JP2015020283A - サーマルプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷速度の向上が可能なサーマルプリンタを提供すること。【解決手段】本発明は、通電されることにより発熱する発熱素子を含む複数の発熱体T1〜T4と、発熱体T1〜T4から同時に通電を行う発熱体を選択して、印字ブロックを生成する印字ブロック生成部20と、を具備し、印字ブロック生成部20は、発熱体T1〜T4から発熱体を選択し、発熱素子数の合計が上限L以下である場合、発熱体を1つの印字ブロックとするサーマルプリンタである。【選択図】図1

Description

本発明はサーマルプリンタに関する。
発熱素子に通電を行い、発熱素子が発熱することにより紙に印刷するサーマルプリンタが利用されている。1ドット印字ラインの印刷に対応して複数の発熱素子が設けられている。発熱素子を印字ブロックに分類し、印字ブロックごとに印刷を行う技術が用いられている(特許文献1、2及び3)。
特開2009−96078号公報 特開平6−99603号公報 特開平5−201053号公報
消費電流の増大を抑制するためには、同時に通電を行う発熱素子の数を制限することが要求される。しかしながら、通電の回数が増えることにより、印刷速度が低下する。本発明は、上記課題に鑑み、印刷速度の向上が可能なサーマルプリンタを提供することを目的とする。
本発明は、通電されることにより発熱する発熱素子を有する複数の発熱体と、前記複数の発熱体から同時に通電を行う発熱体を選択して、印字ブロックを生成する印字ブロック生成部と、を具備し、前記印字ブロック生成部は、前記複数の発熱体から第1発熱体及び第2発熱体を選択し、前記第1発熱体の発熱素子数と前記第2発熱体の発熱素子数との合計が上限以下である場合、前記第1発熱体と前記第2発熱体とを1つの印字ブロックとするサーマルプリンタである。
上記構成において、前記印字ブロック生成部は、さらに前記複数の発熱体から第3発熱体を選択し、前記第1発熱体の発熱素子数、前記第2発熱体の発熱素子数及び前記第3発熱体の発熱素子数の合計が前記上限以下である場合、前記第1発熱体、前記第2発熱体及び前記第3発熱体を1つの印字ブロックとし、前記第1発熱体の発熱素子数、前記第2発熱体の発熱素子数及び前記第3発熱体の発熱素子数の合計が前記上限より大きい場合、前記第1発熱体と前記第2発熱体とを1つの印字ブロックとする構成とすることができる。
上記構成において、前記発熱体は、前記複数の発熱体の配列の順番または前記複数の発熱体に付与された番号の順番で選択される構成とすることができる。
本発明は、通電されることにより発熱する発熱素子を有する複数の発熱体と、前記複数の発熱体から同時に通電を行う発熱体を選択し、印字ブロックを生成する印字ブロック生成部と、を具備し、前記印字ブロック生成部は、前記複数の発熱体のうち、最多の発熱素子を含む第4発熱体の発熱素子数と、最少の発熱素子を含む第5発熱体の発熱素子数との合計が上限以下である場合、前記第4発熱体と前記第5発熱体とを1つの印字ブロックとするサーマルプリンタである。
上記構成において、前記第4発熱体と前記第5発熱体とで前記印字ブロックを生成した後、前記印字ブロック生成部は、前記印字ブロックに含まれていない発熱体のうち最少の発熱素子を含む第6発熱体の発熱素子と、前記印字ブロックの発熱素子数との合計が前記上限以下である場合、前記第6発熱体を前記印字ブロックに追加する構成とすることができる。
上記構成において、前記発熱体により複数の印字ラインを印刷する場合、前記印字ブロック生成部は、前記複数の印字ラインごとに前記印字ブロックを生成する構成とすることができる。
上記構成において、前記複数の印字ラインのそれぞれにおける通電回数が、前記複数の印字ラインのうち発熱素子の通電回数が最多となる第1印字ラインの通電回数と同じになるように、発熱素子の通電を制御する通電制御部と、を具備する構成とすることができる。
上記構成において、前記印字ブロック生成部は、前記上限と同じ数の発熱素子を含む発熱体を前記印字ブロックとする対象の発熱体から除外する構成とすることができる。
本発明によれば、印刷速度の向上が可能なサーマルプリンタを提供することができる。
