JP2015020244A - 芯出し用治具 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造により、棒材加工機の主軸の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しを容易に且つ効率よく行うことができる芯出し用治具を提供する。
【解決手段】本発明の芯出し用治具1は、棒材の先端部を棒材加工機2の主軸8の中に案内するための主軸の棒材入口周縁部に形成された傾斜面8cに当接可能であって、中心軸線に沿って先端に向って軸対称に縮小した形状の先端部22aと、この先端部からと一体に形成された本体部22bと、レーザー光を先端部の先端から、その光軸が中心軸線と同軸上になるように発光する発光部18と、を備えたレーザー発光具16と、このレーザー発光具の先端部が棒材加工機の主軸の棒材入口周縁部の傾斜面に当接し、且つ、先端部の中心軸線が主軸の加工芯と同軸上に位置するように、レーザー発光具を主軸の棒材入口部分に対して保持するための芯出しブラケット14と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、芯出し用治具に係り、特に、棒材加工機の加工芯(主軸の中心軸線)と棒材供給機の給送軸線との芯出しに用いられる芯出し用治具に関する。
従来から、棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しに用いられる芯出し用治具として、例えば、特許文献1に記載されているように、旋盤チャックに把持されるブッシュと、このブッシュに取り付けられ且つこのブッシュの中心軸線上にレーザー光を発光する発光部とを備えたものが知られている。
このような従来の芯出し用治具においては、棒材供給機側の旋盤の主軸と反対側に位置する旋盤チャックが、発光部を取り付けたブッシュを把持している構造により、発光部から主軸の加工芯上に光が射出され、主軸の基準線を作り、この基準線と棒材を給送するバーフィーダーの中心軸線とが一致するように棒材供給機が位置合わせされるようになっている。
特開平11−320209号公報
しかしながら、上述した従来の芯出し用治具においては、発光部が、中心合わせや方向合わせの機能を有するフランジや球面ブッシュ等の調整手段を介して、旋盤チャックに把持されるブッシュに固定されており、発光部の首を振ることにより発光部の光軸の方向や中心の位置決めを調整できるようになっているが、その分、ブッシュの構造自体も複雑になる。したがって、いかに簡易な構造で旋盤等の棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しを容易に且つ効率よく行うかが要請された課題となっている。
そこで、本発明は、上述した従来技術の要請された課題を解決するためになされたものであり、簡易な構造により、棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しを容易に且つ効率よく行うことができる芯出し用治具を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明は、棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しに用いられる芯出し用治具であって、棒材を上記棒材加工機の中に案内するための棒材入口周縁部に形成された傾斜面に当接可能であって、中心軸線に沿って先端に向って軸対称に縮小した形状の先端部と、この先端部と一体に形成された本体部と、レーザー光を上記先端部の先端から、その光軸が上記中心軸線と同軸上になるように発光する発光部と、を備えたレーザー発光具と、上記レーザー発光具の先端部が上記棒材加工機の棒材入口周縁部の傾斜面に当接し、且つ、上記先端部の中心軸線が加工芯と同軸上に位置するように、上記レーザー発光具を上記棒材入口部分に対して保持するためのベース部材と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、レーザー発光具の先端部が中心軸線に沿って先端に向って軸対称に縮小した形状に形成されているため、レーザー発光具の先端部を棒材加工機の棒材入口周縁部の傾斜面に当接させるだけの簡易な構造により、レーザー発光具の先端部の中心軸線、発光部のレーザー光の光軸、及び棒材加工機の加工芯のそれぞれを互いに同軸上に容易に位置決めすることができ、その後の棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しを容易に且つ効率よく行うことができる。また、1つの治具で、様々な大きさの棒材入口を有する棒材加工機に使用することができる。
本発明において、好ましくは、上記レーザー発光具は、上記発光部を先端部に備えた細長いレーザーポインタと、上記レーザー発光具の先端部及び本体部を含み且つ上記本体部の後端面に上記レーザーポインタの発光部を受け入れ可能な受入れ穴が形成されたレーザーポインタホルダと、を備え、上記レーザーポインタの発光部は、上記光軸が上記本体部の中心軸線上に維持されるように上記受入れ穴内に保持され、上記レーザーポインタホルダの先端部には、上記発光部から発光されたレーザー光を上記レーザーポインタホルダの中心軸線に沿って前方へ通過させる通過孔が形成されている。
このように構成された本発明においては、レーザー発光具の細長いレーザーポインタホルダの受入れ穴内にレーザーポインタの発光部が受け入れられた状態で保持されることにより、発光部から発光されたレーザー光は、レーザーポインタホルダの通過孔をレーザーポインタホルダの中心軸線に沿って前方へ通過することができるため、レーザー発光具の先端部を棒材加工機の棒材入口周縁部の傾斜面に当接させるだけの簡易な構造により、レーザー発光具の先端部の中心軸線、発光部のレーザー光の光軸、及び棒材加工機の加工芯のそれぞれを互いに同軸上に容易に位置決めすることができ、その後の棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しを容易に且つ効率よく行うことができる。
本発明において、好ましくは、上記ベース部材には、上記レーザーポインタホルダを受け入れ可能に軸方向に貫く貫通孔が形成され、上記レーザーポインタホルダは、その先端部及び後端部が上記貫通孔に挿入可能に筒状に形成され、上記レーザーポインタホルダの先端部を上記ベース部材の貫通孔に挿入し、棒材入口周縁部の傾斜面に当接した状態にすることにより、上記レーザーポインタホルダの先端部の中心軸線及び上記光軸が加工芯と同軸上にあり、その後、上記レーザーポインタホルダを上記ベース部材の貫通孔から取り出し、上記レーザーポインタホルダの後端部を上記貫通孔に挿入して上記ベース部材によって再び保持した状態にすることにより、上記棒材供給機の給送軸線が、上記レーザーポインタホルダの先端部の中心軸線、上記光軸及び加工芯と同軸上になるように上記棒材供給機の位置が調整される。
このように構成された本発明においては、レーザーポインタホルダを受け入れ可能に軸方向に貫く貫通孔がベース部材に形成され、レーザーポインタホルダの先端部及び後端部が、ベース部材の貫通孔に挿入可能であるため、まず、レーザーポインタホルダの先端部をベース部材の貫通孔に挿入し、棒材加工機の棒材入口周縁部の傾斜面に当接した状態にすることにより、レーザーポインタホルダの先端部の中心軸線及びレーザー光の光軸を棒材加工機の加工芯と同軸上に位置決めすることができる。その後、レーザーポインタホルダをベース部材の貫通孔から取り出し、レーザーポインタホルダの後端部をベース部材の貫通孔に挿入してベース部材によって再び保持した状態で棒材供給機の位置を調整することにより、棒材供給機の給送軸線を、レーザーポインタホルダの先端部の中心軸線、レーザー光の光軸及び棒材加工機の加工芯と同軸上に位置決めすることができる。したがって、簡易な構造により、レーザー発光具の先端部の中心軸線、発光部のレーザー光の光軸、及び棒材加工機の加工芯のそれぞれを互いに同軸上に容易に位置決めすることができ、その後の棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しを容易に且つ効率よく行うことができる。
