JP2015012907A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1特別図柄及び第2特別図柄が同時変動する遊技機において、通常時、遊技者は第1始動口11へ狙い打ち続け、演出図柄表示装置6に表示される第1特別図柄に基づく演出時間が長く、明らかに外れだと判断した際に、遊技領域3に設けられた打ち分け可能な第2始動口12へ遊技球を入球させることで、第2特別図柄で小当り図柄が確定表示された際に、他方の特別図柄変動終了処理(S595)で第1特別図柄の図柄変動が強制的に終了され、外れ図柄で停止する。
【選択図】図12
Description
しかし、現在の遊技機では、演出が細分化された疑似演出によって当否の結果を判断できるようになっており、遊技者にとってこの疑似演出を見ることで、大当りになるか否かを判断し、該疑似演出が長い変動時間が有し信頼度の弱い疑似演出であった場合には、当否の結果がハズレである可能性が高いにも関わらず、長い演出等を見ることになり、遊技への興味が薄れる。
確率変動機能とは、大当り当否判定処理による大当り確率が通常時の確率よりも高く設定される機能である。また、時短状態とは、特別図柄の変動時間を通常の平均変動時間よりも短い変動時間になると共に、開閉可能な普通電動役物により構成された始動口の開放時間を延長した状態をいう。
また、本発明の第2の特別図柄に基づく小当り遊技が発生する確率は、より高い方が望ましい。なお、第2の特別図柄で小当り遊技に移行する図柄が表示された場合に、選択される変動時間は、より短い方が望ましい。
なぜなら、高確率状態中においては大当り遊技を得る事よりも、高確率状態で当りを得ることに遊技者の関心がいく。従来では、高確率中の演出では確変に移行するか否かを演出により示すことが多いためで、第2の特別図柄の変動時間を短いものにすると遊技状態が高確率状態で、第1の特別図柄の演出表示で容易に高確率状態となる可能性の高低を判断できる構成になってしまう。これにより、通常の大当りである可能性が高い演出表示が発生した場合に、第2の始動口に入球させ第2の特別図柄で小当り遊技を発生させて、第1の特別図柄を短縮させて外れ表示させ、高確率状態に移行する演出が高いときのみ大当り遊技を発生させることで、連続して高確率状態となる大当り遊技を発生させることが可能となってしまう。確率変動中は第2の特別図柄の変動時間を長くすることで、これを防ぐことができる。
なお、第2の特別図柄の小当り確率がより高い方が、より確実に本発明の効果を奏することができる。なぜなら、前記第2の特別図柄の小当り確率が大当り確率及び外れ確率よりも、より高い確率の場合には、前記第2の特別図柄の短い変動時間が選択させる確率も高まり、それに伴って、前記第1の特別図柄の図柄変動が外れ図柄で停止する確率も高まる。従って、前記第1の特別図柄に基づく演出表示をより確実に短縮することができるからである。
さらに、前記第2の特別図柄で小当り遊技に移行する図柄が表示された場合に、選択される変動時間は、前記第1の特別図柄の平均変動時間よりも、より短い方が望ましい。なぜなら、前記第2の特別図柄が、より短い変動時間が選択されることで、より確実に前記第1の特別図柄の図柄変動が外れ図柄で停止し、前記第1の特別図柄に基づく演出表示をより確実に短縮することができるからである。
また、通常、前記第1の特別図柄に基づく大当り遊技は、前記第2の特別図柄に基づく大当り遊技よりも遊技者にとって有利な内容となっているため、遊技者は第1の始動口への入球を狙って遊技球を打ち続ける。しかし、従来の遊技機とは異なり、遊技者は変動時間を短縮するために第1の始動口ではなく第2の始動口への遊技球の入球を狙うことになるため、容易に変動時間の短縮することがなくなる。さらに、遊技領域は、第1の始動口及び第2の始動口へと打ち分けることが可能となっているため、遊技者は変動時間を短縮したくなくても、通常の発射動作で、うっかり短縮してしまうことを抑制することが可能となる。
[実施例1]
外枠51の左側上下には、ヒンジ53が設けられており、該ヒンジ53の他方側には図3に記載する内枠70が取り付けられており、内枠70は外枠51に対して開閉可能な構成になっている。