図1(a)は実施例1に係るサーマルプリンタを例示するブロック図である。図1(b)はMCUの機能を例示する機能ブロック図である。 図2はサーマルプリンタの処理を例示するフローチャートである。 図3はサーマルプリンタの処理を例示するフローチャートである。 図4は比較例に係るタッチパネルの処理を例示するフローチャートである。 図5は実施例2に係るサーマルプリンタの処理を例示するフローチャートである。 図6は実施例2に係るサーマルプリンタの処理を例示するフローチャートである。 図7は実施例2に係るサーマルプリンタの処理を例示するフローチャートである。 図8は実施例2の変形例におけるサーマルプリンタの処理を例示するフローチャートである。 図9は実施例3に係るサーマルプリンタの処理を例示するフローチャートである。 図10は実施例4に係るサーマルプリンタの処理を例示するフローチャートである。 図11は実施例4に係るサーマルプリンタの処理を例示するフローチャートである。 図12は実施例4に係るサーマルプリンタの処理を例示するフローチャートである。
図面を用いて本発明の実施例について説明する。
実施例1は印字ブロックを生成することにより印刷速度を向上させる例である。図1(a)は実施例1に係るサーマルプリンタ100を例示するブロック図である。図1(a)及び図1(b)の構成は実施例1〜4に共通である。
図1(a)に示すように、サーマルプリンタ100は、MCU(Micro Control Unit)10、RAM(Read Only Memory:リード・オンリ・メモリ)12、シフトレジスタ14、ラッチレジスタ16、及び発熱体T1〜T4を備える。発熱体T1〜T4はそれぞれ発熱素子を含む。発熱体T1〜T4は例えばこの順に印字ライン状に配列されている。発熱体T1〜T4の発熱素子に通電が行われることにより、発熱素子が発熱する。発熱した発熱素子を感熱紙に接触させることで、1ドット印字ラインの印刷が行われる。後述する図2及び図3の処理において、発熱体T1〜T4は配列の順番(T1、T2、T3、T4の順番)で選択される。なおサーマルプリンタ100が備える発熱体は3つ以下でもよいし、5つ以上でもよい。RAM12は後述の発熱素子数、及び印字ブロックなどを記憶する。シフトレジスタ14及びラッチレジスタ16については後述する。
図1(b)はMCU10の機能を例示する機能ブロック図である。図1(b)に示すように、MCU10は印字ブロック生成部20及び通電制御部22として機能する。印字ブロック生成部20は、発熱体T1〜T4から同時に通電する発熱体の組み合わせである印字ブロックを生成する。通電制御部22は発熱素子への通電を制御し、同じ印字ブロックに含まれる発熱体の発熱素子に同時に通電を行う。通電制御部22は、1印字ライン分の印刷データを、クロック信号CLKを用いてシフトレジスタ14に送信する。シフトレジスタ14はクロック信号CLKに基づいて信号をラッチレジスタ16に出力する。通電制御部22は、ラッチ信号LATをラッチレジスタ16に送信する。ラッチ信号LATを受信したラッチレジスタ16は、シフトレジスタ14の出力信号をラッチする。ラッチされた信号は、発熱体T1〜T4に入力される。発熱体T1〜T4に含まれる発熱素子には、印刷データのビットに対応した信号が入力される。通電制御部22は、発熱体T1〜T4にストローブ信号STB1〜STB4を送信する。ラッチレジスタ16の出力信号及びストローブ信号が入力されることで、発熱体に含まれる発熱素子に通電が行われ、発熱素子が発熱する。通電制御部22は、通電済みの発熱体にフラグなどをセットすることにより、未通電の発熱体から区別することができる。
印刷速度を向上させるためには、複数の発熱素子に同時に通電すればよい。しかし、多数の発熱素子に同時に通電することにより消費電力が増大する。消費電力の低減のため、同時に通電させる発熱素子の個数には上限が設定される。上限は例えば64である。次にサーマルプリンタ100の処理を説明する。
図2及び図3はサーマルプリンタ100の処理を例示するフローチャートである。図2に示すように、印字ブロック生成部20は、例えば配列の順番に従って、その発熱素子に通電が行われていない発熱体のうち、最初の発熱体を選択し(ステップS1)、印字ブロックを生成する(ステップS2)。生成した印字ブロックに含まれる発熱体を示す情報はRAM12に格納される。続いて、MCU10は選択した発熱体が、通電が行われていない発熱体のうち最後の発熱体であるか判定する(ステップS3)。Yesの場合、通電制御部22は選択された発熱体に通電を行う(ステップS4)。ステップS4の後、処理は終了する。一方、ステップS3においてNoの場合、印字ブロック生成部20は、ステップS1で選択した発熱体の隣の発熱体を選択し(ステップS5)、通電済みか判定する(ステップS6)。Yesの場合、ステップS5が再び行われる。ステップS6においてNoと判定された場合、印字ブロック生成部20はステップS1において選択された発熱体に含まれる発熱素子の数と、ステップS5において選択された発熱体に含まれる発熱素子の数を加算する(ステップS7)。加算された発熱素子数はRAM12に格納される。印字ブロック生成部20は、ステップS7において算出した発熱素子数が上限Lより大きいか判定する(ステップS8)。Noの場合、印字ブロック生成部20はステップS1及びS5で選択された発熱体を1つの印字ブロックとし(ステップS2)、ステップS3以降の処理を繰り返す。一方、ステップS8においてYesの場合、印字ブロック生成部20は、ステップS5で選択した発熱体が、最後の発熱体であるか判定する(ステップS9)。