つぎに、本発明は、棒材を加工するための棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しに用いられる芯出し用治具であって、棒材を上記棒材加工機の中に案内するための棒材入口周縁部に形成された傾斜面に当接可能であって、中心軸線に沿って先端に向って軸対称に縮小した形状の先端部と、この先端部と一体に形成された本体部と、レーザー光を上記本体部の後端から、その光軸が上記中心軸線と同軸上になるように発光する発光部と、を備えたレーザー発光具と、上記レーザー発光具の上記先端部が上記棒材加工機の棒材入口周縁部の傾斜面に当接し、且つ、上記先端部の中心軸線が加工芯と同軸上に位置するように、上記レーザー発光具を上記棒材入口部分に対して保持するためのベース部材と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、レーザー発光具の先端部が中心軸線に沿って先端に向って軸対称に縮小した形状に形成されているため、レーザー発光具の先端部を棒材加工機の棒材入口周縁部の傾斜面に当接させるだけの簡易な構造により、レーザー発光具の先端部の中心軸線、発光部のレーザー光の光軸、及び棒材加工機の加工芯のそれぞれを互いに同軸上に容易に位置決めすることができ、その後の棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しを容易に且つ効率よく行うことができる。また、1つの治具で、様々な大きさの棒材入口を有する棒材加工機に使用することができる。
本発明において、好ましくは、上記レーザー発光具は、上記発光部を先端部に備えた細長いレーザーポインタと、上記レーザー発光具の先端部及び本体部を含み且つ上記本体部の後端面に上記レーザーポインタの後端部を受け入れ可能な受入れ穴が形成されたレーザーポインタホルダと、を備え、上記レーザーポインタの後端部は、上記光軸が上記本体部の中心軸線上に維持されるように上記受入れ穴内に保持されている。
このように構成された本発明においては、レーザー発光具の細長いレーザーポインタホルダの受入れ穴内にレーザーポインタの後端部が受け入れられた状態で保持されることにより、発光部から発光されたレーザー光をレーザーポインタホルダの中心軸線に沿って後方へ差し向けることができるため、レーザー発光具の先端部を棒材加工機の棒材入口周縁部の傾斜面に当接させるだけの簡易な構造により、レーザー発光具の先端部の中心軸線、発光部のレーザー光の光軸、及び棒材加工機の加工芯のそれぞれを互いに同軸上に容易に位置決めすることができ、その後の棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しを容易に且つ効率よく行うことができる。
本発明において、好ましくは、上記レーザーポインタホルダは、筒状に形成され、上記ベース部材には、上記レーザーポインタホルダを受け入れ可能に軸方向に貫く貫通孔が形成され、上記レーザーポインタホルダの先端部を上記貫通孔に挿入し、棒材入口周縁部の傾斜面に当接した状態で、上記レーザーポインタホルダの先端部の中心軸線及び上記光軸が加工芯と同軸上にあり、その後、上記棒材供給機の給送軸線が、上記レーザーポインタホルダの先端部の中心軸線、上記光軸及び加工芯と同軸上になるように上記棒材供給機の位置が調整される。
このように構成された本発明においては、レーザーポインタホルダを受け入れ可能に軸方向に貫く貫通孔がベース部材に形成され、レーザーポインタホルダの先端部をベース部材の貫通孔に挿入し、棒材加工機の棒材入口周縁部の傾斜面に当接した状態にすることにより、レーザーポインタホルダの先端部の中心軸線及びレーザー光の光軸を棒材加工機の加工芯と同軸上に位置決めすることができ、その後、棒材供給機の位置を調整することにより、棒材供給機の給送軸線を、レーザーポインタホルダの先端部の中心軸線、レーザー光の光軸及び棒材加工機の加工芯と同軸上に位置決めすることができる。したがって、簡易な構造により、レーザー発光具の先端部の中心軸線、発光部のレーザー光の光軸、及び棒材加工機の加工芯のそれぞれを互いに同軸上に容易に位置決めすることができ、その後の棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しを容易に且つ効率よく行うことができる。
本発明において、好ましくは、上記レーザー発光具の先端部は、棒材入口周縁部に形成された上記傾斜面に当接可能に、その横断面形状が軸方向外側に向って軸対称に縮小するようにほぼ円錐形状に形成されている。
このように構成された本発明においては、横断面形状が軸方向外側に向って軸対称に縮小するようにほぼ円錐形状に形成されているレーザー発光具の先端部を棒材加工機の棒材入口周縁部の傾斜面に当接させるだけの簡易な構造により、レーザー発光具の先端部の中心軸線、発光部のレーザー光の光軸、及び棒材加工機の加工芯のそれぞれを互いに同軸上に容易に位置決めすることができ、その後の棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しを容易に且つ効率よく行うことができる。
本発明において、好ましくは、上記ベース部材は、磁力によって上記棒材入口部分の後端面に対して摺動可能に取り付けられる。
このように構成された本発明においては、ベース部材が磁力によって棒材加工機の棒材入口部分の後端面に対して摺動可能に取り付けられることにより、ベース部材によって保持された状態のレーザー発光具の先端部を棒材加工機の棒材入口周縁部の傾斜面に容易に当接させることができると共に、レーザー発光具の先端部の中心軸線を棒材加工機の加工芯と同軸上に容易に位置決めすることができ、その後の棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しを容易に且つ効率よく行うことができる。
本発明において、好ましくは、上記ベース部材は、上記レーザー発光具を挿入可能に軸方向に貫く貫通孔が形成された芯出しブラケットと、この芯出しブラケットの上記棒材入口側の端面に設けられたマグネットシートと、を備え、このマグネットシートは、上記棒材入口側部分の後端面に磁力によって摺動可能に取り付けられる。
このように構成された本発明においては、ベース部材の芯出しブラケットの棒材入口側の端面に設けられたマグネットシートが磁力によって棒材加工機の棒材入口部分の後端面に対して摺動可能に取り付けられることにより、ベース部材の芯出しブラケットの貫通孔に挿入されて保持された状態のレーザー発光具の先端部を棒材加工機の棒材入口周縁部の傾斜面に容易に当接させることができると共に、レーザー発光具の先端部の中心軸線を棒材加工機の加工芯と同軸上に容易に位置決めすることができ、その後の棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しを容易に且つ効率よく行うことができる。
本発明において、好ましくは、上記ベース部材は、上記レーザー発光具の本体部に一体に設けられており、上記レーザー発光具を上記棒材入口部分に固定するための固定手段を備えている。
このように構成された本発明においては、ベース部材が、レーザー発光具の本体部に一体に設けられており、レーザー発光具を棒材入口部分に固定するための固定手段を備えていることにより、ベース部材の固定手段を棒材入口部分に固定するだけで、レーザー発光具の先端部を棒材加工機の棒材入口周縁部の傾斜面に容易に当接させることができる。したがって、レーザー発光具の先端部の中心軸線を棒材加工機の加工芯と同軸上に容易に位置決めすることができ、その後の棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しを容易に且つ効率よく行うことができる。
つぎに、本発明は、棒材を加工するための棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しに用いられる芯出し用治具であって、棒材を上記棒材加工機の中に案内するための棒材入口周縁部に形成された傾斜面に当接可能であって、中心軸線に沿って先端に向って軸対称に縮小した形状の先端部を備えたシャフト部材と、上記芯出しシャフト部材を受け入れ可能に軸方向に貫く貫通孔が形成され、上記芯出しシャフト部材の先端部を上記貫通孔に挿入することにより上記先端部が上記棒材加工機の棒材入口周縁部の傾斜面に当接し、且つ、上記貫通孔の中心軸線、上記先端部の中心軸線、及び加工芯が同軸上に位置するように、上記芯出しシャフト部材を上記棒材入口部分に対して保持するためのベース部材と、上記先端部の中心軸線が加工芯と同軸上に位置する上記芯出しシャフト部材を上記ベース部材の貫通孔から取り出した状態で、上記貫通孔に摺動可能に挿入されることにより加工芯と同軸上に位置決めされる中心軸線を備えた管部材と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、シャフトの先端部が中心軸線に沿って先端に向って軸対称に縮小した形状に形成されているため、シャフトの先端部をベース部材の貫通孔に挿入した状態で、棒材加工機の棒材入口周縁部の傾斜面に当接させるだけの簡易な構造により、芯出しシャフト部材の先端部の中心軸線及び棒材加工機の加工芯のそれぞれを互いに同軸上に容易に位置決めすることができる。また、ベース部材の貫通孔の中心軸線、芯出しシャフト部材の先端部の中心軸線、及び加工芯が同軸上に位置した状態の芯出しシャフト部材をベース部材の貫通孔から取り出し、管部材をベース部材の貫通孔に挿入することにより加工芯と管部材の中心軸線とを同軸上に位置決めすることができる。棒材供給機の送り矢を前進させ、この管部材の内部に、送り矢が侵入できるように、棒材供給機の高さや向きを位置決めすることにより、管部材の中心軸線、給送軸線、及び加工芯が同軸上に位置決めされ、棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しを容易に且つ効率よく行うことができる。また、1つの治具で、様々な大きさの棒材入口を有する棒材加工機に使用することができる。
