JP2015015687A - 傾斜角度補正装置、画像読取装置、画像形成装置およびプログラム - Google Patents

傾斜角度補正装置、画像読取装置、画像形成装置およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2015015687A
JP2015015687A JP2013142820A JP2013142820A JP2015015687A JP 2015015687 A JP2015015687 A JP 2015015687A JP 2013142820 A JP2013142820 A JP 2013142820A JP 2013142820 A JP2013142820 A JP 2013142820A JP 2015015687 A JP2015015687 A JP 2015015687A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
document
image
correction
derived
inclination angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013142820A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6070449B2 (ja
Inventor
山田 健二
Kenji Yamada
健二 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2013142820A priority Critical patent/JP6070449B2/ja
Priority to CN201410083195.0A priority patent/CN104284053B/zh
Priority to US14/202,556 priority patent/US9100608B2/en
Publication of JP2015015687A publication Critical patent/JP2015015687A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6070449B2 publication Critical patent/JP6070449B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/387Composing, repositioning or otherwise geometrically modifying originals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/387Composing, repositioning or otherwise geometrically modifying originals
    • H04N1/3877Image rotation
    • H04N1/3878Skew detection or correction

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

【課題】原稿の傾斜角度の誤補正を低減することが可能な傾斜角度補正装置、画像読取装置、画像形成装置およびプログラムを提供する。
【解決手段】原稿を読み取って得られた画像情報の当該原稿の予め定められた辺に対応する複数の画素の画素値に基づいて、予め定められた基準に対する辺の傾斜角度を導出すると共に、導出した傾斜角度の信頼度を導出する導出手段と、信頼度が予め定められた閾値以上の場合に導出した傾斜角度に基づいて画像情報により示される画像の向きを補正する補正手段と、を備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、傾斜角度補正装置、画像読取装置、画像形成装置およびプログラムに関する。
特許文献1には、原稿の表面を読み取って第1の画像を生成する第1のイメージセンサと、前記表面の読み取りと同時に前記原稿の裏面を読み取って第2の画像を生成する第2のイメージセンサと、前記第1の画像に対して画像の濃度を比較するための第1の比較用画像と前記第1の画像との濃度差を判別する第1の濃度差判別手段と、前記第2の画像に対して画像の濃度を比較するための第2の比較用画像と前記第2の画像との濃度差を判別する第2の濃度差判別手段と、前記第1の濃度差判別手段によって判別された濃度差に基づいて前記原稿の搬送方向側の前記第1の画像における第1の一辺の傾きを検出する第1の傾き検出手段と、前記第2の濃度差判別手段によって判別された濃度差に基づいて前記原稿の搬送方向側の前記第2の画像における第2の一辺の傾きを検出する第2の傾き検出手段とを備えることを特徴とする画像形成装置が開示されている。
特開2004−254166号公報
本発明は、原稿の傾斜角度の誤補正を低減することが可能な傾斜角度補正装置、画像読取装置、画像形成装置およびプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の傾斜角度補正装置は、原稿を読み取って得られた画像情報の前記原稿の予め定められた辺に対応する複数の画素の画素値に基づいて、予め定められた基準に対する前記辺の傾斜角度を導出すると共に、導出した傾斜角度の信頼度を導出する導出手段と、前記信頼度が予め定められた閾値以上の場合に導出した傾斜角度に基づいて前記画像情報により示される画像の向きを補正する補正手段と、を備えたものである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記補正手段は、前記導出した傾斜角度が原稿搬送時に想定される上限値以下の場合には前記導出した傾斜角度を用いて前記画像の向きを補正し、前記導出した傾斜角度が前記上限値を越える場合には前記上限値以下の角度を前記導出した傾斜角度として用いて前記画像の向きを補正するものである。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の発明において、前記補正手段は、前記原稿の大きさが予め定められた閾値より大きい場合に前記補正を行うものである。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の発明において、前記補正手段は、前記原稿の辺の単位長さ当たりの画素数又は前記原稿の単位面積当たりの画素数が予め定められた閾値を越える場合に前記補正を行うものである。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の発明において、前記導出手段は、前記複数の画素の各々に対してハフ変換を施した結果から求められる集束幅及び得票率の少なくとも一方に基づいて前記傾斜角度を導出し、かつ前記集束幅の逆数及び前記得票率の少なくとも一方を前記信頼度として導出するものである。
一方、上記目的を達成するために、請求項6に記載の画像読取装置は、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の傾斜角度補正装置と、前記補正手段による処理を経た後の画像情報を出力する出力手段と、を備えたものである。
また、上記目的を達成するために、請求項7に記載の画像形成装置は、請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の傾斜角度補正装置を備えたものである。
また、上記目的を達成するために、請求項8に記載の画像形成装置は、請求項6に記載の画像読取装置と、前記出力手段から出力された前記画像情報に基づいて記録媒体に画像を形成する形成手段と、を備えたものである。
