JP2015019781A - 乗物用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】照明装置を持ち手として好適に兼用可能とすることにある。
【解決手段】照明装置20が、照明灯22と、照明灯22を保持する筒状の保持部材26とを有し、保持部材26内に配索されたケーブルにて照明灯に電力を供給可能である乗物用シートにおいて、保持部材26の一側を、シート構成部材の骨格に固定するとともに、保持部材26の少なくとも一部が、シート幅方向で見たシート構成部材の側面6cに常時配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明装置(筒状の保持部材と照明灯を有する装置)を備えた乗物用シートに関する。
この種の乗物用シートとして、シートクッションと、シートバックと、照明装置を有する乗物用シートが公知である(特許文献1を参照)。
照明装置は、略矩形の照明灯と、アーム部(保持部材に相当)と、連結部を有する。アーム部は、複数のパイプ材が互いに長さ方向にスライド可能に連なる部材(伸縮可能な部材)である。また連結部は、屈曲可能な筒材(例えばゴムからなる薄い筒状の被覆部と、被覆部内のらせん状のバネ材からなる筒材)であり、アーム部先端と照明灯を連結する。
公知技術では、アーム部の根元を、シートクッションの肘掛部(シート側部で上方に突出する部位)に起倒可能に連結する。そして腰掛部の後部側に収納凹部を設けて、後倒れ状態のアーム部を、照明灯とともに収納可能とする。
そこでアーム部を肘掛部から起立させつつ照明灯にて乗員の手元を照らす。このとき連結部を、その長さ方向途中で適宜湾曲させて照明灯の向きを調節する。そして照明装置の使用を終えた場合には、アーム部を後倒させつつ、照明灯とともに収納凹部に収納する(常時露出しない構成である)。
ところでこの種のシート構成では、乗物乗降時や乗物室内移動時などに、乗員がシートにつかまって姿勢を保持することがある。
そこでシートの利便性等を考慮して、乗員の持ち手となる部材をシートに適宜設けることが望ましい。しかしそうするとシートの部品点数が増加するなどして構成が複雑化しがちである。
特開平10−241447号公報
ここで公知技術の照明装置では、アーム部や連結部が腰掛部から突出するため、これら各部を持ち手として兼用することも考えられる。しかし照明装置は常時露出する構成ではなく、兼用化には適さない構成であった。さらにアーム部や連結部は、把持性能に劣る印象(つかまることでアーム部が倒れたり、連結部に指等を挟んだりする印象)があり、把持することを躊躇しがちである。
本発明は上述の点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、照明装置を持ち手として好適に兼用可能とすることにある。
上記課題を解決するための手段として、第1発明の乗物用シートでは、シートクッションやシートバック等のシート構成部材が照明装置を有する。そして照明装置が、照明灯と、照明灯を保持する筒状の保持部材とを有し、保持部材内に配索されたケーブルにて照明灯に電力を供給可能である。この種の構成では、照明装置を持ち手として好適に兼用できることが望ましい。
そこで本発明では、保持部材の一側を、シート構成部材の骨格に固定する(取付け安定性に優れる構成とする)。そして保持部材の少なくとも一部が、シート幅方向で見たシート構成部材の側面に常時配置される。
本発明では、安定性に優れる保持部材の一部を、シート構成部材の側面(比較的つかまりやすい部位)に常時配置することで持ち手として好適に使用できる。
第2発明の乗物用シートは、第1発明の乗物用シートであって、保持部材の少なくとも一部がシート構成部材の側面から離間して配置する。
本発明では、保持部材と側面の間に隙間を設けることにより、保持部材が、さらに把持しやすい構成となる。
第3発明の乗物用シートは、第1発明又は第2発明の乗物用シートにおいて、保持部材の他側が、照明灯を保持しつつ、シート構成部材の着座側に突出する。
本発明では、保持部材を着座側に突出させて、比較的目につきやすい位置に配置することができる。