Noの場合、図3に示すように、印字ブロック生成部20は、ステップS5で選択した発熱体に隣接する発熱体を選択する(ステップS10、図2及び図3のA参照)。印字ブロック生成部20は、ステップS10で選択した発熱体が通電済みであるか判定する(ステップS11)。Noの場合、印字ブロック生成部20は、ステップS7において算出した発熱素子数に、ステップS9で選択した発熱体に含まれる発熱素子数を加算する(ステップS12)。印字ブロック生成部20は、ステップS12において算出した発熱素子数が上限Lより大きいか判定する(ステップS13)。Noの場合、印字ブロック生成部20は、ステップS10において選択された発熱体にフラグをセットする(ステップS14)。一方、ステップS11またはS13においてYesの場合、及びステップS14の後、ステップS9が実施される(図2及び図3のB参照)。印字ブロック生成部20は、ステップS10において選択された発熱体が最後の発熱体であるか判定する。すなわち、ステップS9において最後の発熱体が選択されるまでステップS10〜S14が繰り返される。
図3のステップS9においてYesの場合、印字ブロック生成部20はフラグがセットされているか判定する(ステップS15、図2及び図3のC参照)。Yesの場合、印字ブロック生成部20は、フラグのセットされた発熱体をステップS2において生成した印字ブロックに追加する(ステップS16)。ステップS16の後、及びステップS15においてNoの場合、通電制御部22は印字ブロックに通電を行う(ステップS17)。印字ブロックに含まれる発熱素子への通電完了後、印字ブロック生成部20は、印字ブロックの設定、及び発熱素子数をクリアする(ステップS18)。ステップS18の後、ステップS1が再度実施される。つまり、最後の発熱体への通電が行われるまで図2及び図3の処理が繰り返される(ステップS3においてYes)。
印字ブロックの生成について詳しく説明する。ここでは2つの発熱体を1つの印字ブロックとする例を説明する。表1は発熱体T1〜T4において発熱させる発熱素子数を示す表である。上限Lは64である。
Figure 2015020283
表1の例に実施例1を適用することにより、表2に示す印字ブロックが生成され、表3に示す通電が行われる。表2は印字ブロックに含まれる発熱体及び発熱素子数を示す表である。
Figure 2015020283
表2に示すように、印字ブロック生成部20は2つの発熱体T2及びT4を1つの印字ブロックB2とする。表3は通電が行われる発熱体を示す表である。各通電において黒い円が記入された発熱体に通電が行われる。
Figure 2015020283
表3に示すように、通電回数は3回である。1回目の通電では発熱体T1、2回目の通電では発熱体T2及びT4、3回目の通電では発熱体T3に通電が行われる。図1(a)のストローブ信号STB2及びSTB4が同時に送信されることで、発熱体T2及びT4に同時に通電が行われる。
図2及び図3に沿って説明する。印字ブロック生成部20は、発熱体T1〜T4のうち、最初の発熱体T1を選択し(ステップS1)、印字ブロックB1を生成する(ステップS2)。印字ブロック生成部20は、発熱体T1に隣接する発熱体T2を選択する(ステップS5)。発熱体T1の発熱素子数は63、発熱体T2の発熱素子数は3である。ステップS7において加算される発熱体T1及びT2における発熱素子数の合計66は上限である64より大きい(ステップS8においてYes)。このため、印字ブロック生成部20は、次の発熱体T3を選択し(ステップS10)、発熱体T1及びT3の発熱素子数を加算する(ステップS12)。この場合、発熱素子数の合計は125であり64より大きい(ステップS13でYes)。表1に示すように、発熱体T2〜T4のいずれに含まれる発熱素子を発熱体T1に加えても、発熱素子の数は上限の64を超える。従ってステップS8及びS13においてはYesになる。つまり表2に示したように1回目に通電する印字ブロックB1は発熱体T1のみ含む。発熱体T1に通電が行われる(ステップS17)。