なお、ヒンジ53が設けられている外枠51と逆側(ここでは右側)には、外枠51と内枠70及び内枠70と前枠52との施錠等を行うためのスライド錠39が設けられている。
前枠52の上側左右及び外枠下側左右には、スピーカ66が設けられており、パチンコ機50から発生する遊技音が出力され、遊技者の趣向性を向上させる。また、遊技者の趣向性を向上させるために前枠52に遊技状態に応じて発光する枠側装飾ランプ65も複数設けられている。
前枠52の下方には、上皿55と下皿63が一体に形成されている。下皿63の右側には発射ハンドル64が取り付けられており、該発射ハンドル64を時計回りに回動操作することによって発射装置(図示省略)が可動して、上皿55から供給された遊技球が遊技盤1に向けて発射される。
下皿63の左側には、遊技者が操作可能な演出ボタン67が備えられており、遊技者が所定期間中に、該演出ボタン67を操作することで後述する演出図柄表示装置6に表示される内容が変化したり、スピーカ66より出力される遊技音が変化したりする。
また、このパチンコ機50はいわゆるCR機であって、プリペイドカードの読み書き等を行うためのプリペイドカードユニット(CRユニット)56が付属しており、パチンコ機50には、貸出ボタン57、精算ボタン58及び残高表示器59を有するCR精算表示装置が備わっている。
また主制御装置80は、図柄表示装置中継端子板90を介して接続されている第1特別図柄表示装置9、第2特別図柄表示装置10及び普通図柄表示装置7の表示、第1特別図柄保留数表示装置18、第2特別図柄保留数表示装置19、及び普通図柄保留数表示装置8の点灯を制御する。
なお本実施例では遊技球を払い出す構成であるが、入賞等に応じて発生した遊技球を払い出さずに記憶する封入式の構成にしても良い。
回動量信号は、遊技者が発射ハンドル64を操作することで出力され、タッチ信号は遊技者が発射ハンドル64を触ることで出力され、発射停止スイッチ信号は、遊技者が発射停止スイッチ29を押すことで出力される。なお、タッチ信号が発射制御装置84に入力されていなければ、遊技球は発射できないほか、発射停止スイッチ信号が入力されているときには、遊技者が発射ハンドル64を触っていても遊技球は発射できないようになっている。
S115では、第2始動口スイッチ12aの検出信号に基づいて、第2始動口12に遊技球が入球したか否かを判断する。肯定判断なら(S115:yes)、大当り決定用乱数、大当り図柄決定用乱数、リーチ判定用乱数、変動パターン決定用乱数等を該当の各カウンタから読み込んで、第2特別図柄の保留記憶(第2保留記憶または第2保留ともいう)が満杯(本実施例では4個)か否かを判断する(S120)。
肯定判断(S450:yes)であれば対応した特別図柄の確定図柄表示処理(S455)を行なってから、第1特別図柄の当否判定処理であるか否かを判定する(S460)。肯定判断(S460:yes)であれば、図9のS300へと移行する。否定判断(S460:no)であれば、特別遊技処理を行う。確定図柄表示処理では、確定図柄を表示する旨のコマンド(図柄確定コマンド)をサブ統合制御装置83に出力するとともに、特別図柄表示装置9,10にコマンドを出力して確定図柄にて停止させる。
S570では、時短フラグが1か否かを判定し、1であれば(S570:yes)、時短回数が0か否かを判定する(S575)。時短回数が0であれば(S575:yes)、S580にて時短フラグを0にしてS585に進む。時短フラグが1でないとき(S570:no)又は時短回数が0ではないとき(S575:no)はそのままS585に移行する。
その後、S600では特別電動役物作動開始処理を実行し、続くS605で小当り開始演出処理を行うと、第1特別図柄の当否判定処理であるか否かを判定する(S610)。肯定判断(S610:yes)であれば、図9のS300へと移行する。否定判断(S610:no)であれば、特別遊技処理を行う。否定判断であれば(S590:no)、第1特別図柄の当否判定処理であるか否かを判定する(S610)。肯定判断(S610:yes)であれば、図9のS300へと移行する。否定判断(S610:no)であれば、特別遊技処理を行う。
大入賞口14に10個入賞した場合(S700:yes)にはS710に進み、大入賞口閉鎖処理を行う。そして大当りインターバル処理(S715)を行なって、特別遊技処理を終了する。大入賞口14に10個入賞していない場合(S700:no)にはS705に進み、大入賞口14の開放時間が終了したか否かを判定する。本実施例では、15ラウンドでの大当りの場合は各ラウンドの最大開放時間は30秒に設定している。無論、この秒数に限定するものではない。開放時間が終了した場合(S705:yes)には、S710に合流し、終了していない場合(S705:no)は特別遊技処理を終了する。
S785で設定する時短回数は、通常大当りでは100回であるが、確変大当りにおいては10000回が設定され、実質的に次回の大当りまでの時短の継続を保証する(図19を参照)。時短フラグを1にすると本実施例では特別図柄の平均変動時間短縮、普通図柄の平均変動時間短縮、普通電動役物12の開放時間を延長する開放延長機能をセットする。時短に移行しない場合(S780:no)はS795に直行する。
「確変機能」は確変機能が作動するか否か、「時短機能」は時短状態が維持される期間を特別図柄の変動回数で表し、「大入賞口開放時間」が大入賞口の連続作動回数及び最長開放時間を表したものである。図19(a)は第1特別図柄における図柄の組合せと振り分けを示している。また、図19(b)は第2特別図柄における図柄の組合せと振り分けを示している。
15ラウンド特定時短有図柄1は、大当たり全体の中で60/100の振り分けで発生し、確変時短が最高1万回となっており、大入賞口14開放時間は、最長30秒で連続作動回数は15回となっている。一方、15ラウンド通常時短有図柄1は、大当たり全体の中で40/100の振り分けで発生し、時短が最高100回となっており、大入賞口14開放時間は、最長30秒で連続作動回数15回となっている。
図19(b)に示すように、2ラウンド特定時短有図柄は、大当たり全体の中で60/100の振り分けで発生し、確変・時短が共に1万回となっており、大入賞口14開放時間は、最長0.9秒で連続作動回数は2回となっている。また、2ラウンド通常時短有図柄は、大当たり全体の中で40/100の振り分けで発生し、時短は100回となっており、大入賞口14開放時間は、最長0.9秒で連続作動回数は2回となっている。
なお、第1特別図柄が時短非作動時に大当り遊技を引いた場合には、時短機能が作動するに対し、第2特別図柄では時短が作動しない。このように第2特別図柄では大当り遊技による獲得出玉が少なく、さらに時短にも移行しないことから、第1特別図柄と比較し、極めて不利な構成となっている。
第1始動口11へ遊技球が入球すると、図16(a)に示すように第1左演出図柄90、第1中演出図柄91及び第1右演出図柄92が変動を開始する。図16(b)に示すように左演出図柄「7」が停止、続いて、図16(c)に示すように中演出図柄も「7」で停止され、更に右演出図柄も「7」で停止し、図16(d)のように「7」が3個並んだ様子が演出図柄表示装置6に表示することで、遊技者に当ったことを報知する。なお、図16(a)、図16(b)及び図16(c)の左下に位置する領域は、第2始動口12へ遊技球が入球すると変動する演出図柄の表示領域93を示している。図16では、第2始動口12への入球されていないため、表示領域93での演出図柄の変動は起こっていない。
第1始動口11へ遊技球が入球すると、図17(a)に示すように第1左演出図柄90、第1中演出図柄91及び第1右演出図柄92が変動を開始する。なお、第2左演出図柄95、第2図中演出図柄96及び第2右演出図柄97は、図17(a)の段階では変動は停止している。本実施例では、第2左演出図柄95、第2図中演出図柄96及び第2右演出図柄97の変動が停止状態である場合には、演出領域93には演出図柄が表示されない構成となっている。
図17(b)に示すように第1左演出図柄90が「7」で停止し、遊技者は今回の演出を短縮する場合には、第2始動口12へ遊技球を入球させると、演出領域93の第2左演出図柄95、第2中演出図柄96及び第2右演出図柄97の変動が開始される。続いて、第2始動口12への遊技球に起因して、高い確率で小当り遊技へと移行され、小当り判定時の変動時間は第1特別図柄の平均変動時間よりも短縮された変動時間であることから、図17(c)に示すように第1中演出図柄が「7」で停止する際には、演出領域93の第2左演出図柄98が「2」、第2中演出図柄99が「4」及び第2右演出図柄100が「6」で停止される。「2」「4」「6」が3個並んだ様子を演出図柄表示装置6に表示することで、遊技者に小当りが当ったことを報知される。なお、小当り時の変動時間は短時間であることが好ましいので、設けられている変動パターンでもっとも短いものが選択される構成であることが好適である。
第2始動口12への遊技球に起因して、高い確率で小当り遊技が当ったことにより、第1左演出図柄90、第1中演出図柄91及び第1右演出図柄92の変動が停止され、外れ図柄が表示されることから、第1右演出図柄が「8」で停止し、図17(d)のように「7」「7」「8」が3個並んだ様子が演出図柄表示装置6に表示されて、遊技者に外れたことを報知する。
なお、図示してはいないが、演出表示には信頼度を示す予告などが表示され、遊技者はこの予告等を見ることで、大当り遊技が発生する可能性を判断する。
なぜなら、高確率状態中においては大当り遊技を得る事よりも、高確率状態で当りを得ることに遊技者の関心がいき、従来の遊技機では、高確率中の演出では大当りの可能性を示すだけの演出ではなく、大当り後高確率状態に移行するか否かを演出により示すことが多いことから、第1特別図柄の演出表示で容易に高確率状態となる可能性の高低を判断できる構成になってしまう。このため、第2特別図柄の変動時間を短いものにすると演出表示装置6において、通常の大当り遊技である可能性が高い演出表示が発生した場合に第2始動口12に入球させ、第2特別図柄で小当り遊技を発生させ第1特別図柄の変動を停止させてしまう。したがって、通常大当りに移行する可能性が高い演出表示であると第1特別図柄を短縮させて外れ図柄を表示させ、高確率状態に移行する可能性が高い演出表示時のみ大当り遊技を発生させることで、連続して高確率状態となる大当り遊技を発生させることが容易になってしまう。
そこで、確率変動中は第2特別図柄の変動時間を長くすることで、これを防ぐことが可能となる。
本発明の本発明の「遊技領域」が、遊技領域3に相当し、「第1の始動口」が、第1始動口11に相当し、「第2の始動口」が、第2始動口12に相当し、「大入賞口」が、大入賞口14に相当し、「第1の特別図柄」が、第1特別図柄に相当し、「第2の特別図柄」が、第2特別図柄に相当し、「当否判定手段」、「大当り当否判定手段」及び「小当り当否判定手段」がS55に相当し、「演出表示手段」が演出表示装置6に相当し、「変動制御手段」が、S515及びS595に相当する。
[実施例2]
図20は第2実施例の第1特別図柄当否判定処理のフローチャートを示し、図21は第2実施例の第2特別図柄当否判定処理のフローチャートを示す。
第1特別図柄当否判定処理では、主制御装置80は、特別電動役物が作動中か否かを大当りフラグに基づいて判断する(S850)。S850の判定が否定判断で、第1特別図柄が変動中でなく(S855:no)、確定図柄の表示中でもなければ(S860:no)、図8のS200に移行する。なお、本実施例では、S200〜S255の処理後、図21の第2特別図柄当否判定処理に移行する構成となっている。
また、第2特別図柄当否判定処理も、特別電動役物が作動中か否かを大当りフラグに基づいて判断する(S900)。S900の判定が否定判断で、第1特別図柄が変動中でなく(S905:no)、確定図柄の表示中でもなければ(S910:no)、図10のS350に移行する。
肯定判定(S950:yes)の場合は、確定図柄の表示を終了し(S955)、確定表示された特別図柄が大当りになる図柄か否かを判定する(S960)。肯定判断された場合(S960:yes)は、S965の特別図柄変動終了処理に移行する。
本実施例では、「一方の特別図柄」とは、第1特別図柄と第2特別図柄の何れかの特別図柄において、先に変動を実行する特別図柄をいい、「他方の特別図柄」とは、第1特別図柄と第2特別図柄の特別図柄において、一方の特別図柄の後に、変動を実行する特別図柄をいう。
図23のS1100において、第1特別図柄及び第2特別図柄のどちらか他方の特別図柄が変動中であるか否かを判定する。否定判定の場合には(S1100:no)、そのまま終了(リターン)となる。肯定判定の場合には(S1100:yes)、他方の特別図柄が大当り図柄又は小当り図柄の組合せであるか否かを判定する(S1105)。肯定判定の場合には(S1105:yes)、S1115に移行する。否定判定の場合には(S1105:no)、S1110に移行する。
S1110の処理では、他方の特別図柄の変動を中断する。この場合、他方の特別図柄の当否判定が大当り又は小当りの場合には、強制的に中断する。なお、主制御装置80からサブ統合制御装置83へと他方の特別図柄中断指定コマンドが送信され、その後終了となる。
S1115の処理では、他方の特別図柄の変動を終了する。この場合、他方の特別図柄の当否判定が大当り又は小当り以外の場合には、強制的には破棄して終了する。なお、主制御装置80からサブ統合制御装置83へと外れ図柄停止指定コマンドが送信され、その後終了となる。
S1020では、時短フラグが1か否かを判定し、1であれば(S1020:yes)、時短回数が0か否かを判定する(S1025)。時短回数が0であれば(S1025:yes)、S1030にて時短フラグを0にしてS1035に進む。時短フラグが1でないとき(S1020:no)又は時短回数が0ではないとき(S1025:no)はそのままS1035に移行する。
その後、S1050では特別電動役物作動開始処理を実行し、続くS1055で小当り開始演出処理を行うと、第1特別図柄の当否判定処理であるか否かを判定する(S1060)。肯定判断(S1060:yes)であれば、図21のS900へと移行する。否定判断(S1060:no)であれば、特別遊技処理を行う。
すなわち、図13のS665で大当りの終了演出中であると判定された場合は、第2実施例では、図24のS1150に進み、大当り終了演出時間が経過したか否かを判定する。大当り終了演出時間が経過した場合には(S1150:yes)、役物連続作動装置の作動を停止し(S1155)、条件装置の作動を停止する(S1160)。そして、S240及びS390で取得した次回の遊技状態で確変に移行するか否かを判定する(S1165)。確変に移行する場合(S1165:yes)は、確変回数を設定し(S1170)、確変フラグを1に設定し(S1175)、S1180に移行する。確変フラグを1にすると本実施例では特別図柄の当選確率が向上する。確変に移行しない場合(S1165:no)はそのままS1180に移行する。なお、確変回数は10000回が設定され、実質的に次回の大当りまでの確変の継続を保証する。
第1始動口11へ遊技球が入球すると、図25(a)に示すように第1左演出図柄90、第1中演出図柄91及び第1右演出図柄92が変動を開始し、遊技者は今回の演出を短縮する場合には、第2始動口12へ遊技球を入球させると、演出領域93の第2左演出図柄95、第2中演出図柄96及び第2右演出図柄97の変動が開始される。図25(b)に示すように左演出図柄が「7」で停止する。続いて、第2始動口12への遊技球に起因して、高い確率で小当り遊技へと移行され、第1特別図柄の平均変動時間よりも短縮された変動時間であることから、図25(c)に示すように第1中演出図柄が「7」で停止する際には、演出領域93の第2左演出図柄98が「2」、第2中演出図柄99が「4」及び第2右演出図柄100が「6」で停止され、「2」「4」「6」が3個並んだ様子を演出図柄表示装置6に表示することで、遊技者に小当りが当ったことを報知される。
第2始動口12への遊技球に起因して、高い確率で小当り遊技が当ったことにより、第1左演出図柄90、第1中演出図柄91及び第1右演出図柄92の変動が停止され、外れ図柄が表示されることから、第1右演出図柄が「8」で停止する。図25(d)のように「7」「7」「8」が3個並んだ様子が演出図柄表示装置6に表示されて、遊技者に外れたことを報知する。
第1始動口11へ遊技球が入球すると、図26(a)に示すように第1特別図柄に対応する第1左演出図柄90、第1中演出図柄91及び第1右演出図柄92が変動を開始する。遊技者は今回の演出を短縮させるために、第2始動口12へと遊技球を入球させる。図26(b)に示すように第2特別図柄に対応する演出領域93の第2左演出図柄95、第2中演出図柄96及び第2右演出図柄97の変動が開始される。
続いて、図26(c)に示すように、第1左演出図95柄及び第1中演出図柄96が「7」で停止しリーチが成立しており、第1右演出図柄92が停止する前に、図26(b)のタイミングで変動を開始した演出領域93の第2左演出図柄98が「2」、第2中演出図柄99が「4」及び第2右演出図柄100が「6」で停止され、「2」「4」「6」が3個並んだ様子を演出図柄表示装置6に表示することで、遊技者に小当りが当ったことを報知される。
図26(d)に示すように、小当りが当ったことで、演出図柄表示装置6において、第1特別図柄に変動を中断する小当り遊技が発生したときのみ表示される特別な演出が開始される。本実施例では、大当り変動が実行されている時のみ変動を中断する構成であるため、遊技者はこの特別な演出を見ることで、大当り遊技が実行されることを把握することが可能となる。特別な演出中は演出表示装置6の右上に、第1左演出図柄90が「7」、第1中演出図柄91が「7」及び第1右演出図柄92が表示され、まだ変動が継続していることを示している。
小当り遊技が終了すると、図26(e)で示すように、第2特別図柄に基づく小当り遊技終了後には、第1左演出図柄90、第1中演出図柄91及び第1右演出図柄92が演出図柄表示装置6の中央に位置し、第1右演出図柄92の変動が再開され、図26(f)に示すように「7」「7」「7」が3個並んだ様子が演出図柄表示装置6に表示されて、遊技者に当ったことを報知する。
[その他の実施例]
9:第1特別図柄表示装置
10:第2特別図柄表示装置
11:第1始動口
12:第2始動口
14:大入賞口
50:パチンコ機
80:主制御装置
82:演出図柄制御装置
83:サブ統合制御装置
90〜92:演出図柄
93:表示領域
94〜101:演出図柄
102:演出用キャラクター
Claims (2)
- 遊技領域に設けられた第1の始動口及び第2の始動口と、
開閉可能で入球することで賞球を得ることが可能な大入賞口と、を備え、
前記第1の始動口又は前記第2の始動口の入球に起因して当否判定を行う当否判定手段と、
前記第1の始動口への入球による当否判定の結果を表示するために図柄変動させる第1の特別図柄と、
前記第2の始動口への入球による当否判定の結果を表示するために図柄変動させる第2の特別図柄と、
前記当否判定手段は、前記大入賞口を開放させる小当り遊技へ移行するか否かの当否判定を行う小当り当否判定手段及び前記小当り遊技よりも多数の賞球を得ることが可能な大当り遊技へ移行するか否かの判定を行う大当り当否判定手段から構成され、
前記第1の特別図柄及び前記第2の特別図柄の結果に基づく演出表示を実行する演出表示手段と、
前記第1の特別図柄又は前記第2の特別図柄の図柄変動を制御する変動制御手段と
を備え、前記第1の特別図柄及び前記第2の特別図柄が同時に変動可能な遊技機において、
前記遊技領域は、
前記第1の始動口及び前記第2の始動口へと打ち分けることが可能となっており、
前記第1の特別図柄に基づく小当り遊技が発生する確率及び大当り遊技が発生する確率の何れよりも、前記第2の特別図柄に基づく小当り遊技が発生する確率が高く構成され、
少なくとも前記第2の特別図柄で小当り遊技に移行する図柄が表示された場合には、前記第1の特別図柄の平均変動時間より短い変動時間が選択され、
前記第2の特別図柄に基づく大当り遊技よりも、前記第1の特別図柄に基づく大当り遊技の方が遊技者にとって有利な内容となっており、
前記変動制御手段は、
前記第2の特別図柄で小当り遊技に移行する図柄が表示された際に、前記第1の特別図柄を外れ図柄で停止させることを特徴とする遊技機。 - 前記変動制御手段は、
前記第2の特別図柄で小当り遊技に移行する図柄が表示された際に、前記第1の特別図柄で実行されている変動表示が大当り遊技を発生させるものである場合には、前記第1の特別図柄の変動を中断し、前記第2の特別図柄に基づく小当り遊技の終了後に、前記第1の特別図柄の中断した変動を再開することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013139672A JP6349515B2 (ja) | 2013-07-03 | 2013-07-03 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
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