本発明に係る第1発明によれば、照明装置を持ち手として好適に兼用可能とすることができる。また第2発明によれば、照明装置を持ち手としてより好適に兼用可能とすることができる。そして第3発明によれば、照明装置を持ち手としてさらに好適に兼用可能とすることができる。
乗物用シートの斜視図である。 シートフレーム一部の斜視図である。 保持部材の分解斜視図である。 保持部材の上面図である。 保持部材の断面図である。 保持部材一部の断面図である。 (a)は、シートバック一部の分解斜視図であり、(b)は、組付け後のシートバック一部の断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜図7を参照して説明する。各図には、適宜、車両用シート前方に符号F、車両用シート後方に符号B、車両用シート上方に符号UP、車両用シート下方に符号DWを付す。
図1の乗物用シート2は、シートクッション4と、シートバック6を有する。これらシート構成部材は、各々、シート骨格をなすシートフレーム(4F,6F)と、シート外形をなして乗員を弾性的に支持するシートパッド(4P,6P)と、シートパッドを被覆するシートカバー(4S,6S)を有する。
ここで本実施例では、ヘッドレスト8が、シートバック6の中央上部を着座側に突出させることで形成される(シートバックとヘッドレストが一体である)。またシートクッション4は、シート両側で上方に凸の肘掛部5aと、両肘掛部5aの間に橋渡し状に配置するテーブル5bを有する。
本実施例では、シートバック6が、複数の部位(天板メイン部6a,天板サイド部6b,カマチ部6c)と、照明装置20を有する(図1を参照)。
ここで天板メイン部6aは、シートバック6の中央部位(比較的平坦)であり、シートバック起立時を基準としてシート上下に延びる。また天板サイド部6bは、それぞれ天板メイン部6a両側に配置する部位であり、天板メイン部6aよりも着座側に突出してカーブ走行時等に乗員側部を支持できる。そしてカマチ部6cは、シート幅方向で見たシートバック6の側面をなす部位である。
そして照明装置20は、照明灯22と保持部材26(ともに詳細後述)を有し、例えば着座した乗員の手元を照らすことができる。
ところで上記シート構成では、乗物乗降時や乗物室内移動時などに、乗員がシートにつかまって姿勢を保持することがある。そこで典型的にはシートバック6に持ち手を設けるのであるが、このときシートの部品点数削減の観点などから、照明装置20を持ち手として兼用できることが望ましい。
そこで本実施例では、後述の構成にて、照明装置20を持ち手として好適に兼用することとした。以下、各構成について詳述する。
[シートバックの基本構成]
本実施例のシートバック6は、シートパッド6Pを、シートフレーム6F上に配置したのち、シートカバー6Sで被覆することで形成できる(図1を参照)。
ここでシートパッド6Pは、乗員を弾性的に支持する部材であり、例えばポリウレタンフォーム(密度:10kg/m3〜60kg/m3)にて形成できる(図7を参照)。またシートカバー6Sは、布帛(織物,編物,不織布)や皮革(天然皮革,合成皮革)からなる面状部材である。
そしてシートフレーム6Fは、アーチ状(略逆U字状)の枠体であり、補強部材10と、後述のブラケット12を有する(図2及び図7を参照)。本実施例のシートフレーム6Fは平板部材にて形成されており、起立状態を基準として前部側と後部側がシート内方に屈曲する(フランジ状とされる)。また補強部材10は、シート幅方向に長尺な平板部材であり、シートフレーム6F(上部側)でシート幅方向に向けて橋渡し状に固定される(図2を参照)。そして補強部材10には、後述の第一ケーブルCB1を取付けるための取付け孔10Hが設けられる。
またブラケット12は、略U字状(断面視)の平板材であり、互いに対面配置する一対の固定片12aと、固定片12a同士をつなぐ連結片12bと、連結突部14を備える(図2を参照)。
連結突部14は、両端開放状の筒体(四角柱状)であり、連結片12bの孔部(貫通孔)に挿入状態で固定されて連結片12bから突出する。
