JP2015015502A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイズおよびコストを抑えることができる半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置において、複数のpMIS配線M1pおよび複数のnMIS配線M1nのそれぞれは、方向Xに沿って延びかつ方向Yに沿ってピッチPminで配置された複数の第1の仮想ラインVLpおよび複数の第2の仮想ラインVLnの上に配置されている。複数の第1の仮想ラインVLpのうち境界BRに最も近いものと、複数の第2の仮想ラインVLnのうち境界BRに最も近いものとの間隔は、ピッチPminよりも大きい。
【選択図】図8

Description

本発明は、半導体装置に関し、特に、配列された複数個のスタンダードセルを有する半導体装置に関するものである。
半導体装置の設計において、特に45nm世代以降において、RDR(Restrictive Design Rule)という設計手法の採用または検討が行なわれてきている。具体的には、RDRとは、設計制約が厳しくされたデザインルールであり、メタル配線とポリ配線との各々が折れ曲がりを有するレイアウトである二次元レイアウトが用いられる代わりに、この折れ曲がりが禁止された一次元レイアウトが用いられる。これにより、トランジスタや配線の形状依存によるばらつきが抑制され、また、DRC(Design Rule Check)、近接効果補正(OPC:Optical Proximity Correction)、およびリソグラフィ検証などのEDA(Electronics Design Automation)負荷が抑制される。すなわち、RDRによって、リソグラフィのばらつきの発生と、設計デザインの複雑化とを抑制することができる。
また、半導体装置の設計において、たとえば特開平6−85062号公報に開示されているように、標準セル(スタンダードセル)が用いられることがある。特にSOC(System On Chip)において回路の大規模化に対応するため、たとえば特開2000−277620号公報に開示されているように、標準セルを使用したレイアウト設計が行なわれている。
またSOCの高集積化のために、電気的接続のためのコンタクトの数を削減することが提案されている。たとえば特開2005−79594号公報によれば、MOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタが形成される第1アクチブ領域と、第1電圧のための第2アクチブ領域とを第3アクチブ領域によって接続することで、コンタクトの数が削減されている。
またSOCのさらなる高集積化のために、パターンの微細化が進められてきている。この結果、特に45nmあるいは32nm世代以降において、リソグラフィにおける解像度の確保が難しくなってきている。これに対応するため、RDR(Restrictive Design Rule)という設計手法の採用または検討が行なわれてきている。RDRは、パターンが配置される際のピッチや、パターンの形状が制限されたデザインルールである。RDRによってリソグラフィが安定化されることで、トランジスタや配線の形状依存によるばらつきが軽減される(たとえば特開2000−223663号公報参照)。
特開平6−85062号公報 特開2000−277620号公報 特開2005−79594号公報 特開2000−223663号公報
設計制約の大きいRDRがスタンダードセルに対して適用されると、スタンダードセルの面積が大きくなる。特に一般的なSOC(System On Chip)製品のように、チップにおけるスタンダードセルが占める面積が大きい製品において、この問題は顕著となる。すなわちチップの大部分を占めるスタンダードセルの面積が大きくなってしまう結果、チップが大きくなるので、半導体装置のサイズおよびコストが大きくなるとう問題があった。
また半導体装置を高集積化する目的で、設計において従来から使用されてきたセルが単純に微細化されると、リソグラフィにおいて、解像度が不足したり、ばらつきが大きくなったりするという問題があった。このリソグラフィの課題を解決するためにセルに対してRDRを適用する方法に関して、これまで十分な提案がなされていなかった。
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、その一の目的は、リソグラフィのばらつきの発生と、設計デザインの複雑化とを抑制しつつ、半導体装置のサイズおよびコストを抑えることができる半導体装置を提供することである。
また本発明の他の目的は、設計においてセルが高集積化された際においても、リソグラフィにおいて解像度および安定性を確保することができる半導体装置を提供することである。
本発明の一の実施の形態における半導体装置は、第1の方向に沿って配列された複数のスタンダードセルを有する半導体装置である。複数のスタンダードセルの各々は、第1および第2の外縁を有する。第1および第2の外縁は、第1の方向に沿って延び、かつ互いに正対している。
この半導体装置は、半導体基板と、第1および第2の層とを有する。半導体基板は、pMIS(p-type Metal Insulator Semiconductor)領域とnMIS(n-type Metal Insulator Semiconductor)領域とを有する。pMIS領域は、第1の方向に沿って複数のスタンダードセルの各々を通りn型ウエルおよびp型ウエルの境となる境界と、第1の外縁との間に形成されている。nMIS領域は、境界と第2の外縁との間に形成されている。第1の層は、第1の方向に直交する第2の方向に沿って延びる複数のゲート配線を有し、かつ半導体基板上に設けられている。第2の層は、第1の層上に設けられている。第2の層は、第1および第2の電源配線と、複数のpMIS配線と、複数のnMIS配線とを含む。第1の電源配線は、第1の外縁に沿って延び、かつpMIS領域に電気的に接続されている。第2の電源配線は、第2の外縁に沿って延び、かつnMIS領域に電気的に接続されている。複数のpMIS配線は、第1および第2の電源配線の間のpMIS領域上において、第1の方向に沿って延びかつ第2の方向に沿って一のピッチで配置された複数の第1の仮想ラインのそれぞれの上に配置されている。複数のnMIS配線は、第1および第2の電源配線の間のnMIS領域上において、第1の方向に沿って延びかつ第2の方向に沿って一のピッチで配置された複数の第2の仮想ラインのそれぞれの上に配置されている。複数の第1の仮想ラインのうち境界に最も近いものと、複数の第2の仮想ラインのうち境界に最も近いものとの間隔は、一のピッチよりも大きい。
本発明の他の実施の形態における半導体装置は、第1の方向に沿って配列された複数のスタンダードセルを有する半導体装置である。複数のスタンダードセルの各々は、第1および第2の外縁を有する。第1および第2の外縁は、第1の方向に沿って延び、かつ互いに正対している。
この半導体装置は、半導体基板と、第1および第2の層とを有する。半導体基板は、pMIS領域とnMIS領域とを有する。pMIS領域は、第1の方向に沿って複数のスタンダードセルの各々を通りn型ウエルおよびp型ウエルの境となる境界と、第1の外縁との間に形成されている。nMIS領域は、境界と第2の外縁との間に形成されている。第1の層は、第1の方向に直交する第2の方向に沿って延びる複数のゲート配線を有し、かつ半導体基板上に設けられている。第2の層は、第1の層上に設けられている。第2の層は、第1および第2の電源配線と、複数のpMIS配線と、複数のnMIS配線とを含む。第1の電源配線は、第1の外縁に沿って延び、かつpMIS領域に電気的に接続されている。第2の電源配線は、第2の外縁に沿って延び、かつnMIS領域に電気的に接続されている。複数のpMIS配線は、第1および第2の電源配線の間のpMIS領域上において、第1の方向に沿って延びかつ第2の方向に沿って一のピッチで配置された複数の第1の仮想ラインのそれぞれの上に配置されている。複数のnMIS配線は、第1および第2の電源配線の間のnMIS領域上において、第1の方向に沿って延びかつ第2の方向に沿って一のピッチで配置された複数の第2の仮想ラインのそれぞれの上に配置されている。複数の第1の仮想ラインのうち第1の外縁に最も近いものと第1の外縁との間隔と、複数の第2の仮想ラインのうち第2の外縁に最も近いものと第2の外縁との間隔との各々は、一のピッチよりも大きい。
本発明のさらに他の実施の形態における半導体装置は、互いに間隔を空けて第1の方向に沿って延びる第1および第2セル境界の間を埋めるように第1の方向に沿って配列された複数のセルによって機能的に区画された領域を含む半導体装置であって、半導体基板と、複数のゲート電極とを有する。複数のゲート電極は、半導体基板上において第1の方向に直交する第2の方向に沿って延び、かつ複数のセルの各々において第1の方向に第1ピッチで配置されている。複数のセルの各々は、第1の方向に沿って第1ピッチの整数倍の幅を有する。
本発明の一の実施の形態における半導体装置によれば、複数の第1の仮想ラインのうち境界に最も近いものと、複数の第2の仮想ラインのうち境界に最も近いものとの間隔は、一のピッチよりも大きい。よって、複数の第1の仮想ラインのうち境界に最も近いものと、複数の第2の仮想ラインのうち境界に最も近いものとの間隔を十分に大きくする必要がある場合においても、一のピッチの大きさを抑えることができる。これにより半導体装置のサイズおよびコストを抑えることができる。
本発明の他の実施の形態における半導体装置によれば、複数の第1の仮想ラインのうち第1の外縁に最も近いものと第1の外縁との間隔と、複数の第2の仮想ラインのうち第2の外縁に最も近いものと第2の外縁との間隔との各々は、一のピッチよりも大きい。よって、複数の第1の仮想ラインのうち第1の外縁に最も近いものと第1の外縁との間隔と、複数の第2の仮想ラインのうち第2の外縁に最も近いものと第2の外縁との間隔との各々を十分に大きくする必要がある場合においても、一のピッチの大きさを抑えることができる。これにより半導体装置のサイズおよびコストを抑えることができる。
本発明のさらに他の実施の形態における半導体装置によれば、複数のセルの各々は、第1の方向に沿って第1ピッチの整数倍の幅を有する。これにより複数のセルによって埋められた領域においてゲート電極が均等なピッチで配置されるので、設計においてセルが高集積化された際においても、リソグラフィにおいて解像度および安定性を確保することができる。
本発明の実施の形態1における半導体装置の構成を概略的に示す平面図である。 図1に示す複数のスタンダードセルの1つに形成される機能素子の回路構成の一例を示す回路図である。 本発明の実施の形態1における半導体装置の1つのスタンダードセルの構成を概略的に示す平面図である。 図3のスタンダードセルの第2の層の構成を概略的に示す平面図である。 図3のスタンダードセルの第1の層および半導体基板の構成を概略的に示す平面図である。 図5のコンタクトホールが図示されていない図である。 図3〜図6の各々の線VII−VIIに沿った概略断面図である。 図4の平面レイアウトを説明するための図である。 本発明の実施の形態2における半導体装置の1つのスタンダードセルの第2の層の構成を概略的に示す平面図である。 本発明の実施の形態3における半導体装置の複数のスタンダードセルの配列を概略的に示す図である。 本発明の実施の形態3における半導体装置の複数のスタンダードセルの構成を概略的に示す平面図である。 図11のスタンダードセルの第2の層の構成を概略的に示す平面図である。 図11のスタンダードセルの第1の層および半導体基板の構成を概略的に示す平面図である。 図13のコンタクトホールが図示されていない図である。 図12の平面レイアウトを説明するための図である。 本発明の実施の形態4における半導体装置の構成を概略的に示す平面図である。 本発明の実施の形態4における半導体装置の構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の実施の形態4における半導体装置のセルによって区画された領域を概略的に示す部分平面図である。 本発明の実施の形態4における半導体装置の配線の配置を概略的に示す部分平面図である。 本発明の実施の形態4における半導体装置のゲート電極および拡散層の配置を概略的に示す部分平面図である。 図20の線XXI−XXIに沿う概略的な部分断面図である。 図20の線XXII−XXIIに沿う概略的な部分断面図である。 第1の比較例における半導体装置の配線の配置を示す部分平面図である。 第1の比較例における半導体装置のゲート電極および拡散層の配置を示す部分平面図である。 本発明の実施の形態4における半導体装置のゲート電極および拡散層の配置の第1の変形例を概略的に示す部分平面図である。 本発明の実施の形態4における半導体装置のゲート電極および拡散層の配置の第2の変形例を概略的に示す部分平面図である。 本発明の実施の形態4における半導体装置のゲート電極および拡散層の配置の第3の変形例を概略的に示す部分平面図である。 本発明の実施の形態4における半導体装置のゲート電極および拡散層の配置の第4の変形例を概略的に示す部分平面図である。 本発明の実施の形態4における半導体装置のゲート電極および拡散層の配置の第5の変形例を概略的に示す部分平面図である。 本発明の実施の形態5における半導体装置の配線の配置を概略的に示す部分平面図である。 本発明の実施の形態5における半導体装置のゲート電極および拡散層の配置を概略的に示す部分平面図である。 図31の領域Xaにおけるゲート配線の配置の説明図である。 図32の線XXXIII−XXXIIIに沿う概略的な部分断面図である。 図31の領域Xbにおけるゲート配線の配置の説明図である。 図31の領域Xcにおけるゲート配線の配置の説明図である。 図35の線XXXVI−XXXVIに沿う概略的な部分断面図である。 図31の領域Xdにおけるゲート配線の配置の説明図である。 図31の領域Xeにおけるゲート配線の配置の説明図である。 図38の線XXXIX−XXXIXに沿う概略的な部分断面図である。 図31の領域Xfにおけるゲート配線の配置の説明図である。 第2の比較例におけるゲート配線の配置の説明図である。 第3の比較例におけるゲート配線の配置の説明図である。 図42の線XLIII−XLIIIに沿う概略的な部分断面図である。 本発明の実施の形態6における半導体装置のゲート電極および拡散層の配置を概略的に示す平面図である。 図44の一部におけるセルの単位幅の説明図である。 第4の比較例におけるセルの単位幅の説明図である。 本発明の実施の形態7における半導体装置のゲート電極の配置を概略的に示す部分平面図である。 本発明の実施の形態7における半導体装置のセルの第1の例におけるゲート電極および拡散層の配置を概略的に示す平面図である。 本発明の実施の形態7における半導体装置のセルの第2の例におけるゲート電極の配置を概略的に示す平面図である。 第5の比較例における半導体装置のゲート電極の配置を示す部分平面図である。 本発明の実施の形態8における半導体装置の配線の配置を概略的に示す部分平面図である。 本発明の実施の形態8における半導体装置のダミーセルにおける拡散層、ゲート電極および配線の配置を概略的に示す平面図である。 第6の比較例における半導体装置の配線の配置を示す部分平面図である。 本発明の実施の形態9における半導体装置の容量セルにおける拡散層、ゲート電極および配線の配置を概略的に示す平面図である。 本発明の実施の形態9の変形例における半導体装置の容量セルにおける拡散層、ゲート電極および配線の配置を概略的に示す平面図である。 第7の比較例における半導体装置の容量セルにおける拡散層、ゲート電極および配線の配置を示す平面図である。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1を参照して、半導体装置(たとえば半導体チップ)50は、その表面に、スタンダードセル領域51と、そのスタンダードセル領域51の周囲に配置されたI/O(Input/Output)セル領域52と、外部との入出力に用いられるパッド(図示せず)とを主に有する。
スタンダードセル領域51は、図中、方向Xと、この方向Xに直交する方向Yに沿ったマトリックス状(行列状)に配置された複数のスタンダードセル51aを有する。複数のスタンダードセル51aの各々は、方向Xに沿って延びかつ互いに正対している外縁と、方向Yに沿って延びかつ互いに正対している外縁とにより囲まれている。スタンダードセルとは、半導体装置において所望の機能を構成するように自動配置手法によって配置される基本論理構成用のセルである。スタンダードセルライブラリを使用したSOCでは、このスタンダードセル領域51内に、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、FIFO(First-In First-Out)、SCSI(Small Computer System Interface)、SOG(Sea Of Gate)などが形成されている。
図2を参照して、スタンダードセル51a内に形成される機能素子の回路は、たとえばフリップフロップである。このフリップフロップは、データ入力端子DTと、出力端子QBと、クロック端子CKと、電源配線VD(第1の電源配線)と、接地配線VS(第2の電源配線)と、pMISトランジスタPTと、nMISトランジスタNTとを有する。なお図中において、複数の配線TCは互いに電気的に接続されている。また複数の配線TTは互いに電気的に接続されている。
主に図3〜図6を参照して、本実施の形態の半導体装置は、スタンダードセル51a(図1)のひとつとして、フリップフロップ(図2)をなすスタンダードセルCff(図3〜図5における一点鎖線の長方形)を有する。
図7を参照して、スタンダードセルCffにおいて半導体装置は、半導体基板SBと、第1〜第3の層L1〜L3とを有する。半導体基板SBは、pMIS領域RpとnMIS領域Rnとを有する。
主に図6を参照して、pMIS領域Rpは、方向Xに沿ってスタンダードセルCffを含む複数のスタンダードセル51a(図1)の各々を通る境界BRと、第1の外縁OTp(図中において一点鎖線の長方形状で表されるスタンダードセルCffの上辺に沿った線)との間に形成されている。nMIS領域Rnは、境界BRと第2の外縁OTn(図中において一点鎖線の長方形状で表されるスタンダードセルCffの下辺に沿った線)との間に形成されている。
図6および図7を参照して、pMIS領域Rpは、n型ウエルWnと、p型拡散領域Apとを有する。p型拡散領域Apはn型ウエルWn上に形成されている。p型拡散領域Apは、pMIS領域Rpにおけるソース/ドレイン領域と、このソース/ドレイン領域の一方の領域に電源配線VDの電位を供給するための領域(図6において第1の外縁OTpに沿って延びる領域)とを有する。この電位を供給するための領域と、ソース/ドレイン領域の他方の領域との間には間隔Saが設けられている。これによりpMIS領域Rpにおいてソース/ドレイン領域が互いに短絡することが防止されている。
同様に、nMIS領域Rnは、p型ウエルWpと、n型拡散領域Anとを有する。n型拡散領域Anは、p型ウエルWp上に形成されている。n型拡散領域Anは、nMIS領域Rnにおけるソース/ドレイン領域と、このソース/ドレイン領域の一方の領域に接地配線VSの電位を供給するための領域(図6において第2の外縁OTnに沿って延びる領域)とを有する。この電位を供給するための領域と、ソース/ドレイン領域の他方の領域との間には間隔Saが設けられている。これによりnMIS領域Rnにおいてソース/ドレイン領域が互いに短絡することが防止されている。
主に図5〜図7を参照して、第1の層L1は半導体基板SB上に設けられている。第1の層L1は、方向Yに沿って延びる複数のゲート配線GWを有する。複数のゲート配線GWは、方向Xに沿って均等の間隔で配置されている。この間隔は、トランジスタのデザインルールにおける最小間隔とされることが好ましい。各ゲート配線GWは、折れ曲がりを有しない一次元レイアウトに基づき形成されている。
ゲート配線GWは、ポリシリコン、またはチタンなどの金属材料からなり、共通ゲート配線Gcと、pMISゲート配線Gpと、nMISゲート配線Gnとを有する。共通ゲート配線Gcは、pMIS領域RpとnMIS領域Rnとに跨って形成されており、pMIS領域Rpに形成された複数のpMISトランジスタPTの一部と、nMIS領域Rnに形成された複数のnMISトランジスタNTの一部との双方のゲート配線を兼ねている。pMISゲート配線Gpは、pMIS領域Rp上にのみ形成されており、複数のpMISトランジスタPT(図2)の一部のゲート配線である。nMISゲート配線Gnは、nMIS領域Rn上にのみ形成されており、複数のnMISトランジスタNT(図2)の一部のゲート配線である。
図6を参照して、pMISゲート配線GpとnMISゲート配線Gnとの間には間隔Sbが設けられている。これによりpMISゲート配線GpとnMISゲート配線Gnとが互いに短絡することが防止されている。
図4および図7を参照して、第2の層L2は第1の層L1上に設けられている。第2の層L2は、電源配線VDと、接地配線VSと、複数のpMIS配線M1pと、複数のnMIS配線M1nとを含む。電源配線VD、接地配線VS、pMIS配線M1p、およびnMIS配線M1nの各々は、金属からなり、折れ曲がりを有しない一次元レイアウトに基づき形成されている。
電源配線VDは、第1の外縁OTpに沿って延びている。すなわち第1の外縁OTpは、平面視における電源配線VDの中心線である。また電源配線VDは、pMIS領域RpにコンタクトCTを介して電気的に接続されている。接地配線VSは、第2の外縁OTnに沿って延びている。すなわち第2の外縁OTnは、平面視における接地配線VSの中心線である。また接地配線VSは、nMIS領域RnにコンタクトCTを介して電気的に接続されている。
複数のpMIS配線M1pと、複数のnMIS配線M1nとは、フォトリソグラフィ技術により形成されている。この形成の際に近接効果補正が行なわれている。
主に図3および図7を参照して、第3の層L3は第2の層L2上に設けられている。第3の層L3は、方向Yに沿って延びる複数の配線M2を有する。配線M2は、金属からなり、図2に示す回路が構成されるように、ビアV1を介してpMIS配線M1pおよびnMIS配線M1nと接続されている。配線M2は、折れ曲がりを有しない一次元レイアウトに基づき形成されている。
図8を参照して、複数のpMIS配線M1pは、電源配線VDおよび接地配線VSの間のpMIS領域Rp上において、方向Xに沿って延びかつ方向Yに沿ってピッチPmin(図8)で配置された複数の第1の仮想ラインVLpのそれぞれの上に配置されている。すなわち複数の第1の仮想ラインVLpのそれぞれは、平面視における複数のpMIS配線M1pの中心線である。また複数のnMIS配線M1nは、電源配線VDおよび接地配線VSの間のnMIS領域Rn上において、方向Xに沿って延びかつ方向Yに沿ってピッチPminで配置された複数の第2の仮想ラインVLnのそれぞれの上に配置されている。すなわち複数の第2の仮想ラインVLnのそれぞれは、平面視における複数のnMIS配線M1nの中心線である。ピッチPminは、メタル配線のデザインルールにおける最小ピッチとされることが好ましい。
複数の第1の仮想ラインVLpのうち境界BRに最も近いものと、複数の第2の仮想ラインVLnのうち境界BRに最も近いものとの間隔Dpmは、ピッチPminよりも大きい。ここで境界BRとは、nMIS領域RnとpMIS領域Rpとの境界であり、p型ウエルWpとn型ウエルWnとの境界である。
また複数の第1の仮想ラインVLpのうち第1の外縁OTpに最も近いものと第1の外縁OTpとの間隔Sdpは、ピッチPminよりも大きい。また複数の第2の仮想ラインVLnのうち第2の外縁OTnに最も近いものと第2の外縁OTnとの間隔Ssnは、ピッチPminよりも大きい。
なお第1の外縁OTpまたは第2の外縁OTnを介して互いに隣り合うスタンダードセル51a内の機能素子および配線の平面レイアウト構成は、第1の外縁OTpまたは第2の外縁OTnに対して線対称な構成を有していてもよい。これにより、電源配線VDまたは接地配線VSを隣り合うスタンダードセル51aで共通化でき、レイアウトの縮小やP&R(Place and Route:自動配線配置)におけるセル配置設計が容易となる。
本実施の形態によれば、図8に示すように、間隔DpmはピッチPminよりも大きくされる。よって間隔Dpmを十分に大きくしつつ、スタンダードセルCffの大きさに対して影響の大きいピッチPminの大きさを抑えることができる。これによりスタンダードセルCffの大きさを抑えることができるので、半導体装置のサイズおよびコストを抑えることができる。
また間隔Dpmが十分に大きくされることで、間隔Sb(図6)を十分に確保することができる。これによりpMISゲート配線GpとnMISゲート配線Gnとが互いに短絡することが、より確実に防止される。
また本実施の形態によれば、図8に示すように、間隔Sdpと間隔Ssnとの各々はピッチPminよりも大きくされる。よって間隔Sdpと間隔Ssnとの各々を十分に大きくしつつ、スタンダードセルCffの大きさに対して影響の大きいピッチPminの大きさを抑えることができる。これによりスタンダードセルCffの大きさを抑えることができるので、半導体装置のサイズおよびコストを抑えることができる。
また間隔Sdpと間隔Ssnとの各々が十分に大きくされることで、間隔Sa(図6)を十分に確保することができる。これによりソース/ドレイン領域が互いに短絡することが、より確実に防止される。
また、図6に示すように、複数のゲート配線GWは、方向Xに沿って均等の間隔で配置されている。これにより、近接効果補正およびパターニングをより容易に行なうことができる。
また複数のpMIS配線M1pは、ピッチPmin、すなわち一定のピッチで配置されている。また複数のnMIS配線M1nは、ピッチPmin、すなわち一定のピッチで配置されている。このようにピッチが一定化されることで、近接効果補正およびパターニングをより容易に行なうことができる。
また、各ゲート配線GW、電源配線VD、接地配線VS、pMIS配線M1p、nMIS配線M1n、および配線M2の各々は、折れ曲がりを有しない一次元レイアウトに基づき形成されている。よってRDRに則った設計を行なうことができる。
(実施の形態2)
図9を参照して、本実施の形態においては、実施の形態1における電源配線VDおよび接地配線VSのそれぞれ代わりに、電源配線VDwおよび接地配線VSwを有する。電源配線VDwおよび接地配線VSの各々は、幅Wwを有する。幅Wwは、pMIS配線M1pおよびnMIS配線M1nの各々の幅Wsよりも大きい。
上記以外の構成については、上述した実施の形態1の構成とほぼ同じであるため、同一または対応する要素について同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
本実施の形態によれば、電源配線VDwおよび接地配線VSwの各々の幅Wwを大きくすることで電源配線VDwおよび接地配線VSwにおける電圧降下が抑えられつつ、スタンダードセルCffの大きさに対して影響の大きいpMIS配線M1pおよびnMIS配線M1nの幅Wsを小さくすることができる。これにより、特に高速動作時に問題となる電源の電圧降下を抑えつつ、スタンダードセルCffの大きさを抑えることができる。このようにスタンダードセルCffの大きさを抑えることで、半導体装置のサイズおよびコストを抑えることができる。
(実施の形態3)
図10を参照して、本実施の形態の半導体装置は、スタンダードセルCiv、Cnd、Cnr、Cflを有する。スタンダードセルCiv、Cnd、Cnr、Cflは、複数の段に分かれて配列されており、各段において図中の方向Xに沿って配列されている。
スタンダードセルCiv、Cnd、およびCnrのそれぞれは、インバータ、2NAND、2NORの機能を実現するためのものである。2NANDは2つの入力系統を有するNANDであり、2NORは2つの入力系統を有するNORである。またスタンダードセルCflは、フィラーセル(隙間セル)である。
図11〜図14を参照して、本実施の形態の半導体装置のスタンダードセルCiv、Cnd、Cnrの各々は、実施の形態1のスタンダードセルCffと類似の構成を有する。すなわち、本実施の形態の半導体装置は、スタンダードセルCiv、Cnd、Cnrの各々において、半導体基板と、第1〜第3の層とを有する。半導体基板は、pMIS領域RpおよびnMIS領域Rn(図14)を有する。第1の層は、ゲート配線GW(図13)を有する。第2の層は、pMIS配線およびnMIS配線のいずれかであるMIS配線M1(図12)を有する。第3の層は配線M2(図11)を有する。
主に図15を参照して、複数のMIS配線M1は、電源配線VDおよび接地配線VSの間において、方向Xに沿って延びかつ方向Yに沿ってピッチPminで配置された複数の仮想ラインVLのそれぞれの上に配置されている。また複数の仮想ラインVLのうち第1の外縁OTpに最も近いものと第1の外縁OTpとの間隔Sdpと、複数の仮想ラインVLのうち第2の外縁OTnに最も近いものと第2の外縁OTnとの間隔Ssnとの各々は、ピッチPminよりも大きい。
上記以外の構成については、上述した実施の形態1の構成とほぼ同じであるため、同一または対応する要素について同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
本実施の形態によれば、間隔Sdpと間隔Ssnとの各々はピッチPminよりも大きくされる。よって間隔Sdpと間隔Ssnとの各々を十分に大きくしつつ、スタンダードセルCiv、Cnd、Cnr、Cflの大きさに対して影響の大きいピッチPminの大きさを抑えることができる。これによりスタンダードセルCiv、Cnd、Cnr、Cflの大きさを抑えることができるので、半導体装置のサイズおよびコストを抑えることができる。
また間隔Sdpと間隔Ssnとの各々が十分に大きくされることで、実施の形態1と同様に、ソース/ドレイン領域が互いに短絡することが、より確実に防止される。
また、図14に示すように、複数のゲート配線GWは、方向Xに沿って均等の間隔で配置されている。これにより、近接効果補正およびパターニングをより容易に行なうことができる。
なお、この複数のゲート配線GWは、スタンダードセルCiv、Cnd、Cnr、Cflの種類に依らず、論理回路として使用されるスタンダードセル(Civ、Cnd、Cnr)上と、論理回路として使用されないスタンダードセル(Cfl)上との両方で方向Xに沿って均等の間隔で配置されている。さらにゲート配線GWは、これらスタンダードセル間のセル境界にも配置されている。さらにスタンダードセルCiv、Cnd、Cnr、Cflの種類に依らず、論理回路として使用されるスタンダードセル(Civ、Cnd、Cnr)および論理回路として使用されないスタンダードセル(Cfl)の両方で方向Xのセル幅はゲート配線GWの配置幅の整数倍となっている。これらのことにより、複数のゲート配線GWに対する近接効果補正およびパターニングをより容易に行なうことができる。
また複数のMIS配線M1は、ピッチPmin、すなわち一定のピッチで配置されている。このようにピッチが一定化されることで、近接効果補正およびパターニングをより容易に行なうことができる。
また、各ゲート配線GW、電源配線VD、接地配線VS、MIS配線M1、および配線M2の各々は、折れ曲がりを有しない一次元レイアウトに基づき形成されている。よってRDRに則った設計を行なうことができる。
なお本実施の形態によれば、半導体装置は、図14に示すような領域を含む。この領域は、互いに間隔を空けて方向X(第1方向)に沿って延びる第1および第2の外縁OTp、OTn(第1および第2セル境界)の間を埋めるように方向Xに沿って配列されたスタンダードセルCiv、Cnd、Cnr、Cfl(複数のセル)によって機能的に区画されている。またこの半導体装置は、半導体基板SB(図7)と、複数のゲート配線GW(ゲート電極)とを有する。複数のゲート配線GW(図14)は、半導体基板SB(図7)上において方向Xに直交する方向Y(第2方向)に沿って延び、かつスタンダードセルCiv、Cnd、Cnr、Cflの各々において方向Xに均等の間隔(第1ピッチ)で配置されている。スタンダードセルCiv、Cnd、Cnr、Cflの各々は、図14に示すように、方向Xに沿って上記間隔(第1ピッチ)の整数倍の幅を有する。
またスタンダードセルCiv、Cnd、Cnr、Cfl(図14)の各々はpMIS領域Rp(第1領域)およびnMIS領域Rn(第2領域)を含む。pMIS領域Rpは第1の外縁OTpとnMIS領域Rnとに挟まれるように配置されている。nMIS領域はpMIS領域と第2の外縁OTnとに挟まれるように配置されている。半導体基板SB(図7)は、pMIS領域Rpにおいてn型(第1導電型)を有するn型ウエルWn(第1ウエル)を含み、かつnMIS領域Rnにおいてp型(第2導電型)を有するp型ウエルWp(第2ウエル)を含む。またこの半導体装置は、n型ウエルWnの一部の上に形成され、かつp型を有するp型拡散領域Ap(第1拡散領域)と、p型ウエルWpの一部の上に形成され、かつn型を有するn型拡散領域An(第2拡散領域)とを有する。
(実施の形態4)
図16を参照して、本実施の形態の半導体装置SDは半導体基板SBを有し、半導体基板SB上に、I/O領域101と、CPU・ロジック領域102と、メモリ領域103と、PLL(Phase-Locked Loop)領域104と、アナログ領域105とを有する。
主に図17を参照して、半導体装置SDは、少なくともマイクロコンピュータとフラッシュメモリとが形成され、半導体集積回路装置の全体的な制御・処理機能と、電気的に一括消去可能なプログラマブルメモリ機能とを有する回路構成となっており、プロセッサCPU、フラッシュメモリFlash、ランダムアクセスメモリ/キャッシュメモリRAM/Cache、データトランスファコントローラDTC、ダイレクトメモリアクセスコントローラDMAC、バスステートコントローラBSC、ユーザブレークコントローラUBC、割り込みコントローラINTC、シリアルコミュニケーションインタフェースSCI、マルチファンクションタイマパルスユニットMTU、コンペアマッチタイマCMT、A/DコンバータA/D、ウォッチドッグタイマWDT、フェーズルックトループ回路PLLなどのユニットから構成されている。
好ましくは上記のユニットのうち、プロセッサCPU、データトランスファコントローラDTC、ダイレクトメモリアクセスコントローラDMAC、バスステートコントローラBSC、ユーザブレークコントローラUBC、割り込みコントローラINTC、シリアルコミュニケーションインタフェースSCI、マルチファンクションタイマパルスユニットMTU、コンペアマッチタイマCMT、およびウォッチドッグタイマWDTの少なくとも1つは、そのロジック部分(論理回路部分)がセル領域CR(図18)のみからなる。
また好ましくは上記のユニットのうち、フラッシュメモリFlash、およびランダムアクセスメモリ/キャッシュメモリRAM/Cacheの少なくともいずれかは、その周辺回路であるロジック部分(論理回路部分)がセル領域CR(図18)のみからなる。
また好ましくは、A/DコンバータA/D、ウォッチドッグタイマWDT、およびフェーズルックトループ回路PLLの少なくとも1つは、その制御部であるロジック部分がセル領域CR(図18)のみからなる。
主に図18を参照して、セル領域CRは、互いに間隔を空けてx方向(第1の方向)に沿って延びる第1および第2セル境界B1、B2の間を埋める列領域LRを有する。列領域LRはx方向に沿って配列された複数のセルCLによって機能的に区画されている。すなわちセルCLの各々は、y方向に延びるセル境界BCによって、x方向において区画されている。
またセル領域CRは、複数のゲート電極GTが設けられている。複数のゲート電極GTの各々は、半導体基板SB上においてx方向に直交するy方向(第2の方向)に沿って延びている部分を有する。また複数のゲート電極GTは、複数のセルCLの各々においてx方向に第1ピッチP1で配置されている。複数のセルCLの各々は、x方向に沿って第1ピッチP1の整数倍の幅Wを有する。
なお図18においては図を見やすくするためにゲート電極GTの形状を単純化して示している。ゲート電極GTのより詳しい形状については後述する。
主に図19〜図22を参照して、半導体装置SDは、セル領域CR(図18)を含む。また半導体装置SDは、半導体基板SB(図21および図22)と、複数のゲート電極GTと、フィールド酸化膜501と、層間絶縁膜401と、メタル配線MTと、コンタクトCTとを有する。
セルCL(図18)の各々はpMIS領域Rp(第1領域)およびnMIS領域Rn(第2領域)を含み、pMIS領域Rpは第1セル境界B1とnMIS領域Rnとに挟まれるように配置され、nMIS領域RnはpMIS領域Rpと第2セル境界B2とに挟まれるように配置されている。pMIS領域RpおよびnMIS領域Rnは、pn境界BRを介して隣り合っている。
半導体基板SB(図21および図22)は、pMIS領域Rpにおいてn型(第1導電型)を有するn型ウエルWn(第1ウエル)を含み、かつnMIS領域Rnにおいてp型(第2導電型)を有するp型ウエルWp(第2ウエル)を含む。
p型拡散領域Dp(第1拡散領域)(図21および図22)は、n型ウエルWnの一部の上に形成され、かつp型を有する。n型拡散領域Dn(第2拡散領域)(図21および図22)は、p型ウエルWpの一部の上に形成され、かつn型を有する。
n型導電領域Ln(第1導電領域)は、第1セル境界B1を跨ぐように形成され、かつ第1セル境界B1に沿って延びている。またn型導電領域は、n型(第1導電型)を有し、かつ電源電位Vcc(第1電源電位)が供給されている。p型導電領域Lp(第2導電領域)は、第2セル境界B2を跨ぐように形成され、かつ第2セル境界B2に沿って延びている。またp型導電領域Lpは、p型(第2導電型)を有し、かつ電源電位Vccと異なる接地電位Vss(第2電源電位)が供給されている。
n型導電領域Lnとp型拡散領域Dpとは、互いに接することで電気的に接続されている。またp型導電領域Lpとn型拡散領域Dnとは互いに接することで電気的に接続されている。すなわち半導体装置SDは、電気的な接続のためにButting Diffusion構造を有する。n型導電領域Lnとp型拡散領域Dpとの表面にはシリサイドSC1が形成されており、n型拡散領域Dnとp型導電領域Lpとの表面にはシリサイドSC2が形成されている。このようにシリサイドSC1やSC2が存在することにより、導電型の異なるn型導電領域Lnとp型拡散領域Dpとの間、およびn型導電領域Lnとp型拡散領域Dpとの間が導通することとなる。
なお、図20において図示されていないものの、図20に示されているn型導電領域Lnとp型拡散領域Dpとの表面にはシリサイドSC1が形成されており、n型拡散領域Dnとp型導電領域Lpとの表面にはシリサイドSC2が形成されている。
さらに、図示はしないものの、本実施の形態以下の他の実施の形態や比較例に記載されているButting Diffusion構造を有する様々な実施の形態や比較例において、n型導電領域Lnとp型拡散領域Dpとの表面にはシリサイドSC1が形成されており、n型拡散領域Dnとp型導電領域Lpとの表面にはシリサイドSC2が形成されている。上記様々な実施の形態や比較例でも同様に、シリサイドSC1やSC2が存在することにより、導電型の異なるn型導電領域Lnとp型拡散領域Dpとの間、およびn型導電領域Lnとp型拡散領域Dpとの間が導通することとなる。
メタル配線MTおよびコンタクトCTは、ゲート電極GT、n型導電領域Ln、およびp型導電領域Lpのそれぞれに、ゲート電位Vg、電源電位Vcc、および接地電位Vssを印加することができるように構成されている。
次に比較例について説明する。
図23および図24を参照して、本比較例においては、Butting Diffusion構造が設けられていない。このため、n型導電領域Lnおよびp型拡散領域Dpの間の電気的接続と、p型導電領域Lpおよびn型拡散領域Dnとの間の電気的接続とは、メタル配線MTおよびコンタクトCTにより行なわれている。すなわち本実施の形態に比してコンタクトCTがより多く設けられている。この結果ゲート電極GTzの配置に制約が生じるので、複数のゲート電極GTzの配置を第1ピッチP1に統一することができない。すなわち第1ピッチP1よりも大きい第2ピッチP2や、第2ピッチP2よりも大きい第3ピッチP3が第1ピッチP1と混在している。このため本比較例においては高集積化が困難となっている。
本実施の形態によれば、複数のセルCL(図18)の各々は、x方向に沿って第1ピッチP1の整数倍の幅Wを有する。これにより複数のセルCLによって埋められた列領域LRにおいてゲート電極GTが均等なピッチで配置されるので、設計においてセルCLが高集積化された際においても、リソグラフィにおいて解像度および安定性を確保することができる。
なお本実施の形態におけるゲート電極GTが形成された層LD1(図20)の構成の代わりに、たとえば以下に示す第1〜第5の変形例における構成が用いられても良い。
主に図25を参照して、第1の変形例の層LD1aにおいては、複数のゲート電極GTは互いに分離されている。またゲート電極GTの各々は、y方向(図25における縦方向)に沿ってpMIS領域RpおよびnMIS領域Rnに跨っており、pMISトランジスタのゲートとしての機能とnMISトランジスタのゲートとしての機能との両方を有する。
図26を参照して、第2の変形例の層LD1bにおいては、複数のゲート電極GTは互いに電気的に接続されている。
主に図27を参照して、第3の変形例の層LD1cにおいては、複数のゲート電極GTは、外部からの電位の制御を受け、トランジスタのソース・ドレイン間の導通/非導通を制御する制御電極(図27における中央のゲート電極GT)と、外部から電位が制御されない、または外部から電位が制御されるものの、トランジスタのソース・ドレイン間の導通/非導通は制御しないダミー電極(図27における左右両端のゲート電極GT)とを含む。このダミー電極は、複数のセルCL(図18)の1つの中に配置されている。また制御電極が1つのダミー電極と電気的に接続されている。
主に図28を参照して、第4の変形例の層LD1dにおいては、第1の変形例の層LD1a(図25)と異なり、y方向(図25における縦方向)に延びるゲート電極GTの各々は、p型拡散領域Dp上に位置する部分と、n型拡散領域Dn上に位置する部分とが電気的に分離されている。またx方向(図28における横方向)に互いに隣り合うゲート電極GTにおいて、一方のゲート電極GT(図28における左方のゲート電極GT)のp型拡散領域Dp上に位置する部分と、他方のゲート電極GT(図28における右方のゲート電極GT)のn型拡散領域Dn上に位置する部分とが電気的に接続されている。
図29を参照して、第5の変形例の層LD1eにおいては、x方向(図28における横方向)に互いに隣り合うゲート電極GTにおいて、一方のゲート電極GT(図28における左方のゲート電極GT)のp型拡散領域Dp上およびn型拡散領域Dn上のそれぞれに位置する部分と、他方のゲート電極GT(図28における右方のゲート電極GT)のn型拡散領域Dn上およびp型拡散領域Dp上に位置する部分とが電気的に接続されている。
また図17に示すように、プロセッサCPUは、たとえばRISC(Reduced Instruction Set Computer)タイプの命令セットを持っている中央処理装置である。このCPUは、基本的には1命令1サイクルで動作するので、命令実行速度が飛躍的に向上され、また内部32ビット構成となっており、データ処理能力が強化されている。このCPUの特長としては、汎用レジスタマシン(汎用レジスタが32ビット×16本、コントロールレジスタが32ビット×3本、システムレジスタが32ビット×4本)、RISC対応の命令セット(命令長が16ビット固定長によるコード効率の向上、ロードストアアーキテクチャ(基本演算はレジスタ間で実行)、遅延分岐命令の採用で分岐時のパイプラインの乱れを軽減、C言語指向の命令セット、命令実行時間が1命令/1サイクル(28MHz動作時で35ns/命令)、アドレス空間がアーキテクチャ上は4GB、乗算器内蔵により、32×32→64乗算を2〜4サイクル実行、32×32+64→64積和演算を2〜4サイクル実行、5段パイプライン方式などの各種機能が備えられている。
フラッシュメモリFlashは、たとえば64Kバイトまたは128Kバイトの電気的に一括消去可能なプログラマブルメモリを内蔵する回路である。このFlashは、たとえば32ビット幅のデータバスを介してCPUとDMAC、DTCに接続されている。CPU、DMAC、DTCは8、16または32ビット幅でFlashをアクセスすることができる。このFlashのデータは、常に1ステートでアクセスすることができる。
ランダムアクセスメモリ/キャッシュメモリRAM/Cacheは、たとえば4KBのランダムアクセスメモリRAMと、1KBのキャッシュメモリCacheからなるメモリである。このCacheの特長としては、命令コードおよびPC相対読み出し・データキャッシング、ライン長は4バイト(1ロングワードは2命令長分)、キャッシュタグは256エントリ、ダイレクトマップ方式、内蔵ROM/RAM、内蔵I/Oエリアはキャッシュ対象外、内蔵RAMと兼用しており、キャッシュイネーブル時は内蔵RAMのうち2KBをアドレスアレイ・データアレイとして使用などの各種機能が備えられている。
データトランスファコントローラDTCは、割り込みまたはソフトウェアによって起動され、データ転送を行なうことができる回路である。このDTCの特長としては、周辺I/Oの割り込み要求によりCPUと独立したデータ転送が可能、割り込み要因毎に転送モードを設定可能(メモリ上に転送モードを設定)、1つの起動要因に対して、複数のデータ転送が可能、豊富な転送モード(ノーマルモード/リピートモード/ブロック転送モード)の選択が可能、転送単位をバイト/ワード/ロングワードに設定可能、DTCを起動した割り込みをCPUに要求(1回のデータ転送終了後にCPUに対する割り込みを発生可能、指定したデータ転送の全ての終了後にCPUに割り込みを発生可能)、ソフトウェアによる転送の起動可能などの各種機能が備えられている。また、アドレス空間は転送元アドレス、転送先アドレスとも32ビットで指定でき、転送対象デバイスは内蔵メモリであるフラッシュメモリFlash、RAM/Cacheや、外部メモリ、内蔵周辺回路などに対してデータ転送が行なわれる。
ダイレクトメモリアクセスコントローラDMACは、たとえば4チャネルからなり、DACK(転送要求受付信号)付き外部デバイス、外部メモリ、メモリマップト外部デバイス、内蔵周辺回路(DMAC、BSC、UBCを除く)間のデータ転送を、CPUに代わって高速に行なうことができる回路である。このDMACを使うとCPUの負担を減らすと共に半導体装置SDの動作効率を上げることができる。このDMACの特長としては、サイクルスチール転送をサポート、デュアルアドレスモード転送をサポート、直接転送モード/間接転送モード切り替え可能(チャネル3のみ)であり、この直接転送モードは転送元アドレスにあるデータを転送先アドレスに転送し、また間接転送モードとは転送元アドレスにあるデータをアドレスとして、そのアドレスにあるデータを転送先アドレスに転送する機能である。また、特定のチャネルにおいて、リロード機能、外部リクエスト、内蔵回路、オートリクエストによる転送要求機能があり、さらにバスモードの選択、優先順位固定モード、ラウンドロビンモードによる優先順位の設定、CPUへの割り込み要求などの各種機能が備えられている。
バスステートコントローラBSCは、アドレス空間の分離、各種メモリに応じた制御信号の出力などを行なう回路である。これにより、外付け回路なしにDRAM、SRAM、ROMなどを半導体装置SDに直結することが可能となっている。このBSCの特長としては、外部拡張時のメモリアクセスをサポート(外部データバスは32ビット)、アドレス空間を5エリアに分割(SRAM空間×4エリア、DRAM空間×1エリア)、各エリアにはバスサイズ(8/16/32ビット)、ウェイトサイクル数、各エリアに対応したチップセレクト信号の出力、DRAM空間アクセス時にDRAM用バーRAS、バーCAS信号の出力、RASプリチャージタイム確保用Tpサイクル発生可能などの特性を設定可能、DRAMバーストアクセス機能(DRAMの高速アクセスモードサポート)、DRAMリフレッシュ機能(プログラマブルなリフレッシュ間隔、バーCAS befor バーRASリフレッシュ/セルフリフレッシュをサポート)、外部ウェイト信号によるウェイトサイクルの挿入可能、アドレスデータマルチプレクスI/Oデバイスをアクセス可能などの各種機能が備えられている。
ユーザブレークコントローラUBCは、ユーザのプログラムデバッグを容易にする機能を提供する回路である。このUBCにブレーク条件を設定すると、CPUまたはDMACおよびDTCによるバスサイクルの内容に応じて、ユーザブレーク割り込みが発生される。この機能を使用することによって、高機能のセルフモニタデバッガを容易に作成でき、大規模なインサーキットエミュレータを使用しなくても、半導体装置SD単体で手軽にプログラムをデバッグすることが可能となっている。このUBCの特長としては、CPUやDMACが、ある設定した条件のバスサイクルを生成すると割り込みを発生し、またオンチップデバッガの構築が容易であり、さらにブレーク条件としてはアドレス、CPUサイクルまたはDMA/DTCサイクル、命令フェッチまたはデータアクセス、読み出しまたは書き込み、オペランドサイズ(ロングワード、ワード、バイト)が設定でき、このブレーク条件の成立により、ユーザブレーク割り込みが発生し、ユーザが作成したユーザブレーク割り込み例外ルーチンを実行させることができるようになっている。
割り込みコントローラINTCは、割り込み要因の優先順位を判定し、プロセッサCPUへの割り込み要求を制御する回路である。このINTCには、各割り込みの優先順位を設定するためのレジスタがあり、これによりユーザが設定した優先順位に従って、割り込み要求を処理させることができる。このINTCの特長としては、外部割り込み端子が9本、内部割り込み要因が43要因、16レベルの優先順位設定が可能であり、さらにNMI端子の状態を示すノイズキャンセラ機能、割り込みが発生したことを外部へ出力可能として、半導体装置SDがバス権を開放しているときに内蔵周辺回路割り込みが発生したことを外部バスマスタに知らせ、バス権を要求することができるようになっている。
シリアルコミュニケーションインタフェースSCIは、たとえば独立した2チャネルからなり、この2チャネルは同一の機能を持っている。このSCIは、調歩同期式通信とクロック同期式通信の2方式でシリアル通信ができる回路である。また、複数のプロセッサ間のシリアル通信機能(マルチプロセッサ通信機能)が備えられている。このSCIの特長としては、1チャネルあたり、調歩同期/クロック同期式モードの選択が可能、送受信を同時に行なうことが可能(全二重)、専用のボーレートジェネレータの内蔵、マルチプロセッサ間の通信機能などの各種機能が備えられている。
マルチファンクションタイマパルスユニットMTUは、たとえば6チャネルの16ビットタイマにより構成される回路である。このMTUの特長としては、16ビットタイマ5チャネルをベースに最大16種類の波形出力または最大16種類のパルスの入出力処理が可能、16本のアウトプットコンペアレジスタ兼インプットキャプチャレジスタ、総数16本の独立したコンパレータ、8種類のカウンタ入力クロックを選択可能、インプットキャプチャ機能、パルス出力モード(ワンショット/トグル/PWM/相補PWM/リセット同期PWM)、複数カウンタの同期化機能、相補PWM出力モード(6相のインバータ制御用ノンオーバラップ波形を出力、デッドタイム自動設定、PWMデューティを0〜100%任意に設定可能、出力OFF機能)、リセット同期PWMモード(任意デューティの正相・逆相PWM波形を3相出力)、位相計数モード(2相エンコーダ計数処理が可能)などの各種機能が備えられている。
コンペアマッチタイマCMTは、たとえば2チャネルからなり、16ビットフリーランニングカウンタ、1つのコンペアレジスタなどからなり、コンペアマッチで割り込み要求を発生させる機能が備えられている。
A/DコンバータA/Dは、10ビット×8チャネルであり、外部トリガによる変換を可能にすると共に、サンプル&ホールド機能を2ユニット内蔵して、同時に2チャネルがサンプリング可能となっている。
ウォッチドッグタイマWDTは、1チャネルのタイマで、システムの監視を行なうことができる回路である。このWDTは、システムの暴走などによりカウンタの値をCPUが正しく書き換えられずにオーバフローすると、外部にオーバフロー信号を出力する。同時に、半導体装置SDの内部リセット信号を発生することもできる。WDTとして使用しないときには、インターバルタイマとして使用することもできる。インターバルタイマとして使用した場合には、カウンタがオーバフローする毎にインターバルタイマ割り込みを発生する。また、WDTはスタンバイモードの解除時にも使用されるようになっている。なお、内部リセット信号は、レジスタの設定により発生させることができ、リセットの種類はパワーオンリセットまたはマニュアルリセットを選択できる。このWDTの特長としては、ウォッチドッグタイマ/インターバルタイマの切り換えが可能、カウントオーバフロー時、内部リセット、外部信号または割り込みを発生させる機能などが備えられている。
フェーズルックトループ回路PLLは、たとえばクロック発振器を内蔵し、クロック逓倍用のPLL回路として動作する回路となっている。
(実施の形態5)
図30および図31を参照して、本実施の形態の半導体装置は、ゲート電極GTが形成された層LD2(図30)を有する。この層LD2の部分Xa〜Xfの各々におけるゲート電極GTの配置について、比較例と対比しつつ、以下に詳しく説明する。
図32および図33を参照して、部分Xaにおいて、ゲート電極GTは制御電極GTcおよびダミー電極GTdを有する。制御電極GTcおよびダミー電極GTdは、x方向(図31〜図33における横方向)に互いに隣り合っている。またゲート電極GTの各々の側面上には、絶縁体からなるサイドウォールSWが設けられている。
p型拡散領域Dpおよびn型拡散領域Dnのそれぞれは、n型導電領域Lnおよびp型導電領域Lpと電気的に接続されるために、y方向(図32における縦方向)に沿って延びる部分を有する。すなわちButting Diffusion構造が設けられている。
上記のButting Diffusion構造において、p型拡散領域Dpおよびn型拡散領域Dnの各々と、制御電極GTc1との間は、x方向において距離Da1だけ分離されている。またp型拡散領域Dpおよびn型拡散領域Dnの各々と、制御電極GTc2との間は、x方向において、距離Da2だけ分離されている。またp型拡散領域Dpおよびn型拡散領域Dnの各々と、ダミー電極GTdとの間は、x方向において、距離Db1だけ分離されている。距離Db1は、距離Da1およびDa2の各々よりも大きい。
主に図41を参照して、一の比較例においては、ダミー電極GTdが設けられていないために複数のゲート電極を第1ピッチP1(図18)で規則的に配置することが困難となる。この結果、リソグラフィにおいて解像度および安定性を確保することが困難となる。
これに対して上記の部分Xa(図32)の構成によれば、ダミー電極GTdを用いてゲート電極GT間の間隔を調整することができるので、複数のゲート電極GTを均等な第1ピッチP1で容易に配置することができる。よって設計においてセルCLが高集積化された際においても、リソグラフィにおいて解像度および安定性を確保することができる。
図42および図43を参照して、他の比較例においては、制御電極GTc1およびGTc2のそれぞれのサイドウォールSWによって不純物注入が妨げられるために、Butting Diffusion構造におけるp型拡散領域Dpおよびn型拡散領域Dnの幅寸法(図42および図43における横方向の寸法)が寸法Ec1およびEc2だけ小さくなる。
そしてp型拡散領域Dpおよびn型拡散領域Dnの各々とダミー電極GTdとの間の距離Dzが距離Da1およびDa2の各々よりも大きくない場合、ダミー電極GTdのサイドウォールSWによって不純物注入が妨げられるために、Butting Diffusion構造におけるp型拡散領域Dpおよびn型拡散領域Dnの幅寸法(図42および図43における横方向の寸法)が寸法Ezだけ小さくなり得る。これにより、Butting Diffusion構造による電気的接続の抵抗が大きくなったり、あるいは接続がなされなかったりするという問題がある。
これに対して上記の部分Xa(図32)の構成によれば、距離Da1およびDa2の各々に比して、距離Db1が大きくされることで、ダミー電極GTdのサイドウォールSWが平面視においてp型拡散領域Dpおよびn型拡散領域Dnの各々と重なることを抑制できる。これによりダミー電極GTdのサイドウォールSWに起因してButting Diffusion構造におけるp型拡散領域Dpおよびn型拡散領域Dnの幅寸法(図32および図33における横方向の寸法)が小さくなることを抑制できる。これにより、より確実にButting Diffusion構造を設けることができる。
図34を参照して、部分Xbにおいて、ダミー電極GTdはセル境界BCに配置されている。すなわちダミー電極GTdは、複数のセルのうちx方向に互いに隣り合う1対のセルの境界に配置されている。これ以外の部分Xbの構成は、上述した部分Xaと同様である。
図35および図36を参照して、y方向(図35における縦方向)において、n型導電領域Lnおよびp型導電領域Lpの各々と、ダミー電極GTdとは、距離Dc1だけ分離されている。またn型拡散領域Dnのうち制御電極GTcと交差する方向(図35における横方向)に延びる部分と、p型導電領域Lpとは、距離Dc2だけ分離されている。またp型拡散領域Dpのうち制御電極GTcと交差するように延びる部分と、n型導電領域Lnとは、距離Dc2だけ分離されている。
上記の部分Xc(図35)の構成によれば、Butting Diffusion構造において、ダミー電極GTdのサイドウォールSW(図33)が、図36に示すようには配置されず、ダミー電極GTdのサイドウォールSWが平面視においてp型拡散領域Dpおよびn型拡散領域Dnの各々と重なることを抑制できる。これによりダミー電極GTdのサイドウォールSWに起因してButting Diffusion構造におけるp型拡散領域Dpおよびn型拡散領域Dnの幅寸法(図32および図33における横方向の寸法)が小さくなることを抑制できる。これにより、より確実にButting Diffusion構造を設けることができる。
なおp型拡散領域Dpおよびn型拡散領域Dnの各々と、制御電極GTc1との間は、x方向において距離Da3だけ分離されている。またp型拡散領域Dpおよびn型拡散領域Dnの各々と、制御電極GTc2との間は、x方向において、距離Da4だけ分離されている。またx方向における一方側(図35および図36における左側)において、p型拡散領域Dpおよびn型拡散領域Dnの各々と、ダミー電極GTdとの間は、x方向において距離Db3だけ分離されている。またx方向における他方側(図35および図36における右側)において、p型拡散領域Dpおよびn型拡散領域Dnの各々と、ダミー電極GTdとの間は、x方向において距離Db4だけ分離されている。距離Da3、Da4、Db3およびDb4の間における大小関係は任意である。
図37を参照して、部分Xdにおいて、ダミー電極GTdはセル境界BCに配置されている。すなわちダミー電極GTdは、複数のセルのうちx方向に互いに隣り合う1対のセルの境界に配置されている。これ以外の部分Xdの構成は、上述した部分Xcと同様である。
図38および図39を参照して、部分XeにおけるButting Diffusion構造において、p型拡散領域Dpおよびn型拡散領域Dnの各々と、制御電極GTc1との間は、x方向において距離Da4だけ分離されている。またp型拡散領域Dpおよびn型拡散領域Dnの各々と、制御電極GTc2との間は、x方向において、距離Da5だけ分離されている。またx方向における一方側(図38および図39における左側)において、p型拡散領域Dpおよびn型拡散領域Dnの各々と、ダミー電極GTdとの間は、x方向において距離Db4だけ分離されている。またx方向における他方側(図38および図39における右側)において、p型拡散領域Dpおよびn型拡散領域Dnの各々と、ダミー電極GTdとの間は、x方向において距離Db5だけ分離されている。距離Da4およびDa5のそれぞれは、距離Db4およびDa5よりも大きい。
上記の部分Xe(図38)の構成によれば、距離Da4が距離Db4よりも大きくされる。よって、微細加工工程における重ね合わせ誤差に起因して制御電極GTc1がbutting Diffusion構造の方(図38および図39における右方)にずれて形成されても、制御電極GTc1のサイドウォールSWが平面視においてp型拡散領域Dpおよびn型拡散領域Dnの各々と重なることを抑制できる。これにより制御電極GTc1のサイドウォールSWに起因してButting Diffusion構造におけるp型拡散領域Dpおよびn型拡散領域Dnの幅寸法(図38および図39における横方向の寸法)が小さくなることを抑制できる。これにより、より確実にButting Diffusion構造を設けることができる。
また距離Da5が距離Db5よりも大きくされる。よって、微細加工工程における重ね合わせ誤差に起因して制御電極GTc2がbutting Diffusion構造の方(図38および図39における左方)にずれて形成されても、制御電極GTc2のサイドウォールSWが平面視においてp型拡散領域Dpおよびn型拡散領域Dnの各々と重なることを抑制できる。これにより制御電極GTc2のサイドウォールSWに起因してButting Diffusion構造におけるp型拡散領域Dpおよびn型拡散領域Dnの幅寸法(図38および図39における横方向の寸法)が小さくなることを抑制できる。これにより、より確実にButting Diffusion構造を設けることができる。
図40を参照して、部分Xfにおいて、ダミー電極GTdはセル境界BCに配置されている。すなわちダミー電極GTdは、複数のセルのうちx方向に互いに隣り合う1対のセルの境界に配置されている。これ以外の部分Xeの構成は、上述した部分Xcと同様である。
なお、本実施の形態の上記以外の構成については、上述した実施の形態4の構成とほぼ同じであるため、同一または対応する要素について同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
(実施の形態6)
図44および図45を参照して、本実施の形態の半導体装置は、ゲート電極GTが形成された層LD3を有する。この層LD3は、セルYa〜Yeの各々に対応する部分を有する。セルYa〜Yeのそれぞれは、半導体装置のうち、インバータ、NAND、NOR、トライステートバッファ、およびフリップフロップとして機能する部分を区画している。セルYa〜Yeの各々は、第1の方向(図44および図45における横方向)に沿って第1ピッチP1の整数倍の幅を有する。たとえばセルYaおよびYbのそれぞれは、第1ピッチP1の2倍および3倍の幅UaおよびUbを有する。
なお、本実施の形態の上記以外の構成については、上述した実施の形態4の構成とほぼ同じであるため、同一または対応する要素について同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
図46を参照して、比較例においては、複数のゲート電極GTが寸法Pa〜Peの間隔で配置されている。寸法Pa〜Peは、互いに等しくない寸法を含む。セルYaおよびYbのそれぞれは幅UazおよびUbzを有し、幅UazおよびUbzの各々は第1ピッチP1の整数倍の幅を有しない。この場合、ゲート電極GTが規則的に配置されなくなるので、セルが高集積化されるとリソグラフィにおいて解像度および安定性を確保することが困難となる。
本実施の形態によれば、インバータ、NAND、NOR、トライステートバッファ、およびフリップフロップの少なくともいずれかを有する半導体装置において、実施の形態4と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態7)
図47〜図49を参照して、本実施の形態の半導体装置は、論理回路として使用されるセルと、論理回路として使用されないダミーセル(フィラーセル)FGとを有する。論理回路として使用されるセルと、論理回路として使用されないダミーセルFGとの各々のゲート電極GTは、第1の方向(図47〜図49における横方向)に第1ピッチで配置されている。
ダミーセルFGの第1の例であるダミーセルFGa(図48)はp型拡散領域Dpおよびn型拡散領域Dnを有する。ダミーセルFGの第2の例であるダミーセルFGb(図49)は拡散領域を有しない。
なお、本実施の形態の上記以外の構成については、上述した実施の形態4の構成とほぼ同じであるため、同一または対応する要素について同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
図50を参照して、比較例の半導体装置のゲート電極GTzは第1ピッチで配置されていない。このためセルが高集積化されるとリソグラフィにおいて解像度および安定性を確保することが困難となる。
本実施の形態によれば、半導体装置のチップ全体において、実施の形態4と同様の効果を得ることができる。
(実施の形態8)
図51および図52を参照して、本実施の形態の半導体装置は、論理回路として使用されるセルと、論理回路として使用されないダミーセル(フィラーセル)FMとを有する。論理回路として使用されるセルと、論理回路として使用されないダミーセルFGとのそれぞれは、メタル配線MTとして、メタル配線MTdと、メタル配線MTfとを有する。メタル配線MTは、第1の方向(図51の横方向)に延び、かつ第2の方向(図51の縦方向)に第2ピッチで配置されている。よってメタル配線MTfの各々は、第1の方向(図51の横方向)に延び、かつダミーセルFMにおいて第2の方向に第2ピッチで配置されている。
なお、本実施の形態の上記以外の構成については、上述した実施の形態4の構成とほぼ同じであるため、同一または対応する要素について同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
主に図53を参照して、比較例の半導体装置のメタル配線MTzは、ダミーセルFMzにおいて、メタル配線MTf(図51)に示すような同一ピッチでの配置がなされていない。このためセルが高集積化されるとリソグラフィにおいて解像度および安定性を確保することが困難となる。
本実施の形態によれば、半導体装置のメタル配線層において、リソグラフィにおける解像度および安定性をより確保することができる。
(実施の形態9)
図54を参照して、本実施の形態の半導体装置は、容量セルFCaを有する。容量セルFCaは、半導体装置において、電源電位Vccおよび接地電位Vss間に配置されたデカップリング・コンデンサとして機能する部分を区画している。ゲート電極GTは、p型拡散領域Dpおよびn型拡散領域Dnと対向することにより静電容量をなしている。すなわちゲート電極GTは、デカップリング・コンデンサの電極の一部をなしている。
図55を参照して、本実施の形態の変形例の半導体装置は、容量セルFCbを有する。容量セルFCbにおいて、メタル配線MTは、第1の方向(図55の横方向)に延び、かつ容量セルFCbにおいて第2の方向(図55の縦方向)に第2ピッチで配置されている。またメタル配線M2はビアV1を介してメタル配線MTに接続されている。
なお、本実施の形態の上記以外の構成については、上述した実施の形態4の構成とほぼ同じであるため、同一または対応する要素について同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
主に図56を参照して、比較例の容量セルFCzにおいて、電極ELは、ゲート電極GT(図54)に示すような同一ピッチでの配置がなされていない。このためセルが高集積化されるとリソグラフィにおいて解像度および安定性を確保することが困難となる。また電極ELは、メタル配線MT(図55)に示すような同一ピッチでの配置がなされていない。このためセルが高集積化されるとリソグラフィにおいて解像度および安定性を確保することが困難となる。
本実施の形態によれば、容量セルFCaにおいてゲート電極GTのリソグラフィにおける解像度および安定性をより確保することができる。また本実施の形態の変形例によれば、容量セルFCbにおいてメタル配線MTのリソグラフィにおける解像度および安定性をより確保することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、配列された複数個のスタンダードセルを有する半導体装置に特に有利に適用され得る。
50 半導体装置、51 スタンダードセル領域、51a,Cff,Cfl,Civ,Cnd,Cnr スタンダードセル、52 I/Oセル領域、401 層間絶縁膜、501 フィールド酸化膜、An n型拡散領域、Ap p型拡散領域、B1 第1セル境界、B2 第2セル境界、BC セル境界、CL セル、CR セル領域、CT コンタクト、Dn n型拡散領域、Dp p型拡散領域、FCa,FCb 容量セル、FG,FGa,FGb,FM ダミーセル、Gn nMISゲート配線、Gp pMISゲート配線、GT ゲート電極、GTc,GTc1,GTc2 制御電極、GTd ダミー電極、GW ゲート配線、Ln n型導電領域、Lp p型導電領域、LR 列領域、M1 MIS配線、M1p pMIS配線、M1n nMIS配線、M2 配線、MT メタル配線、NT nMISトランジスタ、PT pMISトランジスタ、Rn nMIS領域、Rp pMIS領域、SB 半導体基板、SD 半導体装置、SW サイドウォール、V1
ビア、Vcc 電源電位、VD,VDw 電源配線、VS,VSw 接地配線、Vxx
接地電位、Wn n型ウエル、Wp p型ウエル。

Claims (3)

  1. 半導体基板上に複数のスタンダードセルを有する半導体装置であって、
    前記複数のスタンダードセルの各々は、
    前記半導体基板の主面上に形成され、第1方向に延びる第1電源配線と、
    前記半導体基板の主面上に形成され、前記第1方向に延びる第2電源配線であって、かつ、平面視で前記第1方向に直交する第2方向に前記第1配線と所定の間隔をもって配置され、前記第1電源配線と同層の金属層で形成された第2電源配線と、
    前記半導体基板の主面に形成され、かつ、平面視で前記第1方向において前記第1電源配線と前記第2電源配線の間に形成されたフィールド酸化膜と、
    前記半導体基板の主面に形成され、かつ、平面視で前記第1電源配線と前記フィールド酸化膜の間に形成された前記第1方向に延びるn型ウエルと、
    前記半導体基板の主面に形成され、かつ、平面視で前記第2電源配線と前記フィールド酸化膜の間に形成された前記第1方向に延びるp型ウエルと、
    前記n型ウエル上に形成された複数のp型MISトランジスタであって、かつ、前記複数のp型MISトランジスタの各々は、前記n型ウエル上に形成され前記第2方向に延びる第1ゲート電極と前記第1ゲート電極の両側で前記n型ウエル中に形成されたp型のソース領域およびドレイン領域とを有する複数のp型MISトランジスタと、
    前記p型ウエル上に形成された複数のn型MISトランジスタであって、かつ、前記複数のn型MISトランジスタの各々は、前記p型ウエル上に形成され前記第2方向に延びる第2ゲート電極と前記第2ゲート電極の両側で前記p型ウエル中に形成されたn型のソース領域およびドレイン領域とを有する複数のn型MISトランジスタと、
    前記n型ウエル上に形成され、前記第1方向に延びる複数の第1金属配線であって、かつ、平面視で前記第1電源配線と前記フィールド酸化膜の間に配置され、前記第1電源配線と同層の前記金属層で形成された複数の第1金属配線と、
    前記p型ウエル上に形成され、前記第1方向に延びる複数の第2金属配線であって、かつ、平面視で前記第2電源配線と前記フィールド酸化膜の間に配置され、前記第1電源配線と同層の前記金属層で形成された複数の第2金属配線と、
    を有し、
    前記複数の第1金属配線は、平面視で前記第2方向において互いに第1の間隔をもって配置され、
    前記複数の第2金属配線は、平面視で前記第2方向において互いに前記第1の間隔と同じ間隔をもって配置され、
    前記複数の第1金属配線は、前記フィールド酸化膜に最も近い第1配線を含み、かつ、前記複数の第2金属配線は、前記フィールド酸化膜に最も近い第2配線を含み、
    平面視で前記第2方向において前記第1配線と前記第2配線によって定義される第2の間隔は、前記第1の間隔より大きいことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記第1電源配線は、前記第1方向に配置された複数の第1コンタクトホールを介して前記n型ウエルと電気的に接続し、
    前記第2電源配線は、前記第1方向に配置された複数の第2コンタクトホールを介して前記p型ウエルと電気的に接続されることを特徴とする、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記複数のp型MISトランジスタの一つは、前記フィールド酸化膜上で一方の端部が終端する前記第1ゲート電極を有し、
    前記複数のn型MISトランジスタの一つは、前記フィールド酸化膜上で一方の端部が終端し、前記第1ゲート電極の前記一方の端部と対向する前記第2ゲート電極を有し、
    前記第1ゲート電極の前記一方の端部と前記第2ゲート電極の前記一方の端部は、前記第1配線と前記第2配線に各々接続する第1部分と第2部分を有することを特徴とする、請求項2に記載の半導体装置。
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