JP2015021808A - ステッピングモータ制御回路、ムーブメント及びアナログ電子時計 - Google Patents

ステッピングモータ制御回路、ムーブメント及びアナログ電子時計 Download PDF

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Abstract

【課題】低消費な駆動においても確実な回転検出を行い、安定した駆動を行うようにする。
【解決手段】駆動電流をステッピングモータ107の駆動コイルに供給する供給期間と供給しない供給停止期間とを交互に繰り返すことで構成される複数種類の櫛歯状の主駆動パルスP1のうち、回転検出回路113が検出したステッピングモータ107の回転状況に応じたエネルギを有する主駆動パルスP1によりステッピングモータ107を駆動する制御部と、複数のインピーダンス素子とを備えて成り、前記制御部は、前記供給停止期間において、回転検出回路113が検出したステッピングモータ107の駆動余裕に応じたインピーダンス素子を選択し、前記選択したインピーダンス素子と前記駆動コイルとを含む閉回路を構成する。ことによってステッピングモータ107の制動力を変える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ステッピングモータ制御回路、前記ステッピングモータ制御回路を備えたムーブメント及び前記ムーブメントを備えたアナログ電子時計に関する。
従来から、アナログ電子時計のステッピングモータ制御回路では、ステッピングモータを主駆動パルスP1によって駆動した後の検出区間Tにおいてステッピングモータの自由振動によって発生する誘起信号VRsを検出し、検出した誘起信号VRsに基づいて回転状況を検出する回転検出回路が設けられている(特許文献1〜3参照)。
また、前記回転検出回路の検出方式として、検出区間Tを複数の区間に区分すると共に、各区間において誘起信号VRsが所定の基準しきい電圧Vcompを超えたか否かを検出し、各区間において基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを検出したか否かを表すパターンに基づいて、ステッピングモータが回転したか否かあるいは負荷に対する主駆動パルスP1の余裕の程度を表す回転状況を検出し、適切な駆動パルスを選択して駆動するようにした発明が開発されている(特許文献4参照)。
前記従来のステッピングモータ制御回路を搭載したアナログ電子時計は、低消費化を実現する場合、駆動パルスとして、電源からの駆動電流をステッピングモータの駆動コイルに供給する期間(供給期間)と前記駆動電流を前記駆動コイルに供給しない期間(供給停止期間)とを交互に繰り返すことによって発生する複数の櫛歯状パルス(チョッピングパルス)によって構成された櫛歯状の駆動パルスを用いる方式が採用されている(特許文献5参照)。
櫛歯状の駆動パルスを用いて駆動することにより、電流ピークを下げる等の効果が得られるが、供給停止期間では駆動コイルを短絡しているため、電磁的な制動力が働いてロータの回転速度が低下する。このため、ロータ速度が周期的に低下を繰り返して見かけ上負荷となり、低消費電力化の妨げとなっている。また、ロータの回転速度が落ちる結果、誘起信号VRsのレベルが低下し、負荷が相対的に大きくなった場合等には正確な回転検出が行えないという問題がある。
その一方、制動力がまったく無い場合は外乱(直流磁界環境、落下、衝撃による振動など)によってロータ挙動が不安定になって脱調等が生じやすくなるため、適度な制動力が必要である。
特公昭57−018440号公報 特公昭63−018148号公報 特公昭63−018149号公報 特開2009−288133号公報 特開平05−22996号公報
本発明は、前記問題点に鑑み成されたもので、低消費な駆動においても確実な回転検出が行え、安定した駆動が行えるようにすることを課題としている。
本発明の第1の視点によれば、主駆動パルスによるステッピングモータの駆動後に設けられた検出区間において前記ステッピングモータの回転状況を検出する回転検出部と、相互に異なるエネルギを有し駆動電流を前記ステッピングモータの駆動コイルに供給する供給期間と前記駆動電流を前記駆動コイルに供給しない供給停止期間とを交互に繰り返すことで構成される複数種類の櫛歯状の主駆動パルスのうち、前記回転検出部が検出した前記ステッピングモータの回転状況に応じたエネルギを有する主駆動パルスにより前記ステッピングモータを駆動する制御部と、複数のインピーダンス素子とを備え、前記制御部は、前記供給停止期間において、前記回転検出部が検出した前記ステッピングモータの駆動余裕に応じたインピーダンス素子を選択し、前記選択したインピーダンス素子と前記駆動コイルとを含む閉回路を構成することを特徴とするステッピングモータ制御回路が提供される。
本発明の第2の視点によれば、前記ステッピングモータ制御回路を備えて成ることを特徴とするムーブメントが提供される。
本発明の第3の視点によれば、前記ムーブメントを備えて成ることを特徴とするアナログ電子時計が提供される。
本発明に係るステッピングモータ制御回路によれば、低消費な駆動においても確実な回転検出が行え、安定した駆動が可能になる。
また、本発明に係るムーブメントによれば、低消費な駆動においても確実な回転検出が行え、安定した駆動が可能なアナログ電子時計を構築することができる。
また、本発明に係るアナログ電子時計によれば、低消費な駆動においても確実な回転検出が行え、安定した駆動が可能なため、正確な運針が可能になる。
本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路、ムーブメント及びアナログ電子時計のブロック図である。 本発明の実施の形態で使用するステッピングモータの構成図である。 本発明の実施の形態のタイミング図である。 本発明の実施の形態の判定チャートである。 本発明の実施の形態の部分詳細回路図である。 本発明の実施の形態のタイミング図である。 本発明の実施の形態のタイミング図である。 本発明の実施の形態で使用するテーブルである。 本発明の実施の形態のフローチャートである。
図1は、本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路、ムーブメント及びアナログ電子時計のブロック図で、アナログ電子腕時計の例を示している。
図1において、アナログ電子時計は、所定周波数の信号を発生する発振回路101、発振回路101で発生した信号を分周して計時の基準となる時計信号を発生する分周回路102、アナログ電子時計を構成する各電子回路要素の制御や駆動パルスの変更制御(パルス制御)あるいは制動力制御等の制御を行う制御回路103を備えている。
またアナログ電子時計は、相互にエネルギが異なる複数種類の主駆動パルスP1の中から、制御回路103からの主駆動パルス制御信号に対応する主駆動パルスP1を選択し出力する主駆動パルス発生回路104、制御回路103からの補正駆動パルス制御信号に応答して補正駆動パルスP2を出力する補正駆動パルス発生回路105を備えている。