発熱体T1への通電完了後、印字ブロック生成部20は通電が未実施の発熱体T2〜T4から最初の発熱体T2を選択し(ステップS1)、印字ブロックB2を生成する。印字ブロック生成部20は、発熱体T2の次の発熱体T3を選択し、発熱体T2及びT3の発熱素子数を加算する(ステップS6及びS7)。この場合の素子数の合計65は上限64より大きい(ステップS8においてYes)。続いて、印字ブロック生成部20は発熱体T4を選択し、発熱素子数を加算する(ステップS10及びS12)。この場合の素子数の合計7は上限64以下であるため(ステップS13においてNo)、印字ブロック生成部20は発熱体T4にフラグをセットする(ステップS14)。発熱体T4は最後の発熱体である(ステップS9においてYes)。印字ブロック生成部20は、発熱体T4を印字ブロックB2に追加し、印字ブロックB2に通電を行う(ステップS15〜S17)。続いて、最後に残った発熱体T3に通電が行われる(ステップS3でYes、ステップS4)。以上の処理により表2に示した印字ブロックB1〜B3が生成され、表3に示した通電が行われる。
比較例について説明する。比較例は隣り合う発熱体においてのみ印字ブロックを生成する例である。図4は比較例に係るタッチパネルの処理を例示するフローチャートである。図4のステップS1R〜S5R、S7R〜S9R及びS18Rは図2及び図3の対応するステップと同じである。ステップS1Rで発熱体を選択し、ステップS5Rにおいて次の発熱体を選択する。隣り合う発熱体における発熱素子の合計が上限64以下であれば(ステップS8RにおいてNo)、隣り合う発熱体を印字ブロックにまとめる(ステップS2R)。合計が上限64より大きければ、1つの発熱体に通電を行う。
表1の例に比較例を適用する。表1に示すように、隣り合う発熱体の発熱素子数の合計はいずれも上限64より大きくなる。従って、比較例においては2つの発熱体を含む印字ブロックは生成されない。表4は比較例における印字ブロックに含まれる発熱体及び発熱素子数を示す表である。表4に示すように、印字ブロックは4つである。
Figure 2015020283
表5は比較例において通電が行われる発熱体を示す表である。表5に示すように、通電回数は4回である。
Figure 2015020283
表3に示したように、実施例1によれば比較例と比べ通電回数が少なくなるため、印刷速度が向上する。表2に示したように印字ブロックB1〜B3における発熱素子数は上限である64より小さいため、消費電流は抑制される。ステップS1、S5及びS10において発熱体を選択する順番は、例えば配列の順番である。また例えば、MCU10が発熱体に1〜4などの番号を付し、番号をRAM12に記憶させてもよい。印字ブロック生成部20は、RAM12に記憶された番号の順番に発熱体を選択してもよい。配列または番号の順番に従うという簡潔な処理により印字ブロックを生成することができるため、処理が速くなる。またRAM12の容量の増大もしなくてよいため、コストの上昇が抑制される。配列及び番号以外でも、選択の順番を予め定めればよい。印字ブロックを形成する発熱体の組み合わせを予めRAM12に記憶させることもできるが、RAM12の容量が増大する。特に発熱体が多くなると、発熱体の組み合わせも多くなる。容量の大幅な増大が必要となるため、サーマルプリンタが高コスト化する。実施例1によれば、発熱体が多くなっても、順番に発熱体を選択することで印字ブロックを生成することができるため、RAM12の容量の増大をしなくてよい。従って、コストの増加は抑制される。
3つの印字ブロックから1つのグループを生成する例を説明する。表6は発熱体T1〜T5の発熱素子数を示す表である。
Figure 2015020283
表6の例に実施例1を適用することにより、表7に示す印字ブロックが生成され、表8に示す通電が行われる。表7は各印字ブロックに含まれる発熱体及び発熱素子数を示す表である。
Figure 2015020283
表7に示すように、印字ブロック生成部20は3つの発熱体T2、T4及びT5を1つの印字ブロックB2とする。表8は通電が行われる発熱体を示す表である。
Figure 2015020283
表8に示すように、1回目の通電では発熱体T1、2回目の通電では発熱体T2、T4及びT5、3回目の通電では発熱体T3に通電が行われる。
図2及び図3に沿って説明する。発熱体T1への通電の後(図4のステップS17の後)、印字ブロック生成部20は発熱体T2を選択する(ステップS1)。発熱体T2及びT4の発熱素子数の合計7は上限64以下であるため(ステップS13においてNo)、印字ブロック生成部20は発熱体T4にフラグをセットする(ステップS14)。さらに印字ブロック生成部20は、発熱体T4の次の発熱体T5を選択し、ステップS12に求めた素子数に発熱体T5の発熱素子数を加算する(ステップS10及びS12)。この場合の発熱素子数の合計12は64以下であるため、(ステップS13においてNo)、印字ブロック生成部20は発熱体T5にフラグをセットする(ステップS14)。発熱体T5は最後の発熱体である(ステップS9においてYes)。印字ブロック生成部20は、発熱体T4及びT5を印字ブロックB2に追加し、印字ブロックB2に通電を行う(ステップS15〜S17)。発熱素子数が上限を超えない範囲であれば、1つの印字ブロックに4つ以上の発熱体が含まれてもよい。