本実施例では、ブラケット12を、シートフレーム6Fの上部一側(角部)に配置する。この状態で一対の固定片12aを、シートフレーム6Fの前後面(フランジ部分)にそれぞれボルト止め等して、連結突部14を、シート幅方向外側に向けて突出配置する。
そして電源に電気的につながる第一ケーブルCB1を、シートフレーム6Fに沿って配索しつつブラケット12に延長する。このとき第一ケーブルCB1の途中を、クリップCLを介して補強部材10(取付け孔10H)に固定しつつ、第一ケーブルCB1の端部(コネクタCN)を連結突部14内に配置する。
[照明装置]
照明装置20は、照明灯22(第二ケーブルCB2)と、フレキシブルチューブ24と、後述の保持部材26を有する(図3〜図6を参照)。
ここで照明灯22は、半球状の部材であり、保持部材26(後述)の先端側に配設される(図3及び図5を参照)。そして本実施例では、後述するように照明灯22から延びる第二ケーブルCB2を、保持部材26に通しつつブラケット12側まで延長する(図7を参照)。
またフレキシブルチューブ24は、曲げ変形可能で且つその曲げ状態を維持可能な管部材であり、例えば撓み変形可能なチューブ(ゴムやエラストマ製)をらせん状の金属線で補強することで形成できる(図5を参照)。本実施例では、第二ケーブルCB2の途中にフレキシブルチューブ24を嵌装して、第二ケーブルCB2を所定の曲げ状態で維持可能とする。
そして保持部材26は、照明灯22を保持する筒状部材(中空)であり、第二ケーブルCB2を配索可能な通路26aが内部に形成される(図3〜図6を参照)。本実施例の保持部材26は、第一部材30(保持部材の一側をなす部材)と、第二部材40(保持部材の他側をなす部材)と、連結部材50を有する。
ここで保持部材26の材質として、持ち手として使用可能な剛性を有する材質(金属や樹脂等)が好ましく、典型的にフレキシブルチューブ24(チューブ部分)よりも硬質な材質である。
第一部材30は、両端開放状の筒状部材(上方視で略J字状)であり、カマチ部6cを横断可能な長さ寸法を有する。
第一部材30の一側は円筒状とされており、その端部側(開口)に後述の連結部材50(第一接続部51)を挿設可能である(図5を参照)。また第一部材30の他側は、シート側に向けて湾曲状に突出しており、通路26aの開口が、カマチ部6cを臨む面に開口する(図3及び図4を参照)。そして第一部材30の他側(通路26aの開口)には、取付け部32と、複数の突出片34が設けられる。取付け部32は、開口の一部をなす略四角形状の孔部であり、連結突部14を挿入(保持)可能である(図7を参照)。また複数の突出片34は、取付け部32の縁部からシート側に突出する平板片であり、それぞれ連結突部14の対応する側面に対面状に配置する。
また第二部材40は、両端開放状の筒部材(円筒状)であり、その一側端部に、照明灯22を保持可能な収納部42が設けられる(図3を参照)。
第二部材40の他側端部には、やや径大とされた開口が形成されており、後述の連結部材50(第二接続部52)を挿設可能である(図5を参照)。そして第二部材40の通路26a(内壁)途中には、一対の保持部44(断面視で略L字状)が突設されており、フレキシブルチューブ24を挟持状に保持できる。
そして連結部材50は、第一部材30と第二部材40を屈曲可能に連結する筒部材であり、フレキシブルチューブ24を保持可能な挿設孔(符号省略)が中央に形成される(図5を参照)。
本実施例の連結部材50は、第一部材30に挿設可能な第一接続部51と、第二部材40に挿設可能な第二接続部52を有する。第一接続部51は、円筒状の部位であり、第一部材30の一側端部(開口)に挿入可能である。
また第二接続部52は、樽状(中央に向かうにつれて肉厚となる形状)であり、第二部材40の他側端部(開口)に挿入可能である。本実施例の第二接続部52は、第一接続部51に対して(シート側に)やや傾いた状態で連結する。そしてシート幅方向で見た第二接続部52の一側(組付け時にシート外側に配置する外面部54)が凸曲面状とされる。