主駆動パルス発生回路104が発生する各主駆動パルスP1は、エネルギの大きさが相互に異なる駆動パルスであり、エネルギの大きさによって複数の階級(ランク)に区分されている。各主駆動パルスP1は、電源(図示せず)からの駆動電流をステッピングモータ107の駆動コイルに供給する期間(供給期間)と、前記駆動電流を前記駆動コイルに供給しない期間(供給停止期間)とを交互に繰り返すことで形成される複数の櫛歯状パルス(チョッピングパルス)によって構成される櫛歯状の駆動パルスである。
複数のインピーダンス素子(本実施の形態では抵抗素子)が備えられており、前記供給停止期間において、回転検出回路113が検出したステッピングモータ107の駆動余裕に応じたインピーダンス素子を選択し、前記選択したインピーダンス素子と前記駆動コイルとを含む閉回路を形成するように構成している。
前記複数のインピーダンス素子の組み合わせや回路構成によって、段階的に異なる大きさ(ランク)のインピーダンス値を選定することが可能であり、前記駆動コイルと前記選定したインピーダンス値とによって閉回路を形成することにより、前記選定したインピーダンス値のランクに応じた大きさ(ランク)の制動力が段階的に得られる。
本実施の形態では、インピーダンス素子にはインピーダンス値が0の場合も含まれる。即ち、前記閉回路には、前記駆動コイルを短絡するようにした閉回路も含まれる。
インピーダンス値のランクが小さく(大きく)なるほど制動力のランクが大きく(小さく)なり、前記駆動コイルを短絡した状態で制動力が最大になる。
前記インピーダンス素子として回転検出用の検出素子である検出抵抗を利用することによって、専用として用いるインピーダンス素子の数を削減している。
主駆動パルス発生回路104は、制御回路103からの主駆動パルス制御信号に応答してエネルギが大きい主駆動パルスP1への変更(ランクアップ)やエネルギが小さい主駆動パルスP1への変更(ランクダウン)等を行なうことにより、主駆動パルス制御信号に対応する主駆動パルスP1を発生する。
また、主駆動パルス発生回路104は、制御回路103からの主駆動パルス制御信号に応答して、供給停止期間において選択するインピーダンス素子を変えることにより、供給停止期間においてステッピングモータ107に働く制動力の大きさを制御する。
補正駆動パルス発生回路105は、制御回路103からの補正駆動パルス制御信号に応答して補正駆動パルスP2を出力する。補正駆動パルスP2は各主駆動パルスP1よりもエネルギが大きい駆動パルスであり、主駆動パルスP1と同様に櫛歯状駆動パルスである。
また、アナログ電子時計は、主駆動パルス発生回路104からの主駆動パルスP1や補正駆動パルス発生回路105からの補正駆動パルスP2によってステッピングモータ107を駆動するモータ駆動回路106、ステッピングモータ107、時計ケース108を備えている。
また、アナログ電子時計は、時計ケース108の外面側に配設され、ステッピングモータ107によって回転駆動され時刻を表示する時刻針111及び日にちを表示するカレンダ表示部112を有するアナログ表示部109、時計ケース108の内部に配設されたムーブメント110を備えている。
また、アナログ電子時計は、ステッピングモータ107のロータの自由振動によって発生し所定の基準しきい電圧(基準しきい値)Vcompを超える誘起信号VRsを所定の検出区間Tにおいて検出すると共に、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsが検出区間T内のどの区間に属するのかを検出する回転検出回路113を備えている。
後述するように本発明の実施の形態では、ステッピングモータ107が回転したか否かを検出する検出区間Tは3つの区間T1〜T3に区分されている。誘起信号VRsはステッピングモータ107の回転状況を表す信号である。
回転検出回路113は、ステッピングモータ107の負荷が増加あるいは電源電圧が低下する等して、負荷に対する主駆動パルスP1のエネルギが相対的に低下するにしたがって誘起信号VRsの発生時期が遅くなることを利用してステッピングモータ107の回転状況を検出する回路であり、前記特許文献1〜4に記載された回転検出回路と同様にして誘起信号VRsを検出する構成のものである。
回転検出回路113では、ステッピングモータ107の駆動コイルとステッピングモータ107が発生する誘起信号VRsを検出する回転検出用の検出素子とを含む閉回路と、前記駆動コイルと低インピーダンス素子(具体的にはトランジスタのオン抵抗である。)とによって構成される閉回路とによって検出周期が形成され、複数の検出周期によって構成される検出区間Tにおいて、ステッピングモータ107の回転状況を検出する。
基準しきい電圧Vcompはステッピングモータ107が発生する誘起信号VRsの電圧レベルを判定する基準値であり、ステッピングモータ107が回転した場合等のようにロータの回転動作が速い場合には基準しきい電圧Vcompを越える誘起信号VRsが発生し、ステッピングモータ107が回転しなかった場合等のようにロータの回転動作が遅い場合には誘起信号VRsが基準しきい電圧Vcompを越えないように基準しきい電圧Vcompは設定されている。
発振回路101、分周回路102、制御回路103、主駆動パルス発生回路104、補正駆動パルス発生回路105、モータ駆動回路106、ステッピングモータ107、回転検出回路113は、ムーブメント110の構成要素である。
一般に、時計の動力源、時間基準などの装置からなる時計の機械体をムーブメントと称する。電子式のものをモジュールと呼ぶことがある。時計としての完成状態では、ムーブメントには文字板、針が取り付けられ、時計ケースの中に収容される。
ここで、発振回路101及び分周回路102は信号発生部を構成し、アナログ表示部109は表示部を構成している。回転検出回路113は回転検出部を構成している。発振回路101、分周回路102、制御回路103、主駆動パルス発生回路104、補正駆動パルス発生回路105及びモータ駆動回路106は制御部を構成している。また、発振回路101、分周回路102、制御回路103、主駆動パルス発生回路104、補正駆動パルス発生回路105、モータ駆動回路106、回転検出回路113はステッピングモータ制御回路114を構成している。
図2は、本発明の実施の形態で使用するステッピングモータ107の構成図で、アナログ電子時計で一般に用いられている時計用ステッピングモータの例を示している。
図2において、ステッピングモータ107は、ロータ収容用貫通孔203を有するステータ201、ロータ収容用貫通孔203に回転可能に配設されたロータ202、ステータ201と接合された磁心208、磁心208に巻回された駆動コイル209を備えている。ステッピングモータ107をアナログ電子時計に用いる場合には、ステータ201及び磁心208はネジ(図示せず)によって地板(図示せず)に固定され、互いに接合される。駆動コイル209は、第1端子OUT1、第2端子OUT2を有している。
ロータ202は、2極(S極及びN極)に着磁されている。磁性材料によって形成されたステータ201の外端部には、ロータ収容用貫通孔203を挟んで対向する位置に複数(本発明の実施の形態では2個)の切り欠き部(外ノッチ)206、207が設けられている。各外ノッチ206、207とロータ収容用貫通孔203間には可飽和部210、211が設けられている。
可飽和部210、211は、ロータ202の磁束によっては磁気飽和せず、駆動コイル209が励磁されたときに磁気飽和して磁気抵抗が大きくなるように構成されている。ロータ収容用貫通孔203は、輪郭が円形の貫通孔の対向部分に複数(本実施の形態では2つ)の半月状の切り欠き部(内ノッチ)204、205を一体形成した円孔形状に構成されている。
切り欠き部204、205は、ロータ202の停止位置を決めるための位置決め部を構成している。駆動コイル209が励磁されていない状態では、ロータ202は、図2に示すように前記位置決め部に対応する位置、換言すれば、ロータ202の磁極軸Aが、切り欠き部204、205を結ぶ線分と直交するような位置(磁極軸AがX軸との間でなす角度がθ0の位置)に安定して停止している。
いま、主駆動パルス発生回路104から主駆動パルスP1を駆動コイル209の端子OUT1、OUT2間に供給して(例えば、第1端子OUT1側を正極、第2端子OUT2側を負極)、図2の矢印方向に電流iを流すと、ステータ201には矢印方向に磁束が発生する。これにより、可飽和部210、211が飽和して磁気抵抗が大きくなり、その後、ステータ201に生じた磁極とロータ202の磁極との相互作用によって、ロータ202は図2の反時計回り方向に180度回転し、磁極軸Aが角度θ1位置で安定的に停止する。
尚、ステッピングモータ107を回転駆動することによって通常動作(本実施の形態ではアナログ電子時計であるため運針動作)を行わせるための回転方向(図2では反時計回り方向)を正方向とし、その逆(時計回り方向)を逆方向としている。
次のサイクルでは、主駆動パルス発生回路104から、逆極性の主駆動パルスP1を駆動コイル209の端子OUT1、OUT2に供給して(前記駆動とは逆極性となるように、第1端子OUT1側を負極、第2端子OUT2側を正極)、図2の反矢印方向に電流を流すと、ステータ201には反矢印方向に磁束が発生する。これにより、可飽和部210、211が先ず飽和し、その後、ステータ201に生じた磁極とロータ202の磁極との相互作用によって、ロータ202は前記と同一方向(正方向)に180度回転し、磁極軸Aが角度θ0位置で安定的に停止する。
以後、このように、駆動コイル209に対して極性の異なる信号(交番信号)を供給することによって、前記動作がサイクル毎に交互に繰り返し行われて、ロータ202を180度ずつ反時計回り方向に連続的に回転させることができるように構成されている。
図3は、本発明の実施の形態において主駆動パルスP1によってステッピングモータ107を駆動する場合のタイミング図で、負荷に対する主駆動パルスP1のエネルギ状態、ロータ202の回転挙動、誘起信号VRsの出力タイミング、回転状況を表す誘起信号VRsのパターン(区間T1〜T3における誘起信号VRsの判定値の組)をあわせて示している。
図3において、P1は主駆動パルスP1を表すと共にロータ202が主駆動パルスP1によって回転駆動される領域を表し、又、a〜eは主駆動パルスP1駆動停止後の自由振動による磁極軸Aの回転位置を表す領域である。
主駆動パルスP1による駆動後の所定時間を第1区間T1、第1区間T1よりも後の所定時間を第2区間T2、第2区間よりも後の所定時間を第3区間T3としている。このように、主駆動パルスP1による駆動後から始まる検出区間T全体を複数の区間(本実施の形態では3つの区間T1〜T3)に区分している。尚、誘起信号VRsを検出しない期間であるマスク区間は設けていない。
各区間T1〜T3において、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを検出した場合の判定値を「1」、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを検出できなかった場合の判定値を「0」と表している。また、「−」は、誘起信号VRsの判定値は「1」、「0」のどちらでもよく、誘起信号VRsの判定を行わないことを意味している。
ロータ202を中心として、その回転によってロータ202の磁極軸Aが位置するXY座標空間を第1象限I〜第4象限IVに区分した場合、区間T1〜T3は次のように表すことができる。
尚、駆動する負荷は通常負荷である。ここで、通常負荷とは通常時に駆動される負荷を意味しており、本発明の実施の形態では、時刻針111を駆動する場合の負荷を通常負荷としている。
エネルギ状態が駆動余裕大(主駆動パルスP1の駆動余裕が所定量を超える場合であり、負荷に対する主駆動パルスP1のエネルギ状態が十分に大きく省電力化のために主駆動パルスP1のランクダウンが必要な状態)の回転では、区間T1はロータ202を中心とする空間の第3象限IIIにおいてロータ202の最初の正方向回転状況を判定する区間、区間T2は第3象限IIIにおいてロータ202の最初の逆方向回転状況を判定する区間、区間T3は第3象限IIIにおいてロータ202の最初の逆方向回転以後の回転状況を判定する区間である。尚、本発明の実施の形態の場合、区間T2の判定値が「1」の場合には駆動余裕が十分に大きいため、区間T3における判定は不要であり「−」となっている。
本発明の実施の形態では、ステッピングモータ107の駆動余裕が所定量を超える場合として、負荷に対する主駆動パルスP1のエネルギが十分に大きい状態である、駆動余裕大の状態(誘起信号VRsのパターンが(0,1,−)の状態)を挙げているが、他のエネルギ状態に規定してもよい。
また、エネルギ状態が駆動余裕中(駆動余裕大の状態に対して相対的に小さな負荷が増えた状態であり、負荷に対する主駆動パルスP1のエネルギ状態が駆動余裕大の状態よりもやや低い状態であり、主駆動パルスP1が維持される状態)の回転では、区間T1は第2象限IIにおいてロータ202の最初の正方向回転状況を判定する区間、区間T2は第2象限IIにおけるロータ202の最初の正方向回転状況及び第3象限IIIにおけるロータ202の最初の正方向の回転状況を判定する区間、区間T3は第3象限IIIにおけるロータ202の最初の逆方向回転以後の回転状況を判定する区間である。
また、エネルギ状態が駆動余裕小(駆動余裕中のエネルギ状態に対して相対的に小さな負荷が更に増えた状態であり、負荷に対する主駆動パルスP1のエネルギ状態が、駆動余裕中よりもやや低い状態であり、主駆動パルスP1のランクアップが必要な状態)の回転では、区間T1は第2象限IIにおいてロータ202の最初の正方向回転状況を判定する区間、区間T2は第2象限IIにおけるロータ202の最初の正方向回転状況及び第3象限IIIにおけるロータ202の最初の正方向の回転状況を判定する区間、区間T3は第3象限IIIにおけるロータ202の最初の逆方向回転以後の回転状況を判定する区間である。
また、エネルギ状態が第1非回転の状態(駆動余裕小のエネルギ低い状態に対して更に負荷が相対的に増えて非回転となる状態であり、区間T1では基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを発生する回転速度を有している状態であり、補正駆動パルスP2による駆動及び主駆動パルスP1の1ランクアップが必要な状態)では、区間T1は第2象限IIにおけるロータ202の最初の正方向回転状況及び最初の逆方向回転状況を判定する区間、区間T2は第2象限II及び第1象限Iにおけるロータ202の最初の逆方向回転状況を判定する区間、区間T3は第1象限におけるロータ202の最初の逆方向回転状況及び2回目の正方向回転以後の回転状況を判定する区間である。
また、エネルギ状態が第2非回転の状態(第1非回転のエネルギ状態に対して更に負荷が相対的に増えて非回転となる状態であり、区間T1でも基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを発生する回転速度を有していない状態であり、補正駆動パルスP2による駆動及び主駆動パルスP1の1ランクアップが必要な状態)では、区間T1は第2象限IIにおけるロータ202の最初の正方向回転状況及び最初の逆方向回転状況を判定する区間、区間T2は第2象限II及び第1象限Iにおけるロータ202の最初の逆方向回転状況を判定する区間、区間T3は第1象限Iにおけるロータ202の最初の逆方向回転状況及び2回目の正方向回転以後の回転状況を判定する区間である。
例えば、図3に沿ってパルス制御の例を概略説明すると、エネルギ状態が駆動余裕大の場合、回転状況を表す誘起信号VRsのパターン(区間T1の判定値,区間T2の判定値,区間T3の判定値)として(0,1,−)が得られる。この場合、制御回路103は、ステッピングモータ107の駆動余裕が所定量を超える場合であり、駆動エネルギが過大(駆動余裕大)と判定して、主駆動パルスP1の駆動エネルギを1ランクダウンするようにパルス制御を行う。
また、駆動余裕中の場合は誘起信号VRsのパターン(1,1,−)が得られ、制御回路103は、ステッピングモータ107の駆動余裕が所定量を超えない場合であり、余裕ない回転(余分なエネルギはないが回転させることが可能な回転状態である駆動余裕中のエネルギ状態)と判定して、主駆動パルスP1の駆動エネルギを維持するようにパルス制御を行う。
図4は本発明の実施の形態の動作をまとめた判定チャートである。図4において、図3の場合と同様に、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを検出した場合を判定値「1」、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを検出できなかった場合を判定値「0」と表している。また、「−」は、誘起信号VRsの判定値は「1」、「0」のどちらでもよく、誘起信号VRsの判定を行わないことを意味している。
区間T2が判定値「1」の場合、主駆動パルスP1をランクアップする必要がない大きさのエネルギ状態であり、区間T1、T2の判定値によってパルス制御を行うことが可能であるため区間T3の判定は行わない。
また、制動力ランク操作は、ステッピングモータ107の駆動コイル209に駆動電流を供給しない供給停止期間において、駆動コイル209とともに形成する閉回路の構成を変えることによってステッピングモータ107に働く制動力のランクを変える制御である。
制御回路103は、回転検出回路113が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsの有無を検出し前記基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsが属する区間T1〜T3を判定したパターンに基づいて、制御回路103内部に記憶した図4の判定チャートを参照して、主駆動パルスP1のランクアップやランクダウンあるいは補正駆動パルスP2、P3による駆動等のパルス制御、及び、制動力ランク操作を行ってステッピングモータ107を回転制御する。
図4に沿って動作を概略説明すると、制御回路103は、今回のサイクル(今サイクル)で誘起信号VRsパターン(0,1,−)の駆動余裕大の状態が得られた場合には、次回のサイクル(次サイクル)の駆動に用いる主駆動パルスP1を1ランクダウンする。
制御回路103は、今サイクルで誘起信号VRsパターン(1,1,−)の駆動余裕中の状態が得られた場合には、次サイクルの駆動に用いる主駆動パルスP1のランクを変更せずに維持する。
今サイクルで誘起信号VRsパターン(1,0,1)の駆動余裕小の状態が得られた場合には、次サイクルの駆動に用いる主駆動パルスP1のランクを1ランクアップする。
今サイクルで誘起信号VRsパターン(1,0,0)又は(0,0,0)の非回転の状態が得られた場合には、駆動した主駆動パルスP1と同極性の補正駆動パルスP2による駆動を行って強制的に回転させた後、次サイクルの駆動に用いる主駆動パルスP1を1ランクアップする。
制御回路103は、ステッピングモータ107の駆動余裕が所定量を超える状態(本実施の形態ではVRsパターンが(0,1,−)の駆動余裕大の状態)の場合には制動力ランク操作は行わず、駆動余裕が所定量を超えない状態の場合には制動力ランク操作を行う。
制御回路103は、駆動余裕が所定値を超えないが主駆動パルスP1をランクアップしない状態(本実施の形態ではVRsパターンが(1,1,0)の駆動余裕中の状態であり主駆動パルスP1のランクを変更せずに維持する状態)の場合には、供給停止期間における制動力を1ランク下げるように制動力ランク操作を行う。
このように、主駆動パルスP1のランクを変更しない場合には制動力のランクを下げるように変更することにより、同一エネルギの主駆動パルスP1を用いて、より余裕のある駆動を可能にしている。
制御回路103は、駆動余裕が所定値を超えず主駆動パルスP1をランクアップする状態(本実施の形態ではVRsパターンが(1,0,1)の駆動余裕小と、VRsパターンが(1,0,0)、(0,0,0)の非回転の状態)の場合には、主駆動パルスP1を1ランクアップすると共に制動力を最大ランク(maxランク)にする。このように、制御部103は、主駆動パルスP1をランクアップして新たな主駆動パルスP1によって駆動する場合、最初の駆動は供給停止期間において制動力を最大ランクにして駆動するようにしている。これにより上記のように主駆動パルスP1のランクを変更せずに駆動する場合、制動力のランクを下げることによって同一エネルギの主駆動パルスP1でも余裕のある駆動を行うように制御することが可能になる。
図5は、本発明の実施の形態に共通する部分詳細回路図で、主駆動パルス発生回路104、補正駆動パルス発生回路105、モータ駆動回路106、回転検出回路113の一部を含む部分詳細回路図である。インピーダンス素子としての複数の抵抗素子R1〜R4が設けられている。抵抗R1、R2は回転検出用の検出抵抗であり、制動力制御用の抵抗素子としても利用される。
図6は、本発明の実施の形態のタイミング図で、供給停止期間中は駆動コイル209を短絡して制動力を最大にするように制御するタイミング図である。
また、図7は、本発明の実施の形態のタイミング図で、供給停止期間中に駆動コイル209と接続する抵抗素子を選択して閉回路を形成することにより制動力の大きさを段階的に制御する場合のタイミング図である。
図6、図7の前段(区間P1のOUT1)は各々今サイクルにおいて駆動する主駆動パルスP1の波形、図6、図7の後段(区間T1〜T3のOUT1)は各々今回のサイクル(今サイクル)の回転検出波形を示している。また、図6、図7には一方の極性での回転駆動(一方のサイクル)の動作タイミングを示しており、他方の極性での回転駆動(他方のサイクル)の動作タイミングは省略している。
図8は、供給停止期間中に駆動コイル209と接続する抵抗素子を選択して制動力の大きさを段階的に制御する際に、制動力のランクに対応して選択する抵抗素子の組み合わせを示すテーブルである。本実施の形態では、制動力ランクを、制動力が最も低い最小ランク1から最も高い最大ランクmaxまで6ランクに分けている。前記テーブルは制御回路103内の記憶部(図示せず)に予め記憶されており、制御回路103は前記テーブルを参照して、ステッピングモータ107の駆動余裕の大きさに応じた抵抗素子の組み合わせを選択して制動力を制御する。
尚、制動力ランクを変更するための構成は種々に形成することが可能である。本実施の形態では、抵抗素子R1とR2の抵抗値は等しく、抵抗素子R3とR4の抵抗値も等しく、又、抵抗素子R1、R2の抵抗値は抵抗素子R3、R4の抵抗値よりも小さな値に設定されている。係る抵抗素子を用いて6ランクの制動力を得るように構成している。
制動力を最大にして駆動する場合の動作を概略説明すると、図5、図6において、スイッチ制御回路503は、回転駆動時、制御回路103から供給される主駆動パルス制御信号Viに応答して、一方の極性の駆動ではトランジスタQ2、Q3の同時オン状態を所定周期で繰り返す、あるいは、他方の極性の駆動ではトランジスタQ1、Q4の同時オン状態を所定周期で繰り返すことによって櫛歯状の駆動パルスP1を発生させ、ステッピングモータ107の駆動コイル209に対して正方向あるいは逆方向に駆動電流iを供給し、これによってステッピングモータ107を回転駆動する。
例えば図6に示す一方の極性の駆動時には、スイッチ制御回路503は、供給期間において、主駆動パルス制御信号Viに応答して、トランジスタQ4をオフ状態に駆動すると共にトランジスタQ1を所定周期でオン状態とオフ状態にスイッチングする。同時にスイッチ制御回路503は、トランジスタQ3、Q5〜Q8をオン状態に駆動すると共に、トランジスタQ2を所定周期でオン状態とオフ状態にスイッチングする。これにより、櫛歯状主駆動パルスP1が発生し、駆動コイル209には駆動電流iが供給される。
また、スイッチ制御回路503は、供給停止期間において制動力ランク操作を行うために、制御回路103から供給される主駆動パルス制御信号Viに対応する制動力が得られるように各トランジスタQ1〜Q8を制御する。ここでは最大の制動力を得るためにスイッチ制御回路503は、主駆動パルス制御信号Viに応答して、トランジスタQ2、Q4をオフ状態に駆動すると共にトランジスタQ1、Q3、Q5〜Q8をオン状態に駆動する。
これにより、「トランジスタQ1のオン抵抗、検出抵抗R1及びトランジスタQ5のオン抵抗から成る直列回路、抵抗素子R3及びトランジスタQ7のオン抵抗から成る直列回路」が並列接続された回路と、「トランジスタQ3のオン抵抗、検出抵抗R2及びトランジスタQ6のオン抵抗から成る直列回路、抵抗素子R4及びトランジスタQ8のオン抵抗から成る直列回路」が並列接続された回路と、駆動コイル209とが閉回路を構成する。
各トランジスタQ1〜Q8のオン抵抗は極めて小さく実質的にインピーダンス値が0であるため、駆動コイル209は前記閉回路によって短絡された状態となり、ステッピングモータ107に働く制動力は最大となる。
回転検出時には、スイッチ制御回路503は、トランジスタQ2、Q4、Q6〜Q8をオフ状態、トランジスタQ3、Q5をオン状態、トランジスタQ1をスイッチング状態に制御して、検出抵抗R1に誘起信号VRsが発生するように制御する。
コンパレータ504は、所定の基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsが、検出抵抗R1に発生すると、その時点で検出信号Vsを出力する。回転検出回路113は、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsが属する区間T1〜T3を表す検出信号Vsを出力する。
他方の極性の駆動時には、スイッチ制御回路503は、検出抵抗R2に誘起信号VRsが発生するように各トランジスタQ1〜Q8を駆動制御する。回転検出回路113は、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsが属する区間T1〜T3を表す検出信号Vsを出力する。
トランジスタQ2、Q4、Q7、Q8、抵抗素子R3、R4はモータ駆動回路106の構成要素であり又、トランジスタQ5、Q6は回転検出回路113の構成要素である。また、トランジスタQ1、Q3及び検出抵抗R1、R2はモータ駆動回路106及び回転検出回路113の双方に兼用される構成要素である。
次に、図5、図7、図8を用いて、供給停止期間における制動力ランク操作を概略説明すると、図7に示す一方の極性の駆動時には、スイッチ制御回路503は、供給期間において、主駆動パルス制御信号Viに応答して、トランジスタQ1、Q4をオフ状態に駆動すると共にトランジスタQ2、Q3、Q5をオン状態に駆動する。また、スイッチ制御回路503は、図8に示すように制動力ランクに対応するトランジスタQX、QYを選択して、図7のタイミングでオン状態又はオフ状態に駆動する。
これにより、櫛歯状主駆動パルスP1が発生し、駆動コイル209には駆動電流iが供給される。
またスイッチ制御回路503は、供給停止期間においては主駆動パルス制御信号Viに応答して、トランジスタQ1〜Q4をオフ状態に駆動すると共にトランジスタQ5をオン状態に駆動する。また、スイッチ制御回路503は、図8に示すように制動力ランクに対応するトランジスタQX、QYを選択して、図7のタイミングでオン状態又はオフ状態に駆動する。
例えば、制動力が最も小さいランク1では、トランジスタQXであるトランジスタQ8のゲートをローレベル(即ちオン状態)、トランジスタQYであるトランジスタQ6、Q7のゲートをハイレベル(即ちオフ状態)に駆動する。
これにより、検出抵抗R1及びトランジスタQ5のオン抵抗から成る直列回路と、抵抗素子R4及びトランジスタQ8のオン抵抗から成る直列回路と、駆動コイル209とが閉回路を構成することになる。実質的に駆動コイル209に検出抵抗R1と抵抗素子R4が直列接続された閉回路になるため、制動力は小さくなる。
制動力が最も大きいランクmaxにする場合には、駆動コイル209を短絡(閉ループを形成)するような閉回路になるようにトランジスタQ1〜Q8を制御する。
図9は、本発明の実施の形態に係るフローチャートである。
以下、図1〜図9を参照して、本発明の実施の形態の動作を説明する。
図1において、発振回路101は所定周波数の基準クロック信号を発生し、分周回路102は発振回路101で発生した前記信号を分周して計時の基準となる時計信号を発生し、制御回路103に出力する。
制御回路103は、前記時計信号を計数して計時動作を行い、所定周期で主駆動パルス発生回路104に主駆動パルス制御信号を出力する。
このとき制御回路103は、先ず主駆動パルスP1nのエネルギランクnを最低ランク1に設定し、同一主駆動パルスP1による連続駆動回数を表す計数値N(PCDカウンタ値)を0に設定し又、供給停止期間における制動力のランクを表す制動力ランクBを最大ランクmax(換言すれば、供給停止期間において駆動コイル209を短絡するように閉回路を形成する。)に設定して(図9のステップS801)、最小パルス幅の主駆動パルスP11でステッピングモータ107を回転駆動するように主駆動パルス制御信号を出力する(ステップS802、S803)。
主駆動パルス発生回路104は、制御回路103からの前記主駆動パルス制御信号に応答して、前記主駆動パルス制御信号に対応する主駆動パルスP11をモータ駆動回路106に出力する。モータ駆動回路106は、制動力ランクBが最大の主駆動パルスP11によってステッピングモータ107を回転駆動する。ステッピングモータ107は主駆動パルスP11によって回転駆動されて、時刻針111やカレンダ表示部112を回転駆動する。これにより、ステッピングモータ107が正常に回転した場合には、アナログ表示部109では、時刻針111によって随時現在時刻が表示され又、カレンダ表示部112によって現在の日にちが表示される。
制御回路103は、回転検出回路113が所定の基準しきい電圧Vcompを超えるステッピングモータ107の誘起信号VRsを検出したか否かの判定、及び、回転検出回路113が前記誘起信号VRsの検出時刻tは区間T1内と判定したか否かの判定(即ち、回転検出回路113が基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを区間T1内で検出したか否かの判定)を行う(ステップS804)。
制御回路103は、処理ステップS804において基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを区間T1内で検出していないと判定した場合には(パターンが(0,x,x)の場合である。ここで、判定値「x」は判定値が「1」か「0」かを問わないことを意味する。)、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを区間T2内で検出したか否かを判定する(ステップS805)。
制御回路103は、処理ステップS805において基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを区間T2内で検出したと判定した場合(パターンが(0,1,x)の場合であり、図4の駆動余裕大の場合である。)、計数値Nに1加算し(ステップS806)、加算後の計数値Nが所定値(連続駆動回数が所定回数(例えば80回))になったか否かを判定する(ステップS807)。
制御回路103は、処理ステップS807において計数値Nが所定値になったと判定した場合、主駆動パルスP1のランクnが最小ランクmin(本実施の形態ではn=1)でないと判定したときには(ステップS808)、次サイクルにおいて主駆動パルスP1のランクnを1ランクダウンするように制御し(ステップS809)、計数値Nを0にリセットした後(ステップS810)、処理ステップS803に戻って次サイクルの駆動を行う。
制御回路103は、処理ステップS808において主駆動パルスP1のランクnが最小ランクminと判定したときには、処理ステップS810に移行する。
制御回路103は、処理ステップS807において計数値Nが所定値になっていないと判定した場合、直ちに処理ステップS803に戻って次サイクルの駆動を行う。
制御回路103は、処理ステップS805において基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを区間T2内で検出していないと判定した場合(パターンが(0,0,x)の場合である。)、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを区間T3内で検出したか否かを判定する(ステップS816)。
制御回路103は、処理ステップS816において基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを区間T3内で検出していないと判定すると(パターンが(x,0,0)の場合であり、図4の非回転の場合である。)、処理ステップS803の主駆動パルスP1と同極性の補正駆動パルスP2によってステッピングモータ107を駆動するように補正駆動パルス発生回路105に対して補正駆動パルス制御信号を出力する(ステップS811)。補正駆動パルス発生回路105は、前記補正駆動パルス制御信号に応答して補正駆動パルスP2を出力し、モータ駆動回路106を介してステッピングモータ107を強制的に回転させる。
次に制御回路103は、主駆動パルスP1のランクnが最大ランクmaxか否かを判定し(ステップS812)、最大ランクでない場合には主駆動パルスP1のランクを1ランクアップし(ステップS813)、主駆動パルスP1を変更したため制動力ランクBを最大ランクmaxに設定し(ステップS814)、計数値Nを0にリセットした後に(ステップS815)処理ステップS803に戻る。制動力ランクBを最大ランクmaxするには、供給停止期間において駆動コイル209を短絡して閉回路を形成するようにトランジスタQ1〜Q8を制御することにより行う。
このようにして、次サイクルの処理ステップS803では、制動力ランクが最大ランクmaxで、エネルギランクを1ランクアップした主駆動パルスP1による駆動が行われる。
制御回路103は、処理ステップS812において主駆動パルスP1のランクnが最大ランクmaxと判定した場合にはランクアップできないため処理ステップS815に移行する。
制御回路103は、処理ステップS816において基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを区間T3内で検出したと判定すると(パターンが(x,0,1)の場合であり、図4の駆動余裕小の場合である。)、処理ステップS812に移行する。
制御回路103は、処理ステップS804において基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを区間T1内で検出したと判定した場合には(パターンが(1,x,x)の場合である。)、基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを区間T2内で検出したか否かを判定する(ステップS817)。
制御回路103は、処理ステップS817において基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを区間T2内で検出していないと判定した場合(パターンが(1,0,x)の場合であり、駆動余裕小または非回転の場合である。)、処理ステップS816に移行する。
制御回路103は、処理ステップS817において基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号VRsを区間T2内で検出したと判定した場合(パターンが(1,1,x)の場合であり、駆動余裕中の場合である。)、計数値Nを0にリセットする(ステップS818)。
次に制御回路103は、制動力ランクBが最小ランクminか否かを判定し(ステップS819)、制動力ランクBが最小ランクminでない場合には制動力ランクBを1ランクダウンさせた後(ステップS820)、処理ステップS803に戻る。制動力ランクBのランクダウンは図8に関して説明したように、供給停止期間中にトランジスタQ1〜Q8を制御することによって1ランク下の制動力に変更する。
このようにして、制御回路103は、供給停止期間において、回転検出回路113が検出したステッピングモータ107の駆動余裕に応じた抵抗素子を選択し、前記選択した抵抗素子と駆動コイル209とを含む閉回路を構成することにより、回転駆動時の制動力ランクを制御する。
また、制御回路103は、主駆動パルスP1のランクを維持する状態を、ステッピングモータ107の駆動余裕が所定量を超えない状態と判定し、ステッピングモータ107の制動力をランクダウンするように抵抗素子を選択する。
これにより、ロータ202に適切な制動力を与えながら回転させることにより、ロータ202の速度を落とさずに回転させることが可能になり又、脱調を防止した回転制御が可能になり、適切な誘起信号VRsが得られて正確な回転検出が可能になる。
制御回路103は、処理ステップS819において制動力ランクBが最小ランクminと判定した場合には、直ちに処理ステップS803に戻る。
以上のように本発明の実施の形態に係るステッピングモータ制御回路114は、主駆動パルスP1によるステッピングモータ107の駆動後に設けられた検出区間Tにおいてステッピングモータ107の回転状況を検出する回転検出回路113と、相互に異なるエネルギを有し駆動電流iをステッピングモータ107の駆動コイル209に供給する供給期間と駆動電流iを駆動コイル209に供給しない供給停止期間とを交互に繰り返すことで形成される櫛歯状パルスによって構成される複数種類の櫛歯状主駆動パルスP1のうち、回転検出回路113が検出したステッピングモータ107の回転状況に応じたエネルギを有する主駆動パルスP1によりステッピングモータ107を駆動する制御部と、複数のインピーダンス素子とを備えて成り、前記制御部は、前記供給停止期間において、回転検出回路113が検出したステッピングモータ107の駆動余裕に応じたインピーダンス素子を選択し、前記選択したインピーダンス素子と駆動コイル209とを含む閉回路を構成することを特徴としている。
ここで、前記制御部は、ステッピングモータ107の駆動余裕が所定量を超えないと判定した場合、ステッピングモータ107の制動力をランクダウンするようにインピーダンス素子を選択するように構成することができる。
また、検出区間Tを、主駆動パルスP1による駆動後の第1区間T1、第1区間T1よりも後の第2区間T2、第2区間T2よりも後の第3区間T3に区分し、負荷に対する主駆動パルスP1のエネルギ状態が主駆動パルスP1を維持する状態の場合には、第1区間T1はステッピングモータ107のロータ202を中心とする空間の第2象限IIにおいてロータ202の最初の正方向回転状況を判定する区間、第2区間T2は第2象限IIにおけるロータ202の最初の正方向回転状況及び第3象限IIIにおけるロータ202の最初の正方向の回転状況を判定する区間、第3区間T3は第3象限IIIにおけるロータ202の最初の逆方向回転以後の回転状況を判定する区間であり、前記制御部は、回転検出回路107が第1区間T1において基準しきい値Vcompを超える誘起信号VRsを検出したときはステッピングモータ107の駆動余裕が所定量を超えないと判定するように構成することができる。
また、検出区間Tを、主駆動パルスP1による駆動後の第1区間T1、第1区間T1よりも後の第2区間T2、第2区間T2よりも後の第3区間T3に区分し、負荷に対する主駆動パルスP1のエネルギ状態が主駆動パルスP1を維持する状態の場合には、第1区間T1はステッピングモータ107のロータ202を中心とする空間の第2象限IIにおいてロータ202の最初の正方向回転状況を判定する区間、第2区間T2は第2象限IIにおけるロータ202の最初の正方向回転状況及び第3象限IIIにおけるロータ202の最初の正方向の回転状況を判定する区間、第3区間T3は第3象限IIIにおけるロータ202の最初の逆方向回転以後の回転状況を判定する区間であり、前記制御部は、回転検出回路113が第3区間T3において基準しきい値を超える誘起信号VRsを検出したときは主駆動パルスP1をランクアップすると共に供給停止期間において制動力が最大となるように前記閉回路を形成するように構成することができる。
また、前記制御部は、回転検出回路113がステッピングモータ107は非回転であることを検出した場合、補正駆動パルスP2によって駆動した後、主駆動パルスP1をランクアップすると共に供給停止期間において制動力が最大となるように前記閉回路を形成するように構成することができる。
また、前記制御部は、各主駆動パルスP1によって駆動する際、最初の駆動は、制動力が最大となるように前記閉回路を形成して駆動するように構成することができる。
したがって、低消費な駆動においても確実な回転検出が行え、安定した駆動が可能になる。
また、ステッピングモータ107の駆動余裕に応じた抵抗素子R1〜R4を選択し、前記選択した抵抗素子R1〜R4と駆動コイル209とを含む閉回路を構成するようにしているため、制動力を細かく制御できる。よって、負荷の相対的な増加によって誘起信号VRsが低下して検出不能に陥る事態の発生を防止しかつ、外乱影響が低減でき又、適切な制動力を得ることができ、低電流化と回転検出の精度向上にも寄与することができる。
また、区間T1において基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号Vrsを検出した場合、制動力を1ランク弱め、ロータ202の回転角速度を速めるために、その結果区間T1において基準しきい電圧Vcompを超える誘起信号Vrsが検出されなくなれば、同一ランクの主駆動パルスP1で駆動できる期間が増え、電池寿命が延びる。
また、主駆動パルスP1をランクアップし駆動力が増えた際に、制動力を最大に戻すことで外乱に強い状態にする事が出来、安定駆動が得られるという効果がある。
また、本発明に係るムーブメントによれば、低消費な駆動においても確実な回転検出が行え、安定した駆動が可能なアナログ電子時計を構築することができる。
また、本発明に係るアナログ電子時計によれば、低消費な駆動においても確実な回転検出が行え、安定した駆動が可能なため、正確な運針が可能になる。
尚、前記各実施の形態では、検出区間Tを3つの区間によって構成したが、1つ又は2つ以上の複数の区間に区分し、これらの区間おける誘起信号VRsの判定値のパターンによってステッピングモータの回転状況を検出するように構成するようにしてもよい。
本発明に係るステッピングモータ制御回路は、ステッピングモータを使用する各種電子機器に適用可能である。
本発明に係るムーブメントは、アナログ電子腕時計、アナログ電子置時計等の各種のアナログ電子時計に用いるムーブメントに適用可能である。
また、本発明に係るアナログ電子時計は、アナログ電子腕時計、アナログ電子置時計等の各種のアナログ電子時計に適用可能である。
101・・・発振回路
102・・・分周回路
103・・・制御回路
104・・・主駆動パルス発生回路
105・・・補正駆動パルス発生回路
106・・・モータ駆動回路
107・・・ステッピングモータ
108・・・時計ケース
109・・・アナログ表示部
110・・・ムーブメント
111・・・時刻針
112・・・カレンダ表示部
113・・・回転検出回路
114・・・ステッピングモータ制御回路
201・・・ステータ
202・・・ロータ
203・・・ロータ収容用貫通孔
204、205・・・切り欠き部(内ノッチ)
206、207・・・切り欠き部(外ノッチ)
208・・・磁心
209・・・駆動コイル
210、211・・・可飽和部
503・・・スイッチ制御回路
504・・・コンパレータ
OUT1・・・第1端子
OUT2・・・第2端子
Q1〜Q8・・・トランジスタ
R1、R2・・・検出抵抗
R3、R4・・・抵抗素子

Claims (9)

  1. 主駆動パルスによるステッピングモータの駆動後に設けられた検出区間において前記ステッピングモータの回転状況を検出する回転検出部と、
    相互に異なるエネルギを有し駆動電流を前記ステッピングモータの駆動コイルに供給する供給期間と前記駆動電流を前記駆動コイルに供給しない供給停止期間とを交互に繰り返すことによって形成される複数種類の櫛歯状の主駆動パルスのうち、前記回転検出部が検出した前記ステッピングモータの回転状況に応じたエネルギの主駆動パルスにより前記ステッピングモータを駆動する制御部と、
    複数のインピーダンス素子とを備えて成り、
    前記制御部は、前記供給停止期間において、前記回転検出部が検出した前記ステッピングモータの駆動余裕に応じたインピーダンス素子を選択し、前記選択したインピーダンス素子と前記駆動コイルとを含む閉回路を構成することを特徴とするステッピングモータ制御回路。
  2. 前記制御部は、前記ステッピングモータの駆動余裕が所定量を超えないと判定した場合、前記ステッピングモータの制動力をランクダウンするように前記インピーダンス素子を選択することを特徴とする請求項1記載のステッピングモータ制御回路。
  3. 前記検出区間を、主駆動パルスによる駆動後の第1区間、前記第1区間よりも後の第2区間、前記第2区間よりも後の第3区間に区分し、負荷に対する主駆動パルスのエネルギ状態が主駆動パルスを維持する状態の場合には、前記第1区間はステッピングモータのロータを中心とする空間の第2象限においてロータの最初の正方向回転状況を判定する区間、前記第2区間は第2象限におけるロータの最初の正方向回転状況及び第3象限におけるロータの最初の正方向の回転状況を判定する区間、前記第3区間は第3象限におけるロータの最初の逆方向回転以後の回転状況を判定する区間であり、前記制御部は、前記回転検出部が第1区間において所定の基準しきい値を超える誘起信号を検出したときは前記ステッピングモータの駆動余裕が前記所定量を超えないと判定することを特徴とする請求項2記載のステッピングモータ制御回路。
  4. 前記検出区間を、主駆動パルスによる駆動後の第1区間、前記第1区間よりも後の第2区間、前記第2区間よりも後の第3区間に区分し、負荷に対する主駆動パルスのエネルギ状態が主駆動パルスを維持する状態の場合には、前記第1区間はステッピングモータのロータを中心とする空間の第2象限においてロータの最初の正方向回転状況を判定する区間、前記第2区間は第2象限におけるロータの最初の正方向回転状況及び第3象限におけるロータの最初の正方向の回転状況を判定する区間、前記第3区間は第3象限におけるロータの最初の逆方向回転以後の回転状況を判定する区間であり、前記制御部は、前記回転検出部が前記第3区間において所定の基準しきい値を超える誘起信号を検出したときは主駆動パルスをランクアップすると共に前記供給停止期間において制動力が最大となるように前記閉回路を形成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記載のステッピングモータ制御回路。
  5. 前記制御部は、前記回転検出部が前記ステッピングモータは非回転であることを検出した場合、補正駆動パルスによって駆動した後、主駆動パルスをランクアップすると共に前記供給停止期間において制動力が最大となるように前記閉回路を形成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一に記載のステッピングモータ制御回路。
  6. 前記制御部は、各主駆動パルスによって駆動する際、最初の駆動は、制動力が最大となるように前記閉回路を形成して駆動することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一に記載のステッピングモータ制御回路。
  7. 前記複数のインピーダンス素子には回転検出用の検出抵抗が含まれることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか一に記載のステッピングモータ制御回路。
  8. 請求項1乃至7のいずれか一に記載のステッピングモータ制御回路を備えて成ることを特徴とするムーブメント。
  9. 請求項8記載のムーブメントを備えて成ることを特徴とするアナログ電子時計。
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