実施例2は印字ブロックを生成する別の例である。図5から図7は実施例2に係るサーマルプリンタの処理を例示するフローチャートである。
図5に示すように、印字ブロック生成部20は、通電が未実施の発熱体から、最多の発熱素子を含む発熱体を選択する(ステップS20)。ステップS20のサブルーチンについて、図6を参照して説明する。
図6に示すように、印字ブロック生成部20は、通電が未実施の発熱体から最初の発熱体を選択する(ステップS20a)。例えば配列の順番により発熱体を選択する。印字ブロック生成部20は、最多の発熱素子数Emaxとして、ステップS20aにおいて選択された発熱体の発熱素子数E1を代入する(ステップS20b)。印字ブロック生成部20は、次の発熱体を選択する(ステップS20c)。印字ブロック生成部20は、EmaxがステップS20cにおいて選択された発熱体の発熱素子数E2より小さいか判定する(ステップS20d)。Yesの場合、印字ブロック生成部20はEmaxにE2を代入する(ステップS20e)。ステップS20eの後、またはステップS20dにおいてNoの場合、印字ブロック生成部20は、ステップS20cの発熱体が最後であるか判定する(ステップS20f)。Noの場合、ステップS20cが行われる。Yesの場合、図6の処理は終了し、図5の処理に戻る。
図5に示すように、印字ブロック生成部20は、ステップS20において選択された発熱体が最後の発熱体か判定する(ステップS21)。Yesの場合、通電を行い、処理は終了する(ステップS22)。Noの場合、印字ブロック生成部20は、発熱素子数が上限Lより大きいか判定する(ステップS23)。Noの場合、印字ブロック生成部20は、ステップS20において選択された発熱体を含む印字ブロックを生成する(ステップS24)。印字ブロック生成部20は、印字ブロックに追加されておらずかつ通電が未実施の発熱体から、最少の発熱素子を含む発熱体を選択する(ステップS25)。ステップS25のサブルーチンについて、図7を参照して説明する。
図7に示すように、印字ブロック生成部20は、最初の発熱体を選択する(ステップS25a)。印字ブロック生成部20は、最少の発熱素子数Eminとして、ステップS25aにおいて選択された発熱体の発熱素子数E3を代入する(ステップS20b)。印字ブロック生成部20は、次の発熱体を選択する(ステップS25c)。印字ブロック生成部20は、Eminが、ステップS25cにおいて選択された発熱体の発熱素子数E4より大きいか判定する(ステップS25d)。Yesの場合、印字ブロック生成部20はEminにE4を代入する(ステップS25e)。ステップS25eの後、またはステップS25dにおいてNoの場合、印字ブロック生成部20は、ステップS25cの発熱体が最後であるか判定する(ステップS25f)。Noの場合、ステップS25cが行われる。Yesの場合、図7の処理は終了し、図5の処理に戻る。
図5に示すように、印字ブロック生成部20は、最多の発熱素子数Emaxと最少の発熱素子数Eminとを加算する(ステップS26)。印字ブロック生成部20は、ステップS26において算出した発熱素子数が上限Lより大きいか判定する(ステップS23)。Noの場合、印字ブロック生成部20は、ステップS5において選択された発熱体を印字ブロックに追加する(ステップS24)。さらに印字ブロック生成部20は、ステップS25、S26及びS23を行う。つまり、発熱素子数が上限Lより大きくなるまで(ステップS23においてYes)、ステップS23〜S26が繰り返される。ステップS23においてYesの場合、通電制御部22は、印字ブロックに通電を行う(ステップS27)。ステップS28の後、処理は終了する。実施例2によれば、実施例1と同様に、通電回数が少なくなるため、印刷速度が向上する。また電流容量の増大は抑制される。
印字ブロックの生成について詳しく説明する。表1に示した例に実施例2を適用する。表9は印字ブロック、印字ブロックに含まれる発熱体及び発熱素子数を示す表である。
Figure 2015020283
表9に示すように、印字ブロック生成部20は2つの発熱体T2及びT4を1つの印字ブロックB3とする。表10は通電が行われる発熱体を示す表である。
Figure 2015020283
表10に示すように、通電回数は3回である。1回目の通電では発熱体T1、2回目の通電では発熱体T3、3回目の通電では発熱体T2及びT4に通電が行われる。
