JP2015016773A - 車両用前照灯の配光制御方法および配光制御装置 - Google Patents

車両用前照灯の配光制御方法および配光制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】前方車両を検出し、対応する照明領域を減光するADB配光制御での処理を簡略化して応答性の高いADB配光制御を可能にした配光制御方法と配光制御装置を提供する。
【解決手段】前照灯により複数の照明領域A1〜A8を左右方向に配列してADB配光パターンPADBでの照明を行うとともに、前方車両CARの車両位置LP,RPを検出し、検出した車両位置に対応して当該複数の照明領域A1〜A8を選択的に減光する配光制御方法および装置であって、車両位置LP,RPに対して左右方向にそれぞれマージンLm,Rmを加えた補正車両位置aLP,aRPを設定し、この補正車両位置aLP,aRPを複数の照明領域A1〜A8と比較し、前方車両CARが属する照明領域を減光する。
【選択図】 図6

Description

本発明は自動車等の車両の前照灯(ヘッドランプ)の配光技術に関し、特にADB(Adaptive Driving Beam)配光制御が可能な車両用前照灯の配光制御方法と配光制御装置に関するものである。
自動車のヘッドランプによって自車両の前方領域の照明効果を高める一方で、当該前方領域に存在する先行車や対向車等の自車両の前方領域に存在する車両(以下、前方車両と称する)に対する眩惑を防止する配光を得るための手法の一つとしてADB配光制御が提案されている。このADB配光制御では、車両位置検出装置によって前方車両を検出し、検出した前方車両が存在する領域の光量を低減あるいは消灯し、それ以外の広い領域を明るく照明する制御が行われる。近年ではこのADB配光制御はLED等の発光素子を光源とするヘッドランプにも適用されており、光源としての複数個のLEDのそれぞれの照射領域を合体させて自車両の前方領域を明るく照明する配光を構成し、前方車両を検出したときには検出した前方車両に対応する照明領域を減光あるいは消灯する構成がとられている。なお、以後の説明では、照射領域の減光や消灯を合わせて減光と称する。
このようなADB配光制御では、車両位置検出装置における前方車両の検出位置と、ヘッドランプによって減光する実際の照明領域にずれが生じると、当該前方車両に光を照射して眩惑してしまうことがある。あるいは、必要以上に広い領域にわたって減光してしまい、前方領域の視認性が低下することがある。特に、ADB配光制御を行うシステムでは、前方車両を検出するための車両位置検出装置の取付位置誤差、当該車両位置検出装置において車両位置を検出する際の演算誤差、ヘッドランプのランプ光軸の設定誤差に伴う照明領域の設定誤差等の各種誤差が存在しているため、前方車両の検出位置とヘッドランプの照明領域とのずれを零にすることは難しい。この問題に対し、特許文献1では、前方車両を検出する際の検出マージンを設定しておき、この検出マージンによって検出出力に冗長性をもたせることにより、前方車両の検出と照明領域との誤差に基づいて生じる前方車両に対する眩惑を防止する技術が提案されている。
特開2009−220649号公報
特許文献1の技術は車両位置を検出して当該前方車両が存在する照明領域を特定する際の検出マージンとして1つの照明領域に対してそれぞれマージンを設定しているので、照明領域を特定する際には、検出した車両位置を複数の照明領域のそれぞれのマージンを参照した処理を行う必要がある。そのため、各照明領域に対してマージンを設定する処理が複雑なものになる。特に、特許文献では各照明領域に対して第1と第2のマージンを設定しているので、当該処理はさらに複雑なものになる。また、検出した前方車両の検出位置の変化速度に応じてマージン幅を変化させることも提案されているが、その場合には複数の照明領域についてそれぞれのマージンを変化させる必要があり、このための処理も複雑なものとなる。そのため、特許文献1の技術では、照明領域を特定するまでに時間がかかり、特定された照明領域を減光して当該照明領域に存在する前方車両に対する眩惑を防止するという応答性の高いADB配光制御を実現する際の課題となる。
本発明の目的は、前方車両を検出して照明領域を特定し、特定した照明領域を減光するADB配光制御での処理を簡略化して応答性の高いADB配光制御を可能にした配光制御方法と配光制御装置を提供するものである。