さらに、上記目的を達成するために、請求項9に記載のプログラムは、コンピュータを、原稿を読み取って得られた画像情報の前記原稿の予め定められた辺に対応する複数の画素の画素値に基づいて、予め定められた基準に対する前記辺の傾斜角度を導出すると共に、導出した傾斜角度の信頼度を導出する導出手段と、前記信頼度が予め定められた閾値以上の場合に導出した傾斜角度に基づいて前記画像情報により示される画像の向きを補正する補正手段と、として機能させるためのものである。
請求項1、請求項6ないし請求項9に記載の発明によれば、傾斜角度の誤補正を低減することが可能になる、という効果が得られる。
請求項2に記載の発明によれば、傾斜角度が予め定められた上限値を越えた場合にも傾斜角度の誤補正を低減することが可能になる、という効果が得られる。
請求項3に記載の発明によれば、原稿の大きさが小さく、傾斜角度の導出精度が低い場合があることが想定される場合でも傾斜角度の誤補正を低減することが可能になる、という効果が得られる。
請求項4に記載の発明によれば、傾斜角度を導出するための画素数が原稿の大きさに対して極端に少なく、傾斜角度の導出精度が低い場合があることが想定される場合でも傾斜角度の誤補正を低減することが可能になる、という効果が得られる。
請求項5に記載の発明によれば、ハフ変換を施した結果から求められる集束幅及び得票率を用いない場合に比較して、より簡易に傾斜角度の誤補正を低減することが可能になる、という効果が得られる。
実施の形態に係る画像形成装置の構成の一例を示す概略斜視図である。 実施の形態に係る画像形成装置の原稿台の構成の一例を示す概略平面図である。 実施の形態に係る画像形成装置のスキャナの構成の一例を示す概略断面図である。 実施の形態に係る画像形成装置の電気系の要部構成の一例を示すブロック図である。 ハフ変換処理の説明に供するグラフである。 スキューの生じた原稿と該原稿のハフ変換との関係を説明するための図である。 特殊な形状の原稿と該原稿のハフ変換との関係を説明するための図である。 第1の実施の形態に係るスキュー補正処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係るスキュー補正処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための実施の形態の一例について詳細に説明する。なお、以下の説明では、本実施の形態に係る傾斜角度補正装置を、画像読取装置を有する画像形成装置に適用した形態を例示して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本実施の形態に係る画像形成装置10の概略構成の一例を示す斜視図である。
画像形成装置10は、スキャナ(画像読取装置)12、画像形成部14、給紙部16、およびUI(ユーザ・インタフェース)パネル18を備えている。
スキャナ12は、原稿台22および排出台24を備えている。原稿台22の上面には1対のガイド26A,26Bが設けられている。1対のガイド26A,26Bは、その一方(本実施の形態ではガイド26B)が原稿台22に置かれた原稿P(図2参照)の幅方向に移動し、原稿台22に置かれた原稿Pが搬送される際に、原稿Pを案内する。スキャナ12は、原稿台22に置かれた原稿Pを一枚ずつ取り込み、取り込んだ原稿Pを輪郭(外郭)を含んで読み取って、読み取った原稿Pの画像を示す画像情報を取得した後、原稿Pを排出台24に排出する。
一方、画像形成部14は、給紙部16に収容されている記録媒体の一例である記録用紙を取り出し、取り出した記録用紙に対して、スキャナ12で取得した画像情報に基づく画像を形成(印刷)し、画像が形成された記録用紙を排出台32に排出する。
UIパネル18は、画像を表示するタッチパネルディスプレイ34および各種設定等のために操作されるスイッチ36を備え、タッチパネルディスプレイ34およびスイッチ36を介して、スキャナ12による原稿Pの読み取り、および画像形成部14による記録用紙への画像の形成等の各種指示がユーザによって入力されると共に、タッチパネルディスプレイ34に各種情報が表示される。
図2は、本実施の形態に係る画像形成装置10に設けられた原稿台22の上面図である。上述したように1対のガイド26A,26Bのうちのガイド26Aは原稿台22に固定されており、ガイド26Bは、一例として図2に示すように、原稿台22に置かれた原稿Pの幅方向(原稿Pの搬送方向に直交する方向であり、図2の矢印A方向)に移動自在に原稿台22に設けられている。また、原稿台22には、原稿Pが原稿台22に置かれたことを検知するセンサ28が設けられている。更に、ガイド26Bの下側には、原稿Pの幅を検知するセンサ29が設けられている。
センサ29は、原稿Pの幅方向に沿って予め定められた間隔を隔てて配列された複数のフォトリフレクタ29Aを備えており、ガイド26Bが移動することによって、ガイド26Bの下に位置するフォトリフレクタ29Aはオン状態となる一方、ガイド26Bの下に位置しないフォトリフレクタ29Aはオフ状態となる。このように、センサ29は、ガイド26Bが原稿台22に置かれた原稿Pの幅に応じて移動することによりオン状態およびオフ状態が切り替わることで原稿台22に置かれた原稿Pの幅を検知する。
また、本実施の形態に係る画像形成装置10では、センサ28およびセンサ29として、原稿台22に置かれた原稿Pを、フォトリフレクタを用いて光学的に検知するセンサを用いるが、フォトリフレクタに限らず、フォトインタラプタであってもよいし、メカニカル・スイッチ等を用いて機械的に検知するセンサであってもよく、原稿台22上で原稿Pのサイズの検知に寄与するセンサであれば如何なるものであってもよい。
図3は、本実施の形態に係るスキャナ12の構成の一例を示す概略断面図である。図3に示すように、スキャナ12は、上段に配置された原稿搬送部40と下段に配置された画像読取部42とに大別される。原稿搬送部40は、原稿台22に置かれた原稿Pを搬送するものである。画像読取部42は、原稿搬送部40によって搬送された原稿Pをその輪郭を含んで読み取り、読み取って得た画像を示す画像情報を出力する。
原稿搬送部40は、原稿台22を上昇および下降させる原稿台リフタ44、原稿台リフタ44により上昇された原稿台22の原稿Pの束の最上面に接触して、原稿Pを一枚ずつ取り込む原稿取込ローラ46、および原稿取込ローラ46により取り込まれた原稿Pを搬送路48に送り出す送出ローラ50を備えている。
原稿Pが搬送される搬送路48には、原稿Pをさらに搬送方向下流側(図3の矢印B方向)に搬送する搬送ローラ52、原稿Pを更に下流側に搬送すると共にループ作成を行うプレ位置合わせローラ54、画像読取部42に対してレジストレーション調整(位置調整)を施しながら原稿Pを供給する位置合わせローラ56、光源72からの照射光を反射する反射板58、および画像が読み取られた原稿Pを更に下流側に搬送するアウトローラ60が備えられている。また、搬送路48には、搬送される原稿Pのループ状態に応じて支点を中心として回転するバッフル62、およびアウトローラ60よりも原稿Pの搬送方向下流側に設けられると共に、排出台24へ原稿Pを排出する排出ローラ64が備えられている。
また、スキャナ12は、搬送ローラ52とプレ位置合わせローラ54との間に原稿Pの先端および後端を検知するセンサ30を備えている。なお、本実施の形態では、センサ30として、フォトリフレクタを用いて光学的に検知するセンサを用いているが、これに限らず、フォトインタラプタであってもよいし、他のセンサを用いてもよい。
つぎに、本実施の形態に係るスキャナ12における、原稿Pの搬送の動作について簡単に説明する。