そして第二接続部52の他面側(組付け時にシート側に配置する内面部56)は、長さ方向で見た中央部分を頂とした略三角状とされる。本実施例では、内面部56が、中央の頂を境として、第一接続部51側に形成の傾斜面(第一テーパ部56a)と、端部側に形成の傾斜面(第二テーパ部56b)を有する。そして内面部56の中央部分(頂)には、筒方向外方に突出する突出部57(周り止めのための構成)が設けられる。
[照明装置の組立作業]
図5を参照して、第一部材30と第二部材40を連結部材50で連結して保持部材26を形成する。
本実施例では、第一部材30の一側端部に第一接続部51を挿設して、第二接続部52を外部に露出させる。このとき第二接続部の外面部54をシート外側に向けて配置するとともに、内面部56をシート側に向けて配置する。
そして第一部材30と第二部材40を直線状に配置しつつ、第二部材40の他側端部に、第一部材30から突出する第二接続部52を挿設する。このとき第二部材40の凹部46に突出部57を挿入して、第二部材40の軸周りの回転を阻止する。さらにこの状態で第二部材40の内壁を、第二テーパ部56bに面接触させることで、第二部材40が、第一部材30に対してシート外方に向けて屈曲することを阻止できる。
また第一部材30に対して第二部材40をシート内方に屈曲させるに従って、第二部材40の他側端部が、突出部57を起点として、第二テーパ部56b側から第一テーパ部56a側に傾く(図6を参照)。そして第二部材40の内壁が、第一テーパ部56aに接触することにより、これ以上の第二部材40のシート内方への屈曲が阻止される。
そして照明灯22を、上述の作業に前後して、スペーサーSを介して第二部材40の一側端部(収納部42)に嵌挿したのち、カバーCVで被覆する(図3及び図5を参照)。
また第二ケーブルCB2を、保持部材26内(通路26a)に配索しつつ第二部材40の他側端部に導く。このとき第二ケーブルCB2の途中(フレキシブルチューブ24)を、連結部材50内に配置しつつ第二部材40の保持部44にて保持する。こうすることで連結部材50を起点とした保持部材26の屈曲状態を、フレキシブルチューブ24にて維持することができる。
[照明装置の配設作業]
図3及び図7を参照して、照明装置20を、シートフレーム6Fに固定しつつ、カマチ部6c側を通って着座側に突出させる。
本実施例では、第一部材30を、シート後方から前方に向かうにつれて次第に下方に傾斜させつつ、カマチ部6cを横断して(跨いで)配置する(図1を参照)。そして第二ケーブルCB2を、第一部材30の他側端部(通路26aの開口)から引出しつつ、ブラケット12側の第一ケーブルCB1に接続する(両ケーブルのコネクタCN同士を接続する)。この状態で連結突部14を、各突出片34に接触させつつ取付け部32に挿入して固定する。こうして第一部材30(照明装置の一側)の他側端部を、ブラケット12を介してシートフレーム6Fに固定することができる(取付け安定性に優れる構成となる)。さらに第一部材30が、他側端部(突出部分)でシートフレーム6Fに固定される。こうすることで他側端部から先の第一部材30部分が、カマチ部6cから離間して配置する(これらの間に隙間Cが設けられる)こととなる(図4を参照)。
さらに本実施例では、第二部材40(照明装置の他側)が、照明灯22とともに着座側に突出配置される。そして必要に応じて第一部材30を、連結部材50を基点としてシート内方に屈曲させることにより、照明灯22にて、乗員の手元等を照らすことができる(読書灯等として好適に使用できる)。
そして上述のシート構成では、乗物乗降時や乗物室内移動時などに、乗員がシートにつかまって姿勢を保持することがある。
そこで本実施例では、第一部材30が、カマチ部6c(比較的つかまりやすい部位)を横断しつつ常時配置される。このため乗員が、第一部材30を持ち手として好適に利用することができる(図1を参照)。このとき第一部材30とカマチ部6cの間に隙間Cを設けたことで、第一部材30自体が把持しやすい構成となる(図4を参照)。