本発明の配光制御方法は 前照灯により複数の照明領域を左右方向に配列して所望の配光パターンでの照明を行うとともに、前方車両の車両位置を検出し、検出した車両位置に対応して当該複数の照明領域を選択的に減光する配光制御方法であって、車両位置に対して左右方向にそれぞれマージンを加えた補正車両位置を設定し、この補正車両位置に基づいて前方車両が属する照明領域を検出し、検出した照明領域を減光することを特徴とする。
本発明の配光制御装置は、前方領域を照明する複数の照明領域を左右方向に配列して所望の配光パターンでの照明を行う前照灯と、前方車両の車両位置を検出する前方車両検出手段と、検出した車両位置に対応して当該複数の照明領域を選択的に減光する配光制御手段とを備える配光制御装置であって、配光制御手段は、検出した前記車両位置に対して左右方向にそれぞれマージンを加えた補正車両位置を設定し、この補正車両位置に基づいて前方車両が属する照明領域を検出し、検出した照明領域を減光する構成であることを特徴とする。
本発明の配光制御装置では、配光制御手段は、車両位置の位置変化を検出し、その位置変化の時間に対する変化量に応じてマージンを増減する構成とすることが好ましい。例えば、位置変化の変化量が大きくなるのに従って車両位置が変化する方向のマージンを増加する。また、配光制御手段は、マージンを増加する際には迅速に、マージンを減少する際には緩やかに、それぞれ変化することが好ましい。
本発明によれば、検出した車両位置に対してマージンを設定することで、ADB配光制御に際して生じる各種誤差をマージンによって吸収し、適切なADB配光制御が実現できる。また、検出した車両位置にマージンを設定して補正車両位置を求め、この補正車両位置を複数の照明領域と比較して前方車両が属する各照明領域を求め、求めた照明領域の減光を制御しているので、複数の照明領域に対してそれぞれマージンを設定する必要がなく、照明領域を減光する際の処理が簡略化でき、迅速な応答性の高いADB配光制御が実現できる。また、前方車両の左右方向の移動状況に応じてマージンの値や増減の速度を適宜に制御することにより、照明領域を好ましい形態で点灯状態、消灯状態に設定することができる。
本発明の配光制御装置を備えるヘッドランプの概略縦断面図。 ロービーム、ハイビーム、ADBの各配光パターン図。 LEDアレイパッケージの概略正面図。 ADBランプユニットの概念構成とADB配光パターン図。 ADB配光制御(マージン無し)を説明する模式図。 ADB配光制御(マージン有り)を説明する模式図。 マージン制御を説明する模式図。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明のADB配光制御を適用した自動車のヘッドランプの概念構成図である。自動車の車体の前部左右に配設した左ヘッドランプL−HLと右ヘッドランプR−HLはほぼ同じ構成であり、ランプハウジング1内にロービームランプユニットLoL、ハイビームランプユニットHiL、ADBランプユニットALが配設されている。前記ロービームランプユニットLoLとハイビームランプユニットHiLの詳細については省略するが、各ランプユニットはそれぞれLED(発光ダイオード)を光源とするランプユニットとして構成されており、点灯(発光)したときに、自車の前方領域に対して図2(a)に示すロービーム配光パターンPLo、図2(b)に示すハイビーム配光パターンPHiで光照射を行うものである。
図3は前記ADBランプユニットALの光源として構成されているLEDアレイパッケージ23の概略正面図であり、ADBランプユニットALのユニットハウジング21に照射レンズ22とLEDアレイパッケージ23が内装されている。LEDパッケージ23はベース基板230に複数個、ここでは8個の1チップ型のLED(発光ダイオード)231〜238が水平方向に一列に配列した状態で搭載されている。これらのLED231〜238は図には表れない発光回路によってそれぞれ個別に発光・消光、ならびに発光光度が変化可能に構成されている。