原稿取込ローラ46は、原稿Pの搬送を行わない待機時にはリフトアップされて退避位置に保持され、原稿搬送時にニップ位置(原稿搬送位置)へ降下して原稿台22上の最上位の原稿Pを搬送する。プレ位置合わせローラ54は、停止している位置合わせローラ56に原稿Pの先端を突き当ててループを作成する。このループが形成されると、バッフル62は支点を中心として開き、原稿Pのループを妨げることのないように機能している。
また、搬送ローラ52およびプレ位置合わせローラ54は、画像の読み取り中におけるループを保持している。このループ形成によって、原稿Pの読み取りタイミングが調整され、また、原稿Pの読み取り時における原稿搬送に伴うスキュー(傾斜)を抑制して、位置合わせの調整機能を高める。そして、原稿Pの読み取りの開始タイミングに合わせて、停止されていた位置合わせローラ56が回転を開始し、原稿Pが搬送される。搬送された原稿Pは、後述する第2プラテンガラス70Bを介して下面方向から読み取られる。
一方、画像読取部42は、原稿Pが置かれる透明な第1プラテンガラス70A、および原稿搬送部40によって搬送中の原稿Pを読み取るための光の開口部を形成する透明な第2プラテンガラス70Bが設けられている。
第1プラテンガラス70Aおよび第2プラテンガラス70Bの下側には、原稿Pの表面に向けて照明光を照射する光源72、原稿Pの表面で反射した反射光を受けて進行方向を90°曲げる第1反射ミラー74、第1反射ミラー74からの反射光の進行方向を90°曲げるための第2反射ミラー76、および第2反射ミラー76からの反射光の進行方向をさらに90°曲げるための第3反射ミラー78が備えられている。
第2プラテンガラス70Bの上部に配置された反射板58は、光源72から照射された照射光を第1反射ミラー74に向けて直接反射する。ここで、読取位置Qは原稿Pに光源72の光を照射して原稿を読み取る位置であり、反射板58で反射された反射光の光路と第2プラテンガラス70Bの表面とが交わる領域をさす。
なお、本実施の形態に係る画像読取部42では、光源72として蛍光ランプを用いるが、これに限らず、原稿Pの搬送方向と交差する方向に沿って配列された複数のLED(Light Emitting Diode)等、他の光源を用いてもよい。
さらに、画像読取部42は、レンズ80および画像読取センサ82を備えており、画像読取部42は、第3反射ミラー78で反射された反射光を、レンズ80によって画像読取センサ82に結像させることにより、画像読取センサ82によって原稿Pを輪郭を含んで読み取る。
なお、本実施の形態に係る画像読取部42では、画像読取センサ82として複数のCCD(Charge Coupled Device)で構成されるCCDラインセンサを用いるが、CCDラインセンサに限らず、CMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の他の固体撮像素子を用いてもよい。
また、本実施の形態に係る画像読取部42は、光源72および第1反射ミラー74がキャリッジ83Aによって、第2反射ミラー76および第3反射ミラー78がキャリッジ83Bによって各々図3の矢印C方向に移動自在とされている。これにより、第1プラテンガラス70Aの上面に原稿Pが置かれた場合に、光源72から照明光を原稿Pに向けて照射しつつ、矢印C方向へ光源72、第1反射ミラー74、第2反射ミラー76、および第3反射ミラー78を移動させて原稿Pを読み取る。
ここで、本実施の形態に係る画像形成装置10における原稿Pの外郭(エッジ)を検出する方法について説明する。
エッジの検出は、読取位置Qにおいて、光源72から反射板58または原稿Pに向けて照射された照射光の反射光を画像読取センサ82が受光する場合の受光量に基づいて行う。
より具体的には、原稿Pの画像の読み取り動作が実行された際に、原稿Pが読取位置Qに存在しない状態において反射板58により反射された直接反射光の光量と、読取位置Qに差し掛かった原稿Pで反射された反射光の光量とを比較し、両光量の差に基づく明暗差から読取位置Qを通過する原稿Pのエッジを検出する。
つまり、原稿Pの光源72に対する角度は、反射板58の光源72に対する角度とは異なるため、光源72から原稿Pに光が照射された場合には、原稿Pで拡散反射された光が画像読取センサ82で検知される。このため、原稿Pで反射され画像読取センサ82で検知される光量は、反射板58で直接反射され画像読取センサ82で検知される光量に比べて少なくなる。本実施の形態に係る画像形成装置10では、この光量の差に基づく明暗差により原稿Pのエッジを検出する。
なお、上記で検出されたエッジは、たとえば、後述するハフ変換を用いたスキュー角度の検出におけるエッジ画像の抽出に用いられる。
図4は、本実施の形態に係る画像形成装置10の電気系の要部構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、画像形成装置10は、画像形成部14、UIパネル18、コントローラ100、二次記憶部102、外部I/F(インタフェース)104、およびI/O(入出力)ポート106を含んで構成されている。
コントローラ100は、画像形成装置10全体の動作を制御するものであり、CPU(中央処理装置:Central Processing Unit)100A、RAM(Random Access Memory)100BおよびROM(Read Only Memory)100Cを備えている。RAM100Bは、各種プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるメモリであり、ROM100Cには、各種プログラムや各種パラメータ、各種テーブル情報等が予め記憶されている。CPU100Aは、ROM100Cに記憶されたプログラムをRAM100Bに取り込み、取り込んだプログラムを実行し、画像形成装置10全体の動作を制御する。
外部I/F104は、パーソナル・コンピュータ等の外部装置110に接続されており、コントローラ100と外部装置110とが相互にデータの授受を行うためのものである。I/Oポート106は、スキャナ12に接続されており、コントローラ100とスキャナ12とが相互にデータの授受を行うためのものである。
CPU100A、RAM100B、ROM100C、二次記憶部102、UIパネル18、画像形成部14、外部I/F104およびI/Oポート106は互いにアドレスバス、データバス、および制御バス等のバス108を介して接続されている。したがって、CPU100Aは、RAM100B、ROM100C、および二次記憶部102へのアクセスと、画像形成部14の動作状態の把握と、画像形成部14の動作の制御と、UIパネル18への各種情報の表示と、UIパネル18に対するユーザの操作指示内容の把握と、外部I/F104を介した外部装置110とのデータの授受と、I/Oポート106を介したスキャナ12とのデータの授受と、を各々行う。
一方、スキャナ12は、原稿搬送部40、画像読取部42、CPU12A、RAM12B、ROM12C、原稿検知部12D、画像蓄積部12E、およびI/Oポート12Fを含んで構成されている。RAM12Bは、各種プログラムの実行時のワークエリア等として用いられるメモリであり、ROM12Cには、後述するスキュー補正処理プログラム等の各種プログラムや各種パラメータ、各種テーブル情報等が予め記憶されている。CPU12Aは、ROM12Cに記憶されたスキュー補正処理プログラム等のプログラムをRAM12Bに取り込み、取り込んだプログラムを実行し、スキャナ12全体の動作を制御する。
原稿検知部12Dは、センサ28ないしセンサ30を含んで構成されており、原稿Pの輪郭の大きさ(たとえば原稿Pのサイズ)を検知する。具体的には、センサ29により原稿Pの幅を検知し、センサ28,30により原稿Pの先後端を検知することで原稿Pの輪郭の大きさを検知する。