図5から図7に沿って説明する。印字ブロック生成部20は、発熱体T1〜T4のうち、最多の発熱素子を含む発熱体T1を選択し(ステップS20及び図6)、印字ブロックB1を生成する(ステップS24)。印字ブロック生成部20は、発熱体T2〜T4のうち、最少の発熱素子を含む発熱体T2を選択し(ステップS25及び図7)、発熱素子数を加算する(ステップS26)。発熱体T1及びT2の発熱素子数の合計は上限64より大きい(ステップS23においてYes)。発熱体T1に通電が行われる(ステップS27)。次に印字ブロック生成部20は、通電が未実施の発熱体T2〜T4から最多の発熱素子を含む発熱体T3を選択する(ステップS20及び図6)。発熱体T3に通電が行われる(ステップS26)。
印字ブロック生成部20は、発熱体T2及びT4から最多の発熱素子を含む発熱体T4を選択し(ステップS20及び図6)、印字ブロックB3を生成する(ステップS24)。印字ブロック生成部20は、最少の発熱素子を含むT2を選択し(ステップS25及び図7)、発熱素子数を加算する(ステップS26)。合計7は上限の64以下であるため、発熱体T4は印字ブロックB3に追加される(ステップS24)。表8に示したような印字ブロックが生成される。
実施例2においても、3つの発熱体を1つの印字ブロックとすることができる。表6に示した例に実施例2を適用する。表11は印字ブロックに含まれる発熱体及び発熱素子数を示す表である。
Figure 2015020283
表11に示すように、印字ブロック生成部20は3つの発熱体T2、T4及びT5を1つの印字ブロックB3とする。表12は通電が行われる発熱体を示す表である。
Figure 2015020283
表12に示すように、通電回数は3回である。1回目の通電では発熱体T1、2回目の通電では発熱体T3、3回目の通電では発熱体T2、T4及びT5に通電が行われる。
図5から図7に沿って説明する。印字ブロック生成部20は、発熱体T2、T4及びT5から最多の発熱素子を含む発熱体T5、及び最少の発熱素子を含む発熱体T2を選択し、印字ブロックB3を生成する(ステップS20〜S26)。さらに印字ブロック生成部20は、印字ブロックに追加されていない発熱体のうち最少の発熱素子を含むT4を選択し(ステップS25及び図7)、発熱素子数を加算する(ステップS26)。発熱素子の合計12は上限の64以下であるため、発熱体T4は印字ブロックB3に追加される(ステップS24)。以上の処理により、表10に示したような印字ブロックが生成される。
実施例2の変形例について説明する。図8は実施例2の変形例におけるサーマルプリンタの処理を例示するフローチャートである。図8に示すように、印字ブロック生成部20は、発熱体の並べ替えを行う(ステップS29)。印字ブロック生成部20は、発熱体を発熱素子の多い順番で並べ替えたテーブルを作成する。テーブル内の最初の発熱体が最多の発熱素子を有し、最後の発熱体が最少の発熱素子を有する。印字ブロック生成部20は、ステップS29において並べ替えた発熱体のうち最初の発熱体を選択し(ステップS20g)、さらに最後の発熱体を選択する(ステップS25g)。他のステップは図5と同じである。
表13は表1の発熱体を並べ替えた結果を例示する表である。
Figure 2015020283
表13がRAM12に記憶され、印字ブロック生成部20は表13に基づいて印字ブロックを生成する。例えばステップS20gでは表13における最初の発熱体T1が選択され、ステップS25gでは最後の発熱体T4を選択する。
実施例3は上限と同じ数の発熱素子を有する発熱体を印字ブロックの対象から除外する例である。上限Lと同じ数の発熱素子を有する発熱体に、1つでも発熱素子を含む発熱体を組み合わせると発熱素子の合計は上限Lより大きくなってしまう。従って、上限Lと同じ数の発熱素子を有する発熱体は、他の発熱体を含む印字ブロックを形成しない。図9は実施例3に係るサーマルプリンタの処理を例示するフローチャートである。
図9に示すように、印字ブロック生成部20は1つの発熱体を選択する(ステップS30)。印字ブロック生成部20は、当該発熱体の発熱素子数が上限Lと等しいか判定する(ステップS31)。Noの場合、処理は終了する。Yesの場合、印字ブロック生成部20は、当該発熱体を印字ブロックの対象から除外する(ステップS32)。例えばフラグなどにより、当該発熱体を他の発熱体から区別する。通電制御部22は、当該発熱体に通電を行う(ステップS33)。ステップS33の後、処理は終了する。図9の処理の後、例えば実施例1または2の処理が行われる。実施例3により、実施例1及び2において選択される発熱体の数が少なくなるため、印刷速度が速くなる。