図4にADBランプユニットALの概略平面構成を示すように、各LED231〜238から出射される光は前記照射レンズ22に入射され、この照射レンズ22によって自車両の前方領域にADB配光パターンPADBの光照射を行うようになっている。図4の上部の図はそのADB配光パターンの配光パターン図であり、各LED231〜238からの光でそれぞれ所定の照明領域A1〜A8の照明を行ない、これら照明領域A1〜A8の互いに隣接する領域を一部重畳させることによって水平方向(左右方向)に細長いADB配光パターンPADBを形成している。このADB配光パターンPADBは、図2(c)に示すように、図2(a)に示したロービーム配光パターンPLoのカットオフラインよりも上方の領域に8個のLED231〜238のそれぞれによる照明領域A1〜A8が水平方向に配列された配光パターンになる。
図1に示したように、前記左ヘッドランプL−HLにはマスターランプECU2が配設され、右ヘッドランプR−HLにはスレーブランプECU3が配設されている。前記マスターランプECU2は、自動車のCAN(Controller Area Network)ライン100を通して入力されてくる各種制御信号に基づいて左ヘッドランプL−HLのロービームランプユニットLoL、ハイビームランプユニットHiL、ADBランプユニットALの点灯を制御するための点灯制御信号を生成し、かつこの点灯制御信号に基づいて各ランプユニットLoL,HiL,ALを制御する。前記スレーブランプECU3は、前記マスターランプECU2からLIN(Local
Interconnect Network)ライン201を通して入力されてくる点灯制御信号に基づいて右ヘッドランプR−HLのロービームランプユニットLoL、ハイビームランプユニットHiLの点灯を制御する。一方、右ヘッドランプR−HLのADBランプユニットALは前記左ヘッドランプL−HLのマスターランプECU3にLINライン200で接続されており、このマスターランプECU2によって左ヘッドランプL−HLのADBランプユニットALと同時に点灯が制御される。
前記マスターランプECU2が接続されているCANライン100には車両ECU4が接続されている。この車両ECU4は、図示を省略している自動車の運転席のランプスイッチからの点灯信号に基づいて前記ヘッドランプL−HL,R−HLの各ランプユニットの点灯を制御するための点灯制御信号をCANライン100に出力する。また、自動車の一部、ここでは自動車のフロントウインドの上部に配設されて自動車の前方領域を撮像する撮像装置5が前記CANライン100に接続されており、当該撮像装置5で撮像した画像信号がCANライン100に出力されると、車両ECU4はその画像信号に基づいて自動車の前方領域に存在する前方車両の位置やその移動状態を検出し、これらの検出情報をCANライン100に出力する。
この構成のヘッドランプでは、運転者によるスイッチの切替え等によってハイビーム配光制御あるいはロービーム配光制御に設定されたときには、マスターランプECU2によって左ヘッドランプL−HLのハイビームランプユニットHiLとロービームランプユニットLoLが点灯制御される。同時に、右ヘッドランプR−HLではマスターランプECU2からの信号を受けたスレーブランプECU3によってハイビームランプユニットHiLとロービームランプユニットLoLが点灯制御される。これにより、図2(a),(b)に示したロービーム配光パターンPLo、ハイビーム配光パターンPHiでの照明が行われる。
一方、運転者によってADB配光制御に設定されたときには、車両ECU4は撮像装置5で撮像した画像信号に基づいて自動車の前方領域に存在する前方車両を検出し、その車両位置情報をCANライン100に出力する。左ヘッドランプL−HLに設けられているマスターランプECU2はCANライン100を通して前方車両の車両位置情報を取得し、この車両位置情報に基づいて所要の演算を行い、ADB点灯制御信号を生成する。そして、生成したADB点灯制御信号に基づいて左右の各ヘッドランプL−HL,R−HLの各ADBランプユニットALの点灯を制御する。このとき、前方車両が検出されないときには、ADBランプユニットALの8個のLED231〜238が全て点灯される。これにより、図2(c)に示したように、ロービーム配光パターンPLoのカットオフラインの上側の左右全領域にわたって8個の照明領域A1〜A8が配列されたADB配光パターンPADBとなる。このADB点灯制御はマスターランプECU2によって左右のヘッドランプの各ADBランプユニットALが同時に点灯制御されるので、以降は左右のヘッドランプの各ADBランプユニットを区別することなく両者を合わせて説明する。