画像蓄積部12Eは、画像読取部42で読み取って得られた画像情報を蓄積するメモリである。なお、本実施の形態では、画像蓄積部12Eとしてフラッシュメモリを適用しているが、これに限らず、ハードディスク装置やEEPROMなどであってもよい。
I/Oポート12Fは、I/Oポート106に接続されており、コントローラ100とデータの授受を行うためのものである。
CPU12A、RAM12B、ROM12C、原稿検知部12D、画像蓄積部12E、
I/Oポート12F、原稿搬送部40、および画像読取部42は互いにアドレスバス、データバス、および制御バス等のバス12Gを介して接続されている。したがって、CPU12Aは、RAM12B、ROM12C、および画像蓄積部12Eへのアクセスと、I/Oポート12Fを介したコントローラ100とのデータの授受と、原稿搬送部40、画像読取部42および原稿検知部12Dの動作の制御と、原稿搬送部40の動作状態の把握と、原稿検知部12Dの検知結果の把握と、を各々行う。
ところで、画像読取部42で原稿Pを読み取る際に該原稿Pが傾いていると、傾いたままの原稿Pの画像を示す画像情報が画像蓄積部12Eに蓄積され、傾きに対する補正等を施さなければそのまま送信され、画像形成部14で傾いた画像が記録用紙に形成されることになる。そこで、本実施の形態に係る画像形成装置10では、スキャナ12で読み取る際の原稿Pの傾斜角度(スキュー角度)を検出し、さらに上記原稿Pの画像情報に対して画像処理を施すことによって当該スキュー角度を補正している。
一方、本実施の形態に係る画像形成装置10では、スキャナ12の原稿搬送部40の設計において、当該原稿搬送部40で発生する可能性のあるスキュー角度の上限値が想定されている。この上限値の具体的な値は、一例として約1.3°程度の値である。
上記のスキュー角度を検出する方法としては、センサなどにより検出する機械的な方式(たとえば、特許文献1参照)と画像読取部42で読み取った原稿Pの画像情報に基づいて演算処理することにより検出する画像処理を用いた方式に大別されるが、本実施の形態では、画像処理を用いた方式による形態を採用している。
画像処理を用いたスキュー角度の検出方式では、画像読取部42によって読み取られた原稿Pの画像情報の外郭(ここでは、背景の画像情報と原稿Pの画像情報との境界部分を指す。以下、「エッジ」と称する。)を検出し、このエッジの予め定められた基準線とのなす角度を求め、この角度をスキュー角度とする。ここで基準線とは、原稿搬送部40における原稿Pの搬送方向に対して直交する方向、つまりスキューがない場合の搬送方向に直交する方向の原稿Pの辺の方向に対応している。
ここで、画像処理を用いたスキュー角度検出方式の一方式であるハフ変換処理について説明する。本実施の形態では、このハフ変換処理をCPU12Aによって実行するものとしているが、これを、たとえば、バス12Gを介してCPU12Aに接続された専用の画像処理部(図示省略)により実行するものとしてもよい。
まず、本実施の形態に係る画像形成装置10においては、画像読取部42においてエッジも含めて読み取られた原稿Pの画像情報は、ハフ変換処理の前処理として、画素ごとの階調値(画素値)が2値化される。なお、以下の説明においては、原稿Pの各エッジについて、最初に画像読取センサ82によって読み取られる原稿Pのエッジ(辺)を「リードエッジ」と称し、それと直交するエッジ(辺)を「サイドエッジ」と称して区別することとする。
階調値が2値で表される画像情報における画素の位置をX座標とY座標とで表すXY直交座標系で表した場合、座標(x,y)を通る直線であって、原点から当該直線に引いた垂線とX軸とのなす角度がθである直線の原点からの距離をRとすると、X−Y座標上において座標(x,y)に位置する画素を通る全ての直線は下記式(1)で表わされる。
R=xcosθ+ysinθ (0≦θ<π) ・・・(1)
たとえば、図5(a)に示した直線l上の座標P1(x1,y1)、P2(x2,y2)、およびP3(x3,y3)に位置する画素について、式(1)のθを0〜πまで順次変化させ、このθの変化に対応して得られるRを、図5(b)に示したようにθ−R座標上にプロットしていくと、ある画素を通る全ての直線は、θ−R座標上で曲線として表わされる。この曲線をハフ曲線と呼び、座標P1に対応するハフ曲線をハフ曲線C1といい、座標P2に対応するハフ曲線をハフ曲線C2、座標P3に対応するハフ曲線をハフ曲線C3という。このようにして、ハフ曲線を求める処理をハフ変換処理と呼ぶ。
図5(b)に示したように、ハフ曲線C1、C2、およびC3はそれぞれ直線lの位置および傾きによって一意に特定される。また、ハフ曲線C1、C2、およびC3の交点Q(R,θ)が存在するが、この交点QにおけるRおよびθの値を参照すれば、これらの値からも直線lが一意に特定される。すなわち、直線l上の点であればどの座標に位置する画素に基づいてハフ曲線を表したとしても、すべて交点Q(R,θ)を通る。
ハフ変換を用いたスキュー角度の検出では、画像読取部42で読み取った原稿Pの画像のエッジ上の点を画素単位で一定数選択し(図5(a)のP1、P2、P3に相当。以下、選択されたエッジ上の画素を「エッジ画素」と称する。)、これらのエッジ画素についてハフ変換を施し、上記ハフ変換の性質を利用して、原稿Pのエッジ(外郭)を推定する。すなわち、エッジ上に並んだエッジ画素をハフ変換すると、上記のように原理的には1点に集束するはずであるから、ハフ変換されたエッジ画素に対応する曲線同士が交わる点(図5(b)の交点Qに相当。以下、「集束点」という。)をエッジ(図5(a)の直線lに相当)に対応する点と推定する。
ここで、多くの場合、実際のエッジは1本の直線ではなく、曲がっていたりギザギザであったりするので、エッジ画素も必ずしも1本の直線上に載っているわけではない。この場合、エッジ画素をハフ変換して得られるハフ曲線同士の交点はR軸方向に一定の幅を持つことになる。エッジを求める場合にはθ−R座標上において1点を特定しなければならないが、実際上は、複数のハフ曲線が描かれたグラフにおいて、R軸方向の最も幅の狭い部分に対応するθを、実際のスキュー角度(前記基準線とリードエッジがなす角度)θsに対応するスキュー角度θsと推定する。以下、複数のハフ曲線を重ね書きしたグラフにおいてR軸方向の幅の最も狭い部分の幅を「集束幅」と称する(図5(b)参照)。集束幅は、スキュー角度を求める場合におけるハフ変換処理の結果の評価指標のひとつといえる。
図6を参照して、スキューの発生した原稿Pとそのハフ変換との関係についてさらに説明する。図6(a)は、原稿Pにスキュー角度θs1のスキューが発生した状態を示している。図6(a)のEGで示した各点はエッジ画素を示しており、図6(a)では、リードエッジ(LE)上で10個のエッジ画素が選択されていることを示している。なお、
図6(a)中のSEはサイドエッジを示している。
図6(b)は、スキュー角度θs1のスキューが発生した原稿Pの、エッジ画素EGに基づくハフ変換により得られたハフ曲線を表している。なお、図6(b)は、ハフ変換により得られたハフ曲線全体のうち、集束点の周囲の一定範囲を拡大したものである。
図6(b)に示すように、エッジ画素EGの各々はそれぞれハフ曲線に変換され、曲線群を形成するので、同図を参照し、R軸方向の最も幅の狭い部分に対応するθの値θs1をスキュー角度と推定する。
ここで、実際にユーザが画像読取部42で読み取らせる原稿Pには、不定形のものや外形(外郭)に凹凸を有するもの、タブや付箋があるもの、角が折れているもの等様々なものがある。従来技術のスキュー角度検出方式では、これらの場合に誤検出が発生して検出されたスキュー角度が補正すべき角度とは大きく異なってしまい、その結果スキューの誤補正が発生する懸念があった。