実施例4は印字ライン間の印刷速度を同一とすることにより、印刷の品質を高める例である。複数の印字ラインの印刷を行う場合、印字ラインごとに実施例1及び2のように印字ブロックが生成される。表14は複数の印字ラインL1〜L3の印刷に用いる印字ブロック、及び通電回数を示す表である。
Figure 2015020283
表14に示すように、印字ラインL1の印刷には印字ブロックB1〜B3が使用され、通電回数は3回である。印字ラインL2の印刷には印字ブロックB1及びB2が使用され、通電回数は2回である。印字ラインL3の印刷には印字ブロックB1が使用され、通電回数は1回である。通電回数を印字ラインごとに最小とすることで、印刷速度が向上する。ただし表14の例では、印字ライン間の通電回数が異なる。この場合、発熱体の温度にムラが生じるため、印刷の品質が低下することがある。
図10から図12は実施例4に係るサーマルプリンタの処理を例示するフローチャートである。なお印字ブロックの番号jは、印字ブロックBjを表す。印字ラインの番号iは、印字ラインLiを表す。最後の印字ラインはLi0である(i=i0)。図10に示すように、通電制御部22は印字ラインごとの通電回数Nを計算し(ステップS40)、最多の通電回数Nmaxを検索する(ステップS41)。ステップS41のサブルーチンについて図11を参照して説明する。
図11に示すように、通電制御部22は、iに1を代入し(ステップS41a)、通電回数Nmaxに印字ラインLiの通電回数Niを代入する(ステップS41b)。通電制御部22は、Nmaxが印字ラインL(i+1)の通電回数N(i+1)未満であるか判定する(ステップS41c)。Yesの場合、NmaxにN(i+1)を代入する(ステップS41d)。通電制御部22は、番号iを1つ加算し(ステップS41e)、番号iが最後の印字ラインLi0の番号i0と等しいか判定する(ステップS41f)。Noの場合、ステップS41cが行われる。Yesの場合、図10のステップS42が行われる。
通電制御部22は、印字ラインの番号iに1、印字ブロックの番号jに1を代入する(ステップS42)。通電制御部22は、カウンタkにNmax−Niを代入する(ステップS43)。カウンタkは、最多の通電回数と印字ラインiの通電回数との差を表す。通電制御部22はk=0であるか判定する(ステップS44)。Noの場合、印字ブロックBj内において、未通電の発熱素子が2個以上あるか判定する(ステップS45)。Yesの場合、通電制御部22は、印字ブロックBj内の1個の発熱素子を選択し、通電を行う(ステップS46及びS47)。通電制御部22は、カウンタkを1つ減らす(ステップS48)。ステップS48の後、ステップS44が行われる。k=0になるまでステップS44〜S48が繰り返される。印字ブロックに関わらずNmaxとNiとの差kと同じ個数の発熱素子に1つずつ通電を行う(ステップS46及びS47)。
ステップS44においてYes、またはステップS45においてNoの場合、通電制御部22は、印字ブロックBjを選択し印字ブロックBjに通電を行う(ステップS49及びS50)。このとき、印字ブロックBj内のステップS47で通電した発熱素子には通電されない。通電制御部22は、jを1つ加算する(ステップS51)。通電制御部22は、jがNより大きいか判定する(ステップS52)。Noの場合、ステップS44が行われる。j>NとなるまでステップS44〜S51が繰り返される。ステップS52においてYesの場合、通電制御部22は印字ラインの番号iを1つ加算し(図12のステップS53)、iが最後の印字ラインの番号i0より大きいか判定する(ステップS54)。Noの場合、ステップS43が実施される。ステップS43〜S53が繰り返され、最後の印字ラインにステップS43〜S53が実施された後(ステップS54でYes)、処理は終了する。
表15は実施例4を適用した場合の印字ブロック及び通電回数を示す表である。
Figure 2015020283
表15に示すように、印字ラインL1〜L3それぞれの通電回数は3回である。印字ラインL2の印刷において、1個の発熱素子、62個の発熱素子及び印字ブロックB2に通電を行う。印字ラインL3の印刷において、1個の発熱素子、別の1個の発熱素子及び61個の発熱素子に通電を行う。