また本実施例では、第二部材40が着座側に突出して比較的目につきやすい位置に配置するため、とっさの場合に乗員がつかみやすい構成である。このとき第二部材40が、直線状態からシート内方にのみ屈曲するため(可動領域が限定されているため)、比較的支持性能に優れる構成となる。
以上説明したとおり本実施例では、第一部材30(保持部材26の一部)をカマチ部6cに常時配置することで持ち手として好適に使用できる。このとき本実施例では、保持部材26(比較的径大で且つ硬質の部材)にてフレキシブルチューブ24等を覆う構成としたことで、同チューブ24が外部に露出する構成に比して把持性能に優れる印象を与えることができる。
また本実施例では、第一部材30とカマチ部6cの間に隙間Cを設けることにより、第一部材30を、さらに把持しやすい構成となる。
そして本実施例では、第二部材40を着座側に突出させて、比較的目につきやすい位置に配置することができる。
このため本実施例によれば、照明装置20を持ち手として好適に兼用できる。
本実施形態の乗物用シートは、上述した実施形態に限定されるものではなく、その他各種の実施形態を取り得る。
(1)本実施形態では、第一部材30とカマチ部6cの間に隙間Cを設ける例を説明したが、第一部材30(一部又は全部)を、カマチ部6cに当接状態で配置することもできる。この場合には、カマチ部を構成するシートパッドを押圧しつつ(へこましつつ)、第一部材30を把持することとなる。
(2)また本実施形態では、第二部材40(照明装置の他側)を着座側に突出配置する例を説明した。これとは異なり照明灯22のみを着座側に突出させることもできる。
(3)また本実施形態では、照明装置20やブラケット12の構成を例示したが、これらの構成は、シート構成に応じて適宜変更可能である。
例えば本実施例では、第一部材30を、下方傾斜状として(シート後方から前方に向かうにつれて次第に下方に傾斜させつつ)配置する例を説明した。第一部材は、上方傾斜状や略水平状態で配置することもできる。また第一部材の少なくとも一部を、カマチ部を上下に縦断するように配置させることもできる。そして第一部材は、シートフレームの角部のほか、シートフレームの上部や側部に固定することもできる。また第一部材を、シートフレームに直接固定することもできる。
また第二部材は、シート外方に向けて屈曲する構成とすることもできる。また可能であるかぎり、第二部材を、第一部材に対して着脱可能に配設することもできる。また保持部材に、複数の連結部材を設けることもできる。
そしてブラケットの構成は、第一部材を固定可能であるかぎり、各種の構成を取り得る。
(4)また本実施形態では、シートバックを一例に説明したが、本実施例の構成は、シートクッション等の各種シート構成部材に適用できる。また本実施形態の構成は、車両や航空機や電車などの乗物用シート全般に適用できる。
2 乗物用シート
4 シートクッション
6 シートバック
6a 天板メイン部
6b 天板サイド部
6c カマチ部
6S シートカバー
6P シートパッド
6F シートフレーム
12 ブラケット
14 連結突部
20 照明装置
22 照明灯
24 フレキシブルチューブ
26 保持部材
30 第一部材
40 第二部材
50 連結部材
C 隙間
CB1 第一ケーブル
CB2 第二ケーブル

Claims (3)

  1. シートクッションやシートバック等のシート構成部材が照明装置を有するとともに、前記照明装置が、照明灯と、前記照明灯を保持する筒状の保持部材とを有し、前記保持部材内に配索されたケーブルにて前記照明灯に電力を供給可能である乗物用シートにおいて、
    前記保持部材の一側を、前記シート構成部材の骨格に固定するとともに、前記保持部材の少なくとも一部が、シート幅方向で見た前記シート構成部材の側面に常時配置される乗物用シート。
  2. 前記保持部材の少なくとも一部が前記シート構成部材の側面から離間して配置する請求項1に記載の乗物用シート。
  3. 前記保持部材の他側が、前記照明灯を保持しつつ、前記シート構成部材の着座側に突出する請求項1又は2に記載の乗物用シート。
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