図7を参照して、上記のスキューの誤補正について説明する。図7(a)は、原稿PのリードエッジLEがギザギザになってはいるが、スキューは発生していない場合(θs=0の場合)の例である。リードエッジLEがギザギザであることから、図6に示した例と同じサンプル密度でエッジ画素EGを選択しても、これらのエッジ画素EGは1本の直線上には載らない。
図7(b)は、図7(a)のエッジ画素EGに基づくハフ変換により得られたハフ曲線を示す図であり、図6(b)と同様にR軸方向の最も幅の狭い部分(集束点)におけるθの値θs2を読み取り、このθs2をスキュー角度と推定する。この際、エッジ画素EGが直線上に載っていないことから、θs2≠0となる場合も発生する。この場合、このθs2をスキュー角度と推定してスキュー補正を実行してしまうと、実際にはスキューが発生していないにもかかわらず補正してしまい、傾いていない原稿Pの画像情報により示される画像を傾かせることになってしまう。
本実施の形態に係る画像形成装置10は、このスキューの誤補正を低減させることを企図している。具体的には、本実施の形態に係る画像形成装置10では、スキュー角度を検出するとともに、該検出した角度の信頼性を示す情報(以下、「信頼度」と称する場合がある。)を生成し、この信頼度が予め定められた閾値以上の場合にスキュー補正処理を施すとともに、信頼度が上記閾値より小さい場合にはスキュー補正処理を施さない。
上述したようにハフ変換における集束幅は、上記の信頼度の評価指標のひとつと考えられる。つまり、当該集束幅が狭いほど、複数のハフ曲線で表される直線群が1本の直線に近づくことになるので、スキュー角度の検出がそれだけ精度よく行われると考えられ、当該集束幅の信頼度は高いといえるからである。逆に集束幅が広いほど、1つの直線を目指して集束はしているものの、スキュー角度の検出の精度は落ちると考えられ、当該集束幅の信頼度は低いといえる。
ところで、ハフ変換処理の結果の評価指標としては上記集束幅以外に、「得票率」も考えられる。得票とは、図5(b)に示すように、θ−R平面を一定の幅でメッシュ(網目)状に分割し(以下、分割された各「網目」を「セル」と称する。図5(b)中の符号Mはそのセルのひとつを示している。同図では7×6に分割しているが、当然ながら実際には精度を上げるためにもっと細かく分割する。)、1本のハフ曲線が各セルを通過した場合に当該セルが1票得票したものとカウントするというルールのもと、すべてのハフ曲線についての各セルにおける得票を集計したものである。
具体的には、たとえば図5(b)において、セルMをハフ曲線C3が通過しているので、セルMは1票を得票している。そして、得票率は、あるセルにおける得票の全ハフ曲線数(各セルの最大得票数)に対する比率で定義される評価指標である。得票率によれば、
θ−R平面上のハフ曲線が集中するセルにおいて、全体に対してどの程度の寄与率でハフ曲線が集中しているかが評価される。したがって、得票率が高いセルほど、複数のハフ曲線で表される直線群が1本の直線に近づくことになるので、スキュー角度の検出がそれだけ精度よく行われると考えられ、当該得票率の信頼度は高いと言える。逆に得票率が小さいほど、相対的には1つのセルにハフ曲線が集中しているものの、スキュー角度の検出精度は落ちると考えられるので、当該セルの得票率の信頼度は低いといえる。
本実施の形態では、さらに、先述したスキャナ12において想定されるスキュー角度の上限値をスキューの評価指標として採用している。つまり、たとえば、スキャナ12の設計上あり得ないと考えられるスキュー角度に対しては、前記上限値の範囲内で補正を行う。
以下、図8を参照して、画像形成装置10で実行されるスキュー補正処理について説明する。図8は、本実施の形態に係るスキュー補正処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
図8に示す処理は、ユーザがスキャナ12の原稿台22に原稿Pをセットし、UIパネル18等を介して読み取りの開始を指示することで、CPU12AによってROM12C等に記憶されたスキュー補正処理プログラムが読み込まれ、CPU12Aによって該スキュー補正処理プログラムが実行される。
なお、本実施の形態では、本スキュー補正処理プログラムをROM12C等に予め記憶させておく形態を例示して説明したが、これに限られず、本スキュー補正処理プログラムがコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供される形態、有線または無線による通信手段を介して配信される形態等を適用してもよい。
また、本実施の形態では、スキュー補正処理を、プログラムを実行することによるコンピュータを利用したソフトウエア構成により実現しているが、これに限らない。たとえば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)を採用したハードウエア構成や、ハードウエア構成とソフトウエア構成の組み合わせによって実現してもよい。
図8に示すように、まず、ステップS100で、画像読取部42の画像読取センサ82により原稿Pを読み取り、当該原稿Pの画像情報を取得する。
つぎのステップS102では、スキュー角度を導出(検出)する。
なお、本実施の形態では、スキュー角度の検出方式としてハフ変換を採用した形態を例示して説明するが、これに限られず、最小二乗法等他の検出方式を採用してもよい。最小二乗法の場合の信頼度の評価指標としては、たとえば誤差関数が考えられる。
つぎのステップS104では、ステップS102で導出したスキュー角度の信頼度を導出する。
つぎのステップS106では、ステップS104で求めた信頼度が予め定められた第1の閾値(上記の集束幅の逆数または得票率に対する閾値)以上であるか否かについて判定する。
信頼度としては、たとえば、上述したハフ変換における集束幅の逆数、または、得票率を用いる。
ここで、集束幅の逆数、または、得票率の閾値の具体的な値について、リードエッジLEがA4サイズの原稿の短辺であり、画像読取センサ82で原稿Pを読み取る場合の解像度が600dpi(dots per inch)である場合を例にとり説明する。
この場合、リードエッジLEの長さは210mmであるから、解像度が600dpiの場合のエッジの画素数は、600×210/25.4≒4960個となる。
スキュー角度を検出する場合のエッジ画素数は、CPUによる演算速度、メモリ容量等の観点から、解像度を数分の一程度に落とす場合がある。本実施の形態に係る画像形成装置10でも、解像度を150dpiに落としているので、エッジ画素数は4960/4=1240個となり、この値が信頼度に対する閾値を設定する場合の母数となる。つまり、
θ−R平面上に描かれるハフ曲線の本数は合計1240本となる。
したがって、信頼度が集束幅の逆数である場合の閾値は、たとえば、上記1240本のハフ曲線のうちの、θ−R平面上のR軸方向に見た場合に線として区別が可能なハフ曲線の合計数の逆数としてもよい。
つまり、集束点において、2本以上重なっているハフ曲線は1本と数えることとすると、上記ハフ曲線の合計数は、理論的には、すべてのハフ曲線が重なる最も信頼度が高い1本の場合から、すべてのハフ曲線がばらつく最も信頼度の低い1240本までの値をとる。したがって、このハフ曲線の合計数の逆数に閾値を設けて、信頼度を判定することとしてもよい。
上記集束幅の逆数の閾値は、シミュレーション等により標準とする原稿Pについてハフ変換して求めた集束点におけるハフ曲線の合計数の逆数、または該ハフ曲線の合計数の逆数に余裕をもたせた値とすればよく、たとえばハフ曲線の合計数10本に対する0.1とすればよい
また、信頼度が得票率の場合の閾値も、シミュレーション等により標準とする原稿Pについてハフ変換して求めた集束点における得票率、または該得票率に余裕をもたせた値とすればよく、たとえば、上記1240本のうちの50%の得票率とすればよい。