一方、前方車両が検出されたときには、マスターランプECU2は、CANライン100から入力されてくる前方車両の車両位置情報に基づいて、図5(a)に示すように、当該検出した前方車両CARの右端位置RPと左端位置LPを検出する。この右端位置と左端位置は実際には自車両の直進方向に対してなす角度として得られるが、ここでの説明では左右の両端位置を左右方向の座標位置として示している。そして、図5(b)に示すように、マスターランプECU2は、検出した前方車両CARの左端位置LPと右端位置RPを、ADB配光パターンPADBを構成している8つの照明領域A1〜A8のそれぞれの左境界位置LBおよび右境界位置RBと比較する。すなわち、前方車両CARの左右端位置LB,RBを8つの照明領域A1〜A8のそれぞれの左右境界位置LB,RBと比較し、これから前方車両CARが属する照明領域を検出し、この検出した照明領域に対応するLEDを消光する。図5(b)の例では、前方車両CARの左右端位置LP,RPが照明領域A5の右境界位置RBと照明領域A7の左境界位置LBとの間に存在しているので、これに対応する照明領域A6のLED236が消光され、その他のLEDは点灯された状態とされる。これにより、当該前方車両CARが属する照明領域A6が遮光されて当該前方車両CARに対する眩惑を防止する一方で、眩惑することがない他の領域A1〜A5,A7〜A8を照明し、自車両における前方視認性が向上される。
このADB配光制御においては、前方車両CARの左右端位置LP,RPを照明領域A1〜A8の各左右境界位置LB,RBと比較するので、前方車両CARの眩惑防止に必要な領域のみを遮光することができ、視認性を高める上では有効である。しかし、ADBランプユニットALのランプ光軸と、撮像装置5の撮像光軸の水平方向の位置が完全に一致していないと、検出した前方車両CARの左右端位置LP,RPと各照明領域A1〜A8の左右境界位置LB,RBとの間に水平方向の誤差が生じる。この誤差は(背景技術)において説明したとおりであり、この誤差によってADB配光制御において前方車両に対して眩惑を生じさせ、あるいは遮光領域が必要以上に拡大して視認性が低下する要因となっている。そのために特許文献1では複数の照明領域の左右境界位置に対してそれぞれ左右にマージンを設定している。しかし、この特許文献1の技術では、複数の照明領域のそれぞれについてマージンを設定しているので、各照明領域の左右境界位置にマージンを設定するための処理や、設定した左右境界位置に対して前方車両の左右両端位置を比較するための処理等の演算処理が複雑なものになる。特に、マージン幅を変更する際の処理においては複数の照明領域のそれぞれについて左右境界位置の変更処理を行う必要があり、これらの処理が複雑になる。
この実施形態では、マスターランプECU2はCANライン100を通して取得した前方車両CARの左右両端位置に対してマージンを設定する。すなわち、図6(a)に示すように、取得した前方車両CARの左端位置LPの左側に所要幅の左マージンLmを設定し、この左マージンLmだけ左側に偏った位置を補正左端位置aLPとする。同様に、取得した前方車両CARの右端位置RPの右側に所要幅の右マージンRmを設定し、この右マージンRmだけ右側に偏った位置を補正右端位置aRPとする。この実施形態では左マージンLmと右マージンRmは同じ値に設定しており、これらのマージンは前方車両CARを検出するための前記撮像装置5の車の取付位置誤差、車両ECU4やマスターランプECU2において車両位置を検出する際の演算誤差、ヘッドランプ、特にADBランプユニットALのランプ光軸の設定誤差に伴う照明領域の設定誤差等の各種誤差に基づいて設定されており、これらの誤差によって図5において説明したADB配光制御を行ったときに前方車両に対して眩惑を与えないようにするのに必要な余裕として設定している。
すなわち、マスターランプECU2は、前記補正左端位置aLPと補正右端位置aRPを設定した上で、図6(b)に示すように、補正左端位置aLPと補正右端位置aRPを前記した8つの照明領域A1〜A8のそれぞれの左端境界位置LBと右端境界位置RBと比較し、補正左端位置aLPと補正右端位置aRPが属する照明領域を検出する。そして、補正左端位置aLPと補正右端位置aRPが属している照明領域に対応するLEDを消灯する。図6(b)では、補正左端位置aLPが属する照明領域A5,A6と補正右端位置aRPが属する照明領域A6,A7を検出し、照明領域A5〜A7を消灯する。これにより、ADB配光パターンPADBは、これらの照明領域A5〜A7が消灯されて遮光領域となり、それ以外の照明領域が点灯されたADB配光パターンPADBに配光制御される。