尚、送り矢が設けられていない形式の棒材供給機の場合には、ガイドレール内に送り矢に代わる芯出し棒、すなわち、ガイドレール内に載置したときに中心軸線が給送軸線と一致する棒状の芯出し棒をガイドレール上で手動で前後させ、芯出し棒が管部材の中に侵入できるかによって、棒材供給機の位置調整を行ってもよい。
本発明において、好ましくは、上記ベース部材は、磁力によって上記棒材入口部分の後端面に対して摺動可能に取り付けられる。
このように構成された本発明においては、ベース部材が磁力によって棒材加工機の棒材入口部分の後端面に対して摺動可能に取り付けられることにより、ベース部材によって保持された状態の芯出しシャフト部材の先端部を棒材加工機の棒材入口周縁部の傾斜面に容易に当接させることができると共に、芯出しシャフト部材の先端部の中心軸線を棒材加工機の加工芯と同軸上に容易に位置決めすることができ、その後の棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しを容易に且つ効率よく行うことができる。
本発明において、好ましくは、上記ベース部材は、上記芯出しシャフト部材を挿入可能に軸方向に貫く上記貫通孔が形成された芯出しブラケットと、この芯出しブラケットの上記棒材入口側の端面に設けられたマグネットシートと、を備え、このマグネットシートは、上記棒材入口側部分の後端面に磁力によって摺動可能に取り付けられる。
このように構成された本発明においては、ベース部材の芯出しブラケットの棒材入口側の端面に設けられたマグネットシートが磁力によって棒材加工機の棒材入口部分の後端面に対して摺動可能に取り付けられることにより、ベース部材の芯出しブラケットの貫通孔に挿入されて保持された状態の芯出しシャフト部材の先端部を棒材加工機の棒材入口周縁部の傾斜面に容易に当接させることができると共に、芯出しシャフト部材の先端部の中心軸線を棒材加工機の加工芯と同軸上に容易に位置決めすることができ、その後の棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しを容易に且つ効率よく行うことができる。
つぎに、本発明は、棒材を加工するための棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しをする方法であって、棒材供給機から棒材が供給される前にベース部材を上記棒材加工機の棒材入口部分の後端面に摺動可能に取り付ける工程と、中心軸線に沿って先端に向って軸対称に縮小した形状のレーザー発光具の先端部を上記ベース部材の軸方向に貫く貫通孔に挿入し、上記レーザー発光具の先端部を棒材入口周縁部の傾斜面に当接させ、上記レーザー発光具の先端部の中心軸線及び上記発光部から発光されるレーザー光の光軸を加工芯と同軸上に位置決めする工程と、上記レーザー発光具を上記ベース部材の貫通孔から取り出し、上記レーザー発光具の後端部を上記貫通孔に挿入して上記ベース部材によって保持する工程と、上記棒材供給機の給送軸線が、上記レーザー発光具から発光されるレーザー光の上記光軸と同軸上になるように上記棒材供給機の位置を調整する工程と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、中心軸線に沿って先端に向って軸対称に縮小した形状のレーザー発光具の先端部をベース部材の軸方向に貫く貫通孔に挿入し、レーザー発光具の先端部を棒材加工機の棒材入口周縁部の傾斜面に当接させ、レーザー発光具の先端部の中心軸線及び発光部から発光されるレーザー光の光軸を棒材加工機の加工芯と同軸上に位置決めする工程と、レーザー発光具をベース部材の貫通孔から取り出し、レーザー発光具の後端部をベース部材の貫通孔に挿入してベース部材によって保持する工程により、レーザー発光具の先端部の中心軸線、発光部のレーザー光の光軸、及び棒材加工機の加工芯のそれぞれを互いに同軸上に容易に位置決めすることができ、さらに、棒材供給機の給送軸線が、レーザー発光具から発光されるレーザー光の光軸と同軸上になるように棒材供給機の位置を調整する工程により、棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しを容易に且つ効率よく行うことができる。
つぎに、本発明は、棒材を加工するための棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しをする方法であって、棒材供給機から棒材が供給される前にベース部材を上記棒材加工機の棒材入口部分の後端面に摺動可能に取り付ける工程と、中心軸線に沿って先端に向って軸対称に縮小した形状のレーザー発光具の先端部を上記ベース部材の軸方向に貫く貫通孔に挿入し、上記レーザー発光具の先端部を棒材入口周縁部の傾斜面に当接させ、上記レーザー発光具の先端部の中心軸線及び上記発光部から発光されるレーザー光の光軸を加工芯と同軸上に位置決めする工程と、上記棒材供給機の給送軸線が、上記レーザー発光具から発光されるレーザー光の上記光軸と同軸上になるように上記棒材供給機の位置を調整する工程と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、中心軸線に沿って先端に向って軸対称に縮小した形状のレーザー発光具の先端部をベース部材の軸方向に貫く貫通孔に挿入し、レーザー発光具の先端部を棒材加工機の棒材入口周縁部の傾斜面に当接させ、レーザー発光具の先端部の中心軸線及び発光部から発光されるレーザー光の光軸を棒材加工機の加工芯と同軸上に位置決めする工程により、レーザー発光具の先端部の中心軸線、発光部のレーザー光の光軸、及び棒材加工機の加工芯のそれぞれを互いに同軸上に容易に位置決めすることができ、さらに、棒材供給機の給送軸線が、レーザー発光具から発光されるレーザー光の光軸と同軸上になるように棒材供給機の位置を調整する工程により、棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しを容易に且つ効率よく行うことができる。
つぎに、本発明は、棒材を加工するための棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しをする方法であって、棒材供給機から棒材が供給される前に、レーザー発光具の本体部に一体に設けられたベース部材を上記棒材加工機の棒材入口部分の後端面に摺動可能に取り付ける工程と、中心軸線に沿って先端に向って軸対称に縮小した形状のレーザー発光具の先端部を棒材入口周縁部の傾斜面に当接させ、上記レーザー発光具の先端部の中心軸線及び上記発光部から発光されるレーザー光の光軸を加工芯と同軸上に位置決めする工程と、上記棒材供給機の給送軸線が、上記レーザー発光具から発光されるレーザー光の上記光軸と同軸上になるように上記棒材供給機の位置を調整する工程と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、棒材供給機から棒材が供給される前に、レーザー発光具の本体部に一体に設けられたベース部材を棒材加工機の棒材入口部分の後端面に摺動可能に取り付ける工程と、中心軸線に沿って先端に向って軸対称に縮小した形状のレーザー発光具の先端部を棒材入口周縁部の傾斜面に当接させ、レーザー発光具の先端部の中心軸線及び発光部から発光されるレーザー光の光軸を加工芯と同軸上に位置決めする工程とにより、レーザー発光具の先端部の中心軸線、発光部のレーザー光の光軸、及び棒材加工機の加工芯のそれぞれを互いに同軸上に容易に位置決めすることができ、さらに、棒材供給機の給送軸線が、レーザー発光具から発光されるレーザー光の光軸と同軸上になるように棒材供給機の位置を調整する工程により、棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しを容易に且つ効率よく行うことができる。
つぎに、本発明は、棒材を加工するための棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しをする方法であって、棒材供給機から棒材が供給される前にベース部材を上記棒材加工機の棒材入口部分の後端面に摺動可能に取り付ける工程と、中心軸線に沿って先端に向って軸対称に縮小した形状の芯出しシャフト部材の先端部を上記ベース部材の軸方向に貫く貫通孔に挿入し、上記芯出しシャフト部材の先端部を棒材入口周縁部の傾斜面に当接させ、上記貫通孔の中心軸線、上記芯出しシャフト部材の先端部の中心軸線、及び加工芯を同軸上に位置決めする工程と、上記芯出しシャフト部材を上記ベース部材の貫通孔から取り出し、管部材を上記貫通孔に挿入し、上記管部材の中心軸線を加工芯と同軸上に位置決めする工程と、上記管部材が上記貫通孔に挿入されている状態で、上記棒材供給機の送り矢又は棒材供給機のガイドレールの上に載置したとき中心軸線が給送軸線と一致する芯出し棒が、上記管部材の内部に挿入可能となるように、棒材供給機の位置を調整する工程と、を有することを特徴としている。
このように構成された本発明においては、中心軸線に沿って先端に向って軸対称に縮小した形状の芯出しシャフト部材の先端部をベース部材の軸方向に貫く貫通孔に挿入し、芯出しシャフト部材の先端部を棒材入口周縁部の傾斜面に当接させるだけで、ベース部材の貫通孔の中心軸線、芯出しシャフト部材の先端部の中心軸線、及び加工芯を同軸上に容易に位置決めすることができる。また、芯出しシャフト部材をベース部材の貫通孔から取り出し、管部材をベース部材の貫通孔に挿入することにより、管部材の中心軸線を加工芯と同軸上に容易に位置決めすることができる。さらに、管部材がベース部材の貫通孔に挿入されている状態で、棒材供給機の送り矢又は棒材供給機のガイドレールの上に載置したとき中心軸線が給送軸線と一致する芯出し棒が、上記管部材の内部に挿入可能となるように、棒材供給機の位置を調整することにより、管部材の中心軸線、給送軸線、及び加工芯を同軸上に位置決めすることができ、棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しを容易に且つ効率よく行うことができる。
本発明の芯出し用治具によれば、簡易な構造により、棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しを容易に且つ効率よく行うことができる。
本発明の第1実施形態による芯出し用治具、棒材加工機である旋盤、及びこの旋盤に棒材を供給する棒材供給機を備えた棒材加工システムを示す全体正面図である。 本発明の第1実施形態による芯出し用治具が旋盤の主軸に取り付けられる状態を示す正面断面図である。 本発明の第1実施形態による芯出し用治具のレーザーポインタを保持した状態のレーザーポインタホルダが芯出しブラケットの貫通孔に挿入される前に芯出しブラケットがマグネットシートを介して旋盤の主軸の入口側端面に取り付けられた状態を示す正面断面図である。 図3のB部拡大図である。 図4のV−V線に沿って見た図である。 図6の(a)は、本発明の第1実施形態による芯出し用治具のレーザーポインタホルダの正面断面図であり、図6の(b)は、本発明の第1実施形態による芯出し用治具のレーザーポインタホルダの左側面図である。 図7の(a)は、本発明の第1実施形態による芯出し用治具のレーザーポインタの正面図であり、図7の(b)は、本発明の第1実施形態による芯出し用治具のレーザーポインタの発光部の左側面図である。 本発明の第1実施形態による芯出し用治具のレーザーポインタホルダの先端部を旋盤の主軸の棒材入口周縁部の傾斜面に当接させた状態を示す正面断面図である。 本発明の第1実施形態による芯出し用治具のレーザーポインタホルダを芯出しブラケットの貫通孔から抜き出した状態を示す正面断面図である。 本発明の第1実施形態による芯出し用治具のレーザーポインタホルダの後端部を芯出しブラケットの貫通孔に挿入し、レーザーポンインタの後端部を旋盤の主軸の取付穴に挿入して取り付けた状態を示す正面断面図である。 本発明の第1実施形態による芯出し用治具のレーザーポインタホルダの後端部を芯出しブラケットの貫通孔に挿入し、レーザーポンインタの後端部を旋盤の主軸の取付穴に挿入して取り付けた状態で、棒材供給機の給送軸線の芯出しを行った状態を示す正面断面図である。 本発明の第2実施形態による芯出し用治具のレーザーポインタホルダの先端部を旋盤の主軸の棒材入口周縁部の傾斜面に当接させた状態で、棒材供給機の給送軸線の芯出しを行った状態を示す正面断面図である。 本発明の第3実施形態による芯出し用治具のレーザーポインタホルダの先端部を旋盤の主軸の棒材入口周縁部の傾斜面に当接させた状態で、棒材供給機の給送軸線の芯出しを行った状態を示す正面断面図である。 本発明の第4実施形態による芯出し用治具の芯出しブラケットがマグネットシートを介して旋盤の主軸の入口側端面に取り付けられた状態を示す正面断面図である。 本発明の第4実施形態による芯出し用治具において、芯出しシャフト部材が芯出しブラケットの貫通孔に挿入される状態を示す正面断面図である。 本発明の第4実施形態による芯出し用治具において、芯出しブラケットの貫通孔に挿入された状態の芯出しシャフト部材の先端部が旋盤の主軸の棒材入口周縁部の傾斜面に当接した状態を示す正面断面図である。 本発明の第4実施形態による芯出し用治具において、芯出しシャフト部材を芯出しブラケットの貫通孔から取り出した後、管部材を芯出しブラケットの貫通孔に挿入した状態で、棒材供給機の送り矢を芯出しカラー(管部材)の中に挿入した状態を示す正面断面図である。 本発明の第4実施形態による芯出し用治具において、管部材を芯出しブラケットの貫通孔に挿入した状態で、棒材供給機の送り矢を芯出しカラー(管部材)の中に挿入した状態を示す正面断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の第1実施形態による芯出し用治具について説明する。
まず、図1は、本発明の第1実施形態による芯出し用治具、棒材加工機である旋盤、及びこの旋盤に棒材を供給する棒材供給機を備えた棒材加工システムを示す全体正面図である。
図1に示すように、本発明の第1実施形態による芯出し用治具1は、棒材を加工する旋盤2と、この旋盤2に棒材を供給する棒材供給機4とを備えた棒材加工システム6において用いられ、棒材を加工するための旋盤2の加工芯A1を含む主軸8と、棒材供給機4の給送軸線A2との芯出しを行うものである。旋盤2としては、例えば、主軸固定型のNC旋盤等が用いられるが、他の形態の棒材加工機を採用してもよい。棒材供給機4の給送軸線A2は、給送すべき棒材の中心軸線をそれに一致させるようにして前方に送る仮想の軸線であり、棒材供給機4に送り矢が設けられている場合には、そのフィンガーチャック(図示せず)の中心軸線と一致する。
また、棒材供給機4は、旋盤2の主軸8の加工芯A1と一致する給送軸線A2に沿って移動することにより棒材を1本ずつ供給する送り矢10と、この送り矢10を移動可能に支持するガイドレール11と、これらの送り矢10及びガイドレール11の位置決めや作動を制御するコントローラ12を備えている。
つぎに、図2は、本発明の第1実施形態による芯出し用治具が旋盤の主軸に取り付けられる状態を示す正面断面図である。
図2に示すように、本実施形態の芯出し用治具1は、旋盤2の主軸8の棒材入口部分の後端面(以下「棒材入口端面8a」)に着脱可能に取り付けられるベース部材である芯出しブラケット14と、この芯出しブラケット14をその中心軸線A3に沿って貫く貫通孔14aに挿入されるレーザー発光具16を備えている。
レーザー発光具16は、先端からレーザー光を発光する発光部18を先端部に備えた細長いレーザーポインタ20と、このレーザーポインタ20を保持し且つ芯出しブラケット14の貫通孔14aに挿入可能であるレーザーポインタホルダ22を備えている。このレーザーポインタホルダ22は、レーザー発光具16の先端部22aと、この先端部22aからその中心軸線A4に沿って後方側に真っ直ぐ延びる円筒状の本体部22bとを含み、且つこの本体部22bの後端面から中心軸線方向前方にレーザーポインタ20の発光部18を受け入れ可能な受入れ穴22cが形成されている。
なお、本実施形態では、本体部22bの形状については、円筒形状に限られず、他の筒形形状であってもよい。
つぎに、図3は、本発明の第1実施形態による芯出し用治具のレーザーポインタを保持した状態のレーザーポインタホルダが芯出しブラケットの貫通孔に挿入される前に芯出しブラケットがマグネットシートを介して旋盤の主軸の入口側端面に取り付けられた状態を示す正面断面図であり、図4は、図3のB部拡大図であり、図5は、図4のV−V線に沿って見た図である。
図3〜図5に示すように、旋盤2の主軸8の棒材入口端面8aと対向する芯出しブラケット14の主軸側端面14bには、マグネットシート24が設けられ、このマグネットシート24の磁力によって、芯出しブラケット14が主軸8の棒材入口端面8aに沿って摺動可能に取り付けられている。
なお、本実施形態の芯出し用治具1においては、一例として、マグネットシート24が芯出しブラケット14の主軸側端面14bに設けられた形態について説明するが、このような形態に限定されず、マグネットシート24を芯出しブラケット14の主軸側端面14bに設ける代わりに、主軸8の棒材入口端面8aに設けてもよい。
また、図3及び図4に示すように、旋盤2の主軸8の入口部には、棒材供給機4側から供給された棒材が挿入される挿入穴8bが主軸8の加工芯A1に沿って貫くように形成されており、この挿入穴8bの棒材入口周縁部は、加工芯A1方向内側且つ半径方向内側に傾斜する傾斜面8cを形成している。この傾斜面8cは、棒材の先端部を旋盤2の主軸2の挿入穴8bの中に案内するための面でもある。
さらに、図3及び図4に示すように、芯出し用治具1のレーザーポインタ20を保持した状態のレーザーポインタホルダ22が芯出しブラケット14の貫通孔14aに挿入される前に、芯出しブラケット14がマグネットシート24を介して旋盤2の主軸8の入口側端面8aに取り付けられただけの状態では、挿入穴8b内の加工芯A1と芯出しブラケット14の貫通孔14aの中心軸線A3とは、特に、同軸上に位置決めされていない。
つぎに、図6の(a)は、本発明の第1実施形態による芯出し用治具のレーザーポインタホルダの正面断面図であり、図6の(b)は、本発明の第1実施形態による芯出し用治具のレーザーポインタホルダの左側面図である。また、図7の(a)は、本発明の第1実施形態による芯出し用治具のレーザーポインタの正面図であり、図7の(b)は、本発明の第1実施形態による芯出し用治具のレーザーポインタの発光部の左側面図である。さらに、図8は、本発明の第1実施形態による芯出し用治具のレーザーポインタホルダの先端部を旋盤の主軸の棒材入口周縁部の傾斜面に当接させた状態を示す正面断面図である。
まず、図6の(a)及び図6の(b)に示すように、レーザーポインタホルダ22には、受入れ穴22cを形成する本体部22bの壁部を中心軸線A4を中心に半径方向に貫くように複数の固定用のねじ26が設けられている。
図2、図6の(a)、図6の(b)、図7の(a)及び図8に示すように、レーザーポインタ20の発光部18がレーザーポインタホルダ22の受入れ穴22c内に挿入された状態で、これらの複数の固定用のねじ26を締め付けることにより、レーザーポインタホルダ22の中心軸線A4とレーザーポインタ20の光軸A6が一致した状態で、レーザーポインタ20がレーザーポインタホルダ22に対して固定されるようになっている。
また、図2、図6の(a)、図6の(b)、図7の(a)及び図8に示すように、レーザーポインタ20の側面には、発光部18から発光するレーザー光を照射状態と消滅状態とに切り替える点灯スイッチ20aが設けられている。また、レーザーポインタホルダ22の本体部22bにおいて、レーザーポインタ20の発光部18がレーザーポインタホルダ22の受入れ穴22c内に挿入された状態で、レーザーポインタ20の点灯スイッチ20aと対向する位置には、レーザーポインタホルダ22の外部から受入れ穴22c内のレーザーポインタ20の点灯スイッチ20aを操作するためのスイッチ用操作孔22dが設けられている。このスイッチ用操作孔22dの中に細長い部材(図示せず)を挿入して押圧することにより、レーザーポインタ20の点灯スイッチ20aをオン又はオフの状態にすることができるようになっている。
また、図2、図4、図6の(a)、図6の(b)及び図8に示すように、レーザーポインタホルダ22の先端部22aは、旋盤2の主軸8側に移動させることにより(図8参照)、主軸8の挿入穴8bの棒材入口周縁部の傾斜面8cに当接可能となっており、先端部22aが中心軸線A4に沿って先端に向って軸対称に縮小するようにほぼ円錐形状に形成されている。
なお、本実施形態では、レーザーポインタホルダ22の先端部22aが主軸8の挿入穴8bの棒材入口周縁部の傾斜面8cに当接可能にほぼ円錐形状に形成されている形態について説明するが、他の形態でも適用可能である。例えば、レーザーポインタホルダ22先端部22aの形状は、半球形状でもよく、この他、先端部22aの横断面形状が軸方向外側に向って軸対称に縮小するような形状で、主軸8の挿入穴8bの棒材入口周縁部の傾斜面8cに当接可能な形状であればよい。
さらに、図2、図4、図6の(a)、図6の(b)、図7の(a)、図7の(b)及び図8に示すように、レーザーポインタホルダ22の先端部22aには、レーザーポインタ20の発光部18の中心Cからレーザー光の光軸A6に沿って前方へ発光されたレーザー光をレーザーポインタホルダ22の中心軸線A4に沿って通過させる通過孔22eが形成されている。
また、図8に示すように、レーザーポインタホルダ22の先端部22aの円錐面が全周に亘って主軸8の挿入穴8bの棒材入口周縁部の傾斜面8cに当接することにより、レーザーポインタホルダ22の中心軸線A4、レーザーポインタ20の発光部18のレーザー光の光軸A5が旋盤2の主軸8の加工芯A1と同軸上に位置決めされるようになっている。このとき、芯出しブラケット14は、図4に示すような主軸8の挿入穴8b内の加工芯A1と芯出しブラケット14の貫通孔14aの中心軸線A3とが同軸上に位置決めされていない状態から、旋盤2の主軸8の棒材入口端面8aに沿って摺動し、両者A1,A3が互いに同軸上になる状態で、固定されるようになっている。
つぎに、図9は、本発明の第1実施形態による芯出し用治具のレーザーポインタホルダを芯出しブラケットの貫通孔から抜き出した状態を示す正面断面図である。また、図10は、本発明の第1実施形態による芯出し用治具のレーザーポインタホルダの後端部を芯出しブラケットの貫通孔に挿入し、レーザーポンインタの後端部を旋盤の主軸の取付穴に挿入して取り付けた状態を示す正面断面図である。さらに、図11は、本発明の第1実施形態による芯出し用治具のレーザーポインタホルダの後端部を芯出しブラケットの貫通孔に挿入し、レーザーポンインタの後端部を旋盤の主軸の取付穴に挿入して取り付けた状態で、棒材供給機の給送軸線の芯出しを行った状態を示す正面断面図である。
本実施形態の芯出し用治具1においては、図8に示すように、レーザーポインタホルダ22の中心軸線A4、レーザーポインタ20の発光部18のレーザー光の光軸A5が旋盤2の主軸8の加工芯A1と同軸上に位置決めされた後、図9に示すように、レーザーポインタホルダ22を芯出しブラケット14の貫通孔14aから取り出すことができるようになっている。このとき、芯出しブラケット14は、旋盤2の主軸8の棒材入口端面8aに固定された状態が維持されるようになっている。
また、本実施形態の芯出し用治具1においては、図10に示すように、レーザーポインタホルダ22の先端部22aを後方側の棒材供給機4側に差し向け、レーザーポインタホルダ22の後端部22fを芯出しブラケット14の貫通孔14aに挿入し、レーザーポインタホルダ22を芯出しブラケット14で再び保持した状態にすることができるようになっている。このとき、レーザーポインタホルダ22の中心軸線A4、レーザーポインタ20の発光部18のレーザー光の光軸A5が旋盤2の主軸8の加工芯A1と同軸上に位置決めされるようになっている。
さらに、本実施形態の芯出し用治具1においては、図11に示すように、旋盤2の主軸8の加工芯A1、レーザーポインタホルダ22の中心軸線A4、及びレーザーポインタ20のレーザー光の光軸A5が、棒材供給機4の送り矢10の中心軸線(給送軸線A2)と同軸上になるように、棒材供給機4の送り矢10の位置が調整されるようになっている。
つぎに、図1〜図11を参照して、本実施形態の芯出し用治具1を用いた芯出し方法について説明する。
まず、図3及び図4に示すように、棒材供給機4から棒材が供給される前に、芯出しブラケット14のマグネットシート24を旋盤2の主軸8の棒材入口端面8aに磁力によって摺動可能に取り付ける。
つぎに、図2に示すように、先端からレーザー光を発光する発光部18を備えた細長いレーザーポインタ20の先端部をレーザーポインタホルダ22の受入れ穴22c内に挿入して保持する。そして、必要に応じて、固定用のねじ26を締め付け、レーザーポインタホルダ22の中心軸線A4とレーザーポインタ20のレーザー光の光軸A5とが一致した状態で、レーザーポインタ20をレーザーポインタホルダ22に対して固定する。
また、図8に示すように、ほぼ円錐形状のレーザーポインタホルダ22の先端部22aを芯出しブラケット14の貫通孔14aに挿入した状態で、レーザーポインタホルダ22の先端部22aを主軸8の棒材入口周縁部の傾斜面8cに当接させる。そして、レーザーポインタホルダ22のスイッチ用操作孔22dを介してレーザーポインタ20の点灯スイッチ20aをオン状態にし、発光部18からレーザー光を照射し、レーザーポインタホルダ22の先端部22aの通過孔22eを経て主軸8の挿入穴8bを通過するレーザー光の光軸A5、レーザーポインタホルダ22の先端部22aの中心軸線A4、及び主軸8の加工芯A1を同軸上に位置決めする。
さらに、図9に示すように、レーザーポインタホルダ22のスイッチ用操作孔22dを介してレーザーポインタ20の点灯スイッチ20aをオフ状態にし、レーザーポインタホルダ22を芯出しブラケット14の貫通孔14aから取り出す。その後、図10に示すように、レーザーポインタホルダ22の先端部22aを後方側の棒材供給機4側に差し向け、レーザーポインタホルダ22の後端部22fを芯出しブラケット14の貫通孔14aに挿入し、レーザーポインタホルダ22を芯出しブラケット14で再び保持し、レーザーポインタ20の点灯スイッチ20aをオン状態にし、発光部18からレーザー光を棒材供給機4側に向けて照射する。
一方、棒材供給機4の送り矢10のフィンガチャック(図示せず)を外しておき、その先端に、中心が給送軸線A2上に位置決めされるようにして的10aを取付けておく。尚、棒材供給機4に送り矢10がない場合には、棒材を給送するスライダ等の上に的を設けてもよい。
図11に示すように、発光部18からのレーザー光は、送り矢10の先端の的10aに向けて照射され、レーザー光が的10aの中心に当たるように、棒材供給機4の位置を調節し、レーザーポインタホルダ22の中心軸線A4、レーザーポインタ20の発光部18のレーザー光の光軸A5を旋盤2の主軸8の加工芯A1と同軸上に位置決めする。
この際、棒材供給機4の送り矢10を旋盤2に近い位置まで前進させた位置で、レーザー光を的の中心に当てるように棒材供給機4の位置調整をし、引き続き、送り矢10を後退させて旋盤2から遠ざけ、再度、レーザー光が的10aの中心から偏位していいないかを確認する。レーザー光と的の中心との間にわずかな左右方向への角度のずれがある場合に、送り矢10を遠ざけることにより左右への偏位距離が増大して、角度のずれが視認しやすくなる。この位置で、レーザー光が的10aの中心に当たるように、棒材供給機4の位置を更に調節する。
これにより、旋盤2の主軸8の加工芯A1、レーザーポインタホルダ22の中心軸線A4、及びレーザーポインタ20のレーザー光の光軸A5が、棒材供給機4の送り矢10又はその先端の的10a、最終的には、フィンガーチャック(図示せず)を送り矢10に取付けたときに、フィンガーチャック(図示せず)の中心軸線(給送軸線A2)と同軸上に位置決めされ、棒材を加工するための旋盤2の主軸8の加工芯と、棒材供給機4の給送軸線A2との芯出しが完了となる。
上述した本発明の第1実施形態による芯出し用治具1によれば、レーザーポインタホルダ22を受け入れ可能に軸方向に貫く貫通孔14aが芯出しブラケット14に形成され、レーザーポインタホルダ22の先端部22a及び後端部22fが、芯出しブラケット14の貫通孔14aに挿入可能である。したがって、まず、横断面形状が軸方向外側に向って軸対称に縮小するようにほぼ円錐形状に形成されているレーザーポインタホルダ22の先端部22aを芯出しブラケット14の貫通孔14aに挿入し、旋盤2の主軸8の棒材入口周縁部の傾斜面8cに当接した状態にするだけで、レーザーポインタホルダ22の先端部22aの中心軸線A4及びレーザー光の光軸A5が旋盤2の主軸8の加工芯A1と同軸上に容易に設定することができる。その後、レーザーポインタホルダ22を芯出しブラケット14の貫通孔14aから取り出し、レーザーポインタホルダ22の後端部22fを芯出しブラケット14の貫通孔14aに挿入して芯出しブラケット14によって再び保持した状態で棒材供給機4を調整することにより、棒材供給機4から供給される棒材の中心軸線A2を、レーザーポインタホルダ22の先端部22の中心軸線A4、レーザー光の光軸A5及び旋盤2の主軸8の加工芯A1と同軸上に位置決めすることができる。したがって、簡易な構造により、レーザー発光具16のレーザーポインタホルダ22の先端部22aの中心軸線A4、発光部18のレーザー光の光軸A5、及び旋盤2の主軸8の加工芯A1のそれぞれを互いに同軸上に容易に位置決めすることができ、その後の旋盤2の主軸8の加工芯と棒材供給機4の給送軸線との芯出しを容易に且つ効率よく行うことができる。
また、本実施形態による芯出し用治具1によれば、芯出しブラケット14の主軸側端面14bに設けられたマグネットシート24が磁力によって旋盤2の主軸8の棒材入口端面8aに対して摺動可能に取り付けられることにより、芯出しブラケット14の貫通孔14aに挿入されて保持された状態のレーザーポインタホルダ22の先端部22aを旋盤2の主軸8の棒材入口周縁部の傾斜面8cに容易に当接させることができると共に、レーザーポインタホルダ22の先端部22aの中心軸線A4を旋盤2の主軸8の加工芯A1と同軸上に容易に位置決めすることができ、その後の旋盤2の主軸8の加工芯と棒材供給機4の給送軸線との芯出しを容易に且つ効率よく行うことができる。
つぎに、図12を参照して、本発明の第2実施形態による芯出し用治具について説明する。
図12は、本発明の第2実施形態による芯出し用治具のレーザーポインタホルダの先端部を旋盤の主軸の棒材入口周縁部の傾斜面に当接させた状態で、棒材供給機の給送軸線の芯出しを行った状態を示す正面断面図である。
なお、図12に示す本発明の第2実施形態による芯出し用治具100において、上述した本発明の第1実施形態による芯出し用治具1と同一部分については、同一の符号を付し、これらの説明については省略する。
図12に示すように、本実施形態による芯出し用治具100においては、点灯スイッチ120aを備えたレーザーポインタ120が、第1実施形態の芯出し用治具1のレーザーポインタ20よりも軸方向に短い長さとなっている。また、レーザーポインタホルダ122の本体部122bの後端面には、レーザーポインタ20の後端部を受け入れ可能な受入れ穴122cが形成されている。これにより、レーザーポインタ120の後端部120bは受入れ穴122c内に保持された状態で、発光部118の光軸A105が本体部122bの中心軸線A104上に維持されつつ、発光部118から後方の棒材供給機4側へ発光されるようになっている。
また、レーザーポインタホルダ122の先端部122aは、主軸8の棒材入口周縁部に形成された傾斜面8cに当接可能に、その横断面形状が軸方向外側に向って軸対称に縮小するように先端が尖ったほぼ円錐形状に形成されている。これにより、主軸8の挿入穴8bの大きさ(直径)がレーザーポインタホルダ122の本体部122bの直径に比べて極端に小さな寸法に設計されていても、先端部122bの先端が主軸8の挿入穴8bの中に確実に挿入されやすく、先端部122bの表面が傾斜面8cに当接しやすくなっている。
なお、本実施形態では、レーザーポインタホルダ122先端部122aの形状は、半球形状でもよく、この他、先端部122aの横断面形状が軸方向外側に向って軸対称に縮小するような形状で、主軸8の挿入穴8bの棒材入口周縁部の傾斜面8cに当接可能な形状であればよい。
上述した本発明の第2実施形態による芯出し用治具によれば、横断面形状が軸方向外側に向って軸対称に縮小するほぼ円錐形状のレーザーポインタホルダ122の先端部122aを芯出しブラケット14の軸方向に貫く貫通孔14aに挿入し、レーザーポインタホルダ122の先端部122aを旋盤2の主軸8の棒材入口周縁部の傾斜面8cに当接させることにより、レーザーポインタホルダ122の先端部122aの中心軸線A104及び発光部118から発光されるレーザー光の光軸A105を旋盤2の主軸8の中心軸線A1と同軸上に容易に位置決めすることができ、光軸A105に基づいて棒材供給機4の送り矢10、より詳細には、そのフィンガーチャックの中心軸線A2を容易に位置決めすることができる。したがって、旋盤2の主軸8の加工芯と棒材供給機4の給送軸線との芯出しを容易に且つ効率よく行うことができる。尚、芯出しブラケット14とレーザーポインタホルダ122とは一体に形成されていてもよい。
つぎに、図13を参照して、本発明の第3実施形態による芯出し用治具について説明する。
図13は、本発明の第3実施形態による芯出し用治具のレーザーポインタホルダの先端部を旋盤の主軸の棒材入口周縁部の傾斜面に当接させた状態で、棒材供給機の給送軸線の芯出しを行った状態を示す正面断面図である。
なお、図13に示す本発明の第3実施形態による芯出し用治具200において、上述した本発明の第1及び第2実施形態による芯出し用治具1,100と同一部分については、同一の符号を付し、これらの説明については省略する。
図13に示すように、本実施形態による芯出し用治具200においては、芯出しブラケット214が、レーザー発光具216のレーザーポインタホルダ222の本体部222bに一体に設けられており、レーザーポインタホルダ222を主軸8の棒材入口部分に固定するための固定手段であるマグネットシート24を備えている。
また、レーザーポインタホルダ222の先端部222aは、主軸8の棒材入口周縁部に形成された傾斜面8cに当接可能に、その横断面形状が軸方向外側に向って軸対称に縮小するようにほぼ円錐形状に形成されている。
上述した本発明の第3実施形態の芯出し用治具200によれば、棒材供給機4から棒材が供給される前に、レーザーポインタホルダ222の本体部222bに一体に設けられた、芯出しブラケット214を旋盤2の主軸8の棒材入口端面8aにマグネットシート24による磁力によって固定し、レーザーポインタホルダ222の先端部222aを主軸8の棒材入口周縁部の傾斜面8cに当接させ、レーザーポインタホルダ222の先端部222aの中心軸線A204及び発光部118から発光されるレーザー光の光軸A205を主軸8の加工芯A1と同軸上に位置決めすることにより、レーザーポインタホルダ222の中心軸線A204、発光部118のレーザー光の光軸A205、及び旋盤2の主軸8の加工芯A1のそれぞれを互いに同軸上に容易に位置決めすることができる。さらに、棒材供給機4の給送軸線A2が、レーザー光の光軸A205と同軸上になるように棒材供給機4の位置を調整することにより、棒材加工機2の主軸8の加工芯A1と棒材供給機4の給送軸線A2との芯出しを容易に且つ効率よく行うことができる。
つぎに、図14〜図18を参照して、本発明の第4実施形態による芯出し用治具について説明する。
図14は、本発明の第4実施形態による芯出し用治具の芯出しブラケットがマグネットシートを介して旋盤の主軸の入口側端面に取り付けられた状態を示す正面断面図であり、図15は、本発明の第4実施形態による芯出し用治具において、芯出しシャフト部材が芯出しブラケットの貫通孔に挿入される状態を示す正面断面図であり、図16は、本発明の第4実施形態による芯出し用治具において、芯出しブラケットの貫通孔に挿入された状態の芯出しシャフト部材の先端部が旋盤の主軸の棒材入口周縁部の傾斜面に当接した状態を示す正面断面図である。また、図17は、本発明の第4実施形態による芯出し用治具において、芯出しシャフト部材を芯出しブラケットの貫通孔から取り出した後、管部材を芯出しブラケットの貫通孔に挿入した状態で、棒材供給機の送り矢を旋盤の主軸の取付穴に挿入して取り付けた状態を示す正面断面図であり、図18は、本発明の第4実施形態による芯出し用治具において、管部材を芯出しブラケットの貫通孔に挿入した状態で、棒材供給機の送り矢を旋盤の主軸の取付穴に挿入して取り付けた状態を示す正面断面図である。
なお、図14〜図18に示す本発明の第4実施形態による芯出し用治具300において、上述した本発明の第1〜第3実施形態による芯出し用治具1,100,200と同一部分については、同一の符号を付し、これらの説明については省略する。
図14〜図18に示すように、本実施形態による芯出し用治具300は、旋盤2の主軸8の棒材入口端面8aにマグネットシート24を介して着脱可能に取り付けられる芯出しブラケット314と、この芯出しブラケット314の中心軸線A303に沿って貫く貫通孔314aに挿入されて芯出しブラケット314によって保持される芯出しシャフト部材322を備えている。この芯出しシャフト部材322の先端部322aは、その中心軸線A304に沿って先端に向って軸対称に縮小した形状となっており、芯出しブラケット314の貫通孔314aに挿入された状態で旋盤2の主軸8の棒材入口周縁部の傾斜面8cに当接することにより(図16参照)、芯出しブラケット314の貫通孔314aの中心軸線A303、芯出しシャフト部材322及びその先端部322aの中心軸線A304、及び主軸8の加工芯A1が同軸上に位置するようになっている。
また、芯出し用治具300は、図16に示す芯出しシャフト部材322の先端部322aの中心軸線A304が主軸8の加工芯A1と同軸上に位置する芯出しシャフト部材322を芯出しブラケット314の貫通孔314aから取り出した状態で、この貫通孔314aに摺動可能に挿入されることにより主軸8の加工芯A1と同軸上に位置決めされる中心軸線A305を備えた管部材である芯出しカラー328を備えている。図17に示すように、芯出しカラー328が芯出しブラケット314の貫通孔314aに挿入されている状態で、送り矢10を前進させ、図18に示すように、送り矢10が芯出しカラー328の中に挿通可能となるように棒材供給機4の高さや向きの位置調整することにより、送り矢10の給送軸線A2が、芯出しカラー328の中心軸線A305及び主軸8の加工芯A1と同軸上に位置決めされる。
上述した本発明の第4実施形態の芯出し用治具300によれば、中心軸線A304に沿って先端に向って軸対称に縮小した形状の芯出しシャフト部材322の先端部322aを芯出しブラケット314の貫通孔314aに挿入し、芯出しシャフト部材322の先端部322aを主軸8の棒材入口周縁部の傾斜面8cに当接させるだけで、芯出しブラケット314の貫通孔314aの中心軸線A303、芯出しシャフト部材322の先端部3222aの中心軸線A304、及び主軸8の加工芯A1を同軸上に容易に位置決めすることができる。また、芯出しシャフト部材322を芯出しブラケット3p14の貫通孔314aから取り出し、芯出しカラー328を芯出しブラケット314の貫通孔314aに挿入することにより、芯出しカラー328の中心軸線A305を主軸8の加工芯A1と同軸上に容易に位置決めすることができる。さらに、芯出しカラー328が芯出しブラケット314の貫通孔314aに挿入されている状態で、棒材供給機4の送り矢10を前進させ、送り矢10が貫通孔314aの中に挿通可能となるように、棒材供給機4の高さや向きを調整する。これにより、芯出しカラー328の中心軸線A305、給送軸線A2、及び主軸8の加工芯A1が同軸上に位置決めされる。この結果、旋盤2の主軸8の加工芯A1と棒材供給機4の給送軸線A2との芯出しを容易に且つ効率よく行うことができる。また、1つの治具で、様々な大きさの棒材入口を有する棒材加工機に使用することができる。
尚、送り矢が設けられていない形式の棒材供給機の場合には、ガイドレール11内に送り矢に代わる芯出し棒、すなわち、ガイドレール11内に載置したときに中心軸線が給送軸線と一致する棒状の芯出し棒をガイドレール11上で、手動で前後させ、芯出し棒が管部材の中に侵入できるかによって、棒材供給機の位置調整を行ってもよい。さらに、上記の実施形態では、1つの管部材で構成された芯出しカラー328を用いたが、芯出しカラー328は、1つの管部材で構成されている必要はなく、中心軸線が加工芯と同軸上に位置決め可能であれば、複数の管部材で構成されていてもよく、例えば、入れ子式の複数のカラーで構成されていてもよい。
以上のいずれの実施形態においても、主軸を有する旋盤に芯出し用治具を使用した場合について説明したが、本件発明の芯出し用治具は、棒材供給機によって棒材を棒材入口から挿入して棒材を加工する、いかなる棒材加工機に使用しても良く、例えば、転造機、研削機等であってもよい。
1 芯出し用治具
2 旋盤(棒材加工機)
4 棒材供給機
6 棒材加工システム
8 旋盤の主軸
8a 主軸の棒材入口端面
8b 挿入穴
8c 挿入穴の棒材入口周縁部の傾斜面
10 送り矢
10a 的
11 ガイドレール
12 コントローラ
14 芯出しブラケット(ベース部材)
14a 貫通孔
14b 主軸側端面
16 レーザー発光具
18 発光部
20 レーザーポインタ
20a 点灯スイッチ
22 レーザーポインタホルダ
22a 先端部
22b 本体部
22c 受入れ穴
22d スイッチ用操作孔
22e 通過孔
22f 後端部
24 マグネットシート
26 固定用のねじ
A1 旋盤の主軸の加工芯
A2 棒材供給機の給送軸線(送り矢の給送軸線)
A3 芯出しブラケットの貫通孔の中心軸線
A4 レーザーポインタホルダの中心軸線
A5 レーザー光の光軸

Claims (17)

  1. 棒材を加工するための棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しに用いられる芯出し用治具であって、
    棒材を上記棒材加工機の棒材入口の中に案内するための棒材入口周縁部に形成された傾斜面に当接可能であって、中心軸線に沿って先端に向って軸対称に縮小した形状の先端部と、この先端部と一体に形成された本体部と、レーザー光を上記先端部の先端から、その光軸が上記中心軸線と同軸上になるように発光する発光部と、を備えたレーザー発光具と、
    上記レーザー発光具の先端部が上記棒材加工機の棒材入口周縁部の傾斜面に当接し、且つ、上記先端部の中心軸線が加工芯と同軸上に位置するように、上記レーザー発光具を上記棒材入口部分に対して保持するためのベース部材と、
    を有することを特徴とする芯出し用治具。
  2. 上記レーザー発光具は、上記発光部を先端部に備えた細長いレーザーポインタと、上記レーザー発光具の先端部及び本体部を含み且つ上記本体部の後端面に上記レーザーポインタの発光部を受け入れ可能な受入れ穴が形成されたレーザーポインタホルダと、を備え、上記レーザーポインタの発光部は、上記光軸が上記本体部の中心軸線上に維持されるように上記受入れ穴内に保持され、上記レーザーポインタホルダの先端部には、上記発光部から発光されたレーザー光を上記レーザーポインタホルダの中心軸線に沿って前方へ通過させる通過孔が形成されている請求項1記載の芯出し用治具。
  3. 上記ベース部材には、上記レーザーポインタホルダを受け入れ可能に軸方向に貫く貫通孔が形成され、上記レーザーポインタホルダは、その先端部及び後端部が上記貫通孔に挿入可能に筒状に形成され、上記レーザーポインタホルダの先端部を上記ベース部材の貫通孔に挿入し、上記棒材入口周縁部の傾斜面に当接した状態にすることにより、上記レーザーポインタホルダの先端部の中心軸線及び上記光軸が加工芯と同軸上にあり、その後、上記レーザーポインタホルダを上記ベース部材の貫通孔から取り出し、上記レーザーポインタホルダの後端部を上記貫通孔に挿入して上記ベース部材によって再び保持した状態にすることにより、上記棒材供給機の給送軸線が、上記レーザーポインタホルダの先端部の中心軸線、上記光軸及び加工芯と同軸上になるように上記棒材供給機の位置が調整される請求項2記載の芯出し用治具。
  4. 棒材を加工するための棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しに用いられる芯出し用治具であって、
    棒材を上記棒材加工機の中に案内するための棒材入口周縁部に形成された傾斜面に当接可能であって、中心軸線に沿って先端に向って軸対称に縮小した形状の先端部と、この先端部と一体に形成された本体部と、レーザー光を上記本体部の後端から、その光軸が上記中心軸線と同軸上になるように発光する発光部と、を備えたレーザー発光具と、
    上記レーザー発光具の上記先端部が上記棒材加工機の棒材入口周縁部の傾斜面に当接し、且つ、上記先端部の中心軸線が加工芯と同軸上に位置するように、上記レーザー発光具を上記棒材入口部分に対して保持するためのベース部材と、
    を有することを特徴とする芯出し用治具。
  5. 上記レーザー発光具は、上記発光部を先端部に備えた細長いレーザーポインタと、上記レーザー発光具の先端部及び本体部を含み且つ上記本体部の後端面に上記レーザーポインタの後端部を受け入れ可能な受入れ穴が形成されたレーザーポインタホルダと、を備え、上記レーザーポインタの後端部は、上記光軸が上記本体部の中心軸線上に維持されるように上記受入れ穴内に保持されている請求項4記載の芯出し用治具。
  6. 上記レーザーポインタホルダは、筒状に形成され、上記ベース部材には、上記レーザーポインタホルダを受け入れ可能に軸方向に貫く貫通孔が形成され、上記レーザーポインタホルダの先端部を上記貫通孔に挿入し、棒材入口周縁部の傾斜面に当接した状態で、上記レーザーポインタホルダの先端部の中心軸線及び上記光軸が加工芯と同軸上にあり、その後、上記棒材供給機の給送軸線が、上記レーザーポインタホルダの先端部の中心軸線、上記光軸及び加工芯と同軸上になるように上記棒材供給機の位置が調整される請求項5記載の芯出し用治具。
  7. 上記レーザー発光具の先端部は、棒材入口周縁部に形成された上記傾斜面に当接可能に、その横断面形状が軸方向外側に向って軸対称に縮小するようにほぼ円錐形状に形成されている請求項1又は4に記載の芯出し用治具。
  8. 上記ベース部材は、磁力によって上記棒材入口部分の後端面に対して摺動可能に取り付けられる請求項1又は4に記載の芯出し用治具。
  9. 上記ベース部材は、上記レーザー発光具を挿入可能に軸方向に貫く貫通孔が形成された芯出しブラケットと、この芯出しブラケットの上記棒材入口側の端面に設けられたマグネットシートと、を備え、このマグネットシートは、上記棒材入口側部分の後端面に磁力によって摺動可能に取り付けられる請求項8記載の芯出し用治具。
  10. 上記ベース部材は、上記レーザー発光具の本体部に一体に設けられている、請求項4記載の芯出し用治具。
  11. 棒材を加工するための棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しに用いられる芯出し用治具であって、
    棒材を上記棒材加工機の中に案内するための棒材入口周縁部に形成された傾斜面に当接可能であって、中心軸線に沿って先端に向って軸対称に縮小した形状の先端部を備えたシャフト部材と、
    上記芯出しシャフト部材を受け入れ可能に軸方向に貫く貫通孔が形成され、上記芯出しシャフト部材の先端部を上記貫通孔に挿入することにより上記先端部が上記棒材加工機の棒材入口周縁部の傾斜面に当接し、且つ、上記貫通孔の中心軸線、上記先端部の中心軸線、及び加工芯が同軸上に位置するように、上記芯出しシャフト部材を上記棒材入口部分に対して保持するためのベース部材と、
    上記先端部の中心軸線が加工芯と同軸上に位置する上記芯出しシャフト部材を上記ベース部材の貫通孔から取り出した状態で、上記貫通孔に摺動可能に挿入されることにより加工芯と同軸上に位置決めされる中心軸線を備えた管部材と、を有する、ことを特徴とする芯出し用治具。
  12. 上記ベース部材は、磁力によって上記棒材入口部分の後端面に対して摺動可能に取り付けられる請求項11記載の芯出し用治具。
  13. 上記ベース部材は、上記芯出しシャフト部材を挿入可能に軸方向に貫く上記貫通孔が形成された芯出しブラケットと、この芯出しブラケットの上記棒材入口側の端面に設けられたマグネットシートと、を備え、このマグネットシートは、上記棒材入口側部分の後端面に磁力によって摺動可能に取り付けられる請求項12記載の芯出し用治具。
  14. 棒材を加工するための棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しをする方法であって、
    棒材供給機から棒材が供給される前にベース部材を上記棒材加工機の棒材入口部分の後端面に摺動可能に取り付ける工程と、
    中心軸線に沿って先端に向って軸対称に縮小した形状のレーザー発光具の先端部を上記ベース部材の軸方向に貫く貫通孔に挿入し、上記レーザー発光具の先端部を棒材入口周縁部の傾斜面に当接させ、上記レーザー発光具の先端部の中心軸線及び上記発光部から発光されるレーザー光の光軸を加工芯と同軸上に位置決めする工程と、
    上記レーザー発光具を上記ベース部材の貫通孔から取り出し、上記レーザー発光具の後端部を上記貫通孔に挿入して上記ベース部材によって保持する工程と、
    上記棒材供給機の給送軸線が、上記レーザー発光具から発光されるレーザー光の上記光軸と同軸上になるように上記棒材供給機の位置を調整する工程と、
    を有することを特徴とする方法。
  15. 棒材を加工するための棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しをする方法であって、
    棒材供給機から棒材が供給される前にベース部材を上記棒材加工機の棒材入口部分の後端面に摺動可能に取り付ける工程と、
    中心軸線に沿って先端に向って軸対称に縮小した形状のレーザー発光具の先端部を上記ベース部材の軸方向に貫く貫通孔に挿入し、上記レーザー発光具の先端部を棒材入口周縁部の傾斜面に当接させ、上記レーザー発光具の先端部の中心軸線及び上記発光部から発光されるレーザー光の光軸を加工芯と同軸上に位置決めする工程と、
    上記棒材供給機の給送軸線が、上記レーザー発光具から発光されるレーザー光の上記光軸と同軸上になるように上記棒材供給機の位置を調整する工程と、
    を有することを特徴とする方法。
  16. 棒材を加工するための棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しをする方法であって、
    棒材供給機から棒材が供給される前に、レーザー発光具の本体部に一体に設けられたベース部材を上記棒材加工機の棒材入口部分の後端面に摺動可能に取り付ける工程と、
    中心軸線に沿って先端に向って軸対称に縮小した形状のレーザー発光具の先端部を棒材入口周縁部の傾斜面に当接させ、上記レーザー発光具の先端部の中心軸線及び上記発光部から発光されるレーザー光の光軸を加工芯と同軸上に位置決めする工程と、
    上記棒材供給機の給送軸線が、上記レーザー発光具から発光されるレーザー光の上記光軸と同軸上になるように上記棒材供給機の位置を調整する工程と、
    を有することを特徴とする方法。
  17. 棒材を加工するための棒材加工機の加工芯と棒材供給機の給送軸線との芯出しをする方法であって、
    棒材供給機から棒材が供給される前にベース部材を上記棒材加工機の棒材入口部分の後端面に摺動可能に取り付ける工程と、
    中心軸線に沿って先端に向って軸対称に縮小した形状の芯出しシャフト部材の先端部を上記ベース部材の軸方向に貫く貫通孔に挿入し、上記芯出しシャフト部材の先端部を棒材入口周縁部の傾斜面に当接させ、上記貫通孔の中心軸線、上記芯出しシャフト部材の先端部の中心軸線、及び加工芯を同軸上に位置決めする工程と、
    上記芯出しシャフト部材を上記ベース部材の貫通孔から取り出し、管部材を上記貫通孔に挿入し、上記管部材の中心軸線を加工芯と同軸上に位置決めする工程と、
    上記管部材が上記貫通孔に挿入されている状態で上記棒材供給機の送り矢又は棒材供給機のガイドレールの上に載置したとき中心軸線が給送軸線と一致する芯出し棒が、上記管部材の内部に挿入可能となるように、棒材供給機の位置を調整する工程と、
    を有することを特徴とする方法。
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