再び図8を参照して、上記ステップS106で肯定判定となった場合にはつぎのステップS108に移行する一方、否定判定となった場合には、本スキュー補正処理プログラムを終了する。つまり、導出したスキュー角度は信頼性を欠いていると判断し、スキュー補正処理を実行しない。
ステップS108では、ステップS102で導出されたスキュー角度が、スキャナ12で想定するスキュー角度の上限値未満であるか否かを判定する。
ここで、スキュー角度の上限値は、先述したように原稿搬送部40で発生する可能性のあるスキューの上限値であり、たとえば先述した1.3°を用いればよい。
ステップS108で肯定判定となった場合にはつぎのステップS110に移行し、ステップS102で導出されたスキュー角度を用いてスキュー補正処理を実行する。
一方、ステップS108で否定判定となった場合には、ステップS112に移行し、上記スキュー角度の上限値でスキュー補正を実行する。つまり、導出されたスキュー角度がスキャナ12の設計上原理的にあり得ない角度なので、安全を見越して補正する角度を上限値にとどめる。
スキュー補正は、導出されたスキュー角度に基づいて、画像読取部42によって読み取られた原稿Pの画像情報により示される画像に回転処理を施すことにより実行される。該回転処理は、たとえば、アフィン変換等の変換を用いて行えばよい。
なお、本実施の形態では、ステップS108で、スキャナ12で想定するスキュー角度の上限値でスキュー角度の評価を行う形態を例示して説明したが、これに限られず、ステップS108ないしS112を省略して、ハフ変換によるスキュー角度の信頼度のみに基づいてスキュー補正を実行するか否かを判断してもよい。
また、ステップS112において、上記スキュー角度の上限値でスキュー補正する形態を例示して説明したが、これに限られず、たとえば、さらに安全を見越してスキュー角度の上限値の半分の角度でスキュー補正を実行してもよいし、さらには、スキュー補正を実行しないこととしてもよい。
以上詳述したように、本実施の形態に係る画像形成装置によれば、原稿の傾斜角度の誤補正が低減される。
[第2の実施の形態]
図9を参照して、本実施の形態に係る画像形成装置10について説明する。本実施の形態は、第1の実施の形態において、スキュー角度の信頼度を示す評価指標をさらに追加した形態である。
原稿Pを読み取ることにより求められたスキュー角度の信頼度のひとつの評価指標として、原稿Pのサイズ自体が考えられる。つまり、原稿Pのサイズが、画像形成装置10のスキャナ12で想定している(スキャナ12で保証されている)最低限の原稿サイズより小さい場合には、画像読取部42においてどのように動くか(回転するか)予測がつかない。また、画像読取部42において同じ解像度で読み込んでもエッジ画素の数が極端に少なくなり、ハフ変換処理自体の精度も落ちることが予測され、その結果スキューの誤補正が発生する確率も高まると考えられる。
そこで、原稿Pのサイズ、本実施の形態では一例として、リードエッジの長さを評価指標とし、この評価指標が予め定められた閾値よりも大きい場合にスキュー補正を行うことにより、スキューの誤補正を低減している。
原稿Pのサイズは、先述したセンサ29で検出されるサイズ(あるいは、センサ29でサイズが検出されなかったこと)を評価指標としており、リードエッジの長さの閾値としては、たとえば上記のスキャナ12で保証されているエッジの長さを採用し、具体的には、たとえば約30mm程度とすればよい。
また、原稿Pを読み取ることにより求められたスキュー角度の信頼度の別の評価指標として、エッジ画素数の原稿Pのサイズ(たとえば、リードエッジの長さ)に対する比率が考えられる。つまり、同じエッジ画素数でもリードエッジの長さに対する比率が小さくなるほどハフ変換自体の精度が落ち、その結果、誤補正が発生する確率も高まる。そこで、
たとえば、
エッジ指標=エッジ画素数/リードエッジの長さ (個/cm)
なる評価指標を想定し、この評価指標が予め定められた閾値より大きい場合にスキュー補正を行うことにより、スキューの誤補正を低減することが考えられる。
ここで、「リードエッジの長さ」とは、たとえば原稿Pの縦または横(画像読取部42で読み取るために、原稿台22にセットされた原稿Pの向きにより異なる)の長さのことであり、一例として、A4サイズであれば、A4サイズの各エッジ(辺)の長さは297mm×210mmであるから、297mmまたは210mmである。この場合のエッジ指標の閾値の具体的な値としては、たとえば実験あるいはシミュレーションをもとにハフ変換の精度が維持されるエッジ指標の下限値を求めて設定すればよく、たとえば、50(個/cm)程度とすればよい。
次に、図9を参照して、本実施の形態に係る画像形成装置10で実行されるスキュー補正処理について説明する。図9は、本実施の形態に係るスキュー補正処理プログラムの処理の流れを示すフローチャートである。
図9に示す処理においても図8と同様に、ユーザがすでにスキャナ12の原稿台22に原稿Pをセットし、UIパネル18等を介して読み取りの開始の指示をしているものとする。
まず、ステップS200で、画像読取部42により原稿Pを読み取り、当該原稿Pの画像情報を取得する。
つぎのステップS202で、原稿Pのサイズが第2の閾値(上記のリードエッジの長さの閾値)より大きいか否かについて判定する。ステップS202で肯定判定となった場合にはつぎのステップS204に移行する一方、否定判定となった場合には、本スキュー補正処理プログラムを終了する。
ステップS204では、エッジ指標が第3の閾値(上記のエッジ指標の閾値)より大きいか否かを判定し、その結果肯定判定となった場合にはステップS206に移行する一方、否定判定となった場合には、本スキュー補正処理プログラムを終了する。
ステップS206ないしS216は、図8のステップS102ないしS112と同様なので、説明を省略する。
以上の説明で明らかなように、本実施の形態に係る画像形成装置によっても、原稿の傾斜角度の誤補正が低減される。
本実施の形態では、上記第1の実施の形態に対して検出されたスキュー角度の信頼度の評価指標が追加されているので、より効果的に原稿の傾斜角度の誤補正が低減される。
ここで、上記各実施の形態では、得票率を信頼度とする場合において、各セルの得票率を比較・判断することとしたが、これに限られず、複数のセルをまとめたものをひとつの結合セルとし、該結合セルごとに比較・判断してもよい。この場合、結合セルの値としてたとえば、結合セル内の各セルの得票値の合計値あるいは平均値を採用し、当該合計値あるいは平均値に対応させて閾値を設定すればよい。
また、上記各実施の形態で説明したスキュー補正処理プログラムの処理の流れ(図8および図9参照)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
10 画像形成装置
12 スキャナ
12A、100A CPU
12B、100B RAM
12C、100C ROM
12D 原稿検知部
12E 画像蓄積部
12F、106 I/Oポート
12G、108 バス
14 画像形成部
16 給紙部
18 UIパネル
22 原稿台
24、32 排出台
26A、26B ガイド
28、29、30 センサ
29A フォトリフレクタ
34 タッチパネルディスプレイ
36 スイッチ
40 原稿搬送部
42 画像読取部
44 原稿台リフタ
46 原稿取込ローラ
48 搬送路
50 送出ローラ
52 搬送ローラ
54 プレ位置合わせローラ
56 位置合わせローラ
58 反射板
60 アウトローラ
62 バッフル
64 排出ローラ
70A 第1プラテンガラス
70B 第2プラテンガラス
72 光源
74 第1反射ミラー
76 第2反射ミラー
78 第3反射ミラー
80 レンズ
82 画像読取センサ
83A、83B キャリッジ
100 コントローラ
102 二次記憶部
104 外部I/F
110 外部装置

