づいて所定の目標重量となる組合せを所定時間ごとに集合シュート25の排出口25aから排出する。
(ホッパ8)
ホッパ8は、集合シュート25から供給される複数の物品群を一旦貯留した後、包装装置5の作業サイクルに合わせた所定タイミングで排出し、包装装置5にセットされる包装容器(袋)に供給するタイミングホッパであって、上部開口8aが集合シュート25の排出口25aに対向するように配設される。ホッパ8は、上部開口8a及び下部開口8cを有する筒状体81と、下部開口8cを閉鎖するシャッター式のゲート82,83と、を有してなる。
(筒状体81)
筒状体81は、図8及び図10に示されるように、概ね円筒形で、周方向に分割される三枚(複数枚)の側壁片811,812,813で形成される。側壁片811,812,813には、図10に示されるように、回動アーム811a,812a,813aがそれぞれ固定され、これらの回動アームは、基台71に対し、アーム支持部材811c,812c,813cを介して、回動支持軸811b,812b,813b回りで回動可能となるように支持されている。アーム支持部材812cには、リンク84,85の一端が回動可能に連結されており、これらのリンクの他端には、他のアーム支持部材811c,813cが回動可能に連結されている。さらに、アーム支持部材812cは、リンク86の一端が回動可能に連結されており、リンク86の他端は、サーボモーター87の駆動軸87aに固定された駆動クランク87bと回動可能に連結されている。したがって、サーボモーター87を作動させて、駆動クランク87bを時計回りに回動させることで、側壁片811,812,813を、図10(a)に示される位置から、図10(b)及び(c)に実線で示されるような位置まで連続的に移動させることができる。また、駆動クランク87bを反時計回りに回動させることで、図10(b)及び(c)に鎖線で示される位置から、図10(a)に示される位置まで戻すことができる。すなわち、筒状体81は、側壁片811,812,813を回動させて、筒状体81の口径を同心状に、かつ、連続的に変化(縮径及び拡径)させることができるホッパ形状変更機構を備えている。
(ゲート82,83)
ゲート82,83は、図7に示されるように、上面が下部開口8c(筒状体81の下端)に接するように設けられており、図9に実線で示されるように下部開口8cを閉鎖することにより、計量部2から供給される物品を一時的に貯留する貯留部8bを形成する。ゲート82,83は、基台71に対し、ゲート支持部材82a,83aを介して、回動支持軸82b,83b回りで回動可能となるように支持されている。ゲート支持部材82a,83aには、リンク82c,83cの一端が回動可能に連結されており、これらのリンクの他端は、それぞれサーボモーター88,89(不図示)の駆動回転軸88a,89aに固定された駆動クランク88b,89bと回動可能に連結されている。したがって、サーボモーター88,89を同時作動させ、駆動クランク88b,89bを図9中の矢印方向に回転させることで、リンク82c,83c及びゲート支持部材82a,83aを介して、ゲート82,83を実線で示される閉鎖位置から一点鎖線で示される開放位置へ回動させることができる。これにより、貯留部8bに貯留された物品を落下排出させて、下方に配置された包装装置5の受入開口51に供給することができる。ゲート82,83は、上述したように筒状体81の下端に接するように設けられているだけであるから、筒状体81を最大に拡径したときの下部開口8cを閉鎖できるサイズに設定しておけば、ホッパ形状変更機構を作動させるたびにサイズ違いのものに取り替えたりする等の作業は必要ない。なお、ゲート開度は、サーボモーター88,89の回動範囲(回動角)を適宜設定することで、筒状体81の口径に応じた大きさに変更することができる。
(ホッパ8からの物品の落下排出)
ホッパ8は、筒状体81の上部開口8aから物品を受け入れて、貯留部8bに貯留し、貯留した物品を、ゲート82,83を開放して落下排出させるものであるが、物品を落下排出する際には、上述したホッパ形状変更機構を作動させることにより、筒状体81の側壁片811,812,813を回動させて、筒状体81の口径を拡大させる、すなわち、筒状体81内において対向する側壁を相互に離間させるように設定されている。このときに拡大させられる寸法はごく僅かであるが、側壁間における物品の詰まりが解消されるとともに、貯留した物品とこれを周囲から保持する側壁との接触抵抗を著しく低減させることができる。
(包装装置5)
図7に示される包装装置5は、帯状フィルムを筒状に成形して、その側面の重複部及び下端部を溶着シールし、ホッパ8から受入開口51を介して物品が供給された後、上端部を溶着シールして、物品を充填包装した袋を形成する。包装装置5は、物品の種類や量等に応じて、使用する帯状フィルムを変更したり、フォーマやチューブをサイズ違いのものに交換したりする際に、受入開口51の大きさが変動する。また、受入開口51は、包装装置5自体で形成されるもののほか、包装装置5で形成される袋の開口を含む。
(ホッパ8の口径及びゲート82,83の開度の変更)
包装装置5で形成される袋に物品を高速供給するためには、ホッパ8からのスムーズな物品排出に加え、受入開口81及びそれに続く物品落下経路内を抵抗なくスムーズに物品を通過させることが欠かせないが、本計量装置7によれば、上述したように、サーボモーター87を作動させるだけでホッパ8の形状(口径)を変更できるので、受入開口51やそれに続く物品落下経路に関する情報(例えば、口径、経路長さ、受入される物品の種類等)に応じて、最も高速に包装装置5へ物品を供給できるようにすることができる。具体的には、ホッパ8の下部開口8cが平面視で受入開口51内に収まるように、あるいは、ホッパ8の貯留時における物品が、平面視で受入開口51及びそれに続く物品落下経路よりも幅が小さくなるように、ホッパ形状変更機構でホッパ8の口径を変更する。なお、サーボモーター88,89の回動範囲を設定することにより、ゲート82,83の開度を必要最低限に変更して、さらに高速で包装装置5へ物品を供給することができる。
筒状体81の口径変更に必要なサーボモーター87の操作や、ゲート82,83の開度変更に必要なサーボモーター88,89の回動範囲の設定は、受入開口や物品落下経路に関する情報に応じて、最適の設定値やその算出方法等が予め決められており、計量装置自体に備えられる制御部(不図示)によって自動的に行われる。また、受入開口51や物品落下経路に関する情報は、包装装置5から自動的に取得される。なお、ホッパ8の下流には物品の落下長を検出する検出手段(不図示)が設けられており、その検出結果に基づいて、物品の落下長をより短くなるように、筒状体81の形状やゲート82,83の開度が自動的に変更される。
(第二実施形態に係る計量装置7の特徴)
本実施形態に係る計量装置1は、以下のような特徴を有する。第一に、筒状体81は、周方向で分割される複数の側壁片811,812,813を移動させて、筒状体81の口径を変更するホッパ形状変更機構を備えており、貯留した物品を落下排出する際に口径を拡大させて、筒状体81内において対向する側壁を相互に離間させるという特徴を有する。したがって、対向する側壁間における物品の詰まりが防止されるとともに、ホッパの側壁に対する物品の接触抵抗が低減されて物品排出速度の高速化を図ることができる。
第二に、ホッパ8は、側壁片811,812,813を移動させて、筒状体81の口径を同心状に、かつ、連続的に変化させることができるという特徴を有する。したがって、図10(a)乃至(c)に示されるように、口径を変化させても筒状体81の断面形状は、概ね円形状に維持されるので、筒状体81と物品との接触面積が小さくなり、結果として、接触抵抗を抑え、物品の落下排出速度を早めることができる。また、下部開口8cの大きさやホッパ8内の貯留物品の幅を変更する段取り替えのために、別部材を追加したり、別のホッパに交換したりしなくても済む。特に、サーボモーター87を作動させるだけで、筒状体の口径を容易に変化させられるので、段取り換え作業が効率的に行える。しかも、さらに、フォーマの開口形状は一般的な円形であるから、包装装置5に対しても効率良く物品供給することができる。
第三に、ホッパ8の下流で検出手段の検出結果に基づいて、物品の落下長がより短くなるように、筒状体81の形状やゲート82,83の開度を自動的に変更できるようにしたので、より高速での計量包装を実現できる。
第四に、ホッパ8の下部開口8cを平面視で包装装置5の受入開口51よりも小さくなるように、あるいは、貯留部8bに貯留される物品を包装装置5の受入開口51及びそれに続く物品落下経路よりも横幅が小さくなるように、筒状体81の形状及びゲート82,83の開度を変更可能としたので、物品を貯留部8bで一塊に密集した状態で貯留し、落下時における物品の飛散拡張を抑えることにより、包装装置5におけるシール噛み等の不良を防止するとともに、物品の落下長さの短縮や受入開口51に対する物品の接触抵抗の低減により、物品を短時間で落下させることができる。
第五に、受入開口51やそれに続く物品落下経路に関する情報(例えば、口径、経路長さ、受入される物品の種類等)に応じて、筒状体81の形状やゲート82,83の開度を予め設定したとおりに、かつ、自動的に変更するようにしたので、物品の種類変更等に伴う段取り替えを速やかに行えるという特徴を有する。しかも、受入開口や物品落下経路に関する情報は、包装装置5から自動的に取得されるので、オペレーターによる情報入力ミスの心配がない。
(第二実施形態の変形例)
上記実施形態では、筒状体の口径やゲート開度の変更は、受入開口や物品落下経路に関する情報に応じて、計量装置の制御部が自動的に行うこととしたが、オペレーターが試運転等で物品の供給状況を確認しながら、手作業で行うようにしても良い。また、受入開口51や物品落下経路に関する情報は、包装装置5から自動的に取得するのではなく、オペレーターが確認して情報入力するようにしても良い。
上記実施形態では、三枚の円弧状の側壁片811,812,813を回動させて、筒状体81の口径を拡径又は縮径させるようにしたが、これに代えて、図11(a)乃至(c)に示されるように、二枚の円弧状の側壁片911,912を組み合わせて筒状体91を形成し、これらの側壁片を回動させることにより口径を変化させても良い。この筒状体91では、側壁片どうしの隙間を生じることがあるが、側壁片の端部に弾性を有する樹脂板等を取り付けたり、側壁片自体を弾性樹脂板等で構成したりすることにより、側壁片どうしを弾性干渉させて隙間を詰めるようにしても良い。また、上記実施形態では、筒状体81は、直管形状のものとしたが、上方から下方に向かうにつれて径が小さくなるように傾斜が付けられているものであっても良い。
本発明のホッパ、計量装置及び包装装置は、上記第一及び第二の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。

Claims (12)

  1. 物品を上部開口から受け入れて、下部開口をゲートで閉鎖してなる貯留部に貯留し、該貯留した物品を、前記ゲートを開放して落下排出するホッパであって、
    物品を落下排出する際に、対向する側壁を相互に離間させることを特徴とするホッパ。
  2. 物品を上部開口から受け入れて、下部開口をゲートで閉鎖してなる貯留部に貯留し、該貯留した物品を、前記ゲートを開放して落下排出するホッパであって、
    前記ゲートは、二枚の断面L字型のゲート部材を相対向するように回動支持してなり、
    前記ゲート部材は、ゲート閉鎖時に下端同士が接近して逆さ屋根形状を形成する本体壁と、その一側端から延びてゲート閉鎖時に相対向する本体壁の側端を覆う側壁と、で前記断面L字型を形成することを特徴とするホッパ。
  3. 前記ゲートが開放されたときに、前記相対向する本体壁の傾斜角度が異なっていることを特徴とする請求項2に記載のホッパ。
  4. 前記下部開口の下方に物品の落下長を検出する検出手段が設けられており、
    該検出手段の検出結果に基づいて、前記ゲート部材の動作スピードが変更可能であることを特徴とする請求項2又は3に記載のホッパ。
  5. 物品を筒状体の上部開口から受け入れ、該筒状体の下部開口をゲートで閉鎖してなる貯留部に貯留し、該貯留した物品を、前記ゲートを開放して落下排出するホッパであって、
    前記筒状体は、周方向で分割される複数の側壁片で形成されており、
    該側壁片を移動させて前記筒状体の口径を変更するホッパ形状変更機構を備えており、
    物品を落下排出する際に、前記ホッパ形状変更機構が前記筒状体の口径を拡大させることを特徴とする請求項1に記載のホッパ。
  6. 前記筒状体は、概ね円筒状に形成されており、
    前記ホッパ形状変更機構は、前記側壁片を回動させて、前記筒状体の口径を同心状に連続的に変化させることを特徴とする請求項5に記載のホッパ。
  7. 前記下部開口の下方に物品の落下長を検出する検出手段が設けられており、
    該検出手段の検出結果に基づいて、前記筒状体の形状を変更可能であることを特徴とする請求項5又は6に記載のホッパ。
  8. 前記下部開口がその下方に設けられる受入開口内に平面視で収まるように、前記筒状体の形状を変更可能であることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載のホッパ。
  9. 前記下部開口がその下方に設けられる受入開口及びそれに続く物品落下経路よりも、平面視で幅が小さくなるように、前記筒状体の形状を変更可能であることを特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載のホッパ。
  10. 前記受入開口及び/又は前記落下経路に関する情報に応じて、前記筒状体の形状を変更可能であることを特徴とする請求項8又は9に記載のホッパ。
  11. 所定重量に計量した物品を排出する計量部と、
    該計量部から排出される物品を上部開口から受け入れて、下部開口をゲートで閉鎖してなる貯留部に貯留し、該貯留した物品を、前記ゲートを開放して落下排出するホッパと、を備える計量装置であって、
    前記ホッパが、請求項1乃至10のいずれかに記載のホッパであることを特徴とする計量装置。
  12. 物品を上部開口から受け入れて、下部開口をゲートで閉鎖してなる貯留部に貯留し、該貯留した物品を、前記ゲートを開放して落下排出するホッパと、
    前記下部開口から排出される物品を受け入れて、包装容器に充填包装する包装部と、を備える包装装置であって、
    前記ホッパが、請求項1乃至10のいずれかに記載のホッパであることを特徴とする包装装置。
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