このように、前方車両CARの左右両端位置LP,RPに対してマージンを加えた補正左端位置aLPと補正右端位置aRPを求め、この補正した左右端位置が属する照明領域を検出してこれらを選択的に消灯して遮光領域とするADB配光制御を行うことにより、前記した撮像装置5の取付位置誤差、ECU2,4における演算誤差、ADB配光パターンを構成する各照明領域の設定誤差等が存在する場合でも、この誤差を吸収し、ADBランプユニットALからの照明光による前方車両CARに対する眩惑が防止できる。その一方で、前方車両CARを除く照明領域はADBランプユニットALによって点灯状態とされることになり自車両における前方領域の視認性が向上される。なお、図6(b)では図5(b)に比較して遮光領域が拡大されているので前方車両に対する眩惑防止の面からは極めて有効である反面、視認性については多少効果が少なくなるが、通常前方車両が存在する領域は当該前方車両の照明灯によって照明されるため、このことによる視認性の低下は無視できる。
また、この実施形態では、マスターランプECU2は、CANライン100を通して時系列的に入力されてくる前方車両の車両位置の変化、すなわち自車両に対する前方車両CARの左右方向の位置変化を常時監視している。したがって、前方車両CARの位置が左右に変化すれば、これに対応して補正左端位置aLPと補正右端位置aRPも変化するので、ADB配光パターンPADBの照明領域の遮光領域は左右に変化されることになり、当該前方車両の左右の位置変化に追従して適切なADB配光制御が実現できる。
さらに、マスターランプECU2は、前方車両CARの車両位置を監視すると同時に、当該車両位置の時間に対する変化量、すなわち左右方向の位置変化速度に対応して、当該位置変化された方向のマージンを変化させる処理を実行する。例えば、図7(a)に示すように、前方車両CARが破線で示すように右方向に高速に位置変化したようなときには、補正右端位置aRPが照明領域Anの左端境界LBnを超えても処理の遅れにより照明領域Anを消灯することが遅れ、その間当該照明領域Anの照明光によって前方車両CARが眩惑されることがある。そこで、この場合には図7(b)に示すように、マスターランプECU2は前方車両CARが高速で右側に移動したことを検出すると、直ちに右マージンをRmからRmnに増加させる(Rm>Rmn)。これにより、補正右端位置aaRPは通常時の補正右端位置aRPよりもさらに右側に変位され、前方車両CARの補正右側位置aaRPはより迅速に照明領域Anの左端境界位置LBに属する状況となり、当該照明領域Anは速やかに消灯され前方車両CARに対する眩惑を確実に防止する。前方車両CARが左方向に高速に移動したときも同様であり、この場合には左マージンを増加させることになる。
ここで、マスターランプECU2は、前方車両が左右のいずれかの方向に高速で位置変化したときに、前記したように位置変化側のマージンを増加するが、その際には反対側のマージンは増減することなくその値を保持し、あるいは低減させるようにしてもよい。このように反対側のマージンについては増加することなく、所定の値を保持し、あるいは低減させることで、眩惑のおそれが少ない反対側の照明領域で好適なタイミングで点灯状態とすることができ、視認性を高める上で有効である。
さらに、前方車両の位置変化に追従して左右のマージンを増加させる際にはその増加速度や増加割合を所定値よりも大きくし、低減する際にはその低減速度や低減割合を所定値よりも小さくするように制御してもよい。例えば、前方車両が右方向に移動したときに右マージンを増加する際には迅速かつ大きい増加割合で右マージンを増加して補正右端位置を設定する。これにより、補正右端位置はより早いタイミングで右側の照明領域に属する状態となり、右側の照明領域を迅速に消灯し、前方車両に対する眩惑を確実に防止する。一方、前方車両が位置変化した反対側のマージンを低減する際にはその低減速度を遅くし、かつ低減割合を小さくしてもよい。前方車両の左方向への位置変化に伴って前方車両の左側の照明領域は消灯から点灯に制御されるが、左マージンを低減し、かつ低減割合を小さくすることで、当該照明領域はゆっくりと点灯されることになる。これにより、自車両の前方領域の一部が突然に消灯状態から明るい状態に切替えられることが防止でき、自車両のADB配光によって自車両の乗員が眩惑されること、あるいは違和感を生じることを防止することができる。
このマージンの増加、低減は、前方車両の位置変化速度に対応して比例的に増減させてもよい。すなわち、前方車両が左右に位置変化する速度に比例してマージンを増減させるようにする。あるいは、前方車両の左右の位置変化速度に対して所定のしきい値を設定しておき、位置変化速度がこのしきい値を超えたときにマージンを予め設定した値に増加させ、またはしきい値以下になったときに低減させるようにする。なお、マージンの最低値は前記した各種誤差に基づいて設定しており、この値よりも小さくすることはない。
このように、実施形態の配光制御装置では、検出された前方車両の左端位置と右端位置についてそれぞれマージンを加えた補正左端位置と補正右端位置を設定し、この補正左端位置と補正右端位置を複数の照明領域の各左端位置と右端位置を比較するだけでよい。また、前方車両の左右方向の移動に伴ってマージンを変更する場合でも左右のマージンのみを変更して補正左端位置と補正右端位置を変更するだけでよい。そのため、特許文献1のように、複数の照明領域のそれぞれの左右に設定したマージンを考慮して前方車両が属する照明領域を検出する処理は不要であり、またマージンを変更する際に複数の照明領域の各マージンを変更する処理も不要になる。これにより、ADB配光制御における処理を簡略化でき、前方車両の位置変化に追従した迅速なADB配光制御が実現できる。
この実施形態では、前方車両が属する照明領域を消灯して遮光領域を形成しているが、当該照明領域の光度を低減して遮光領域としてもよい。この低減する光度は、照明されても当該前方車両に対する眩惑を生じることがない光度であることは言うまでもない。
また、実施形態では前方車両が1台の場合について説明したが、先行車や対向車を含めて複数の前方車両が存在する場合には、これら複数の前方車両をまとめて1群の前方車両群として認識し、この1群の前方車両群の左端位置と右端位置を検出し、これら左端位置と右端位置に対してそれぞれマージンを設定すればよい。また、マージンを変更する際には、これら左端位置と右端位置の左右方向の移動方向とその位置変化に基づいて左マージンと右マージンを制御すればよい。したがって、1群の前方車両群が左右に拡大する際には左右のマージンを増加し、当該前方車両群が左右に縮小する際には左右のマージンを低減すればよい。ただし、この場合でも所定のマージンよりも低減することはない。
この実施形態では、マスターランプECU2は、撮像装置5で撮像した前方領域の撮像信号、特に前方領域に存在する道路や道路上の固定物を撮像した画像から自車両の直進方向の誤差を検出することも可能である。すなわち、撮像装置5の撮像光軸や、ADBランプユニットALのランプ光軸の方向は自動車の直進方向(車軸)を基準に設定している。そのため、この車軸が実際の自動車の直進方向に対して誤差が生じていると撮像光軸やランプ光軸の方向についても誤差が生じる。例えば、車軸に対する撮像光軸の誤差を±αとし、車軸に対するランプ光軸の誤差を±βとすると、撮像光軸に対するランプ光軸の誤差は最大で±(α+β)となる。さらに、車軸自身の設定誤差±γが加えられるため、車軸に対するランプ光軸の誤差は最大で±(α+β+γ)となる。そのため、前記した前方車両に対する左右のマージンLm,Rmは±(α+β+γ)を補償する値に設定する必要があり、ADB配光制御を行ったときの遮光領域がいたずらに大きくなってしまい、視認性を改善する上での障害になる。
ここでは撮像装置5で撮像した画像に存在する道路固定物等を対象とした画像解析によって自動車が実際に走行する方向、すなわち直進方向を検出することができるので、これから当該撮像装置5の撮像光軸と自動車の正しい直進方向との誤差が検出できる。すなわち、前記したαについてα+γの誤差が検出できる。したがって、マスターランプECU2において前方車両の左右の両端位置LP,RPを検出する際に、この誤差α+γを補正することにより、結果として正しい直進方向に対するランプ光軸の誤差を±βに抑制でき、前記したマージンLm,Rmを低減することが可能になる。
ここで、自動車の直進方向は、2軸または3軸加速度センサによって検出するようにしてもよく、自動車に配設した加速度センサの検出出力に基づいて前記したような補正を行うことで車軸とランプ光軸との誤差に基づくマージンを抑制が実現できる。また、直進方向を検出する際に加速度センサを用いる場合には、例えば図3に示すように、加速度センサ6をADBランプユニットALのLEDアレイパッケージ23に一体的に組み込めば、加速度センサとランプ光軸は同一方向に向けられので、加速度センサで検出した正しい直進方向に対するランプ光軸の誤差±β’を用いることで、取付誤差±βを±β’にまで抑制でき、前記したマージンLm,Rmをさらに低減することが可能になる。
以上説明した実施形態では8つの照明領域A1〜A8でADB配光パターンを構成しているので、前方車両を眩惑しないようにする遮光領域は照明領域単位での制御になる。そのため、前方車両と照明領域の境界との位置関係によっては遮光領域がマージン以上に大きくなる場合がある。このような場合には、前方車両に隣接して点灯状態とされる照明領域の光度を高める制御を実行することが好ましい。すなわち、照明領域の光度を高めることにより、当該照明領域が左右方向に拡大されるため、前方車両との間の遮光領域が狭められ、当該領域における視認性を改善することが可能になる。例えば、図6(b)の場合には照明領域A4,A8に対応するLED234,238に印加する電流を増加させて当該照明領域A4,A8の光度を高めれば、これら照明領域A4,A8の実質的な照明領域が左右方向に拡大されるので、遮光領域を狭めることが可能になる。
本実施形態は8個のLEDで8個の照明領域を形成してADB配光パターンを構成した例を示したが、このADB配光パターンに限られるものではなく、LEDの個数や照明領域の個数、さらには各照明領域のパターン形状は任意に設定することができる。
本発明は複数の照明領域でADB配光パターンを構成し、検出した前方車両に対応して各照明領域の点灯状態を制御するADB配光制御に採用することが可能である。
1 ランプハウジング
2 マスターランプECU
3 スレーブランプECU
4 車両ECU
5 撮像装置
6 加速度センサ
21 ユニットハウジング
22 照射レンズ
23 LEDアレイパッケージ
100 CANライン
200,201 LINライン
231〜238 LED
241〜248 単位リフレクタ
R−HL 右ヘッドランプ
L−HL 左ヘッドランプ
LoL ロービームランプユニット
HiL ハイビームランプユニット
AL ADBランプユニット
A1〜A8 照明領域
LP,aLP (前方車両の)左端位置,補正左端位置
RP,aRP (前方車両の)右端位置,補正右端位置
LB,RB (照明領域の)左端境界位置,右端境界位置

Claims (5)

  1. 前照灯により複数の照明領域を左右方向に配列して所望の配光パターンでの照明を行うとともに、前方車両の車両位置を検出し、検出した車両位置に対応して前記複数の照明領域を選択的に減光する配光制御方法であって、前記車両位置に対して左右方向にそれぞれマージンを加えた補正車両位置を設定し、この補正車両位置に基づいて前方車両が属する照明領域を検出し、検出した照明領域を減光することを特徴とする車両用前照灯の配光制御方法。
  2. 前方領域を照明する複数の照明領域を左右方向に配列して所望の配光パターンでの照明を行う前照灯と、前方車両の車両位置を検出する前方車両検出手段と、検出した車両位置に対応して前記複数の照明領域を選択的に減光する配光制御手段とを備える配光制御装置であって、前記配光制御手段は、検出した前記車両位置に基づいて前方車両が属する照明領域を検出し、検出した照明領域を減光する構成であることを特徴とする車両用前照灯の配光制御装置。
  3. 前記配光制御手段は、前記車両位置の位置変化を検出し、その位置変化の時間に対する変化量に応じて前記マージンを増減することを特徴とする請求項2に記載の車両用前照灯の配光制御装置。
  4. 前記位置変化の変化量が大きくなるのに従って車両位置が変化する方向のマージンを増加することを特徴とする請求項3に記載の車両用前照灯の配光制御装置。
  5. 前記配光制御手段は、前記マージンを増加する際には迅速に、前記マージンを減少する際には緩やかに、それぞれ変化することを特徴とする請求項3または4に記載の車両用前照灯の配光制御装置。


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