Claims (9)

  1. 原稿を読み取って得られた画像情報の前記原稿の予め定められた辺に対応する複数の画素の画素値に基づいて、予め定められた基準に対する前記辺の傾斜角度を導出すると共に、導出した傾斜角度の信頼度を導出する導出手段と、
    前記信頼度が予め定められた閾値以上の場合に導出した傾斜角度に基づいて前記画像情報により示される画像の向きを補正する補正手段と、
    を備えた傾斜角度補正装置。
  2. 前記補正手段は、前記導出した傾斜角度が原稿搬送時に想定される上限値以下の場合には前記導出した傾斜角度を用いて前記画像の向きを補正し、前記導出した傾斜角度が前記上限値を越える場合には前記上限値以下の角度を前記導出した傾斜角度として用いて前記画像の向きを補正する
    請求項1に記載の傾斜角度補正装置。
  3. 前記補正手段は、前記原稿の大きさが予め定められた閾値より大きい場合に前記補正を行う
    請求項1又は請求項2に記載の傾斜角度補正装置。
  4. 前記補正手段は、前記原稿の辺の単位長さ当たりの画素数又は前記原稿の単位面積当たりの画素数が予め定められた閾値を越える場合に前記補正を行う
    請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の傾斜角度補正装置。
  5. 前記導出手段は、前記複数の画素の各々に対してハフ変換を施した結果から求められる集束幅及び得票率の少なくとも一方に基づいて前記傾斜角度を導出し、かつ前記集束幅の逆数及び前記得票率の少なくとも一方を前記信頼度として導出する
    請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の傾斜角度補正装置。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の傾斜角度補正装置と、
    前記補正手段による処理を経た後の画像情報を出力する出力手段と、
    を備えた画像読取装置。
  7. 請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の傾斜角度補正装置を備えた画像形成装置。
  8. 請求項6に記載の画像読取装置と、
    前記出力手段から出力された前記画像情報に基づいて記録媒体に画像を形成する形成手段と、
    を備えた画像形成装置。
  9. コンピュータを、
    原稿を読み取って得られた画像情報の前記原稿の予め定められた辺に対応する複数の画素の画素値に基づいて、予め定められた基準に対する前記辺の傾斜角度を導出すると共に、導出した傾斜角度の信頼度を導出する導出手段と、
    前記信頼度が予め定められた閾値以上の場合に導出した傾斜角度に基づいて前記画像情報により示される画像の向きを補正する補正手段と、
    として機能させるためのプログラム。
JP2013142820A 2013-07-08 2013-07-08 傾斜角度補正装置、画像読取装置、画像形成装置およびプログラム Expired - Fee Related JP6070449B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013142820A JP6070449B2 (ja) 2013-07-08 2013-07-08 傾斜角度補正装置、画像読取装置、画像形成装置およびプログラム
CN201410083195.0A CN104284053B (zh) 2013-07-08 2014-03-07 倾斜角度校正装置、图像读取装置、图像形成装置及程序
US14/202,556 US9100608B2 (en) 2013-07-08 2014-03-10 Tilt angle correction function on an image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013142820A JP6070449B2 (ja) 2013-07-08 2013-07-08 傾斜角度補正装置、画像読取装置、画像形成装置およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015015687A true JP2015015687A (ja) 2015-01-22
JP6070449B2 JP6070449B2 (ja) 2017-02-01