図10から図12を参照して説明する。最多の通電回数Nmaxは3である(ステップS41)。通電制御部22は印字ラインL1、印字ブロックB1を選択する(ステップS42)。このときはk=0である(ステップS44においてYes)。通電制御部22は、印字ブロックB1〜B3に通電を行う(ステップS44、S49〜S52)。通電制御部22は印字ラインL2を選択する(ステップS53及びS54)。k=3−2=1である。印字ブロックB1内において、未通電の発熱素子は2個以上ある(ステップS45においてYes)。通電制御部22は印字ブロックB1内の1個の発熱素子に通電を行う(ステップS46及びS47)。ステップS44においてk=0になるため、通電制御部22は、印字ブロックB1を選択する(ステップS49)。ここで、既に通電した1個の発熱素子は除外され、印字ブロックB1の62個の発熱素子が選択され、通電が行われる(ステップS49及びS50)。次に通電制御部22は印字ブロックB2を選択し通電を行う(ステップS51、ステップS52においてNo、ステップS44においてYes、ステップS49及びS50)。印字ラインL3を対象に、同様の処理を行う。つまりステップS53の後、ステップS43〜S52が実施される。
実施例4によれば、各印字ラインにおける通電回数を最多の通電回数と同じとすることで、一定の印刷速度で各印字ラインを印刷する。これにより印字ライン間における発熱体の温度のムラを抑制し、高い品質の印刷が可能なる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明はかかる特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 MCU
12 RAM
14 シフトレジスタ
16 ラッチレジスタ
20 印字ブロック生成部
22 通電制御部
T1、T2、T3、T4 発熱体
B1、B2、B3、B4 印字ブロック
L1、L2、L3 印字ライン
100 サーマルプリンタ

Claims (8)

  1. 通電されることにより発熱する発熱素子を有する複数の発熱体と、
    前記複数の発熱体から同時に通電を行う発熱体を選択して、印字ブロックを生成する印字ブロック生成部と、を具備し、
    前記印字ブロック生成部は、前記複数の発熱体から第1発熱体及び第2発熱体を選択し、前記第1発熱体の発熱素子数と前記第2発熱体の発熱素子数との合計が上限以下である場合、前記第1発熱体と前記第2発熱体とを1つの印字ブロックとすることを特徴とするサーマルプリンタ。
  2. 前記印字ブロック生成部は、さらに前記複数の発熱体から第3発熱体を選択し、
    前記第1発熱体の発熱素子数、前記第2発熱体の発熱素子数及び前記第3発熱体の発熱素子数の合計が前記上限以下である場合、前記第1発熱体、前記第2発熱体及び前記第3発熱体を1つの印字ブロックとし、
    前記第1発熱体の発熱素子数、前記第2発熱体の発熱素子数及び前記第3発熱体の発熱素子数の合計が前記上限より大きい場合、前記第1発熱体と前記第2発熱体とを1つの印字ブロックとすることを特徴とする請求項1記載のサーマルプリンタ。
  3. 前記発熱体は、前記複数の発熱体の配列の順番または前記複数の発熱体に付与された番号の順番で選択されることを特徴とする請求項1または2記載のサーマルプリンタ。
  4. 通電されることにより発熱する発熱素子を有する複数の発熱体と、
    前記複数の発熱体から同時に通電を行う発熱体を選択し、印字ブロックを生成する印字ブロック生成部と、を具備し、
    前記印字ブロック生成部は、前記複数の発熱体のうち、最多の発熱素子を含む第4発熱体の発熱素子数と、最少の発熱素子を含む第5発熱体の発熱素子数との合計が上限以下である場合、前記第4発熱体と前記第5発熱体とを1つの印字ブロックとすることを特徴とするサーマルプリンタ。
  5. 前記第4発熱体と前記第5発熱体とで前記印字ブロックを生成した後、前記印字ブロック生成部は、前記印字ブロックに含まれていない発熱体のうち最少の発熱素子を含む第6発熱体の発熱素子と、前記印字ブロックの発熱素子数との合計が前記上限以下である場合、前記第6発熱体を前記印字ブロックに追加することを特徴とする請求項4記載のサーマルプリンタ。
  6. 前記発熱体により複数の印字ラインを印刷する場合、
    前記印字ブロック生成部は、前記複数の印字ラインごとに前記印字ブロックを生成することを特徴とする請求項1から5いずれか一項記載のサーマルプリンタ。
  7. 前記複数の印字ラインのそれぞれにおける通電回数が、前記複数の印字ラインのうち前記発熱素子の通電回数が最多となる第1印字ラインの通電回数と同じになるように、発熱素子の通電を制御する通電制御部と、を具備することを特徴とする請求項6記載のサーマルプリンタ。
  8. 前記印字ブロック生成部は、前記上限と同じ数の発熱素子を含む発熱体を前記印字ブロックとする対象の発熱体から除外することを特徴とする請求項1から7いずれか一項記載のサーマルプリンタ。
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