Family

ID=52132629

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013142820A Expired - Fee Related JP6070449B2 (ja) 2013-07-08 2013-07-08 傾斜角度補正装置、画像読取装置、画像形成装置およびプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9100608B2 (ja)
JP (1) JP6070449B2 (ja)
CN (1) CN104284053B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10194051B2 (en) 2015-12-09 2019-01-29 Konica Minolta, Inc. Device for detecting amount of skew in document and image processing apparatus
JP2020155962A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 株式会社Pfu 画像読取装置、画像処理システム、制御方法及び制御プログラム

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016203282A1 (en) * 2015-06-18 2016-12-22 The Nielsen Company (Us), Llc Methods and apparatus to capture photographs using mobile devices
US10091392B2 (en) * 2015-08-25 2018-10-02 Hitachi Information & Telecommunication Engineering, Ltd. Image reading device, image reading method, and image reading program
JP6805552B2 (ja) * 2016-05-26 2020-12-23 コニカミノルタ株式会社 情報処理装置及びプログラム
CN106131362B (zh) * 2016-07-12 2019-11-26 珠海赛纳打印科技股份有限公司 一种图像处理方法、装置及图像形成设备
US10360629B2 (en) * 2016-12-19 2019-07-23 The Bartley J. Madden Foundation Volume attentive trade liquidity builder
JP7300926B2 (ja) * 2019-08-07 2023-06-30 シャープ株式会社 画像読取装置および画像読取装置を備えた画像形成装置
US11190658B2 (en) * 2019-11-15 2021-11-30 Canon Kabushiki Kaisha Image reading apparatus
CN111553344B (zh) * 2020-04-17 2023-05-12 携程旅游信息技术(上海)有限公司 文本图像的倾斜校正方法、系统、设备和存储介质
JP2021190900A (ja) * 2020-06-01 2021-12-13 キヤノン株式会社 画像読取装置
JP2022173646A (ja) * 2021-05-10 2022-11-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1153555A (ja) * 1997-08-07 1999-02-26 Meidensha Corp 線分・円弧の抽出方法
JPH11219460A (ja) * 1998-01-30 1999-08-10 Fuji Electric Co Ltd 傾斜画像処理方法
JPH11252351A (ja) * 1998-03-02 1999-09-17 Konica Corp 画像読取装置
JPH11288453A (ja) * 1998-01-14 1999-10-19 Eastman Kodak Co 再生用のスキャン環境における原稿画像のスキュ―角度および黒い境界線を検出する方法およびシステム
JP2000244728A (ja) * 1999-02-23 2000-09-08 Konica Corp 画像の傾き補正装置、原稿読取装置及び画像形成装置
JP2002084420A (ja) * 2000-09-07 2002-03-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムが格納された記録媒体
JP2004096435A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Minolta Co Ltd 画像解析装置、画像解析方法、および画像解析プログラム
JP2008147976A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Nec Corp 画像傾き補正装置及び画像傾き補正方法
JP2008187313A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Fuji Xerox Co Ltd 画像情報管理システム、画像情報管理装置、画像形成装置、画像情報管理プログラム及び画像形成プログラム
JP2010211699A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置及び画像処理プログラム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004254166A (ja) * 2003-02-21 2004-09-09 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
TWI238645B (en) * 2004-06-08 2005-08-21 Benq Corp Titled angle detection for document image deskew
JP4514213B2 (ja) * 2005-03-31 2010-07-28 キヤノン株式会社 画像処理装置およびその制御方法
JP2007336143A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
US9160885B2 (en) * 2009-07-02 2015-10-13 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Skew detection
CN102474573B (zh) * 2010-06-11 2016-03-16 松下电器(美国)知识产权公司 图像处理装置以及图像处理方法
CN102306292A (zh) * 2011-08-01 2012-01-04 青岛海信网络科技股份有限公司 一种复合式倾斜校正方法

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1153555A (ja) * 1997-08-07 1999-02-26 Meidensha Corp 線分・円弧の抽出方法
JPH11288453A (ja) * 1998-01-14 1999-10-19 Eastman Kodak Co 再生用のスキャン環境における原稿画像のスキュ―角度および黒い境界線を検出する方法およびシステム
JPH11219460A (ja) * 1998-01-30 1999-08-10 Fuji Electric Co Ltd 傾斜画像処理方法
JPH11252351A (ja) * 1998-03-02 1999-09-17 Konica Corp 画像読取装置
JP2000244728A (ja) * 1999-02-23 2000-09-08 Konica Corp 画像の傾き補正装置、原稿読取装置及び画像形成装置
JP2002084420A (ja) * 2000-09-07 2002-03-22 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラムが格納された記録媒体
JP2004096435A (ja) * 2002-08-30 2004-03-25 Minolta Co Ltd 画像解析装置、画像解析方法、および画像解析プログラム
JP2008147976A (ja) * 2006-12-08 2008-06-26 Nec Corp 画像傾き補正装置及び画像傾き補正方法
JP2008187313A (ja) * 2007-01-29 2008-08-14 Fuji Xerox Co Ltd 画像情報管理システム、画像情報管理装置、画像形成装置、画像情報管理プログラム及び画像形成プログラム
JP2010211699A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置及び画像処理プログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10194051B2 (en) 2015-12-09 2019-01-29 Konica Minolta, Inc. Device for detecting amount of skew in document and image processing apparatus
JP2020155962A (ja) * 2019-03-20 2020-09-24 株式会社Pfu 画像読取装置、画像処理システム、制御方法及び制御プログラム
JP7104650B2 (ja) 2019-03-20 2022-07-21 株式会社Pfu 画像読取装置、画像処理システム、制御方法及び制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20150009520A1 (en) 2015-01-08
CN104284053B (zh) 2018-12-25
US9100608B2 (en) 2015-08-04
CN104284053A (zh) 2015-01-14
JP6070449B2 (ja) 2017-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6070449B2 (ja) 傾斜角度補正装置、画像読取装置、画像形成装置およびプログラム
JP6021557B2 (ja) 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法、及び画像処理プログラム
US10491770B2 (en) Image reading apparatus with skew feed correction and image reading method thereof
US8427714B2 (en) Image-reading device
JP5556391B2 (ja) 画像読取装置
JP2013172243A (ja) 画像処理装置、画像処理システム、画像処理方法及び画像処理プログラム
JPH11252351A (ja) 画像読取装置
JP5440580B2 (ja) 読取装置及びプログラム
KR20110040471A (ko) 화상형성장치 및 그 스큐 보정 방법
JP6217191B2 (ja) 傾斜角度検出装置、画像読取装置、画像形成装置およびプログラム
US11140296B2 (en) Image reading apparatus
JP5811773B2 (ja) 画像読取装置
JP2016005186A (ja) 画像読取装置
JP5683099B2 (ja) 画像読取装置、画像読取装置の制御方法、およびプログラム
JP6221430B2 (ja) 傾斜角度検出装置、画像読取装置、画像形成装置およびプログラム
WO2023280173A1 (zh) 扫描方法及电子设备
JP2020155962A (ja) 画像読取装置、画像処理システム、制御方法及び制御プログラム
JP5231978B2 (ja) 画像読取装置、画像処理方法及びプログラム並びに画像読取システム
JP2010016514A (ja) 原稿読取装置
JP6830325B2 (ja) 画像読取装置
JP6632335B2 (ja) 画像読取装置、画像読取方法
JP2006005834A (ja) 両面画像読取装置
JP6107493B2 (ja) 画像読み取り装置、画像処理装置およびプログラム
US11665296B2 (en) Image reading device
US10257384B2 (en) Image processing apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150819

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160831

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160913

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20161206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20161219

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6070449

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees